蘭馬鹿日誌2005年6月および更新記録
ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔
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6月30日(木)Phragmipedium
lindleyanum開花
Phragmipedium
lindleyanumが開花した(No.74,新規34)。ちょうちんの様である。これは大株というレベルではないだろうか。2年目で大株とは。
出向しているカトレアを独り占めするのはもったいないので、人が多くくるロビーに置きたいとのお話があった。Lc. Aloha Case ‘#32’× C. intermedia var.
delicateである。面映い結構なお話である。
ふと思うと、通常カトレアという花を目にする機会は極めて少ないのではないか、と思った。蘭をやっていると年がら年中頻繁かつ日常的に、とっかえひっかえあれやこれや見ることが出来るのであるが、一般的にはめったに拝めない花ではないだろうか。街を歩けばこの時期いろいろな花が咲いているがカトレアはまずもって見ることが出来ない。テレビを見ていると、総理大臣の記者会見での背景はシンビジウム、デンドロビウム、デンファレ、オンシジウムのローテーションである。会社のえらいさんの背景にはコチョウランがみえる。
カトレアは園芸店でみることはできる。高級花屋で、鉢や切花のコサージュとして売られているのを見る。しかしながらどうにも奥座敷のお花で、職場のロビーというのはきわめて珍しいシチュエーションである。
予想通りにSl. Laylaつぼみが出た。葉がひらいていて、そのあいだにつぼみがどーんと2つみえる。この株は今後結構咲いてくれるだろう。この花は大変美しい色をしている。
このようにカトレアは次から次へと素敵な花を見せてくれるのであるが、開花期間の短さからついつい手元においてしまい、人目に触れることがないのであった。
今月は15株の開花を見た。来月の開花は、Masd.’Toyohashi’、Euchile mariae
(Epi. Enc.)、Phal. tetraspis、Bl. Richard Mueller ‘Orchid Height’、 Sc. Beaufort ‘Elizabeth’AM/AOS、Dockrillia wassellii、Sl. Layla、フウラン、Den. ? 'Murakami'、の予定である。
6月29日(水)フウランに花芽
昼前から嵐のように雨が降ったのでホッと一息という一日だった。しかしすごい風と雨だったため棚が壊れたのではなかろうかと心配した。
昨日見かけたフラグミ600円はSedeniiそっくりである。ええ感じだが、家のフラグミが開花しようというときにそういう買い物もいかがなものかと遠慮する。開花株というのはなんとなく手を出しにくい。しかし値段は相当安い。しばらくフラグミ詣がつづきそうである。
Phragmipedium
lindleyanumは明日にも開花の予定だ。
家に帰ると雨は降ったりやんだりで、稲光や遠雷が聞こえていた。見回ってみると『寂光院』の遮光が一部たれていて補修が必要であった。鉢が幾分斜めになっているものがあった。1鉢だけ、株が傾いているものがあった。80cmの巨大バルブが屹立するDen. Formidible ‘Ryouma’だった。3.5号鉢でこの大バルブが倒れていて建て直しが必要だった。ミズゴケを押し込んでなんとか立てる。これでも傾いているので古いバルブにビニールタイでくくりつけた。
Euchile mariae
(Epi. Enc.)のバックバルブに新芽が出てきたのでプラポットに杉皮、ミズゴケで植えつけた。大きくなったら素焼鉢に植え替える予定だ。
Paph. primulinumが開花していた。購入して一年間咲き続けてくれたようである。
今年はあきらめていたはずのフウランに花芽が2つ見つかった。フウランも咲かないとは私はなんと日本の蘭がへたくそなのだろうと反省していたのだがどうしたことであろうか。地面におっこちて、鉢からはずれてしばらく忘れ去られていたのが刺激になったのかもしれない。このあいだ植えつけて目に付くところで管理していたのだがまったく気がつかなかった。これはもうけものだった。
6月28日(火)エンシクリア・ラディアタ、イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’、セッコク金山金剛開花
じっとりと蒸し暑い日々が続くなんてもんじゃないくらい暑い。一人当たりのCO2排出量が結構多いんだわなぁ、日本人は。職場で出向中のコチョウラン、パフィオ、カトレアを見たが、うちでもあれほどきりりと咲いているのを見たことがないという見事な咲きっぷりだった。コチョウラン7輪、あれはいつから咲いているのであろうか。記録を見ると2月18日から断続的に咲いている。パフィオ4輪、こんなに咲いているのははじめてみた。カトレア2輪、あれはたしか2輪咲いたあとのおかわりだ。外面のよいやつらである。
帰り道立ち寄るスーパーでフラグミを見た。花がでかい。なにっ!600円だとぉ。明日も見に行こう。乗り換え駅にたどり着くと「川西・中山間で置石のため電車点検中です」というアナウンス。くそぉ、誰じゃぁ、のど笛かみきったろうか、卑劣な糞虫野郎、おのれ呪ってやる。おかげでバスまで猛ダッシュする羽目になった。家に帰ると開花ラッシュに畳み掛けられた。
イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’ (No.72,新規32)、プロステケア(エピデンドラム、エンシクリア)) ラディアタ(No.73,新規33)、セッコク 金山金剛が開花した。くそ暑いのにご苦労なことである。今月はこれで14株開花と比較的多い。セッコクは買ったのが5月で、1つだけつぼみが出て咲いてくれた。薄桃色の花である。
夜中の水遣りが日課である。50Lは撒いている。雨乞いをしたくなる。蛍の光がこころなしか弱弱しいような。
6月27日(月)
じっとりと蒸し暑い日々が続く。気分的には8月4日という雰囲気だが、暦はまだ6月なのだ。こんな状態ではマスデが全滅しそうである。全部手放して涼しい地域の人にもらっていただこうかという検討を迫られるかもしれない。日光は当てない、という割り切った昨年の方法もある。水やり回数は1日二回というペースである。
その水遣りで蘭の棚に腹を膨らませたでかいキリギリスがいた。つまんで投げたがなにか食われたかもしれない。
もう23時というのにもわーっとした蒸し暑さである。まいったなあ。こりゃえらい夏になりそうだ。
6月26日(日)
空梅雨である。連日30℃を越えている。昨日の山歩きがたたって筋肉痛そのほかいろいろ調子が悪い。
Phragmipedium
lindleyanumは花茎が分岐する性質があるのか、それぞれ分かれてつぼみが複数出ている。変なフラグミである。
コーナンでボール状化学肥料400g98円とミズゴケ150g208円を買った。ミズゴケは値段の割りに質のよさそうなチリ産である。500g、1kgがあり、どれも安い。
庭のチューリップ球根堀がやっと終了した。2平方メートルの花壇は息子がにんじんを植えて稼ぐつもりらしい。
6月25日(土)Epi.
difforme開花
Epi. difformeが開花した(No.70,新規31:どこかでカウントが狂って実は71らしい)。透明感のあるライトグリーンの花である。1月に買ってもうさいてくれたのがありがたい。
Phal. Amanogawa x Grand City ‘Venus’を昨日植え替えので、まだ1輪花のある花茎を切った。株が弱るのを防ぐためである。花瓶に漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムNaClO)を1滴たらしこんで細菌の繁殖を抑えると花が長持ちするというのでやってみた。
昨日代休を利用してデジカメ用の電池を日本橋で買ってきた。ニッケル水素電池である。単三4本1080円。まあ妥当な値段かと思ってよく見ていると容量が2400mAhと書かれている(2.4Aの電流を1時間流せるという容量。8640C)。これまで使っていた電池が1200-1400mAhだったのでこれは本当だろうかといぶかしむ。春に2本買ってきたものは1本が液漏れでお亡くなりになってしまった。今度はばったものでなければよいがと思う。
この電池一本の値段よりもBl. Richard Mueller ‘Orchid Height’は安い(250円)のだが、えらく立派な花茎がでてつぼみが4つばかりついている。しかも新芽がさらに2つもある。冬場新芽をナンプで腐らせるというあまりやったことのない失敗を経験はしたが、この株は育ったバルブには律儀に花茎を出すという優れた性質があるため近いうちに更なる開花が期待できるという結構な株なのであった。
Sl. Laylaの新芽が大きくなり、真ん中が膨れているため葉が開いた時点でつぼみが現れる可能性が高い。これが咲くと大きい。他にも新芽があり、今後が楽しみなミニカトレアである。
蘭を売っていそうな店を巡回したが、特段でものはなかった。
庭で咲いているゆりを数えたら51輪咲いていた。本日は、歯医者で奥歯にドリルをくらい、ドリルが奥歯の穴につかえて4回停止し、詰め物をしてバイキングにゆき、食べ過ぎて動けなくなり、買い物の後、水やり、さらに自宅から山歩きに出かけ、迷い、めちゃめちゃ眺めのよい場所を発見し、市内の最高峰698mに登り、下山後水分をとりすぎて腹を壊した。
6月24日(金)
Phal. Amanogawa x Grand City ‘Venus’を植え替えた。4号鉢からはずし、根をじょきじょき切って3.5号鉢に杉皮ふた、208円/150gのミズゴケで植え込んだ。
Lc.
Persepolisをうっかりガス湯沸かし器の上に置き忘れて落っこちて割れていた。これまで生育がよかったとは言いがたい。杉皮を大目に含んだミズゴケで平鉢に植えたのだが、株の勢いは今ひとつだったため植え替えることにした。2つに株分けをしてどちらも3号鉢に杉皮ふた、208円/150gのミズゴケで植え込んだ。
Den. Hamana Lakeのバルブをとって転がしておいたところ新芽が出たため2号鉢に杉皮ふた、208円/150gのミズゴケで植え込んだ。
Phal.黄緑が終了である。153日間も咲いてくれた。
Masd.’Toyohashi’に花芽が見つかった。
そういえばいただいた蘭の戸籍登録をさぼっていた。生育記録のしかるべきページに記述を貼り付け、ブックマークをつけ、台帳にリンクを張る。たくさんあるためなかなかの作業量である。
6月23日(木)
Phragmipedium
lindleyanumがでかい。大型のパフィオほどもある。Paph. Saint Swithinに匹敵する大物である。パフィオというと小さい印象をもつが、結構大物が多いらしく、油断しているとそういうでかブツになるという例だろう。
Pths. pteropheraは、花茎が40本ほど数えてわからなくなった。
更新問題である。なんでも無料プロバイダサービスは5月31日をもって終了していたという。???・・・・(つながってたけどなあ、変だなあ)。まあなんにしても終了しているという。世の中にそういう奇特なサービスもそうそうなかろう、こりゃとうぶん更新はむりか、と思っていたのであるが、どうも結構あるらしい。利用規約をよく読み、呪文をダイヤラーに入れてみるとあっさりつながった。作業時間5分。更新をちょっとサボれると思っていたのだが甘かった。
蘭をやる人間というものを考えるシリーズである。人のことではない。自分の反省みたいなものである。
かつては遮光をサボっていた。遮光ネットというものを知らなかったのである。たまたま持っていたカトレアが日光にめっぽう強い種だったことも幸いした。株が増えてくると少しずつ事故が増え、これに懲りて本に書いてあることを点検するようになる。
今でこそ当たり前な知識も初心者の頃はさっぱりわからないものである。コチョウランの苗を買って、本も買って、しかし読んでいないのでいつになったら花芽が出るのかわからなかった時代がある。本を買って半年間わからなかった。初心者というのはそういうもので、「うわあ、そんなことをするなぁ」ということをやってしまうものなのである。それゆえ、水やりの基本に限らず、植え付け、遮光、保温がわかるまで3年かかっていたのではないだろうかと思う。
しかし人間は手本があると上達が早い。これらのことは育てている現場をみて知っている人間と話をすればごく簡単に「盗む」ことができる。ところで「盗む」という言葉には、知識技能を得ようとするものが「盗んででも欲しい」という状態にあることを示すまことに高邁な精神ではないかと思う。「ふーんそうなの」と「盗んででも欲しい」では受け取る側の心構えがまるで違う。
とはいえ、初心者はわからないだけにものぐさに流れる。わからないから、遮光もせず、水やりも「乾いたら」をたてにして生育期に水を切らす、適切な場所に棚もつくらず、通風をきにかけず、加温に注力せず、コンクリートにじかに置き、出しっぱなしの入れ忘れ、などなどいろいろやるわけである。
6月22日(水)Masd.
Rose Marry開花
Masd. Rose Marryが開花した(No.69,新規30)。大変花の美しいマスデバリアである。
Dockrillia wasselliiに花芽が2本みつかった。結構値段の高い、白い花の美しい種である。見た目ブラサボラのようなバルブから花茎が伸びて白い花がわーっと咲く。デンドロに分類されていたことがあるし、いまだにデンドロで流通していることがある。豊橋蘭友会にて勇み足で1000円にて購入した直後、せりで500円になったという失敗を思い出す。1000円でも十分価値があるのであるが、こういう些細な損をいつまでも覚えているところがけちけち性分の困ったところである。
日ごろ蘭のことをいろいろ書きつづっているのであるが、蘭の生育に関して言うならば、日当たり、遮光、温度、水管理、肥料管理、植え込み管理、害虫駆除、病気防除などが主要であることはもちろんだが、最も重要な要素はこれらを制御している人間である。この人間というやつが、日当たりのよい場所に蘭を連れ出し、遮光をしたり、寒ければあたたかくしたり、涼しくしたり、水を与え、あるいは故意にやらず、肥料を与え、植え替えを行い、害虫を駆除し、病気の予防や、回復処置など、蘭の生育すべてを取り仕切っているのである。人間の提供できるリソース、手間ひま、知識、技量がものをいう。
蘭栽培を仕事でやっている場合を除き、おおかたは趣味として一人でやっている。この人間がこけたら蘭もお陀仏である。人間はまた、蘭に限らず自分自身と家族をも同様かそれ以上の努力で支えている。その源泉はお仕事であり、したがって仕事をなして蘭が安定するという関係にある。蘭の安泰のために、その土台の家庭、自分自身のためにもお仕事というものをよくよく研究してしかるべきかとおもうわけである。つい蘭にウツツを抜かしていることが多かったのであるが、まあ定年までまじめに勤めあげ、そこそこにしておきたいと思うのである。あまり入れあげると株数が増えすぎ制御が難しくなる。そこそこがだいじではないだろうか。
更新しようと接続したところつながらない。あらら。しゃーないねえ。かつてこういうことはないきわめて安定したプロバイダであった。
6月21日(火)Pths.
pterophera開花
無理やり運動して汗をよくかいたら楽に過ごせた一日であった。
Pths. pteropheraが開花した(No.68,新規30)。3年もかかった。それにしても盛大な3号鉢である。花茎は20本以上あるのだろうか。
本日は小雨がぱらついているので水遣りをサボれる。明らかな空梅雨である。毎日水遣りをしていたが、かなり乾く。ここらでまともな梅雨になってほしいものである。
Den. ? 'Murakami'に花芽が出て1週間になる。別のバルブからも花芽が出てきた。新芽を出しつつ花芽も出すという珍しく咲きたがりな株である。8月には咲いてくれるだろうか。
6月20日(月)Epi.?
'Hanakoujou'開花
なにやら疲れがとれない一日であった。もう1時である。庭を一周してきたがかなり長いこと開花がない。多くの株につぼみはたくさんあるがなかなか咲いてくれない。
本日Epi.? 'Hanakoujou'のわけ株が開花していた。500日以上連続して咲いたあと、株分けをして、最近とうとう花が途切れたのちの開花であった。新規の花芽ではあるし、もともと花のなかった鉢から開花しているためこれを新規開花と認定するかどうかよくわからんところであった。しかしまあ購入から500日連続で咲いて、「まだ我が家では咲いたことがありません」というのはまことに妙である。それゆえこれを我が家初の開花とみなした(No.67,新規30)。
6月19日(日)
なにやら疲れがとれない一日であった。
ここ数年使っていた蘭棚のすのこがくさってしまい、新たに作り直した。買い置きの棒材を切って、ねじくぎで止めただけである。4トレイ乗っていたものをこれまでどおり6トレイ乗せてフル稼働である。「寂光院」に11トレイも乗っており、ここが最大の集積地になっている。直射日光トレイ4つ、別の棚に2つ、もう一箇所1つ、合計24トレイ。他所に2トレイあり、全部で26トレイが我が家の蘭のすべてである。
蘭を売っている店を覗いてみたがこれといってほしいものはない。100円のコチョウランを見かける。弱っているが、ちゃんとうえてやれば復活する。この季節はこういう出物があり、コチョウランをはじめるにはよい機会である。
Phal.Ikebukuro5が終了した。新しい葉が出ている。植え替えにはちと遅いかもしれない。大きいことを懸念していた3.5号鉢をはずしてみると太い根が多かった。これを巻いてもまた同じ鉢にいれることになるため、3分の一にじょきじょき切ってしまう。しばらく切り口を乾かしておいて、2.5号素焼鉢に杉皮蓋、ミズゴケ208円/150gで植えた。
6月18日(土)
夜勤明けで疲れた。明るいうちに帰り着いたので株をざっと見て回る。Sc. Beaufort ‘Elizabeth’AM/AOSにつぼみが見える。
6月17日(金)
出張先のサーバーのいけずか、ファイルのやり取りが出来なかった。モデムでやる元気もないので掲示板に書き込んで済ませるという手抜きである。ネット社会も管理が厳しくなってきてあまり居心地はよくない。そのくせ仕事ばかりは増えているようである。掲示板にすら書き込めなかったらずーっとつづいているこの日誌も掲載されない一日が出来てしまう。600日は連続しているように思うが、日付は続いていても、途切れたことはあるように思う。2003年には飛び飛びの日付が見られる。続いているがゆえに続けているという、惰性の産物である。「継続は力なり」とは到底いえる代物ではない。その後、なんとかいけそうということでいつものファイルに書き込んでいる。
よなよなステテコ姿で懐中電灯片手に庭の棚4箇所を見回るという贅沢もよそへくると出来ない。このごろは蛍が庭をよたよた飛んでいる。窓にはカエルが張り付いている。川には沢蟹がうろついている。昨夜の雨でうえたばかりで元気のなかったサツマイモが復活したようである。
庭に展開していると梅雨時は適当に雨が降って管理不要となり大変らくだ。雨ばかり降った一昨年は7月の水遣りは3回だけだったように思う。その年は盆休みかみさんの田舎へ帰ったときは1週間ほったらかしだったように思う。
トップページに掲載した胡蝶蘭池袋5はミニタイプの白い胡蝶蘭である。温度を要求するのか、毎度冬場苦戦した。春までまともに開いてくれなかった。胡蝶蘭にしては咲き渋るやつで、開花まで4年近くかかった。多くの胡蝶蘭は己の命を削ってでも咲くのであるが、こいつは卑怯未練(この言葉好きです)なたちで、これまでおおくの同僚が咲きすぎでよわって枯れても、花をつけずに株の体力を温存してきたのであった。池袋のゴミ捨て場から助け出して明日で4年になる。
中国古代史の次は塩野七生著「ローマ人の物語」にはまっている。ギリシア、マケドニア、ローマの建国、王政、共和制、スッラ、ポンペイウス、三頭政治、カエサル、オクタビアヌスまで読み進んだ。ローマというのはやたらカッチョイイ話が続く。とくにカエサルのすごさといったらない。これまで部下に刺されて「おまえもか」といってお亡くなりになったなさけないおじさんだと思っていたが(それしか知らなかった)、古今東西これほど偉大な人もそうそういないだろう。さて、そのCaesarだが、蘭の学名に慣れていると
「ケサル?、どんな属や?」
という雰囲気のつづりである。ローマといえばラテン語で、話の中にもラテン語がふんだんに出てくる。そのラテン語の発音というのは、神聖ローマ帝国の関係なのか、ドイツ経由で日本に入ったためドイツ的発音になっているという。カエサルは当時のローマ人にはチェザールと発音されていたとか言うような話を読んだような気がする。
Laeliaをみてアメリカ人は「ラエリア」という。つづりをみて勝手にアメリカ的に発音する習慣があるためである。いったもんがちだ。だから米国在住で蘭にはまった日本人とメールのやり取りをしていて「レリアってなに?」と聞かれて驚くのである。原音にできるだけ忠実にを心がける日本人はいろいろ悩みがおおい。じゃあ原音ってなに?とおもうわけよ。
「ギョエテとは 俺のことかと ゲーテ言い」
遠い昔に使われていたラテン語に思いをはせるのはゆかしいことではある。
ところで、蘭の属名は-a、-m、-s、-eで終わるものがほとんどだ(Eria、Dendrobium、Sophronitis、Coelogyneなど)。だからCaesarという属名はあったとしても「なんか変」なのだ。なんでじゃ。「ユリウス一門に生まれた女性の名は、ユリア」などという安直な命名法があることを読んだ。そういう安直ええかげん法則があるなら知りたい。想像だが、「その前の言葉を発音しやすくなるように-a、-m、-s、-eのどれかをつけること」という属命名の決まりがあるのではないだろうか。CaesarならCaesara、Caesaris、Caesarum、Caesare、うーんどれだぁ。やっぱりわからん。Caesaraかなあ。4属交配属みたいな名前になっているが。
種名は-aがダントツで、-m、-s、-eが続き、-iiなんてのがある。-iiは人名につくことが多い(例:Den.
ejirii)。
6月16日(木)
雨がよく降った。成長期なので結構な雨である。
昨夜Bl. Richard Mueller ‘Orchid Height’につぼみが出ているのを見つけた。この結構なカトレアはプロステケア(エピデンドラム、エンシクリア)) ラディアタとセットで豊橋蘭友会にて昨年2004年9月5日に500円で購入したものだったのである。当時の買い物は秀逸で、すでに5株が開花し、2株につぼみが出ている。「咲く率」が異様に高いのである。2003年の9月に購入した7株はすべて開花した。強力な引力を感じるのも無理からぬことだ。
このサイトはすべての株の購入から開花までの記録が残っているため、買い物のよしあしが追跡できるのである。2回の買い物からして豊橋蘭友会の「咲く率」は最高である。
以下はすでに開花したもの
Onc. ornithoryncam x flexosum :花つきが極めてよいオンシジウム。
Ornithophora radicanse オルニトフォーラ・ラディカンス
Ceratostylis rubra ケラトスチリス・ルブラ :美しいオレンジ色の花。
Phalaenopsis pulchra (Rchb. f.) H.R. Sweet 1968 ファレノプシス・プルクラ:コチョウラン原種の美しさをこれでもかと見せ付けてくれた。
Den. capituliflorum Rolfe 1901 デンドロビウム・カピチュリフロラム
Trichoglottis pusilla (Teijsm. & Binn.) Rchb. f. 1856:香りがよく、花がかっこいい、恐ろしく小さい鉢。
Hwra. Lava Burst 'Puanani' AM/AOSハウエアラ ラバブラスト’プアナニ’、
Pleurothallis tribuloides (Sw.) Lindl. 1830subgen. Specklinia sect.
Tribulodes Luer 1986 プレウロタリス・トリビュロイデス
Bollea violacea (Lindl.) Rchb. f. 1952 ボレア・ビオラセア:購入後秋につぼみが出てきてインパクトのある花が咲いた。
Masdevallia gutierrezii Luer 1979 subgen. Masdevallia sect. Minutae
Rchb.f Ex Woolw. 1896 マスデバリア・グッチェルジー
Gongora
galeata (LINDL.) RCHB. F. ゴンゴラ・ガレアータ: ほそーい花茎が2本でてきて面白形の花が鈴なりに咲いた。
Oncidium
croesus Rchb. f. 1857 オンシジウム・クロエサス:味のあるミニオンシジウムであった。
以下つぼみ
Prosthechea
radiata (LINDL.) W. E. HIGGINS プロステケア ラディアタ
Bl. Richard Mueller ‘Orchid Height’ ブラソレリア・リチャードミュラー ‘オーキッドハイト’
ざっとみて原種が多い。なんちゅうもんがでてくるのだ、という原種がでてくるのである。
6月15日(水)
朝雨といいつつよく、夜は乾いていたので水遣りをしていたら雨が降ってきた。
ん?、ネタがないぞ。
イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’に花茎が2本のびてつぼみが多くついている。花茎が細くてまっすぐである。2号鉢で大変かわいい。
Masd. Rose Marryにつぼみを2つ見つけた。数日で開花するようだ。
6月14日(火)
開花件数を減らそうと、よく咲く鉢からもらっていただいているという涙ぐましい努力にもかかわらず昨年この時期の実績にあと2鉢というところまで追いついてきているのだった。新着の鉢が多く、新規開花も増え続けている。このままでは昨年の150件開花を超えてしまい、ロードマップ、じゃない予測で180件に達してしまう可能性がある。何が不都合といって、せっかく咲いてくれているものをよくよく鑑賞しないともったいない。しかし目玉が24個もついているわけもなく、常時12株は咲いている株を一人で眺められるわけもない。
Pleurothallis tribuloidesプレウロタリス・トリビュロイデスがよく咲いている。豊橋蘭友会にて500円で買ったとき、しまったまた変なものをつかんでしまった、と後悔していたのだが、咲いてみるとこじんまりした株の姿が愛らしく、赤いやっとこのような花がたくさんついてなんともいえずユーモラスなのである。よく感じることだが、咲いているものを買った際の印象と育てて咲いたものとは花の印象がまったく異なっている。かみさんにもうけていた。こういうのがプレウロタリスの魅力かと納得した。いつの間にか4株にもなっている。まもなくPths. pterophoraが咲く。
明日は雨なので水遣りをサボる。このところ毎日ペースである。遮光は西日用側面ネットまで完備している。がっちり夏の体制は完了した。
デンドロの伸びが著しい時期である。ノビルがすごい。今年は3本新芽がでている。高芽もある。Denチンサイも今年はでかい。デンファレは1株を除いて新芽が伸びている。竹本はもはや完成の域にある。
6月13日(月)
昨日は液肥に玉肥をふんだんに置いた。昨日の植え替えを今頃記述している。冬を椰子ガラで何とか乗り切ったものの、不調で葉がおち、新たに出た小さい葉だけになったPhal. schillerianaを植え替えた。2号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、ミズゴケで植えた。
冬を椰子ガラで何とか乗り切ったものの、小さい葉だけになったPhal.「宝塚」も植え替えた。2号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、ミズゴケで植えた。
この2株は2年間瀕死の状態で越冬している。今度こそ再生のきっかけをつかみたい。
枯れるときにあっさり枯れてしまう蘭もあるが、2年間も根だけになったりしても再生するコチョウランがあったりする。そういえば、パラファレノプシス・レイコッキーはとうとうお亡くなりになったようである。なんで真冬に枯れずにこんないい時期に枯れるのだろうか。勢いで買ってしまった株というのはある。2週間待って買ったとか、2年探して買った、という株もある。安いと思っても高い買い物になることだってある。本当に安くても、毎年すばらしい開花をしてくれる株もある。花もみず枯らしてしまうと猛烈に堪えるので、今後はよーく、よーく検討して買うようにしたい、などと思った。昨年の買い物はどうも荒さが目立つなあ。もう入りません、と思った頃にもっともたくさん入ってくるのが蘭のコワイところではないだろうか。いろいろ枯れ始めるとブレーキがかかる。身の程をわきまえた買い物、ということを念頭に置こう。すまんのう。花をみせに化けてでてほしい。
「うらめしやぁ・・・、でも、ええはなでっしゃろ」
「なんか色がうすいんでっけど。ちょっとすけてるし」
「そんな殺生なぁ。あんさんの手入れが悪いからでっせ」
「そらまあ、そやけど・・・。えろうすまんなあ。せっかく化けてでてもろうて、えろうおおきに。そらそうと、あんさんなんで枯れはったん?」
「ようきいとくれはりました。水のほしい時期に水きらしてくんなはったんですわ」
「へ?」
「5月の末ごろいいますと、なんや成長期にはいってきますが、そういう水がほしいときに、実は温度が上がって乾きやすくなっとるわけですな。こそへもってきて水を忘れるともうあきまへん」
「そういえば、なにやら思い当たるような・・・」
とまあ、蘭に聞ければありがたいのだが。このところの不調の原因はよくわからない。水遣りをサボった時期があったようにもおもう。
本日は夜も10時から水遣りであった。こういうピーカン照りに風のある日は乾く。
本日はDen.tortile?を植え替えた。昨日のうちに中国産ミズゴケ208円を水で戻しておいた。よい悪いは蘭に聞いてみないとわからないが、なにやら別物という雰囲気はある。318円、263円、208円と使ってみて、まあ好みは318円のやつで、白くて香りがよくて、ふんわりしていて、1本が長い。2号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、その208円のミズゴケで植えた。
本日Den.シルシフロラムが終了し、トップページのデンドロシリーズが終了した。なにやらデンドロばかり咲いていたような1ヶ月だった。
6月12日(日)
いただいた蘭をリストに整理していたところ、当面のけちけち目標であった「1種類購入金額500円」を切っていることがわかった。484円。なんというけちけち蘭栽培であろうか。現有種類は271種。ええっ!、そんなにあるのか?。いきなり10%も増えたから無理からぬところではある。これまで手がけた種は355種である。こういう数字を見ると、今後蘭を買う場合500円より上か下かが気になってくる。しかし「名門」はやはり少なく名なし様が多いのではある。
毎年使っている蘭の棚を汗だくになりながらくみ上げ、ネットを張って光をより要する蘭をあつめて収容した。朝からかかって、間で出かけて、夕方いっぱいかかった。畝つくり、芋植え、棚設営、合間に植え替え、ネット張り、肥料やり、球根ほり、と息つく暇もないような週末だった。
裏に作った涼しい棚ではなかなか生育がよろしかったようである。「寂光院」などと変な呼び方をしている。強光が必要なものを抜き出して移した。本日は久しぶりに株を総点検したが、花芽などはみつからなかった。こういう状況を「無配に転落」などと言っている。
新芽が見えたのでPaph.‘Wine Red’を植え替えた。2.5号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、ミズゴケで植えた。
バックバルブ伏せをしていたC.intermedia var alba?に新芽が現れた。2号鉢に植えたらどういう展開を見せるか興味があったので、ぐっとタイトに2号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、バルブ伏せにつかっていた318円/150gのミズゴケで植えた。
胡蝶蘭はよく咲いてくれるのだけれど、いつも不健康に見える。葉がちいさいというか、痛んでいるというか、花が少ないというか。原因は、寒い越冬環境もあろうが、生育期の稼ぎに影響する植え方だと思っている。これまで胡蝶蘭は植え替えると根があまりに多く、ばきばき折れるのを恐れて大きめの3.5号鉢だの4号鉢などにうえてしまう。こういう植え方をすると湿りすぎる恐れがあるので、椰子ガラなどを多めに入れて、水分が余り滞留しないようにしてきたのだった。8度の冬を多くが乗り切ったのだから一定の成果があったのだろうが、過去に見た花がずらりと並ぶ見事な開花や、大きなつややかな葉っぱをもう一度見てみたいなどと思う。
胡蝶蘭の植え付けについては昨年園芸番組に出演されていた富山昌克氏の方法をよく思い出す。
「胡蝶蘭の根からコンポストをはずすと根がおおいんですね。これを植えつけるとなかなか収まらない(そーなんですよ)。根を鉢に詰め込んでばきばき折れた状態で植えると、それが腐って株がよわります(なるほど、そうですねえ)。根は暖かいこの時期(5月だったろう)からどんどん出てきますから、こうやってじょきじょき切ってしまいます(うげぇえええ、あんなに切るのか。わしにはできん)」
これでやってみるか・・・と思った。このままではどの株も数年でよわってお亡くなりになってしまう。花が1輪になったPhal.'Arima'の花茎をぶっちぎる。鉢からはずしてコンポストをのぞくとあいかわらず根が多い。これほど根を出していると、根に養分がとられるという雰囲気はある。4号鉢から3号鉢に収まるように根を切る。2/3は切ったろうか。3号素焼鉢に杉皮で底穴を塞ぎ、ミズゴケで植えた。はたしてこの株の再生はなるだろうか。
折も折、古本屋でコチョウランの本を100円で見つけた。江尻光一、小島研二共著「コチョウラン 四季の手入れ」、家の光協会、1993.である。これを読んで初心に帰れということか。
6月11日(土)ウチョウラン開花、村上園芸
ウチョウランPonerorchis
graminifoliaが開花した(No.66,新規29)。
歯医者3週目である。今日は抜かれると覚悟していたが、奥歯をドリルのようなもので削って痛みもなく終わった。あの歯医者は上手い。午後を「いてーよ、いてーよぉ」といってすごさなくてよくなったため家族でDaiki神戸北町店を目指す。家族とは別行動で村上園芸蘭展を見物した。いつになく華やいでいる。昨今の原油価格の高騰、景気回復を反映してかお値段も少々張る。もちろん濡れ手に粟の28株を得たあとで購買意欲もひくく、もっぱら株を眺めてすごした。
村上社長と挨拶を交わす。相方がみえませんが?と聞けば、なんでも4月で退職なさったそうである。神戸蘭展でお見かけしたのが最後だった。この株どんな花が?と聞けば写真を探してきて見せてくださっていたのである。少々さみしい。(しかしまあ人情としてはいろいろなにがあったんじゃろうか?と想像してしまいますわなあ。仕事きつそうだったし)社長たった一人でこの蘭の大群を引き連れてきておられるそうである。
また、昨今はJOGからパフィオ入賞最多賞やパフィオでGMを受賞したそうである。そういうことにさっぱりうといのではあるが、GMとなるとちょっとやそっとでは受賞できないという認識があるのでかなり驚き、お祝いを申し上げた。東京ドームではPaph.
Rolfei での受賞が記憶に新しい。
蘭をみていると声をかけられた。キャリアウーマン風のすらりとした背の高い女性だった。「よしこ」ですとおっしゃる。おおお、この方があの「よしこ」さん。だが本名は聞かなかった。
なんでも昨年購入した株の診断をしてもらいに来たそうで、紙袋に大きな鉢を2つ入れて来ていた。見せてもらったところ大変大きなレリア・プルプラタとPot. Haw Yuan Goldだった。(むむ、けっこうやりおる)というでかいシースにつぼみ2つ入りのL. purpurataだった。うちのはシースも出たことないのに、2つもある。お値段は3500円だったとか。さすがいいものはそれなりの値段がする。Pot. Haw Yuan Goldはうちの2倍はあった。これらを十分大きく育てれば立派に咲くと思われた。
あがってしまったのかわーっとまくし立ててしまったが、さぞかし変なオヤジだと思われたことであろう。
芋のつるを30本780円で買って帰り、芋畑を作った。開いた土地に主力となる棚を立てなければならない。えらく蒸し暑くて明日に回した。
Dar. Charm ‘Blue Star’が不調である。先端が枯れたりしている。こりゃ水不足じゃないか?葉っぱを持ってみると株が鉢からぬけた。4月17日に植え替えた椰子ガラ植えだったが、これが合わないようである。杉皮底+ミズゴケで素焼鉢2号に植えかけた。
Grammatophyllum
scriptum
var. citrinum‘Hihimanu’を素焼鉢4号鉢に杉皮ふた、椰子ガラ+ミズゴケで植えつけ。
シラン青口紅ふ入り葉を口紅シランの右隣に植えた。これもいただいたすずらんをそのちかくに植えた。
6月10日(金)mariaeに別の花芽
Euchile mariae
(Epi. Enc.)といえば、バルブは3cmほどだが、結構大きな花をつける。ちょっとばかり大きくなった新芽の葉が開き、花芽が出てきていた。越冬したバルブに花芽が出るとおもっていたので、意外だった。花芽2本で咲いてくれそうである。
Phragmipedium
lindleyanumにつぼみが出てきた。
今週は4日ほど前から庭に蛍が飛ぶようになった。雨が降り始めたので水遣りをさぼれる。
譲渡株を出荷した。土曜着予定。
Onc. SharryBaby ‘Red’ オンシジウム シャーリーベイビー ’レッド’
Ceratostylis
rubra ケラトスティリス・ルブラ
Lc. Special Lady レリオカトレア スペシャルレディ
Onc.?aquinii オンシジウム・アキーニイ :分け株
Brassia Longen
Gigentia :分け株
Encyclia
polybulbon エンシクリア・ポリブルボン:分け株
Hwra. Chian-Tzy Lovely ‘CT. Golden Bug’ ハウエアラ チャンツーラブリー チャンツーゴールデンバグ
CattrayaRed: レリオカトレア ’赤’ 極美赤色カトレア
Gastrochilus japonicus ガストロキルス・ヤポニクス カシノキラン
6月9日(木)
Den. Arikaを杉皮底、ミズゴケ単用で素焼鉢3号に植えつけた。
C. skinneriは少々ぐらぐらしていたので、好みの杉皮底、ミズゴケ単用で素焼鉢2.5号に植えかえた。
Bif. harrisoniae var. albaは少々ぐらぐらしていたので、好みの杉皮底、ミズゴケ単用で素焼鉢2.5号に植えかえた。
Epi. pentotisは少々ぐらぐらしていたので、好みの杉皮底、ミズゴケ単用で素焼鉢2.5号に植えかえた。
出荷予定なのに、昨夜落っことして鉢を割ってしまったOnc. SharryBaby ‘Red’ を植え替えることにした。かっさばいて2株にわけ、それぞれ杉皮底、ミズゴケ単用で素焼鉢2.5、2号に植えかえた。
そういえば村上園芸がDAIKI神戸北町に来ている。たっぷり新株をいただいた現在では購買意欲は低い。これがほしいという蘭はない。蘭をやっていてほしい蘭がないというのはちょっと異常かもしれない。I氏が出馬なら出かける元気も出るが、現時点では週末はよくわからないところだ。
6月8日(水)またまた9株いただいた
Den.Arikaに新芽が出た。しかし鉢のヘリに激突しつつある。えいやと引っこ抜いてみると根のまわりはいまひとつか。まあ今夜は杉皮ミズゴケをおとして明日ミズゴケだけで植える。
いただいたパフィオは、当初Paph. appletonianumじゃないかと思っていたがリップの色が違うように思えた。Paph.
tortipetalumに似ていたが、Paph.
bullenianum という説が有力である。手持ちの画像ではPaph. amabileがもっとも似ていた。私のようなものにはさっぱり見分けがつかない。
サッカーの試合があるということを上司が言う。午後7時半まで忘れていたほど到着する蘭に関心を寄せていたのだった。帰りの電車は試合時間中だったため少々すいていた。勝ったの?まあ蘭を見よう。
またまた譲渡株をいただいた。
Grammatophyllum
scriptum var. citrinum‘Hihimanu’
2005年6月8日静岡県K氏より寄贈
有名原種で、よくでまわっている。巨大なバルブに新芽がある。シンビジウム並みにでかい。ヒヒマヌというのはハワイの通りの名前みたいなことを聞いたが。
Epi. phronitis
var. Verithii
ちっこいエピデン。
Slc. Rocket Burst ‘Deep
Enamel’ HCC/AOS
赤がたいそう美しいという。新芽もある。即戦力に見える。
Bulb.
花のくっきりしたバルボ。株姿がよろしいねえ。
C. skinneri
大きなバルブに新芽があり、即戦力だ。こいつは秋にやってくれそうだ。
Lc. Sakura Candy
「サクラキャンディーズ」、ということだったが、表記の名前が有名なのでこれでゆく。
Den. tortile?
トルチレににたデンドロらしい。新芽付。
Bif. harrisoniae
var. alba
新芽付。椰子ガラ植えになっている。
Epi. pentotis
エンシクリアの仲間らしい。かなり大きく格好がよい。
6月7日(火)Coelogyne
uniflora開花、
Coelogyne unifloraが開花した(No.65,新規29)。前回の開花は「購入後3ヶ月以内の開花」であったため今回が新規開花となる。開花するや否や譲渡にまわした。
分け株を近くに寄ったついでに持って帰ってくださるありがたい方がいるおかげで、トレイ3つ分の株をもらっていただいた。
Coelogyne uniflora
Chysis bractescens
Aspasia lunata
Phrag. Andean Fire
Neolehmannia
porpax(Epi. porpax)
Hwra. Lava Burst
'Puanani' AM/AOS:豪華に赤い花が咲く。
Mtdm. Pupukea
Sunset‘Hawaiikai’
Euchile mariae (Epi.
Enc.):バックバルブから新芽、来年開花予定?。
Blc. George King ‘Serendipity’
AM/AOS:バックバルブ、新芽あり
Bulb. falcatum:コブラ蘭。よく咲く。
Lyc. Jim Riopelle:バックバルブから新芽3つ。
Den. Maloflake×
Malones:いい色の花が咲く。香り有り。
Den. Hamana Lake:分け株。香りがよい。
Den. Snow Baby
'Green Pocos':分け株。白い花。よく咲く。
Epi.? 'Hanakoujou':分け株。少々弱っています。500日咲き。
C.intermedia var
alba?:バックバルブ(新芽不詳):60日咲きの白いカトレア。
Brassia Longen
Gigentia:分け株
CattrayaRed: レリオカトレア ’赤’ 極美赤色カトレア
先方からも下さった株があり、これがなかなかの逸品ぞろいだった。
2005年6月7日
Epi. falcatum
見たこともないような妙なバブル。
Den. pierardii デンドロビウム・ピエラルディイ
枯らしてしまったものよりはるかに立派なものがやってきた。これは枯れそうもない。
Den. senile デンドロビウム・セナイル
毛むくじゃらのサボテンみたいなバルブ。これ買ったら高いんじゃないだろうか。バルブにあまり水をかけるなとか。
Den. kingianum ‘Hohoemi’
高芽取り。
Den. Oriental Spirit ‘Miyabi’
高芽取り。小さい株は好き。
Ascf. Cherry Blossom
有名株ですねえ。
Den. セッコク 美鈴系
「ピンクの丸っこい花」とか
Ctsm. Rebecca Northern
有名株ですねえ。香りがよろしいとか。
シラン斑入り葉青花
ふが葉を縁取っていてなるほどふはきれいだ、と思わせる。
Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGA
「分株」、といいつつなんと花芽があるではありませんか!すごい。
Lc. Melody Fair ‘Summer King’ x Blc. Japanese Doll ‘No.1’
「友人とフラスコ苗に手を出し育てたもの」とか。
パフィオの原種、とあり、花茎の長さ35cm。細い。なんと花つきでくださいました。
いやあ、すごいですねえ。12種。こんなにもらっていいんでしょうか。もらいもので19種も増えてしまった。明日また静岡からどーんと宅急便で届く。なんにせよ大事にそだててデータを取ろう。
6月6日(月)
もう一口、蘭をもらってくださる方への譲渡株の用意をしつつ、7日にもらってもらえる蘭の準備を夜中までやっていた。出せるものは出す。
Bulb. falcatumのバルブが鉢の外にはみ出していた。このバルブ1本をちょきんともらって、本体を譲渡株に出した。正直つややかな2枚葉をみていたら残しておきたくなったのである。小さな鉢に植え替えて扱いやすくなった。
今回3件の交換で株が莫大増えそうである。
ナメクジが多く出没するようになったので誘い殺し剤をまいておいた。こういうものまで100円ショップにあり、どうもかなり効いている様である。
6月5日(日)
7日に蘭をもらってくださる方がこちらに来られるそうで、早速譲渡株の用意をはじめる。メールが発送できなくてあわてる。
開花ラッシュは一段落である。シルシフロラムが大きな房で咲いている。
例年使ってきた蘭の棚を組み立てるためには、球根が植わっている土地を掘り返す必要がある。子供らを雇って庭の球根ほりをやる。4時間ほどかけてひたすら掘り返し、棚用地の土をどけ、畝をつくった。昨日の夕立の水はどこへいったのかというほど土は乾燥していた。球根のできはまあ例年並だろうか。昨日も歯医者だの時期が学校の都合で前倒しになった運動会疲れたが、今日もえらく疲れた。
Epi. difformeエピデンドラム ディフォルメにつぼみが見つかった。このところやたら涼しかったためだろうか。今日もやたら涼しい。
昨年11月20日に200円で購入したDendrobium
platycaulonも根元が枯れてアウトのようである。弱っているものにはもう少し気をつけてあげるべきであった。
6月4日(土)Pleurothallis
tribuloides開花
Pleurothallis tribuloides プレウロタリス・トリビュロイデス(No.64,新規28)が開花した。「乾いて固まった血の」色などというえぐいことを考える。
うげ、春ランが枯れていた。足した用土が合わなかったのか、うっかり乾かしてしまったためか、なんにしても枯らしてしまった。それから昨年いただいた下垂するシンビもお亡くなりになってしまったようである。Den.セカンダムも根元が枯れている。
開花日数を誇るより枯れない日数を誇りたいところであるが、結構枯れているので日数が延びない。「無事故1327日」などと誇らしげに示している工場があったりするが「無枯蘭65日」でははずかしい。とはいえ、やる必要はある。
うげ、バンダの花芽の根元がなくわれていた。うーん、お世話になっている人から「あれがほしい」と言われていたので、咲いたらさしあげようと楽しみにしていたのだが残念である。
よい天気だったが16時から雷雨で多量に雨が降り、雷が鳴った。
6月3日(金)Restrepia
brachypus開花
Restrepia
brachypus(No.63,新規27)レストレピア・ブラキパスが開花した。なんともユーモラスな小花の開花である。断続的に秋まで咲く。
黒パフィオは結局今日まで51日間咲いてくれた。愛嬌のある愛着のある花である。しおれるとき感動があるというのがこのランのすごいところである。
6月2日(木)Den.
thyrsiflorum及びBtcm. Little Dragon ‘Kid’開花
Den.
thyrsiflorum(No.61,新規26)及びBtcm. Little
Dragon ‘Kid’(No.62,新規27)が開花した。どちらも新規開花なのがうれしい。明日はレストレピアが咲いてくれそうである。
Paph.‘Wine Red’は本日で51日開花になる。しおれかかっている。写真を見ながら「いいパフィオだったなあ」と感動を覚える。また名無しの銘花を得た。
Pths. Pteropheraと表記している花茎だらけのプレウロタリスは、実は原種で、Pths. pterophoraと表記すべきものであるようだ。2000個の花をつけたという誇らしげな画像もネット上には見られる。購入価格100円だったことを思うとまたされ続けたことを忘れる。3年かかった。
6月1日(水)Prosthechea cochleata及びMaxillaria
tenuifolia?開花
Prosthechea cochleata(No.59,新規25)及びMaxillaria tenuifolia?(No.60,新規25)がが開花した。明日はDen.シルシフローラムなどがつづく。前半の開花ラッシュである。
Paph.‘Wine Red’は明日で50日開花になる。ほぼしおれてきたのでこれでしばらく見納めだ。ありがたいパフィオであった。
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