蘭馬鹿日誌2003年1月および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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1月31日(金)明日は蘭展があるεεε(^^)

ゴメサは本日で終了である。この2日間寒波で大変だった。夜8時の気温がマイナス3度だったりしてあわてたり、職場のトイレの水が流れなかったり、蘭のケースの電球が切れて5度になったりで、ほとんどの蘭が5度くらいを経験してしまった。これまでの経験では、あまり影響ないようである。夏場の9月に8度を経験させているので寒さに慣れているのかも知れない。たぶん抵抗力があるのだろう。

今月の開花は10株だった。まずまずの滑り出しである。4月までたくさん咲かせて稼いでおきたい。ところが、土壇場にDen. Spring Colorが滑り込み開花で月間開花件数11株の新記録に加え、開花株数(開花している株の数)17株のこれも新記録になった。咲きまくった一ヶ月だった。

Den. Spring Colorは先に咲いているDen. Spring Harmonyと同時にそれぞれ300円で見切り品を購入したものである。どちらも昨年は咲かなかったが、今年はなかなかの仕上がりで、Den. Spring Colorはおびただしい数のつぼみがある。この花もピンク系の色をしている。高芽もいくつか出てきたので、デンドロはやたらと増えるという印象がある。

明日は前半の山場の一つ、松坂屋蘭展がある。この蘭展は過去2回買い物の実績がない。ねらいを昨年見た大和農園の黒紫色をした細面のパフィオ800円に絞っているのだった。今回は画像集めが主眼である。

1月29日(水)まだ続きがある開花

昨夜118日に終了したはずのLctna. Peggy San ‘Tomomi’が返り咲いた。ブロートニアの親の影響からか、花茎は小さなつぼみが次々に出る。カトレアの親類なのに2ヶ月近く咲いてなおつぼみが出て返り咲くのである。花茎は2本あり、もう一本のつぼみも大きくなってきた。夏も咲いていたのでめったやたらと咲くランといえる。つぼみ株で600円にて明幸園で買ったものだ。バルブが出ると花茎が出るというほどの咲きたがりである。花は好きな人は好きだろうなあというほどのものである。そういえば胡蝶蘭の開花株では環境がよくなると花が終わった後にさらにわらわらつぼみが出てさらに長く咲くというものが2例あった。

カトレア類は花があまりもたないと思いつつも、昨年六ヶ月間咲いていたエピデンドラムもカトレアの近縁だ。この「キャンディベル」と名付けられたエピデンは今年は花茎5本をあげて盛大に咲きそうである。部屋中10株の開花株に囲まれて、ランというのはつくづくよく咲くと思う。

週末に明幸園のラン展で買ってきたレリアはバックバルブの寄せ集めのようで、有名な原種のわりに400円とおそろしく安かった。新芽が出てくればありがたい。かつての経験で、2000円も出して買ってきたポチナラの苗が1ヶ月して新芽がくさってしまい、とうとう15cmのバルブ1本になってしまったことがあった。初めてまともに買ったカトレアの苗だったのである。東京ドームラン展の台湾系の店先の見本花は巨大で輝くような黄色い花だった。当時はウブだったのか(^^;)あの花が咲くなら2000円は安い、なんてことを考えてふらふら手を出してしまったのだった。何度か捨てようと思ったがあきらめきれず、ずっと鉢の水苔にさして環境をととのえておいたところ根元から芽が出て1年目は5cmほどのバルブになった。カトレアに驚嘆するとともに、しめたこれで2000円どぶに捨てずにすんだと思った。2年目は10cmのバルブが出来、3年目に15cmのバルブができて、現在3年目の終わりに真冬というのに新芽が出てきてその中にシースが現れた。あきらめなくてよかったと思う。

芽さえでれば辛抱すればいつかは咲くと信じている。レリア・ロバータvar. albaは輝くように白くてたおやかな花弁をした大きな花である。香りもあるそうだ。まともに買うと苗ですら3000円はくだらないから、欲しいと思ってもなかなか手に入らない。こういう買い物がじつのところ先の楽しみが大きいようである。

1月28日(火)

カトレア宝塚、デンドロのスプリングハーモニー、ファレノプシスのシレリアナなど、初めて花を見る新規開花が相次ぎ花盛りになった。少々過熱気味である。だが、まだまだつぼみがひかえているのだ。今週あと1株咲けば月間開花件数の新記録11株である。

香る胡蝶蘭としてビオラセアとともに有名なシレリアナの香りはまだしない。相当期待して、通りがかるたびににおいを嗅いでいる。ぱっとみはさえないカトレア宝塚にはかすかに香りを感じる。デンドロのスプリングハーモニーもノビル系デンドロ共通のかすかな香りがある。ここ1年香り重視なのである。

昨年やりすぎた、と感じる。これでもかと言うほど日に当て、手をかけ、そのうえつぎつぎに手に入れて増やしてしまったためである。ああ、それなのに今月はもう8鉢も買ってしまった。減ったのはエース級花茎つぼみ3本立ちのシンビ1鉢だけだ。丹精したランを惜しげもなく人に差し上げられるようになってしまった。最近欲がないなあ。まだ若いのにねえ。それでも週末は大阪松坂屋ラン展にしゃーしゃーと行く予定だった(^^;)

ランの生育に効く、と本で紹介されていたトルマリンが気になって調べていた。トルマリン(鉄電気石) TourmalineSchorl) ちゅうのは、NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4 六方晶系、いろいろな色があるが安いものは 黒色の結晶で、構造はかなり込み入っている。植物に効きそうな成分といえば硼素ぐらいか。こんなものがどう効くのかと疑問に思って調べていたところ、「固体物理の応用 電気石がつくる水の界面活性」(久保哲治郎(久保技術事務所)) 「固体物理 2412P.1055」に行き当たった。この文献にも紹介されている方法が、最近発売されているあるマイナスイオンエアコンに用いられている。「トルマリン」と「特殊セラミック」を練りこんだ天然鉱石効果で常にマイナスイオンを発生させる方法を採用、とのことだ。また、トルマリンはこすりあわせるとマイナスイオンを出すとかで、T芝の掃除機が掃き込みブラシにトルマリンを入れこんでいるという。企業は大まじめで使っているのだった。私はただ水につけてその水をやっているだけなのでマイナスイオンとやらは出そうもないが。

1月26日(日)

明幸園のラン展に行って来た。予想では「まあまあ」のはずだったのか、コーフンの素晴らしい内容だった。鉢が膝の高さに置かれ、花が目の前にくるうえ、さわれるほど花が近い(でもさわっちゃだめよーん('`;)ノ)。また花の活きがよい。自然光の温室のため写真がきれいに撮れて手ぶれも少なく歩留まりがよい。200枚以上撮影し、整理した後で80枚も残った。昨年の手柄山植物園ラン展112日が32枚、大阪天満橋松坂屋ラン展210日が87枚、昨日の京都高島屋ラン展が26枚だったことを考えるとかなり収穫があった。巨大なカトレアの開花株がこれでもかと並んでよい香りが充満していた。明幸園のいつもの魅力的な売り場がかすむほどだった。しかもラン展の片隅で分け株などの販売をしていた。おお、安い、という珍しい株がいくつかある中、L. lobata var. alba レリア ロバータ var. アルバがあった。はて、原種のようだし、どこかで聞いたこともある。レリアの原種は持っていないというので手が出た。安い。しかし安いなりの理由もわかる。どうも株分けをしたしっぽの部分らしい。芽がない。バックバルブ伏せ的な状態である。バルブを出す可能性も怪しく、出ても小さければ来年の春夏に咲くかどうか(おのれの技量を思うに)怪しい。

ランの図鑑によれば花径13cmのでかい立派な花が咲く種のようだ。来年の春咲けば御の字というところだ。さらに、ワシントン条約の付属書Iにあげられている2種のレリアの1つらしい。

持って帰って玄関で鉢を落してしまい、割ってしまった。ゲンの悪いスタートである。防虫ネット、発泡スチロール、水苔、素焼鉢で植えている。芽の出るあたりが水苔で埋まっているが大丈夫だろうかと思えた。植え付けが意外と柔らかいのも不思議だ。あのラン展を見るに相当な達人揃いだから大丈夫だろうとは思ったが、鉢が割れたのを機に小島流の植え付けにした。ネットは使い、はちかけを底にいれ、水苔はかためにしてすこしだけ大きな素焼鉢で植え直した。

1月25日(土)

京都高島屋ラン展に行って来た。なかなか盛大なラン展だった。ランの活きもよかったように思う。関係者の努力のたまものだろう。鉢の表面を上品なカバーで隠している心遣いがにくい。今回から撮影ではラベルも撮るようにした。よく撮れたものだけちゃんとラベルの内容をファイル名に書き込んでおけばデータベースになる。また、原種画像のコレクションを始めたので気合いが入ったのであるが、会場の照明の関係で歩留まりはあまり高くなかった。ランを置く台にかぶせるカバーがどこのラン展でも白のためランが映えない。都市ラン展では青や灰色にしているようだ。

探していたDen. thyrsiflorum1500円手に入れた。店の名前を見ていなかった。ラベルはタイのナーセリーらしいく印刷が悪くて判読困難だ。このランは花かんざしの飾りのようにブドウの房のような白地に黄色いリップの多花をつける。インド、中国南部、タイに広く分布している。15cmくらいの葉のあるバルブが5本生えている。開花は春だが、株の大きさから今年は期待できない。別に売られていたヘゴ板づけの同種の株は差し渡し60cmの巨大なもので18000円也だった。気合いを入れて育てるとあそこまでなってしまうのである。原種とはおそろしい。そういえば秋に買って近々咲くうちのPhal. schrelianaは差し渡し20cmくらいでつぼみ4つだけれど、植物園で葉っぱ1枚が40cmくらいのやつを見た。かわいがって育てているととてつもなく大きくなる種類があるので注意が必要である。

パフィオ屋さんがあった。パフィオの原種ワーディーが800円だった。ディレナティイがつぼみつきで1000円。開花株1万円というものがずらーっと並んでいたが、何がいいのかよくわからない。今月はもう1株買ってしまったのであまり手が出ない。まだパフィオにはまっていないということだろうか。見つかったときは大層稀少だったディレナティイはもちろんワシントン条約の付属書Iに載っているお尋ね者なわけだが、種からばんばん増やされていてこんなにも安いのだった。それでもうちのディレナティイはかわいい。

お店もなかなか魅力的だった。スズキラン園が出店していて、探していたEpi. radiatumが「初心者向き」1000円だったので迷っていると店員さんに声をかけられ、うちにもあるLc. Special Ladyを勧められた。「こいつは昨年3回も咲きましたよ。ちょっと花もちが悪いのが残念ですが」「3回ですか!?」。「このCirr. wendlandianumAbe’はどうですか」「いや、これはよく増えるねえ」。どっちが店員だかというやりとりである。おかげでEpi. radiatumで悩み抜くことが出来なかった。この種は見たところ春から夏の間に開花確実のバルブがあり、かつて「植物園で見かけた素晴らしい香りのラン」ということでずっと探していたのである。昨年の神戸蘭展では1800円もしていたため見送っていた。今回はついシルシフロラムを買って満足してしまい買い損ねた。今思うと惜しいことをした。あの香りをもう一度楽しみたいと思うのであった。

京都に来てついでに行ったお店に「クリスタルワールド」がある。トルマリンの量り売りがあるのだ。トルマリンはどうもいいらしいのかダイエーでそれを売っているのをみかけた。某ランの育て方の本には「トルマリンは弱い電流を常に放遠赤外線という効果を生みだしています」(原文ママ:ちゃんと校閲せんかい)とあり、「ばっかこけ」とずっこけていたのである。だが、その本には「水に入れれば、成分が水に溶け出すのでその水を与えると植物もイキイキ」とあり、ひょっとしたら効くのでは、という思いがあった。火のないところに煙は立たないから、と100g280円で買ってきたのだった。これをシリンジのボトルに入れてその水をやっている。効けばもうけもの、と思うわけである。

ランの購入金額の累計が8万円の大台に乗った。それだからというのではないが2000円(税抜き)以上のランの購入は自主規制することにした。Iさんは「1000円以上には絶対手ださへんぞ」だが、私は2000円としたわけである。数少ない1500円以上のランの購入で4回「しまったあ」という思いをしているので、まあ妥当な線ではないだろうか。1000円に規制するほど勇気はない。

1月24日(金)カトレア「宝塚」開花

昨年300円で購入したカトレアが半開きながら開花。ピンクを基調に、リップの先が濃い色になり、のどが黄色。まだまだつぼみ株があるため、月間開花件数、開花株数の新記録を作りそうである。まあ単なる自己満足なんだけどね。

赤いカトレアにぞっこんまいっている。この株は花の色合いや葉の形からSlcのようである。S入りはこういう色を出すらしい。本当にきれいな赤い色を出す。これくらい鮮やかな赤はチューリップやバラなどでもなかなかお目にかかれない、などと悦に入っていた。

明日は京都高島屋蘭展の予定。ねらっているレストピアがあるだろうか。あの花の形を見るたびになぜか「禁煙してても吸いたい」タバコお化けを思い出すのである。

1月23日(木)Cym.LineStone「アフロディティ」開花

一昨年池袋のゴミ捨て場から救出したシンビである。2年連続の4本立ち開花だ。これから4月まで咲いていることだろう。今年は横着して支柱を全く立てていない。

1月21日(火)赤いカトレア開花

一昨年300円で購入したソフロ入りと思われるカトレアが開花した。これまでになく大きめで姿形色合いがよい。

デンファレ「花工場」3802001、の最初の花は昨年の10月末に開花したあと咲き続け、本日終了した。単一の花の開花期間86日間の記録は我が家では歴代2位になる。花幅90mmの大きなデンファレにしてはよく持ったと思う。3位まで70日間を超えて咲いているが、いずれも職場で咲かせていたものである。なぜこれほどまで長く咲けるのであろうか。このあたりの長期開花について研究すれば、200日咲き続けさせるような条件が見つかり、200日ケースなどが開発できれば新たなビジネスに発展すると思うんだけれど、そのあたりのことをこの方面の研究者はどう考えているのであろうか(たぶんもう研究しているとは思うけど)。いまのところ長期開花には温度が一定しており、それはたぶん19度あたりが最適で、風があり、湿度を80%くらいにたもてれば楽に100日を超えてくるのではないだろうか。職場にデンファレを飾るべし、と思うのだ。こんならくちんで育てやすくてきれいな花はなぜか切り花や高価な寄せ植えでしか普及していないのであった。あまり知られていない、ということはある。それに、職場に花を飾るのは勇気が要る。私のようなおっさんがうれしそうにランの手入れをしていたら不気味だろうと思う(もちろんやっているが( ̄^ ̄)。せいぜい葉っぱものぐらいは窓辺におられ、女性職員がたまに水をやる程度ではないだろうか。だがラン中毒者よ、おそれるな。職場にはランのパラダイスになりうるのだ。広い空間、OAの廃熱で夜間も温く、日中はエアコンで適度な風もあり、どこかに日の差す窓辺もある。湿度が足りなければ環境改善のために加湿器を買ってもらおう。そんなこんなで夏場丹精した株はおもしろいように咲くのだった。

120日(月)Den.?’竹本開花

Den.竹本が開花した。今月5鉢目の開花になる。咲かせてくれと頼まれていた株で、兄弟株をもらっているが、預かっていた方の鉢が暖かい職場で咲いた。石斛に何かを交配したようなデンドロだ。姿は石斛よりも一回り大きく、株の緑が濃い。可憐な花で、4つが四方を向いている。石斛とは異なるよい香りがした。写真を撮ってからこの株を持ち主に返した。一時的に職場の開花株は9つになった。インターメディアもどきは残っていたつぼみが開花し始めた。写真写りは悪いが、えもいえぬ美しさである。デンファレ宮島は本日花17個が全部開いた状態で満開に達した。3.5号鉢に別々のバルブから花茎が3本でている。デンファレは寄せ植えで売っているものは若い株なので一株あたりの花茎は1ないし2本だが、1株ずつ育てていずれ大きくすると1株で寄せ植えに匹敵するボリュームが得られる。

Cym.’ ファミリー’は名無しのシンビジウムで、19998月ごろから育てているが、今回初めて立派な花茎が3本上がってきた。どうにも家の中で育てるスペースがなく、職場の同僚にもらってもらうことになった。

開花株、つぼみ株、花芽株合計5株をさらに暖かい職場に移動。咲かせて人にあげるという作戦である。土曜日にランの世話に入れあげてしまい、このままではランの奴隷のようなので、せっせと株減らしに励むのだった。まだまだあまりにも多い。

 

1月15日(水)C. intermedia var. alba?開花

昨日のジゴペタラムに続き本日は古株のカトレアが開花した。昨夜ドーサルセパルがぺりっとはがれるようにほころんでいたかと思うと朝にはぱかっと開いていた。つぼみ5つ中まだ3つが開花したところだが今年の花はなにかスゴイ。まだうすみどり色でこれから白くなるのだろうが、例年よりも花が多いだけでなく花が大きいようだ。すでに82mmに達している。夜になるとさらにスゴミが増してきた。蘭展に出せそう、などと思うほどである。たぶん笑っている人がいるだろうなあ。見れば見るほどうっとりものの鉢になった。

これで開花件数は4件になり、昨年1月の開花件数に並んだ。今年の快進撃はまだまだこれからである。あさってぐらいにはまたカトレアが1鉢開花しそうだ。

持ち株をエクセルで管理していると、いろいろ数字で遊べる。過去1年間で増えた蘭の種類は72種だった。購入後1年以上経った株は64種あり、そのうち育てて咲いたものは44種で、率にして64%になる。この一年間で増えた種類72種の中では育てて咲いたものは8%だった。合計136種の64%が咲くと仮定すると87種が咲くことになる。それぞれの株について今年は咲きそうなものとそうでないものを精査し数えたところ、104種類が咲きそうだと思えた。全株数の79%である。一週間にだいだい2株が咲く計算になる。1株の花命がだいたい1ヶ月とすれば常時8株以上咲いていることになる(現に咲いている)。昨年開花目標を100件と設定していた。あながち無理ではないのかも知れないが、恐ろしく贅沢な話である。コーヒーの宣伝で「続く幸せ、毎月花の鉢をおとどけ」なんてのがあったが、あれを蘭で大規模にやろうというのである。花が好きな人は蘭をやるべきだが、忙しすぎる嫌いがある。

1月14日(火)パフィオにはまる。ジゴペタラム開花。

昨日購入したパフィオは強烈だった。なぜこれほどのパフィオが500円なのか。人をパフィオにはめようという販売促進の意図があるのかもしれない。今年はもうパフィオでゆこうという気がしてくるほどだ。

開花したパフィオを手にするのは4鉢目である。ディレナティイ、300円の見切り品、200円の花無し、フラグミペジウムなど。今回の花は92mmと大きい。株のわりに花が大きい。類似の花を本で探すと、よく似たものがわらわらでてきたので、同定は不可能とあきらめる。丈夫そうで、3つある新芽もちゃんと育って来年も花を見せてくれそうな健康な株だ。(画像をもういっちょう(^^;)

パフィオは買うとなるとどうしたものか抵抗があった。日常生活ではまず見かけない変な花だからであろうか。どう見ても顔のようだ。蘭展などではおもしろいと思って眺めていた。自分のものにしてみると、上下左右裏表をこれでもかと見ることが出来る。持ってみるべき花だと思う。

職場に出勤すると実験室でつよい香りを感じた。ジゴペタラムAthur Elleが開花していた。たった3つの花で20畳くらいの広さに香りを充満させることが出来る。茶色い花というのも珍しいが、リップの色がまるで異なる青紫色である。冬に出回る花で、980円くらいだ。東京ドーム蘭展でカトレア、オンシジウムと3株セットで1000円で購入したものである。今年で開花2回目だ。よく増えるので株分けしたが、出来るだけ大株にした方が花付きがよいそうだ。

これで本年度の開花は3つに。昨年の1月は4株だった。

1月13日(月)開花株3株購入

本日は家族と姫路の手柄山の蘭展を見物するはずだった。しかしはずせない昼食ポイントのさぬきうどんの店の場所を間違えてしまい、コース上にあった明幸園をさきに見てしまったのが運の尽き。そこで素晴らしい開花株3つを得てしまい、戦意喪失してうどんを食べて帰って来るというていたらくだった。

明幸園には期待のパフィオ、ねらっていたコンパレッティア、探していたマスデバリアがあった。

このパフィオは効いた。insigne var. sanderaeに似ているそのパフィオは実によく見るタイプである。新芽3つ付きで92mmの咲いたばかりの大きな花をつけて500円とは一体どうしたことであろうか。ありふれたやすいパフィオとあなどっていたが、強烈な魅力を感じるのである。

コンパレッティアはうす桃色の大層美しい葉花である。見つけたときに1300円くらいか?と思ったが750円だった。

マスデバリアはveitchianaに似た濃いオレンジ色をしている。これに似たやつをかみさんが気に入っていたが3500円で手が出ず、ずっと探していたのである。なんと650円、名無しだったがこれは買わざるを得ない。

 

1月12日(日)マスデバリア「宝塚」を購入、開花第二号

本年最初の宝塚園芸サービスでなぜか一鉢だけマスデバリア380円花1つつきがあった。マスデバリアは2002年の夏をよい状態で越した鉢があった。この鉢に強い魅力を感じていたため見つけると買ってしまうのである。ピンク色で中心部がオレンジ色の名無し株だった。

越冬ケースは週一回休みの日に開いて水をやっている。年末に開花した胡蝶蘭は、買ってきてすぐ根腐れのため植え替え、花が終わったと思われた後、わらわらとつぼみが出てきて開花した。花は3つめが開こうとしていた。また、白い胡蝶蘭「花信」も開花していた。1鉢をのぞくすべての胡蝶蘭が花芽を伸ばしてきている。ただ、越冬ケースの最低温度を見ると5度が記録されていた。加温しているがこのところの寒波で恐ろしく温度が下がったらしい。大丈夫だろうか。

コナカイガラムシが蔓延していたためマシン油を500倍に希釈して一斉に株に吹き付けた。

1月11日(土)なんば高島屋蘭展

本年最初の蘭展に行って来た。写真が22枚(選抜後)とあまりふるわなかった。Phrag. caudatumには感銘を受けた。神聖な感じを受ける迫力のランだった。違う光線が当たっているのかとさえ思える独特な輝きがある。

売店で購入したのは指名手配中の「青いフウラン」といわれる「ダーウィナラ チャーム‘ブルースター’ Darwinara(Dar.) Charm Blue Star500円だった。みためはちょっと大きめのフウランで香りも見本株を嗅いだところフウランそっくりだった。このラン展で最安値のランで、他はほとんど1000円以上で手が出なかった。売店の担当者はもっと安くていかがわしい鉢をたくさん持ってきてくれると私のような怪しいけちけちおじさんがたくさんやってきて「枯れ木も山のにぎわい」になるのだと思うのだけれどどうだろうか(^^;)。東京ドームで買った「オンシ、ジゴペタラム、カトレア31000円」はうれしかった。そういう札の取れた300円くらいの鉢に激しくときめいてしまうのであるが、このところの百貨店の蘭展はそういう魅力がないため妙にさめてしまうのだった。提案なのだけれど「まあきれい」的奥様相手の商売もいいが、「けちけち蘭の道5年」おじさん相手に、2作開花苗500円、名無しこけずるずる鉢300円、みたいなものをおいていただけないだろうか。そういうおじさんが女房子供連れで百貨店にくるんだからさあ。

1月10日(金)祝開花第一号

本年の第一号Cym. All Starが開花した。ジゴペタラム、白いカトレア、赤いカトレア、などつぼみ付き株が多数あるのでこれから怒濤の開花ラッシュを期待している。

開花後間もなく2ヶ月というところでデンファレPramortの満開状態がくずれ、一気に花5つばかりがしおれ始めた。もう少し暖かければもっと長持ちするかも知れない。何にしても長く咲いていてくれた。

今年最初の蘭展がなんば高島屋で開かれている。久しぶりの蘭展である。期を同じくして姫路手柄山植物園も蘭展を行っている。こちらにも行こうと画策している。

以前某ホームセンターの蘭について記述していた。育て方が周知されていないため、耐寒性の弱い蘭がよわっているというようなおこがましいことを書いていた。最近その某ホームセンターを訪れたところ、寒かった売り場に暖房を入れていた。たぶん偶然だろう。(でも胡蝶蘭がおおくやられていたなあ。シンビジウムやデンドロと一緒にはむりか)

そのホームセンターではハウツーコーナーがあって、一枚の紙にまとめた植物の育て方が多く並んでいた。しかし蘭でみつけたものはシンビジウムだけだった。商売のことを考えるとめんどうくさいことはかけないのであろう。しかしハウツーを見る人はチャレンジしようと情報を求めているので、ないよりはある方がいいのではないだろうか。シンビジウムの例にならって字数をあまり増やさないように、通常ホームセンターで扱われているランの育て方を書いてみた。たたき台にでもしていただいて啓蒙につとめていただきたい。

シンビジウム

ラン科・地生ラン、開花時期11月〜5月。

育て方:寒さに強い洋ランで、温室でなくても十分に育てられます。適温は10度前後です。花後は十分な日光に当て、花芽が大きくなった頃に室内に取り込みます。春に屋外で咲かせることも出来ます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与えます。冬は水を控え、週に2回程度植え込みが乾いたら与えます。生育期は毎日与えますが、数日与えなくても生育に影響はありません。施肥5月から7月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与える。他の期間は与えない。

病虫害/予防法:ダニ類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、ダニ類にはオルトランが有効です。

デンドロビウム(ノビルタイプ)

ラン科・着生ラン、開花時期11月〜4月。

育て方:寒さに強い洋ランで、温室でなくても十分に育てられます。適温は10度前後です。花後は十分な日光に当て、11月末ごろ室内に取り込みます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与える。10月から4月まで回数を少なくし、生育期は毎日与える。数日与えなくても生育に影響はない。施肥5月から7月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与える。他の期間は与えない。

病虫害/予防法:ダニ類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、ダニ類にはオルトランが有効です。

デンドロビウム(デンファレタイプ:裏に絵が描いてあるから見分けられるらしい)

ラン科・着生ラン、開花時期9月〜2月。

育て方:花後冬は水を控え、出来るだけ暖かいところに置いて育ててください。寄せ植えは、素焼鉢に水苔で植え替えれば生育がよくなります。適温は15度以上です。花後は十分な日光に当て、つぼみが出来た頃室内に取り込みます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与えます。生育期は毎日与えるが数日与えなくても生育に影響はありません。施肥5月から7月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与える。他の期間は与えない。

病虫害/予防法:ダニ類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、ダニ類にはオルトランが有効です。

胡蝶蘭(ファレノプシス、ドリテノプシス)

ラン科・着生ラン、開花時期:通常4月〜7月。

育て方:花後冬は水を控え、出来るだけ暖かいところに置いて育ててください。寄せ植えは、素焼鉢に水苔で植え替えれば生育がよくなります。適温は15度以上です。花後はレースのカーテン越し程度のやわらかい日光に当てます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与えます。冬は回数を控え、週1回程度です。生育期は植え込みの表面が乾いたら与えますが不在等で数日与えなくても生育に影響はありません。施肥は8月を除く5月か10月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与えます。他の期間は与えません。

病虫害/予防法:カイガラ虫類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、カイガラ虫類にはマシン油が有効です。

オンシジウム

ラン科・着生ラン、開花時期:品種により異なります。

育て方:冬は水を控え、出来るだけ暖かいところに置いて育ててください。適温は10度以上です。冬は窓越しの直射日光にあて、春から秋にかけてレースのカーテン越し程度のやわらかい日光に当てます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与えます。冬は回数を控え、週2回程度です。生育期は植え込みの表面が乾いたら与えますが不在等で数日与えなくても生育に影響はありません。施肥は8月を除く5月か10月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与えます。他の期間は与えません。

病虫害/予防法:カイガラ虫類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、カイガラ虫類にはマシン油が有効です。

カトレア

ラン科・着生ラン、開花時期:品種により異なります。

育て方:花後冬は水を控え、出来るだけ暖かいところに置いて育ててください。適温は10度以上です。花後はレースのカーテン越し程度のやわらかい日光に当てます。

必要な用土/肥料:水苔。置肥・液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は鉢底か流れ出るように与えます。冬は回数を控え、週2回程度です。生育期は植え込みの表面が乾いたら与えますが不在等で数日与えなくても生育に影響はありません。施肥は8月を除く5月か10月まで、置肥を月1度、液肥を1週間に一度与えます。他の期間は与えません。

病虫害/予防法:カイガラ虫類、ナメクジがまれにつくことがあります。ナメクジにはナメキール、カイガラ虫類にはマシン油が有効です。

バンダ(ブルー系)

ラン科・着生ラン、開花時期:通常6月〜12月。

育て方:ブルー系バンダは、バンダの中では比較的耐寒性がある種類が多いようです。花後鉢に入っているものは根を露出させつり下げて育てるとよいようです。冬は出来るだけ暖かいところに置いて育ててください。適温は15度以上ですが8度で越冬可能です。冬は窓越しの直射日光で育て、夏はレースのカーテン越し程度のやわらかい日光に当てます。

必要な用土/肥料:木またはプラスチックのバスケットを使い、ぶら下げて育てる。液肥(1000倍)。

水やり/施肥:水は霧吹きで株全体に与えます。水はほぼ毎日与えますが不在等で数日与えなくても生育に影響はありません。施肥は5月か10月まで、液肥を1週間に一度与えます。他の期間は与えません。

病虫害/予防法:ほとんどありません。葉が落ちる場合はより暖かい場所に移すようにしてください。

 

1月5日(日)年明け早々2株(^^;)

本年は蘭にはまって2月で5年が過ぎ、6年目にあたる。株の数はほぼ限界まで増えてしまった。今年度は「買った株より花がよく咲いた」以上に「蘭友会クラス」とまではゆかずとも(場所を取るから(^^;)、「しぶく美しい小鉢」的な開花を多数目指そう。(なにしろかわいくも妙で、やすい蘭ばかり集めてしまっているので)

休みの間ずっと飢えたようにパフィオを探し歩いたが、株を前にするとつい迷いが出て手が出ず。ほとんど丸坊主の状態だった。しかし岩国の園芸店でなんとかかわいい原種を2種得て帰ってきた。岩国のあの店(また名前を聞くのを忘れた)は妙な蘭がおいてあるのでおもしろい。期待のヤナイ園芸は日程が合わずゆけなかった。

田舎から帰ってきて株の点検を行ったところ、まえまえからあかん状態だった胡蝶蘭はお亡くなりになってしまった。相方の株は2つ目の花が咲いていた。冬眠ケースは最低温度7度を記録していたがなぜかどの株も調子がよいように見えた。そのままつぼみ付きは冬眠ケースに入れて育てる。

多数のつぼみつきがあったが冬眠ケースでは活動がにぶったのかいずれも開花していなかった。

年末に開花したゴメサはさらに開花が進んで見事な花房を垂らしていた。レリオカトニアのペギーサンは寒かったためか花姿がよくなっていた。

 

2002年の蘭の日誌

2001年以降の蘭の日誌と更新記録

 

 

 

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