蘭馬鹿日誌2023年および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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20230416日

 更新を1年4か月もサボっていた。更新用パソコンが本の在庫に埋もれていたためだろうか。メッサ長いテキストをサイトの規約による容量制限に引っかからないように分割して整理する。なかなかめんどくさい作業だ。ただ、なんというか、自分のテキストを読んで味わいたいという変な欲求があるのである。

 

20230412水

 NHKでFIREについて解説していた。You are fired.というと「お前はクビだ」という意味だったと思うが、それにひっかけて「経済的自立による早期リタイア」にFIREを当てたのはいいセンスだなあ、と思った。

 投資でうまく稼いで十分な金を得たら支出をコントロールしてのんびり生きるというのは望ましく感じる。ただまあ、お金稼ぐのってとっても大変だったなあ、という実感があるので、投資でたくさん儲ける、ということに危ういものを感じてしまうのはジジイだからだろう。

支出は結構少なくなってきている気がする。じじいだし。子供らは独立しちゃったし。学費も家賃もない。

仕事辞めて何をしようかというところも重要なポイントだ。正直、旅行とか、食べ歩くとか、ゲームするとか、読書するとか、散歩するとかを休日にやったところで、そんなに楽しく感じない。

職場の同僚にとても自分ではいかないような異国のカレー屋に連れて行ってもらったりしたときに、なんというか満足感が高い。自分ひとりだったら、腹が減ったら適当なものを食ってすますだろう。遠くに行って飯を食うのが面倒。飯を食うのが一日仕事に感じる。なんかだるい。

オランダのデンハーグをてくてく歩いていた時に、美術館があったので、入って眺めて帰ってきてから、そこにフェルメールのあの耳飾りの女の絵があったそうで、「いやみたかなあ?」と悔しがっているくらいだから、海外旅行の適性がない。海外に行ってまた行きたいと思うところがない。行ってみたいところもない。

趣味で欲しいものはほぼない。オークションサイトで欲しいものはとてもやすく調達してしまったような。

したいことは、農地の拡張かなあ。隣の空き地貸してくれないかなあ。コメとかつくってみたいなあ。

お金持ちをうらやましいと思っていたのは20代くらいまでだったろうか。お金は必要なことにしか使えないというのがケチの結論である。だから贅沢が楽しくない。「タワマンには30秒でゆける畑がついていないのに値段が高い。いらん」「フランス料理のコースはうまいけど、拘束時間ながいので、たまにはいいけど、飯は軽めにすませたい」「塾は、本買って自分で勉強したらええのでいらん。通う時間がもったいない」「スマホはなくてもやってゆけるし、不便を感じないのでいらん」「ディズニーランドは1度行ったら納得した。家族の行楽にはむしろ昔あったようなチープな遊園地のほうがよいおもいでだったりするのよこれが。これが少子化の原因だったりしてなあ」「推薦で私大いって奨学金という借金しょって世の中に出るのと、メッサ勉強して国立いって借金なしで就職するのと、どっちがお金が得って、後者だよね。ケチなら勉強しよう」「パソコンは10万くらいする電気屋のチラシをみるけど、ヤフオクでジャンクノートパソコンは3000円くらいで、SSD2000円、メモリ増設900円、Win11とかインストールして普通に使えている」

お金は大事なものだから独特な緊張感を生み、将来の不安とか、いろいろな妄想を抱かせるものらしいけれど、本当に自分に適したこと、必要なことは何だろうか、と考えてしまう。

ひどい職場環境が世の中にはあるから、働きたくない気持ちもわかる。なんとか自分に適した仕事を得られたら、それはそれで幸せなことだと思う。仕事をしていない自分よりは、仕事をしている自分のほうが、体がよく動いて調子が良いように思う。通勤時の読書のほうが、休日家で読む読書より楽しさが強いように感じる。

 

 

20230408土

 神戸でらん展をやっていたそうなのだが、なんか出かける元気がなくて、いつものスーパーに買い物に行っていた。

 

 畑正憲さんが亡くなったそうである。テレビ番組はあまり見ていなかったのだけれど、この方の著作は大変心を動かされる名作がおおくて、43冊も読んでいた。多くが実話とのことで、とてもよい読書体験をさせていただいたと感謝している。テレビのムツゴロウさんもすごいのだろうけど、そこにいたるまでの人生について本に詳細に記録されていた内容がとてもすごかったという印象がある。ライトノベルばかり読んで、こういう強烈な本を最近読んでいないのは人生もったいないのではないか、と思った。人間楽な方へ進んでしまいがちなのか、挑戦はしているつもりなのだけれど、読書はゆるーいものばかり読んでいる。強烈な人生に触れる機会が減っている。

 

自衛隊のえらいさんが乗ったヘリコプタが原因不明の墜落をしたそうである。乗っていた10人のうち8名はお偉いさんだそうな。そんな偉い人が最前線でヘリに固まっていてよかったんだろうか。レーダーから消える2分前まで何事もなく地上と交信していたという。台湾有事が懸念されているこのごろなので、「ひょっとして・・・」と思わないではない。

 

20230404火

一年間特別な予算を充当されたプロジェクトが終了した。この技術開発では、もともと日本のお家芸だったものが、今日じり貧になっており、その技術を再興することを企図して行われていた。世界シェアのトップを握るかの国の技術は世界の追随を許さず、強大である。正直勝てる気がしない。あっちは日本の国家予算並みの研究開発費であらゆる技術を開発している。こっちは、実験室の電気代の心配をするほど予算が年々減ってきた。そんな弱小部隊を小予算で投入して世界が獲れるような材料を創成せよってまあなんて無理ゲー。まあ研究は誰がやっても宝さがしか。

よくYouTube動画でみる国際情勢を語る方々は、かの国をなめた論調が多い。かの国のうまくゆかなくなった部分に焦点を当てて動画を出す。視聴者がそういう動画を好むからである。彼我に差があることを確認して、安心したい、油断したいのだろう。それってかえってかの国の手先になっていたみたいなもんだったんじゃないだろうか。私もなんとなく日本国内で聞くその論調にどっぷりつかってきたわけで、ある意味慢心していた気がする。実は、かなり水をあけられているように思えてきた。我々がじつのところやられ放題にやられてきていることから目を背けてきた。日本がなぜ儲かってないかといえば、ほとんどの仕事をかの国に持って行かれたからだ。「人件費がやすいからだ」というが、「いや、技術革新をやっているからだ」とは言わない。ものづくりニッポンのプライドがゆるさないらしい。捨てろそんなもはや実のない古いプライド。

世界の基軸通貨は、この100年変わらなかった。金の裏付けだったり、石油の裏付けだったりでうまいこと転がして世界から投資や富を吸い上げてこれた。この度、かの国の通貨で石油がやり取りされるようになっているそうである。世界は二つに割れつつある。資源を持った独裁国家の集まりと、成熟すぎて老化した民主国家の集まりである。あと五年でGDPの1位が入れ替わるという。最近話題のAIの研究論文は2位の4倍も出しているそうで、2位以下のすべてを集めてもかの国には及ばないそうである。基軸通貨は、大きな技術革新をなした国が覇権を握るそうである。今日までの覇権国家は、虚業にいそしんでバブルを膨らませ、経済的な不調の兆しをみせている。実業をかの国に明け渡し、その安い製品を享受してきたことで、国内の実業が細り、一方で虚業が助長されたのであろう。袂を別つ行動をとって、己の首を絞めることになっているようだ。えぐいインフレ⇒インフレ抑制・金利を上げる⇒金融の不安定化。こういう流れを読んで巧妙に用意されていたように今にして思う。孔明みたいな人がいるのだろうか。そういうことが見えてくるにつれて、まるで世界がぐるんとひっくり返ったような気がしてきた。ニッポンはまだ平和でいいなあ。なんかすごい時代になったなあ。まあなんにせよ、己のできることをやってゆくよ。

 

 

20230403月

田舎にもっていって持って帰ってきた自転車について、いつ頃かったのだろうと小遣い帳を検索してみた。2011年9月1日に15650円で購入していた。12年前か。小遣い帳12年前もつけていたのね。この自転車で当時高校生の息子と往復100qをこいで、大阪日本橋まで往復したのだった。息子は今年から社会人である。人生どんどん時間が経つなあ。

昨日畑に大根を植えて水やりをするのに川に水を汲みに行ったところ腰に違和感を感じた。本日は久しぶりに腰痛が出ている。ちゃりで腰に負担が来ていたのだろうか。ちゃりは腰のために乗るつもりだったのだが出鼻をくじかれたなあ。

 

20230401土

 先週の息子の引っ越し支援で、以前田舎に置いてきた自転車を引き上げてきた。昔アマゾンで1万円少々で買ったドロップハンドルのちゃりである。タイヤがフラットになっていたので、空気入れで空気を入れると乗れた。お散歩コースの一番遠いところをチャリンコでめぐってみた。7qほどだったが、久しぶりに乗るチャリンコというのは大層速いもので、30分ほどでまわってこれた。ジジイの反射神経では事故ったときにくたばってしまうとおもった。気を付けておとなしく走ればよい体力づくりになるだろう。

 

 畑の小松菜、大根などから塔がたってしまったので、ひっこぬいた。食えそうな部分、菜の花のつぼみなど、折ればぱきっと気持ちよく折れる部分は食えるそうで、そういう部分を収穫しておいた。

 

 流行った曲に「星座になれたら」というのがあって、いい曲だとおもうのだけど、「1番星」で、「何億光年離れている」天体がでてくるのよ。なんで誰も突っ込まないのか。これがニッポンの理科離れなのか。なんかもう物理法則からしてちがう異世界の話なのだろうなあと思った。我々の住む地球では、肉眼で見える星は3000光年以内に存在しているそうだ。星以外だと、肉眼で見える最も遠い天体は、250万光年離れたアンドロメダ銀河だそうな。星が1兆個くらい集まったアンドロメダ銀河は、満月の5倍の大きさに見えているそうだが、みたことはない。1億光年と250万光年は、40倍遠い。アンドロメダ銀河の明るさは、40倍離れると、1600分の一くらいになってまあ見えないわなあ。1億光年くらい離れた遠い銀河はちょっと気合の入った天文台じゃないと観測できないだろう。そんなわけで何億光年離れた1番星くらいの天体というのは、どのくらいのエネルギーを放出しているのだろうかと、歌を聴きながら考えてしまったのであった。アンドロメダ銀河が3.4等星とかだと、一番星くらい明るいというのだから、金星のマイナス4.4等とすると、7等級くらい明るい。1等級あがると2.5倍明るくなるので、2.5^7=610倍明るい。そんでもって、1億光年の距離のものを250万光年まで持ってくると、1600倍明くなる計算になるので、1600*610=976000倍アンドロメダ銀河を明るくしたような天体ということになるか。やべえな。めっちゃたくさんの超新星が爆発しまくってる銀河ちゅう雰囲気だ。そんな銀河に住むのは嫌だが、そんなすげー天体って宇宙にあるのだろうか。

 

 少子化の本質って、@自己愛(自分が一番かわいい)が増して、A世間がそれを助長し、➂世間の包容力も低下して、C人間が鍛えられずに各人の人間力が低下して、D他者を愛する力が落ちて、男女が互いを求める力が低下した、ということなんだろうなあ、と考えている。言い換えると「昔は厳しかったので、男女で支えあわないとしんどかったんだよ」という感想。これって個人の感想。

 今は、「スマホやりまくって勉強しないし、借金して高い学費の学校ゆくくらい余裕ぶっこいてるし、ブラックな会社なんかやめりゃいいんだし、スマホがあれば異性なんかいらんっしょ」って感じて生きているのだろうか。「ええ?それやばくね」ってジジイは思うし、どうも国家としてもやばいって考えて対策をだしているらしいんだけど、当事者は国のせいだと思っているフシもある。

「いや、若い人たち、真剣に恋愛とか結婚とか子育てとかに向き合っているように見えない。人間力が低下して、恋愛にすらこぎつけなくなっている」とかなんとかいろいろいっても「近頃の若いもんは」とエジプトの昔からある年寄りの愚痴だとおもわれるだけだ。「人間力」ってのは、まあ昭和の感覚で物差しを当てているのだろう。本当は、今の若い人たちの今なりの良しあしの価値観が存在しているのかもしれない。エジプトの昔からの人類の歴史からみて、今日が決定的に違うのは、やっぱり子供が少ないのよ。まあ人間スマートになって、昔みたいに女性に我慢を強いるんじゃなくて、お互い納得してだんだん人数がへるってのはまあしょうがないかと思う。ジジイとしては、あんまり若い人に負担を負わせないようにはしたいかなあ。

 

 

 

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