蘭馬鹿日誌2021年および更新記録
ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔
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2021年5月31日（月）
村上園芸から展示会の案内が来ていた。6月2日（初日は午後16時から）から6日（最終日16時まで）。ダイキ観音新町店（どこやねん。広島市西区観音新町4丁目6番10号）。
カトレア1種、垂れるシンビジウム（デボニアナムの交配種）いい感じて咲いている。
スコーンづくり2回目は、牛乳を150mlから135gに減らして作成。今回も成形は困難で、16個のかたまりをクッキングペーパーの上に落とし、12分220℃で焼いた。さくっとしてうまい。うまい！絶対にうまい。成城石井のプレーンスコーン7個入り399円を超えたかも。材料費250円くらいで、16個。これはコスパがよさそう。調理時間10分（＋12分の焼き）。今後もほいほい作るぜ。
たまねぎの総数は539個だった。文句なしに過去最高の出来だった。1個378gという大玉もあった。しっかりでかい玉が多い。とはいえまだばらつきが多く課題は多い。だが我が家の需要をみたしまくっているので良しとしよう。毎日玉ねぎを眺めて幸せだった。いいなあ、たまねぎ。また会おうたまねぎの諸君。
ジャガイモの茎がぱたぱた倒れ始めている。もう少ししおれたら芋を掘ろう。
２０２０年９月２６日に使い始めた洗濯石鹼（資生堂エフティ）を風呂洗いで使い切った。１個２００gのでかい石鹸である。使い切るまで２４７日。頭洗ったり体洗ったりもした。毎日使っていたということはないが、このところ週６回は風呂洗いに使用していた。１パック３個入り９７円（税込み107円）で購入して１個が３６円で結構な回数風呂を洗ったように思う。あまりにコスパがいいので、まだ９７円で売っていたものを買い物のたびに買い足して４パック１２個２．４㎏も買ってしまった。お得なものを多量に買ってしまって積み上げてしまうというのをよくやってしまう。石鹼好きなのでその大きさが妙にうれしい。
おなじ石鹸がアマゾンで１パック880円で売られていた。送料分高いのだろうなあ。メルカリで３パック１８００円送料込みで、これだって1個２００円と結構な値段である。そういうのを見ると、ネットで買うのって便利だろうけど、案外割高に調達している可能性はある。買うときは相場を調べて買うようにしている。そういう趣味なので、世間の人は好きなように高くても買えば、と思う。
古本市場やブックオフなどに行かなくなって１か月以上になる。その間積読を毎日１冊読んで、過去最高だった２１１３冊の在庫が、１９７５冊まで減ってきた。まあ在庫の多くはあまり売れなかったラノベである。そんなにいいものを読んだという読後感はないが、テキストを読み込んで脳みそが活動したという感じはある。Youtubeなどを見てぼーっとしている時間を読書が奪うような感じがある。Youtubeやテレビが物足りないので本を読む。文献を読んだり、仕事で物書きやデータの分析などをやるのはもうすこし歯ごたえや発見がある。そんなこんなでなんとなく家にいても忙しく感じてしまう。
iPhone Index 2020なるものが公開されている。みんな大好きiPhoneを買うのに何日働かなくちゃならないのか、というのを国別にまとめた表だ。iPhone12Pro（128GB）は１１7480円だそうな。気絶しそうなほど高い。わしが使い倒しているパソコンの15倍の値段がする。まじか。日本の平均的な給料だと9.8日はたらくことになるという。10日もiPhoneのために働くのか？すげーなあ。1年の労働時間の4％も差し出すのか。みんなよくそれだけ高価なもの買えるよなあ。それって何に投資したことになってんの？あれって「生産能力の涵養」には寄与せず、純粋消費のためのデバイスだそうじゃないの。iPhoneで論文書いたり、特許明細書いたり、論文読んだりするの？。勉強に2時間とか使ったりするわけじゃないんでしょ。平均4時間SNS見たり書いたりするんだよね。そういうの1万円のアンドロイドでもええんちゃう。ヤフオクでゲットしたパソコン2980円でもええやん。
各国をみてみると、米国6.1、加8.2、独9.7、日本9.8、韓国10.3、仏10.5、英11.8、伊18.3、中26.7、露47.5
給与が下がりまくっているといわれる日本はもっと下だと思っていた。英独仏あたりには抜かれて差をつけられているとおもったがあんまりかわらないのでちょっと安心した。さすがアメリカ景気がいいのだなあ。昔米国へいったときすごい不景気で日本は稼ぎまくっていたので、今日のようになるなんて想像もできなかったよ。韓国がすごく近いねえ。中国はもっと上だと思っていたので意外だ。やっぱ民需がよわいのね。ロシアは独裁なんかやってるから50日もかかるんだろうか。あの国もっと豊かになってもよさそうなもんだけどなあ。
オリンピックやるんだな。ここまで信じて頑張ってこられたアスリートの方々が活躍できるチャンスだし、感染も下火になりつつあるから結構なことだと思うよ。もしやんなかったとしたら、我が国の活力がどろーんと失われてゆくような気がする。日本のアスリートが海外で勝てなくなるとか。だって稼ぎ時に手柄立ててCMに出たりして稼いで次の試合にでるための費用にするわけだし。アスリートがネットでぼそっと「日本はじじいどもが若者を犠牲にして国を食いつぶしてきた」なんて書かれたらすごい説得力あるよね。国の雰囲気がどん底になると思う。若者に「じじいぶっ〇せ」という気持ちを持たせたらほんとうにえぐい事件が起きて（もう起きてるけどさらにおきて）長期にわたり禍根が残ると思うよ。だから各国からあんまり選手が来ないかもしれない今般のオリンピックはメダルが濡れ手に粟で、しかもよ、日本人の力で、みんなの力でコロナを抑えきって開催したオリンピックで勝ちまくるというのは最高に気分のいいことじゃないの。やった方がいいと思うよ。若者に活躍してもらおうよ。政府はそこらあたりはよくわかってらっしゃるのか、まあまちがいなくいい感じの夏になりそうだ。
選手村でコンドーム配るって話だ。選手っていう運動能力に優れた人々って、そのコンドームに出された中身に価値があるんじゃないだろうか。想像なんだけど、中身が入ったコンドームを窓口にもってゆき、選手のIDを申告するとお金がもらえるとかいうことになっているんじゃないだろうか。もしくは政府の秘密機関が選手のゴミからICタグ付きのコンドームを回収してこっそり研究にまわしているとか（それぐらいやってくれりゃさすがって思うよ）。選手の能力とDNAを紐づけると、塩基配列と突出した能力を紐づけることができて、将来のゲノム編集の重要なデータになる。すげー金になりそう。また、選手村で優秀な遺伝子をゲットするというのは女性アスリートにとっては重要なことなのではないだろうか。世界的なすごいアスリートとお近づきになって次世代をゲットできる大きなチャンスである。じゃあなんでコンドームかといえば、男を安心させるため？穴開けたらすぐばれるかなあ。そこらへんは女性がコントロールできるんじゃないの。コンドームのことがおおぴらになるということは、選手村では相当真剣に遺伝子取得に取り組んでいるのだと思う。なにしろその遺伝子の優秀さは数値で公開されているのだ。私が女性アスリートだったら、欲しいと思うだろうか。我ながらおっさんだなあ。これって馬主の感覚だわね。種付け料5000万円みたいなもんだもんねえ。人によってはそれくらいの価値はあるかもしれない。
2021年5月22日（土）L.クリスパ、赤いカトレア2株、Cym垂れるやつ開花中
カトレア3種が咲いている。垂れるシンビジウム（デボニアナムの交配種）も花茎3本でいい感じて咲いている。
絶好調だった玉ねぎがトウが立つことなく、茎が倒れてくれた。倒れたやつから収穫して、Youtubeで見た方法にならってひっくくって吊り下げた。243個。まだ半分くらいか。出来がいいなあことしのタマネギは。300㎎の苗が300gのたまねぎに重量1000倍の成長である。すごいもんだなあ。
Youtube動画で「ジャガイモキタアカリは下の葉が黄色くなったら収穫できる」という話だったので1株掘ってみたらちっこい芋が5個出てきた（この時点で10倍増）。まだちっこい。まだまだのようだ。葉っぱの鑑賞が目的でもあるので、しばらく葉っぱを鑑賞していよう。
飲食店に行かなくなって1か月が経った。古本屋にもいっていない。食料品を買いにたまに出かけるだけだ。ひたすら在庫を読む。なんつーか、テレビとネットがあまり面白くないので在庫読みがはかどる。まもなく読了6000冊（5/31予定）。
大阪と東京で感染者が減っているのに驚く。すげーな東京、大阪。今度ばかりはえらいことになるとおもったらじわじわ抑制されつつある。やっぱ日本人すげーよ。ロックダウンせずに自粛だけで乗り切るのか。
先日脅迫メールをもらった。
「残念なおしらせだ。あんたの利用しているデバイスは乗っ取った。」
「ほう。」
「デバイスを乗っ取るのはちょろいもんだった（なんかIT技術っぽい記述）」
「なにどやってんねん。Win10の最新版にほいほい入れる腕があるんだったらどこかええとこに就職てからどやれよ(-_-;)」
「おまえのSNSのアカウントや、友人知人のメールアドレスやアカウントは把握した」
「はいうそぴょーん。おれSNSやってねーし」
「あんたの動画も撮影したぜ。アダルトサイトをみて、コーフンなさってましたねえ。」
「誰が職場のパソコンでそんなことするかっ。免職くらうやんけ。絶対おれじゃねーよそれ」
「この動画を友人知人のSNSにばらまかれたくなかったら、16万円分のビットコインを送れ」
「うわ、出たよビットコイン。CO2出しまくりコイン。ろくなもんじゃねーな。えっとこれ、どう処理しようか。報告せんといかんのだろうか。このメールソフトで「迷惑メール」の「詐欺・フィッシング」に指定っと。あらら、トレイからなくなってしまったよ。せっかく面白い文面だったのに。テキスト残しておけばよかった」
1時間後、職場の掲示板に注意喚起としてさらされていた。自動的に報告されるのね。知り合いは、よく似たメールを打ち出して警察に持ち込んでいた。
しかしながら、もし、これがだれかのスマホに届いたら、もらった人はかなりびびるんじゃないだろうか。普通にＳＮＳとかやってるだろうし、エロサイトみてちんちんだしているところをＷｅｂカメラを乗っ取られて撮影されている、ということはありえないのだろうか。そういう動画を友人のＳＮＳに送られたらたまらんよね。スマホ乗っ取られるというのはよく聞くんだけどそのへん大丈夫なんでしょうか。教訓としては、Ｗｅｂカメラの前で男はちんちんをだしてはならない、ということだろう。でも角度的に肝心なところは見えないよね。変顔して妙に振動している動画送られても鬱陶しいだけだし、よく考えるとスマホをつかって男の恥ずかしいシーンをとることは困難だ。こんなメールに脅されてお金送っちゃだめですよ。
スコーンを焼いた。250g小麦粉。50g砂糖。ベーキングパウダー15g、塩3g、ふるいにかけた。よくかき混ぜた。バター70gを手でつぶしながら粉と混ぜた。バターを溶かさないように混ぜる必要があるそうな。牛乳150gをまぜ、こねずに混ぜた。べたべたした塊をクッキングペーパーに落とし、9個のかたまりをつくった。220℃に電子レンジのオーブン機能で余熱をかける。トレイを上の段にセットし、10分をダイヤルで入力して「加熱」を押した。10分後、ええかんじに焼きあがっていた。１つ食ったがうまい。こんなのでよければほいほいつくろう。スコーン通のかみさんには「パンじゃな」と言われてしまった。
2021年5月11日（火）L.crispaとC.intermedia開花
カトレア2種が咲いた。実生のシランも咲いた。
過去最高のたまねぎを毎日楽しく鑑賞している。例年規格外の小玉が多いのに、今年は規格外の大玉がたくさんとれそうだ。ジャガイモも好調である。
咲いた、と変換しようとしたら「最多」とでやがる。縁起悪ぅ。「最多ぁ、最多ぁ、本日も最多」。緊急事態宣言が終わる予定だった日に最多ってことは、これまで最強な手が効果がなかったということだ。追い詰められているのだな。実際あぶないとおもう。身の危険を感じるレベル。
リーダーを悪く言う論調も聞こえてくるけど、やっぱり英国株がやばかったんじゃないか。医療現場から聞こえてくるのは、「感染拡大速度3倍」「明らかに重症者が若くなっている」「急に重症化する」など。感染した人の「ちょっとだけ日常に戻りたかっただけなんですぅ」という気持ちはわかる。感染拡大地域でたまたま仕事をしていて、気を付けている職場で感染した人など、これまでのやり方が通用しなくなっている。まあ、ネットがすさんでるような気がするなあ。おかみが悪いわけじゃないんだから、きをつけてひっこんでおとなしくしていようよとおもう。
五輪も長年準備してきたのだから可能ならやろうというところを模索しているのだろう。誰かのお仕事なんだろうから、ここへきてやめろというのは、「おまえの会社廃業しろ」といわれているようなもので、横暴に思える。
ワクチンって結構な数が国内に存在しているそうだ。手続きがいろいろでまだ結構かかるらしい。世界で60番目くらいの遅さらしい。このあたりは、「我が国けっこうガタがきているのか」ととても残念に感じる。先進7か国ではもっともトロいのだが、ほか7か国の死者はどこもすごいので、気合と本気度が違うということなのだろう。
変異種にワクチンが効かない、という振出しにもどるようなことはあるかもしれない。そうなったらニッポンも本気を出して、塩野義製薬のワクチン開発にみんなで協力して、その都度現れる変異種と闘ってゆくことになるのだろう。
2021年5月6日（木）シランが種から咲いた？
庭のシランの群落から5mほど離れた場所の踏み石の隙間からシランが2株生えて咲こうとしている。踏み石の隙間は狭く、そんなところに塊根を植えた記憶がないので、これはほこりの様な種が飛んできて自生したものと思われる。我が家最初の実生蘭、ということになるのだろう。準絶滅危惧種とか言われているそうだが、なかなかあっぱれなシランだ。
別のC. intermediaのつぼみが咲きそう。インターメディアは咲き終わり、ロディゲシーがまだ残っている。
近所の写真をグーグルマップに投稿したら1000回閲覧されたというメールが入っていた。ううう、うまいなあ。こうやってSNS的な世界に引きずり込まれてゆくわけだ。なんとなく自分の画像ファイルをさらっていると、素晴らしい写真が撮れた場所がグーグルマップ上に登録されていないことに気が付いた。その場所は山頂の公園で、展望台や駐車場、水洗トイレまであったので、〇〇山××公園と名前をつけて申請したところ、「編集内容が承認されました」みたいなメールが来たので、口コミと写真を投稿した。ふふふ、私がグーグルマップに最初に設定した素敵な場所。とっても素敵な写真を見てわんさと人がやってくるのではないか。それが多くの人の素敵な思い出になるのは結構なことだと思う。たぶんものすごい数の画像が投稿されることだろう。でも途中の山道でハンドル操作を誤って事故る車がでたら嫌だなあと思った。私はふもとから往復15㎞を歩いて往復したが、途中ガードレール下に猪が落ちて死んでいた。イノシシ年の正月に縁起悪ぅ。
以前近所の素敵な場所に名前を付けて申請した際は蹴られた。なにがいけなかったのかわからん。もう一度それっぽい名前を付けて「ハイキングコース」として申請した。
ネットの仕組みは、かように巧妙で、変なやる気を喚起するなあ。入れ込みすぎないように気を付けよう。
4月上旬に義母の心臓手術後の検診のため山口と兵庫を2往復した。義母を島に送って一安心である。到着やいなやタケノコ狩りだった。スコップ片手に義母所有のお山（推定２ヘクタール）の竹林に侵攻。「タケノコどもー、うりゃ」とスコップをてこにしてぱこぱこタケノコをとる。20分3人で30本を収穫した。腰を痛めた。その5分後、知り合いのミカン畑でフキを収穫。4㎏を10分で。到着から1時間半後、我々は島の誰にも会わずに多量の獲物をゲットして帰路についた。
今年のタケノコは猛烈にうまかった。飲み物か、というくらい胃に流し込んだ。歯ごたえも風味もすばらしくよい。自分がだいぶシニアな味覚になったんじゃないかと思う。
4月中旬からテレワークに入った。なにをしていただろうか。1日1冊の読書は300日ほどきっちり続いている。これが地味にきつい。こういう縛りプレイってするもんじゃないよ。毎日論文1本読む、という日課も100日を超えて、これも堪える。仕事に行くと血の巡りがいいのか割と苦も無くこなしているものが在宅勤務になるとうまくさばけなくなる。歩くというのは大事なことなのだろう。だから、連休明けの本日（休暇）は近くの公園までパソコンもって歩いて文献を読んだ。
コロナの変異株の拡大にかみさんがびびっている。出勤日には、通勤まかりならん、と職場に送り迎えまでしていただいている。かかって重症化しても十分な医療を受けられる状況にないため、とても気を付けて行動している。外出は控えて、買い物は都会から遠い場所にゆく。田舎に行くと恐ろしく物価が安いように感じる。25円の０カロリーコーラなど買って飲んでいる。
イギリス株でえらいことになったところは、インド株がまたとても恐ろしげである。ただ、みなさんしびれを切らしているのか、結構うろうろなさっているようである。いや、今度ばかりはヤバいように思う。インドの感染者の増加曲線がまだ急上昇中だ。あれはやばい。昨年みたいに6月上旬に出勤できるかどうか疑問だ。
オリンピックやるのか？まじか？すげーな。まあ無理はしないように。
今年のたまねぎは調子がよいようだ。昨年のトウたちまくりには参ったが（それでも酢づけにして全部食った）、今年は多量に大きく立派に育っている。たまねぎを見に行くだけで観光に行った気分。イーストリムから眺めるグランドオニオンという感じにいい気分である。ジャガイモの葉がまた美しい。
変な趣味を開発した。Youtube動画って様々にあるのだけれど、近年動画の解像度が高く、高精細な動画は、静止画で見ても見ごたえがある。動画だと一瞬一瞬で「おおすごい」というシーンがあるので、スクリーンプリントボタンを押すと、最近使っているパソコンでは静止画がクラウドにたまってゆく（クラウドの設定で、たまたま画像ファイルが蓄えられる設定となっていた）。これをダウンロードして、そのホルダーの画像をデスクトップでスライドショーで見ていると、とても素晴らしい画像が1分ごとに切り替わる。ついぼーっとみてしまうほどの高精細な画像コレクションである。世界の名所って大体数種類の構図の写真しかなかったものが、すみずみうろうろまえよこ上下見たいところをこれでもかと動画では見せてくれるので、とても興味深い画像がたまってゆくのである。また、名画をスライドショーする動画もあるので、名画の画像もたまる。さまざまな見たい対象の画像もどんどんたまる。その数7000枚。どんどん増えてHDDの容量を圧迫しつつあるものすごいコレクションである。
2021年3月6日（日）
C. intermediaのつぼみが出てきた。
非常事態宣言が解除された大阪にあほがのこのこでかけてきた。遠方の大学から帰省した息子の接待的なお出かけであった。JR大阪駅から歩きだして、堺筋線の恵比寿町駅まで6.2㎞を人込みをさけつつ歩いた。お年寄りがたくさん歩いていた。本当にワンパターンな同じ内容のお出かけで、我ながらあまりのマンネリぶりにあきれる。ブックオフ2軒でラノベ9冊990円を買い、金龍ラーメンで600円のラーメン＋ライス＋キムチを食べ、駿河屋でラノベ22冊1100円を買い。電子パーツ屋でDVIケーブル100円を買った。地下鉄で梅田に戻り、大阪駅でらぽっぽのアップルポテトパイ1383円を買って帰った。オークションのおかげで欲しいものはあらかたゲットしてしまい、日本橋に行っても欲しいものがラノベだけという状況である。総額5043円のお出かけだった。こういう大阪歩きは1年以上行っていなかったのだが、全然変化がないというか、進歩というか、真新しいところがまるでなかった。
日本円の価値が下がったらどうなるのだろうか？と考えていた。日本円の価値の裏付けってなんだろうか。１１００兆円の借金は政府の借金だからOK、という話をよく聞く。国債を日銀が買うとか、日本の企業の株を日銀が買って、株価が下がらないようにしているそうだ。それって、企業価値がないのに価値を保っているように見せかけている詐欺みたいなもんなんじゃないの、とおもった。実際株を買い支えたりすると、企業価値は著しく低下する恐れがある。株価に従業員自身がだまされ、「うちは大丈夫なんだ」とおもっちゃう。企業努力が損なわれる。本当は、生産性が下がって、競争力が低下して、あかん企業が生き延びてしまうという。そういえば日本企業いろいろぱっとしない。国際的にすげー企業であると思われている企業って、ゲーム機作っている会社とかだろうか。それゆえやっぱり企業価値が損なわれてきているのだろうか。
以前家電リサイクル法で、家電業界にあぶく銭がまわったそうな。そういうあぶく銭がまわると、人間努力が損なわれて家電業界がとても魅力がなくなって家電量販店に行かなくなってしまった。
日本企業は莫大な内部留保を海外で転がして得た儲けで肥え太っているという。それって将来的に嫌な予感しかしない。
企業さんの研究開発について「会社では、エタノールをつかうことができない（火災が起きる可能性があるから）」「乾燥機は50℃（昔100℃でやけどをした人がでたから）」という耳を疑う会社の決まりを聞いた。企業戦士はどこへいった？みんなどこへいったぁ？
国際特許を保持するかどうか聞かれて、保持したいです、というとすごい厳しい書類の提出を求められる。特許を維持するだけの予算がないので、捨てているのである。特許を活かして世界に打って出る状況ではない。こういうのは戦っても無駄で、みんな潰走しているのだから、つきあって全速力で逃げたほうがいい。日本は負けるとひどい。
対外資産なるものが日本は多いらしい。1985年ごろJapan as No.1だった時代、築いた富だそうな。そういうものがまだあるならしばらくはもつだろう。銭転がしはうまいんだろうねえ。でも、もっと大きな金がころがっていたら、そっちに巻き上げられたり、案外外国勢が高値の株から金をちゅーちゅー吸って、日本に価値のない株だけが日銀に残ったり、競争力のない企業だらけになったりしないのだろうか。なんか外国の食い物にされている感が強い。
対外資産だのみで、富の裏付けが国内にないってのは、気が付いたらすってんてんで、能力がさがった年寄りの国（平均年齢48歳）、という悲惨な状況になったりしないかなあ。
あの太平洋戦争やった日本人だからやりそうだなあ、とおもうのだけれど、それってやっぱり日本の男がバカだから？とおもったりしたけど、でもあの戦争では女だって男を止められなかったじゃん、と思う。
電気代が恐ろしく高くなったり、水道の維持が難しくなったり、輸入品が恐ろしく高くなって、ということが近いうちにありそう。お買い物をしていてもなんかぱっとしないって感じませんか。日本円がよわっているのかなあ、と感じた次第。アメリカって飯1食2000円くらいかかるので、日本以外給料が上がり続けている世界からものを買い付けてくると、だんだん高くなってきて、今までの値段では買えなくなってくる。高い、買わない、売れない、輸入しない、というサイクルで、だんだん売っているものがパッとしなくなってきているように思う。つまり、こっちの財布が細ってきて、いいものが入らなくなってきている。貧乏人の国にはいいものは入ってこないよ。お金の価値を実情に合わせて計算して、韓国よりも給料が低いというじゃないの。
厳しい時代になりそうだけど、なんとか生き延びたいと思う。畑買って食えるものを真剣につくろうかなあ。
2021年3月1日（月）
Den.Formidibleと、セロジネが咲き続けて40日間。ありがたや。
昨日ジャガイモ キタアカリを植えた。昨年は4㎏、今年は3㎏をけちけちに２分、３分割して９３個にして植えた。ジャガイモはみずみずしい葉を見るのが好きでうえているので、芋ほりは二の次だ。あれは腰に危険な重労働である。だが、昨年の新じゃがが猛烈にうまかったので、今年も期待している。
キタアカリという名前が競走馬みたいだ。いや、東前頭３枚目くらいの力士かと思ったりした。「インカの目覚め」なんてのは、ペルーの民族解放戦線かな？とおもってしまう。
鶏糞が１５㎏６８円と安かったので６袋も買ってきて溝を掘って入れた。「牛糞もいいけどたまには鶏糞をいれよう」「じゃがいもには鶏糞は避けたほうがいい」「いや鶏糞はわるくない」などYoutube動画を見ていると、「どっちやねん、もう好きにするか」、と思って入れた。
コロナでこもっているとお小遣いが減らない。欲しいものが鶏糞だったり、種イモだったりして、お金がいくらあっても（主婦の平均へそくりに及ばないが）欲しいものは限られている。オークションは暇な人が多いのか相場が高くなって魅力的なものがない。
パソコンの前にいる時間が長い。通勤中や食後の読書の時間、なんとなく活字を流し込んでいると脳が心地よい。Youtubeみてるより読書のほうが具合が良い。スマホが１ＧＢ未満０円としてもスマホをやる気はない。道に迷わないので地図アプリいらんし、ＬＩＮＥはじゃまくさいし、ツイッターはパソコンで見ることもあるが、何がうれしいのかわからない。いらんやろスマホ。
電子マネーは使ったことがない。「うち現金あつかってないんですよ」という店があったら「ジャイイデスゥ」といって帰ってくるだろう。基本ポイントがたまってうれしいほどお金を使わないし、変なものばかり買って、アマゾンなどで買い物をするのも年に５回くらいだろうか。いらんよスマホ。
急きょ新横浜で降りて、新宿に向かうハメになったときに、頭の中の路線図をたどって遅刻せず目的地にたどり着いた。
スマホなしでどうしたらいいかわからん、という人がいるだろうか。高校生はスマホやったらいかんとおもうよ。スマホやめて勉強したらええねん。せめてパソコンにしなはれ。
官僚の接待うんぬんでマスコミが例によってしつこいのだけれど、こういうどうでもいい案件でもめている間に、なにか大事な物事が進行中なのではないだろうか、と勘繰ってしまう。「女性がはいると会議が長い」発言は、マスコミがああも騒ぐのだったら、もっとちゃんと女性運動にして欲しいと思う。マスコミが騒いだだけじゃん。テレビが面白くないのはマスコミがだめだからだろう。
母は母子家庭で不景気なときは生活保護をもらって私を育ててくれたわけだけれど、そういうこと父なる男はしらないわけで、母はいろいろ大変だったろうと思うのよ。男はさあ、中出ししたいものだからあの手この手で女性をだますようにいたすわけだけれど、わずか５秒のきもちいいおもいのために、母と、子供の私はそれこそ一生いろいろ割を食うわけでしょ。この間亡くなった従弟３９歳も母子家庭で割り食ったと思うよ。世の中無責任なクソみたいな男がいっぱいいて母子家庭はとてもたくさん存在して、それぞれに苦労があるのに、くだらねえ発言にかみついただけで、肝心な女性の生活保障とか、自立とか男の甘えとか男社会の勝手な論理とかは放置よ。「合意の上でのＳＥＸ」つったところでガキは女のところに残すんだろうが。養育費を国が負担するくらいのことはしろやって思う。ほんとなんにもかわらねえ。結局男も女もお互いにちゃんとものが言えなくなって、女性は買い飯だけで生きている独身者が増えるし、男もなんかオスとしての機能が損なわれてきているように見えるし、若い人たちそんなんでいいの？って思うよ。スマホがあればいいのね？。スマホは孤独を助長するんだぜ。
男女それぞれの魅力が低下しているように見える。ちゃんとしためしくってねえんだろう。スマホで店探すんじゃなくてレシピ探してちゃんとつくれよって思う。
結婚して子供作るときに、一人当たり２０００万円かかるなんて全然考えてなかったよ。授かった子供だし。３人目にも、家族に苦労を掛けるかもしれないとは思ったけど、授かったんだし、大事に育っていただいたよ。好きでひっついて授かったらかみさんも子供も大事にいきてゆくもんじゃないの。覚悟ってものは、集中力同様スマホでぶっ飛ぶんじゃないかなあ。
政治主導ってやつは、人事権で官僚を縛って、政治家のへまを官僚に詰め腹を切らして、しめしめ助かったわい、とやっているもう悪代官みたいな「そちも悪よのう」感がすごい。これは、働き者で優秀な官僚組織を損ない（応募者激減、退職者続出か）、政治家の姿に泥をぬるような状況である。内情は深い事情があるのかもしれないが、まことに見栄えが悪い。
だいたい飲食をともにして、「いくらでしたか？報告する義務があるので」といったところで教えてくれないよね。７万円なんて出された酒が変に高かったらわかるわけがない。
人口当たりでみるとアメリカの倍国会議員がいるというじゃない。半分にすればって思う。若くて、優秀で、仕事してくれそうな人に投票すればと思う。選挙資金を獲得できた人が当選する。それって民主主義？。資本偽民主主義。お金主義。お金持ちが、お金で政治家にいうことをきかせて、国を国民の為じゃなくお金持ちのための儲けのネタにする主義。お金持ちは、外国人もあり。外国人に国を操られることもあるわけよ。この仕組み、かなり悪くね？。適当に数字捏造したような金で現実の国が左右されてるって情けなくね？。被選挙人資格試験てのをさ、やってくんねえかなあ。バカでくっそじじいで、売国奴みたいなのが合格できねえような試験。そういうのを官僚と大学がつくる。選挙の度に受験。いいなそれ。
2021年1月18日（月）
Den.Formidibleのほかに、セロジネが開花した。冬の常連である。
テレワーク二日目である。前回2020年6月3日以来久しぶりのおうち仕事である。要領のわかっていなかった前回より真剣に仕事をしていた。前回、腰痛で起き上がれなくなるなど、体力低下が懸念されている。休憩時間を設定し、公園まで走るとか、公園で鉄棒にぶら下がるとか、体力づくりを図る。
通勤中を思うに、わりと多くの人が咳をしていたりするので、やはり冬はあれがはやりそうな環境になっているのであろう。べつにGotoうんぬんや政府がどうしたより、はやりやすいのだからはやる。どこの国もはやっている。冬バージョンにはさすがに日本人も弱いのだろう。
ワクチンが効き始める3月中旬ごろには世間の緊張もやわらぐのだろうなあ。4月から準備してオリンピックやるのだろうか。しばらくの辛抱だろうが、2月は大変そうだ。おとなしくこもっていよう。
よその国はワクチンうちまくってるけど、日本は2月末だそうな。技術大国とかいって、25年くらい昔だったら日本が研究開発や生産がすごく速くて、世界中の人にワクチンをとどけていたのではないだろうか。プロジェクトXって番組もあって、研究開発の現場で戦う日本人はとてもかっこよかった。この番組がなくなったのって、もはや日本は研究開発で頑張ったりしていないからだろう。研究者は日本で食えないので中国に渡ったり引き抜かれたりしているようである。仲間が中国に行っちゃう例もあって、そういう人たちの成功を祈るよ。日本にいてもねえ、とおもわないではない。サイバー攻撃に負けまくっていろいろ不便になった。そんなの軍事なんだからやられりゃもっとえげつなくやり返せよって思う。倍返しで。負けっぱなしじゃん。なんで研究現場がわりをくって被害を拡大しているのか。研究費が得にくいし、若い人が博士号とっても、会社がそれを生かせるだけの仕事がない。食えない博士になり手がない。こんな将来性の低い国めずらしいんじゃないだろうか。研究開発費ってすごくすくないのではないか。米国に次いで日本はお金のある国だ。これも過去の栄光のおかげだろう。今でも日本人は銭転がしはうまくて、稼いでいる。でもねえ、お金があっても商品がしょぼい。昔の日本はもっと魅力的な製品をがんがん生み出していて、魅力と欲しいものにあふれていた。金かねいって中身をおろそかにすると本当に貧乏になるぞ。それこそ肝心なときに医者にかかれないくらいに。
日本ってほんと極端に走るなあ、と驚く。すごくいいところもあるのにねえ。
20年くらいまえの読書記録みていると、日本批判があふれていた。とくに外人さんが書いた「ここがおかしい」「ここがへんだ」「これをこうすればよくなる」という話がよく読まれていた。いまは、「全然給料は上がらないけどとにかく日本はご飯が安くてうまいんだからいいんだ」みたいな論調である。いや、自分で作らずに食う話ばっかりじゃん。
2021年1月1日（金）
Den.Formidibleが開花した。年明け早々めでたい。とてもゆっくり開花している。
2020年はコロナの一年だった。1月26日からこれはえらいことになるとびびっていた。2月には「コロナワールド」という看板にびびって「Welcome to
Colona world」というフレーズがデスボイスで脳裏をよぎった。3月にはさっさと都市封鎖して家に引きこもりたい、などと考えていた。4月にテレワークとなり、太って腰の調子が悪くなり、寝ていたら身動きが取れなくなった。5月は散歩をしていた記憶しかない。6月から時短で出勤、ひたすら実験にいそしんだ。7月、8月、9月、10月、11月、12月、実験しかしてねー。
実験室というところはあまり人はいない。時折仲間が測定などにくる。そういうところで液体窒素やら金属ナトリウムやらでやばめな実験を繰り返し、地球上で私しか作っていないくそ手間のかかる材料を「もっと！、もっとだぁあ」と作っていた。
はかばかしくない実験の末疲弊しまくって年末に倒れこんだ。「くそぉ、ひでえ一年だったぜ。従弟は死ぬし。年賀状全然書く気にならねえ・・・あー、やるきでねえ、まじむり」
年が変わった。なんか違う。散歩に行ったら4キロあるいて1㎞走っていた。走るのは久しぶりだ。年賀状が来たので、腹をくくって年賀状を書く。おお、書ける、書けるぞ。例年時間を食う下手絵の図案はさらさらと６つ描いて3分で決まった。5時間かけて書きあがった。最短記録じゃないだろうか。20年使っている中国西安から買ってきた習字セットで全部手書きで書く年賀状25枚。なんというアナクロ。かみさんはさっさとプリンターで出力していた。書き始めてみるとわかる、墨擦って筆で字を書いているとなんか楽しい。書き損じが20年間で2枚くらいじゃなかったろうか。プリンタだったらその10倍はしくりじそうである。
2020年12月28日（月）
Den.Formidibleにでかいつぼみがついている。
うんざりするくらいやりこんだ仕事はパッとしない結果に終わり、尾羽打ち枯らして御用納めとなった。さすがに今年はろくでもないことだらけだった。年賀状を書く気力が全く湧いてこない。
コロナぁ？。しらん！。家にこもって勉強するよ。「年末つまんね」（回文）とかいわんでもすることはやまほどある。大寒波とコロナで田舎に帰れなくなってそれはそれで結構なことである。
昨日購入した業務スーパーの鶏もも肉2㎏を解凍していたなあ。2㎏で702円、7枚も大きな肉がでてきた。ものすごくお得に感じるのだが、量が多すぎて冷蔵庫の容量がひっ迫しているためかみさんに嫌な顔をされた。仕方なく勝手口付近において自然解凍していたのである。鳥足の巨大な奴（今日500円くらいする）の骨がないような肉である。2枚を酢、純米酒、みりん、しょうゆとショウガ＋ネギにつけ、これはあとで照り焼きチキンにする。2枚はから揚げ用に酢、純米酒、みりん、しょうゆとショウガ＋ニンニクにつけて、それぞれタッパーにつけておいた。タッパーに入りきらなかった3枚にどばっと塩をふり、黒コショウをごりごり削ってかけ、電子レンジのオーブン機能で210℃設定、40分加熱した。カンでこういう設定が自然と出てくるのが不思議。このところピザ生地をこねていろいろのせて焼いていた経験が役立ったようだ。出来上がった塩コショウ照り焼きチキンはたいへん美味だった。火もちゃんと通っていたが、中はぷりぷりしてジューシー、皮はいい香りがしつつパリッとしていた。10年くらい前にオーブンでつくっていらい「あれうまかったけどオーブンがもはやないし、どうやってつくったものだろうか」と思案していたのであった。この度見事一発でできたのでうれしい。1枚を娘が、2枚を私が食べた。すごい量だったけどぺろっといってしまった。クリスマスの敵を御用納めでとった気分。
4年近く使ったデスクトップパソコン(2017年3月15日、16043円)がいまいちに感じ始めていたので引っ越しを検討していた。キーボードが効かないCore i5のノートパソコンをうっかりオークションサイトで落札してしまい（2020年10月13日、引っ越し2020年12月26日。7700円。ちゃんと説明に書いてあったものを読み落とした）、これどうしよう、とおもっていたのであるが、USBキーボードと無線マウス、遊んでいた２３インチの液晶を組み合わせるとデスクトップパソコンの代替みたいなセットにして使ってみた。ノートパソコンの蓋をしめてもスリープにならない設定をYoutubeでみたのでやってみた。部屋を再開発してそのなんちゃってデスクトップパソコンの作業環境をつくった。そっちに引っ越してみるといろいろと快適だった。画面が広くなったし、速度も上がったし、ソフトもバージョンアップしている。年末年始はそっちでフルパワーでいろいろやろう。
2020年12月14日（月）
庭にチューリップを植えただけで筋肉痛になった。運動不足だ。
Go to travelが年末年始一時停止になった。ふーん。正直どこにも行きたくないので（否応なくゆく羽目になることはあるかも）関係のない話である。豪華海産ごはんつき温泉旅館がすごく安かったとしてもたぶんゆかない。家でぬくぬくと本を読んでいたほうがいい。
日本人は頑張っていると思う。一日で600人お亡くなりになったら（ドイツ）、さすがにびびるだろう。日本では毎日3000人が自然死としてお亡くなりになるそうである（今年は逆に死者が減っているそうだ。わからんではない）。コロナだけで40名でもおっかないとおもうのに600人はすごい。あのドイツですらこうなのだから、日本だってもっとひどいことになる可能性もある。Go to travel停止でまだ済んでいるけれど、ひょっとすると日本初のロックダウンということだってありえるのではないだろうか。
こういうことばっかり書いているから最近日誌が面白くない。要するにコロナにびびっているということか。
2020年12月10日（木）
咲いてくれているのはバルボのエリザベスアンと、デンファレのクイーンサウスイーストだけである。さすがデンファレは咲いてからが長い。9月から12月まで咲いてくれた。
かみさんがみかんの収穫のため実家に帰っていた11月28日土曜日のこと。一人で家にいても割と平気でご機嫌に過ごすはずだった。夜中寝床で本を読んでいると、なんだかみしっていう音がした。人が廊下に立ったような気配になんだかぞわっとした。なんかちがう。コワイ。家に一人でいてここまでびびるのは初めてじゃないだろうか。男の更年期なのか？。コワイ心理状態でいるのがいやなので、「くそ！幽霊だったらぶん殴る！！」と強い気持ちを持ったら、気持ちが軽くなった。これで緊張が緩和して本を読んで寝た。
翌朝9時半に電話がかかってきて聞けば11月25日に東京江戸川区でクレーンが倒れる事故があり、その事故で従弟が亡くなったとの知らせだった。享年39歳。ぞわっとした昨夜が通夜だったそうだ。挨拶にきたのだろうか。ぶん殴るなんて思って悪いことをした。赤ちゃんだったころから小学生のころまでを知っている。でもまあ今の状況は全く知らない。嫁さんや子供がいるのかどうかも知らない。電話は、本日葬式と言ってきれた。母が認知症でなければさぞかし悲しんだだろう。もしいまも付き合いがあったら何かできることがあったかもしれない。現場をニュースなどから特定し、グーグルアースでうろうろしてみた。川の中に島があって、その護岸工事をなさっていたそうな。下流に東京ディスに―ランドが見える。「ブラタモリ」でタモリさんがうろうろしていたあたりじゃなかったろうか。
社会人になった時に小学生だった従弟を大阪に呼んで、大阪や六甲山で遊んだ記憶がある。私は「勉強しろ」とうるさく言って感じの悪い従弟だったと思う。一緒に六甲山に行楽に行ったのは良い思い出だった。大人って子供を遊ばせてやるなどと言いながら、子供と遊んだとことをとてもいい思い出にしているようなところってないだろうか。だからうちの子供らが巣立ったあとで、さまざまなよい思い出を持っていることを思うに、子供と過ごすことがとてもありがたいことだったのではないかと思うのである。そういう意味では従弟と過ごしたあの時間に感謝している。少子化？。もったいないね。人生の墓場？。それ騙されてるよ。墓場かどうかはあんたらの才覚次第だ。子供と近場で冒険するのは、海外旅行に匹敵する楽しさだと振り返って思う。
2020年11月21日（土）
ラン棚を解体して撤収し、花壇の造成を始めた。
蘭の活動も不調だなあ。コロナが今週急拡大を初めていろいろ不安な先行きである。本日は買い物がてらショッピングモールにゆくと、よくゆくパン屋が閉鎖されていて、従業員からコロナ陽性者がでたそうである。うわ、えらくまた身近になってきたなあ。夜というのにショッピングモールはすごい人で飲食店には列ができていた。その様子を見るにもっと拡大するだろうなと思う。
近くにプレミアムアウトレットなるブランド品だらけの商店街があるのだがそちらもなかなかの人出だった。もうコロナ前と変わらない雰囲気である。「警戒中」とのことだし、夜だから人が少ないかと思ったけどコロナ前と変わらない雰囲気だった。びびって家に帰る。
しかしまあ、この三連休何をしようかと思った。物欲がさっぱり湧いてこない。物欲より断捨離したほうがいいのではないか。
つまらないことにくよくよするような嫌な気分で過ごすのであるが、差し当たって具体的になにか改善策を思いつけない。この嫌な気分は実のところ嫌な予感という感じで、なにかよくないことが起こりそうという気分である。まあこんな状況でそう思うのは無理ない。そういう不安を振り払うように何か仕事をしよう。
2020年11月15日（日）
Bulb.エリザベスアンのつぼみが出てきた。
今年の6月に収穫したたまねぎはまだ在庫がある。来年3月までは使えるだろう。多量のトウが立った玉ねぎができてしまったが、食べられそうなところをより分けて柑橘酢に漬け込んだものが大層うまい。ドレッシング代わりに使って重宝した。たまねぎが豊富にあるのってとってもいい。
本日はたまねぎの苗を植えた。昨年ものすごい筋肉痛になった作業だ。例年、畝にマルチを張って、苗を植え付けるというところまでやる重労働になるのだが、この度は1週間後ろ倒しにして、いっぺんにしんどいことをしないように気を付けて作業をしていた。30分ほどで100本植えては、休むということを繰り返して、5回畑にゆき、660本の自分で育てた玉ねぎの苗を植えた。
今年は苗箱を畑において畑の土を使ってたねを植え、畑の地面に接触させた状態で2か月雨水で育てた（ほぼほったらかしだった）。苗は昨年より明らかに歩留まりが良い。種はいつものダイソー2袋110円の泉州黄玉葱を、8袋、440円であった。これを9月12日に植えて、推定800本の苗が得られた。苗1本5円で買ったとすると3300円かかるので、2900円節約した。年々技術は向上している。
（翌日仕事で、とても恐ろしい精神の落ち込みを経験した。無理な姿勢で根を詰める作業をすると、たぶん乳酸がたまった状態になるのだろうか。一日中ひどいことを考えていた。精神的に危ない状態というのを体験した。「おれは老害だ」「自分は日本をこんなにも二流、三流の国にする片棒をかついでしまった・・・」「定年に向けて身辺整理をしよう」云々。そういう疾患で苦しんでいる人は本当に大変なんだろうと思う。脳内にそういうヤバイ物質がでてきて抜けてくれない状態ってあるんじゃないだろうか。きつい農作業の後で、こういう状態を以前にも体験したことがある。これは要注意だ。でも仕事ははかどった）
まーたオークションでHDDを買った。「いやー、HDDはなんぼあってもええですからねえ」「いや、もうええやろ、いい加減にしろ」という漫才の最初と最後みたいなやり取りを脳内でやっている。「外付けHDD7台、ジャンク、不具合のあったもの」というのを3700円、決済手数料100円、送料1155円で落札・購入した。アダプタとUSBケーブルは付属しないが、家にはふんだんにある。届いたものを確認すると、動作するものが２TBの1台があった。このHDDは健康状態が「注意」だそうな。全滅か、丸損か？、とおもったところから、パーツを個別に調べてゆく。外付けHDDは、ケースかHDD本体にわけて調べる。HDDの型番を調べると開け方がネットで解説されているのがありがたい。ねじを外し、側面を押すと、ずれて蓋が開くタイプだった。HDDを取り出して、差し込むタイプのドライブに入れて調べてゆくと、３TBのHDDが「正常」と診断された。３TBのHDDはまだ結構な値段がするので、これ1台でトータル4955円の元が取れたようなものだ（メインパソコンの２TBをコピーして３TBとして運用しようと入れ替えたが、２TB以上は使えない設定だそうで、結局バックアップを取ってHDDを入れ替えただけに終わった。今時３TBを起動用ディスクにする奴はいないか・・・）。ほか5台のHDDは異音がするもの3台と動作しないもの2台で使えなかった。ケースを健全なHDD（在庫多数）を入れて調べてみると、7台とも使えることが分かった。今回も不要不急の買い物で、痛い目に合うリスクもあったが、終わってみれば利得が大きかった。
問題は、８５TBものストレージをどう使うのか、というところか。2000冊の本の在庫も、読んでいるのは1冊で、HDDもつかっているのは、パソコンとHDDレコーダーの2台である。なんにしてもたくさんあっても使うものはお金と同じで貯めておいてちょこちょこ使うという感じになる。
ツイッターで「リングフィット1年やって10㎏減量できた」という記述を読んだ。自分にとっては、10㎏減れば100万円もらったに等しい利得があると考えている。しかもリングフィットアドベンチャーは楽しいらしい。しかしソフトだけでアマゾンで1万円くらいしていた。任天堂スイッチは3万円程するという。目もくらむような高価な遊具だ。日本人すげー金持ちだなあ。
解説動画をみたところ、「なんかめんどくさそう」「三日坊主になりそう」「一番の問題は床がぬけそう」とおもったりもしたが、まあそういうゲームをやる自分を夢見てみよう。
2020年10月29日（木）デンファレ開花中
デンファレが3株開花してくれている。でもまあ今年はArikaが咲いていないので、常連なのに残念などと思っていたりする。手入れが悪いので自業自得だ。
SNSをやりすぎると死にたくなる人がいると聞いた。スマホ漬けになると運動不足になるだろうから血の巡りが悪くなって嫌なことを考えるようになるのではないだろうか。そういう時に「俺超おっけー、つよつよ人間うえーい」みたいな自慢やら、「素敵な旅行先での美味しいケーキとお茶」みたいな画像を見ると、「働きづめの冴えない俺の生活って何っ！？」にという気分になるんじゃないだろうか。いややってないんでよくわからんけど。
しょぼくれたおっさんだけど、別に人様のええかんじのどやどや報告はほとんど見たことがない。
はやりのものは苦手。最近はやりのアニメも見ていない。いいものなら5年くらい待てば安くなる。そのころ味わえばいいと思う。
お小遣いも貯まったけどあまり使い道がない。これまでジャンクなおやつを買っていたけれど、体に悪いので、今後は高くてちょびっとのうまそうな何かを買うことにしようかと思った。貧乏性なのでなかなか踏み切れず、健康と値段のせめぎあいで結局何も買わず、お小遣いが余る。欲しいもの、食べたいもの、行きたい場所がなくてお小遣いが余る。いろいろ残念な状況なのか？
いや、仕事をへとへとになるまでやり、本をぎっちり読んでいる。もうコロナやテレビ、ネットを忘れるほどやりこんでいる。誰もうらやましくないこの現状こそが、案外人間にとって一番結構な境地なのかもしれない、と逆説的に思う。そういう変なところから、世間でセレブとされる生活を見ると、なんかすることがなくてつまんなそう、という風に見えるのよ。だから、セレブっぽいものをSNSでみて気分が悪い人は、よほどやることがない人か、何かに追われすぎている人かのどっちかだろうか。SNSにも素敵な人とつながっている結構なコミュニティは存在しているのだろうけど、ほとんどの内容は参加者に何ら関係ない事柄に自縄自縛している壮大な無駄にみえる。自分に直接かかわることだけすりゃいいのにって思う。ただでさえ生きてゆくのは大変なんだから、参考にならないよそ様のことは放っておくしかない。
SNSやテレビは無駄だと思う。ひるがえって娯楽読書は無駄かと言えば、確実にストレスが減る。自分の脳をフル稼働させて、ストレスフルなものは読んでいない。読んでいる間は、とても気分がいい。これはネットやテレビでは味わえない感覚だと思う。仕事でしくじってくさくさしていても、読み始めると、頭の中が、すーっと、さわやかになってゆく感じがある。ラノベを読めばそこには自分が気分が悪いと思う事象はさっぱり出てこない。でも欲を言えばもうすこしラノベ読書を減らして、勉強時間を増やしたいと思う。もうちょっと「つよつよ仕事人」になりたい。
2020年10月8日（木）カトレア・ミユキ・アベ開花
雨の中C.Miyuki“Abe”が開花してくれた。律儀な常連ではある。
仕事に打ち込んでいたらあっという間に1か月が経った。この間まで汗だらだらの日々だったのに、寒いと感じる日が続いている。
楽しみというと読書ぐらいだろうか。1日一冊で74日続いている。ラノベばかりだけど。つづけるとなるときついなあ。何事もやりすぎはよくない。
スマホに毎日平均9時間費やしているという人がSNSを切ったという動画をみた。そんな時間があったら3冊は読める。どっちがいいとは言わないけど、本は読めば読書記録を残すようにしているので、人に面白かった本を勧めることぐらいはできる。
SNSというのはパソコンがあってもやっていない。ツイッターくらいは偉い先生のものを見たりすることはある。面白いことを書いてある場合もあるが、そんなにしっかり面白いわけではない。他人のことに関心を持つ習慣がない。コロナも気にしていない。マスクつけときゃええんじゃ、マスク、仕事、以上、の日々。
私が高校時代ラインなんつーものがなくて本当によかったと思う。そんなもんに返事なんかしていたら集中は途切れて勉強にならんだろう。私は塾に行かず、古本屋や、先生に見本として提供された問題集を手に入れて、面白い問題をかき集める求道の勉強をしていた。順位など表示されないので、もっぱら趣味だったと思う。テレビをほとんど見ない3年間だったような。楽しいからそういうことをしていたように思う。いい大学に行くことが目的だったらあんなに勉強しなかったと思う。いい大学は学問したい奴がゆくのや。近くの学費の安い大学に行くには十分な点が取れた。好きだからとことんやるというのは大事だ。
翻ってSNSってそりゃドーパミンはでるか知らんけど、「新しい書き込みあるかな、ないかな」というのがつぎつぎめくるめくサルラッキョウのように切りがないネットとの関係って、自発的に楽しくてやっているのだろうかといぶかしく思う。興味の赴くままにデータの沃野を突き進んでゆくという感じじゃないねえ。得られた知見をつかって新しい発見をする、特許を書く、論文を出すって感じじゃないし。正直スマホやケータイもってなくてもなんにも困らないよ。毎日人と会話してるし、メールもだしてるし、報告書書いて飛ばしてるし、見なくても困らない情報は見ないし、読みたい本は読んでいる。同僚が毎月1万円くらいかかるといっていた。すげーなあ、1万円。
2020年9月9日（水）Den.Queen Southeast開花
Den.Queen Southeastが開花してくれた。なんか久しぶりに蘭が咲いてくれた。
このところ自分の書くものが面白くないので蘭日誌もすたれているのであった。ランが咲くと元気が出る。
4月11日から6月3日までテレワークまみれの日々だったような。お仕事は通常実験室でひたすらいろいろ実験するという内容なので、テレワークだとほとんどはかどらない。思えば得るところのない日々だったような。朝からあっという間に夕方になっていたような記憶しかない。太ったし、腰は痛めたし、散々だった。家での活動がへたくそ、ということを思い知った。仕事に出るとすることがいくらでもあるのでへとへとになるまで働ける。あのテレワークの日々はもうまっぴらだ。休日は体を休めて本を読む。
コロナについては、マスクだけ世間におつきあいして、人に接近しないようにしている。報道ももはや見ていない。気を付けて気にしない。
消費行動が著しくシュリンクしている。欲しいものや食べたいものがない。行きたい店もない。今のうちに体重を減らそうぐらいに考えている。
猛暑日だらけの夏は、夜はいい手を考えて、昼はその手を試す実験をした。これまで合成に3か月かかっていた新物質を3日で合成できるようになった。発火の危険がある金属ナトリウムと有機溶媒と水を扱う気が抜けない実験が続いた。ひりつくようなおっかない気分で、危ない処理に安全策を講じつつ、冷静に作業を進めた。未知の潜在的危険を既知の安全な作業に置き換えていった。考えて、改良して、試して、よりよい方法を見出してゆく営みというのは面白いものだなあと思う。久しぶりに夢中になって仕事をした1か月だった。2年間やりつづけて、何度ももうだめだと挫折しつつ、ここまで来たのだなあ、と感慨深い。でもまあ、実用化のためにはまだ大きな断崖絶壁を越えなければならないのだった。先は長い。
2020年7月28日（火）
まだ梅雨で、蘭はぬれまくっている。30℃を切る日がほとんどだった。
パソコンはどこまで安く買えるのだろう、という変な興味があった。オークションで3600円で買ったノートパソコンはかみさんが使っている。おなじくオークションで調達した出張用のCorei5は14400円で、動作は申し分ないけど電池が1時間もつかどうか、という難点がある。重くて厚くてかさばる。
またまたオークションでノートパソコンを2819円送料込みで落札した。アダプタがついていないので、別にある同じ会社のパソコンから流用して使ってみた。ものすごい簡易包装で届いたものを手にしたときにやけに軽いと思った。軽いのはいいことだが、ひょっとして電池が入っていないとかあるのだろうか。スイッチを入れるとえらくゆっくり立ち上がった。すごく動作が遅いが、100%充電から2時間ほど使えるし、軽いし、必要なソフトはまるっと入っていた。いいのかこれ、というくらい至れり尽くせりだが、いかんせん遅い。無線ランが使えるのでWin10Proを更新する。メモリ２GBがネックなのだろうと、既存のパソコンから借りてきて増設した。だんだん動作がきびきびしてきた。2819円とは言わないけど、かなり使えそうなパソコンが安く手に入った。
現状使っているデスクトップパソコン（液晶と一式セット16000円、Core2duo）がちょっと遅いかな（職場のCorei7と使い勝手はあまりかわらないが）、と思い始めているのでCorei5くらいの奴を3000円くらいで調達したいなあ、などと画策している。
ゲーミングパソコンなどというものがよくYouTubeで見かけるのであるが、ゲームをしないので用はない。ゲームもすれば楽しいのだろうが、PS3でいつでもできる環境にあって面白そうなゲームも積んであるのだけれど、さっぱりやる気が起きない。だからすごいグラフィックのゲームを楽しめるゲーミングパソコンのための8コア16スレッドのライゼンだの4万円くらいのグラボだののありがたみはわからない。うまいことゲーミングパソコンを組んで3万円くらいするらしい。肝心の頭のほうがだんだんクロックダウンしているようで、働きが悪くなっているように感じる。
（以下自己検閲削除8/18）
2020年7月23日（木）
たますだれみたいなバルブのデンドロが咲いていた。
（以下自己検閲削除8/18）
2020年7月16日（木）
フォーミディブルが咲いているようなしおれているようなよくわからない状態である。
このままコロナが拡大してゆくと、自分も死ぬかも、とか家族の誰かが死ぬかも、というようなことを考えていたりする。ここへきて、かなり恐ろしい病気だ、ということが身に染みてわかってくる。経済を回さなければ多くの人々が日々の支払いにまつわる恐怖に押しつぶされそうになることだろう。家賃とか、給与とか、生活費とか、様々な固定費とか、お金にまつわる約束はとても厳しいから、その重圧は大変なものだろう。まるで血流が止まって壊死する組織みたいな気分だろうか。そういうのをあまり感じない立場の人はいるので、その切実さは人それぞれだ。
たまたまものすごく人が多い東京は誰が悪いわけではなくて、感染が拡大しやすい。アメリカのことを正気なのか、と先月は思っていたのだけれど、来月には我々も、ああするしかなかったのだな、と思い知るかもしれない。そのあたり、わかっていなかった自分と、政府の先を読んだ施策との間に温度差を感じる。
これひょっとしてベーシックインカムの経済に移行したりしないだろうか。お金なんてどうせ数字、みんな好き勝手にアホみたいな巨大な数字をこねくり出している仕組みの悪い資本主義ではこのコロナ危機は乗り切れない。じゃあ、巨大な数字を政府がつくりだしたらええねん。その価値は、まあ適度に働いていることによって裏打ちされてくれないかなあ。人は生きて働いていることで人の社会を支えている尊い存在と考えよう。家賃や賃金を政府が金刷って支給。国民全員に政府発行の金融カードを渡し、お金の動きを丸抱えして、だれもお金で死なないようにするとか。ローマ時代ローマ市民はパンを支給してもらってたんじゃなかったっけ。コロナ危機ってお金持っている人もお金がまったく役に立たずに死んでしまう恐れがある。金は十分やるからそのかわりしばらく家にいろ、とやれば収まるんじゃないか。とりあえず金のことだけ考えている人を上手にだませばいいんじゃない。お金を配ればお金でできることなんて高が知れているとわかるんじゃないかなあ。
日本の競争力がまたさがったのだそうな。メイドインジャパンというのは過去のブランドで、世界中で強い日本製品はクルマがちょっとあるくらいだろうか。今日の日本は、過去に築いた金融資産で儲けているそうである。黒字の9割が銭転がしの儲けによるものだという。その話をまたまたYouTubeの動画で知った時は、ショックだった。
我々労働者は金持ちのトリクルダウンで食わせてもらっているという感じなのだろうか。かつての誇り高いメイドインジャパンを支えていた労働者ではないのである。
アメリカがふた昔くらい前、とても不景気だった時代もあった。そこからどうやってか、GAFAが立ち上がって今日の繁栄がある。今の日本にその繁栄の萌芽は見えないけど、だれか若い人が創造して頑張っているのだろうか。まあ栄枯盛衰ですかねえ。そんな元気のいい日本の労働に将来参画したいものだ。いいものや価値を作り出そう、という素敵な活動が日本で弱まっているというのは残念だなあ。全然電気屋や百貨店など行かなくなっちゃったもんね。
（以下自己検閲削除8/18）
2020年7月11日（土）
梅雨の大雨の合間に畑の草刈を思い立った。畑の周りがくさぼーぼーで近所の畑からするとみっともないなあ、とは思っていたのである。しかしながら草刈り機は義母に献上したため、あの楽さを知った後での草取りは億劫だった。蛇とかでてきたらめっちゃコワイしなあ。蛇が潜まないように草刈りをするのではあるが。
家にあった鎌を研いだらなんか違うんじゃないだろうかと思っていた。本日やっと鎌を研いでみた。台所にあった息子が使っていた砥石を使う。包丁用なのに鎌につかうのは抵抗があったがまあ洗えばいいや。丁寧に研いでみたら、少しは刃がきれいになったようにみえる。でも切れ味が増しているかどうかはよくわからない。
外は時折たたきつけるような雨が降っていた。時々やむので、その際畑に出かけて、軍手でむんずとつかんだ草の束を鎌でひいた。ん？割と楽にすぱっと切れた。束ねて切る、を繰り返すとボーボーに生えていた様々な草がざくざく切れてゆく。なんと圧倒的ではないか。面白いので息を切らしながらかがみこんで作業を続けてゆく。「すごい、すごいぞ！」というなんか新型モビルスーツで敵を圧倒している気分でコーフン気味にわしわし草を屠ってゆく。しかし切れすぎる鎌は自分だってすっぱりやってしまうかもしれない。手や足をすぱっとやってしまうとシャレにならない。調子に乗ってはだめだ。まあ、ちょっと落ち着こう。ゆっくり丁寧にやろう。それでもとてもぶっとい草の束をすぱすぱ切ってゆく爽快感の為か、大汗を垂らしながら徹底的に大物をやっつけていった。「我が方の大勝利です！」的な気分で草刈りを終えたところで、汗で視界はかすみ、腹ペコでへろへろになっていた。
切れ味っていいなあ、と思って本日は昼飯と晩飯を担当していたので、ついでに包丁も輝くばかりに研いでおいた。ふひひひ、となんか変な声が出る。生活の中には時折変な楽しみが潜んでいる。
先日オークションで20個買った印材（中国製、青田石）1個50円は、糸鋸で切れ込みを入れて、ヒートシンクみたいにしたらなんかとてもクールになってすごく気に入ってしまった。幅4㎜角高さ20㎜のつややかな石柱16本が立ち並んでいるのがいい。そのほか、内部を掘削して「なんちゃって洞窟」をつくりこみ、覗き込むとなんというか鍾乳洞観光に行ったような気分になる。また変な趣味を開発したなあ。
先日購入した中古スマホ10個は、音楽を聴くのにいい。バッハのパルティータ2番シャコンヌとか、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」とか、モーツアルトのハフナーセレナーデ、ショパンの夜想曲などいい曲をたくさん聴いた。
三遊亭金馬（？代目）の「目黒のさんま」にはまった。「黙れ！、千軍万馬往来のみぎり、あれは食えぬ、これは好かんで武士が務まるか」などのお武家言葉になんかしびれた。「御意にございます」なんてセリフも好き。
誰も知らない自分だけの変な趣味を持っている人は結構いると思う。「ばかばかしい」「人がバカにする」と思わずに、そういうのを味わっている人って案外人生に多くの彩を持っているということなんじゃないだろうか。
2020年7月2日（木）
梅雨の割には雨が降らなくて、水やりしそびれていることがある。フウランのつぼみがしけてしまった。
東京でコロナの感染者が107名と大台を超えた。東京の増加に呼応するように関西もしばらく0名だったものがわらわらでてくるようになった。なんというか2か月ぐらいの辛抱がふっとんだような元の木阿弥感が漂う。
今月関東への出張が予定されていたが、これでつぶれたろう。関西では関東出張を忌避している。
ずっと「夜の街」うんぬん言ってきたのに特に対策した様子もない。なにやっとんじゃ。こりゃ都知事選に影響するか？。正直勘弁してほしい。「でも経済が・・・」とか言ってるうちについた火種がボーボー燃えて全国的に誰も家から出たくなくなる状況になるかもしれない。「増加がとまりません！」みたいになるまで2週間かからないと思う。
スマホは使っていないが、スマホのハードウェアは音楽プレーヤーとして使っている。今の機種はアンドロイド4.0.3だそうな。10年前の機種らしい。じじばば仕様のアンドロイドっぽくないインターフェイスで、起動がおそいなあ、使い勝手がいまいちだなあ、と感じるようになっていた。2015/4/9にブックオフで4980円で購入したものである。もう5年も経ったのか。電池がへたらないのがすごい。散歩で音楽を聴きながら暗い道を歩く、というようなことをやっていたのであるが、なんとなくタッチパネルの操作性が悪いなあ、などと思っていたのである。5年もたったのだから安くてよさげなハードウェアを探してみようと考えた。
オークションサイトでは数千円ほどのものをよく見かけていた。たまたまみつけた10個3800円即決＋送料765円、合計4565円のセットを購入した。こういう変買い方をついやってしまう。
どれも10年前後の古いハードウェアらしい。１つだけ電池がへたっていた（現行のスマホの電池を流用できた）。噂には聞いていたが電池もへたると膨らむのだなあ。10年でへたった電池が1１個に1個という高い信頼性に驚く。スマホももう10年の歴史があるのか。当時からなかなかすごい技術だったのだなといろいろ触ってみて思う。どの機種も音楽再生ができるので音楽プレーヤーとしては結構な買い物だったと思う。イヤホンなしだとダイレクトに音楽が聴ける。台所で調理作業中にラジカセとして使っていた。音楽再生、動画再生、写真撮影、テレビ視聴、ビデオ撮影、ラジオなど、そんなハードがワンコインか、すげー時代になったなあ。
新品みたいなSONYのXperiaがあったが、アンドロイドのバージョンが2.3.4と古い。別のXperiaは4.1だったので、これを使ってみる。一日付き合ってみると、すごく音がいいと感じた。さすがソニー。これはいいものを買った。
最新のハードウェア（アンドロイド10）は1万円前後で手に入るようである。そういうのは、本当にスマホを使おうとおもった場合買えばいいと思う。1万円を超える買い物はここ1年してないなあ。現状パソコンの前にいる時間が長いので、スマホの必要性を感じない。SNSやらLINEなどはなんか抵抗を感じる。スマホを通してネットでやりたいことはない。
気になってデータ量を比較してみた。スマホの一般的なデータ量は月に３GB程度だそうな。
パソコンは、Win10だと「設定」「ネットワークとインターネット」「データ使用状況」で確認できて、過去30日間で２４GBだった（月額二人パソコン2台で6000円くらい）。
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