蘭馬鹿日誌2012および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

連続有蘭花日数3755日(2011/12/4)

2010年9月6月3月

2009年 2008年 2007年 

2006年12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 TOP

2005年12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 2004 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2 1 2003 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 2002 12 11 10 9 8 7 6 2001年以前  インデックスに戻る  日誌迷作選

Top 日誌 蘭のリスト 蘭扉頁 画像掲示板 球根園芸館 画像登録 

 

 

2012年3月20日(火)Lc.ワルケ×Dolosa開花

天気もよく日差しも暖かかったので蘭を全部出して水やりした。

もらい物のLc.ワルケ×Dolosaが開花していた。

 

休日で、珍しく寝坊をしていた。仕事に懸念があるが、考えても仕方がないいやなことは考えないように考えを遮断する。休日をだらーんと過ごす。

 

昨日朝7時のNHKのニュースでは、若者の半分が職からあぶれているような調査結果が公表されたということを伝えていた。高校出て就職した人の3分の2が1年たたずにすでに仕事をやめていることや、大学や専門学校を出て働いた場合でもその半分はやめてしまっているという。夜のニュースでもそのデータに総理大臣がコメントしていたかとおもう。でも民法ではほとんど扱っていなかったんじゃないだろうか。ネットでもNHKは扱っていたが、日経とサンケイ、朝日では扱っていなかったようにみえた。そういう話題は「ムカツク」ので視聴率を下げるから意図的に抜かれているんじゃないかと思ったりする。民放はグーグルに広告収入をもっていかれて体力が落ちてるからなあ。あの下手なCMのうちかたではもうだめかもしれない。

若者のすごいやめっぷりにはショックを受ける。仕事にあぶれるというのにもショックを受ける。若い人がしっかりと手に職をつけるというその根幹がぐずぐずなのにショックを受けた。この国はちょっとやばいんじゃないだろうか、と。

なんでなんだろうか、と思わないではない。

人件費が高いので日本は競争力を失っているのは致し方ない。そんでもって仕事が減っているのである。すげー安い給料でしっかり働く若者が海外にはいるらしい。

企業としては非正規雇用の人材を使いやすく使って、状況が悪くなったら切りたいと考えているものらしい。でも社員の給料を変動させてみんなでわりをくう仕組みにすればええんじゃないかとおもう。技術の継承や、希望の確保を考えたら若い人は一定数雇用して大事に育てるべきで、そういうのを企業が怠ってきたことが長期低迷の遠因ではないかと思ったりする。「かの企業は若者を大事にしない」と思う企業のモノは買わない。

でもまあ最も大きな原因はテレビでは言わないけんど、若者の訓練不足って大きいんじゃね?。誰もいわんから書くけど、辞めて帰ってくる本人に原因がある場合が最も多いと思う。勤め人半人前の当事者本人の覚悟のなさ。逃げ込むところがあるからやばいと思ったら退却するのである。「豚にされて食われる」ってわかってたら「仕事をください、働きたいんです」っていえるけど、「豚になる」ってことが具体的にわかっていない場合、家に帰って豚になるのは無理からぬことかもしれない。この場合「豚になる」というのは能力や競争力を落とすことを指す。「技ねえ豚はただの豚だ」。電車にのっていてすごい音漏れをさせている30台おっさんをみると「こいつ耳こんなんで使い物になるのだろうか」と腹立ちが憐憫に変わるのである。

今日日本人の働き手の能力は低下しつつあり、若者でその傾向が著しいと感じる。原因は、訓練機会が少ないこと、学ばないこと、人のせいにすること、気を使いすぎること、誘惑が多いこと、である。なんか若者に非がないような書き方をしてしまったが、有体に言えば、バイトなどして仕事をしてみるという機会に挑戦せず、「あんたこんなことが出来ないのか」といってもらえる機会があまりなかったこと、勉強がきらいで、そのくせ大学に行きたがっては時間と金を浪費して能力を低下させ、失敗に学ばず、クビになっても自分は悪くない会社が悪い職場の人間関係がわるい特にあいつが悪い世間が悪い円高が悪いといい、親に依存しているくせに親のせいにしてごね、トモダチには気を使いまくってケータイスマホネットのやりすぎときたもんである。世間の査定が厳しくなっているところに、そうやって育って出てゆくから職にあぶれるのである。親は、中学生高校生あたりから、世間はあんたを査定するのだ、能力をつけろ、と言っておくべきだ。言ったけど聞いてくれないということはよくあるから世間の親にも同情する。若い奴には聞く耳もない。いや、そういう人も結構いるみたいですなあ、という話。

正直かつての自分が大学を出て現在就職活動を行うと随分つらいだろうなあ、と思う。ふと当時を思い出すと、帰るところはなかった。辞めれば路頭に迷った。それゆえ、やっぱりかじりついていたかと思う。

能力低下のリスクは勤め人にもある。おれはわるくない、あいつがわるい、という考えをもったら要注意だなあ、と思った。少々うまく行かないことがあっても、それをこちらの原因と「仮定して」でも改善すればこちらの対処能力は向上し、相手が誰であろうとこちらの競争力は高まる。それが結局こちらの儲けになることは多々あった。相手のせいにして自分で勝手に自分の気を静めたところで世間から見れば「なにいってんだ」にしか過ぎない。それはそれで一人負けと同じことになりはしないか。自分の精神の安定ばかりをはかると自分の寄って立つ能力が危うくなるように思える。

 

2012年3月18日(日)

リカステの3株目につぼみが出ている。リカステなんてそうそう開花してくれないなあ、とおもっていたものだが、立て続けなのでありがたい。リカステにめちゃめちゃあこがれていた2001年の気分を思い出す。リカステはいいなあと思う。

 

春が近いのかクロッカスが多くつぼみを出してきたものの、よく雨が降るのでこの週末は鑑賞もままならない。チューリップの葉も頼もしく育ってきている。

 

家でどろーんと借りてきたDVDを見て過ごす。なにかの割引券で1枚100円である。100円とはいえ結構楽しめる。24インチのパソコンの液晶から40cmほど離れたところで見るためかなりの大画面で見ているようなものである。こういう楽しみが安価になってしまうというのは作り手にも消費者にもあまりいいことではないかもしれないなあ、と思う。こういう安易な娯楽漬けに土日浸っていると仕事が恋しくなる。ひきこもりってしんどいんだろうなあ、とも思う。

 アニメ「偽物語」を見ていると「ミスタードーナツ」の話がこれでもかというほど出てきた。おかげで週末はミスドを2週にわたり買って食べていた。アニメ内での見事な解説ではないが、ドーナツというのはじつに結構な食べ物だと思う。

 日本にはおいしいものがたくさんあるとおもう。金美齢著「日本は世界で一番夢も希望もある国です!」にはいろいろといいことが書いてある。本の冒頭から世界中のうまいものが食べられるというのはまさにそうなのだろう。ほかにもいろいろすばらしいことが書いてあって、我々はそういういいものを忘れてしまったり、認識していなかったりするのである。とくにもったいないといわれていることは、海外では得がたい機会、チャンスがあっても若い人は「めんどくさい」「わからん」と言って挑戦しないのだそうだ。まあ親のすねかじって家でDVD見てドーナツかじってるほうが楽だからむりからんことではある。日本の大変よいところは大変よろしくないことを助長しているかもしれませんな。

 

 最近老眼がすすんで作業に支障が出るようになってきた。若い頃は「めんどくさー」と言ってさぼっていた作業をおっさんの精神力でもってさくさく乗り越えて多量の仕事をこなせるようになった半面、おめめが手元のブツをよく捉えてくれないので閉口する。定年までまだかなりの年月あるのだが、おててを動かせる仕事のリタイヤは案外早く来るのかもしれない。定年過ぎてしっかり働いている人がいるようなのでうらやましい限りである。私もそれだけ長く働けるように体の管理には気をつけたいと思う。

 今週は、夜道でちゃりんこに乗ろうとしてこけてしまった。何が起きたのかよくわからず、足をペダルにぶつけて転がって悶絶していた。トシかなあ。足の骨を折らなくてよかった。

 木金と頭痛がするので風邪を引いたのかと思って焦った。私にとっては頭すっきりヤクのEVEを飲んで数時間すると体内から「細菌またはウイルスを制圧しました」の信号が届く。10年くらいまともに風邪を引いた覚えがない。30年で風邪で休んだのは2回あっただろうか。「もっと仕事をしたい」という強烈な意思がいろいろな障害を跳ね除けるのではあるが、少々無理やガタが来ているのかもしれない。スチャラカ人間だったんだけどなあ。

 

2012年3月11日(日)Lyc開花

午前中に日差しがあったので。蘭を庭に出して水遣りをした。リカステのこれまた忘れてしまった品種が開花していた。

購入したデジカメで初めて蘭を撮影した。勝手がわからないねえ。ピントはカメラが目標をよく認識して勝手にうまく合わせてくれているようである。取り込んだ画像は8MBもあった。いままで300kBくらいだったのでざっと30倍ちかい容量になってしまっている。これまで画像処理に用いていたソフトで開けないほどでかい。えらいことになったなあ。付属のソフトはたいした進歩のようで、くそでかいファイルをさくさく処理してくれる。解像度を落として、トリミングをしてHP用の画像を作る。確かこのサイトの無料HPスペースにはファイルの容量が250kBだったかの上限があるのだ。

撮影した画像をトップページにべたべたはりつけて出来上がりである。なんかあんまりぱっとしないなあ。そのうちなれるであろう。

 

種芋が足りなくて、業務スーパーで買った北海道産なんとかレッドを4つ植えたのであるが、品種が季節に不適合である恐れもあるので、1つだけにして3つは芽の出ている男爵とおもわれる芋にかえておいた。われながら小心である。本来の種芋11個、エキストラ3個、実験1個の計15個でジャガイモ畑とした。収穫は15kgを期待している。

 

庭はクロッカスのさまざまなつぼみが出てきて春気分である。チューリップの葉がいいかんじである。チューリップ畑の葉を見るのも楽しい。

 

こういう3月11日だから「まさか」ということを考えてみる。

大正時代の関東大震災からたまりに溜まっていたエネルギーがどーんとすごい地震で東京を襲った結果エネルギーはM7.8、震度はもう7で測るより加速度で計って比較するしかないようなすごい地震が来たとしましょう。ずっと溜め込んでいたのだからありえんことではない。あまりの加速度で15階ほどの多くのビルが倒壊。神戸で実際に見たけれど、ビルが倒れたり傾いたり途中の階がつぶれたりということが起きる。電車、地下鉄、クルマの交通は全て絶たれる。首都高速はもちろん不通。都内各所に火の手があがる。時間は15時。都内には恐ろしい数の人間がはたらいていた。交通機関は全て寸断。水、電気、ガス、通信は全て遮断。ケータイはもちろん不通。国会と官庁の機能は停止。首相官邸も機能不全に陥り、もちろんマスコミもすべての情報発信ができずに沈黙。

東京湾岸で大規模火災が連鎖的に広がる。都内各所で炎の竜巻が発生し、恐るべき速度で延焼が広がる。

こういう話は繰り返しそういう小説に出てくる。まあそうそうおこらないでしょう。

東京で大規模地震が起きた場合、情報の中枢がやられてしまうわけで、なにがどうなっているか地方にいる人間にはよくわからないであろう。かなり長期間にわたり首都機能が喪失する恐れがあるので、ひょっとすると世界経済がかなりおかしくなるかも知れず、日本全体で見ても生産の著しい低下や、輸入のストップが起きる。

なんにせよ、いやなことをいろいろ考えておいて、今のうちに出来ることがあればしておくのだろうと思う。

関東の巨大地震なら、大阪に居ても感じることはできる。ネットをみて情報が来ていないようならかなりの規模だとおもってよい。直ちに行動を開始し、ATMから金が下ろせるかどうか試しておく。家に米倉がなければ米を買っておく。その先は日ごろの準備しだいか。

 

2012年3月10日(土)

寒いし、雨が降るので蘭の活動はなし。

 

ニンジンを全部掘ってきた。また冬眠中のカエルがでてきたので、隣のたまねぎ畑に埋めておいた。

畑を耕して買っておいたジャガイモの種芋(男爵1kg、コーナン、248円)を植えた。10個ほど植えただろうか。4個ほど植えられるスペースが残ってしまったので、仕方なく業務スーパーにて105円で買ってきた北海道産なんとかレッドという品種のジャガイモ(食用)を植えてみた。まあ出勤時眺める楽しみのために植えているのである。

チューリップ畑はなるほど1000株という多数の芽が出てきた。立派な球根がたっぷりとれるものと期待している。

 

2012年3月9日(金)カトレア開花

またカトレアが咲いてくれた。かなり昔に買ったカトレアで、人にあげたものが株分けで戻ってきたものである。Lc. Elcerrito という。律儀なカトレアで、毎年この時期に咲いてくれていたように思う。

 

蘭の初心者セットに応募してくださった方からメールをいただいたのですが、能力不足(「忙しい」とは「能力が足りない」と解釈しております)のため返事がままならないので、この場で案内を書いております。もらわれていったページの下のほうにある譲渡予定株の部分をみていただき、好みの蘭をじっくり選んでいただければと考えております。ご返事は今しばらくお待ちください。 

 

チューリップがどばどば出てきたので春が楽しみである。しかし今月も超きついので春が遠い。

 

息子の卒業式のため仕事を休んでぼーっとしていた。「卒業証書第3671号」と言われ、「3671は素数ではないのだろうか」と思ったところでヘンなスイッチが入ってしまった。この数字を延々素数で割り算して過ごす。2からはじめて3671の平方根よりちょっと大きめの数字で割って割り切れなければこいつは素数だ。2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 57, 59, 61, 67までせっせと暗算で割り算を繰り返す。頭の中で、約数候補の素数に掛け算をして3671から引いて、余りをもとめて、さらに掛けて引いてということを繰り返す。余りが0にならなければ次の素数を試す。途中に出る数字を覚えておかなければならない。傍目にはまったく動いていないのだが、根気の要る作業だった。どうやら素数らしいなあ。寒い体育館の中でヘンに体が温まってくる。脳の血流がふえているのであろうか。かみさんがいうには、一桁目が1なのだから、もし約数が存在するなら、その1桁目は1,3,7,9であるという。だからもっと絞り込んで計算すればいいのだが、愚直にやってしまった。(だが、実は2,5以外の素数は末尾が1,3,7,9だったから作業効率はアップしないことがわかった)。

さらに3671の平方が気になり、暗算でどこまで求められるかやっていた。(60+0.5)2からはじめて計算しやすい数で挟み撃ちにして暗算する。60.589まで求めた。家でエクセルを使って確認したところ、3671は素数で、平方は60.5887778・・・だそうな。

どうしようもない暇人の所業であった。なにしろ卒業式というのは問答無用ですることがない。本当は仕事のアイデアでも練ればよかったのではある。着想を得るというのは実に大事なチャンスだなあ、と思う。

直前に読んでいた日垣隆著「現代日本の問題集」によれば、青色LEDを開発した中村修二氏はこの発明により1兆2000億円の売り上げ、1208億円の利益を会社にもたらし、一方当の会社はそれまで「その発明は無理だから研究をやめろ」とか社長が「大至急研究をやめよ」という張り紙を氏の机に貼った、とある。なんだかおとぎ話みたいなおどろくべき内容である。いくらすごいスポーツ選手がいても1兆円を動かしたりはしないだろう。製薬会社などでもしばしば売上高1兆円の発明というのはあるようだ。青色LEDというのは、ものすごく普及してブルーレイディスクなどで余りにも多くの人が使っているすばらしい技術である。そういうモノを日本人は独創することができる、という一面すばらしいお話である。

そういうすごい独創で莫大な雇用と利益を生み出したファインプレーの一方で、野球選手はすごい契約金でちやほやされて、なんで中村教授は裁判で200億円勝ち取って多くの企業経営者にぶーぶーいわれんといかんわけよ?そういう企業風土だから頭脳が海外に流出し、韓国にはケータイで負け、テレビでまけ、メモリでまけ、そんでもって今週はリチウムイオン二次電池でまけちゃったわけでしょうが。この調子で今度は電気自動車でも負けるのか?もっと研究者に仕事をしやすい環境にしてあげたら、と思う。企業関係者は研究者の発想や発見にひどく鈍感で冷淡であると感じることがよくある。「んで、それなんぼになんねん」といわんばかりである。企業経営者は、発想や独創を偶然の産物みたいに考えてさしてありがたがる様子もないが、そういう風土が「アップル1社で、日本有名家電メーカー8社の合計時価総額を上回る」とう結果になっているのであった。(個人的にはiPadiPhoneも縁がないのでわからないが)お宝に逃げられているのである。発展の基礎になったアイデアをさかのぼって賞揚せよ。さもなくば世界からコモディティ(汎用品)メーカーとしかみなされないであろう。

 

リスクってのは「行動を起こす際におこりうるよくないこと」という意味だろうか。行動する以上、なにかしら不具合はつきものである。「これこれのリスクがあるからその行動はやめよう」という人は結構いらっしゃるようである。

リスクの反対ってなんだろうか。「行動を起こすと予期せぬよいことがおきること」というと、それは「運」だろうか。よいところにあたかも運ばれてゆくようにたどり着く、物事がよいほうに運ばれてゆく、という感じだろうか。運は、人や自分が運んでいる。「この人感じがよくて、やる気があって頑張っているな」という人をみかけると、「こうしたらもっとよくなる」「協力したい」と手をさしだしたくなる。その人は、偶発的に期待以上の成果をあげてこちらにも成果のおすそ分けや次の仕事が生まれる。その人もこっちもよいほうに運ばれるのである。手を差し伸べてもうまくゆかないこともあるが、うまくゆくことだってある。偶発的ではあるが、ある種労力を差し出す投資行為とみることもできる。運というのは人と人の間で作り出すものだとおもう。

リスクと運は行動に際して相互にからまりあって作用してくる。リスクをとらなければ行動はありえない。悪いことが起きる可能性を見越した上で、対策を立てて成果をつかむために行動することを「リスクを取る」という。運がよければ成果が得られる。

リスクがあるからやらない、人と協力しないばかりかあまつさえ人をこき下ろす、という人は減りつつある。そんなんじゃ食ってゆけないからである。職場では人が協力し合ってリスクを減らし、リスクを取って行動をおこし、運を掴む、という状況になっている。

 

東京の大地震へのリスクにびびってはるようですなあ。大地震はいつ来てもおかしくないのが東京というところじゃなかっただろうか。蕨に住んでいた頃勤務先の池袋からの避難経路をチャリンコで探索して巡った(胡蝶蘭救出作戦)。正直言って、東京の有り様こそが原発よりも危ないと現在でも思う。クルマで年間1万人以上お亡くなりになっている(事故にあった人を1年間追跡しての数字だそうだ)が、必要だからリスクを承知で乗っている。3000万人が暮らして仕事をしている東京にそういうリスクがあってもしょうがない。いまのうちによくよく備えておくしかない。

しらすうなぎが帰ってこないって地震と関係あるのだろうか?今年はやめとこ、とか。

首都直下型地震時の対応について考える。基本歩いて帰ることを想定しておくべきだ。だから、運動性のよい靴、ジャージ、防寒着、水、乾パンなどの食糧、地図、タオルを職場のロッカーに用意しておく。可能なら折りたたみ自転車、簡易コンロがあるとよい。

 

「これほどの事故にどのように対応したのか、というきちんとした記録があればそれは国の財産になる」というものが76pだったという話をニュースでやっている。「歴史に残るから」といって種々書き直しがあったそうである。そんな二次資料ってもう歴史にならじゃねえじゃん。

古代中国の戦国時代って王(秦、斉、楚、燕、韓、魏、趙、中山、魯、蔡、よくでてくるなあ)には史官がついていて、発言やら出来事やらをまじめに忠実に記録していたようなことを読んだ記憶がある。王が「いまの発言なし、オフレコ」といってもだめ。近代国家の政府にその機能がないことが露呈されてしまった。もうしわけないがシロウト集団といわれても仕方がないのではないか。そんなシロウトが、玄人の官の給料を下げるという。官は閣僚の指示などに緻密かつ正確な記録をもっていると考えられる。政が官をうまく使えずいろいろギクシャクしていることが感じられる。思うに、前政権よりの官は政権交代時に全部きってしまうと同時に、前政権に反対の立場を取って不遇を囲っていた官を抜擢するべきだった。そういう事前の準備がしっかりした玄人技を使った上での政権ではなく、政治リテラシーの低くマスコミにいいように操られている国民に政権をとらせてもらっただけの、地はシロウトな政権だったのであろうか。

いや、こうやって政権をこき下ろしたってぜんぜんいいことはない。自分で出来もしないくせにこうやってえらそうに能書きを垂れるのはおっさんになって頭が固くなった証拠だ。×ちゃんねるの参加者みたく、不遇を囲って自分の問題には言及せずに世間の悪口ばっかり書いていたら、自己の問題解決能力が低下する。その証拠に本日は日誌に駄文を書きすぎて生産性が著しく低下してしまった。ネットは私のようなバカで暇人がやっているということを思い知った次第。

 

2012年3月3日(土)カトレア2株開花

またカトレアが咲いているなあ。ロディゲシーと不明なカトレアが咲いてくれている。よくみるとやせ細ったシュロデレーだった。ううう、なんかどんどんよわって花が小さくなってしまったから気がつかなかった。世話が行き届かなくて申し訳ない。

 

しんどいねえ、毎日まあ。リスク、リスクの日々である。なんというか座礁しやすい海域を航行する船長の気分である。昨日もえらいめにあった。アイデアを得て攻めこむのだが、びびるようなめにあう。攻めてはびびり、勝ったり負けたりである。

 

デジカメが5586円だったので買ってきた。お得そうにみえるものについ飛びついてしまう。今月はお小遣いを使っている暇がなかったため貯まっていた。オリンパスである。よく知らないのだけれど、経営陣に問題はあるが、技術には定評がある、らしい。ごたごたしているオリンパスだから安かったのだろうか。いやいや、オリンパスがごたごたしてたからやすくなるんじゃないかとカメラ屋をちょくちょく覗いていたのであった。

これまで使ってきたものが6年使ってきたので、隔世の感がある。薄いなあ。1400万画素ってぴんと来ない。これまでのざっと4倍、値段は4分の一だ。ソフトもなかなか立派なものがついてきている。なんというか、昔のようなわくわくした気分がないのは私がじじいになったからだろうか。

 

株価が上がっているらしいが、だいたいいつも悲観的なことを考えている。「大失業時代」を借りてきて読んだり、「金融資産は今すぐ現金化せよ」なる本を買ってきたりもしたが、よくみるとリーマンショックあたりの以前の本だったりして状況はさらに変化しているからほとんど参考にならないような気がした。

脳トレで有名な川島教授著「さらば脳ブーム」はものすごく面白い本だった。学者の泥仕合や名指しの攻撃もあって傍目にはセキララで大変面白い。この先生は50億円もらえるところを大学に渡しちゃっているところがすごいというか痛快というか。脳の老化を防ぐという大変示唆に富んだ名著だし、すばらしい研究成果だと思う。しかしまあ脳というのは「こうやったら活発になる」ってことはわかってきたとしても、世間が期待する「賢くなる」「頭がよくなる」というのはもっと複雑なものじゃないかなあという印象を持った。

「こうやったら高い学歴を得られる」という方法はあるか?。まあないわねえ。小学生のころに「なんとなくこいつはデキる」という感覚をもたれた級友はその後もええ学校いきますわねえ。そういう子の頭の中にはなにかがあるのだと思う。なんとなく志のようなものを感じる。それって人によって異なるわずか0.1%のDNAの変異のなかにあって、ある種のたんぱく質の量がちょっとだけちがう、っていうものじゃないかと思う。でもそんな生まれつきという要素で説明できないやたら優秀な学生が多数育った学級というものも存在するので、結局よくわからない。もし遺伝的なものでないならば、子供の頃に志のスイッチみたいなものがはいるような体験をした子供が賢くなるんじゃないだろうか、という気がする。賢いと頭がいいというのは概念としてはかなり異なっている。頭がよくてお金を稼ぐのがうまいけど、浪費がたたって結局破産、というのは賢いとは言わない。

本があんまり面白かったので、脳トレを買ってきた。105円だった。きっとすごい売れたんだろうなあ。家族に受けていた。DSを小遣いで買って5年になるが、さわったことがないので、買っては見たがやる気は起きない。

 

管元総理が、震災時の指揮について「発展途上国なら死刑」などと発言した議員センセがいたそうである。ひでえなあ、じゃあてめえやってみろ、って思っちゃうよ。いや、僕だったらあわあわしちゃってほんと死刑だなあ、とは思うが、あんな大事が起きたら何をやっても「行き届いた行政サービス」ってわけにゃいかないんじゃないの。リーダーを引き摺り下ろすようなことばっかりしている国民性だからなんというか最近負けてばっかりのような気がする。権利意識ばっかり高くなっちゃって、行政やら、学校やら、医療やら大変やりにくくなってきて、いろいろ高コストになってませんかねえ。こんなんじゃ、大事に直面したリーダーは「やべ、俺あとですげーいろいろ言われるぞ」とか考えて保身に走っちゃって、余計なことを考えている間に大事な判断が出来なくなるんじゃね?。それって結局わしらの大損なんじゃないの。私も含めて日本人はすげーばかになっているからきっとそのうちひどい目に合うのだろうなあ、と覚悟はしている。

例えば、「日本人排斥の大規模デモが中国全土で巻き起こった」場合の日本政府の対応ってどうすりゃいいの?。「尖閣諸島が中国軍によって占領されちゃった」場合はどうすりゃいいの。「日本国債の買い手がつかず、AAから2段階ひきおとされちゃったら」「北朝鮮のミサイルが国内に着弾したら?」「感染力の高く死亡率の高い鳥インフルエンザの変異種が国内各所で発症」「南関東大震災、東海大地震、南海大地震の3連発、大津波」「イスラエルがイランの核施設を攻撃。ホルムズ海峡封鎖、ガソリン1L200円」「電力各社の経営破綻、原発再稼動世論二分国内大荒れ」

あかん、心配事だらけや。こんなおっとろしい世の中なんだから政治家にもんくばっかりいわんとたまには励ましたらんかい、と僕なんかは思う。

 

エルピーダメモリはショックだった。えー、もうメモリつくんないの?。ここ数年で数千円分のメモリしか買っていないので、安いしめったに買わないしで儲からないのだろうなあ。赤字決算の話だらけで、わしら日本人はなにして稼いだらええんやろうと思う。

 

2012年2月25日(日)

 週の中ごろだったかにカトレアが開花してくれた。まったく見覚えのないカトレアだった。香りもかなりあり、かみさんには強く香るという。I氏に多量にいただいた株の1つらしい。

 

 デジカメで写真をいっぱい撮ってくるのはいいのだが、2年分ぐらい未処理でたまっている。もうお手上げである。交配種の名前だの育てた人の名前だのをファイルに盛り込んでいたが、そういうことをするモチベーションがもはやないので、「これはいい」「これはいまいち」でさっさとわけることにした。名前が気になったら、名札を撮った画像をとっておいて(HDDの容量は増設しだいでなんぼでもあるわけだし)あとで参照したらいいんじゃないだろうか。どうせ時間順にならんでいるわけだし。そういうわけでくそ長いファイル名をつけるのはやめにした。やってらんね。ええかげんにやる。

 

 そういや東京ドーム蘭展って今日までだっけ。今年は本当に縁がなかった。650kmどころか実に遠い世界だ。大賞の画像をみた100ms後ぐらいに「ノビル」って頭にうかんだ。人間の認識能力って面白いなあ。

 

 仕事で世話が行き届かないので、「蘭やってみたいです」という初心者がいたらメールください(返事は超遅いです)。生育環境や希望などをうかがい、春に初心者用セットとして鉢やらこけやらおまけをいろいろつけて宅急便(送料はご負担ください)で蘭をお届けします。

 

 寒いねえ。山が白くなっていた。まだまだ冬が続くなあ。

 

 二週続けて土曜日出勤で仕事に激突してきた。困難で腰が引けていた仕事だったが、なんとかやっつけた。まじきつかったなあ。

 

 65歳以上の高齢者のことを考えている。現在の高齢者の大半は戦後生まれだ。ひもじいもののない時代から、人類史上類を見ない発展を遂げた。6畳に親子7人というような生活から、自分の生活を始め、まじめに働いて稼ぎ、金をためて、子供を育て、食ってゆけるようにした。その子供の世代に私はいる。子供の立場で見ていても結構な時代だったと思う。右肩上がりで、収入は恐ろしく増えたろうし、かなりの貯蓄もできたことだろう。日本の貯蓄の8割はその高齢者世代がもっている。

 政治を左右する力も高齢者がもっている。自己の利害を見極め、結束して票を入れる有権者の半分は高齢者ではないだろうか。大変なパワーであり、若い世代のための政策は省みられてこなかった。そんでもって、つみあがってきた年金など社会保障費や医療費にかかった国の借金は高齢者のためのものである。別に非難するつもりはないけれど、以下のようなお話になるのではないか。このまま借金が増え続けてデフォルトになると、高齢者が享受してきた年金や医療は損なわれ、高齢者の貯蓄もすべて雲散霧消するのである。それはおそらく政治を左右する高齢者の選択によってなされた、ということになるのである。苦労して繁栄し、財を成し、享受し、ひょっとして慢心し?、没落するのである。その選択をするしないは高齢者にかかっている。

 古本屋で本を探していたら「永遠の幸せ」という歌の文句が聞こえてきた。歌のファンには悪いが、あほか、と思った。これまでの人生結構幸せに過ごしていたと思うのだが、これからは正念場だろうなあと思う。こればっかりはそれぞれのめぐり合わせというほかはない。

 

 「定規とコンパスで、線分を3等分せよ」という問題が大学生にだされたそうである。問題を見てひるむ。こういうのはまず手を動かしてみるんだろうなあ、と紙の上であれこれ試してみる。まずやったことは、線分を左からABとして、コンパスでAとBから半径rの円を描き、ABの上に交点C、下に交点Dをとった。ABとCDの交点をEとする。三角形ACDと三角形BCDは合同な二等辺三角形になる。こっからどうしようか。ACの中点をコンパスと定規を使って求めた。この点をM。中線DMは、中線AEと交わる。この点をGとすると、Gは重心で、AEを左から2:1に内分している。ここで正解が見えてきた。同様に三角形BCDの重心G‘を求めると、AG:GE:EG’;G’B=2:1:1:2に分けられる。これゆえ、AG:GG’:G’B=2:2:2とABを作図により3等分することが出来た。

正解は8%と新聞に出ていた。ネットでは22%と出ていたような気がする。えーそんなにすくないの。そういうことを考える習慣がないと解けないのは無理からん事かと思う。何事も鍛錬が必要だと思う。

昨日のことだが、駅で前を歩く女性がポケットから何かを落とした。携帯電話や財布らしく、ゴトっといやな音がして、あたりにいろいろなものが散乱した。私はとっさに「すみませーん」(なにあやまっとんねん)と声をかけたが、その若い女性は何事もなかったかのようにすたすたと前を歩き、8m先で再度声をかけると止まってくれた。こいつ感覚器官がいかれているのだろうか、と思った。若い人の能力低下を感じる今日この頃である。

 

 「ネットはバカと暇人の」なんとか、という本を探している。立ち読みして面白そうだった。このサイトなんかモロにバカと暇人の落書きである。

 電車の運転士がタバコを吸っていたといって3度もテレビのニュースで流れていた。「ええやん、そんくらい」と僕なんか思う。かわいそうやろが、マスコミはバカか。人をさらしものにしてたちわるいなあ。ぼく、喫煙者きらいやけど(客車うろうろして吸うなよ。ばかだなあ)、すきなものはしゃあないやろ。そんなん会社の規定で罰したらええことで、世間のさらしものにするようなこととちゃうで。「ジャーナリズムの崩壊」ってこのことか。

 

 なんと植え忘れていたチューリップの球根が出てきた。先ほど雪の降る中植えてきた。ついでにニンジンを掘ってきた。埋蔵量残り1週間分である。

 

2012年2月19日(日)オンシ開花

オンシジウムが開花してくれた。この時期に開花してくれるのは珍しい。見覚えのないカトレアのつぼみが出てきた。カイガラムシがわいているなあ。なにかしら手を打たなければ。それにしても寒い。雪が残っている。水遣りをしてさっさとしまう。

 

金欠の一週間だった。家族に食われまくって給料日前の所持金が100円を切った。近々給料も減るみたいだから小遣いも減らさなくてはなるまい。手羽元肉山口県産2kgを業務スーパーにて598円で買ってきた。40本ばかり入っていたらしい。家族で鶏の酢煮込みでいただいた。大層美味であった。なんでまた小遣いで食材を買って帰ってしまうのであろう。お金の使い方として「お得感を味わう」というものがウエートとして大きいようである。

 

最近思うのは、脳みそが感じる世の中は人それぞれ違うのだろうなあ、ということである。「何もやる気が起きない、私はみすぼらしく人に笑われているにちがいない。私の人生は負け負けだ。晴れた空さえいまいましい」という超ネガティブな人もいれば、「今日もたのしいことがいっぱいありそう、空もきれいだし、仕事はきついけどうまくやれる」と思っている人もいて、ひょっとすると物理化学的背景が脳内にあるのではなかろうかと思ったりする。そりゃもちろん後者の気の持ちようのほうが生活は楽しいだろうし、仕事もはかどりそうだ。そういうわけでうまいこと脳みそをだまくらかして楽天的に明るく生きてゆく方法を模索している。なんというかある種技術のようなものがありそうに思える。まず、持続的な娯楽の開発をやっている。あまりにものめりこんでは逃避的逃げ場になるのでよろしくない。楽しい読書やら萌えアニメなどが効果的である。どちらも汲めども尽きぬ供給量があり、それでいて過度に消費できない。次に、戦って勝てそうな仕事に挑戦してぷち達成感を味わう、ということだ。成功体験を積み重ねる。そのためには通勤途上の作戦立案が効果的とされる。3つ目は、仕事の相談を人とすることなど。ぶらりとたずねていって、これこれこうしたらうまくゆくかなあ、という話や、役に立てることがったら声かけてね、と職場内で自分営業をするのである。職場で人と仕事のお話をするのは大事だなあ、と思う。一方、いやな奴に対するどろどろの気持ちをどうするのか、というようなことに腐心する人が一般的らしい。昔はそういう気分でどろどろ生きていた時代もあった様に思う。もうええおっさんなのでいまではそういう気持ちは漂白されるように消えてしまっている。とことん仕事をやりまくればいやな奴すら味方に変わる、という状況はおこり得る。仲間の役に立ちたいと思って過ごしていれば敵がいなくなるようである。「なんでこれやってくんないかなあ」と思っていたらその気持ちはつらい。「率先してやっちゃうもんねー」とやっていると、周囲がいろいろ助けてくれてかえって楽になることがいろいろあった。人間様はありがたいなあ、と思う。

 

最近の歌はパソコンでつくっているらしい。いわゆるボカロというものを聴く。曲はさすがに人間様の創造性がつくるのだろう。結構な名曲だと思う。歌っているのはパソコンの合成音声でなるほど機械っぽい。しかしながら人間には出せない独特な味がある。それゆえ、最近ではわざと人間の声を機械でいじってしまう歌も存在する。人の声をパソコンに取り込んで、その声をいじりたおして曲を歌わせるという一群の楽曲が存在し、子供らはそればかり聴いている。その一曲にむむっと思わせるものあり、今後の進化によっては人間様の歌を越えるようなすごいヒットが出てくる可能性がある。日本人はある種そういう感性に優れているようなところもあるので、人類が聞きほれるような名曲がでてくるやもしれない。

 

和田秀樹著「テレビの大罪」を読んだ。へー、そうなの、悪い奴らだねえ、とは思った。かなり害毒がある様におもえる。日本人をお客様にして、自己愛の肥大化をまねいた、などと考えもしたが、まあなんというか、日本人自体の劣化もはなはだしいのかも知れず、どっちもどっちかねえ、そのうち大損こくのはわしらもう一蓮托生だしねえ、とある種あきらめに似た感情を持つ。

佐藤健太郎著「医薬品クライシス」にもマスコミ批判が出てくる。マスコミに載せられてぎゃんぎゃんいって結局自分らの首を絞めるかわいそうな日本人である。お薬代7兆円ですか。

 

ネパールの苦労して店まで出したおじさんをよってたかってなぶり殺しにしたなんて、日本人はどうしちまったんでしょうか。大阪市ですぜ。恐ろしい。そんな怖いところ当分行きたくないねえ。

 

2012年2月12日(日)バルボ開花

昨年も咲いていた花のかわいいバルボがまたさいてくれていた。さっぱり気がつかなかった。

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日2012年1月22日2012年1月11日の画像)は本日終了である。たっぷり50日はさいてくれただろうか。大変立派なカトレアである。

 

強烈な一週間だったような気がする。風邪やインフルエンザに罹る余裕がない。こういう私みたいなバカがあとで大病を患うのかもしれない。しかしまあきつい一週間だった。厳冬期なのに体重ががんがん減っている。正月太りした1月5日から3kg減った。最近いつも腹を減らしているなあ。それでも抵抗力が落ちない。

 

本日イオンの店内をぶらついていたらマイクロSD16GBが998円で売られていた。とうとう1000円を切ったか、と喜び勇んで購入したのである。しかししばらく経って思うのは、「そんな巨大な容量でなにをするねん」ということであった。でかいファイルを移動するのに必要ではあったが、その作業はめったにない。手持ちの音楽プレーヤーで使ってみる。使用1GB、空き13.7GBだった。

おなじく店内のダイソーで「お庭の太陽光ライト105円」を見つけて購入した。太陽電池と蓄電池とLEDがセットになっているわけだが、蓄電池がこのところリチウムイオン二次電池のコインセルを低価格化して安くなったのだろうなあ。

昨日聞いた京都大学発表の「トマトジュース1Lでやせられる」を受けてか、イオンのトマトジュースは品切れだった。ははははは。そもそもマウスの結果だろうが。せめてトマトダイエットを実際にやった結果がでてからはじめりゃいいものを、テレビに載せられてまあ、あほちゃうか、とトマト売り場を見に行ったあほは思った。人体に換算すると1Lかしらんけど、冬場そんなに飲んだらハラが冷えるだろう。トマトは体によさそうだが、そんなにジュースばっかのめるか。あるあるじゃないけど日本人は本当に飲み食いでやせようとするのが好きだ。明日は業務スーパーのトマトジュースを見に行ってみよう。

 

 

2012年2月9日(木)リカステ開花

なかなか立派なリカステが咲いてくれたが、はてこいつはなんと言う名前であったか。

 

2012年2月5日(日)

2週間に一回になった水遣りをした。リカステが咲きそうである。

 

小遣いを節約して、昨日かみさんと近所のホテルにスイーツバイキングを食べに行った。スイーツとは、まあケーキだろうぐらいに思っていたのであるが、食べたものはどれも予想を裏切るものばかりだった。普段食べないものばかりでよい経験をしたものだと思う。世の中にはまだまだ知らない未知の食べ物があるのだなあ、と感心した。ケーキというわりにはむやみと濃厚な酒びたしだったり(サバランというものらしい)、ものすごく硬くてフォークで掘削しながら食べたり、クリームはべっとりと食道をコーティングしてくれるし、どっかり濃いカマンベールチーズケーキに至っては食後3時間ちかくこみ上げてきた。かみさんは大層喜んでいたが、私は一食で脂肪肝になったような気がした。6種のケーキを食べ、5種類のケーキを討ちもらした。二人で3960円であった。

 

18ヶ月後というと2013年夏であろうか。日本がデフォルトになったら何が起きるのだろうか。なんだか楽観的な記述を見たことがあるが、そんな生易しいものじゃないんじゃないの、と思う。円安になるからモノは高くなるけれど、輸出が伸びて雇用が増えるようなことを聞いた。日本がデフォルトしているような状況でまっとうな貿易が成立しているのだろうか。

 

2012年2月4日(土)

いただきもののランババがきれいな赤い花をたくさんつけている。本日も寒いのでなにもしていない。

 

献血をすると風邪を引くことが多かったが、今年は気合が違うのか平気だ。血液というのはずいぶん高価なものらしい。手洗い洗剤など結構なものをいただいたので得した気分である。

たたられているかのように驚くような装置の不具合になんどか直面した。いったい何が起こっているのか必死で考え、調べ、観察し、手を打った。見事に復旧して超ええ気分であった。最近そういうのが多いなあ。

乗っていたバスが工事中の道の狭い場所でトラックと出会い、動けなくなった。雪の立ち往生のニュースを思い出す。バスの運転士が「後ろをみてもらえませんか?」というのに直ちに反応し、私はバスの最後尾座席に移動して、後続の乗用車にバックするようゼスチャーし、後ろの車までの距離を運転士に伝えた。これで迅速にバスは工事箇所を抜け出すことが出来た。

 

2001年ごろ国会を見学したときに「田中真紀」という名札をみて、「子、がないけどひょっとして字数制限があるのだろうか?」と思った覚えがある。最近テレビで初めておめにかかった。失礼しました。

高名な結晶学の先生のツイッターを見ておりましたら、「日本デフォルトまであと18ヶ月」という日経の記事の話題があった。ええ!?、おもっていたより早い。消費税10%なんていうぬるいことをいっていていいのだろうか。小学生だってとっとと増税しろとかいっているのをテレビで見たぞ。だいたい自民がやってきたことで積みあがった借金が800兆円くらいあるんじゃないの。挙国一致で国難に当たるっていう姿勢にならんのでしょうか。

 

業務スーパーの「鶏もも肉2kgブラジル産588円」がすごかった。前回698円だったので、また一段と円高が効いているようである。塩コショウしてオーブンで焼いて食べた。美味であった。あまりにもお得であるが、量が多すぎて調理が大変だったなあ。

シナモンのかかったシリアル500gが200円とお得と思って買ってきた。なんとリトアニア産だった。食べたことがないような珍しいシリアルだった。

 

有名企業の決算が大赤字ってのをみて、「うああ、たいへんだあ」と思っていたのである。円高もさることながら、タイの洪水、大震災などが堪えたのである。けれど、根本には「技術はどうかしらないけど製品の魅力不足じゃないの」と思った。海外の魅力的な商品らしいスマホやPadに押されっぱなしで、幻惑されてなーんにも考えられなくなっているのではないか。電気屋のチラシは土曜の朝の楽しみだったものだが、本日つらつら見るに欲しいものが大変少ない。スマホばっかりみてるから、スマホの外に出たようなことが考えられなくなっているのではなかろうか。最近パソコンの進化が鈍っているような。スマホが5万するかしらんが、2万にまでおちているパソコンのほうが能力が高いのだろうに、もっと面白いことが出来そうなものじゃないか。

ぶっ飛んでいる欲しいものシリーズ2:デジカメ飛行船。買ってきて水を入れ、電気を通じると水素を電解で作ってバルーンに蓄え浮き上がる。ジャイロとミニプロペラをいくつか備え、周辺の地図を作りながら家の周辺をスキャンしつつ航行し、写真を撮って戻ってくる。無線LANでノートパソコンとつながり、データをやり取りしながらリモコンで操作できる。自前で電線などの障害物を避ける。自分の街を上空から撮影できる。

その3:水晶製造機。高圧高温をご家庭でつくり、自分だけのカラフルな水晶を作ろう。いいなあ、そういうの欲しいなあ。水晶デザイナーとか、水晶展とかできたりして。

その4:フルカラー立体プリンタ。自分だけのフィギュアをパソコンで作成し、データを送信すると宅急便で届くというサービス。CADが大変だろうなあ。その立体データはすごいものが無料で公開されて誰でもつかえる様になっていて、それをアレンジしてだれでもお気に入りのフィギュアを簡単につくれるということになると、やってみたくなるなあ。有名女優の立体データなどあるとそういうのをあつめるマニアがでたりしてねえ。ここでもすごいデザイナーがでてきそうだ。これはこれで芸術の一分野になったりして。あんまり難しそうに思えないけど、なんでこういうサービスないの?

その5:水石作成キット:石灰石をトイレ洗剤で溶かして水石をつくるための滴下器具。酸をぽたりぽたりとかけて石灰石を面白い形に溶食するのである。

 

2012年1月28日(土)関西らんフェスタ

早起きして出かけ、仕事場で仕事をしてから蘭展を目指す。梅田で乗り越しの精算で千円札が詰まりたっぷり待たされる。帰りも別の千円札が詰まった。千円札に何かあったのだろうか。今月は徹底してろくでもない目に遭う。そういう目にあったら儲かったと思うことにしている。ちょっと儲けすぎかもしれない。

だらだら都会見物をしながら、はらへったなあと思いつつ、読書をしているうちにさっさと守口市駅についてしまった。すきっぱらをかかえて蘭展を見る。これまでみたいにがつがつ撮影をしないが、1枚の容量をあげてあるのか600MBを撮り終わってしまった。まあ蘭を見るのはたのしいなあ。うちにもたくさんあるとおもうとちょっとうれしかったりする。

 

百貨店をうろうろ見て周り、松屋で250円の牛丼を食べる。けちだなあ。このところでかけると牛丼ばかりである。京橋のブックオフで新書を6冊買った。半額セールで1冊50円であった。勝間和代著「不幸になる生き方」を手に入れた。不幸になる生き方を研究すれば幸福になれる生き方がわかる、という内容の本である。「考えて行動を起こし、人のせいにせず、まめに働き、人のためになるようなことをして味方を作り、欲におぼれず、しがみつかず、幸せは人に見せるものではなく、己の考え方次第と心得て生きる」とまあ適当に要約したが、種々噛み砕いて実践しやすい「技術」に落とし込んでいる。まあ幸福のことを考えるのは重要だ。

 

ヨドバシカメラなどみてまわったが、パッドなどが気になるものの最近おもしろい製品が出てこないなあ、という印象を持つ。ご家庭で手軽に空が飛べたりするような家電ってないのだろうか。「屋根の太陽電池を磨きましょう」というコンセプトで。「ヘリウムスーツぅ」とかいって体に装着するバルーンにHeを送り込んで、人間のジャンプ力で屋根までひょいっとあがれるような。使用後ヘリウムは付属のコンプレッサでボンベに戻して何度でも使える。

 

1000兆円につみあがった借金の内容が気になったので調べてみた。みなさんハコモノだの道路だのが原因みたいに言っているけど、建設って多い年でも3兆円くらいだったというのをみた。90兆円つかっているのに税収は40兆円しか入ってこないでしょ。簡単に言って、年間50兆円税収が足りないのよ。10年で500兆円の借金になる。社会保障や医療費に必要な税金をちゃんと取っていない。出すものは出せといい、払うものは払いたくない。人間そうしたもんなんでしょうが、まあ早晩預金で払うことになるのだろうなあ。お金の逃げ場はない。「さようなら、これまでお金をありがとう」ってか。

 

いやねえ、地震って。明日にでも首都直下地震って気分になるじゃないの。まあデフォルトも怖いけど、心配事だらけでも、うだうだ考えずに目の前にある仕事をやるしかないのよねえ。

 

サムソンってすごいんですって。日本の技術は落ち目に。テレビで負けてケータイで負けてるんですって。韓国の皆さんがんばってましたもんねえ。あっちは兵役もあるし、根性が違うんですかねえ。なんというか、大企業のみなさん、お上品でねえ。こっちが危ない実験を工夫して安全にやってても「あ、うち水素使うのだめなんで」って。ありゃ、リスクはよそにとらせるって意味よねえ。

 

2012年1月22日(日)フォーミディブル開花

朝は日差しがあった。それとばかりに水遣りをした。3週間ぶりだろうか。

Den. Formidible ‘Ryouma’が開花していた。

多分やたら頻繁に咲くカトレアにつぼみが出ていた。

リカステ2株にそれぞれつぼみが出ていた。

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日の画像)がなお立派にきりりと開花していたので写真を撮ってトップページに並べた。今年の年末年始の写真は少ないなあ。本日は明幸園の蘭展だったのだが、行きそびれてしまった。

来週は関西らんフェスタだったろうか。

 

チューリップを植えて余った土地にジャガイモを植えようと考えた。後先考えずに男爵の種芋を1kg248円でコーナンにて買ってきた。ついでに続きの土地にニンジンが植えっぱなしになっているのでここもジャガイモにしてしまおうと掘り返した。すると、なにやらうまそうなニンジンがごろごろ出てきた。結構な量が出てきたため、全体の6分の1掘ったところで、残りはまたこんどということにした。ニンジンもいいなあ、と思う。うち煮物多いし。チューリップの跡地はニンジンにしようかと思う。掘っていると冬眠中のでかいダルマガエルがでてきた。手に取るとクエッと鳴く。仕様がないので、安全と思われるチューリップ花壇に穴を掘ってやわらかく土をかけておいた。チューリップのちび球根が出てきて根っこと芽がしっかりでていた。ジャガイモは3月初旬に植えるのだろう。いままでジャガイモはええかげんな栽培ばかりしてきたためまともに取れたことがない。今回はまじめに作ってみよう。

 

原発の電力がなくなった分石油をたっぷり輸入したため貿易赤字になっているというようなことを上司から聞いた。赤字がたまると円安になるだろうか。気がついたらすげー貧乏な国になっていたりしてねえ。1ドル300円くらいで、業務スーパー500g78円のパスタが300円になってたりして。ワイン1本500円が1500円。ガソリン1Lが200円くらいに。電気代も倍くらいになってたりして。まあそういう時代も時にはあるんじゃないでしょうか。

 

驚いたのは、芥川賞の賞金が100万円であったということである。1000万円くらいじゃないかと思っていた。ライトノベルの大賞でも200万円くらいある。聞きまちがいかなあ。出版社けちやなあ。結構売れるんでしょうに。「さも権威がありそうな誰でも知ってる賞のくせに100万円ぽっちかよ。け、もらっといてやるぜ」と言ってくれればわかりやすいなあ。まあ大金は大金だから立派なものだとは思う。

 

ケータイを操作して職場のアドレスにメールを送ってみた。じつにダリー。メールなんぞ仕事でいくらでも降ってくるのにこの上プライベートでもやりとりすんなんてしんじらんねー。こんなちいさい画面でネットのナニを調べるちゅうの。21インチでもしんどいのに。

 

2012年1月21日(土)

なんにもしてないなあ。水遣りをしたいが、このところ週末になると気候が悪い。

 

最近男の生き方が大きく変化して、女性から見ると楽しそうなのだそうだ。「喜婚男と避婚男」にそのような記述が出てくる。

牛窪恵著「草食系男子「お嬢マン」が日本を変える」を読んでいる。なるほど、お嬢マンとはよくいったもので、「がつがつせず生活を楽しみ、家事上手、やりくり上手、話していて楽しい癒される男子」なのだそうだ。

 

有機ELなるテレビの開発で日本は韓国に遅れをとっているそうである。なんでも大変映像のきれいなテレビなのだそうだ。SONYがかつて売っていたそのテレビは1台20万円もするという。一昔前なら、「なんだとー、技術で負けるなんて日本の製造業恥を知れ!」などといきり立っていたように思う。聞いたときは残念に思っていたが、いまごろはテレビなんか少々きれいにしたってみねえものはみねえしなあ、と思う。問題はテレビの中身だろう。面白いと評判の映画があって、いつでも見られる状態にあったとしても、1年以上放置してしまい、なかなか見ようという気が起きない。画面は格段にきれいになったのだが、なんだか疲れるというか、時間がもったいない。読書がらくでいいよ。

 

産経新聞編集「溶け行く日本人」を読んだ。いろいろ日本人のよろしからぬ行状がこれでもかというほど並べられていて、腹が立つかと思ったら、ちょっと安堵していたりする。「僕のような畢竟地球のお邪魔虫のようなクズは、こういうクズなやつらの話を読むとほっとするんだよ」という気分だろうか。現状すこし改善されているように思われる。

 

連絡の必要性から我が家にもケータイが導入されて1週間が経った。電話としてしか動作させていない。えらく凝ったつくりだが、使いたい用事がない。もちろんあんな重たいものを持って歩きたくはない。

 

2012年1月11日(水)

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日の画像)がええかんじなので、せっせと写真を撮ってHPを更新した。

 

なんか元気がないなあ。やるきでねえなあ。でもまあ仕事がたんまりあったので、手を動かすうちにすこしずつまっとうな気分になってきた。

 

2012年1月9日(月)

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日の画像)がええかんじだけど、いつも写真を撮りそこなう。

 

本日ブックオフで「週間朝日百科 植物の世界」101,102,104を買ってきた。いずれも見事な野性蘭の写真がたっぷりのっている。103を買い逃した。

 

今年はなんかいやーな予感がする。まあ心配が趣味みたいなものだ。昨年から保存食を蓄えるなどというわけのわからない行動をとっていたりする。門倉貴史著「中国発世界恐慌は来るのか?」を105円で買ってきた。2008年の本である。政治家が「ユーロがこけて、中国もこけて、経済の大津波が来る」というのは、いってみれば市井のおっちゃんが飲み話でいうような内容ではある。誰でもそれぐらいのことは考えている。政治化センセはしかし市井のおっちゃんよりは枢要な情報に近い場所にいるわけで、マスコミが騒ぐように「軽率だ」などといわず、ありがたい警告だとうけとめて気を引き締めてやってゆくべきなんだろうなあ、と思う。

先週寝起きにユーロ99円というニュースが聞こえてきたので、あちゃあ、もう始まったか、と思った。いまじゃ97円だそうだ。以前は125円くらいじゃなかったか。不作で高いはずのオリーブオイルまであまり高いと感じなくなった。砂糖や小麦粉、輸入フルーツ、清涼飲料水、ポテトチップス、チョコレートなどでぎゃっというほど安いものをみかけた年末年始だった。それだけ円高なのだろう。

 

 

2012年1月7日(土)

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日の画像)がやっときっちり開いた。

 

田舎からミカンが届いた。ざっと120kg。ミカン農家なんだから当然だが売るほどある。スーパーでミカンを見て驚く。8個入り498円だそうだ。8個なんざおやつにしかならない1度にたべてしまう量である。ちょっといいビールにおつまみつきの晩酌ができる金額じゃないの。書いている間に8個食べ終わってしまった。

けちな私はフルーツに500円出す度胸がない。業務スーパー付属の八百屋で先月105円で買ったメロンは、3回に分けて腹いっぱい食べることが出来た。あれはすごいメロンだった。パイナップル1個105円だったので2個買ってきた。バナナ50円で15本買えた。みかんはもはや高級フルーツといってよい。

みかんは当然だが厳正な管理がなされている。今年はやたら大きなみかんが出来たそうだ。私がみたものはグレープフルーツ大だった。こういう大きなものを好む人もいるそうだが、市場には出回っていない。あまり大きいものは出荷されない。ちいさいミカンは甘くておいしいのだが、そういうミカンもみあたらない。大手スーパーはハンで押したような管理されすぎた商品しか並んでいないのでお得感も面白みもないのであるが、みかんも似たような状況である。

田舎での茶飲み話で、ミカンをネットで売っている農家がいるとのことであった。うちも売ったらとおもうが、商売というのは案外面倒なものである。ネット上のミカンの値段を調査したところ10kg3000円というのが相場らしい。「20kg3000円送料込み」ぐらいか、ということを考えた。

 

境真良著「Kindleショック インタークラウド時代の夜明け」を読んだ。あんまりわからないのでショックを受けた。Kindleってアマゾンの電子書籍を買って読むパッド型端末で、通信料をアマゾンが負担しているという便利なマシンじゃなかったか。アマゾンからお買い物もできるんだよねえ。そういう楽しそうな話はなかった。山奥で通信速度が極端に遅い我が家には縁のないカタカナ話ばかりであった。本を読んでも理解できないというのはもうぼけたかとおもって心配になったぜ、まったく。

街の書店で「婚活したらすごかった」を拾い読みした。新潮新書はいつも下世話でおもしろいねえ。なるほど婚活はすごいらしい。105円になったら買って読もう。ご結婚なさっていない人たちが著しく増えているそうである。表向きの理由は「一人でいるのが楽」ということらしいが、ほんとうのところ「男女それぞれの魅力が低下している」ちゅうことじゃないの。

魅力の低下は、当人たちのせいばかり、というわけではない。海外に行った人は現地の人がなんとなく輝いて見えた、ということはないだろうか。どういうことかというと、体を動かしてちゃんと食べて、なんというかお肌がきれいでハリがあり、丁々発止のやり取りを周囲としているのである。そういう躍動的な人間像に比べ、日本人は「指示をメールで受けて一日端末の前で事務仕事をしてコンビニで買ったダイエット食を食べた。気がつくと今日は人と話しをしていない。外食で済ませて家でゲームをやって寝た」みたいな生活をしていて、そりゃまあ人間像も変わってきますわなあ。そういう都会の男女があつまって短い時間お話しをするという集まりをやるそうだが、何を話すのであろうか。「えー、ぼく、電池の研究開発やってます。専門は電気化学です。趣味は、萌えアニメをみたり、読書です・・・」「わたし、事務やってます。最近ネイルにはまってます。スマホつかいはじめたんですけど、おいしいおみせとかすぐさがせて便利ですね」

まさかねえ。

「うわ、おねえさんすげえ僕の好み。めっちゃすき。ねえねえねえ付き合おうよぉ。ぼくね、結構稼いでるから。遊び人でもないし。引き出しもいっぱいあるから話も面白いよ。それに料理もうまいし、あっちのほうもすごく元気だよ。僕と付き合ってくれたら二人ではっぴーになれるよ」。ぐらいのことを言え。

 

2012年1月4日(水)

昨夜夜更けに田舎から帰ってきた。結構渋滞していたなあ。しんどかった。室内の気温が何度だったろうか。今年の蘭棚はビニールも張っていない。なんというか蘭のパワーも落ちたものである。蘭はなんとか無事のようだ。朝から寒い中ちゃっちゃと水遣りをした。

 

2011年12月29日(木)ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’開花

ブラソレリオカトレア パメラヘザリントン ’コロネーション’(2011年1月29日の画像)が開花した。

 

正月休みだ。わーい。7時過ぎに起きて8時半にはパソコン前で作戦を立てていたりする。

天気もよさそうだし、さあなにをしましょうかねえ。年末年始のテレビはレコーダーのテレビ欄を見る限りおそろしくつまらなそうだ。ごろ寝、うまいものを食う、というのはなし。仕事、勉強、歩き、労働、といういつもの楽しいメニューになるのだろう。

 

朝食は先日業務スーパー付属の八百屋で買ったメロン105円2kgを切ってもらって食べた。3分の1くらいだったがすごい量だった。同じところで買ったバナナ3房15本50円のバナナを3本食べた。内容はしっかりしているがこの恐るべき安さはいったい何なのだろうか。円高恐るべし。ちょっと前まで1ドル90円だったのが70円台が定着している。

 

2011年12月28日(水)

休み前の決戦。すごい激戦でした。

もう正月だなんてまあ。遣り残しがたくさんですねえ。なんとまあ私の能力は低いのでしょうか。最近は、「忙しくて」というかわりに「能力が低くて」と申しております。

 

最近はまっている水晶の画像をデンファレを背景にして撮影し、アップロードした。これをながめるようになって仕事の量がぐっと増えた様に思う。なんというか、赤い靴みたいに、これをパソコン前に置くととめどもなく仕事が溢れてきてえらいことになっていたように思う。やばそうなので、休みの間仕事場に置いてきた。

 

2011年12月25日(日)

寒いが天気がよいのでさっさと全部出して水遣りをした。

しまった、前回水遣りをしたときに出したコルク付デンドロを木にひっかけて出しっぱなしだった。こりゃ凍死してるぞ。かわいそうなことをした。気分はひでえクリスマスである。

 

夜中なんやかんややってしまったので、時間に余裕のある休日である。久しぶりに映画を見る。「東京原発」だったかを見た。事故前に撮られた映画だったが、このご時世になるとすごいインパクトがある。原発大好きの私のうだうだを片っ端から木っ端微塵にしてくれるデータで畳み掛けてくるじゃありませんか。爆笑で悶絶していた。耐震性のデータなんかそうとう効いたし、チェルノブイリでお亡くなりになった人のデータなどは横面を張られたほどに強烈だった。東京に原発を、というのは「原発のリスクを周辺地域に押し付けないで、そのリスクを電気を使っている自分らで負ってみろ!」という強烈なメッセージがこめられている。東電社員も逃げなかったが、映画の中の日本人も逃げなかった。いい映画だった。

映画の中で「3分の1の発電量を担っている原発を全部止めても、停電が起きるわけではない」は正しかった。春にこの映画をみても、「ええ、そんな、リスクが大きすぎる」とおもっていたろうが、日本人は成し遂げてしまった。「国家のエネルギーの研究開発費の9割は原発関連だ」といっていた。ほんとか?まじか?

 

録画で見たNHKスペシャルで、isolation condencer「イソコン」なる冷却器をかばってメルトダウンと水素爆発にいたったという話じゃなかったかとおもうのだが、それじゃあの事故は、防ぐ手があったということだろうか。まあおこっちゃったものはうだうだいっても始まらないのだし、プロが懸命にやってこの結果なのだから仕方がない。

 

このように原発関連が妙なのは、アメリカのお客さんでありすぎたのではないだろうか。これまでそうせざるを得なかったという経緯は理解できる。アメリカ製の原発で非常時の使い方を根本から理解できていないことが今回の悲劇の発端であったし、買ったものに依存しすぎちゅうことではないのか。得意の技術は自分らで考えて使えば、ということじゃないのか。ふとおもうに防衛モノなんか有事のときに使い方が今ひとつわからないものが多すぎるんじゃないの?戦闘機とかイージス艦とか。ああいうものは衛星軌道からの核電磁波攻撃に対して有効に機能するのだろうか。

 

2011年12月24日(土)

Blc. King of Taiwan2010年12月18日)を屋外で撮影。天気はよいが寒いなあ。なんにもできない。

 

 買い物に出たついでにかの水晶を買った店でほかによい品がないか探した。二匹目のどじょう的な水晶はなかった。

 

 クリスマスらしいが、日課のお仕事のあとはやたらめったら勉強していた。娯楽と勉強をならべたら勉強をとる。誰に強制されたわけでもないし、勉強しなくちゃいけないわけでもないが、娯楽は読書でもすればいいし、テレビはますますつまらなくなってきたし、映画はおとなしく長時間見るのがしんどい。勉強させてもらえるというのはある種ありがたい状況ではなかろうか、と思う。

 

2011年12月23日(金)

Blc. King of Taiwan2010年12月18日)はいい感じに咲いているが、雪が舞う屋外での撮影はできず、室内でいくらか撮影をした。

 

 買い物に出たついでに水晶を探した。二匹目のどじょう的な水晶はあるだろうか。なかった。そうそうあの水晶を超えるモノはでてこないだろう。変わりにパイライトの塊を買ってきた。525円だとおもっていたら315円だと言われた。

 

 世間はクリスマスを迎えようとしている。数日前私は奮発して鶏肉2kgを業務スーパーで買ってきた。足8本分ほねなしもも肉が1袋に入ってかちかちに凍っている。なんと698円である。足一本分でかなりのボリュームがある。塩胡椒で180℃1時間加熱したところ大変おいしいチキンになった。4人で二日間たっぷり食べられた結構な鶏肉であった。昨日追加の袋をまた奮発して買ってきた。トリのトマト煮を本日つくった。トリに塩胡椒して小麦粉をまぶし、フライパンでよく火を通して置いた。鍋にオリーブオイルをひき、ジャガイモ、たまねぎ、にんじんをカレー切りして加熱、さらにバターを10g加えて炒め、ホールトマト缶58円を2缶いれ、水100mlを加え、ブイヨン3キューブを加え、煮込んだ後、トリを入れ、塩小さじ1杯、砂糖大さじ2杯いれて30分煮た。大変美味であった。

 

2011年12月22日(木)

Blc. King of Taiwan2010年12月18日)はいい感じに咲いている。写真を撮りたいなあ。

 

980円で購入したお気に入りの水晶は仕事場に持っていった。本日もかなり激戦であったが、大変美しい水晶を見ているとなんだか頭が冴えてくるような気がする。この水晶を手に入れてから激戦続きだ。文章が英文和文つるつるでてくる。4時間、5時間の集中が連日続いた。ネットで水晶の画像をみてみるが、これほど見事な水晶はそうそうみかけない。パワーストーンちゅうものはさっぱり信じていないが、好きなモノをほれぼれと眺めるという感覚を思い出した。子供の頃からこういうモノが大好きだったのだが、求め続けて30年、これほどの上玉をはじめて手にしたと思うのである。萌え、といってもいいだろうか。脳みそのバラ色加減はなかなかのものだ。円高だから海外から良い物が集まるのだろう。世間の人間はこういうモノに見る目がないという気がする。もっとも、この水晶がどれだけ上物でも生産性は皆無だ。けちだから購入まで2週間も考えてしまった。いまやすっかり元を取った気分で、今後多大な利益が上がりそうな予感がする。今後こういういいものが他にないかどうか探して歩くことにしよう。楽しみの見つけ方のコツをつかんだような気もする。

 

2011年12月17日(土)

寒いので何もしていない。本格的に寒い。明日こそは水やりをしよう。

 

「ローマ教皇とナチス」なんていう本を街の図書館で見つけて読んでいる。関心があるのは食えなくなる人が増えるとどのように戦争に至るのか、という点である。あの時代のくえない状況を豊かな昭和を過ごしてきた私は根本では理解できていないだろう。歴史の本の困ったところは、首脳陣や支配層がああしたこうしただけで書かれていることである。ほんとはそうじゃなくて食えなくて荒れる人々の殺気が支配層をびびらして変な行動をとらせたり、ぶっとんだ独裁者をだしちゃったんじゃないかと感じるのである。

 

2011年12月16日(金)

C. bowringiana var coerulea2010年12月12日 )およびBlc. King of Taiwan2010年12月18日)が開花した。超寒いので鑑賞どころではない。

 

また強烈な激戦を征して、今週は記憶が飛んでいる。

 

2011年12月10日(土)

寒いので何もしていない。まあこれが冬だわなあ。今までが暖かすぎたのだろう。寒い眠い。

 

2週間前から目をつけていた水晶980円を買ってきた。太さ14mm、長さ120mmの単結晶である。大変透明度が高い。結晶面は、天然のモノで、よけいな研磨などはなされていない。すごい上物だなあ、と思っていたが、先週も、今週も売れずにのこっていた。高い買い物であった。こういうものを持っていても特段使い道はない。パワーストーンうんぬんのことは全く知らない。ただ、単結晶に対するあこがれをかき立てる効果はあるかもしれない。いろいろ手がけている材料の単結晶が得られれば、精密な構造解析ができる。リートベルト法だの中性子回折だのいってないで、単結晶でかたがつくのならそのほうが、と思うのであるが、単結晶はそうそう簡単にできない。この透明で大きな水晶はどうやってできたのだろうか、と思う。深い地中で温度が高い水にはSiO2が少しは溶けるそうである。そういう熱水がわき出す空洞の中で時間をかけてゆっくりと冷えつつ、SiO2が析出して結晶が育つと、透明で乱れのない結晶ができるのだろう。

 

今日本を読んでいてぎゃっとなった記述「日本の医療費は年間30兆円かかる。一人あたり一ヶ月2万円にもなる」。えー、どういうこと。一年間たべるお米代が1億2千万人分で2兆円ってきいたけど、医療費は30兆円なの。イタリアの国家予算の半分くらいを医療費で?。ぼくなんかにも毎月2万円くらい、ならすとかかってくる?ほんと?200円じゃなくて、2000円でもなくて、2万円。平均的サラリーマンの小遣いから昼飯代をひいたくらいを毎月医療費で?くどいけどそうなの?一日あたりにすると670円。なんかすげくね?高校生のケータイ料金2万円ってのむかし聞いたときにはばかこくでねえってぶったまげたけど(今はそんなにしないとは思うけど)、それにしたってすごいんじゃない?国債発行額44兆円の実に3分の2に匹敵するすごい金額が医療費なの?

お医者様や看護士のみなさんが暴利をむさぼっているってことはとってもあり得ないと思う。とっても仕事が多くて、大変しんどいようなことを聞いた。薬が高いようなことを聞いた。大変儲かるというじゃないの。有機合成やっていたことがあるから有機物を合成したり、抽出したり、精製したりってとっても手間もひま費用がかかる。薬は高いのに、お医者に行くとたくさんもらっていっぱい飲んでいるという状況があったなあ。いまはずいぶん変わってきているとは思うが。時代小説なんか読むと「おとっつぁんの病気をなおすために私が身を売って高麗人参を買う」なんて話が定番で出てくるでしょ。高麗人参が野もすごく高価な時代があったのに、今は良い薬がふんだんに使える。でも使った分だけどかどか医療費がかかっていたのだろうか。

医療器械ってもの凄く高いと思う。MRIだのCTスキャナーだの高いんでしょ。腰の調子が悪い頃に医者から「MRIとってきてください」て言われてとってきたときに、保険が効いていたけれど結構な金額で「うへえ」っておもっていた。それを見てお医者様は「切っても治りはあまりよくならないので安静にしておいてください」って言ってそれでおわりだったぞ。なんなんだよ、それ。総額うん万円と痛みをこらえて長時間待ち続けた挙げ句、交通費かけて下した結論がそれ?

歯医者にかかって歯をしっかりなおしていただいたのは大変ありがたかった。でもアメリカだともの凄いお金がかかると言うではありませんか。医療は大変ありがたいものなので、それだけにその運用にはもったいない精神を発揮して大事に扱わねばならないのでしょう。間違ってもタクシー代わりに救急車を使うとか、不要不急の薬をたくさんもらうとか、医者のはしごをするとか、やたらめったらお医者様を裁判所に引きずり出したり、待合室に話友達を捜して不要不急の医者にかかるなど、さんざんやったりしたおかげで、医療を必要としているのに費用に困っている人が本当に困る世の中になってしまったのでしょう。

 

政治が荒れる理由がなんとなくおっさんになると理解できる。パイがちいさくなるのが誰の目にも明らかな時代ですよね。誰しもくいぶちを減らされているわけですよ。当然議員だって減らされつつある。議席が減っても自分らの議席を確保するためにはなりふり構わず敵をおとしめないと危ない。それから自分らの給料はへらさずに国家公務員の給料は下げるというようなことをやる。おかげで地方公務員も、民間もこれにならって給料をどんどこ減らせるという世の中になるわけですよ。そこへ消費税も10%あげようってまあ、しんどい年になりそうだねえ。

 

2011年12月7日(水)

職場の同僚がDen. Jacqueline Thomas x bigibbumをみて、「これは三蝶咲きだ」と力説していた。「三蝶咲き」とは、ペタルのリップ化のことである。蘭の花は、外側にセパル3枚、内側にペタル2枚とリップ、真ん中におしべとめしべがひっついたずいちゅうからできている。リップはペタルが変化してできたモノで、もしこのリップがペタルと同じ形をしていたら、蘭の花はユリやら、アマリリスやらに似てくるのである。リップも元がペタルなので、何かの拍子にリップのつくりがペタルにうつってしまってリップが3つあるような花ができることがある。これをチョウチョが3匹集まったようにみえると思った人がいて、「三蝶咲き」といったらしい。

Den. Jacqueline Thomas x bigibbumについては、まあそういわれればそうかなあ、となっとくした。ところが、この株にはまた妙なことが起きていた。この株から分かれた株を育てていると、色はよく似ているのだが、ペタルがリップ化していない花が咲いたのである。花はすらりとしてデンファレとしてみてもあまり見かけない花姿で実のところかなり美しい。何かの拍子に「三蝶咲き」状態が解除された模様だ。

 

2011年12月5日(月)

日誌が容量の限界(250kB)に来たのでまたぶった切った。めんどくさいサイトだなあ。

 

ダイエーのチューリップは売り切れていた。まあ、早いうちに植えたい人の手に渡るのは結構なことである。

なぜ業務スーパーは強烈に安いモノがあるのだろうか。本日もタイ産のユムユムという商標の「グリーンカレー味」ラーメンは5袋97円であった。そもそもラーメンの味なのか?という妙な表記である。ちょっと期待している。

 

小川仁志著「人生をやり直すための哲学」を読んだ。強烈な内容である。おっさんになると、逃れようもない責任や、親の老後や、子供の将来、仕事上司部下同僚のことなどいろいろ考えるわけである。これに加えて、人生がいやになっただの、不倫相手とどろどろだの、生きる意味ってなに、家族からうとまれている、かあちゃんに死なれてしまった、親が死んだ、カネがない、社会が悪い、仕事がうまく行かないなどなど、よせられた現代の生々しいお悩みについて、哲学者はこう考える、という内容で古今東西の哲学者の思想が紹介されている。

哲学っておもしろそうだ。

 

2011年12月4日(日)

蘭を庭に出して水やりをした。よく考えると12月である。蘭もさむいわなあ。そろそろ防寒をしないとよろしくない。

いろいろ写真撮影をした。

トレイの再編成をした。

 

球根園芸館にチューリップのトップページを作成して思うのは、チューリップスゲー、ということである。あちこちチューリップの球根を探してみたが、さすがにこの時期は少なくなっている。

安売りの球根5種類を本日植えた。また、ユリのコンカドールを畑と庭に1つずつ植えた。畑のユリは毎日の生育を通りがかりに眺める楽しみのためである。

 

土日は業務スーパーで買ったインスタントラーメンを味わう。インスタントラーメンはものすごい種類があるねえ。業務スーパーのインスタントラーメンには恐ろしく安いモノがある。いわて醤油なる岩手県北上市のメーカーのインスタントラーメンは、しょうゆ、しお、みそ、とんこつのラインナップで、5袋入り158円である。1食33円と、おそろしく安い。岩手、というところが決め手になって買う。なんとなくおいしいのではないかと思えた。しょうゆとしおを食べた。ふつうにおいしいインスタントラーメンである。くせがない。コストを押さえる観点から、別の袋をつけて、変わった味にしにくいのだろう。それにしても安いなあ。こんなに安く買って申し訳ないと思ったりする。みそととんこつにも期待しよう。賞味期限は2012/4/5とある。保存食としては保存性はあまり高いモノではない。

タイ産のユムユムという商標の「ホワイトペッパー味」は5袋97円、1袋ざっと20円という安いインスタントラーメンである。細麺で、味もけっこううまい。しかも胡椒のおかげでよく暖まる。賞味期限は2012/4/3らしい。

インスタントラーメン(袋部門)というと、出前一丁、サッポロみそラーメン、サッポロ塩ラーメン、などのメジャーな銘柄は1つ80円もする。これらメジャーは発売から40年を経ているものある。まさにニッポンの袋ラーメンといえよう。そういうメジャー以外では、5袋198円級のものが売られており、さらにこの度の158円やら、外国産の97円のものもある。地方にはこのいわて醤油のようにご当地袋ラーメンもあるようだ。値段が安く、細々とやっている。私の郷里では「味の八っちゃん」というのがあった。袋にタコの絵が描いてあったように思う。今思うと独特な味のしょうゆラーメンだった。慣れた味、というのはあったのだろうが、なんというか、私にとっては懐かしい袋ラーメンである。もうつぶれてしまったのではないかと思われてちょっと寂しい。

 

2011年12月3日(土)

開花中の2株に加え、つぼみつきカトレアが3株つづいている。

Blcキングオブタイワン(2010年12月18日 Blc. King of Taiwan)のつぼみがシースからでてきた。1つだとおもっていたら2個あった。

 

いまごろ球根園芸館サブトップページでチューリップ特集をやった。すげーなあ、チューリップって。いいなあ、チューリップは。1球10円てのがあったらがんがん買おう。

そりゃそうとチューリップリストへのリンクが壊滅的である。もったいないなあ。

日誌を書いても更新がだるいのでほったらかしにしていたが、チューリップを見ていると更新したくなった。

 

情報番組を見ていたら、危機的状況にあるイタリアの国債発行は6兆円で、歳入は60兆円ほどにみえた(いろいろうるおぼえ)。なんか日本より歳入が大きくないか?。それから消費税率は20%だった(フランス、ドイツも19%くらいだった)。日本よりはまっとうに税金を取っているので税収も多い。一方日本は消費税率は5%だからまだ余裕があると思われているそうである。歳入は50兆円くらいで、国債発行額は44兆円だっただろうか。日本人どんだけ税金払ってないねん。イタリアの国債の金利は7%を超え、日本は1%を超えたという。

世界の預金は5000兆円という。これが金融機関に預けられてなんやかんやに投資されたり運用されたりしているんだそうだ。ん?なんか多いようでいてすくなくねえか?。日本の預金が1500兆円って聞いたから世界の預金の30%が日本の預金ということだろうか。それゆえ、まだ日本の国債はだいじょうぶっちゅうことなのだろうか。

まあギリシア、イタリア、スペインとこけると世界中にでかい波が襲いかかるわなあ。ところでこの三国は地中海沿岸でオリーブの産地である。近年地球温暖化の影響でオリーブの生育が悪いという。それがこれらの国の調子悪さと何か関連があるような気がしてくる。2012年ってどういう年になるのだろうか。

 

歳末の売り出しなのか、見て回るとどうもテレビが安いようで。でかいテレビが4万円ほどであろうか。かなり値崩れしているように思う。最近テレビはじめ家電製品に煩悩しなくなったと思う。テレビなんかいくらみても仕方ない。テレビが稼いでくれるわけでなし、めしくわしてくれるわけでなし。世間はもっぱらスマホに煩悩しているようではある。スマホ以外では何で儲けているのだろうか。パソコンも安くなってしまったなあ。メモリメーカーが儲からなくて往生しているらしい。HDDには煩悩するけれど、メモリには煩悩しないもんなあ。

 

DVDレンタル屋で貸しマンガコーナーがどーんと拡大しているのをみた。最近マンガが面白くない。面白いマンガが出るまで時間が相当かかるなあ、と思う。マンガ自体もコストが割高だ。アニメの原作では、ラノベが増殖中である。思うに、話も面白くて絵も描けるという両立した人はそうそういないし、その人一人が生み出す量にも限りがある。ラノベはキャラを重視し、気合いの入った挿絵画家をつけて挿絵もカラーグラビアも一杯である。人気が出ればアニメ化までが早い。バクマンのサイコーも真っ青なスピードである。夜中のアニメワクはラノベアニメだらけじゃないか。見事な分業というかチームワークというか、日本的というか、たいした生産性である。

 

2011年12月2日(金)

昨日ダイエー池田店で目をつけていたチューリップは1袋5球は100円のままであった。これで売り切れるであろう。なかなか1球10円という球根は見ないなあ。

 

2011年12月1日(木)カトレア開花

赤い大輪のSlc(2008年8月16日 ソフロレリオカトレア・ヨン・フェイ・チェン‘セレクション’)が開花していた。

 

一昨日ダイエー池田店で目をつけていたチューリップは1袋5球298円半額149円は、予想通り100円となっていたので、3種3袋を買ってきた。「経済心理学」といってはおこがましいが、在庫状況、売り場の更新予想、買い手の心理、売り手の心理を読み、適切な時期に最も安い値段で買いを入れるのであった。在庫状況からもう一段の値下げがあると予想した。2袋100円があり得る。問題はその瞬間に居合わすことができるかどうかである。

 

趣味が「食料調達」となってしまった。本日はチラシで察知した「砂糖1kg89円、お一人様1袋500円以上砂糖以外お買いあげの方」にくらいつく。餅米1.4kg499円とチョコ69円と合わせて買ってきた。袋ラーメン5袋パック97円2パック。パスタ1.2mm500g78円、ホールトマト缶58円をつかんでくるのは日課となってしまった。あほだ。

夜中のアニメで「ベン・トー」というのをやっている。半額弁当を巡る男女の闘争を描いた血湧き肉躍るシュールなアニメである。変に気合いが入る楽しいアニメだ。最近半額弁当を買うことはないが、半額シールはいい。半額シールってのはついつい手を出してしまう。本日4軒目となるスーパーで「金沢産生落雁」半額420円に手を出してしまった。なぜいいおっさんがこれほどスーパーにいれあげているのだろうか。

 

2011年11月30日(水)ワルケ開花

ワルケが開花していたので驚く。

 

夜帰り道ダイエー池田店で気にしていた球根の半額売り場をのぞく。もう一段安くなるかと期待したゆりは売り場からなくなっていた。

 

2011年11月29日(火)デンファレサティ開花

サティで100円でかってきたデンファレが開花していた。

 

昨夜ダイエーで球根が「全品表示価格から半額」だった。荷物が多かったので手を出さなかったが、ユリ220円はひょっとして110円になるのだろうかと気になって仕方がなかったので昼休憩に行ってきた。レジで聞いてみたが、担当者曰く実は既に半額の値段でしたと説明されたためごねずにそのまま買ってきた。もとは798円だったものが220円になったのだから結構な商いである。コンカドールという品種ばかり4球も買ってしまった。よく考えたら我が家最大のユリで、私の背丈を遙かにしのぐ230cmの高さに咲く鑑賞困難な巨大ユリじゃなかったろうか。2008年ころから咲いているように思う。ネットで見ると、おっさんほどの背丈で咲いている写真があって、それですら1280円もする。コンカドール恐るべし。そんなすごいユリを4球も。まあよしとしよう。

チューリップは5球298円が149円になっている。私は二日後まだ下がるとみた。100円を予想した。

 

2011年11月27日(日)

息子の鉄の熱処理のついでに素焼鉢を焼いてもらった。昔使っていた焼却炉で18kgの炭を使い、多量の二酸化炭素を出してほんのちょっとのカーボンを鉄にしみこませ、鉢多数を焼いた。この方法は楽だ。新しい素焼鉢焼き方法を見いだしたようである。

 

昨日から年賀状をせっせと書いた。年賀状は4つのプロセスで作成する。第一ステージ、墨を擦って筆で決まり切った文句を書き付ける、第二ステージ、はんこをついて筆で差出人の情報を書く、第三ステージ、干支の絵を描く、第四ステージ、宛先を書いて近況を書く。本日は第二ステージをさっさと完了。第三ステージは図案を決定するまでがしんどいのだが、だいたいこんな絵、というのが頭に浮かんでいるのでなんとかなるだろう。ここまでは例年からすると楽にこられたように思う。

しょうもないことでけっつまずいてくよくよするのであるが、アランの「幸福論」の番組から学んだように、「うだうだ考えずに行動せよ」という指針でくよくよ源に襲いかかる。作戦は、「本丸はどこか」「敵の弱点はなにか」「ピンチの後にチャンス有り、ただちに逆襲」「江戸の敵を長崎ってのもあり」である。

 

息子にプログラムの講義をしていて、「e」の説明に困窮した。e=2.718281828とは覚えていたが、はてこのへんてこな数字はどうやってでてくるんだったっけ。トシだなあ。微積分や極限ではやたらめったらでてくる。対数で時々使っていたように思う。堀場芳数著「対数eの不思議」を開く。93年に読んだと記録にある。蘭の歴史(2000年)より古い。e=lim(x→0)(1+1/x)^(1/x)だったか。

このあと、気になって、この式をエクセルに入れて計算してみるととんでもない値が出た。式を間違えていた。e=lim(x→0)(1+x)^(1/x)であった。x=0.1,0.01,0.001,とどんどん小さくしてみる。0.00000001までで2.718281786なる値が出るが、その後は2.718282052というちょっと違う値が出て、その先はずっと桁数が上がっても真の値に近づくことはなかった。これはエクセルの計算精度によるもので、これこれより大きな桁は計算しない、というふうにやっているのである。そりゃまあどこまでも計算していたらあんなに素早く計算結果をセルに表示できないであろう。ここから先を計算で求めるためには、数学と、プログラムの知識が必要なのである。

 

2011年11月26日(土)バルボsp開花

なんだかよくわからないバルボspが開花していた。毎年律儀なバルボである。バルブと葉っぱきりりとしているが、花はとっても冴えない。

 

カトレアつぼみつきが5鉢に達した。冬の間ふんだんにお花があるというのがこの趣味のよいところである。もっともねんからねんじゅう連続4000日間ほど蘭が咲いてくれているわけで、まことに結構な趣味である。

 

チューリップのちび球根を全部植え付けた。1160個あった。土地が3平方メートルほど余った。なにか考えて植え付けよう。1球の調達コストはこれまでだいたい20円程度であった。今年は500球をリサイクルしたので1万円節約したようなものである。来年は700球完全自給が目標だ。畑も活用して球根の大増産をしてみたいものである。

球根バーゲンの12月になろうとしている。本日2種類8球を3割引400円で購入した。庭にはもう少しだけ植える場所がある。1月に激安球根でも見かけたら畑の余った土地を活用しよう。

球根を収穫したらちょうど黒大豆とさつまいもの植え付けシーズンとなる。来年は食糧危機ということもありえそうなのでサツマイモを主体に植えるかなあ。

 

息子がナイフ制作に凝って、軟鉄の板を切りだし、研いで、炭で熱処理しようとしている。まあ私も子供の頃はそういうたぐいの金属いじりはいろいろしましたねえ。鉄と鋼はそのタイトルの学会誌まであるくらい奥が深い。難儀な趣味だなあ、と思っていたら、熱処理のついでに素焼鉢を焼いてくれるという。ラッキー。

しかし、そうやって鉢を焼いてもらうのは良いが最近ちゃんと植え替えをしていないなあ。もう寒くなっちゃったから次は5月ごろか。

ナイフと火が好きな困った息子の趣味が変わったらしいなあ、とおもっていたが、本日プログラミングについて聞かれ、ベーシックについて一くさり講義をした。簡単なプログラムの記述方法を教え、奴のパソコン(私の2代前のお古)にBASICをプログラムしたり走らせたりするソフトをインストールしてやったところみごとにはまっていた。しめしめ。これでパソコン少年になれ。

 

最近人類は自分たちの代表の言うことは聞かなくなってきたのだろうか、と感じることがよくある。企業トップや国家元首の突然の解任や辞任、企業トップや国家元首同士の内輪もめ、企業トップや国家元首の御乱行、トップを支える従業員または国民のみなさんのデモ、抗議行動などなど。これは「この先食えなくなる」ということを感じてもめているんじゃないかと感じる。どうもやばいんじゃないかと。

社会の仕組みや、科学技術が人類を養えるに足る力がないばあい戦争が起きたんじゃないかと思うのだけれど、現在もそれに近いんじゃないかと思う。戦争になる前は、「もうあんたらいらない」というふうに人間が粗末に扱われて失業者があふれた。世界的にそういう雰囲気がある。そうなると誰しも不安でいらいらして社会は荒れるよね。するとたいてい誰もかれも隣国のことをぐだぐだいうようになるのよこれが。よせばいいのにね。政治家だって自分がかわいいもんだからそういう国民の気分には迎合しちゃうし、マスコミだってへらへらのっちゃうんだよ。でも、戦争はいやだ。勘弁して欲しい。そんなことよりするべきことがある、と思う。

ドイツの国債が売れ残って、じゃあ日本も、ってことになったらすげーびびる。利率2%の日本の国債がそんなことになったら本当にびびる。国債というツケを先延ばしにすることで我が国はまわっているのである。

もめてけが人や死人が出るくらいだったら、世界中で話し合って借金チャラにできないだろうか。そのかわり各国それぞれ金持ちからたっぷり税金とることにして。

借金ちゃらってどうやるのか。日本は国債にして1000兆円を銀行から借りていて、そのお金は預金者から出たものだ。いきなり世界中でなかったことにする、と言われた瞬間には預金が消滅する。そうなるとやっぱ経済はぶっこわれるだろうなあ。

日本国が銭を刷って刷って刷りまくる、という手もあるそうな。それでええんじゃないの、と思わないではない。お金の価値は下がるが、円高もとまるんじゃないか。給料も上げてちょうだいな。すると何年かすると借金の金額が半分ぐらいに感じられるようになる。給料があがったサラリーマンは良いかもしれないがお金持ちは面白くないかもしれない。

世界で一斉に現在の借金額相当のお金を10年かけて刷ってもよいことにする、という取り決めをしちゃう。

でもそんなんで職や希望が人々に行き渡るのだろうか。抜本的解決は、パイを大きくすることだ。いま、人々が得られる食糧、エネルギー、水は限られている。戦後これらのパイは科学技術が作り出した生産力の増大によって拡大し続けた。これらに困らない社会を目指すべきところが実のところじり貧である。我が国ですら、電気が足りない、食糧が足りない状況なのである。これは世界的に人口増加に見合うだけの食糧、エネルギー、水の確保ができていないことが原因であり、これを解決するには革命的な技術革新が必要なのである。ここ20年を見るにITモノばかりに技術革新が集中したように見えなくもない。情報はよく行き渡るようになったが、食糧やエネルギーへの不安を払拭できる技術ではなかった。一方で我々は生存の根本にある危機的な現状を認識せず、これら食糧やエネルギー確保への技術革新への努力(予算、動機付け、教育、人材育成、とくに人材育成)を怠ってきた。当座カネにならないからである。人類はものぐさになってしまったんだろうね。楽をしたいんだね。きっとね、危機が顕在化するまでのほほーんとみんなしょーもないことばっかりして過ごすんだろうねえ。私も仕事でぼーっと放置してた案件があって気がついたときには結構頭を抱える状況になっていたりして、あー、もっとまじめに取り組んでおけばよかったって後悔してたりするんだけど、こりゃもういやな気分だねえ。まじめにおっさんしているとわかるけど、いやーなことをいっぱいやっつけないと誰しもやってゆけないんだよ。

 

2011年11月23日(水)

蘭の活動はバンダを外に出してみずやりをしたぐらいか。

 

週のど真ん中に休みがある。このところチューリップの球根のことを考えると楽しい、というへんなおやじである。チューリップ畑予定地を耕し、ならし、チューリップのちび球根を植えた。なんとか葉っぱをだしてくれそうな球根を、数を数えながら、781個植えた。日が暮れてしまったので残りは後日。1000個は確実にありそうだ。ちび球根でありながらも結構たくさん咲いてくれるかもしれない。思うに、咲く球根と未熟な球根の比率は500:1000すなわち1:2ということなのであろうか。

本来食物をつくる畑でチューリップをつくるということに後ろめたさを感じている。しかし、400株も植えたたまねぎをさらに増やしても消費しきれないだろう。また、畑の本来の持ち主は最近見かけない。農業の師匠であるうらのじいさまが昨年他界してしまい、裏の畑(30m×30m=900平方メートル)は草ぼーぼーの荒れ放題である。なんかさみしいねえ。また1軒農家がいなくなってしまった。

農業ってのはやはり学ばないと身に付かないね。本を読んでわかったつもりでやってもだめ。私みたいなあたまでっかちはとくにだめ。ちゃんと体で学んでおかないと身に付かない。わかったつもりのさつまいもでも下手をしている。農家で修行しないと、作ることもそうだけど食うことや売ることがわからないと思う。

まあそんなこんなでわかったものからしっかり作ろう。

 

なにかとお騒がせのオリンパスなのだそうだ。よくはしらんけど。カメラ屋の前でふと「デジカメ6980円」の値札に目を惹かれて手に取ってみるとオリンパスだった。5倍光学ズーム、ハイビジョン動画もとれて、1400万画素。へー、すごそう。でも電源がリチウムイオンバッテリーだったり(最近の電池はどのくらいでへたるのだろうか)、メモリーカードがよくわからないので、とりあえず衝動買いは思いとどまる。

あら、今使っているデジカメの画素数を覚えていない。いつから使っているのか思い出せない。おお、パソコンの横に置いてあった。本サイトのデジカメってのは、2000年に秋葉原で買ったオリンパスCamediaが初代だったような気がする。次にカシオ、3代目を忘れて、現在はミノルタDimageZ1で3.2メガピクセル、購入価格は2万円であった。調べてみると2006年2月7日に届いたという記述がある。そろそろ6年が経とうとしている。なんというか、じじいになって物持ちがよくなってきたなあ。最新の機能がいかなるものか気になるので、機能の割に安い出物がないかどうかチェックしてみよう。

 

会社のカネをカジノで100億円もすったと。どうもそういう話じゃないのかといやーな予感がしていたのだが、まさかそこまでの○○(この言葉をつかうと自分まで○○になったように感じるので抵抗がある)はいないだろうとおもっていたのである。ぶちーん、と切れた。経営者として、企業が世の中に貢献するために何をすべきか、社員の生活向上とか、株主への責任、というようなことに心を配るちゅう仕事があんだろうが。ばくちですってしまうってまあそんな昭和に絶滅したような○○がいたのか。そんな○○のいわれるままにカネを渡していた会社ってどうよ。おかしいでしょう。そのカネどう処理すんの。会社のカネをバクチにつかえるってどういう仕組みよ。そういう無駄金つかって課税しないのか。社員や株主はどう感じただろうか。そんな○○がどうして経営者になれんのよ。日本の富100億円が海外でどぶに捨てられたんですぜ。お金に困っている人がたくさん居るというのに。困っている人1万人に100万円配れるじゃないの。年末ジャンボで1万人に100万円あたったりなんかしないでしょ?。1kg138円の業務スーパーの中力粉(お得感を感じてつい買ってほおずりしてしまった)が72463トンあったらどれくらい飢えている人が助かるのか。いや、こりゃひどいなあ。未曾有の最悪極悪の○○だ。あー、もったいない。もう徹底的に暴いてしっかり償っていただきたい。

翻って考えてみるに、世の中のさして役に立っていないお金って、もの凄い金額になっているのだろう。ある会社の会長にほいほい渡していたカネですら小麦粉7万トン分にもなる。実体経済の40倍ものお金があるのかないのかわからないような価値につけられて世界をぐるぐるまわっているちゅうじゃないの。そういう虚構のお金の世界がぶっこわれつつあるように感じる。お金持ちはそういうのを感じてすこしおかしくなっているのかもしれない。なにしろ、お金の逃げ場はどこにもないのだ。どんな債権を買ってもそのすべてに雲散霧消する可能性がある。金を買ってもそれを安全にもっておくのは案外難しい。中国の成金様達は長生きできないと言うのを聞いた。おっかねー。そういうおっかない年に来年はなるのだろうか。まあいつもの杞憂だろう。

 

2011年11月20日(日)

日が出たので蘭を庭に展開して水やりをした。午後から北風が吹いて気温が下がってきた。

 

タマネギの植え付けは完了した。リサイクルチューリップ球根を全部植えたら累計508個となった。咲くかどうかあやしい大きさのものも結構混ざっていたようではある。購入球根46個も植えた。今年は「アイスクリーム」という品種を見切り品3割引1球205円でゲットした。数年前1600円もしていたものだが、年々増えるらしくだんだん価格が手が届くところまで落ちてきたようだ。今年はこの品種1件のみ特別扱いして植える。リサイクル球根が全体の9割に達するという過去最高の出来高ではあったが、果たして歩留まりよく咲くかどうかはわからない。花壇には1平方メートルほど空きがあるので、特売品の球根を見かけたら植えよう。

例年咲きそうもない小さな球根も庭に植えて大きくするようにしていたが、それをして庭がせせこましくなるということや、本当に球根が育っているかどうかよくわからなかった。今年はこれらの小さい球根を畑に植えることにした。畑の作付けが黒豆を植えすぎたおかげで後手に回り、大根や蕪などを植え損なったためである。長さ10mの畝に肥料をほどこしておいた。チューリップの球根が持続的に増加するかどうかの実験を行う。来年球根の完全自給を達成すればひとまず成功とみなす。来年リサイクル球根で開花が期待できる球根を600個収穫することを目標とする。

 

出かけた際農協のお店に行く機会があった。タマネギの苗の追加を探していたのであるが、売り切れていた。農協ではもみがらやわらなど手に入りにくいものが売られている場合がある。本日は極めつけに変な物が売られていた。「生ヒノキ 200円」、直径25cm長さ25cmの円柱に切り出された丸太であった。持ってみるとかなり重い。10kgぐらいあるんじゃないだろうか。ヒノキのにおいを覚えていないのだけれどなんとなくそれらしいいいにおいがする。10kg200円というお得さに幻惑され、数ある丸太を吟味してつい買ってしまった。んでこれどないすんねん。ふと見ると樹皮がついている。おお、これこれ、蘭の植え替えの時に鉢そこのフタに使えるじゃないか。あはははは。

家に帰って丸太のでかさにたじろぐ。皮は結構多量に採れた。これで200円分くらいありそうだが、丸太本体は皮をむかれてよい香りを漂わせている。生木なのでよく湿っていて重い。新聞紙をしいて乾かしておこう。乾いた後は・・・・裸婦像を彫る、というようなことを考える。木くずはお茶パックに入れて風呂にいれヒノキ風呂を楽しむとしよう。

 

業務スーパーファンの私であるが、むやみに買ってもかみさんに迷惑がられるのがオチだと反省して買った物を調理して評価してみよう。トルコ産パスタ500g78円(あまりのお得感のため毎日の業務スーパー通いの際に必ず1袋買ってしまう)とホールトマト缶58円(同じく行く度に買ってしまう)、鷹の爪輪切り78円でトマトパスタを作ってみた。

イタリアンは昔秋葉原で買った見切り品CD-ROM「レストラン カルミネ」で勉強したのである。以来ヤローの作るとりあえず食えるアイテムの定番となっている。

自家製ニンニク1かけらを包丁の側面でつぶし、みじん切りにしてフライパンにいれ、オリーブオイル20mlを加え、鷹の爪わぎりをぱらぱらっとくわえ、ニンニクを焦がさないように適度に加熱する。熱がとおったかな、というところでホールトマトを加え、中火で加熱しながら水分を飛ばし、まだ水分があるかな、というところで器に移しておく。

Lの水を火にかけ、おおさじ4杯の塩をいれる。「海のしょっぱさ」と言われるが、しばらく海水浴をしていないのでよくわからない。食べたときの塩味を覚えておいて調節しましょう。煮立ったらパスタ500gを加え、よくかき混ぜ、パスタをよく湯にさらしておく。柔らかくなってきたら、1本とって食べてみる。まだちょっと芯があるなあというところでさっとざるにとり、バター4かけらほどをほうりこんでかき混ぜる。

平行してフライパンに先ほどと同様に刻んだにんにく、オリーブオイル、鷹の爪をいれて加熱しておき、バターをからめたパスタをいれ、加熱しながらよくオリーブオイルが絡まるようにする。よく油がゆきわたったら作って置いたトマトソースをかけて行き渡らせる。料理全体があつあつになるように熱が行き渡るようにするよう気を配る。よくまざったところで皿に盛りつけできあがりである。

一人前50円を切る一皿であるがかなりうまかった。あつあつのうちにいただきましょう。ニンニクとオリーブオイル、鷹の爪からさまざまなうまみがでてうまみの多重奏である。パスタの歯ごたえもよかった。

 

2011年11月19日(土)ランババ開花

夏にも咲いていたランババが再度開花した。

カトレアのつぼみが2株ほどある。

 

神戸蘭友会の蘭展が開催中ではないだろうか。

 

えらく雨が降った。蘭もだせないし、農作業もできないなあ。本日はいもほりとタマネギの苗を植える予定であった。

苗は100本498円で4束買ってきた。

 

夕方近くになって雨が上がった。やってみるべ、と畑に行く。いもほりはさくさく進んだ。30kgほどあっただろうか。焼き芋にするとかなりうまい。最近屁がすごいんだなあ。来週チューリップの球根を植えるつもりで肥料をまいておいた。

タマネギの苗を200本植えたところで日が暮れてしまった。残りは明日。

 

幸福に重点を置いた国から国王とお后様がいらしているということが話題になっているようである。結構な雰囲気である。

幸福っちゅうのは重要な視点である。NHK教育でやっている番組「100分de名著」でちょうどアラン著「幸福論」をやっていた(まだ2回分しか見てないけど)。哲学書とのことである。哲学ってのはほとんど縁がないのだけれど、頭のいい人たちがものすごく考えて強固にうち立てられた学問ではなかろうか。それゆえなんというか哲学は難しくてさっぱりわからない。「フッサールの超越論的還元」だの「止揚」だの学生時代には苦労した。この本はしかしかなりわかりやすいという。こんど読んでみたいものだ。番組の解説を聞いていると実にごもっともなおはなしであった。人間には「情念」ちゅうもんがあって、いろいろしょーもないことを考えてくよくよくよくよするもんだそうな。あるあるあるある。今週もいろいろくよくよしましたが、まったくの無駄だった。幸福になるには、「意志」の力で、幸福を妨げる本当の理由を見極め、「行動」すること、「努力」しつづけることが必要であるとしている。かなり実践的な内容だ。幸福てのは「運がいいこと」じゃないのよ。一億円あたることはラッキーにすぎなくて、「いつまでも幸せに暮らしました」というハピネスとは概念が異なる。「トイレ掃除」や「お片づけ」はある意味「行動」に通じるものがあり効果はあるのだろう。それらの行動を通じて幸福の本質に気がつくことができれば本物だろう。

世間はなぜか幸福の話はしない。幸福な人はたくさんいる。「幸福論」では「幸福であることは徳である」としている。「お金があって人にうらやましがられる」「奥さんが美人」「自分はかっこいい」「学歴がいい」「ブランド物をたくさんもっている」「良いクルマにのっている」「人に勝った気でいる」などは徳とは関係ないので、それは幸福とは言い難い。これらは幸福になるために努力してつかみ取った成果ではあるかもしれず、人からは幸福のごくごく一部それらしい物が見えているに過ぎない。私は自分がそこそこ幸福だと思っている。やりがいのあるしんどい仕事や家庭のために自らの意志で行動し、努力し続けているからである。それは「誰でもが幸福になれる、ただし困難が伴う」という幸福論の説くところと合致するものだった。意志と行動と努力が必要なのである。だから日本には幸福な人がたくさんいると思う。「えー、そんなもんが幸福?」と若い人やなんかかんちがいしている人に言われそうだ。まあそれぞれの人生で好きなようにやって下さい。様々な誘惑に魅せられ、行動に失敗したり、情念のとりこになったり、安きに流れたり、怠惰に過ごすことは人間ままある。それゆえ、幸福は「意志の力で情念をコントロールし、行動し、努力し続けることに」困難が伴うのである。

 

2011年11月13日(日)

雨が降りそうだった。夕方から北風が吹いて気温がぐんぐん下がった。

昨日バルボフィラム・エリザベスアンが開花した。昨年よりすこし花が多い。本当に律儀な蘭だ。

庭に球根を植えるため蘭の棚の解体にかかる。道具を探して家の中をうろうろすることしばし。最近捜し物をあまりしなくなったと思うが、たまにやるといらっとくるねえ。なんとか探し出して棚の解体を完了した。

 

カトレア類にシースが色々あるなあ。これから結構なお花が咲きそうである。

 

庭にチューリップの球根を植える。例年より1ヶ月くらい早い。例年が遅くて、頭の中に花壇をデザインしていた通りに土をスコップで掘って通り道をつけた。先々週に鶏糞、牛糞、バーク堆肥を入れて混ぜ、先週は化成肥料を撒いて置いた。花壇をつくって今年ほりあげた庭産のチューリップ球根を植える。今回は数を数えつつ10cm間隔で387個植えた。まだ残っているのだが、予定して造成していた花壇すべてに植えてしまった上、日が暮れてしまったので来週の作業だ。推定450個の庭産球根があった。しかも大半の面積をリサイクル球根でまかなえてしまった。今年は出来がよかったようだし、保存処理も速かったので歩留まりが高かった。しっかり咲いていただきたいものである。

小さな球根が1000球以上あるだろう。これらは畑に空きがあるので、畑で大きく育てる。果たして来年は推定600個必要な球根の完全自給なるか?。来週は畑の芋掘りだ。

 

2011年11月12日(土)Bulb.エリザベスアン開花

朝から蘭を庭に展開して水やりをした。図書館やら買い物にひっかけて、ダイキ神戸北町店村上園芸蘭展に行ってきた。お買い得とみたエンシクリアを500円で購入した。

 

Encyclia tampensis ‘Fine Green’×selfエンシクリア・タムペンシス「ファイングリーン」自家受粉

ダイキ神戸北町店村上園芸蘭展500円

 丸いロウ質のツヤのある12mmほどの直径のバルブにながーい1枚葉がぴーんとかっこよく伸びている。バルブは5代が連なっていて、それぞれに葉があるので、かなり長持ちするようだ。

 

蘭を久しぶりに見たような気がする。蘭を一通り漁っていると、60,000円という値札をつけた、バルブ2本のセッコクをみかけた。「はあ、なんじゃ?ほんとうにこんなスゴイ値段すんの?」と私はめんくらった。ちょうど話しかけてくださった村上園芸の社長にお話を伺うことができた。「白滝瑠璃姫」とかいう個体名がつけられている。これは10年ほど前に村上社長自らが交配なさってタネから育てたセッコクだそうだ(すげーなあ)。ところが世間ではこれが山採りとして一株20万円で流通している例があるとのこと(20万円?なんじゃそりゃ)。

「まあそういう世界だね」と社長はさらりとおっしゃる。

この個体はいろいろといわくがあって、社長が交配した当初、その個体のたぐいまれな形質(すみません、インタビューし損なって聞いてませんでした)に気づかず、顧客に500円で売ってしまったそうである。その後、くだんの顧客が「こんな花が咲いた」と社長に見せにきたそうで(よっぽどすごかったのだろう)、社長はその花をご覧になった際に「おねがい、ゆずって」といってン万円でかの株を買い戻したそうである。「へー、そりゃすごいっすねえ」とたまげる。

折しもこのセッコクを買おうかどうしようかと迷っているご婦人がいて、6万円とは別の鉢をつかんで思案しておられた。手に社長が撮影なさったラミネート入り写真を持っておられたのでみせてもらった。かなり赤い花で、薄い色の覆輪がはいるそうである。

(すまん、わからん・・・)

なんにせよ1万円を超える買い物は、ぼくなんかは頭の中で検討委員会を開催して、有識者の先生方の意見を頂戴したり、パブリックコメントをもらったり、稟議書、経理伝票、年末調整、出張精算などいろいろとめんどくさい手続きが頭を駆け回ってようするに面倒である。買ってみたいと思っているWindow7なんてもう申請出してから2年以上たっているがタイの洪水の影響でHDDが暴騰し、おかげでさっぱり認可が下りる見通しが立たない。

かのセッコクはよく育って大株になった時期があったそうな。それが盛大に花をつけた際にどこかの蘭展に出品なさったそうである。セッコクファンが群がり、感嘆するも、次の瞬間にはなぜかうなだれたという。それほどまでにすごいセッコクだということらしい。へー、よくあおぎみるものなし、って「項羽と劉邦」の一場面、「虞や虞や汝をいかんせん」を思い出したりして、俺って文学おやじ。さておき、そんなにすごかったのかとこっちも感嘆する。ところが多くの人が居るその会場からその株が忽然と盗み出されたというのだから、さあ二度びっくりでぇ。どひゃあ、そんなリスクまで人にしょわせるほどの魔性の花だったのか。なんぼ人間ほしいいうたかてあんさん「やいてめえなにしてやがる、お上にひったててやらあ」とやられたらもうあきまへんでぇ。「あんさんなんちゅうことしとくれやすのん」とかかあに逃げられ子供らには白い目でみられ、勤め先からは暇をだされる。そんなごっつう危ない橋を渡ってつかんだものが、セッコクですって?ギリシャで女かっさらってきてトロイで大戦争になった、なんて古い話を思い出してしまいますねえ。欲望のままに行動したらえらいことになりまっせ。

セッコクってすごいんですねえ・・・。

まあセッコクもベンツも欲しいと思えばどこまでも理由が立つのだろう。そこらあたり金を払っても良いと思わせる美の壺をさあ、わかっているだけ、味わえるだけその人の人生は豊かなのかもしれない。でもね、何でもおいしく感じる舌をもっているのと、すごい高級料理じゃないと満足できないというのを考えてみよう。何でもおいしく感じる舌だからといってバカな舌ってわけじゃないと思う。一方、高級料理で満足ってのは前の客の食べ残しだろうが、高級料理はやっぱりいいなあというバカ舌で味わっている場合もあるようだ。実は、ついていたお値段が好き、っていう趣味ってどうかなあ、と思う。でもまあ、このセッコクの場合人の道をまげてしまうほどの恐るべき魅力があるのは確かなのだろう。くわばらくわばら。

 

最近の楽しみは「業務スーパー」である。「食糧危機になったらー♪」と考えを巡らせながら保存の利きそうな食材を見て回ったりしている。ポーランド産コーンフレーク375g138円。なんと砂糖がまぶされていなかった。コーンフレークだけのプレーンな味わいは初めてだ。おもしろかった。牛乳をかけて食べると結構うまかった。でもポーランドってコーン育ててたっけ?

ペンネ、トルコ産、500g88円。パスタの一種でグラタンやスープに用いる。デュラムセモリナ種の小麦粉をパスタ類には使うそうだが、タンパク質の量はどうなのだろうか。それにしても500gでこの値段はすごい。これ1袋で子供らの一食分になる結構な量だ。トルコ産は質もなかなかで量も多い。トルコと日本は歴史的に見て大変中がよい。トルコ人と仕事をしたこともあるが、誠実な立派な人だった。トルコ大好きである。いっぺんいってみたいものだ。賞味期限が2013年6月になっている。保存食としてはかなり有力だ。ペンネのトマトスープは我が家でも人気がある。ペンネ、塩、トマト缶をしょっちゅう買ってため込んでおこうかと思う。さっそく人が小遣いで買った物を子供らはむさぼり食ったようだが、私の分は残っていなかった。

昼休憩に業務スーパーをじっくり見物すると海外旅行に行ったような気分になるなあ。安上がりだ。

 

TPPは私がその著作が好きな山田元農水大臣が反対しているので反対とおもったらもうさっさとお話が進められているのか。

 

 

2011年11月6日(日)

雨のため蘭の活動はなし。

 

野放しにしてもらって朝から大阪へ行ってきた。北新地から谷町線で天神橋筋六丁目に移動した。ここから日本一長い商店街が南に伸びていると聞いていた。まだ早かったので開店している店もおおくはないが、なんというか面白い。お買い得なコーヒーなどを見つけて買う。アーケードは3kmくらいあっただろうか。そのまま進んで松屋町で「よっちゃん」40袋入りを950円で買った。心斎橋、なんば、日本橋と歩く。マイクロSDカード8GB550円というのをみた。秋葉原でもそこまで安いのは見なかったような。あとあとそこまで安いのを見かけなかったので、帰り道に購入した。さらに、紡錘形の磁石を前回買って面白かったので今回12個も購入した。つなげるとブレスレットみたいになる。HDD500GBSATAの中古が2200円は安いかと思ったが、HDDで遊んでいる暇はないので見送る。8kmくらい歩いていろいろ見て廻ったがなんというか物欲がないなあ。

疲れたのでさっさと家に帰って、畑を耕した。

 

アメリカがえらいことになっているんだなあ。満足に食事ができない人たちが増えているというじゃないの。テレビで見るチャリティーの食事だけど、ちょっとカロリーでかくね?。パンじゃなくてケーキ?。それもらってるおっさんちょっと太くてたるんでね?。ギブミーチョコレートのお礼にぞうすいの配給をする日がくるんじゃないだろうか。「Ohグレイト、今日はチョップスティックがスタンドシマース」「いつもはミラーのようにマイフェイスが写ルンデースがっ。おお神よ、アイラブジャパーンあんどライス」。オトモダチですもんねえ。

アメリカで満足に食えねえってこたあ、あれだ。TPPだろうがなんだろうが、ニッポンの米作りは永遠に不滅だぞ!。米どころタイは水没、中国も輸入国、ブラジルはエタノール。世界に敵はいなーい。日本は世界のために米を作らなければならんのではないでしょうか。

大阪周辺(神戸、京都など含めた関西)の経済規模はかつて世界の2%相当だった時期がある。関西だけで世界の50分の1も?すげーってなもんよ。日本って地球の陸地面積の50分の1くらいじゃなかっただろうか。そこに世界の60分の1くらいの人口が棲んでいる。昔はなんてせせこましい、と思っていたが、いまじゃ日本もゆったり感がでて、かたや世界にはもっとせせこましいところがある。日本はなにがすごいと言って水がすごい。世界最高レベルの水を享受している。一人あたり使える水は中国にお住まいの方の10倍だっていうじゃないの。なんといってもうちの蛇口の水はうまいよ。これは世界的に自慢してもいいと思う。

近畿圏の都市は大阪京都神戸をいっしょくたにすると世界で12番目に大きい都市だそうだ。実に巨大な都市である。中之島付近を歩いていたとき最近超高層ビルが増えたなあと思った。増えたといっても日本の都市はなんだか中国と比べるとビルがおとなしいというかつつましいというか。きっと貧富の差ちゅうもんがそれほど苛烈でないからなんだろうとおもう。

世界一の都市は東京神奈川だそうだ(ええ?、埼玉千葉もはいってるだろう)。あれだけの人口がいてよくまあ整然と運営されていると感心する。先月東京を15km歩いて見かけたいざこざは、駅員になにかを注意された黒人夫婦が「ウルセーンダヨォ」と怒鳴っていた1件だけだった。本日の大阪はトラブル無し。

ギリシアがこけると、イタリア、スペインときてヨーロッパ、アメリカ、中国とこけると、あーらら、日本がしぶとく残っていたりしませんか?。しぶといぜー、日本は。世界的難局を乗り切るには日本人の叡智が必要じゃないか。むかし「日本以外全部沈没」というような小説があったような。がんばりましょう。

 

2011年11月5日(土)

雨のため蘭の活動はなし。

 

妙に早起きしたが、雨ですることもなく、仕事、読書、勉強、そのうちいやになって雨の中芋掘り、肥料まき、耕した。実に疲れた。

 

田中ロミオ著「人類は衰退しました3」を読んだ。萌えっぽい表紙に似合わずハードSFの要素が濃厚であった。萌えっぽい主人公が実は大変気骨があって大変驚かされる。これは今年有数の面白い作品ではないだろうか。文字を受け取った脳みそがすごい映像を展開する。

 

スマートフォンはやってるなあ。日本人ああいうもの大好きだねえ。頼むから階段下りながら画面に集中しないで欲しい。要所要所で画面をにらんでとおせんぼをしてくれるので街が歩きにくくなったように思う。あんなもんなくても生活や仕事には困らないのでたいしたモンじゃないのだろうとは思う。あの指でしゃっこしゃっこやるのがパソコンやテレビにまで広がるようならばちっとは考えるが、現時点ではパソコン使えない人の代用品ぐらいにしかみえない。しゃっこしゃっこやるとさも情報の流入が多いように感じるのかもしれないが、トップスピードで脳みそに情報を流し込んでいるときには目線だけが動くのである。結局のところしゃっこしゃっこ探している時間がもったいないだけとみている。

 

職場で放射性物質を探し回る仕事があった。放射線を出す装置に線量計を向けてもさっぱり放射線は検出されない。京都大学の先生がテレビでおっしゃるには、福島県は広い範囲で放射線管理区域よりも線量が高い。うーん、なるほど、そういわれるとおっかないような。

でもおもうのが、お医者さんはどういっているのだろうか。お医者さん、放射線でこれこれの異変が体に出てますから気をつけましょう、という話が欲しい。

 

2011年11月3日(木)

蘭を出して、夜には入れた。バンダは今年もなかなか結構な開花である。

 

黒大豆をぜんぶひっこぬいて、豆を収穫。一部を乾燥豆として来年植える種にする。バケツいっぱいのさやいり豆を処理して食材としての煮豆をつくった。こういう単純労働っておちつくなあ。アクティブでクリエイティブかつエキサイティングなワークとか言うけど、じみーでちまちました買ったほうが楽な、じつのところ結構きつい豆の収穫っていう仕事は案外人間が生きてゆく上で必要不可欠ってことはないのだろうか。

70億人もいるんですって。そんなに仕事あるの?みんなちゃんと食ってゆくって大変でしょ。もう仕事があるだけ幸せっていう気分になるねえ。だからまあ最近は少々しんどかろうが、わしわし仕事をしてしまう。だんだん3K職場なんじゃないかと思うようになってきたぞ。近々どーんと給料が下がるらしいが、そんなのかんけーねえとばかりにひたすら仕事をする。家にいてもするべきことは山ほどある。なにかしら見つけてはわしわしやる。豆を処理すれば食材になる。食える。ああ、食えるってありがたい。

3年先どうなっているかよく見えないねえ。

 

娯楽の消化速度が遅い。見ようと思っていたテレビとか映画とか漫画とか本など、やろうと持っていた娯楽もどんどこたまってしまってさっぱりはかどらない。若い頃は、娯楽に走りたくて仕方がなかったものだが、おっさんになるとまずやることをやってしまおう、と考えてしまう。高校時代テレビを見る時間が極端に減ったことがあった。中学高校大学と戦国時代みたいなものだった。広大だが有限な知識世界の国盗り物語である。戦略を立て、攻め込んでぶん取る。勉強は壮大なロールプレイングゲームちゅうもんかもしれない。別に死ぬわけでもないし、手間をかければかけるほど儲けも大きい。勉強と言うのは、面白くしようとすれば面白くなる。仕事も同様にそういうところがある。どちらもある種退屈で骨の折れる反復があるのだが、この反復や使用した時間、労力などを目に見える数値に変えて計数するという手を使った。単語は単語数を計数し、勉強量は紙の量、仕事でも計数できるものを数える。自分には欲があって、数値が増えるのを喜ぶところがある。そのような数字を自分にとっての報酬にしてしまっている。こういう数字をよろこぶ性質は小学校3年のころ牛乳びんのフタを1000枚集めたことに原因があるのではないかと思い当たる。人がみてどーてもいいような趣味の人っているよね。そういう趣味はやっている人にとってはとっても脳みそが喜んでいるわけよ。すくなくとも「何にも面白いことはない」とおもっているよりは「しょーもないことやけどごっつう面白い」というほうが明らかに脳みその状態がよいと考えられる。つまり「しょーもないことを喜ぶ脳」は、すこしばかり得だ。とくにそのしょーもないことが、人にとって「そんなん何が楽しいん?」という「勉強」「仕事」「うまい手を考える」だったりする人は、本人も得だが、家族も得だ。そういう脳はもう「エンジン」といってもいいくらい生活に対する「推進力」が絶大だ。そういうお得な脳はどうやったらできるのだろう。なにかうまい手があるはずだ。

 

2011年11月1日(火)開花

 Vanda ‘Ikeda’デンファレ「白倉敷」が開花した。

 

 

201110月へ 20114月へ 2010年11月へ

 

 

Top 日誌 蘭のリスト 蘭扉頁 画像掲示板 球根園芸館 画像登録 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送