蘭馬鹿日誌2003年3月および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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3月31日(月)Lc.Love Knotの蕾は4つ

Lc.開花ラッシュの締めくくりはLc. Love Knotのようで、作上がりの蕾4つがでてきた。4月7日頃の開花だろう。Lc.Sakura Candyの花は3つのうち2つが先週で終わり、39日間を記録した。新芽も2つ順調に大きくなっている。

なんやかんやでLc.が一番我が家では多いかも知れない。小型で場所を取らず、くっきりした花が比較的長く咲いているのでつい買ってしまうのである。どれもこれも相当寿命が長い植物らしい。小さい鉢で枯れないのだからよほど強い植物でもある。

Phrag. Andean Fireは花茎が5cmくらいになったものの蕾の見分けはまだつかない。Pot. Hawn Yuan Goldはシースの中の陰が大きくなっているのかなっていないのかわからない微妙なところである。

掲示板にあった蘭屋さんについての記述があるという「紫蘭(むらさきらん)の花嫁」乃南(のなみ)アサ著を古本屋をめぐって100円で買ってきた。これから読む。どうもこれは推理小説ではないだろうか。SF、歴史、時代、文学、あれやこれやと好きだけれど「推理」だけはぼっかり抜けているのだった。コロシが出ると苦手でねえ。それにしても蘭が絡む小説はきわめて少ない。どうしてこれほど少ないのであろうか。

3月30日(日)Den. Formidibleに花芽が出た

毎週恒例の水やりをしているとDen. Formidibleに花芽が出ているのを見つけた。バルブも昨年のものより大きく、花芽も6カ所あり昨年の4カ所より多く期待がもてる。カトレア扱いでカトレア並の大きな花がかなり長い期間咲くという結構な品種である。幾分クール系の蘭らしいが、昨年の夏はうまく越している。

庭用のエビネを探して「オージョイフル」というホームセンターに行った。そこでビフレナリア属のハリソナエとおぼしき蘭が5号プラ鉢で売られていた。花が大きく独特なよい香りである。780円といえば安いが、以前から「名無しのLyc.岩国」がこの種らしいと見ているため手を出さなかった。また、ウチョウランの球根298円、トキソウが980円であった。エビネ類はなかった。エビネは思いたっても手に入りやすいものではない。

近所に山野草を扱う園芸店「花信」があった。ここならあるかも知れないと思っていってみると3cmほどの花芽2本付き「地エビネ」300円というのがあったのでこれを買った。すでにあるエビネは580円交配種とあって、いままで原種扱いしてきたのであるが、それも正しくないので気にしていた。これで原種のエビネを見ることができる。

山採り石斛200円なんてものまである。コクラン500円などもあったが昨年あったウチョウラン300円は見あたらなかった。まだ早いらしい。この店はバニラといいウチョウランといい安くて面白いものがある。

3月29日(土)Masd.Andean Fire, Phal.「有馬」開花

毎度馬鹿な作業ばかりしているが、開花数を日付ごとに調べてみると今年度のピークが3月前半にあったことがわかった。開花株数が3月3日にこれまで最高の27を記録し、3月10日まで何日間かその数字を維持していた。現在は20にまで落ちている。27株(全株数の16%)も一体どこで咲いていたのかとおもう。晩秋にもう1つのピークが来る。昨年は11月30日に13株を記録している。極小は9月1日に1株だけだった(防災の日(^^;)。

来月の開花予想:Phrag. Andean FireLc. Love Knot Cirr. westrandianum、ウチョウラン、というあたりが堅いところである。来月の二桁開花は難しいのではないだろうか。

購入をメールで申し込んでいたDen. aphyllumについて返事が来たので注文した。なかなか出会う機会がなかった有名原種である。

先日「ガンセキラン」を購入したホームセンターコメリが30kmという近所に開店した。そういえば先週明石のチェーン店で猿面エビネが安かった、と思ったらもうたまらない。早速行ってみるとそういうエビネ類はなく、スズキラン園が卸している珍しい蘭(メガクリニュームやらキクノケスまであった。キクノケスは最初この表記を見たとき「菊之介」だと思いこんでしまった)がけっこうあった。セルレアとついた青い花の写真カード付きのLc. Aloha Case970円。少々高いと思いつつも「セルレア」という花を見てみたいと買った。やっぱり増えるなあ。

昨日に引き続き同じ種類のもう一鉢Den.White Rabbitをかみさんに倒され、大きな新芽をぽっきりやられてしまった(新芽をぽっきり事故は思えば蘭を扱うようになってからやった記憶にない。花芽は1例ある)。なぜこのような事故が頻発するかと言えば、開花株であるため人間に近いところに不安定な鉢があるのと、例年になく新芽の成長が早いということがある。購入した年は4月末に出てきたのであるが、今年は1ヶ月早い。時期的に十分リカバー可能であるが惜しいことをした。重ね鉢をしてこけるのを防ごう。

Masd. Angel Frost Highland AM/AOS(Masd. veitchiana ×Masd. strobelii)はうちで始めてまともに咲いたマスデバリアである。やっとの思いで花1つ咲いた。昨年も購入後蕾が出てきて咲いたのではあるが、それは購入元のらん園の仕込みがよかったからである。購入したらん園はあの2003日本大賞「延原洋らん園」であった。

マスデバリアはなんとクールオーキッド様ではないか。リカステが咲いたのはまぐれかと思っていたが、この調子ならミルトニアやディサも咲くかも知れない。マスデバリアと胡蝶蘭が同じ環境で同時に咲いているというのはなかなか面白い。

3月28日(金)Phal.「有馬」開花、は明日

早々と開花件数40件に到達である。「作戦は予想以上に早く進行中」といえる。おかげであまりにも記録が煩雑になり、「蘭の一年」のカレンダーファイルが500kBにもなってしまった。これでは四半期ごとに新しいファイルを作る必要がでてきた。

Phal.「有馬」は昨年購入したピンクの胡蝶蘭である「ロイヤル」よりは薄い色をしている。今年開花した胡蝶蘭では10番目になる。

マスデバリアとシンビジウムが今月咲きそうである。

家のカトレアをみると、18日に咲いたLc. Aloha Case #32’× C. intermedia var. delicateがもうしおれ始めている。世間的には「花は保って10日」ですむかも知れないが、カトレアは置く場所で開花期間が3倍にも4倍にもなる。10日は短すぎる。57日花が保ったカトレアの環境は、@温度:最高温度23度、最低温度11度。A湿度:50ないし60%、B風:天井エアコンの風がある。C光:窓から離れており、当たる日差しはごく弱い。D広さ:一般家庭よりは広い(たぶん30畳ぐらい)、であった。この環境では35日以上間咲いているカトレアがほかに4鉢あり、ジゴペタラム45日、シンビジウム50日以上、デンファレは104日!咲いている。早くしおれたカトレアの環境は、まだ計測していないのでわからない。開花日数は環境に大きく左右される、ということだけはよくわかる。日が当たるというのは花にはダメージが大きいように思われる。

デンドロの結構大きい新芽を息子に折られてしまっていた。近くにある本を取ろうとして引っかけたらしい。いままでこの手の事故がなかったのが不思議なぐらいである。また、姉弟で小さいぬいぐるみをなげっこしていたものがバンダにぶち当たるのを目撃した。疲れてかえってきたおやぢにはぎゃーぎゃーうるさいのもつらい。早く新学期になればいいのにと思う。

マスデバリアがほころんで来た。ビロード状の鮮やかなオレンジ色が見える。

ウチョウランの花芽が出てきたように見える。草っぽいようでじっと見ていると実にいい感じだ。根本で株を包んでいる袴状のものがあり、茶色の縞があるのが実に渋い。ウチョウランはかわいい花が実に長い期間咲き続ける。お値段も300円と安かった。はまる人がいるのも納得の蘭である。

3月27日(木)Lc. Love Knot Sato に花芽が

Lcの有名株ラブノットの葉が開き、中に蕾が3つみえた。開花まであと2週間程度かかる。2001年に開花株をいただいて以来、咲くのは2回目だ。決まって春に咲く。他の時期にも咲いてくれないかと思うが、その辺は融通が利かないようである。夏に大きなバルブが出たので期待したのだが、何も出なかった。この花は2つに折り畳んである葉が開くと中に蕾がある、という咲き方をするタイプである。新芽がある程度大きくなると蕾でぷっくりと膨らんでいるのが外からわかるほどである。このタイプはほかに3株ある。

カトレアの花の出方は、シースタイプ、葉くるみタイプ、花芽細バルブタイプと大体3つに分かれるのであろうか。エピデンドラムやブロートニアまで幅広く親戚がいるため実にいろいろなパターンの咲き方をする。

バルブが出たら必ず咲くというLc.も多い。そういうのはバルブに花茎を切ったあとがたくさんあるのでそれを見て買う。

このところカトレアが咲き続けているが、いつからカトレアが咲き続けているのか調べてみた。2002年の10月25日にLc. Special Ladyが咲いたのを皮切りに、引き継ぎながら現在も咲いている。だが、このあとの布陣を見るにカトレアだけで一年中咲かせるのは難しい。

ランを咲かせ続けて何日になるのか気になったので調べてみると、2001年9月10日以来本日で564日ランの花が咲き続けている(無事故記録みたいな(^^;)。今年の夏にむけて咲くものを仕入れておかないと記録がとぎれるかも知れない。

3月26日(水)V. Sansai Blue Blue Jade に花芽が

「青ヒスイ」という意味の個体名を勝手に付けてみた。Blueがだぶって据わりが悪い。別の色の名前をまた色見本から探してこよう。ヒスイから生まれた「おんぶおばけ」でもいいかと思ったが、あまりにもひねりすぎなのでやめた。

名前に当たる個体名は勝手に付けてもいいのである。もっともすでに個体名がついているものはみだりに付けられるものではないのであろう。

電球にてりてりと明るく照らされて新葉が美しいV.SansaiBlueを見ていて、もしやと思い裏側を見ると花芽がにょっきり出ていた。ついこの間まで咲いていたのでこれほど早く、しかもまだ寒い時期に花芽が出てきたので驚いた。咲けばいつも素晴らしい花が咲く(次回で我が家での開花は3回目)。

昨年花芽を見出したのは6月1日だった。2ヶ月も早い。このままだと年3回咲くバンダということになってしまう。それにしてもすごい株である。しかしなにやら花芽が出る位置がだんだん上にずれているように思われる。葉の出る頻度よりも花芽の出る頻度の方が高いように思われた。ということはそのうちしばらく咲かない時期が来るのではないだろうかと思ったりした。咲けば1ヶ月は室内である。7月に咲くと成長期というか日光の稼ぎ時なので、まだ気候が涼しい5月に咲くほうがましかもしれない。

このバンダが電球とファンに最も近い。太陽光線には及ばないが、そこそこ暖かい光を受け、そよ風を常に受けている。根の動きはないが、葉がしっかりでてきている。電球・ファン栽培の成果であろう。

開花したLc.PriPriのリップは素晴らしい色をしている。部屋が暖かいためかガクヘンが反り返っている。

スタンホペアの植え替えをした。5号鉢の底を抜いたものに植え付けていたのであるが、どうも扱いが難しくなりそうなので週末に買って置いた405円の木枠バスケットにいれて水苔で周辺を固めた。でかいバスケットである。株分けしてもなお大株なのである。新芽があるのが見えた。日数は短いが印象深い強烈な花が咲くので有名である。香りが強烈で、虫がとまったときに香りでくらっ、ぽとっ、と落ちるときに花粉をちょうだいするという。ほんとかなあ。

先日ハベナリアの植え替えをしていたが、その際出てきた廃棄予定の水苔のなかから別の塊根が発見された。これを別の植木鉢に植え付けた。思いがけず鉢が増えてしまった。

次の開花は胡蝶蘭「有馬」であろうか。あと1株で40株の開花になる。

3月25日(火)Lc. Pri Pri Yuki開花

おやぢともなると、こういう名称からはちょっとあやしい想像をしてしまうのだった。

「マイカイ‘マユミ’」なんてのはあまりにもたくさん出回っている。もとは1株だったなんて信じられないほどあちらこちらでみかける。世間には「マユミ」さんが猛烈に多いので

ノリト  ハセガワ」というのは有名原種のマリポンセとアリメニアカムの交配種で花があまりにも立派で有名になってしまったため、しょっちゅうこの名を聞かされる。こういう名花を作出するともう永遠に名前が残ってしまう。このことはつまり、すごい原種が見出された場合はそれから交配種を作れば不朽の名を残すことができる、ということを意味している。フラグミのベッセーが日本に入ってきたときに100万円という値段が付いたのも理解できる。フラグミ・コバチはいくらで入ってくるだろう。なにやら名前が体操ワザみたいだから、日本で「ムーンサルト」とかいう名前を付けられたりして。3属以上だかを交配すると、作出者の名前に-araをつけるものが多い。山田さん、岩永?さん、米沢?さんなどである。山田さんは「やまだあら」となるのかと思えば「やまだら」になっている。

ほか、女性の名前が多いのは「ランおやぢがかあちゃんこわくて、機嫌をとるために付けたのではないか」と見ているのだがどうだろう。

Den.Pramortが花2つのこしてまだ咲いている。開花が11月14日なので今日で132日目(4ヶ月半)だ。残った花は一体何日咲いているのか。満開になった日付が12月14日とあるので、今日まで102日間咲いていたことになる。しらないうちにデンファレ「宮島」の持つ連続開花日数記録89日間を大幅に更新していた。色も姿も100日間でなんら変化が見られない様に思える。両脇のカトレア2鉢はそろって37日間しっかりと咲いている。不思議だ。

Epi.「キャンディベル」の高芽採り分け株がもらわれていった。いい株だった。高芽をとるやいなや昨年の9月ごろだったか咲いて、またこの2月頃咲いて、かわいい2号鉢に一生懸命咲いている姿がよかった。しかもまた高芽を出してまあ。今月はこれで9鉢送り出した。嫁ぎ先で元気に増えて欲しい。

3月23日(日)Phal.「池袋1」明日開花

家の胡蝶蘭(たぶんDtps. City Girlに近い)がほころんできた。明日開花である。電球加温の最低温度8度のリビングでの開花である。おとついの朝外では氷が張っているというくらい寒かったのであるが、ワーディアンケースを用いず、リビングでの開放した環境における電球加温の有効性が示されたと考えていいのではないだろうか(夏の株づくりで自力があったからではあるが)。マンションなど集合住宅で可能とされてきた胡蝶蘭が栽培が、一戸建てでも可能かつ容易になってきたのである。

胡蝶蘭の季節である。早いものは1月から咲いており、あれやこれやがリレーで咲いて7月以降まで咲いていることだろう。昨年は5月から11月まで咲いていた。胡蝶蘭はラン好きにははずせない花ではないだろうか。

本日たまたま見た園芸番組で胡蝶蘭が取り上げられていた。買ったりもらったりした株の取り扱い方、越冬の方法、花後の植え替えなどが紹介されていた。よく見る寄せ植えはプラポット入りの株が寄せてあるだけで、分解して1株ずつ植える。植え替えでは鉢の中身を下から半分ばっさりやってしまい、鉢に入るサイズまで根をちょきちょき切っていたのをみて驚いた。「ぽきぽき折って鉢に入れ込むのはまずい、むしろ切ってしまってすっぽり鉢にいれるほうがよい」とのことだった。時期的に温度が高くなる5月ごろの植え替えを想定しているため「なるほどさすがプロ」という示唆を含んでいる。「折ってはいけない、むしろ切れ」にはおぼえがある。私が「根は大事にしなければ」、と丁寧に水苔をとり、根をぽきぽき折れる音を聞きながら小さめの鉢に植え替えた胡蝶蘭は弱ってお亡くなりになり、同じ寄せ植えの兄弟株を経験の全くない同僚が4号の大きな鉢にすぽっと植えたものは先週見事な花を咲かせている。想像だけれど、肉厚で水気たっぷりの根が折れるとそれが腐って病気に付け入られるから株が弱るのではないだろうか。

「暖かければ根はすぐ再生する」という言及もあった。昨年の4月27日に200円で購入したミニ胡蝶蘭は水のやりすぎからか根腐れで根がほとんどなかった。それでもちゃんと立ち直っている。それやこれやで思うのは、今こそ胡蝶蘭を始めるには絶好な時期である。良さそうな花を付けた見切り株が安く出てきている。これを買ってきて花茎を付け根から3節と2cm残して切り、5月に植え替えれば7月頃にまた花が見られるのである。「池袋1」も2001年2月24日に手に入れた寄せ植えをばらして2001年の5月に咲かせたものである。春からの胡蝶蘭は強い。

ハベナリア・ロドケイラの植え替えをした。地生ランはなにやら鉢の中でとろけてしまっているような不安を感じる。いつまでもなにも出てこないので業を煮やして開いてみた。毎年植え替えよ、という記述をみたような気がする。塊根を毎年更新するタイプなので、古い塊根が腐って新しいものまでやられてしまったのではと心配になったのである。開いてみるとまずしなびて黒くなった塊根が出てきた。これだけか?、といやな気分になる。しかしよく見てみると長細い水苔をまとったミニミニサイズの長芋のようなものがあった。なにも出てきていないからまだ休眠中なのだろうと思い、水苔でくるんで2.5号鉢に植えた。

同じく地生ランの白花シランを気にしていたのである。植えた場所をよく見てみると3つほど芽がでていた。やれやれ、一安心である。

ガンセキランもふにゃふにゃのポリポットからお古の素焼鉢3.5号に植え替えた。

3月22日(土)けちけち蘭おやぢ会議

ご近所に実家のある伊東氏がこられた。第三回けちけち蘭おやぢ会議である。春からの栽培やら、種々の情報交換を行い、近くの山に春蘭の自生地を見に行ったりした。春蘭はまだ蕾が大きくなったところで開花したものはなかった。注目していた個体で蕾の大きなものがあったが、今回見に行ったところ葉をすべて意図的に途中から切られており、この個体に誰かが注目していて何らかの処置をしたものらしい。春蘭茶にねらわれているのであろうか。

達人ゴンベッサ氏のありがたい示唆により二人して苔を探して歩いた。なるほどこれなら植え込みに使えそうという苔が結構あることがわかった。われわれの栽培規模なら買った方が楽というところではあるが、こういうものも使ってみたい。また、杉皮をひっぺがしてきた。山には蘭のコンポストがけっこうありそうだ。

伊東氏は庭に植える地生蘭に注目しておられ、ホームセンターコメリの「ガンセキラン、猿面エビネ、黄エビネ、地エビネなんてのがごっつう安うでてましたでぇ」という情報にコーフンしておられた。なるほど庭で毎年春蘭やらエビネが咲いたら楽しいだろうと思う。

また、3つもあったうちの1株であるBlc. Mount Sylvan新芽つき、なかなか立派に咲いたけれど名無しのCattraya?.宝塚Den. Maloflake× Malonesの分け株、須和田農園のAngcst. Paul Gripp × Lyc. aromaticaのバックバルブをもらってくださった。

一気に減ってありがたいところであったが、バニラの株分けで1鉢増えてしまった。50cmのヘゴ板の柱を鉢かけを多数詰め込んで垂直に立てた。

新芽がしおれる異常が見られたOnc.の植え替えをした。余勢を駆って名無しミルトニアを植え替えた。前からぐらぐらして見栄えが悪い黒いバークだったが、ばらしてみると臭いも悪く、中心部は水苔だった。根はよくまわっていたようである。新芽はしっかりしており、これを大きくすればなかなかよい花がみられそうだった。新芽が上に向くようにすると昨年の大きなバルブは傾くが、そのように仕立てた。

3月21日(金)明幸園

1月26日以来の明幸園であった。実は「ヘゴ棒」を欲しいと思っていたのである。いよいよ冬越しに成功しつつあるVanilla planifolia Variegataが伸びて株分けの必要が出てきたためである。バニラは高温性と聞いており、15度以上を必要とする様なことを聞いて生存が危ぶまれたが、電球だけのリビング(最低気温7度)でごく健康な状態で越冬できたようだ。このバニラの葉は素晴らしい色つやをしている。緑に黄色のしましまで、ロウ質のつやがある。冬の間も成長を続けたのか、購入時より20cmほどつるがのびている。つるは先端が5つみえる。ヘゴ棒争奪戦に負けたつるがたらんと垂れてきたので新しいヘゴ棒を支えにして植え付けてやろうと考えたのである。このヘゴ棒が長さ50cm、3cm角2本で230円だった。実に安く感じる。

このほか、スタンホペアのための大型バスケット、大小の素焼鉢23個、シンビジウム用土、水苔などを購入した。

肝心の蘭のお買い物はすっかり冷めており、なかなか手が出ない。見切り品が少ないというのはあったが、新味のある属が出てこないことや、探しているPhal.ビオラセアやC.ワルケリアナが見られなかったことなどで買え控えた。1つだけ2号鉢のソフロレリアは恐ろしく小さくて花なしで見栄えがしないのだが持っていない人口属で300円と安かったので購入した。しかし、明幸園は1800円でシルシフロラムの開花株や、800円のシレリアナの開花株など、ほかさまざまな原種の開花株が安くでていてやはりすごい店だと思う。 

その日あまり縁のないコメリというホームセンターに入る機会があったので園芸コーナーを見ているとエビネ、アツモリソウ、オサラン、プレイオネなどの地生蘭が売られており、ガンセキランが安く出ていた。ファイウス属である。598円は安い。買うときに「育てられそうか、情報は十分にあるか」などあたまの中で確認しながら買った。以前クマガイソウで痛い目にあっているからである。

3月20日(木)

Phrag. Andean Fire (linleyanum x besseae)が花芽を出してきているようだ。ちょうど一年前神戸ラン展の内覧会で村上園芸にて購入したものである。

花芽は最初葉のように見えたが、根元に茎がついていた。

ラン科はラン亜科とアツモリソウ亜科に大きく分かれている。目にするほとんどのランがラン亜科に属しており、アツモリソウ亜科は少数とはいえパフィオペディラム属、フラグミペジウム属とアツモリソウ、クマガイソウなどを含むシプリペジウム属が含まれており、熱狂的な愛好者が多い。フラグミペジウムは南米に生えており、東南アジアに生えているパフィオペディラムとは地球半周分も離れているのに遠縁にあたるらしく、交配ができたというような記事を見たことがある。そういう手持ちのランの中ではめずらしいよくわからない部類のランであるため注目している。けれど1年つきあってみてわりあい育ちぶりの確かなランだと思う。パフィオやカトレアを咲かせられるのであれば問題なく育てられるランで、おすすめだと思う。この交配種の親になる原種のPhrag. besseaeはランの中では比較的鮮やかな赤色をしたあこがれるような美しい種だ。この原種はすこし難しいようなことを聞いたことがある。もっとも最期まで期を抜けないのであるが。本日より環境がよいところに場所を移した。

3月19日(水)

まもなく開花件数が40件になる。うち16件が育てて初めて咲いたものだ。

開花に何が重要かと振り返って思うに、日光を相当稼げたからではないかと思う。現在の開花は昨年夏の蓄えに寄るところが大きい。蘭がなにを蓄えているかと言えば、光合成で蓄えたエネルギーを炭水化物やそれに窒素を取り込んだ体組織の形でもっているからだろう。少々わるい環境でも蓄えがあればやってゆけるのか、胡蝶蘭やデンファレをたびたび7度という寒さに遭わせてしまっているが、昨年よりも枯れるものが少ない。体力があるのは、夏の間によく日に当てて株を作ってきたからだろう。それが開花にも反映している。

日光、水、養分、風の順に重要といわれている。他の要素は比較的制御しやすいのであるが、日光となると土地や天候だけでなく、育てる人間の工夫によるところが大きい。

確かに昨年の生育期は一昨年よりもよく日に当てている。庭に広い面積をとり、棚をしつらえたのである。遮光も注意深く行うとともに、葉やけで葉を損なわない程度のぎりぎりまで日に当て、風にもよく当てた。これに味をしめて春からさらに受光量の多い棚を作る予定である。昨年は葉が触れ合うほど狭かったが、今年はゆったりと置きたい。

3月18日(火)Lc. Aloha Case #32’× C. intermedia var. delicate開花

昨夜Lc. Aloha Case #32’× C. intermedia var. delicateが開花した。年4回開花はならなかったが、むやみと頻繁に咲くカトレアである。香りもよい。別バルブから次の蕾が出ている。これで今月も2桁開花である。

本日は開花中のDen. Spring Harmony 'Harp' IIを人様に差し上げる予定である。今月はこれで4鉢送り出した。

デンファレPramort(仲里園芸)は126日目になるがまだ花2つが元気そうだ。花があるのに新芽が出てきている。今年はデンファレ類の芽吹きが1ヶ月以上早い。早ければ早いほどより早い開花が期待できる。8月の後半頃に花が極端に少なくなる時期があるのでそれをデンファレで乗り切りたいと考えている。

マスデバリア「明幸園」の蕾が途中でストップしてしまった。温度、湿度、日当たり云々のバランスだろう。マスデは研究が必要なようだ。

3月17日(月)Phal.「池袋3」開花

 Paph.ディレナティイは花びらはしおれつつもスリッパ部分はまだつややかなままだった。それが朝しばらくしてぽとりとおちた。まるで首が落ちたように落ちるのである。ちょっとお武家様には勧められない蘭である。とくに気味が悪いと言うことはなく、「またしても育て主を待って散ったのか」、と思われた。

白い胡蝶蘭がほぼ同時期に3株咲いたことになる。葉の形などは違うが、花は見分けがつかないほどよく似ている。どれも花径およそ90mmを超える比較的大きな花だ。Phal.竹本は持ち主に返還し、Phal.池袋3は同僚に差し上げることになった。ついでにOnc.「旭」までもらってかえってもらうことになった。なにやら幸先がよい。

3月16日(日)Epi「キャンディベル」開花

エピデンドラム・キャンディベルは高芽採りの小鉢が先に開花していた。このたび花茎5本という好成績の本家鉢が開花した。上手に扱えば8月まで楽しめるという我が家最長の開花期間を誇る鉢である。

本ページの容量限界に伴い、原種蘭図鑑の引っ越し準備編集を続けているがつぎつぎ増えて130種に達しており、作業が追いつかない。これだけ集めても全体の0.5%にもならないのが蘭の世界のすごさである。

2001年東京ドームラン展の模様をNHKが放送したビデオを再度見た。今年の放送よりも1時間くらい長いようだ。内容もこてこてだったようで、石田源次郎氏までご登場なさっていた。おお、この方が、と目を見張る思いでみていた。大きな手のひら大のカトレアを1鉢に65輪!咲かせた愛好家(達人とか鉄人とかマスターとかもっとましな呼び方がありそうだが(^^;)やら、ため息もののすごい人が出てきていた。東京ドームは、全米最大のマイアミラン展の2倍の規模がある、とアメリカ人審査委員長のお言葉があったが、その世界最大のラン展をもってしてもGM(ゴールドメダル:90点以上)は2001年のリカステと今回のパフィオの2回しかでていないということもわかった。かのリカステは花径16cm強だったそうだ。そんなでかい花は咲いてもらったことがない。この2001年はビデオもラン展そのものも当たり年だったように思われる。このとき買ったうちのリカステは今年はまだ花芽が出ない。

3月15日(土)咲いたのはまだ半分

「枯れちゃった、えい捨てちゃえ、あとは忘れた」というのを防止するためかどうか蘭は戸籍登録してエクセルで管理している。その数138種175鉢にもなった。もはや置き場所も限界である。

しかしこれらの蘭でうちで咲いてくれたのは71種51%でしかない。あと67種はこれからのお楽しみだ。仮に一鉢300円で苗を買ってきたのだと考えれば実に20100円分のこれから咲く蘭の在庫があることになるのだ。「それでも買うか?」と自問することになった。

蘭は育てて1年ほどしてから咲き始めるので、昨年急増した蘭の開花ラッシュはこれからであろう。最近の怒濤の開花と、今後のことを考えると、もう蘭を買うのは勇気が要るほどだ。

それでも習慣というのは恐ろしいもので今日も宝塚園芸サービスにいってきた。大層美しいセロジネ580円。名札付きのデンドロ見切り品300円。これまでなら文句なしに手を出していたが、「うぅ」とうめいてきびすをかえして帰ってきたのだった。

3月14日(金)Phal.「竹本」開花

2002年5月24日職場の同僚から持ち込まれた3株のうち、1株は同僚が落してお亡くなりになり、もう1つは私が寒さで枯らしてしまっていた。同僚がでかい4号素焼鉢に植え付け、栽培を委託されていたものがすくすく育ち、このほど開花した。大型の胡蝶蘭で場所をとるが、今後咲きそろってからが楽しみである。写真を撮影してから持ち主に引き渡す。週明けにはPhal.「池袋3」が開花していることだろう。3月も2桁開花確実である。

C.intermediaもどきは本日59日ですべての花が終了のようである。まだしゃんとしているが、弁慶の仁王立ちの様なもので、蕊柱は茶色に変色し、花びらとがくへんは白い紙のようだ。まことにあっぱれな最期という他はない。

Paph.デレナティイもどきも面構えはしゃんとしているものの、花びらは端から茶色に変色しており、終了と見なす。茶色とはいえ、なにやらスゴミがある。どちらもいい花だった。長いつきあいをしたいものである。

同僚と観葉植物の「枯らした」話をしていて思ったのだが、植物というのは育てる人間がわからない理由でしおれるものが多い。何が気に入らなくてしおれたのかわからないものがこれまでも多くあった。ユリやチューリップ、カラー、アマリリス、ときに水仙の球根は地中でとろけてしまうし、種々の鉢物はことごとく枯らしてきた。庭木のサクランボですら思うに任せない。ある程度学べばわかるのかも知れないが、調べたけれどわかりにくいという印象がある。また、目に見えずに進行するため気がついたときには手遅れということがあるのだ。私にとって見れば、園芸全般はなお神秘である。しかしながら蘭というのは「こいつが枯れるときは私のミスでしかありえない」と思えるほど信頼できる鉢が多い。私さえ気を付けて扱えばいつまでも咲き続けるように思えるのが蘭のすごさだと思う。また、確実に増やせる、と自らが思える数少ない植物でもある。地球に蘭があって本当によかったと思う春である。

3月13日(木)Phal.「池袋4」開花

池袋のゴミ捨て場から救出して約2年でPhal.「池袋4」開花した。小振りな株ながら比較的大きなつぼみが付いていた。色はありふれた白のようである。この株は写真を撮った後、同僚に差し上げる予定である。この時期いろいろ咲いており、今なら多くの鉢を嫁がせることが出来そうである。10鉢差し上げるのを目標にしている。

 

3月12日(水)長寿カトレア終了57日

本日でC.intermedia?の3つの花がしおれた。1月15日以来57日間というやたら長い間咲いていた。いい花だった。花はあと2つ残っているので、この調子なら60日に到達するかもしれない。株全体で見れば「2ヶ月咲くカトレア」と言うてしまう(^^;)。

パフィオのディレナティイも花の先端部分が茶色になってきた。湿度不足であろう。何度測定しても60%を切るのだ。環境がカトレアとデンファレ、胡蝶蘭向きでも、デンドロとパフィオには向いていないのであろうか。

つぎつぎ開花するのであるが、最近蕾が出てきた、というのがあまりない。つまり今後は開花件数が減少する見通しなのである。しおれるものも多く出てきた。

デンファレの新芽が出てきている。気を付けて暖かくしていたためで、昨年よりも2ヶ月くらい早いのではないだろうか。ノビル系デンドロも今年は早い。この新芽出しが早いほど、バルブを大きくすることが出来ると見ている。巨大なバルブをつくれば花茎が3本くらい出てきて実に盛大な開花株を作れるのである。今年の越冬はいくつかの失敗を除けばおおむね成功したと思う。

シンビジウムLine Stoneの4本の花茎が咲きそろってきた。なんだか売ってれば高そうな、盛大な株である。植え替えたにもかかわらず昨年に引き続き花茎4本というのがえらい。今年は現有のシンビジウムにも力を入れてみようと思う。

3月11日(火)Phal.「池袋2」開花

Phal.「池袋2」が開花した。ほか5株の胡蝶蘭の開花が続きそうである。この時期に咲くと長く楽しめる。

今日で6日連続して降雪を見た。寒い日が続く。

支柱をしない、と言っておきながらCym.LineStoneは花茎が重くなりすぎて鉢が倒れそうだったためつっかえ棒をしている。

蘭の撮影に最近黒幕を使っている。好みとして後ろにごちゃごちゃ写っている方が好きだったのだが、かみさんに「変な写真を撮るな、この黒幕を背景に使え」と言われて最近使っている。使ってみると蘭がくっきりと映える。背景の隙間からなお周囲の物体が写っていることがある。適当なついたてがないために、黒幕をうまくめぐらすことが出来ない。そこでこの黒幕を垂らしておくついたてを作成することを思い立った。これは週末の宿題である。

ライトも必要だ。電球ソケット190円、古い電機コードをとって置いたものを取り付け、裸電球をつけて照明にしていた。色合いが少々あかみがかるうらみがある。この電球セットは蘭の越冬ケースの保温に流用してしまったので、今度は蛍光灯ボールを使ってやってみよう。

蘭の写真の背景にもっともいいのは植物園などの緑ではないだろうか。植物園にて自然光で撮影した蘭は大変素晴らしく見える。唐澤氏や石田氏の監修する本の写真が素晴らしく見えるのも、背景をできるだけ自然の風景にして撮影しているからではないだろうか。

自分の蘭の写真を撮っていて周辺が写りこむのを可とする理由は、「こういう環境で育てた」ということを記録したかったからである。周辺のものが写っていると蘭の大きさや、色合いを周辺と比較できる。日常的周囲の像があることで、蘭の質感が増すのである。少なくとも育てた自分にはその蘭をよりよく思い出すことが出来る。

美しい蘭の写真をより美しく、ということは意味があることなのだけれどあまり念頭になかった。そういうのはプロにやっていただいてそれを本などで楽しめばいいとおもっていた。よそ様のホームページを見るとき、蘭を美しく撮影しようとしているものよりも変なものが一杯写っているページの方をよりおもしろがってみている。極端な場合、花のない株の写真ばかりのページが妙に面白い。

手持ちの海外の蘭の本を見ていると、花のアップばかりで少々退屈してしまう。花は蘭の一部に過ぎない。一方で蘭が生えている姿をおおく撮影している唐澤氏・石田氏一派の写真はわくわくするほど素敵に見える。そろそろ「蘭」(山渓社)につづく新しい本を出してくれないものだろうか。あの方々なら世界に誇れる本をつくれそうに思える。

こういう本が欲しい、というのはある。「蘭」と「洋ランポケット事典」の拡大版が欲しい。写真は花と株の姿がわかるもので、属名のアルファベット順に種を配置し、園芸名(サンダースリストでの名)。最新の学名(ついた年度まで含めて)。属名の語源。属の特徴。種名の由来。種の特徴として生育環境の温度目安と育成難易度、産地と種の特徴の記述、育て方の簡単なポイント、からなる情報が欲しい。資料部分の記述も詳しく、少々むずかしい植物学的な記述も増やして欲しい。

よく産地の標高の記述を見るが、あれは意味があるのだろうか。ボルネオの標高1000m、と書かれても0mの気温を調べて、100mあたり0.6度下がるとしてその場所の気温を計算しろということなのだろうか。私が素人過ぎて使い方がわからないのだろう。いまのところまるで参考にならない情報である。

おそらくこういう本は近い将来でてくるのではないだろうか。

(その後しばらくして「ラン熱中症」を読み返していると、あとがきで訳者が、唐澤氏が新しいランの本を準備している、と記述していたのだが、いつ頃出版されるのであろうか。)

3月10日(月)

白いカトレアインターメディアもどきは姿こそきっちりしていたが、55日目ともなるとちょっとだけくたびれて見えるようになった。ドーサルセパルは以前心持ちそっていたのが、ほぼ垂直になっているように見える。しおれるときは蕊柱の色も変わってくるものだが、その兆候はない。

60日に到達するようなことがあったらすごいことかもしれないが、証拠というものがない。リストから1月20日の写真にたどり着けるが、それ以前の開花時の写真がないのだ。この1月20日の写真にしてもタイムスタンプをごまかしたのではないか、と疑えないこともない。サーバーにファイルを送ったときのタイムスタンプがつくのであるが、それすらコンピュータをよく知った人間の手にかかればタイムスタンプの改ざんは可能なのではないだろうか。一番いいのは、第三者をつかまえて「咲いたので証人になってください」とお願いするのがいいのであろう。しかしこういう検討も実は無意味なことかも知れない。

江尻光一氏がおっしゃった「2ヶ月咲くカトレアを作りたい」という言葉の意味をもういちど考え直してみると、「(須和田農園では2ヶ月くらい咲くカトレアはざらにあるが、売った先でも)2ヶ月咲くカトレアを作りたい」という意味だったかも知れない。だからここで2ヶ月咲いたと自慢してみても、「そんなのは趣味家が育てる分には当たり前だ」という程度のものかも知れない。個人的には大層感動しているとはいえ、大発見のように考えてあまりうれしがらない方がいいかもしれない。

さて、この長い開花の原因は環境にあるとみて調べている。温度を記録したところ、人がいなくて暖房も入っていない状態でさえ最低気温は摂氏11.5度であることがわかった。ここ5日間ほど毎日のように雪が降ったため、この1月から思い返してみても結構寒かったはずであるが、10度以上を保っているという点でランの開花には望ましいのかも知れない。

 

植え替えに難渋して、底抜け植木鉢をつくって土曜日に植え替えたスタンホペアは、鉢の中で据わりが悪く、これはやはり元のように園芸トレイを使って植えるのが得策、と今は思っている。鉢は重く、園芸トレイは軽くて落しても割れない。

 

胡蝶蘭の一団が開花目前である。昨年はほとんどの花芽が寒さで壊死するようなこともなく、今年は無事冬越しして開花したものが3株、蕾付きのものが6株、不調が3株である。昨年よりは成績がよい。今月は4株開花の予定だ。夕方にはPhal.「池袋2」の蕾がほころび始めた。これからたっぷり7月くらいまで咲いてくれるだろう。

 

一日じっくり見ていると55日カトレアは1輪がそろそろ終わりのようだ。緑色だった花の柄が黄色くなってきている。ほかの2輪もよくもって58日というところではないだろうか。けれど株全体では60日を超える可能性が高い。 

夕方になり、気がつくとコラムの色が変わってきた。見る見る花の姿が変わっていくようだ。終わりのその日までしゃんとしているというあっぱれな花である。ある種感動を禁じ得ない。

3月9日(日)植え替え

昨夜スタンホペアの植え替えをした。購入後最初の植え替えである。園芸トレイに植え付けてあるという変則的な株だった。側面と底面に幅広い隙間があり、この花の生育には的を得た植え方である。その横の隙間からメインのバルブが出て成長をしている。一部別の場所にも成長点がある。それぞれ成長する部分がトレイに妨げられ、限界まで繁茂してしまったので植え替えをすることにした。

園芸トレイの破壊工作から始めた。硬くて丈夫な素材である。よく園芸店でくれるのであるが、家庭用のプラスチックと違いすごい強度である。やっとの思いで取り外し、水苔をほぐすのが大変だった。やすで、ダンゴムシ、ナメクジ3匹などの抵抗勢力が出てきてその都度ひるむ。自分で植えかえた鉢では滅多に見かけない住人である。こけをほぐしてとるのに1時間以上かけた。

バルブは匍匐茎でつながっている。それを切り離して適当と思える2株とバックバルブのかたまりの3つにわけた。

スタンホペアは花芽が出ると水苔の中に潜り込み、突き抜けて下に伸びて咲くというとんでもない性質がある。これがチューリップだとしたら、上に葉っぱだけで、鉢の下の穴から蕾がにゅーっと出てきてぶら下がって咲くというまことに奇妙なことをするのだ。このため、植え込みの下をばっこり開けておかなければならないのだ。そういう環境を作るためわざと底の抜けた鉢を作らなければならなかった。植え付けの方はあまりうまくいったとも言えない状況でとりあえず様子見である。最後までこれでよしという状況にもってゆけていないのはよくない状況だ。戦略が甘かった。

今朝になって株分けするべし、とおもっていたアングロカステもやってしまい、写真入りの解説を作成した。こちらの方はこれでよしという手応えがあった。

3月8日(土)春ラン開花

春ランがゆっくりと開いてきた。つややかな緑色に茶色の縞が入ったがくへんに、白に茶の点がついたリップのしぶーい花である。降りしきる雪の戸外に持って出てわざわざ撮影をした。ツヤのある緩やかな弧を描く葉の姿が美しい。通常の比率の鉢に植えているため気がついたのだが、あの背の高い鉢は鑑賞のためということがわかった。あの高さは花がすぐ目の高さの下にくる。また葉のカーブを横から眺めることが出来るのだ。一番いいポジションで見るために、あの高さに持ち上げてながめてしまうのだった。

エピデンドラム「キャンディベル」は2003年1月分け株と本株の両方から花茎が上がってきた。高芽採りの小さい鉢が3月1日に開花した。この2号鉢の小さな株は見れば見るほど味がある。小さくても貧相にならない。高芽がでてきている。根元から新しい株が大きくなりつつある。いろいろな相があって面白い。ランをもらってくれる人がかみさんの知り合いに見つかったのでその人に差し上げる予定だ。本家の方は花茎が5本も立ち上がってきた。3.5号鉢にしては盛大である。これもいい鉢になりそうだ。名無しだが本当に楽しめる。ランの楽しみがにじみ出てくるような鉢だ。

しかしよく見てみると蕾の近くにアブラムシが見つかった。Den.キンギアナムからうつったらしい。Den.キンギアナムはすばらしく見事な開花を見るはずがアブラムシを根絶しようとあれやこれやをやりすぎたため蕾の大半を落すという大失敗になってしまった。これに懲りて丁寧に綿棒の先をとがらせて一匹ずつ捕獲した。

そうそうアブラムシをわかせているようではいかんと思っていたのだが、昨日某ラン屋を訪れた際Den.シルシフロラムの大株(1万円なり。ここまで大きくしないと咲かないのかというほど大きい。うちのは当分かかるなあ)にアブラムシがついているのを見つけた。そうか、プロでもアブラムシの根絶は難しいのか、と合点した。開花株からアブラムシをとるのはせっかくの花をだめにするリスクもあり、花の時期には手が出せないものなのかも知れない。

3月7日(金)デンファレとノビル系デンドロの花の違い

同僚に貸し出していたノビル系デンドロDen.Spring Harmoneyが早くもしおれ始めた。といっても39日か。しかしながらデンファレよりは花のもちがわるい。23程度の暖かく比較的乾燥した環境はデンファレにはよくてもノビル系デンドロには向かないようである。人がいるところであれば、環境を見極めればそこに向くランというのは必ずあると思うが、翻って言えば向かないランというのもある。

インターメディアもどきがしおれるまで、はらはらするのであろうか。乾湿湿度計の測定の結果湿度は加湿器をつかっていてさえ60から50の間だった。温度は9時から20時の間にほぼ22度に保たれていた。寒い時間の温度がわからないため、生育環境をちゃんと調べたことにならないのが歯がゆい。少々手の込んだ測定をやって夜間や不在中の温度変化を追跡する。

デンファレDen. Second Love114日間で終了である。デンファレの歴代1位かと思ったが1日長く咲いているデンファレDen. Pramortがなお咲いており、これがデンファレの開花最長記録の更新を続けるようだ。ランの長咲きには恐れ入る。

一種ラン欲というものが低下している。こんなに数が増えて棚が窮屈ではランに申し訳ないと思うからだろう。そろそろ春の植え替えシーズンで、株も増えることだし、咲いているものはもらってくれる人がいれば差し上げようと心がけながらも、ついつい嫁ぎ先の環境などを思って声をかけるタイミングを逸してしまうのだった。知り合いに花芽つきのデンファレを差し上げたところ上手に咲かせて128日から現在まで3ヶ月咲かせておられるそうだ。この方なら、とシンビジウムをさしあげ、さらに胡蝶蘭を差し上げるつもりで育てている。最近出た石田源次郎監修のランの本をお買いになったそうだ。なんだかランの道に引きずり込んだみたいで多少後ろめたい。けれど、嫁ぎ先でしっかり咲いたという話を聞くのは特別嬉しいことだ。

3月6日(木)51日目

C. intermediaもどきは51日目である。60日目指して厳戒態勢、というわけではないのだけれど、少々緊張する。こういうのは気にしないのが一番だ。よそ様のホームページでもインターメディアは「花は3週間程度」とあり、カトレアで1か月花が保つ、と書いてある記述を見たことがない。だが、このカトレアの近所ではどのカトレアも1ヶ月を超えて咲いている。これはこの環境が長い開花に適していることを示している。そこで湿度計などを鉢の近くに置き、時間ごとに測定を行っている。今のところ湿度が予想外に低いということがわかってきた。

3月4日(火)2ヶ月カトレア

明日でC. intermediaもどきは単一の花の開花日数が50日に達する。これほどもつものなのだろうか。持っているカトレアの中ではずぬけて花命が長い。222日の東京ドームラン展からのテレビ中継でかの江尻氏は、2ヶ月咲くカトレアを作りたい、とおっしゃっていた。ひょっとすると大層珍しいカトレアなのかも知れない。だが、あと10日保つだろうか。60日の達成予定日は315日である。

最初に弱るのはドーサルセパルだろう。見たところ先端部に緑色の点があり、その点が緑色の間はまだ大丈夫ではないだろうか。この花は、しおれる30時間前まででもかっこよく咲いているという特性がある。名のない名花という風情だ。

パフィオ・ディレナティイが見頃になっている。趣味として支柱は立てないのであるが、にょろにょろーんと伸び上がった花茎の上にかわいい顔がちょんと乗っている。何とも言えないいい面付きをしている。

支柱というと開花株25株に、花茎を支える支柱は一本も立てていない。支柱は商業上花茎の保護やら見栄えのために必要なものだが、家で育てている株は運ぶわけでなし、鉢が倒れるような巨大な花茎でない限り(それでもつっかえ棒ですませている場合がある)支柱をしていないのであった。

6日連続開花達成なるか。果たして家に帰ってみたらマスデバリア「明幸園」は咲いているだろうか。がんばれ「明幸園」。でも今日は積雪5cmで寒かったから期待薄だ。(結局おあずけであった)

3月3日(月)新規開拓

とうとう本ページも容量の限界に達してしまった。原種画像、交配種画像をあつめてきたが、もうスペースがない。先週から開拓していた領域は使い勝手がわからず、アップロードした画像が表示されないなどのトラブルがあって頓挫していた。よくよく子細に原因を追及したところ、拡張子JPGがアップロード中にjpgに変換されていることがわかった。この問題を片づけ、まず薔薇画像のコレクションをアップロードして早速「花図鑑」を立ち上げたのであった。蘭の図鑑は今後そちらに移行する予定。

オフィスで蘭を飾る人はそうそう居ないだろうからあまり研究されてこなかったかも知れないが、デンファレ113日、胡蝶蘭87日、カトレア50日(明後日達成)という実績を見るに、蘭にはよほどいい環境かと思える。これは新たなビジネスチャンスがそこにあるように思えてならない。都会のOLをターゲットに、デンファレをおしゃれな鉢付きで700円(東京ドームに来ていた仲里園芸で買ったデンファレArikaの値段。この株は超高層ビルのオフィスで開花し、76日間咲いていた)。セールストークは、「オフィス蘭、あなたは何日咲かせられますか?。50日お花が楽しめます。OAなどで夜間温度が下がらないオフィス向き。お花が咲いている間は日が当たらなくても枯れません。貴方の机の上に長くお花を咲かせましょう。水やり:週2回。肥料は要りません。花後窓辺で上手に育てれば毎年咲きます」

10月から蕾株を売るのがいいと思う。流行りそうに思うのだけれどねえ。流行らせていただきたいものである。

デンファレで思い出した仲里園芸のDen.Pramortは本日で110日の開花である。これはどうも新記録になりそうだ。

今日は開花はないだろうと思っていたらDen. Spring Harmoney Harp IIが開花した。これで5日連続の開花になる。5試合連続ホームラン的な快挙(と自花自賛)は今年2回目である。明日マスデバリア「明幸園」が咲けば6日連続開花となる。

このMasd.「明幸園」の蕾は何とも言えない色合いをしている。赤のような茶色のようなオレンジのような。ロウ質でてりてりと光っている。日本大賞GM延原らん園で購入したMasd. Angel Frost Highland AM/AOSに花芽が伸びてきているのが見出された。

 

3月2日(日)兵庫ラン展

兵庫ラン展がある。土曜日は天気が悪くてゆけなかったが、チューリップ展もあり、是非行きたいと思っていたのだ。幸い天気に恵まれた。

ラン展は盛大だった。見応えも十分である。珍しい蘭、見事な蘭が多数あり、400枚以上撮影した。売店にはたくさんの種類があったが、値段が折り合わず、手ぶらで出てきた。温室をまわり、さらに撮影をした後、ふと思い立って売店に戻ると、先ほどまでは目に入らなかった小さな鉢が500円の値札を振って待っていたのであった。最終日の値引きもあり420円になった。Ascocentrum (Asctm.) ampullaceumアスコセントルム・アンプラケウムは、ヒマラヤ、ミャンマーなどに分布し、紅桃色の2cmの花がつき、花穂は8cmほどになる。春から初夏に開花。持っていない属の原種の値段が420円というのはかなりのお得感である(だが、あとでわかったが中心部が病気になっていた)。

名札を撮影した写真がピンぼけだったため謎だったかのレリアの名前は同じものが売られていて、L. Icarusであることがわかった。イカロス(Daedalusの子。ロウ付けの翼で飛んだが太陽に接近したためロウが溶けて海に落ちた)とはなるほど。

Phal「宝塚」が開花した。ロウ質の小さな胡蝶蘭である。200円という超安値で購入し、根腐れしていたため即日植え替えたのちに次々蕾が出て2ヶ月も咲いていたという猛者である。寒かったのか途中で蕾を落したりもしたがなんとか咲いてくれた。

夜は写真400枚を選別した。珍しい原種画像をいくつか得た。

3月1日(土)Den. cuthbertsoniiを探せ

東京ドームラン展のビデオを再度見て、かの1年近く咲くという蘭はカスバートソニイという名前であることを知った。植物界でもっとも長命の花、という言及があった(我が家の記録はデンファレ「宮島」の89日)。それはまったくすごい花である。お花界のご長寿ナンバーワンと是非お近づきになりたいものだ。調べてみるとDen. cuthbertsoniiという綴りである(ラテン読みなのか「クスベルトソニイ」と表記されていた。英国人カスバートソンCuthbertson1800年代にアジアで採取したもので、その名にちなむ。ニューギニアの高地原産の小さな着生種だ。花は3cm径で、種々の色がある。しめった苔むしたところに生え、年中毎週液肥を与え、通風が大事とか(ネットは便利なもので、原種4903900種のデータと画像を簡単に手に入れることが出来るようになった)。その後調べがすすむうち、夏の夜18を要求するクールオーキッドであることがわかった。クールオーキッド設備が必要かも知れない。難度は高そうだ。

相変わらず園芸店を巡回しているのだが、これというものがない。変な属があるとすぐ手が出るのだが、数えてみると61属もあってもはやそうそう持っていない属に当たることもないので購買意欲も低下している。このあたりである種壁に突き当たったように思う。この2年間を振り返ると実に楽しいけちけち園芸を繰り広げてきたのであるが、もはやスペースがない。「バブル崩壊(=ふくれあがった棚)」「不良債権(=むやみと増えた蘭、咲かない蘭、作落ち蘭)」「リストラの嵐(増えちゃった株を誰かにあげなくっちゃ)」など、まるで関係ないがそれに類した気分が漂う。「改革なくして成長無し(温室なくして大株なし)」なんか変だなあ。「改革なくして成長無しII笑うでしょ(かあちゃんこわくてもう買えない、笑いごとではない)」もっと変だなあ。私個人としてはどっちも「江戸時代的再生可能低成長社会(あるもので上手にきりまわす)」で行く方が、家庭のためにも地球のためにもよいように思うのだが。今日も株は増えず。

本日石灰硫黄合剤というものを買ってきた。安かったことと(500ml148円)カイガラムシの駆除と書いてあったからである。あちこちから仕入れ、ずさんな管理のためさまざまな害虫がいる。コナカイガラムシを筆頭に、カイガラムシ、アブラムシ、茶色い甲虫、ありんこ、ナメクジ、でんでん虫である。正体不明の虫のうんこらしいものが美しい蘭の葉にてんてんとついている場合がある。一体何を食べてあれを付け歩いていやがるんだろう。たぶんあのやたら飛ぶ体長4mmの甲虫のものだとおもうのだ。何度越冬ケースに居るやつをつかんで外に追放してもまた新手が出てくるのである。ナメクジやでんでんむしも追放しているが内部にお住まいで在庫がたくさんあるのかしばらくするとお散歩中のところを捕獲することになるのだった。ありんこは善玉なのか悪玉なのかよくわからない。蘭の多くが甘い蜜を分泌しているところを見ると、この蟻を利用している様に思える。カトレアなどのシースの先端や花びらに蟻がのっていたりする。その花はすでに46日も咲いているので別に蟻が悪さをしているわけではないようだ。まさかこいつらがカトレアをメンテナンスをしているのではないだろうかとあまり粗略にすることもなく一緒に机を使っている。

カイガラムシとアブラムシは害虫であろう。とくにカイガラムシはいやだ。やたら増えているところを見ると蘭からちゅーちゅー養分を吸い取っているに違いない。とってもとっても出てくる。これはもう化学兵器を使うしかないというところまできてしまった。なんとなくこっちがやられそうで薬はいやなのだが安いものから順次ためしているのだった。

石灰硫黄合剤は硫化水素のにおいがした。硫化水素は喫煙者にとってはタバコがまずくなる大敵ではなかっただろうか。これを蘭に噴霧しておけば当分タバコを吸う気にならず図らずも禁煙をする羽目になるのだろうか。

コナカイガラムシは、パフィオディレナティと名無し、ナゴラン、胡蝶蘭の大半にたかっていた。殻付きのカイガラムシは、リカステ、イワナガラ、Lc.プリプリ、Pot. Haw Yuan Goldにみられる。半月前ぶっかけたマシン油乳剤が効いたのか今回敵はほとんどみられなくなっていた。

透明な黄色い液体を噴霧してしばらくすると白く濁ってきた。酸素で酸化されて硫黄がでてきたのであろうか。他に出来た水酸化カルシウムは空気中の二酸化炭素を吸って無害な炭酸カルシウムになる。これも濁りの正体だろうか。硫黄が出来てこれがカイガラムシに効くものらしい。

こういうローテク薬は安い。しかしよく聞く(効く)カタカナ名の薬はかなり高い。そういう薬の開発話を昔講義で聴いたように思う。ある重要な農作物の根につく害虫だけに効く薬の開発では、植物が分泌する害虫への嫌がらせ物質(その害虫だけが脱皮出来なくなるある種のホルモン)を集めるため10トンだったかその植物を集め、数十ミリグラムのその物質を数十日かけて抽出し(膨大な手間である)、その数十ミリグラムから構造をしらべ(至難の業である)、数十段階の合成(合成法を企画するのが大変な上、ものすごい労力と技術である)を経てそれを合成したという話だった。薬は高いわけである。

そうこうするうち今月最初の蘭が咲いた。宮川洋蘭作出のエピデンドラム「キャンディベル」である。高芽がでてそれを植えていたものだった。咲くのははや2回目である。本家の株も花茎5本という上々の仕上がりである。開花期間が半年近くあり、冬に咲いて夏になり、花に日を当てると黄色がピンクや赤みを帯びて来るという面白い性質がある。

3月はこのあとロウ質の胡蝶蘭「宝塚」、1月に買ってこのたび新規につぼみが上がってきたマスデバリア「明幸園」が続く。このマスデバリアは買ってきて間がないため世話をして咲かせたと言いにくいところであるが、「まったく花芽がみられない状態から花茎が伸びてきて咲く場合、咲かせたものとして扱う」ということにしてしまう。1月に見たときにはマスデバリアにしては結構大きな花だった。そういうマスデバリアが咲くところをみられるというのは得難い機会である。蕾にあの深い色合いが現れてくるにつれて期待が高まる。マスデバリア「豊橋」は12月に花芽を出してきたが途中ではなかくなってしまった。そのため結構気を遣っている。

今月はさらに春蘭、Epi.キャンディベル2、Lc. Aloha Case x intermediaの年4回開花、Lc.Pri Pri Yuki Den. Spring Harmony 'Harp' の2, Cym. Lucky Gloria Fukunokが続く。この9株の他に、胡蝶蘭が5株咲く可能性が高く、まだまだ開花ラッシュが続きそうである。

 

 

 

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