蘭馬鹿日誌2023年および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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20230930土

 カトレアのミユキアベに花芽が2つ上がってきた。

 

 気の休まらない夏休みより普段の土日のほうがなんぼかいい。先週植えたたまねぎの種が発芽していた。

 安い遠方のスーパーの5%引きの日だったので、買い出しに行ったのだけれど、なんというか、物価も高止まりして落ち着いてきたためか、購買意欲が下がってきた。日頃見切り品コーナーをみては安くなったものを買っていると、それが溜まってなんか食い物がいろいろあるなあ、という状態になってきた。

なぜかブラックペッパー粒25g57円を好ましく思って買ってきてしまった。4つぶ口に含んで転がしてしばらくして咀嚼して大汗をかいた。胡椒というのはすごく効くなあと思う。冬場ならあったまるかもしれない。

 

休みというのに気分はよくない。仕事が気になってはいるが、かといってうまい回し方を思いつかず、時間を無駄に過ごしているように感じる。快刀乱麻をばっさばっさやれたらいいなあ。うまいやり方はないだろうか。

 

勉強できる遺伝子というものがあるらしい。自分は勉強のやり方はうまかったと思う。勉強ができるようになるまでは、「自分は勉強ができない」「将来もできる気がしない」「みんな塾いってるなあ、塾いきたくないなあ。家でだらだらしたい」「算数の文章題はまったくできない」「理科や社会は得意」という小学生だった。

中学1年ごろ、周囲の人間の成績はよく、自分はかなり悪い部類だった。同級生の女の子を好きになって、とりえのない自分がなんだか嫌になった。何を思ったか、せめて勉強だけでもと思って変化が起きた。自分なりの方法でじわじわ得点が上がっていったのである。勉強できる遺伝子があるとしたら、「こんなんじゃだめだ、何とかしよう」という意思を持つ遺伝子なんだろうか。テレビ見ながらでも計算問題やったり、単語の意味を調べたり、だらだら勉強するようにしていた。そのうちだんだん自主的に勉強する習慣がついたのだろう。親は勉強しろとは一度も言わなかった。完全に自発的に勉強していた。この自発性が遺伝子にのっているキモなんだろうか。息子もそういうやつだったが、娘は勉強嫌いだったので、遺伝といっても発現するかどうかはケースバイケースだ。両親が勉強できるからと言って、安心できるものではない。

45年経った今も、なさけなーい気分の中、「なんとかせんとなあ」という感じで、だらだら見ているYoutube動画をやめて、休日でも打開策を練る、ということをやっている。そういうある意味ぜんぜん楽しくない遺伝子なのである。「仕事が終わったら、とにかくそんなことはすっぱり考えずに自分の好きなことをする」という人が居る。まあそうするべきだわなあ、と私も思う。でもまあ、通勤中、バスの中、寝起き、寝入りばな、風呂の中、夜中、いろいろいい手がないか考えていたりする。挑戦的なことを考えているときはいいけれど、こまごました心配についていろいろ情報がない中、あまり考えを整理もせずに考えていたりする。それ以外は、Youtube動画をだらだら見る自由時間なのが情けない。昔みたいにランの世話をしたりする時間は楽しかった。今は、あんまりしたいことがない。本日も自転車をこいでどこかにゆくのが有意義だと思っていたのだが、気が向かなかった。不活発だ。

新聞の本の広告で見たのだけれど、男性の鬱は8人に一人、女性は4人に一人、という割合でいらっしゃるそうである。なんかめちゃめちゃ増えていないだろうか。身近に鬱の人を見たことがないので、世の中の様子が分かっていない。私もだいたい嫌な気分をかみしめるように生きていると思うけど、流石に鬱と言える状態ではない。ちゃりんこをこいで、通ったことがない道を走っていた今週、別に何かいいことがあったわけでもなく、「生きているっていいなあ」と体がほのかに感じていた。ろくに楽しい感じがしない休みの中で、唯一楽しいと感じたひとときだった。やはり体を動かす必要があるのだろうなあ。

生きてゆくうえで有用な働きをする遺伝子というものがあるのだろうけど、その働きは、「ああ、そんなことか」という志向を生み出しているもんなわけで、その志向による思考と行動が積み重なって能力の差や、所得の差、富の差、人格の違いなどを生んでいるものらしい。他人を見ていると、「えー、その志向はあかんやろ」という人っている。その人の生き方だからこればっかりはどうにもならんことを経験で知っている。「わしの志向直したほうがいいかなあ」と聞いてくる人、言われて自分を変えられる人は、やっぱり自分をよい方に変える遺伝子をもっているちゅうことだろうか。いうても変わらん奴は変わらん。

若い人が「遺伝子で決まっているのなら努力しても無駄」と考えて、努力しない理由づけにしているそうである。すげーなあ、この話をYoutube動画でみたとき呆気にとられたわ。大事な人生を始まる前から捨ててねえか。いや、努力してみないと自分がなににむいているかわからんやろう。ちょっと怠けすぎじゃねえか、と思った。でも、そういう考え方はまさにあかん遺伝子を持つ証拠かもしれん。だからそういった若者は、その本人に限ってはその言っていることが正しいのか。なんか頑張らない理由を探す、努力ができない理由を自分の意志以外に求める、というのがあかん遺伝子だろう。「日本はオワコンだからどうやってもだめだ」と思う人もいれば、「やっぱ日本はすごい。これからは日本の時代だ。好景気が来る」と考える人もいる。「電気自動車の開発をあまりやってない日本の自動車メーカーはだめだ」と考える人が昨年は多くいた。今や「資源的制約の面から電気自動車は経済性が破綻している」「日本のハイブリッド技術にかなわなくなった欧米がゲームチェンジをしかけたものの、欧米と中国は大失敗をした」「日本以外全部沈没」という考え方が主流になりつつある。ここから日本の快進撃が始まる、としたら、今頑張ったほうがあとあと面白くねえか、と私は考えちゃう。

 

シャインマスカットというものすごく高いブドウがある。1房2000円くらいのやつ。1つぶくらいなら食べたことがあるかもしれない。最近値段がさがっていて1房398円で売られているのをニュースで見た。値下がりの原因は、あの国がかわなくなったからだそうだ。こりゃ金がないんですぜ。シャインマスカットにもトリチウムが含まれているとはいいがたいので、単純に外貨がないのだろう。海産物を買わない理由にはなっても、シャインマスカットを買わない理由にはならないから、やっぱり金が尽きたんだよ。

かの国から安い商品が入らなくなったから米国のインフレはえぐかったけど、我が国のインフレはそこまでではなく意外に感じた。ちゃんとモノづくりをしている日本は米国、英国、ドイツ、イタリアよりましにみえる。若い人が欲しいものは高くなっただろうけど、必要なものだけ買っているとそんなに値段が上がった気はしない。高いものは買わずになにかしらかの代替品を考えるよ。

 

20230928木

 夏休み2日目。かみさんのゆきたかったところ、米子に遠出した。なんか腹が下っていて調子が悪かった。平日に仕事を休むとなんとなくおいて行かれたような嫌な気分になる。我ながら気が小さい。

米子は寒冷前線のおかげで雨が降って気温22-24℃。大阪は30℃だったらしい。9月はほぼずっと30℃だった気がする。本当に汗をかいた。うんざりするくらい暑かった。月の半ばに植えた大根、小松菜、カブ、春菊の種は、日向に植えたものは枯れてしまった。将来的に5月から9月までずっと30℃以上、40℃近くなる日もあるんだろうなあ。

 

 

20230927水

 夏休みをとる決まりがある。都合によりのびのびになり、夏休みがとれる期間の最後にとることになった。なんとなく仕事に集中したい時期に休みを取ると気持ちがざわつく。まあ、かみさん感謝デーとして運用する。夜は仕事もする。運動も健康のためにした方がいいなあと思ってチャリンコで出かけた。鈍り切ったデブだったものが何度かサイクリングをしているうちに筋肉がついたようで、少しは楽しむ余裕が出てきた。通ったことがない道を見つけていたので、通ってみる。なかなか風光明媚な場所もあって旅行でもしている気分になる。こういうお手軽さがあるので、特段旅行したくならないおっさんだった。観光地と家の近所は、どちらも地球の上ではある。地球というところは数百光年四方ではとても面白い生命にあふれた場所だから、立ってみているだけで素晴らしいものにあふれている、という考え方もある。

実験室で乳鉢こねて作った物質だって、原料や作り方で目指している物質に大きな特性の違いが現れる。手の中の物質でさえそんな不思議にあふれているのだから、地球で見るものは不思議だらけだ。自分の住んでいる谷の下流もとても美しい場所だと思った。ちゃりをこいでいるとなんとなく体が滑らかになってここちよい。仕事のくさくさした気分がとてもやわらいでゆく。体を動かすというのは精神の健康によさげだ。これぞ休日。

精神は脳の状態に左右されるものらしい。先日ナッツをたべるかどうかで鬱のリスクを17%さげるみたいな動画をみて、クルミを買ってきて食べた翌日から、なんというか気分がよかった。まあ気のせいでも気分がいいのはいい。

現代人を見ていて思うのは、若者であろうが主婦だろうが、電動自転車にのっていたりする。10万円くらいするよな。みんな金持ちやなあ、と思う(こう書くと、本音では、「けっ、貧乏人が無駄遣いしてやがる」ぐらいに思っていたりする)。まあちゃりこぐと汗だくになって気持ち悪いのはわかるけど、あと体が臭くなるほど汗かくけど、それでも汗をかく機会は体と精神のために必要なことなんじゃないかなあと思ったりする。

 

頭の良しあしは遺伝によって決まる、みたいなことがよく言われる。だからまあ、頭が悪く生まれて貧乏な人は、親ガチャできまるとか、運なんだからそれなりに社会から助けられてしかるべき、という考え方をヨーロッパはしていて、貧しい人には福祉がある。アメリカでは、サラリーは努力で決まる、みたいな考え方をするので、貧しい人への福祉はなく、ホームレスは刑務所に入れられる。私は、ヨーロッパ的な考え方を支持している。

自分がそこそこ稼げて頭が働くのは遺伝子のおかげ、というのはなんとなくわからないではない。母は地頭のよい人だ。父はしらないのだが、母が言うには東大を出ていた、という(あの田舎に東大出がそうそういるものかと思う。母は時々しょーもない嘘をつく人だった。)本当かどうかわからないけど、親が頭がいいから自分の努力を積み重ねての今日があるというのは正直面白くない。努力を積み重ねる能力を親からもらったという説明になるらしい。

自分が親になって思うのは、自分とかみさんとで23対のカードから1枚ずつ、父と母から子供にひいてもらって、23対の遺伝子を持ってこの世にやってきたように理解している。あたりのカードもあれば外れのカードだってあるだろう。だから、3人の子供らの能力の発現は各人でぜんぜんちがう。優れた親から優れた子供が出るかというと、よいカードを引く確率は高くなるだろうけど、外ればかりを引く可能性はある。

そういうこととは知らない自分は、子供の頃はできない部類の子供だった。あたりかはずれかは自分で試してみないとわからないと思う。親が頭がよくて金持ちだからと言って自分もそうとは限らないから、自分というものを試して試して生きてゆかないと何に向いているかはわからない。親の良しあしを考えてスマホ握りしめてボーっとしてる場合じゃないと思う。いろいろやって、自分はこれで食ってゆきたい、というものを見つけるのは容易なことではない。待ってたら機会は失われる。そういうわけなので、自分はいろいろ勉強していた。そういうことが分かっていたかのように学んでいた。そのあたりが遺伝のなせる業、地頭というものかもしれない。でもまあ、やんなきゃ磨かれない、というのは誰にとっても真実だとおもうので、「親がバカだから自分もばかだ」と思っているひまがあったら何かした方がいい。こういうのは、中学生だろうが、50代のおっさんだろうが、遅いということはない。

 

20230924日

 不活発に過ごした。変に疲れて仕事に向かってもなあ、とだらだら過ごす。

 畑に秋野菜の種を植えに行った。9月でも異様に暑かったため、木陰でない部分は発芽してもしおれてしまった。種を植えなおして水やりをした。

 隣の畑で作業しているおばあさんが座って何かしゃべっているのが聞こえるし見えていた。誰か視界の外にいておしゃべりに興じているのだろうか。帰りがけに声をかけられてなんか手伝ってくれと言われた。何らかのリスクがあるのではなかろうかと用心してよってゆくと、座り込んで立てなくなったとおっしゃる。足をとられて土管に座ったときにけつを打ったらしい。まあ基本畑というのは危ないところで、母もこけて骨折したことがある。私もよく腰を痛めている。手を貸して立ち上がって歩けるようである。ちょっと幅広の溝を渡るのを手伝ったら停めてある車に帰って行った。自分もいつか畑で動けなくなる日が来るのだろうか。生きてゆくってしんどいよなあ、と思う。

 

20230923土

 しんどい仕事がやたらと多い一週間だったような。土曜日はだらけて過ごす。くそ暑い九月の残暑も過ぎて本日はやっと涼しく感じる。懸案のたまねぎの種を植える。1か月ほど前に植えるトレイ(40p、30p、深さ8ないし10pくらい、100円で売っている黒い奴)に庭の土を入れて、トレイ全体をビニール袋にいれて、この夏の凶悪な日差しであぶった。草の種は死滅するだろう。そのビニールを昨夜はぎとり、トレイを雨にあてて一晩置いた。本日トレイの土をよくまぜまぜして、小石やら植物の残渣をすて、指で筋溝を6本ほど引き、その溝にダイソー赤玉ねぎ55円1袋、同じく泉州黄玉ねぎ55円1袋(昨年の残り)を撒いて、ポンポン叩いてから手のひらでプレスして、水をやった。別の少し深いトレイには泉州黄玉ねぎの今年買ったたねを二袋55円×2を同様に植えた(この苗箱が最も成績がよかった)。通常のトレイ2つには、それぞれ泉州黄玉ねぎの今年買った種1袋ずつを植えた。以上4トレイを庭の木陰のやわらかい土の上に並べて水をかけておいた。地面も湿った状態のほうがよさげ。昨年、おなじ場所でセルトレイで苗づくりを試みたが全然取れず、今年のようなトレイ撒きだとそれぞれ300本くらい苗がとれた。深いトレイや、2袋分の種を1つのトレイに撒いたものは成績が良かった。300本の苗を110円で作ったとしたら、100本あたり700円くらいするので、2000円くらい得である。全部で1000本つくるので、買えば5000円する苗が、55円の種6袋、330円でつくれる。

 ここ数年苗づくりの技術が上がっているように思う。トレイでの苗づくりは、4年くらいになる。トレイの土を太陽熱であぶる方法は、昨年初めて雑草の量が減ったため苗の収量が増えた。どうも雑草に苗が負けちゃうみたいで、雑草取りの手間も減ってよい方法だと思う。トレイを地面に置いた方が結果が良いこともわかってきている。トレイの土が乾くと苗が弱るようだ。

 

20230919火

 論文が受理されたら、校閲をして完成である。休みの夜に校閲を促すメールが来た。ものすごく苦労した論文なので、他の仕事をわきに置いて、ものすごく集中して朝から取り掛かった。校閲はネット上で行うというふうに変わっていて驚いた。リファレンスを強化する作業が多かった。引用した論文のネット上での住所DOIをきっちり割り振る作業が多かった。全文をなめるように読む。英文校閲のおかげで英語っぽくなってしまったため、「え?そういう表現すんの」というなんというか平明でない英語英語した文に変わっていて、以前に納得したはずなのにいろいろ引っかかる。気持ちの悪い記述もあって、これ削除したらすっきりするなあとさんざん考えてぶった切った。ここまで来て削除してええんかしら、と思いつつ切る。式がへんだったり、イタリックにしなくちゃいけない数値を表す文字をイタリックに修正したり、結構修正箇所が多かった。「このボタンを押したらもう修正はできませんよ」というボタンにたどり着いたのは5時間後だった。午前3時間、午後2時間、よく集中していたと思う。本当にへとへとだった。この校閲まで死ねない、と思って山に入ったり、サイクリングなども控えていたような気がする。やりたいことはもうちょっと距離の長いサイクリングだろうか。挫折まみれの、立ち上がらないまでも這うように仕上げた論文が完成した。本当に3年間きつかった。

そのあと明日が締め切りという案件に食らいついて、やっつけた。会議資料の作製だの、弁理士への特許説明の準備だの、次の論文の話だの、依頼講演の準備だの、気になる案件が目白押しで吐きそう。先行きは不安でいっぱいだ。この嫌な予感は果たして仕事だけなのだろうか。さらなる疫病の蔓延とか、超強力台風の来襲とか、巨大地震とか、世界的大不況とか、戦争の拡大とか、なんかそんな嫌なことが起きるんだろうかとちょっと思ったりしたが、そういうことを考えても気分が悪いだけなので考えるのを止める。なんかこのむしゃくしゃした気分の解消に努めよう。

 

20230918月

 三連休の最終日。いつもだいたい三連休は休日の無駄遣いをしてしまう。有意義だったとはいいがたい。そういいながらも妙に頑張っていたりする。80分ほど集中してめんどくさい仕事を片付けた。また、昨夜19:30からチャリンコをこいで古本市場にいってきた。さして収穫はなかったのであるが、行き帰り自転車をこいでいるとなんとなく体が気持ちよかった。あとで疲れが出るのだろうが爽快感はあった。また、金曜日に同僚から「膝が痛いのは靴があっていないからではないか」という指摘があり、結構くたびれてきた靴を新調した。指摘は正しかったようで、ひざの痛みはだいぶ楽になってきた。

 

20230916金

 三連休の初日、投稿していた論文が受理されて、晴れがましい気分で楽しく過ごす、というようなことは全然なかった。次の論文のネタがきまったので、さあ書かなければと思いつつ、頭が働かない。あー、はたらきたくねー、と昼寝をしていた。なんというか論文が通ったらやりたかった100のこと、なんてものがさっぱりない。長期間いろいろ我慢していたら、そんなにやりたくないと思うようになってしまった。論文から逃げ回っている間、なさけなーい気分でやっていたことのほうが妙に楽しかった。いまやってもそんなに楽しくない。「さあ、ぱーっといこう」と思ったが、何もしたいことがない。ぱーっといったのはかみさんのおやつだけだった(デリチュースのチーズケーキホール2200円)。

 6人に一人が、鬱かうつ病予備軍とか医者が動画で言っていた。まじか。医師は、「クルミ、カシューナッツ、アーモンドなど、いい油を含んだナッツをおやつにたべることで、17%鬱になるリスクを下げるという研究結果がある」とのこと。ナッツも高いからなあ。クルミは好きでよくたべているか。日に当たるのも必要とか。

 自分が鬱になったことがあるかといえば、まあしんどい中でもラノベみて馬鹿笑いしているところからみて鬱からはいつも遠いところにいるような気がする。自分という人間はとてももろくて、何か嫌なことがあるとすぐにへこんでしまうヘタレだと思っているのだけれど、実際はしなやかで強靭で、危険予知行動がうまくて、困った状態に陥らないように二重三重に備えているようなところがあるのかもしれない。しかしいつもだいたい嫌なことを考えて気分が悪い。投げ出さずに様々な方法を検討して、しつこく粘り強く、長期間粘って仕事をして仕上げてしまうという気色の悪い性質がある。同僚や上司、かみさんとよい関係を保つようにしている。ちっぽけな自分、という自分自身の評価と世間の見え方は違うかもしれない。私から他人を見ると、誰しも大変だなあと思う。「50代独身であちこち転職して、かみさんと別れた後、彼女はいるし、株への投資は順調だし、食事にも気を使っている」というおじさんをみたとき、どっちが大変でどっちが楽で、どっちが安定で、というのは、まあ何かしら危機に直面した時に状況によってはわからんわなあ、と思う。私はよく自分のしょーもないくたばり方をいろいろ想像していたりする。

 

 連休になったので、ランの世話をしよう。本日は恐ろしく暑かったので何もしていない。こんなに暑いとたまねぎの種をまかない方がよさそう。

 

 

20230914木

 5月31日に投稿していた論文が8月7日の再投稿から37日経ってやっと受理された。「こんなに時間がかかるということは、何か問題が……」と毎日ビビっていた。考察に突かれると「うっ!」となる弱点が論文にはあって、そこを突かれると気色の悪い数値を論文にさらして、死ぬまであの数字なんで報告されているような数値と2桁もずれているのだろうか、と気になって老後を生きてゆく羽目になったかもしれない。どこかで選択した数値の単位を間違えていたりするのではなかろうか。その数値の計算の根本を調べていたら、ラプラス変換とか出てくる。えー、わからん、フォローしきれん。その桁数がずれた2つの気色の悪い数値の吟味に1年かけたが、2つの数値の比をとれば、それぞれに含まれているずれている桁数の原因である因子が相殺され、比の中には原因不明の桁数のずれ因子は含まれない。その比は疑いなく正しく現象を説明している、と投稿に踏み切った次第。弱みというのは、割り算をするまえの2つの数値を報告せよ、とレフリーに言われることだった。審査の結果レフリーからの注文にそれはなかったが、再審査でそのリクエストが出されたら、といやな気分で過ごしていた。

なんというか数値の気色悪さがいやでいやで結構長い期間へこたれていた。最初の発見から論文まで6年くらいかかったんじゃないだろうか。仲間は、見つけたサイエンスに集中してすぱっと切り取って論文を仕上げ、投稿し、リジェクトされればすぐに次の投稿を仕掛けていた。そのあざやかな手並みの仲間に聞けば、「どんな論文でもだいたい出すまで1年以上かかる」「自分なんかまだまだだ」「上には上がいる」などとおっしゃる。論文を楽に書いたことはない。いつもだいたいしんどいし、やたら時間を食う。こんな自分が研究者をやっていられるのが不思議だ。

 博士論文のために論文を書いていたころでさえ論文を立身出世の踏み台のように考えたことはない。自分の関係する分野で、捏造論文を見つけたことはある。とある2成分の物質の導電率を、組成をいろいろ変えて測定する論文だった。組成と導電率の関係で、導電率の温度依存性の係数、簡単にaとbとするけど、これらの数値は、組成によって直線になるようにa’やb’をもとめて、実際の測定をやっていないのに、計算でだした数値を測定した数値として報告していたのだった。実際に測定したこっちからしたら、aとbの挙動は曲線的で、直線にのる挙動はとても奇異にみえた。先達と自分の傾向は一致しているが、その捏造先生は、そういう人為的な操作がaやbの数値をプロットしてみたらバレバレだった。こういうことを自分がやったら、後半の人生いろいろ嫌な気分だろうと思った。多分平気な人もいるのだろう。

 論文を書くというのは、人類に対する小さな貢献であって、誰かのために街道に平らな石を敷くような地味な仕事である。じじいの私は、もはや立身出世もなにもあったものではないので、見い出した新しいことを報告し、その現象の考察のために測定した数値を解析して説明を試みる、というようなことをしていた。そういう行為は一般には、つまらないもの、地味なものと映るのではないだろうか。意義は緒言で書くので、それなりにある。そういう仕事は、どこがどうとは言いにくいのだけれど、噛めば噛むほど味が出るような滋味豊かな行為なのよ。玉碧を磨き上げるような行為のように感じられる。かなり情けない思いを長期間してきて、本日も達成感なんかは日常の仕事に押し流されるようにさっぱり感じられないのだけれど、それでもまた論文を書きたいという気持ちが失われることはなかった。論文は人類の遺産として残る。そういうとても変なことが好きな人間が研究者というもので、還暦近い年齢でそれをさせていただけるのは大変ありがたい。それにしても「好事魔多過ぎ!」。いいこともあるけど、毎日何かしらかろくでもないことが起こる仕事がえぐい。本日の歩行距離は6qに達した。

 

 

20230913水

 デンファレの1株に花茎が伸びてつぼみがついているのを見つけた。カメムシがつぼみに乗っかっていたのでぶっ飛ばしておいた。

 

Bruce Hornsby and The RangeのThe Way It Isという曲を聞いた。ええ曲やなあ。透明感のある流れるようなピアノと渋いボーカル、これぞアメリカンというかっこいい曲だ。何度も聞くうちに曲の内容が気になってしまって調べてみた。

「公民権運動の1964年から50年以上たっても差別されている人はいまも職を得難い。That's just the way it is.それが現実なんだ。Some things will never change.どうあっても変わらないことってのはあるんだ。」というまことにアメリカンなフレーズがつきささってくる内容だった(-_-;)。日本ってわりとそこらあたりの現実は変えられるところがなくはない。変えようと思えば日本人は変えてゆける。でもまあ字面を追うだけだと曲のココロを理解したとはいいがたい。アメリカ人じゃないとわからないことも多いのだろう。ただなんというか、諦観の中にあって「それでも生きてゆくことは素晴らしいのだ」というメッセージを感じさせる曲だと思う。

 数日前ネットニュースでみたのだけれど、小指がないやーさんが、私の郷里の広島県福山市の学習塾を訪ねて、「1年で俺を慶応義塾大学に入れてくれ」、とおっしゃったそうな。3年かかって40代で慶応に入って、今は弁護士先生を目指しておられるそうである。そのやーさんの志は立派だと思う。また、志があれば自分の人生をいかようにも転がすことができるという日本ってすごい。

 アメリカってのは自由の国ではないという。不自由と恐怖と諦観がたっぷりある。アメリカンドリームがもっともないのはアメリカとかいわれる。知り合いに収監された人はいないが、アメリカ人はわりとよく豚箱に放り込まれているそうな。外で酒飲んでいたら収監される。米国の受刑者は人口10万人に対して716人とか。住んでる市で716人も豚箱に入れられているというのは想像もできない。世界の受刑者の4分の1はアメリカにおる。刑務所は民間が経営していて、時給10円でこき使われて、1本500円の歯磨き粉を買うために50時間働くのだそうな。ものすごい数の受刑者は、国のGDPに寄与しているらしい。アメリカ人の手癖が悪すぎるのか何なのかよくわからない国だ。

 

20230908金

仕事がきつくて頭に来たような1週間だった。いろいろくよくよしていたが、そういう余裕すらなくなってやけくそで仕事に躍りかかり食いちぎるように平らげてゆく。

職場の携帯電話が歩数をカウントしていることに注目し、歩数を記録して、グーグルマップで距離を測ったところ、ほぼ毎日5qほど歩いていることが分かった。くそ暑いうえに屋外の歩行距離がすごい。毎日大汗をかいている。こちとら通常のお姉さんの2倍の質量がある。お姉さんが、10sの米袋を4つ積んで歩いている感じ。お姉さんの両腕に3sずつ。腹に10s背中に10s、足にそれぞれ7s、お肉スーツを装着する。そんなのが5q歩いたり、立ったり、座ったり、しゃがんで作業したり、階段上ったり、グローブボックスで乳鉢こねたり、電気炉で材料加熱したり、XRDとったり、メール送信したり、エクセルで合成する材料の原料の秤量値を計算したり、報告書書いたり、ラノベ1冊読んだり、皿洗ったり、あれやこれやしているわけよ。ほんとサラリーマンって大変だよなあ。週末にはちゃりんこで30q移動したりしてるしなあ。なんか楽しいことないかなあ。

とてつもなく嫌な気分で、ろくでもないことばかり頻発する1か月間を過ごして、いろいろ参っていた。「好事魔多すぎだろ」と口をついて出た。「ん?好事ってなんだっけ?」と思ったときに、ああそういえば今年息子らが就職したんだったか、と思い出した。あいつらがちゃんと就職してくれたというとてつもないありがたい出来事があったなあ。子供らが元気ならいいか、と外を歩きながら少しだけ気持ちが軽くなる。外を歩くというのは、ちょっとだけ精神によろしいように思う。歩けるってなんかありがたいと、最近膝の調子が悪い自分は感謝するような気持ちになれた。このあたりから潮目が変わって、妙な快進撃が始まったようである。

 

10年くらい前に録画したNHKの深夜番組「大空撮!ヒマラヤ山脈豊穣の女神 アンナプルナ」がHDDレコーダーの故障により見られなくなってしまった。それだけでなく数TB分の録画が見られなくなるわけだ。録画を残しておく意味がわからなくなったなあ。この番組しょっちゅう再放送されているので本日も録画できた。ただ、映像はだいたい同じなのだけれど、BGMがちがっている。10年前のやつは恐ろしく好みの曲が固まったような編成だったが、この度の録画ではあまり好みではない曲が多い。

 

20230903日

右ひざが固まったようになって何となく体が修復しているという感覚があるのでおとなしくしていた。

 

かみさんが言うには今年もお米は30s8000円というお値段据え置きで入手できるというお知らせが回覧板でまわってきたそうな。お百姓様、うまいお米を有難う、と思う。家族分も含めて8袋購入するそうな(昨年は6袋だった)。新潟が水不足で不作と聞いていたり、米の最大の輸出国インドがコメの禁輸を決めたり、肥料の高騰、燃料費の高騰があって昨年も30s1万円になると思っていたのと同様に今年こそは値段が上がると思っていたのにまたまたお値段据え置きになってしまった。正直驚いた。コメはとてもうまい。ありがたいなあ。

 

最近だいたい満足していて買いたいものがない。本日は大きなリンゴ(サンつがる、訳アリ品)6つはいって428円(1個71円)の袋をみたので買ってもらった。1日1個おやつに食べよう。駅前のスーパーだとリンゴ1個が250円という値段で並んでいた。すげーなあ。「一日1個のリンゴは医者いらず」とかいわれてなかったろうか。“An apple a day keeps the doctor away.”というイギリス(ウエールズ)のことわざだそうな。へー。リンゴペクチンにはデトックス効果があり、放射性同位元素の排出のために用いられた例があるそうな。がんのリスクを下げる、大腸がん、胃がん(プロシアニジン)のリスクなど。下痢を防ぐとか。動脈硬化を防ぐとか。脳のアンチエイジングとか。腸の炎症を防ぐとか。インフルエンザの感染を防ぐとか。まあリンゴ食おう。

 

20230902土

汗まみれで働いた一週間だった。気が付けば9月か。

 

ずっと膝がいたい。お年寄りが膝が腰が足がいろいろが痛い、という話を若いころ聞いてもピンとこなかったが、自分もジジイになってみると、こういう痛みと一緒に生きてゆくのだなあ、ということがわかってくる。

 

窓にカエルが5匹へばりついている。昨年からいたヤモリが今週居なくなってカエルが増えた。ヤモリは大きくなったので、より大きな餌を求めて引っ越していったのだろうか。

 

時々アメリカのやばそうな動画を見たりするのだけれど、本日はフェンタニルなる鎮痛剤について知った。0.5rを10mlに溶かした溶液を、ガンなどで強い痛みのある患者に投与すると鎮痛作用が優れているらしい。モルヒネの100倍くらいの効果とか書いてあった。これがアメリカで麻薬として蔓延していて、7分に一人のペースでこの薬で亡くなっているそうな。有名なミュージシャンやメジャーリーガーなどがこの薬のため亡くなっている。0.5mgを秤量するのは電子天秤のいいやつじゃないと難しい。致死量3rとか聞いたが本当だろうか。少量でも効きすぎる人には死ぬほどの効果がある。もう毒物やんけとおもう。1ドル札にこの薬が付着していて、それを手から口にはいってお亡くなりになったという人が居るそうである(外から帰ったら手を洗いましょう)。中国で作っているとかで、メキシコ経由で米国に密輸され、4500kgが押収されたとかで、この量で米国民が全員殺害できるとウィキペディアに記述されていた。あの国そういうことしてるから米国が本気になってんじゃないのか。

フィラデルフィアでゾンビみたいに徘徊している人はこの薬をやっているという動画もあった。まあ麻薬は絶対ダメだな。変な話だけれど、大麻を合法にしたら、大麻やる人が減ったりして。大麻やったら家賃が上がったりするとか、ホテルから清掃代を請求されるとか、彼女に逃げられるとか、タバコ扱いされて(タバコ以上に臭いらしい)やる人が減り、悪い人にわたる資金が減るんじゃなかろうか。しらんけど。

 

20230826土

汗まみれで働いた一週間、あんまり記憶がない。

かつての同僚が亡くなったという知らせが届いた。残念である。冥福を祈る。メメントモリという言葉がある。最近CMがよく流れるソーシャルゲームではない。死を想うことは、大事に生きることにつながるように思う。

母の体調がわるくなったことで、とうとうお別れが近づいているのではと、とても落ち込んでいたのであるが、くよくよしつつも考えてみると、自分にできることはとても少ないことに気が付いた。まず私は母から認識されていない。励ましに面会に行くと、夏風邪をうつすことはあっても母を元気づけることはまあないだろうなあ。くよくよするのがばからしくなるまでくよくよしたので、もうそろそろやめよう。

 

運動不足なのか膝が痛い。運動はしなきゃなあと古本市場までのサイクリング第四回である。前回帰り道でばててヘロヘロになった。本日は、前回よりもましだった。日曜いらいほぼ1週間ぶりにお金を400円使った。

 

日本のいろいろを買わないと言っている国があるそうな。いや、あそこは自国通貨が暴落しつつあるので、外貨が流出しないようにそういうことを言っているのではないだろうか。天文学的な借金による信用喪失で今後は日本からなにも買えなくなるんじゃないか。

「(あちゃらの国が)不買運動をすれば、日本人の半分は失業」とかおっしゃっているそうだ。とても興味があるので、できたらやってみてほしい。来年あたりにはGDPの順位が変わっていたりするんじゃないだろうか。

2019年9月に米国が中国からの製品に関税をかけたあたりから貿易戦争の様相を呈していたそうである。中国でつくっても関税で儲けが減るから外資が脱出を開始した。日本企業の脱出は水際だっていた。みんな知ってたんじゃないだろうか。おかげで日本は景気がよさそうだ。

誰しも体内で3000ベクレル(1秒間に3000個の原子核が崩壊するという意味)くらいカリウム40(放射性カリウム、カリウムを含む食品に必ず含まれており、ガイガーカウンターが結構鳴る)がβ崩壊(中性子が電子とガンマ線を出して崩壊し、陽子ができる核反応)している。体重60 kg程度の人の場合、50ベクレル程度のトリチウムを体内にもってるそうじゃないの。福島の魚を食べて、この50ベクレルが変わるかといえば、変わらないレベルまで薄めているわけよ。数字で調べてわかることを、特級呪物でも流したみたいに言ってる人が居るけど、ありふれたトリチウム以外のプルトニウム、ウラン、セシウム、ストロンチウム、あれやこれやは全部アルプスが取ったうえで、トリチウムを含む水だけにして流しているんでしょうに。そもそもトリチウムって水素だからね。水素の原子核に余分に中性子が2個はいっているってだけのレア水素だかんね。「原子炉デブリに触れたトリチウムは一味違う」みたいな発言しているYoutube動画をみたけど(いや、ちがってたらめちゃくちゃ面白い研究対象ですがな。データだせやって思う)、トリチウムはトリチウムでみんな同じだかんね。高校物理IIの範囲なので、理系の大学を受けない人には縁のない知識で、β崩壊とか言われてもピンとこないだろうなあ。「中学の化学」では教えていないと思う。私も調べるまで処理水のことはよくわからなかったので、特級呪物みたく思っている勉強嫌いな人たちの考えを変えるのはちょっと難しいのではないだろうか。

50ベクレルのトリチウムのほかにカリウムの3000ベクレルの崩壊もあるので、少々トリチウムが増えても微々たるものだろう。こういう体内被曝はありふれた物理現象である。量の多い少ないによって細胞のダメージが異なるという話。薄めれば影響の出てくる閾値を下回って問題はでない。トリチウムは宇宙線で自然にできちゃうようなもんだから、そこらじゅうにある程度存在している。猛毒みたくおもっているあちゃらの人だってググればそれぐらいのファクトはみつかる。科学的な話を聞けば、「ああそこまでキレイにしてからたまった水が邪魔なので海に捨てるのね、そうですね」という話にしか聞こえない。一般の人が知らないだけで、放射性物質や放射線って医療などでものすごく使われていて、そういうものを取り扱う人たちは毎年4時間くらい講習を受けている。その内容は物理、放射線が人体に与える影響、法令、これまでの事故事例などみっちりである。そういうファクトを調べもせずに「デブリに触れたトリチウムはちがう」とか聞いて正直ムカってきた。理系は科学的事実に反することを言われるとなんかムカッと来る。「おれの炭素原子はお前とは一味違う」「宇宙は地球の周りをまわっている」とか言われて「うわ、ここにサルがおる!」と目を剥く気分。放射線使って測定とかしてると、様々な機器を使ってスペクトルをとったりするんやけど、そういう業務に携わっていてなんかおかしかったら自由にモノが言える環境はある。おかしいと思ったら、採取して調べたりするよ。そういう調べたデータもなしに「あぶない、危険だ」って言っている人は、データがないんだからそりゃスルーされるよ。日本や欧米にはまっとうな科学者がいるんだから、やばいと思ったらだまってないでデータ出してネットや論文で報告するよ。害があるんだったら海流で流れてゆく先にあるカナダやアメリカが黙っているわけがねえじゃん。

やいやい言い立てることで、なんか狙っているのだろうなあ。日米はそこも読んでやっているのではないだろうか。これだけ騒いでくれると、逆に靖国なんかはえげつない強力なカードに使えるなあと思ったりする。日本が切れるえげつないカードはいろいろあるなあ。あの国が発してきた莫大な失礼な発言の数々を、こっちがちょろっと言うだけで先方のメンツは丸つぶれっだろう。そういうデカい弱点をさらしていることを理解しているのだろうか。これからずっとこっちのターンだ。

いろいろ漁獲量が減っているので日本近海で取れたお魚は大事に日本で頂くようにすればいいと思う。あれだけエンガチョしてくれているということは、サンマとか取りに来たりしないよね。

 

20230821月

仕事に出ると、何とかやれてはいるけれど、大小さまざまなろくでもないことが起きる。ものすごく暑いので大汗をかくし、体は雑巾みたいなにおいがするし、不快な気分で生きる。これをやったら楽しい、ということを思いつかない。こういうのが続くと精神衛生上問題がでてくるのだろうか。何か打開策はあるだろうか。お金を使っておいしいものを食べるという手が使えない。買ってまで食べたいものを思いつかない。これはよくない兆候じゃないだろうか。なんかとてもいやな予感がする。

介護施設に入っていた母の調子が悪くなって一週間が経った。コロナで寄り付けなかったのだが、呼ばれたので面会してきた。脳梗塞の兆候があるとかで、声を出さなくなったり、食欲が落ちているのだそうだ。3年前にも施設内で倒れて大腿骨骨折をやって、とても危ない時期があった。あの時は覚悟したのだが、その後持ち直して、コロナの3年間元気だったそうである。あってみれば三年前よりは色つやはいいのだけれど、よくしゃべるといわれていたが、声は出さないし、寝ぼけたような雰囲気である。これはいよいよなのだろうか。そう考えるとものすごく気持ちが沈んだ。本当に憂鬱な日々を過ごしている。

まあ自分みたいなジジイがこのくそ暑いヤバい地球でるんたるんた快活に過ごしているのもなんか違うような気がする。

 

前回更新をアップロードした4月ごろ、お隣の国の強大さについていろいろ書いたような気がする。技術開発とか、研究開発とか、経済のダイナミクスとか、とっても勢いがあって勝てる気がしなかったようなことを書いていた。このまま世界はそのパワーに圧倒されてゆくように見えたのである。ところが4か月たってなんというか様変わりの様相を呈している。私が知らないだけで世界は大きく変貌してしまった。かの国は、恐ろしい勢いで経済がシュリンクして存在感が失われつつある。もう隣国のことはあまり気に留めていない。

自分が未来を予想する力はとっても低いのだろうと思う。自分の力の及ばない世間のニュースをみても何もできることはない。自分のできることを精いっぱいやって生きてゆくもんだなあ、と思う。

 

20230819土

木金と仕事に出ていた。人が少ない。自転車の影響で腰が痛い。腰痛防止のための自転車のはずが、久しぶりに乗ると腰に負担がかかるようである。とてもさえない気分で二日間いろいろ嫌なことを考えながらせっせと働いていた。

 

朝5時半起きで地域の清掃活動2時間半を汗だくで乗り切った。おじさんたちタフだなあ。毎年これがあると思うと憂鬱だったりするのだが、やってる間は無心に手を動かす。終わるとすっきりする。参加に際して鎌2本とか軍手1束とかゴミ袋などをもらっていい機嫌で帰ってきた。かえって風呂に入ってぐったりする。

その後買い物に出かけた後は、ぐったりしてきたので久しぶりに昼寝。だらだらすごしていた。

 

10年くらい使っているHDDレコーダーが不調になってしまい、今回はHDDの不調のようではなかったので、内部をよくよく見てみると、基盤に据えられた集積回路のチップが焦げて膨らんでいた。珍しいので写真を撮っておく。こういうのは修理が難しそうだ。オークションサイトで入手した同型機は2つもあって、その一台(2019年入手、1TBHDDを交換して修理したもの)がリビングに使われずに放置されていたのでこれと交換した。これまで録画しておいたものは全部見られなくなるのではあった。まあ当座の録画やテレビが見られるのならありがたい。

本当に最近ろくでもないことがよく起きるなあ。そんなもんだよ人生は。いやなことが多いと、しょうもないことを考えたくないので、仕事とか家事とかの手数をこれでもかと増やす。

 

20230816水

帰省していた子供らがそれぞれの勤めに帰って行った(一人はその日の大雨での新幹線の混乱に巻き込まれて小田原で夜中降ろされていた)。明日から仕事に出ようと思う。最近たるみ切った体に活を入れるためチャリンコをこいで町に向かった。気温30度で坂道がいやに堪える。日にあぶられながら押して上がる。体が弱りすぎていてチャリンコに乗っていてもあまり楽しさがない。2か月ぶりにたどり着いた古本市場は、なんか棚の位置が変わってあまりいいモノがなかった。帰り道はスムーズかと思ったら、最後の長い坂道を疲労のためヘロヘロになって登った。往路で見かけた姫クルミっぽい実が落ちている場所で、その実をいくつか拾っておいた。未知の木の実である。触ったらかぶれたりしないだろうかと思いつつ、用心して拾う。なんとか家にたどり着いて、ちょっと体力つけたほうがいいなあと思った。

 

20230815火

お盆を台風が直撃とか。コースを見るに、中心が住んでいるところを通る。東にそれると、北風、西にそれると南風がくると読めた。我が家のある場所は、北風が強められる地形のため、北風が怖い。今回西にそれてくれたため、ほぼ南風ばかりで助かった。3週間くらい雨が降らなかったので、大雨で助かった。

お盆にしたいことがない。母が体調不良とかで重苦しい気分を味わう。いやなことを考える耐性が強くなったのだろう。思い切り様々な嫌なことを考えて、備えについても検討したので、なんとなく立ち向かう準備ができたような気がする。

 

20230812土

盆休みになって就職した息子二人が帰省してきた。例によって大阪見物をやった。JR大阪駅から歩きだして、気になる店を覗きながら日本橋まで歩いた。35℃くらいの気温で6.1kmを歩いた。うーん、熱気のなかこの日差しはやべえ、と思いつつ歩いた。ブックオフのラノベ1冊200円か。すげー値段上がった気分。ちょっと手が出ない。なんもかんも値上がりだなあ。リクエストのあった金龍ラーメン、10年前から600円くらいだったが、今回800円になっていた。いや、納得の値段だと思う。うまいラーメンに、キムチとごはん2杯、腹いっぱい食って大満足だった。キムチの辛さでラーメンがなおのこと熱くなって、辛いうまい、しかしスープもうまい、米がまたうまい。なんか必須な栄養素を取り入れた気分だった。800円でもなおコスパは最高だと思う。

日本橋で子供らは自分で稼いだ金で欲しいものを買っていた。この辺まで来ると人が多い。自分は、ラノベ9冊買ったくらいだった。トルコ風照り焼き肉のサンド700円を食べた。息子にトルコのアイスを食わせてもらった。帰りは地下鉄で梅田に戻って、かみさんのおやつを買う。らぽっぽのアップルポテトパイ1494円とはまた値段上がったなあ。フェスティバロの唐芋のケーキ900円かあ。JRでさっさと田舎に帰ってきた。脱水で頭が痛くなってきたがなんとか復帰した。まあ子供らが楽しそうにしていたのがうれしい。

 

「できる猫は今日も憂鬱」というアニメをやっている。寒い夜に公園で保護した黒猫が、人よりも大きく成長して、家事不得手のOLの生活全般の面倒を見るという、現代人の希求するなにかを固めてアニメにしたような作品である。この猫を見て思うのは、「こいつまるっきりうちの長男やんけ」というところである。奴は、稼ぎもすごいけど、家事力もすごい。黒猫も料理も好きだけど、チーズケーキを焼くのもうまい。刃物研ぎが好きで、砥石が好き。まあ世の中できる猫を求めるのは、自分のためになにかやってくれる人が欲しいということなのだろうけど、本当に必要なのはやってあげたくなる人と一緒になることだと私は思う。そういう魅力のある相手がお互いに減っているのが、少子高齢化の本当の原因で、そういう魅力って様々な経験をして鍛えられてきたということに根差しているのではなかろうかと思う。魅力が低いのはケータイ・スマホの画面ばかりみてきたからではなかろうか。家の仕事をしたり、友達の行動したり、勉強だの受験だのバイトだの、いろいろ経験してほしいなあ。なにかっちゅうとスマホをディスりまくるスマホもってないジジイ。

 

20230810木

仕事が終わって盆休みである。特に何かしたいということはない。行きたいところや買いたいもの、したい娯楽などを思いつかない。チャリンコこいでふらふらするか、山でぼーっとするか、という感じだろうか。きつい仕事だったので、さっさと寝たい。

 

昨日駅の階段を下りていると、降りた先の折り返しの歩道を母子が歩いてくるのが見えた。衝立の陰で見えなかったけど、財布が落ちるような音がした。距離4m、落ちた場所もだいたい音で分かっていた。質量600gくらいのパンパンに膨れたようなやつが落ちた音だったと感じていた。母子とすれ違い、財布を落としたという音が聞こえたあたりを見ると、本当にパンパンに膨れた巻きずしみたいになった財布が落ちていた。一瞬ボー然としたが、はっと気を取り直し、階段を上がっていた持ち主と思われる女性に「財布落としましたよ」と声を掛けたら戻ってきて拾っていった。歩きスマホをやっていて気が付かなかったようだ。やべーな、歩きスマホ。

 

日本人って米国人の3倍ツイッターをやっているそうである。ツイッターってなにがいいのだろうか。月に1度見るか見ないかだ。イーロン・マスクは、ツイッターが人類のためにならないからそのツイッターをぶっこわーす、ということをしてくれているんじゃないだろうかと思ってみている。

 

増税に反発する動画をよく見るようになった。税金というのは、市中にじゃぶじゃぶに流されたお金を回収するという役割があるようなことを聞いたことがある。アメリカみたいに、物価が猛烈に上がって、給料が高い人は高いけど、安い人はやすくて物価高の影響をもろに受け、盗みが横行し、治安がものすごく悪くなったりしている。アメリカは、ものすごくお金を刷って市中に流して、不動産バブルなんかもやばい状況ではある。日本は、お金がじゃぶじゃぶしないように税金で回収して、G7の中ではうまくかじ取りをしているようにみえなくもない。学生の就職率も悪くないし、失業率も高くないし、物価も光熱水もガソリン代もほかの国よりはましに見える。まあそういうのは立場によっては困る人もいるだろうから個人の感想ではある。なんかYoutube動画も大衆を煽るような迎合するようなのが増えてきたように感じて、見るのを控えたほうが身のためなんじゃないかという気がしてきた。

 

日本にプルトニウムは46トンあるとか。長崎型原爆ってプルトニウム8s必要だったようなことを聞いたような。イランとかがすごい頑張ってウラン濃縮してたりする一方で、日本にはすぐに核兵器に転用可能なプルトニウムがそんなにあるのか。ふーん、そんでもって長距離の巡航ミサイルいっぱい買ってたりするんだ。射程1000km以上でとても精密に目標に着弾する奴。さすが日本、先の大戦の教訓をよく学んでおられる。

 

 

20230807月

3年ぐらい悶々としてきた仕事の山場を越えた。これが完成したら、ずっと頭の上に載っていた悩みの種がなくなるのか。あきらめもせずにずっと取り組んできた。毎日挫折を味わった。「俺はカスだ……」と劣等感を味わいまくって、べろべろなめて、おなかいっぱいの日々だった。それでもあきらめずにねちねちねちねち取り組んで絶望的な中から糸口をつかんで立ち上がり、11か月の激闘の末、今日を迎えたのだった。3年間収監されて強制労働をしつつ、そろそろ釈放という感じ。ああ、娑婆に出たら何をしようかと思う。毎日1時間ほどゲームをしていたことがあったが、あれを再開しようかとか、チャリンコに乗れるほど元気になれるかもしれない。本日は朝から激戦だったので、なにも思いつかない。ぱーっといこうという概念はわかっても特にしたいことや欲しいものがない。お金さっぱりつかっていない。特に食べたいものもない。

音楽を聴いてみたら、なんというかいい曲ばかりに聞こえる。だんだん生活に彩がもどってくるのであろうか。ただまあ、ほのかに感じるのは、生きてゆくということは楽しい。しんどい仕事も含めて楽しい。こういうのを老人力というのだろうか。

自分の「苦あれば楽あり」という宗教からすると、猛烈に苦労を消化したので、あとは楽ばかりという感じかもしれない。受験とか就職よりもはるかにきつかった。これからは確率的に低い事象を引き起こせる。実際もういろいろ起きているように思える。この蓄えたいろいろを使ってもっと仕事をする。もっと苦労を稼ぐ。もっとだっ!(このあと2か月げろげろに苦労の日々だった)

 

20230805土

結構長い期間仕事への集中というかのめりこみがすごい。いつもだいたいピンチというか、原稿の締め切りとか、プレゼンとか、設定された締め切りがつぎつぎ襲い掛かってきて、そのつど集中していると、なんというか仕事ばかりしているような気がする。労働時間が長いわけではないのだけれど、自由時間に集中して仕事をしていたりする。人間って変わるものだなあ、と危機に臨んで本気が出るのはありがたいことなんじゃないかと思う。

その気の抜けない時期にかみさんが恒例味噌づくりで一週間実家に帰ってしまった。親孝行のいろいろがあって望ましいことではある。残された私は、今週もきつい仕事を淡々とやっていた。同僚に連れられて外食を1回だけやった。ラーメン1杯が1100円もすんのか。とてもスパイスの効いた辛いラーメンだった。辛すぎてスープが飲み干せなかった。まあそれはそれで地味な日常の刺激にはなった。それ以外の6日間は、餃子から揚げ、餃子から揚げ、麻婆豆腐とんかつ、インドカレー、インドカレー、インドカレー、という感じで自分で作って食べていた。出来合いのものを買ったのは焼き鳥30%オフ376円、弁当用にシュウマイ2種、ミートボール1袋のみだった。使ったお金は1週間で2000円ほどだろうか。5日間弁当を詰めていっていた。自分で作ったものはものすごくうまく感じたが、出来合いの焼き鳥とかシュウマイとかミートボールはさえない味だった。ちゃんと作ると食い物はうまいんだなあ、と思った。

外食とかコンビニで買った飯とかで6日間3食食べると、1食1000円だったら18000円だけど、使ったのは2000円なので、まあ9分の1、一食100円ちょっとか。弁当を作っていっていたがかなりうまかった。カレーに入れていた鶏肉とか、から揚げとか、餃子とか、とんかつとか、弁当はうまかった。自家製の梅干しがいい仕事をしていた。

日曜日に餃子を作った際に、キャベツとにらを刻んでニンニクを1かけすりおろして塩小さじ1杯、ごま油大さじ1杯、豚ひき肉300gをよく手で混ぜたあんをつくるのに10分。半額の皮につつむのに10分、3食分の餃子を作った。焼くのに10分、食べ終わるまで作り始めから1時間だった。なんかとてつもなくうまかった記憶がある。肉が300円、ニラが198円、皮が200円、キャベツが20円、油10円、これで5人前の餃子ができる。1人前6個が、140円である。自分で作ると、一番うまいタイミングで食える。焼いて10分以内はうまいが、冷めるとかいろいろで味は落ちてゆく。作って食べるというのは、値段は安く、味はよろしく、食べたい量食べられて、好きな時に最高の状態で待たずに食えるということだわなあ。餃子、酢豚、とんかつ、インドカレー、から揚げなど、本当にうまかった。ただ、好きなものを好きなように食うと野菜をあまりとれていなかった。こういう生活を続けていると健康に良くないかもしれない。毎日かにかしらスーパーで商品を眺めるのだけれど、なんか億劫で手が出ないのだった。食材は家にあるので間に合っているけど、出来合いのものには魅力を感じなくなってしまった。お金使うのが億劫。

 

20230727木

このところ仕事への集中というかのめりこみがすごい。うわーこれは大変そうな仕事だ、というやつに食らいついて、あれれなんか仕上がってるねえ、という感じに乗り越えてきた。集中した時間を記録していると、ここ数年ではないくらいにその時間が長い。1日300分も集中して何かをしていたりする。あっという間に夜になる。これはさらに仕事をやっつけるチャンスなのか、と仕事中毒みたいなことを考えていたりする。

本日も「これはちょっとやそっとでは片付きそうもない」仕事が片付いてしまったので驚いた。え?自分ってこんなことできんの?おかしくない?暑さでおかしくなったのか。いつもは判断に迷って同じところをぐるぐるして時間が経ってしまうものなのだが、「今はこれをやる」「決めてこれをこのようにやる」と判断が速く、集中して、次をやる、というのを繰り返していたら、ひるむほどの作業量だった処理がごく短時間で片付いていた。こいつはひょっとして稼ぎ時なのでは、とさらなる仕事欲がでてきた。

帰り道、なんかよさげなものないかなあ、と待ち時間に店を見たりしたけど、なんにも欲しいものがなかった。読書と仕事でまあいいか、という感じである。帰ってから食べる飯はうまい。冷やしていた水道水500mlがやけにうまい。

 

昨日HDDレコーダーが不調になっていた。本日も不調。それならそれでまあいいか、と思ってしまう。毎週録画していたものがあったが、録画がたまるばかりであまり見ていない。テレビ離れが進みそうだ。畑に水やったほうがいいのだろうけど、なんか億劫だ。まあ連日35℃前後で気候が苛烈なのでさぼっている。

まあ娯楽よりも、仕事のほうが滋味があるというか、味わい深い。

 

20230725火

仕事漬けで疲れた。ものすごく暑くて頭痛がしてきた。

 

自動車修理会社だか中古車屋だかのえぐい話が今後もどんどん出てくるんだろうなあ。本日は、店の前の街路樹を勝手にぶった切っているらしいという報道があった。街路樹があると売り物の中古車がクルマで通りがかる人に見えないからだろうか。比較的近い3店舗をストリートビューでみてみると、あらあら、やってますねえ。切り株になっちゃった街路樹がこの店の前に来ると不自然に多い。会社ぐるみで公的機関が管理する街路樹を勝手にばんばん切っているんだぜ。もうやりたい放題じゃん。こういうの反社っていうのだろうか。どこかの街路樹については被害届が出ているとか。そういうことをやっておいてバックレているらしい。いや、多くの店舗でやっていて、会社ぐるみじゃありませんってそりゃ通らないだろう。責任者辞任しても逃がさないだろうなあ。大規模保険金詐欺とか、器物損壊とか、もうとてつもない数の犯罪てんこ盛りで、やった人全員捕まえてほしい。ぐるになっていたような保険会社も根こそぎつかまえてほしい。これらの会社はちょっと気の弱い人から万単位で金をだまし取ってきたわけで、そんなやつらが集団で300店舗も店を構えていたのかと思うとそういう悪の集団は根こそぎすりつぶすようにとっつかまえてねちねち裁判で罪をとことん償ってほしい。関係者、全員残らず、退職者までさかのぼって、悪いことしたやつは全員。まずは業務停止命令と責任者の逮捕、家宅捜索だろうか。会見で出た「ゴルフを愛する人への冒涜」ってえ?そっち?この人鬼ゴルフ好きなんだろうか。「車を愛する人への冒涜」でしょ。靴下に守られたゴルフボールは傷つかないと思うよ。えげつない阿漕な金儲けを追求したこういう会社は、まあ廃業だろうなあ。こいつらが裁かれないような国なら絶望して、鬼のように節税するだろうなあ。

 

20230721金

本日はワクチン接種のため休みを取った。家事をしながらも頭は仕事をしていた。出かけて時間の合間に農業屋でホワイトアイシクルという品種の白くて長いはつか大根の種を買った。198円、10ml650粒入っているそうである。

今までワクチン接種は大きな会場でやってきたが、本日は病院で受ける。爺さんばあさんに交じって受ける。ワクチンで熱を出すかみさんのバックアップというかついででうけているようなものだ。

ワクチン接種後も3時から職場のトップの放送があるとかで、パソコンの前に座る。職場もトップダウン案件増えたような気がする。昔みたいに上に文句を言う、経営方針に物申す組合というのはない。まあ話を聞いてもらえるとしたら、「こうやったらごっつう儲かりまっせ」という風に攻めてゆかないとあかんやろうなあ。

 

 

20230719水

もう水曜日なのか。暑すぎて汗でぬるぬるしているうちに時間が経ってしまう。

「訳アリ」クラフトコーラ24本1398円(送料込み)が届いた。冷やしてもらったボトルの半分をコップに注いで飲む。色が薄いし、炭酸も強くはない。変な趣味だけど、気の抜けた甘いコーラが好きなので、とても好みに合う。コーラ飲むのは本当に久しぶりだ。デブのじじいだからこういうものを日常飲んでいたら体に悪い。しかしうまいし1本58円という安さなのでまた買ってみようかと思ったりする(この後追加で2箱購入)。

「訳アリ」とあった理由が判明した。飲み終わった後のペットボトルを洗ったところ、コーラが入っていた際に液面があたっていたボトルの内側に白い付着物がみられたのである。攻めた製法で新たなスパイスを加えた結果、たまたまこのような付着物が析出したのだろうと思えた。日本人はこういうのに超絶うるさいので「こんなん売り物になりませんねえ」とか言ったあほがいたのだろうか。自分が販売する立場だったら「う、これは…」と思う。ただ、回収廃棄するには惜しいので、24本送料込みで1398円って異常な値段で販売してくれたのだろう。なるほどそういうことかと納得した次第。「液色が変化する場合がありますが、品質には問題ありません」と包装には書かれていた。これにならって「ボトルの内側に付着物が付く場合がありますが、品質には問題ありません」と書いておけばよかったのだろうが、おそらく想定外だったのだろう。かみさんも柑橘酢をつくるとボトルに付着物が付くので、気にしないそうである。大層うまいので、これに懲りて商品が店頭から消えなければいいなと思う。訳がわかってみても大層お得なので、追加で2箱くらい購入しようと思ったが、到着予定時期にたまたま留守がつづきそうなので、時機が来るまで待つ。

 

20230718火

「日清発酵油かす」278円を、デンファレに1株3つずつあげてしっかり水やりをしておいた。やっぱ肥料あげないと新芽が大きくならない。新芽が出ている今あげるのがいいころ合いだったと思う。週末ランの世話をしよう。

 

先週1398円でぽちったクラフトコーラ1ケース24本(1本58円)は、昨夜配送状況を確認したところ、19日水曜日の配送予定と表示されていた。発送は一昨日されたようなことが書かれていた。えらくのんびりとやってくる。こういうところが「訳アリ」なのだろうか。支払った値段の大半が送料のような値段だしなあ。スーパーでも見かけなくなったクラフトコーラで、コンビニ限定増量サイズに期待して一週間、いよいよあの飲料をまた飲めるのね、と変に期待していた。本日配送状況を見ると、たまたまかみさんが不在の昼に配達に来られたそうで、不在票が入っていたとか。超ド田舎なので、遠路はるばる届けに来てくださって、持ち帰りなさった運送業の方にとても申し訳ない気持ちになった。このような罪悪感にたまに通販を利用すると遭遇する。オークションなどを利用した場合、受け取りの失敗が起きないように注意深く配送の受け取りに配慮していた。「えー水曜日って書いてあったやん」という残念な気持ち。かみさんにも水曜日に届くように伝えてあった。なんというか、こういうことでくよくよする気の小さい男だなあ、と情けない気分に浸る。

配送状況が事細かに表示されているわけで、「配送が早まる可能性があります」とか表示できないのだろうか。なんつーか台風の進路予想みたいな。配達される可能性がある日を表示した上で、ユーザーとしても、「そこにこの時間帯はいません」とか、「この時間帯は必ずいます」とか、書き込めたらいいのになあ、と思う。配送状況が掲示板みたいになるような。15sのケースを「郵便受けに入れておく可能性があります」とか書いてあったのはおかしい。いっそ門のところに転がしておいてくれたらいいのに、と思わないではない。

 

20230716日

遅れに遅れたが、やっとこさミズゴケ550円を買ってきた。おいおい必要な植え替えをしよう。「日清発酵油かす」278円もかってきた。もう少しランの世話をしよう。

 

7月中旬、サツマイモの伸びたツルをぶっちぎって植えると11月中旬で4か月の生育期間で芋がとれるそうである。まだ空いた土地があったので7本ばかりツルをぶっちぎって植えた。

ホームセンタージュンテンドーで、芋のポット苗が55円で売られていた。サトイモの赤芽大吉、石川早生、土だれ、大野芋、絹ひかり、と全然知らない「つくね芋」である。葉っぱが可愛いので買ってしまった。しめて330円。早速畑に植えた。つくね芋は山芋の一種らしい。

畑仕事をしていて思うのは、育てているときに感じる植物に対する愛情が原動力になっているということだった。植えて育っているものをみると、心がじわっと暖かくなるようないい気持がする。畑っていいなあとおもう。

ただ、隣の草ボーボーの空き地はもったいないと思いつつも、手を広げすぎると重労働すぎて体調が悪くなるだろうなあ。

 

20230710月

鉢植えにしたユリが続けざまに咲いて、リビングで強烈に香っている。いい香りも混ざったり強すぎたりするとちょっとなあ。100均で買ったポットにユリを植えるとえらくでかい花がたくさん咲くという印象である。来年はカサブランカを3鉢くらい増やそうかと思う。

 

かみさんが好む三ツ矢サイダークラフトコーラをたまたまアマゾンで見つけてしまった。自分も飲んでみたが好みの味だったという記憶がある。「訳アリ」「タイムセール」とかあるけど、570ml(コンビニ限定のサイズだったらしい)24本15s1398円送料込み、という恐るべき値段だった。1本58円。いつも買うか買わないか迷っていた通勤途上のスーパーの同じ銘柄は500ml88円+税だった(本日以降は棚から消えていた)。えらく安いのだけれど、最近よく聞く「¥」が実は「元」だったりしないのだろうかと用心しながら注文してみた。実際コンビニ支払いで1398円だった。2019年10月4日以来のアマゾンからの購入だ。ほんとこのところ欲しいものがないなあ。

本日知ったのだが、この銘柄、4月に若干味が変わったそうである。山椒と紫蘇がはいっているという。どんなコーラやねん。前のバージョンはうまかったけれど、新バージョンをかみさんに「コレジャナイ」とか言われたら困るだろうなあ。あちゃあ、あったよそういうレビューが。それゆえの「訳アリ」なのだろうか。たぶんコンビニ限定とあるこの商品はコンビニで売れなかったのだろう。買ったこっちとしては求めていた商品が激安で購入出来てとてもうれしかった。とはいえ、かみさんにいらんをされたらちびちびでも自分で飲むしかない。糖尿予備軍の私が果糖ブドウ糖液糖入りの飲料を飲んだらよろしくないだろう。まあなんか鬼のように働いて大汗をかいた今日みたいな日は職場で飲んでも罰は当たらないような気がする。

 

えぐい値段といえば、山奥の大型スーパーの在庫整理で見かけたチョコレート「Ritter Sport」1.4kg980円。まだすごい量がある。仕事がおわって帰りの燃料代わりに1枚食べている。

 

20230709日

ミズゴケ500円を高いと思ってしまった。すまんのう。秋の植え替えシーズンにはしっかりやろう。

 

世界の自動車産業が、日本のハイブリッド技術をどうにもこうにも超えられなかったため、欧米人がオリンピックなんかでよくやる、じゃあルールを我々に有利なように変えよう、というのをやったそうな。EVにシフトしてなんとかゲームチェンジできるんじゃないかとやってたらしいのだけれど、肝心の電池は中国に作らせていたのだそうで、いろいろ不具合がでて破綻するそうである。電池の研究をやっていると、欧米と中国人投資家は電池というものをわかっていなかったのだな、と感じた。

電池って欧米の人たちは半導体のムーアの法則みたくエネルギーの集積度(エネルギー密度)が上がっていくもんだと思っていたんじゃないだろうか。お金をごーんと投資すればすごい電池ができるとでも思ったか、甘いわ!。1991年にソニーが製品化したリチウムイオン電池から30年間、エネルギー密度が半導体の集積度みたいに増えるということはなかった。割と遅々とした歩みだった。革新的な電池の開発を目指したイギリスの電池メーカーが昨年破綻していた。投資家の思惑と実際の乖離が大きくなってお金が逃げたのだろう。今思うとその時点まで欧米人は強烈な考え違いをしていたのだろう。今年になって聞こえてくるのは「EVシフトはなし」、という話であった。研究開発している電池を見るに、まだまだだよね、と思う。スマホの1万倍大きな電池で車は動く。リチウムが足りないので、さあ世界でEVをやるぞとなったときにリチウムはじめいろいろが高くなりすぎてEV車のうまみが吹き飛ぶそうである。車の値段がくそ高くて、充電に時間がかかりすぎて、電気代も高くて、メンテナンスやリサイクルにすげーカネがかかることがだんだん明らかになってきた。そんなものに乗り換えるべしと政治で決めたところ、消費者というか有権者はNOというよ。EVの幻想がなくなった今日、トヨタ、日産ほか日本のメーカーの車がやっぱすげーというふうに世界から見られている。

欧米の投資家は賢い、と思っていたころもあったけれど、割とちょくちょくやらかしているような気がする。お金持ちは頭のいい人もいるかもしれないけど、欲望まみれのたまたま成金になったあほもいっぱいいるのだと思う。そういうあほが何かに驚いて一斉に逃げ出すような行動をとるといろいろがぶっ壊れる。ブラックマンデーとか、リーマンショックとか。この度も米国や中国で巨大な不動産バブルがあったり、長い期間お金がじゃぶじゃぶに市場に垂れ流されたり、インフレがすごかったりといろいろがみえる。日本の賃金が安い、税金が重いうんぬんはあるにしても、いろいろが手堅く運営されてきたように見える。これから欧米、中国、ロシア、中東で起こることを見たら、日本でよかったと思う人多くなるんじゃないだろうかという想像をしている。

 

20230706木

フウランが開花中だ。2輪だけ。手抜き栽培の結果だ。

 

たまねぎが妙に高いようだ。ばらで売っているのは1玉80円くらいのやつを見かける。品薄傾向なのだそうな。栽培技術が向上して我が家は50%増の豊作であるから、たまねぎは親類に配るほどある。ちょっとだけいい気分だ。たまねぎというのは、苗からしてかわいいし、育って行く様子も大変好ましい。楽しいから栽培に熱が入る。植えて楽しい、たべておいしい素晴らしい野菜だなあ。

 

20230703月

少子化って、稼げるようになって余裕が出たら解消するかもしれないなあ、という割と明るい見通しを感じる今日この頃である。地球的にみると人類は増えちゃって労働力が余って、水や食料などのリソースは減ってきているので、多くの人類にとって将来は厳しいかもしれない。日本は、少子化によって人口がシェイプアップしつつあるように見える。稼ぐ力が低くて、結婚できなくて、次の世代を持てない、という状況は、当人には気の毒ではあるけど、稼ぐ力があって、かみさんや子供が互いを大事に思って増えてゆく人たちのためにリソースを譲っていると見えなくもない。言葉は悪いけど、適者生存という形で遺伝子も絞り込まれているということだろうか。世界最高水準のインフラ、産業、環境をもつ日本で、その環境と遺伝子的リソースを上手に保存していると見えなくもない。フランスの暴動などを見ていると、日本以外の世界は結構ヤバいのではと個人的に思っている。

日本で暴動とかちょっとやりたくないなあ。警察官に逆らいたくはない。知らない人の車を壊したり、お店を荒らしたりするのはいやだ。やっている人が居たら止める。若い人が暴れたら、止める人が居るのが分かっているから、日本人はお互いにどうなるかわかっているのでまあやらないよねえ。警察官だって、えげつない射殺なんかやった場合は、社会的にえらい目にあわされるから、まあよほど怖い目に合わないと発泡しないよね。

知り合いのアフリカの方は、圧倒的な高い能力をお持ちで、尊敬している。そういう人が居る以上、人種でくくって差別するというのはちょっと勘弁してほしい。

まあガスにタバコの火が引火して爆発する事件があったけど、ミサイルがどこぞのビルに当たったでなし、日比谷で焼き討ちがあったでなし、製造業がけん引して日経平均はまた上がったとか、日本は本日も平和でいいよ。

 

20230702日

地域のごみ捨て場のペンキ塗りに7時半から呼ばれて寝ぼけ状態でペンキを塗ってきた。7時集合と回覧にあったのを見落としていた。

 

ランの棚の支柱に園芸柱180pをビニールテープで4本括り付けて、遮光ネットをかけてくくりつけ、作業時間正味10分ほどでネット張りを完了した。年々手抜きになるなあと思う。ランの世話が行き届いていない。いろいろ気になる仕事のおかげで気が回らないという感じだ。集中している仕事が一段落したらもう少し手厚い手入れをしたい。もう夏だから少々おそいか。今頃シンビジウムの植え替えなんかやっていた。植え替えの技術がかなり低下していると思う。資材がそろっていない。もっと金をかけろと思う。ミズゴケやらこいしやらがない。本当に衰退したなあとランにすまん気持ちがわいてきた。

庭も畑も草がしげってきたので、草抜きをしていたら汗だくになった。

 

ホームセンターに行ったので、硫酸カリウムを見てみたら500g500円だった。1円1gか。買いためた硫酸カリウムは、800g47円で、1円16g、お値段16分の1か。

 

20230701土

かみさんの好きなかき氷につきあって遠出をしてまたまた山奥のビッグで肥料を買っていた。「かりんさん」は売り切れていて、「硫酸カリウム」が9袋のこっていたのを全部買ってきた。硫酸カリウムの在庫はざっと40袋、32sくらいだろうか。硫安と尿素を2袋ずつ買った。1袋47円。安いので除草剤代わりに利用することを検討していた。

先週来た際に見かけた高いチョコレート「Ritter SPORT」84枚入り1.4kg970円(賞味期限が8月まで)がまだあったので、もう1箱買ってきた。ネットでは6種9枚入り691円+送料1,210円とか1680円(たけえなあ)とかで売られているのを見かけたし、ドイツ産の結構有名なチョコレートだそうな。まあお得なものは買ってしまうなあ。

 

畑のサツマイモのつるがのびてきたので、望ましくない方向に伸びようとするつるは、ぶっちぎって手薄な場所に植え付けておいた。4株くらいだろうか。ツル代40円×4本儲けた、などと考えていた。

 

豆乳づくり第八回は、国産大粒大豆「里のほほえみ」を使って自分独自製法(水で戻した大豆をゆでてからミキサーで粉砕してしぼった)でつくった。この豆乳はとても美味だった。ほんまもんのミルクやった。とても上品なうまみ、コク。こういうのは飲んだことがない。また、先週YouTube動画を参考に定法とされる方法(水で戻した生大豆を粉砕して、煮込んで、絞って作った)でつくった豆乳は、飲むと2回も下ったため、本日フライパンで加熱して引き上げ湯葉にして食った。加熱してもやはり通じがよくなってしまった。便秘に効くんじゃなかろうか。湯葉は自宅でも作れるのだなあ、ということを知った。かなりうまかったと思う。おぼろ豆腐にチャレンジしてみたけれど、ちっとも固まらず、ホット豆乳を飲んだだけだった。大豆の研究は続く。

こうやって手間のかかることをしておいしく食べる検討をするのはいわゆるタイパ(タイムパフォーマンス)が悪い行為と思っている人が多いのじゃないだろうか。金払ってうまいものを食べるとタイパが高いと思っている人が居たりして。そうするとコスパおちるし、自己の技能は上がらないだろうし、工夫のない人間の稼ぎはどうなるんでしょうかねえ。タイパあげてやっていることが、自分のやりたいこと、そういうことを大切に生きてゆきたい、とのことだけれど、それがSNSやネットの閲覧が大半だったりするやつおる?。自分のやりたいことってのが誰もがやってる安きに流れた行動ってことはないのか。まあそうしたいんならすればと今の世の中ではほったらかしである。その生き方ってあとで「しまったぁ」と思わないかどうか、だけど、まあしったこっちゃないわなあ。好きにすれば。

 

20230625日

ジャガイモを掘って黒大豆の植え付けるのが本日のお仕事。8時起きで芋を掘る。まだかなりあるなあ、と思っていたらサクサク作業がすすんですぐに終わった。だが、ものすごく汗をかいた。大根やカブも収穫して持って帰る。ジャガイモをいれた箱が重い。今年のジャガイモは茎が枯れるまで置いておいたためかなんか大きい。うまそう。全然重量は計っていなかったので多いのか少ないのかはわからない。たまねぎが昨年より50%くらい多いので、そこそこあるからまあええかとおもう。

夕方になってから植え付け場所に穴を掘って肥料を入れておいた穴に黒大豆の苗を植えた。40本あった。種から苗への歩留まりがよかったと思う。種代396円なので、1株10円くらいになった。今年はごりごりに肥料をやって育てる予定。「肥料ごりごりやると黒大豆はたくさん実る説」があって、今年はそういう方針でやる。5年くらい前に気の迷いで肥料を多めに与えた際に比較的まともな収穫があったという記憶がある。15年くらい黒大豆をやってきて豊作を経験したことがない。玉ねぎ、サツマイモ、ジャガイモと豊作を経験してきたけど、黒大豆だけは満足したことがない。いっぺんでいいから鈴なりの大粒黒大豆がなっているところを見てみたいのだった。

サツマイモは今年田舎に50本も植えたので満足して今年は昨年の半分くらいにしている。大根を切らさないように作りたいとか思っている。

 

英米では少々の窃盗だと捕えないことにしているとかで、小売業の被害が13兆円にもなるという。あほなのだろうか。そんな犯罪者がわらわらいるのを容認した社会ではまっとうにやっている人間がバカを見そうでいやだ。少々給料がよかったり、競争力がつよかろうが、そういうのはなんかいやだ。なんというか盗人をほっておくというのは、人間を大事にしている社会とはとても思えない。昔サンフランシスコで学会があった際に行ったヒルトンホテルが治安の悪化のため閉店したと聞いた。別のホテルに泊まっていたのだけれど、夜通しパトカーのサイレンが聞こえていたので、当時から治安が悪かったのだろう。今は輪をかけて治安が悪そう。そんなところへ行きたくないなあ。なんというか世の中だんだんえらいことになっているように見えなくもない。

 

 

20230624土

先々週だったか、硫酸カリウム800g47円(昔200円で買ったことがある)、「かりんさん」1s47円、硫安1s47円、尿素1s47円という見切り品を多量に買ってきた。20sの袋の値段と比較しても半額以下だったので、もっと買っておけばよかったと思っていた。本日同じ店に行ってみるとまだかなりの数残っていた。こんなお得なものが売れ残っているとは。硫酸カリウム800gを30袋、かりんさん1sを5袋、硫安1sを2袋、尿素1kを2袋、39袋×47円*1.1=2016円。20sの塩化カリウムが3080円だから、まあ半額ぐらいだろうか。家計で買ってもらった。しかし、これらの肥料の使い方をちゃんと理解しているのかといえば、怪しい。ただまあ、多くは海外から来るものなので、来なくなることや、高騰することも考えつつ、今後はものすごく値段が上がりそうなものはこうやって買っておく。

 

20230623金

うんざりするくらい仕事があったように感じた一週間だった。暑かったり雨にぬれたりコロナが流行ってきたり、いろいろだ。

夏場は水道水をペットボトルに入れて冷やして飲んだり、お茶を入れて飲んだり、見切り品のレギュラーコーヒーを淹れて飲んだりしている。とても安い。まずもってジュースやビールを買うことはない。単純に水、お茶、コーヒーをおいしく感じる。安上がりな好みというのはいい。豆乳を飲むとほんとものすごくおいしく感じる。コクってこういうものじゃないだろうか。喉の奥から舌の中ほどまでで感じる重層的な味わいで、とてもおいしいものを飲んだり食べたりしたときにだけ感じる感覚が味わえている。原料30円で、手間暇かけてつくった豆乳は、めんどくさいことをする価値がある。粒のちっこいアメリカ産大豆でこんなにうまいのだから、国産大豆の大粒のやつとか、秘伝豆とか使って豆乳を作ったらもっとうまいのだろうなあ(のちにやってみたらそうでもなかった)。このところ毎日しぼりかすのおからを調理したものを食べているのだけれど、これも大層風味がよくて、甘くて、切りこんだ大根葉、蕪の葉っぱなどの風味もいいアクセントになっていて大層うまい。おからってこんなにも上質のおかずだったのか。これも出汁のなせる業だろう。アメリカ産大豆だから大味なのだろうと思っていたが、かなり品質は良いように感じられる。よごれた豆を全然見かけない。3日に1度豆乳を絞らせるくらいには魅力的な食材だ。

一般のお父さんは、晩酌にビール500mlを1本くらい飲むのだろうか。アサヒスーパードライ500ml258円だそうな。多分私が飲む水よりは200倍は高そう。毎日飲んだら年間93988円になるそうな。すげー大金だ。ペットボトルの飲料は、「160円くらい、おれは稼いでいるんだ」とおもっても、365をかけると、58400円にもなる。「ラテマネー」と呼ばれるちりも積もればという消費だわな。畑を年間フル稼働させて、たまねぎ1000個、ジャガイモ80s、さつまいも100s、大根、小松菜、蕪をつくって金額に換算すると9万円くらいになる、と計算していた記憶がある。一日のコーヒー代、昼と夜にのむやつで、粉とフィルターで60円くらいだ。ビールやペットボトル飲料を飲むやつ金持ちだなあ。

 

視界にスマホの画面というものがない生活をしている。目に映る世界は美しいと思う。パソコンでみる動画サイトでは、誰かがツイートしたしょーもない発言への批判とか、煽り運転とか、痛そうな動画とか、感じの悪いものが溢れているから、スマホからみえる世界もだいたいそんな感じの悪いものが流れてくるのだろうか。読書の合間で車窓からみる世界は今日も変わらず美しいと思う。

 

 

20230621水

Wikipediaに「豆乳(とうにゅう)は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉した飲料である。」とあった。これまでこの作り方とは違うやりかたをやってしまっていた。大豆を水に浸し、水を捨ててから新しい水を加えて煮込んでから、ゆで汁は捨てて、ミキサーに水を入れて、ゆでた大豆を加えて2分粉砕し、お湯を加えて1分粉砕してから、ガーゼ2枚重ねて濾してつくっていた。これが6回目の豆乳のレシピだが、味は大層よかった(原料の大豆150gで30円)。まあそういう作り方もあるということで、次回7回目はオーソドックスな方法を試してみよう。

 

20230618日

 ユリの花がいろいろ咲き始め、畑に咲いたユリは2本切り花にした。1本といいながら4つほどの大輪のユリが咲いていて花束みたいだ。

枯れたジャガイモの株について芋ほりをしていた。いい感じに大きな芋ができている。1個58円くらいで売っていたくらいのやつ。3分の一掘っても結構儲かった気分になる。

 

大豆をスーパーで買うと、250gで400円くらいするのか。最近のスーパーは何も買う気が起きないほどどれもこれも商品のお値段が上がったと思う。昨年購入した25sアメリカ産大豆は5100円で、250gだと50円ほどになる。豆乳第5回はこれまで100gの大豆だったところを150g(30円)にして、豆乳を濃いめに作ったつもりだが、味はあまり変わらなかった。おからはかみさんの味付けによりだんだんうまくなってきた。豆乳の香りとコクがあるおからだ。おからがこれほど素敵なおかずになるとは夢にも思わなかった。子供のころ親戚の家でおからが食べられなくて叔母に怒られた記憶があって、おからにはふくむところがあったのだが、自家製のおからにより積年の恨みは解消した。ようするに叔母のおからがまずかったということなのだろう。先週は、弁当に3回、夕食に毎食でてくる。うまいのでだんだん食べる量が増えてきた。アメリカ産大豆やりおる。いまごろはかなり値段が上がっているだろうなあ。一握りほどを庭に植えたトウモロコシの近くに撒いておいた。なんだかこの大豆の枝豆を食ってみたかった。

 

土曜日というのに、とある大学の加速器を利用した分析を行った研究者はポスター発表をしろというその大学の催しに参加することになっていた。同僚と出かけて、今が旬の先生の講演を聞き、ポスターを発表してきた。ちょこっとやった研究をポスターにまとめてしゃべるのであるが、のっけからラスボス登場。先ほど講演をなさっていた新進気鋭の教授が目の前に立ち、「説明して」と言われてしまった。げー、こっちとらロートルなんですけど。真面目に説明をしてコメントを頂戴したような。この先生の論文は結構読んだような気がする。なんか、チャールトンヘストン主演のベンハーで、主人公のベンハーの前に十字架を背負ったあの方が立ったあのシーンが脳裏をよぎる。うまい表現だなあ。顔が出ちゃうと「これはちがう」とか思っちゃうもんなあ。この顔を見せない表現は、高橋留美子著「めぞん一刻」の総一郎さんとか、「銀魂」の吉田さんとかあって、話に深みが加わるような気がする。その若い教授様はなんかオーラがちがった。ある意味この国の研究における至宝のような先生である。我が国の研究に資する仕事をしたいなあ、と思った次第。

 

20230615木

 玉すだれデンドロが咲いていた。これも毎年咲く原種デンドロだが、名前を忘れている。

 

夜中にNatureの論文を読んで、寝起きからバス電車で読んで、それまで知りたかった方法が記述されているのを読むと、なんというか得した気分だった。Natureの論文ってほんと恐ろしく内容が濃いし、よくこんなもん見つけたなあと思う発見が記されていた。朝からへとへとで、腰も痛くて、それでもうまくゆくかどうかわからん仕事をいくつも仕掛けて、仲間と議論したり、あれやこれやしているとすぐに帰る時間になり、明日のプレゼンの用意とか、別の報告とかいろいろ考えつつ、最近時間が経つのが速いなあと思う。

晩飯の後に文献を読むとだらだら過ごさなくていいということが分かったのだけど、本日はだらだら過ごしてしまった。もったいないなあ。もうちょっと戦えないかなあ。

だらだらYouTube動画を見ていると、若い人の視点で語られる世界は、給料が低くて、物価が高くて、SNSやネットにどっぷりで、嫌なニュースに執着している。こっちは、仕事以外では、アメリカ産大豆からつくった豆乳がうまいなあ、もっとうまくできるだろうか、育った大根収穫しないとなあ、とか考えている。世の中いろいろ不安があるみたいだけど、取るに足らないおっさんでは手の余ることなので、自分にできることをすると決めている。目の前にあるものは、生まれた昭和の頃とは比べ物にならない情報と物量の豊かさだ。娯楽とか、本とか、パソコンとか、ほんとすごい。物価高でカップ麺が200円をこえたとかいう動画もでていたけど、5袋158円の袋麺だって先週2袋も買ってあるのをいつ食べようかと思っていたりする。朝食は、おからをねりこんだ、ピザ生地を焼いたもので、この1枚の材料費20円だった。まあ悪くない味だった。

今日も仕事でへとへとではあるけれど、明日もしんどそうだけど、給料とか物価高とかSNSとかニュースのこととか全然考えていなくて、やっぱ仕事が山場なので、集中してゆこう、と思う。

うお、窓に蛍が張り付いて光っている。そういう季節か。

 

20230613火

蒸し暑くなってなにやら調子が悪い一日だった。気分がよくない。汗をよくかく。頭が重いような。なんか不安と焦りを感じる。そこへもってきて、特別徴収住民税決定通知書なるものが届いて、中をつぶさに見て嫌な気分になった。税金ってすげー取られとんのな。年間の小遣いなんか可愛いものだ。動画でみたのは、月収35万だと、なんやかんやで11万持って行かれて、24万が残って、これを使うとさらに消費税をとられるという。こんな大金もって行ってなんに使っておるんやろうか。大汗かいて働いたが、一日やばい気分だった。こんな日もあるよ。

 

経済産業省プリゼンツ、「未来人材ビジョン」、が豊富なデータとそれにつけられたえぐいタイトルでなんか危機感を煽る。日本の働き手の現状がとてもよろしくない。どうしてこうなった、と思う。原因の分析はしていないし、何が悪かったとも言っていない。

「日本の国際競争力は、この30年で1位から31位に落ちた」とかある。1991年までは1番だったのか。すげーなあ。そこからの31位ってなんかすげー転落ぶり(昨年はさらに35位まで落ちた)。

「日本の学生は、「大学生後期」に進路を決める者の割合が高い」ようするに3年生から真剣に自分の将来を考えるわけか。そんなもん小学校のころからちゃうんかい。

OECD加盟国中、日本の15歳の数学的・科学的リテラシーはトップレベル」素材はすごくいいのよ。でも大学生になるころには世間ずれしたくたびれた人材になっているのだろうか。

まあこの30年間防戦一方だったような気がしなくもない。アメリカにさまざまないじわる(米国産半導体を買えとか)をされて、多くの枷をはめられたらしい。しらんけど。そこへもってきて米国は中国をひいきして仕事の多くはそっちに回されたのか。日本はよく頑張ったんじゃないのかなあ。なんとなく、これからは大きく変化するように思う。

 

20230612月

豆乳4回目だろうか。昨年4/22に買ったアメリカ産大豆25s5100円をどうしたものかと始めた豆乳づくりの続きである。豆が届いたとき、「ちっさ……」と落胆して1年ほったらかしにしていた。うまそうに見えなかったのである。

だが、下手なりに絞った豆乳はなんかいい味していた。3回目にははっきりうまいと思った。うまいからつづいている。作業にも段々慣れと熟練がでてきた。

100g(20円)を2日も水に浸して、水を替えたりして、15分煮て、ざるにあげて、水を加えてミキサーにかけて、お湯を足してミキサーにかけて、3回に分けてガーゼで絞る。ガーゼをひっくくって、握力50sで絞る。すげー体力をつかうし手間がすごいねえ。今回はなぜか300mlもとれた。おからは茶わん一杯取れた。かみさんが、前回とれたおからでおかずのおからを作ってくれた。弁当にも入っていた。かなりうまい。おからが廃棄されずにおかずにしてもらえるようになったので、今後も豆乳を作れそうだ。大豆が無駄にならなそうでよかったと思う。

 

スマホ修理の動画を見ていた。日本人大好きなあのケータイの最新機種が12万円とかにたまげた。まあ昔のパソコンはそんな高いのを買ったような気がする。そんだけ金があったらCorei9の自作パソコン組むか。5年使ったスマホの電池交換9800円、映らなくなった液晶の交換19800円とか、データ基盤を新品に移し替えて4万円とか、まあみんな金持ちだなあ。音楽を聴くだけのスマホは400円くらいだった。音楽聴くだけだしなあ。それ以外したいと思わない。格安スマホを調達してまで今風のスマホ使いを始めるのはだるい。そんなに魅力はない。液晶交換で2万円かけるくらいなら大豆買うわ。SNSかあ。忌避してるよ。なんにしてもスマホ使いすぎは頭と体と生活と言語能力、稼ぐ力にとても悪影響があると思うよ。

 

 

20230611日

シンビジウムの花がしおれ始めてしまった。もっと頻繁に水やりするべきだった。

 

本日はイオン系列の良くゆく山奥のお店で5%オフだったので買い物にいってきた。本日はこれといったものはなかったのだけれど、園芸資材のコーナーを見ると、過リン酸1s47円、硫酸カリウム800g47円、硫安800g47円、と高そうな肥料が軒並み在庫処分価格だったので買ってきた。この値段はパッケージが変わるかで在庫処分の値段だろうか。硫酸カリウムって10年以上前に270円で買って、数年前には400円くらいに値上がりしていたので、欲しくても手が出なかった記憶がある。それが47円。頭の中で計算すると、本日ホームセンタージュンテンドーで見かけた塩化カリウムが20s3000円と比較しても十分に安い。それぞれ4袋ずつぐらい買ってきた。かえってネットで確認すると、「かりんさん」は400円。硫酸カリウムは同じパッケージのものは605円。モノタロウでも800g548円とあったので、やはり山奥のイオンはときどき恐ろしい値段でモノを売っていると思う。硫安1s47円を買うとき「窒素あんまりつかわんしなあ。尿素も8s300円の袋とかあるし」とは思ったが、尿素とは何か違う特性や使うべき機会があるのかもしれないと考えて買った。同じパッケージのものはネットで385円だそうな。硫安の相場は20kgのもので比較すると4000円を超えていた。意外に高いのに驚く。肥料の値段が上がっている今日、こういう在庫処分品は鬼のように買っておくべきだったのだろうか。まあかなりの量仕入れたと思う。

本日は、ジュンテンドー、コメリ、ストック、コーナンとサツマイモの苗をさがしたのであるが、1本も見かけなかった。たまねぎやジャガイモの後作で植えたい人が居そうなものだけれど、売られていなかった。6月に入ってから全然見かけていない。農業屋が扱っているくらいだった。ジュンテンドーで黒大豆の種を買ったので、この夏は黒大豆を植えてお茶を濁そう、と思った。

早速かえって黒大豆を植えた。20粒はいって190円の種を二袋、ポットに撒いて、水をかけて、かごをかぶせておいた。かごがないと確実に鳥に食われる。また、種からなえをつくっていたインゲンとトマトを植え付けた。55円の種からトマトの苗は2株か。

昨日じゃがいもの下の葉が黄色くなった小さめな株をほってみたら、ぱっとはしないが、種イモの10倍くらいの収穫はあった(20倍を超えることもある)。この時期になってもジャガイモの茎が倒れず、枯れず、まだ生育中で、芋ほりが完了していないのは珍しかと思って調べたら昨年は6月19日に芋ほりを完了していた。植えて92日目くらいの、たぶん来週あたり芋ほりだろうか。

 

20230608木

家にある大豆の在庫は60sほどだろうか。お米もそのくらいある。お米はわりとすぐになくなってゆくのだけれど、大豆60sは気の遠くなるような多量に感じる。

以前25s5000円で買ったのはカナダ産の大豆だと思っていたら、アメリカ産大豆だったか。豆が小さいので味はそこそこだろうと思っていたのだが、最初に作った豆乳をおいしく感じた。アメリカ産なにげにクオリティが高い。つぎにその豆乳を目的として、大豆100g(20円分)を2日間水に浸し、15分茹でて、2倍の水とミキサーにかけて、木綿のガーゼで絞った。ものすごい力をかけて150mlの豆乳がとれた。おからが多量に出た。なんというか絞り切れていない感じがする。少量ずつしぼるべきであったか。

 世間には乾燥豆を放り込むとゆでてミキサーして絞らずに豆乳っぽく飲める豆乳メーカーというものが売られているのを知った。値段は1万円以上する。そこまで豆乳に入れ込んでないので、今ある道具でなんとかうまい運用方法を検討しよう。

 

20230605月

土曜のサイクリングや農作業で疲労しているのか、少々調子が悪い。

 

インドで超難関大学に30人の生徒を送り込む無料の塾の話を読んだ。塾長は、かつて論文が認められて英国の大学から招かれていたが、渡航費用が工面できず、心労から父を亡くしたという人で、貧しい中から立身して多くの優れた人材を生み出すに至った話に感銘を受けた。その塾は、入塾テストを1万人が受けにきて、極力貧しい家庭の才能ある若者を1年間無料でサポートしているという。入試までに、入試クラスのテストを100回受けるのだという。インドの大学は、ものすごくレベルが高いのだそうで、そこを卒業するとめちゃめちゃ能力の高い人になるのだとか。

日本も昭和のころは、立志伝中(人一倍の苦労と努力をして成功した人、という意味だそうな、還暦近くまで辞書引いたことがない言葉だ)の人の話は多く聞かれたものだった。司馬遼太郎著「世に住む日々」(1-4)、百田尚樹著「海賊と呼ばれた男」(上下)とかいうのが頭に浮かぶ。そらもう日本にはすごい人がいた。

でもさあ、今ってなんかすごい人っているんだろうか、と思ってしまう。藤井さんとか、大谷さんとか思い浮かぶけど、なんかちゃうでしょう。すごい人はねえ、そういう人がいるから日本は大丈夫だって思えるような人なんじゃないかなあ。ものすごく頑張って世界と堂々渡り合ってそれでも国民の銃撃でお亡くなりになるというのは悲劇以外の何物でもなくて、そんな状態だからみんなお金のことばかり言う国になっちゃったのかなって思う。いいおっさんがさ、俺は5000万円持ってるから老後は大丈夫だ、って思っているだけの人。俺の会社はこれからも世界相手に稼いでゆくからみんなの生活は大丈夫だ、っていう人はいるんだろうか。昭和のころはそういう人が居た。ゆえになんか安心感があった。俺たちはここまでやってきた。これからもやって行く、という人が居た。今の大人は、俺は言わんけど金持ってて大丈夫だけど、あんたらはしんどいやろうけど、まあすきにしろや、って感じ。若い人はしんぼうもへったくれもなく、必要なことはやらんと、先のことを考えずにスマホにふけっているような人が多くないだろうか。

インドのレベルからすると日本はとても豊かだと思う。「プレステ5買ってほしい」「家の手伝いなんて知らんし、スマホ10時間いじりたい」「勉強したくない」とか思っている日本の若い人たちは、頑張ればいい大学へ行けるチャンスはインドの人よりは高いのではないだろうか。家が貧乏なので働いて金貯めて大学に行く、とか思っているインド人だとそりゃまあ割合は少なくても分母が13億人だからすごい人が出てくるだろうなあ。まあ日本もこれからぐっと貧乏になって、真剣に自分の将来考えるしっかりした若い人が出てくる、かなあ。

 

 

20230604日

昨日のサイクリングで疲労しているのか、少々調子が悪い。

玉ねぎを収穫した跡地からマルチを丁寧に外して、耕しておいた。9mくらいの長さの畝だ。これに庭に仮植えしていたサツマイモの苗を移植する。苗の活きのよかったシルクスイート10本はそのまま移植。10本600円が300円に値下がりしていた安納芋は、5本になっていた。同じく600円が300円になっていたベニハルカも10本が7本になっていた。200円になっていた紅あずまは10本中4本を植え替えて、植え付け場所は26本の苗でいっぱいになった。やっぱいい苗を買わないとちゃんと生えてこないということだろうか。いい勉強になった。

ジャガイモの収穫がまだ先になりそうなので、そのころにサツマイモの苗がまだ売られているのだろうかと考えてしまう。本日ホームセンターにいったところサツマイモの苗は見当たらなかった。

 

昨年4月7日にオークションサイトで調達したアメリカ産大豆25s(1sあたり204円)は、食糧危機がくるかもと思って調達したのであるが、粒が小さく、国産大豆があまりにうまかったため、1年間手付かずだった。なんというか大豆様に申し訳ないなあ、と思って過ごしてきた。このほど、絹ごし豆腐の作り方を知ったので、ミキサーを買い(ビッグにて2000円で購入。いやに安かった)、豆腐作りを試してみた。100g大豆(20円)を2日間水につけた。思いのほかきれいな大豆だった。小さいけど、品質はよさそう。膨らんできてから、豆の皮を丹念にとった。15分間ゆでて、2倍の水を加えてミキサーで粉砕し、ざるを通した。豆乳というものである。これを電子レンジで60℃または70℃にあたためて、にがりを加えて冷ました。余った豆乳は意外とうまかった。豆腐は結局固まらず、にがい豆乳になっただけだった。

 

20230603土

クリソトキサムが咲いたので、屋内に入れて鑑賞している。珍しい開花なので写真撮らなくてはと思うのだが、最近写真を撮る元気がない。

 

休日で時間もあったのでチャリンコに乗って街まで行ってみた。途中の山の中は楽しかったが、古本市場では商いが薄かったなあ。いつもより少ない本を抱えてレジに並んでいると、前の子供を連れたお母さんらしい人はプレステ5を買っていた(ちょっとぐぐってみると57000円する。子供二人の1か月の塾代くらい。息子に買ってもらったチャリンコくらいの値段か。ケチな私には目もくらむような金額である)。すげー、金持ち。家族でプレステ5か、すげーなあ。それに子供が突っ込んだ時間はあとあと凶と出るか吉と出るか。

子供がいる世帯収入は600万円が中央値とかなんとか聞いたような気がする。てきとーなことをいっている。年収300万円時代に、600万円というのは結構な高給取りだと受け取る人が多いのではないだろうか。でも本当のところ、それぞれ年収300万円の二人が頑張って600万円になっているということじゃないのか。家族がいると、子供可愛さや、配偶者を大事に思う気持ちで踏ん張りがきいて豊かになれるというもんじゃないの。それに単純計算で一人だと、年収300万円だけど、その年収300万円どうしが夫婦になったら世帯年収で600万円になり、しかも住居費負担は半分、生活にかかるもろもろの負担が半分、掃除洗濯料理の手間が半分になって、実質的に豊かになるじゃん。あれ、結婚ってコスパよくね?。1+1=2くらいわかりやすい話じゃないの。なんで結婚しないの?

20代の男女は今日カレシカノジョがいないのが普通、とか言われている。まじか。それってズバリカレシカノジョになれるほど人間ができてねえってことじゃないの。家庭で何にもやらせてもらえなくて、カレシカノジョそれぞれで相手に何もしてあげられないほど行動力が低下しているんじゃないかと想像したりする。お客さん同士が互いにもてなせなくなっている変な店みたいな。お互いがお互いを店員だとおもっていたりして。この人なんで水もメニューも持ってこないのか、ってお互い思っているみたいな。ほかにも、相手が魅力的に見えないという問題はある。私が見ても魅力的に見えなさそう。だっておたがいに何もしてくれないし、気になるのは互いに自分の財布だけか。

恋愛とか、結婚が急に減っているそうだが、さっきの収入の話にしても、ネットでなんか恋愛とか結婚とかしたら損みたいな論調になっている。子供は贅沢品とか、一人前にするのに4000万円かかるとか、結婚は贅沢とか富裕層のやることだとか。そういうあほみたいな論調に騙されているかわいそうな世代にしか見えないんだけど。子供も孫もなければあんたひとりきりで金握りしめてるか、役所の補助だのみの人生やで。自分年とったときに役所が助けてくれるっておもっててそうならなかったらどうすんの。そんなんで後で後悔しても知らんぞ。

これから日本って景気が良くなりそうなので、そういう雰囲気が理解出来たら、たぶん雰囲気も変わるのじゃないだろうか。結婚しないと損だ、という論調にころっと変わる節目が来ると思う。

 

 

20230531水

垂れ下がる小花のシンビジウムがかっこいい。10年以上の付き合いだろうか。

 

スマホをやっている人を見ると、最近は生暖かい目でみていたりする。毎日数時間、2600回も指でつんつんやっているそうである。10分に1回くらい触っているとか。そんなめんどくさいデバイスは嫌だと思うので、スマホを触らない幸せをかみしめていたりする。80円から110円の本を1日1冊読むペースで、多くの人がスマホに費やす時間を読書にあてていたりする。おててを動かしたり、モノを書いたりする時間もある。

スマホはドラッグなんだそうな。みんなヤクをやっているわけか。タバコや酒に依存する以上にスマホがないとやっていけないそうである。これに若者がのめりこんで、家庭の手伝いなど、とても重要な技能を得る機会損失を起こしているようだ。

若い人の多くがスマホにかまけて、経験を積み上げるタイプの仕事に取り組まなくなってきているように感じる。理系の研究室でもかつてのように研究に没頭している学生が減っているそうである。じじいだけれど、そういう依存がない自分は、日々様々な新しい仕事に挑戦して経験を積み上げている。仕事は尽きることなくどんどんやってくる。じじいながら末永く稼げそうに感じている。残念ながら、ドラッグにふける人たちには、こなせる仕事が減り、じじいには潤沢な仕事が回ってくるのである。

少子化問題ってのは、友達恋愛仕事家事育児様々な生活技能低下により、結婚や子育てがこのドラッグにより困難になっている、ということじゃないんだろうか。正解はスマホに課税して少子化対策予算をねん出すべきじゃないかと思う。ハード税、通信量従量課税など。小中学高校大学生は、娯楽やポルノを見るためにあのデバイスを使ってはならないと思う。家族や、学校とのやり取りのみ非課税。LINE、ポルノ、SNS、動画視聴、漫画などは重課税。まあ難しいんだろうけどね。22時以降の使用はさらに課税。

脳みそがエンストしそうなほど冗長で刺激がなさそうなスマホなんかやっててもいいことはないよ。

 

20230528日

なんつーか、ランへのサービスが低下していると反省する今日この頃である。明幸園にミズゴケをもとめていってみた。植え替えは手入れの基本だわなあ、と思い至ったのである。だが、いってみるとものすごい人出で、レジは長蛇の列、ミズゴケは見つけることができず、さらにはドヘタのホリデードライバーが停車している我が家の車にバックで迫ってきたりされて、逃げ帰ってきた。まあミズゴケは別途調達しよう。ランの値段がすごく高くなっていたように感じた。昔みたいに1000円切ったような鉢を見かけることはなかった。なんもかんも20%くらい高くなった世界にやってきたなあ、という風に感じた。

 

畑の周辺の草刈りをして、昨年キュウリを植えたあたりにまた種から育てたキュウリの苗を植えた。横につるありインゲンの苗も植えた。用水路のそばの雑草もなんというか畑を作っている責任上雑草を刈っておく必要を感じたので、鎌を使ってせっせと雑草取りをした。そんなに暑くもないのにものすごく汗をかいた。

 

一週間のニュースを日曜日におさらいしていると、G7広島サミットの話があって、自分の郷里に先進国首脳が集まって原爆ドームや、原爆資料館やら、宮島やらを見てもらったのはなにやらうれしいという気持ちがわく。首相すげーなあと感じるが、秘書がなんかいろいろ足を引っ張っているなあ。もったいない。

広島の被爆者の「核兵器絶対ダメ」ってのはまあわかるんだけど、被爆二世的な自分の個人的な感想としては、あのやばそうな国がいっぱい持ってちらつかせている段階で、米国が原潜でぐるりと取り囲んで「発射を確認次第5分以内に全都市におとどけ」状態(?)にしているのは、まあそうだわなあと思う。そういう現状に「日本政府は、なにがなんでも核はだめだとなぜ訴えない」という主張は、「まあそうありたいわなあ」と思いつつも、「どの口が言えるのか」と内心思う。もし自分が為政者だったとしたら、こっそり指示して、国内にある何十トンもあるプルトニウムを「これプルサーマルで使いますから」とかいって起爆する格好に加工しておく。そんでもって、そのプルトニウムを入れて精密に着弾する長距離巡行ミサイルを開発して1万発くらい配備しておく。いよいよやばい状況になって核で脅かされたら、Puちゃんを装填して、実戦配備を指示する。プルトニウムが国内にあるってそういう意味なんじゃないのと思う。だって、よそは必死でくっそ手間のかかるウラン濃縮とかやってやっとこさ起爆可能な235Uちゃんをあつめているのに、イギリスやフランスに使用済み核燃料を精製してもらってPuちゃんを返してもらっているわけで、流石は原発大国だねえ、と思う。やっぱ日本すげえわ。アメリカの許可が出たら、発表するのだろう、日本すげえいっぱい持ってますって。

 

20230527土

1週間が飛ぶように過ぎた。寒かったり暑かったり雨が降ったりするが、クリソトキサムのつぼみが大きくなってきた。

 

チューリップの球根を例年よりも早くきれいにしていた。庭の整地もほぼ完了している。めずらしいなあ。

畑のたまねぎは、茎が倒れたものについては、引っこ抜いて、半日畑で日に当ててから、トレイに積んで持って帰った。大きくはないが、十分に使えるサイズになっている。小さなものはそれなりに需要があるので問題ない。玉ねぎは例年よりは高いので、ありがたい収穫である。まあ今後もできた苗は全部植えるという作戦でいいと思う。

 

世界的にコメが不足傾向にあるそうだ。まあそういうのに用心してサツマイモを植えているわけである。粛々とやるよ。

 

ウクライナでのロシア人とウクライナ人との戦闘の様子の動画が流れていた。追い詰められてへろへろになったロシア人に手りゅう弾を投げつけて、それをロシア人が投げ返したりしていた。ロシア人がこれでもかというくらい銃撃されるシーンもあった。じじいになるとこういうのは淡々と見てしまう。見ながら、自分が撃たれる側で、打たれたら銃弾を体がどんな風に受け止めるかを想像してみたりする。その際の気持ちは、悔しいだろうなあ。追い詰められてドキドキして、どうすることもできなくなった状態で、それでも抵抗して、最後はめっさ銃弾食らって死ぬときの衝撃や気持ちを想像した。撃つ側のウクライナ人の気持ちも想像する。自分だってやられる側になることがあり得る戦場だから、どきどきハアハアしながら、くそ死にやがれ、と歯を食いしばって撃っている気持ちを感じる。ただ、撃たれているロシア人が自分の息子だったら、と考えちゃうと、かわいそうで泣けてきた。戦場の誰もかれもが誰かの子供なのだ。そう思うと、戦争ってほんとやめてほしい。この動画はたぶん一般の人にはえぐいので翌日には削除されていた。

平和な半世紀を過ごしてきたのであるが、超やばい国に攻撃されたらどんな死に方をするだろうか、ということを想像してしまう。それはちんけで賢い兵器で、蜂のように飛んできたかとおもったら、パンパン毒針を打ち出して、これに刺されると神経がマヒして呼吸ができずに死ぬというやつである。とっても安上がりに殺されてしまう。そういうめざとく人間を見つけて安上がりに、迅速に、徹底的に殺してしまう兵器はたぶんもう用意されているのだろうと思う。ただ、こっちも死にたくはないので、その毒針を防いだり、効果的に撃ち落とす方法や、帰る機体にえげつない伝染病に感染したネズミを引っ付けて返す方法などを考えていたりする。

兵器の研究開発に真剣みが足りないと思う。猟銃ぶっぱなす異常者に対応するためのモビルスーツくらい開発してほしい。ほんと研究開発ってやってねえなあ。何が進んだのだろうか。鉄砲っていまだに戦国時代の武器ですぜ。人が死ぬような武器じゃない武器を開発しませんかって思う。すげえショック音波で異常者を一瞬で昏倒させるとか、低周波で意識を刈り取るとか、ちゃんと技術開発したらと思う。

「世界平和を希求せよ」と戦争を知る世代がいうのだけれど、それを今の現役世代が受け取っているかといえば疑問だ。あんたら、教育は下手でしたな。肝心の食うための教育がなってないから食えてないように見えなくもない(日本がいちばん食えているようにみえなくもないが)。次の子孫をもつ覚悟すら育っていない。それなのに「戦争はしません」って教育できてると思う?。人を真剣に愛せなそうな世代が、真剣に戦争はしませんとは考えないだろう。いや、戦争はめんどくさいからしたくない、タイパもコスパも悪い、マジ無理、とはなっているか。それゆえ、新兵器でけろっと負けて、やすやすと占領されて終わり、ということはあるかもしれない。そんで盾つくやつはほとんどいないと思うけど、役に立たない奴はいい死に方はしないと思う。マジ無理、とか言っているとボコボコにされて生活態度が改まるか、それでも無理といえばその先はそういうことだろう。おっかねえなあ。まあそっから日本人の真価が発揮されるのか。日本に生まれて本当にいままで幸せだったと思うよ。

 

 

20230521日

花の小さなシンビジウムが咲いてくれた。付き合い長いけど、記録を見ないと名前も忘れてしまっているのだった。

Den.クリソトキサムだったかが花茎を2本のばしている。この花過去に1回か2回咲いているのを見たことがある。とても珍しいと思う。

 

たまねぎの茎がぱたぱた倒れ始めた。収穫は来週だろう。赤たまねぎを収穫して炒めてパスタの具にした。赤い色は炒めちゃうと気にならないのだった。赤玉ねぎは50個くらいはあるのだろうか。全体が1000個くらいあるので、微々たるものだ。でもまあ55円の種で2個収穫した時点で元がとれている。

植え付けるときに苗が可愛くて、全部植えることにしたら、900個のマルチの穴に2本ずつ植えることになってしまった。苗づくりがうまくなったのでだぶついたのである。冬の寒さと強風で空き家になった穴もあるが、ところどころ穴1つに2個のたまねぎがなっていることろがある。そうなると比較的小さな玉ねぎになるのだが、小さな玉ねぎは経験上保存性がよいので、まあええかと思う。全体として、そんなに大きな玉ねぎはできていない。最近の玉ねぎの値段は平年より高いので、これだけできれば、家族全員に十分行き渡ることだろう。ダイソーの種から育てているので、9袋の種だったように思うから、495円が元手か。種代は、サツマイモの苗10本分ほどにしかならないのか。ほか、肥料とかマルチとか苗箱などの値段が2000円くらいだろうか。花芽が出た株は1つだけのようなので、今年も豊作と言える。

私みたいな農業がへたっぴーでも実る作物を探して、ダイソーの種をいろいろ植え付けている。本日は、種からできた苗、かぼちゃ、ズッキーニ、キュウリ、トウモロコシ、インゲン豆を庭のあちこちに植えた。チューリップの球根回収、草抜き、たがやし、植え付けでものすごい汗をかいた。7月まで農業繁忙期がつづくなあ。

 

庭のチューリップをせっせと掘り上げて畑にした。今年は例年になく手際が良い。ゴールデンウイークに山口県のかみさんの実家近辺の安いサツマイモの苗50本のうち30本を仮植えして、先週はシルクスイート10本を仮植えし、本日は20本の鳴門金時20本を植え付けた。仮植えは、安い苗を一時的に植えておいて、まだたまねぎやジャガイモが植わっている畑の準備ができて、そこに植え付けるまでに苗を大きくする作戦である。そういうことをしていいのかどうかはよく知らないので、まあお試しである。苗は1本55円以下、40円から20円で仕入れている。昨年は欲望の赴くままに人気品種のシルクスイートやら、紅はるかやらを1本100円で仕入れてしまったが、収穫自体はパッとしなかった。今年は安い店を見つけて、安い時期に買っておいた。苗代高いなあと思いつつ、まあ食糧危機になったときのための保険としてやっている。

 

自転車は、ガソリンが高騰したり、シーレーン封鎖で入ってこなくなった場合の用心として、訓練中である。わりとやすやすと街まで行って帰ってこれたので、なにかやばいことがあった場合、物資調達行動に運用できそう。さあ来い、俺たちは生き延びてやるぜ。

 

20230519金

仕事でぎゃっとなって、ぐったりして帰ってきたが、なんか花金という気分である。ここはスカッとナイトサイクリングにゆこう。食後の20時に出かけた。真っ暗な池のそばの道を通ったり、急坂を登ったりして12.8km山道を走って古本市場までやってきた。すごく近く感じる。21時なので人がとても少ない。いつもはかみさんに乗せてきてもらって、かみさんを待たせないようにちゃっちゃと本を選ぶのであるが、本日は気兼ねなくじっくり見ることができる。だが、最近読みたい漫画もないし、ラノベの棚から軽そうなタイトルを12冊ほど買っただけであった。いつもと変わらんねえ。わざわざちゃりこいで来る意味は、まあ体力づくりか。

本を選ぶという作業は、読んだラノベ3700冊に在庫2000冊を脳内で検索して(1秒くらいかかる)、12冊(960円)の読んでいない本を数分で棚からピックアップする作業をしているわけだ。ときどきすでに読んだ本をもう一度買ってしまうという事故が起きる。そういうのは評価5クラス(5普通、6面白い、7かなり面白い、)のいまいち印象の薄い作品が多い。在庫登録の際に「ぎゃっ、だぶっていた」とわかる。最近は、怪しいものは買わない、という方針で選んでいる。

夜の街を自転車で流す。えらく雰囲気が違う。行ってみたいと思っていた「ラ・ムー」を覗いてみることにした。この店はできて2年くらいになるのだけれど初来店である。だが、ここも物価高の波がひたひたとやってきていて、結構安いはずのいろいろに手が出ない。22時近いのに見切り品がほとんどない。24時間営業だからそういうものなのだろうか。夜のスーパーと言ったら半額シールやろう。あらへんがな。世知辛いなあ。30%オフの団子やわらび餅など4点、190円を買ってかえる。

サイクリング自体は軽快で楽しかった。帰り道も心地よい走行になると思っていたのだが、長い坂道を上っているときに両足のふくらはぎにつりそうなこわばりを感じ始めた。10年ぶりぐらいにかなりの距離を走ったのだから過去最高にデブな私の体になにがしらかの異常が来ないわけがなかったか。家まで12qくらいか(17kmだった)。帰り道は結構きつい。しかもだんだん疲労を感じるようになったし、おまけに結構な向かい風だった。行きはよいよい帰りはコワイ。後半しんどかったなあ。家に帰ったら23時。正味2時間もちゃりを漕いでいた。2時間も還暦近いおっさんが運動するかなあ。風呂上がりに体重計に乗ったら、1.4kgも減っていた。晩飯のカロリーを吹っ飛ばしたうえで、なんか水分が抜けたような気がする。

翌日、復路を地図で丹念に距離を測定したら16.91kmだった。合計で29.7q。仕事してかえってちゃりをこいで夜中に30qも走ったのか。あほだろう。

 

20230516火

筋肉痛は出なかったが、全般に疲労感のある一日だった。仕事はうまくゆかず、気分的には散々だった。

さあ今日こそは古本市場までのサイクリングと思ったが、疲れで居眠りをしてしまっていたので近場を自転車で走る。本日で4日目だ。こういうのは続けて体ができてくるとだんだん楽しくなってくるんじゃないかと思う。30分ほどで10kmを走る。なかなかスカッとするなあ。夜の世界が美しく見える。本日あたり蛍が出そうだと注意してみていた。川にかかる橋で蛍の初物を見た。くたびれ果てた定年前のおっさんが人生を立て直しにかかっているような行動である。これから暑くなるし、こうやって体を動かすのは体を慣らすうえでいいことだと思う。まあ大事にゆくよ。

 

20230515月

海外で「18歳になるまでSNSをしなければ1800ドル(約24万円)プレゼントするけど、どうする?」と言われた息子が18歳までSNSをやらずにいたとかで世界的に有名になったそうである。うまい手だと思う。大学に入るまでスマホもSNSもやんないほうがいいと思うよ。いや、うちの息子いまだにスマホ持たないことにしていて、高校時代はぼっちで、学費の安い学校に通って、いまはええ給料もろうてはる。そういうことを強いたわけではないのだけれど、子供ら3人とも18過ぎるまでケータイはもたなかった。

人は、スマホを1日平均4時間、10分に1回くらいの頻度で、1日に1600回操作しているそうである。まじか。忙しいなそりゃ。とてもまねできないよ。

SNSやらスマホをやらないのは、やっている人とは異なる時間を生きているような気がする。私も、SNSはだいたいどんなものかはわかるのだけれど、多くの人がやっていることをしたいというわけではないので、支障が出ないのであれば、人と違う体験ができるスマホなしの生活を続けてゆこうと思う。基本的に他人のことには関心がもてない。まあPCでネットを見ると、自分の弱さがでて、だらだらしちゃって、切り開いて行ける仕事への踏み込みが甘くなっていると感じる。正直ネットでだらだらしないほうが人生豊かになると感じている。高校卒業までSNSをやらなければ24万円あげるというのはいい手だと思う。

 

本日息子にもらった自転車で、75分間、16kmの山道を走るサイクリングをやっていた。仕事から帰って食後暗い山道を走る。地図の検討から街の古本市場まで12.8kmあることがわかった。ちゃりんこだと可能なショートカットが存在することが地図を見ていてわかったのだが、夜間その細道が通れるのだろうか、というルート検分をやっていたのである。かなり暗かった。お化けが出そうである。イノシシとかでるので、出くわしたら怖い。走ってみると蛙のおかげでものすごいにぎやかさだった。金星が恐ろしく大きく見えた。民家がぽつんぽつんとあるので気持ちが和らぐ。これほど長い距離を自転車で走ったのは久しぶりだった。同時に、75分間も運動したのも久しぶりだ。古本市場まで3分の2まで来たが、出かけるのが遅すぎて本日は途中までにした。次回はたどり着いてみたい。なんというか濃密な非日常的体験だった。

 

20230514日

 エピカトレア・キョウグチという鉢が咲いて1週間くらいになるだろうか。割と長い付き合いのように思う。鉢のそれぞれを点検して植え替えたらいい時期なのだが、技能が低下しているうえ、熱意が低い。

 

 自分のこれまでを振り返ってみると、勉強がうまかったのだろうなあ、と思う。「人もやればできると思っている」「結果をある程度見積もれる。受かったかどうかがわかる」「人ができないのを見ると、いぶかしく思う。なんでやらないのもったいないとか思ってみている」「自分なんかまだまだだと思っている」「上には上がいる」「いつもだいたいすっと勉強に取り掛かれる」こういう特徴をできる人が共通して持っていると思う。こういうのは、局所的な成功体験を積み上げてトライアンドエラーで獲得したもので、そういう試行と志向は、遺伝的な側面や、厳しい環境に置かれると獲得するものらしい。

できない人は「やればできると思っている。本気だしてないだけ」「やったけれどできないのが怖いので避けてしまう」「やらなきゃならないとおもいつつスマホとか見てしまう」「まあなんとかなるっしょ」とか考えているのだろう。このほか、成績の向上を求めている親の期待を裏切ると、勉強が嫌になってしまうものかもしれない。子供を私立にやって4000万円かかる、というのはたぶん8割の人はそうなんじゃないだろうか。それが普通なので、普通なんだからぜんぜんOKなんじゃね、と思う。でもまあ今日では1000万円ぐらい子供に負担してもらうことになるらしい。それだけの借金を返すのはかなりしんどいだろう(100万円返したからわかるけど)。だけど、ちょっと頑張れば3000万円まで結構安くすることができるんだよ、というとやる気が出るだろうか。この差1000万円は、中学2年くらいから高校卒業までの5年間程度で発生する。差額を5年で割って、年間200万円を子供が稼ぐかんじになる。うまいことやれば、3000万円コースのちょっと給料の高い人生が送れると考えちゃったりするのである。親としての自分は、子供らに教育とお金とその後の人生の関係についていろいろ説明したと思う。説明したからと言って理解してくれるとは限らないが、しないよりはましだと思う。

 

 

20230513土

 週末だがまた雨である。今週もいろいろ乗り越えてきたのでぼーっとしている。本日就職した息子からおやじにプレゼントが届いた。なんかよさげな自転車である。

先日かみさんの実家から回収してきた自転車は、2011/9/1にアマゾンより15650円で購入した24インチのなんか子供用みたいなやつだった。経年劣化でブレーキが甘く、ギアワイヤーの外側の樹脂が腐って裂け、ギアの切り替えが効かなくなっていた。このちゃりでは危なくてフルパワーが出せない。本日届いた自転車はこれまで乗ってきた自転車のなかでは最も上等なものだと思う。自分が就職して初めて買った自転車は4万円もしたロードマンとかいうドロップハンドルの自転車だった。その自転車で大阪から船で徳島、徳島-松山間を走り、船で広島へ、そこから20q走ってかみさんの実家まで27時間かけてたどり着いたことがある。一日の航続距離は200qちょっとだった。1年で3000km走った年もあった。まあ昔はよく走っていたという話。

 贈られた自転車に乗ると、とても速度が出る。ブレーキの利きがいいし、ギアの上げ下げもなめらかだ。これはよさげなチャリンコである。これなら痩せられそうだ。ガタがきたチャリンコでは坂の上り下りが危ないが、このちゃりならがんがん坂を攻められる。なんか5sくらい痩せられそうな気がしてきた。このまま太っていたら長生きできそうな気がしなかったのである。昔10kg痩せたら100万円くらいの価値があるとおもっていたのである。荻原博子著、「5キロ痩せたら100万円 「健康」は最高の節約 」(PHP新書)という本も出ている。

めちゃくちゃ親孝行な息子だ。これほどピンポイントに親の必要なことにポンと金をつかえる息子まじ神。やっぱ結婚して子供作ったほうがいいと思うよ。

 

20230510水

 連休明けの山場を乗り切ってぐったりしていた。こういう時はおとなしくしている。乗り切ったんだからなんか楽しいことでもすりゃいいのに、特にしたいことはない。

 オークションでメモリ8GB2枚落札して3270円というのが届いていたが、なんでこれを落札したのかいぶかしく思いつつ、パソコンに刺してみたらさっぱり動作しなかった。容量の制限とかあるんだろう。使えるパソコンを探して入れ込んで使えるようにした。メモリって入れたからと言って特段の効果が出るわけじゃないので、なんというか、気が済んだというような消費だった。こういうのはよくないなあ。

 

 子供らがみな社会に出てしまって気が抜けたのだろうか。なんか魂が抜けたような気分である。3人とも立派になったなあと思う。結婚して、子供ができてとてもよかったと思う。孫の顔が見たいかというと、特にそういう欲求はない。3人とも30前後で独身だが、結婚とか子供を作るとかは好きにすればいいと思う。人生のかじ取りは各人に任されている。でもまあちょっとその暮らしぶりはどうよ、と思ったら意見くらいは言うだろうなあ。

 世間で現在言われている「子供はぜいたく品」という言説を聞くと、「えー、あんたら結構贅沢した挙句に自分らが子供を作るのは贅沢だっていっちゃうんだー、へー自分本位だねえ」って思った。学校に通わせてもらってあんまり勉強しないのに月謝の高い塾に行って、ゲーム機買ってもらってゲームも買って遊んで、スマホで貴重な時間使いまくったあげく、私立大学へゆくのが一般的な人生だとすると、すごい贅沢じゃないだろうか。それで一人前にするのに4000万円かかるっていう。うそつけ、そのうち1000万円は子供が負う借金じゃろーが。そりゃ普通の子供が4000万かかるというのは積み上げればという話で、その金額にびびって子供を持つことを控えるっていうのは、もう流布される情報であんたらの人生左右されてええんですかって思う。昭和のころは子供が多かった。うじゃうじゃいた。それで当時の給料が高かったって思う?。出産適齢期に結婚して子供を産むというのはごく当たり前のことだった。

 どっちが幸せとか動画で意見を述べる人がいるけど、たぶん今日的な空気でモノを言っているのじゃないかと思う。悪く言うと空気に迎合している。確実に言えることは、自分が年老いた先に大事に育てた子供が時々顔を見せてくれて生活を助けてくれる未来か、自分が稼いで握りしめている金だけが頼りという未来か、後者を選んだ人がとても多くなったなあと思うのである。そんであんたら老後を乗り切れるだけの蓄えが老後までに用意できるって思ってんの?。貯蓄の中央値って100万円行ってないんじゃなかったっけ。まあたくわえができるのかもしれないけど、子供がいたほうが安全なんじゃないか?。

 一人では食えないが、二人だと食える、ということわざがあったような。なんでなんだろうって考えた。一人だと時々馬鹿な金遣いをするけど、もう一人野党がいると、下手な金遣いにはつっこみを入れてもらえる。子供がいると、さらに子供の将来を考えるからいろいろ責任感で堅実な考え方になる。昭和のころの大人ってなんかしっかりしてたなあ、という印象がある。令和の今では、私はじじいで、そりゃ「近頃の若い者は」って言っちゃうよ。いや、うちの職場の40代は、かなりしっかりして立派な人が多いので、そういう人たちを見て世間の人たちを見ると点数が辛くなりすぎるのだろう。だから読み返してみると暴言をいろいろ吐いていた。当てはまる人もいるだろうが、言うだけ無駄なことを書いている。ジジイになったなあ。

 

 

20230508月

 連休明けというと子供は学校へ行きたくないという人が多いそうだ。私もなんか仕事に行くのが憂鬱だった。バスに乗るなりパソコンを開いて計算のチェックなどをやっていたがのってこない。本を読んでものらない。出勤してしばらく仕事をしているうちに調子が出てきていろいろサクサク片付くようになった。なかなかの快刀乱麻ぶりで、いろいろやっつけた。気分よく生きるためには踏み込んで戦うしかねえのか、と思わないではない。

 

 土日やたらめったら雨だった。その雨の中、田舎で買ってきた安いサツマイモの苗を植えた。植える場所を作るために枯れたチューリップを掘り起こして球根を回収し、サツマイモの苗を仮植えした。こうやって安い苗を備蓄して、畑が空いたら植え替えよう。

 

 バレンタインデーのころにかみさんに498円で買って贈ったネスレ「アフターエイト オレンジ」189gがアマゾンで4149円だった。「アフターエイト」189gもアマゾンではなにやら値段がわからないが、300gの箱は1000円を超えている。

3月ごろ298円で売られているときに「原産国ドイツ(ブレグジットで英国からドイツに生産拠点が移った)の物価上昇率を鑑みてこの値段はおかしい。もう入ってこない場合の国内在庫処分だ」と思って18箱も買ったのだが、買っておいてよかったと思う。原材料費の高騰で当分入ってこないんじゃないかなあ。1日1枚のペースで食べている。

 

 トルコ産ディルピクルス1瓶27円というのをイオン系列のスーパー、ビッグで多量に買ったが、瓶がお得なので、せっせと食べている。この品ももう入ってこないのだろうなあ。通常250円くらいで売っている品である。異様に安いモノってもう入ってこないということがままある。

 

20230506土

 連休って乱戦だわなあ。えらいめにあったような。1-2日はまじめに仕事をしていた。3日からが家族の都合でかみさんの実家へ。4日農作業。正月ものすごく手をかけた高級柑橘「小夏」(日向夏)が冬場の寒波で中身がすかすかになったそうで、収穫がほぼなし、ということを知った。あのうまい柑橘が今年は食えない。農業ってホント大変だなあ。

農薬をかけるため、ミカン畑の井戸から水350Lを汲み上げる際、井戸に車のカギを落とし、息子に潜水してとってもらった。作業の大半は息子がやっていて私はだいたい役立たずに過ごしていた。なんか就職した息子が立派すぎる。めちゃめちゃ甘やかされてしまった。

 ミカン畑にいい感じの畑になりそうな土地があったので、義母にことわってサツマイモ畑にすることにした。手に豆を作って猛烈に耕してうねをつくる。途中ミカンの切り株があって、その付近を耕していた時にカブトムシの幼虫が5匹ばかり出てきて驚いた。子供のころものすごくいじり倒していたカブトムシの幼虫が「うわでか!キモ」と思ってみていると、せっせと穴を掘って潜り込んでいった。ミカンの切り株を食べているのか。驚きの生態である。カブトムシの幼虫といえば、シイタケ栽培をしている場所の片隅に朽ちた椎茸を取りまくった木を積んでおくと湧いて出るものだと思っていたが、こんなところにもやってくるのか。まあいい。ひいひいいいながら畝を作っていった。30株くらい植えられるだろうか。

 その夕方、家族でちょっと離れた街に出かけた際、ナフコでサツマイモの苗を見かけた。ベニハルカなる人気の品種は売り切れていたが、定番品種鳴門金時はたっぷりあった。10本398円をかなり安く感じた。苗がしっかりしている。これを4束1600円分を買った。このよさげな苗が1本40円か。ええなあ。

レジ近くに昨年の正月に見た「塩タブレット」90g1袋10円があった。33個のタブレットがビニールに個別包装されて、10円!。すげー安い。ブドウ糖と塩のタブレットで、通勤中腹が減ったときに重宝していたのである。9袋ひっつかんで買った。

 翌日、用事があって近所のホームセンター「コメリ」にゆくとここのサツマイモの苗の見切り品があって、紅あずま10本200円があったのでついつかんでしまった。割といい感じの苗だ。これで50本になってしまった。1本あたり2sの芋が取れたら100sになってしまう(皮算用)。すごい量だ。金融危機で流通がダメージを受けたら食糧が不足するかも、と嫌なことを考えていた。現物の食糧を持っていたほうがいいという考え方からいきなり芋畑をつくりだした(義母のために)ので、歯を食いしばって耕す。期限は本日夕方までだ。畑に行くと30本を作っていた畝に植えて、あと20本植える場所をつくる。大汗かいて耕して、水はけのよい高い畝をつくる。ここでも息子がしゃっしゃと畝を作ってくれて13時にはすべての苗を植え付けた。最後の苗を息子に植え付けて見せてくれ、と頼むと、やつは、先端の5pほどを畝にぶっ刺した状態で垂直に立てていた。これは、エクスカリバー植えか。(俺の植え付けているやり方を見りゃわかりそうなもんだが、と驚愕しつつ)息子に正しい植え付け方をやって見せた。そんですべてを植え付けた後で息子が言うには、「3月末にバーさんの指示でここ除草剤撒いたんだけど」とのことだった。「えー、先に言ってよぉ」。

 帰って除草剤の効果期間をしらべたところ「効果の持続期間は、短いものでも3ヵ月、長くて半年ほどが目安」とのこと。えー。わしの小遣い1800円と手まめと、労力、腰痛をくらったうえで、かわいいお芋さんたちの運命はどうなるのだろうか。やってる間は幸せだったが、なんというか、芋のつるに悪いことをしたかと反省している。(12月ごろ、巨大なサツマイモになって帰ってきた)。

 芋のつるの見切り品の値段に魅力を感じ、本日田舎から自分の家に帰ってくる際に、コメリで見切り品の苗を買い付けてきた。安納芋10本300円を2束、ベニハルカ10本300円を2束、紅あずま10本200円を1束買ってきた。昨年129本の苗に7394円もかけていた(収穫は102s)。今年は、100本に1800+1400=3200円突っ込んでいる。たぶん5月初旬のほうが苗が安いんじゃないだろうか。そんでもって見切り品も安い。畑の予定地はまだジャガイモと玉ねぎがいるので、どうしたものかと思っていたが、安く入手した苗は、いったんどこかに植えて根を出しておくという手は使えるのだろうか、という実験をすることにした。

 

20230430日

 娘がスマホで面白いものを探しては教えてくれることがあった。「水素の音」という合唱曲があって、心洗われる素晴らしいハーモニーでとても聴きごたえがあった。いい曲だ。リピートして聞いてしまう。だが、その歌詞はなんというか、水素水をお勧めするCMでのやり取りという内容で、それをあんな名曲にしてどうするのかという困惑の曲だった。水素水が効くかどうか眉唾だったので「えー」という感想だった。だって、水素は体でできておならに含まれて出てくるというじゃないの。そんな自前で作っているものを150円くらいだして飲むにしても、500mlに溶け込む水素は計算したら(ヘンリー則で計算したんだったか)数ミリグラムくらいでほんのちょびっとだ。そんなものに150円もだせるのか。胡散臭いなあと思っていたのである。7立方メートルの水素買っても4000円だから、本来水素は安い。

 医者の動画をみていて、老化などについて説明していた。老化は、活性酸素類による細胞の酸化により起きる云々の話。活性酸素を減らすのには還元剤だわなあ、と思うわけだけど、還元剤の代表格水素がいろいろ医療に使われているという話を聞いてしまった。まじか?論文を探したけどまだみつけていない。細胞は、分裂を繰り返すと、テロメアという部位が短くなっていってそれがなくなると分裂できなくなるようなことを聞いたことがある。そのテロメアを伸ばす作用があるようなことを聞いた。聞いただけなので研究論文を読んでいるわけではない。読んでから考えるにしても、手じかに日常的に水素はある。吸うだけで運動後の体に効果があるようなことも聞いた。うーん、吸ってみるか。

 「水素治療」で検索したら慶応義塾大学病院の「水素ガス吸引療法」というページが出てきた。やってんだなあ。

 

 サツマイモ苗を見に行った。10本600円くらいのやつがある。くたびれた見切り品があれば手に入れようと思っていたが、時間が早くてなかったか。かみさんがついてきて「タマユタカはないのか。あの芋はよかった」などという。タマユタカは甘さ控えめで適度な硬さがあり、ジャガイモの代わりに使うと甘いポテトサラダとか、カレーとかいろいろ重宝したそうである。昨年25本を1000円で買った苗で25sを収穫した。今年も植えることになりそうだ。

 

 ジャガイモの追肥と土寄せをした。

 

20230429土

 世間はゴールデンウイーク中らしい。かみさん、ばあさん、自分でずっと家にいた。ゴールデンウイークに出かけるなんて疲れに行くようなものじゃないか。家の用事をするか仕事をするかしたほうがいい。休みたければ平日に有休をとればいいと考えているが、休みを取ってまでしたいことはそうそうない。

ランを外に出して雨にあてる。ユリの鉢10個に肥料をやって、土を足しておいた。苗床を作って、ダイソーの種「極甘コーン」8つぶ(植えた5/21)、中トマト8つぶ、つるありいんげん20粒(植えた5/21)、ピーマン20粒、キュウリ20粒(植えた5/21)、ズッキーニ3粒(植えた5/21)、小型かぼちゃ3粒(植えた5/21)、畑で取れたオクラの種30粒(全然生えてこなかった5/21)、などを植えた。こういう種ものは55円のばくちで、時々多大な収穫がある。昨年、トマト、ナス、つるありいんげん、トウモロコシなどはあかんかったけど、キュウリが75本で大当たり、ししとう、オクラがそこそことれた。大体ちゃんと発芽してくれる。その後植え付けてからしくじっている例が多い。こういうのは毎年でも試して経験を積むしかない。

 

20230428金

 ゴールデンウイーク中メンテナンスの当番にあたっていて、5月1-2日出勤予定である。ばーさんの病院巡りと同期していたので、結果オーライだが、家族の行楽を入れられていたら残念なことになっていたなあ。まあ休んでしたいことはないのでいいか。

 600日くらい悶々としていた仕事に進展がみられた。なんか苦手でうまくいかなくて糸口が見えなくて先に進めない仕事というものには経験がない。えらく長い期間へこたれていたものだと思う。その期間中いろいろ重層的に仕事が重なっていて、腱鞘炎などの体調不良まで起きていたが、このほど年度が代わってそれらのお仕事が終了し、体調不良が解消した。ちゃーんす、とばかりに攻略を開始し、バス電車台所で安ノートパソコンでごりごり攻めていた。3週間目にして攻略し、敵の首都を囲んだような状況。ここで負けたらもう勝てない。ぶっころす!。ゴールデンウイークなんざそっちのけでかぶりつくつもり。

 だが、これまでメインパソコン前は魔のYouTube空間だった。YouTubeマジ害悪。だらだら動画を見て夜中になり、ああ今日もちっとも進まなかった、というのを延々繰り返していたのである。興味を引く動画がめくるめくように時間を溶かしていったのだ。自分はなんてダメな人間なのだろう、とずっと思ってきた。たまに出張などでその問題の仕事をしたときにやけに良く進むことがあって、メインパソコンの環境でYouTubeがガンだろうなあとはわかっていたのである。

 「仕事と家の往復で、買ったものを食べながら動画を見る」、という人が増えているそうである。まあやらなきゃならないと思っていることがなければ楽しい生活だろうなあ。わかるよ。パソコンは創造的な道具ではある。メインパソコンは、なぜか0時を過ぎると、アイデアがでて、翌日の仕事の段取りをそのアイデアを組み込んで準備していたから、まるっきりだらだらしていたわけじゃないのだけれど、やっぱネットに持って行かれている時間はもったいない。

 このほど、妙に電池の持ちがいいノートパソコンを整備したため、電車バスリビングで動画から離れた時間を持つことができて攻略が進んだのだろう。4600円のノートパソコンがすごい新兵器だったわけだ。

 まあ仕事が片付かないからといって給料が下がるわけじゃないのでこれまでの600日いろいろ別方面で進展していたので問題はないのだけれど、気分はずっと悪かった。あの気分の悪さに耐えられるメンタルつええと思った。

 最近思うのだけれど、動画って見る必要ある?って思う。なんかちょっと興味惹かれるからみちゃうけど99%自分の生活に必要ないものばかりだ。「インドカレーの作り方を知りたい」という目的を持ってみる場合得るところもあるが、「いい話を聞いた」程度では行動に結びつかないように思う。だんだん動画も物足りなくなってきたように思う。アニメ30分気合入れて作ってあるものと比べると、そのアニメの解説だったりしても元のアニメを超えることはない。だからまあ、高速でぱっぱと見て、うんざりしてから自分の問題に取り組めないだろうかと、考えたりしている。「あんなものはつまらない、得るところはない、それよりやるべきことをやろう」と考えてやっている間は強力だった。なんか充実感があった。

 

20230426水

 先日お気に入りのはちみつ石鹼が含まれているヤフオクの石鹸の出品が昨日届いた。送料がなんと1970円。本体価格3550円、しめて5520円という高額な買い物になってしまった。あちゃあ、しまったなあ。

 しかし見たこともない変な石鹸が多い。箱に3000円と書かれている100gの石鹸があったので、そんなに高いもんちゃうやろぉ、と検索してみたら、今も売られている3300円もする高級石鹸だった。私のようなプランクトンにはもったいない石鹸である。そういう高い石鹸もいくつかあるようだ。資生堂ホネケーキなどの500円くらいするやつとかある。

 箱が石鹸に似ていたが中身が香水だったというものがあった。資生堂オードパルファム INOUI インウイ 60mlとあり、箱に4500円と書かれていた。香水か?。なかなか心惹かれるよいにおいである。4500円もせんやろう、と思って検索してみたら、中古で16000円とかで出ていた。生産中止で、こういう値段になるらしい。高くて手が出ないようなものがいろいろ体験出来て、しっかり使える石鹸も多く含まれているからよい買い物だったと思う。1個当たり55円ならまあ安いか。

石鹸は経済が崩壊すると通貨として使えるそうである。お気に入りの石鹸は生産中止になると4000円でも売れるそうなので、ある意味重要な物資として、金よりも使い勝手が良いと思っている。

 

20230423日

 良い天気なのでランを出して水やりをした。そろそろ植え替えのシーズンだ。ゴールデンウイークにやろう。

 ゆりの球根の売れ残りを冬に買って、鉢植えにしたら20本でてきた。

 

 「結婚したら家事も育児も手伝うよ、という男とは結婚するな」という女性の言葉があるそうで、その意味をやっと理解できるようになってきた。昭和で付き合い始めて平成になって結婚したのだけれど、子供ができて、給料が自分よりも高かったかみさんが仕事を辞めて家庭に入ってくれた。そういうことに疑問を持たなかったのではあるけれど、今思うと、家事や育児の能力が低く、「子供の面倒はかみさんがみたほうが子供のためだ」などと考えていた意識が低い自分が亭主では、共働きではやってゆけないと考えて家庭に入ったというのが本当のところらしい。今日的には、男女平等なので家事や育児を男性もやって当たり前なのである。だから「手伝う」じゃなくて「半分以上やります」とか言わないといけない。「手伝う」は「仕事が忙しいときはやらない」「妻の仕事が忙しくても、俺の仕事が忙しいときはやらない」「子育て、家事は妻の仕事、妻の仕事も妻の仕事」と言っているのと同じで、男女平等じゃない。男の意識がそんなだから女性は今日大変胸糞悪い思いをしている人もいるだろう。私の立場が女性にかわったと想像したら、そういうことを言う男は「ああんごらあてめえいま何つーた」とケリを入れるだろう。それぐらいわかりやすいことだったのだが、自分はそういうくそ野郎だったことをいまごろ理解した。

 職場の男性は、家事の負担率が女性より高そうな人が多い。職場が時間的に自由がきくからだろう。収入の高い低いによらず、とあるパパは子供に飯を作って、弁当をこさえ、保育園に送り迎えにいっていた。そういう男性の生きざまを見て、今までの自分が間違っていたのだと5年くらいかけて理解できた。パパよりママのほうが稼ぐし、能力も高いという例が多く見えてきた。そういう能力の高い女性に、給料で劣っている自分が、家庭に入ってくれなんて言っていたんだなあと思うと、なんかとても申し訳なく感じている。

 YouTubeの論客が「テストをやれば、女性のほうが上位になる」ということを言っていた。そうかもしれない。男社会は「女性は責任もって残って仕事をしない」「転勤に応じない」「急な呼び出しに応じない」などブラックな理由で女性を排除しているが、全部男の勝手な理由であって、その理由で結局男自信がブラックな労働環境に甘んじているというざまである。

 今日も社会の男性は意識が低いようで、家事育児は、話し合って分担するという意識が薄いらしい。それなのに世帯収入のために女性に労働を求めたうえで、家事育児の負担も「俺できないから」といって女性に任せたら、そりゃ家庭がうまくゆくのは女性の忍耐に頼るしかない。自分が妻だったらそんな亭主は背後からフライパンで殴りたくなるだろう。

 欧米はそのあたりはしっかりしているようなので、男女でしっかり働いているのだろう。だが、日本には女性の社会進出を阻むあれこれがあって、女性が「男の3倍働かないと昇進できない」ような仕組みになっているそうで(朝日新聞)、女性からしたら社会進出はあほらしくて魅力がないために、世界的には「女性の社会進出への意識は低い」ことが知られている。そのことで女性について悪く言う男がネットに書き込んだり動画をあげたりしている。男社会は、女性が活躍しにくいように仕組まれているのに、女性の意識が低いと馬鹿にしているクソ野郎の社会なのである。言ってもわからないから女性は言わないのだろう。男女間のあれこれはとてもぎすぎすしていると思う。ネットの論調が女性のいろいろを女性に根差したよくないところと断ずる情報が溢れている。あぶれた男の憂さ晴らしだろうとは思うが、むしろ男のほうが状況が悪いということはないのだろうか。日本は、男性が女性に甘える意識が根強い社会だと思える。前に、法務大臣が女性の時にそれまで溜まっていた死刑囚の書類にハンコが押された例を見た。男性の法務大臣って仕事を女性に押し付けて甘えているんじゃないかとその際思った。

 まあかみさんに忍耐を強いてきたかもしれない自分が言えることではないが、男がしっかりして男社会を変えてゆかないと日本は不貞腐れた男と黙り込む女の平行線国家になって力を失ってゆくのかなあ、と思った次第。お金、男女、仕事と勉強についての実のある教育がうまくいっていないなあと思う。多分日本人はこの状況の延長線上で自業自得のひどい目に合うのだろうと思う。衰退国家日本の根源は、くそ野郎どもの意識に原因があると私は思う。

 

20230422土

 カルディでインドカレースパイス210円を買っていた。同僚に異国のカレー屋に連れて回ってもらってスパイシーなカレーにはまり、カレーを欲していたのである。家計で材料(鶏モモ肉600円、トマト缶100円、ショウガ100円、ニンニク100円)を買ってもらい、チキンカレーをつくった。カレーとは割と聞いたことがあるスパイスで構成されているものらしい。「コリアンダー、ウコン、クミン、ブラックペッパー、パプリカパウダー、赤トウガラシ、フェンネル」とある。ニンニクとショウガもふくめて1時間ほどかけてつくった。窓を開けて風を通しながらつくったのだが、気温が低いのになぜか汗をかいた。食べると猛烈に汗が出た。インドカレー屋で食ったような味がする。ああカレーいいなあ。なんか自分の世界が広がったような気がするよ。

 

 最近趣味がない人が増えているという話をした。石鹸集めるの楽しいなあ、と思うことがある。これはもう石鹸集めが趣味ということだ。ヤフオクで石鹸100個の出品があり、その中に以前使って気に入ったはちみつ石鹸が入っていた。このはちみつ石鹸は頭を洗ってもかゆくならず、香りも優しく、お気に入りだった。3個いりの千円から2000円するパックが2つもはいっていた。これに入札して3450円で落札した。送料は着払いなので不明。たぶん2000円近くするのだろう。石鹸に5000円もつぎ込んであほじゃないかと思うのだが、趣味と思えばまあいいんじゃないだろうか。現物資産と考えることもできる。経済が崩壊した場合は、ゴールドよりも使い勝手の良い通貨として利用できるそうだ(金1gでお芋1sの交換レートだったら、石鹸だと3個でお芋1sというような現物価値になるんじゃないだろうか)。腐らないし、長期保存が効き、しっかりとした価値がある。1つひとつ楽しめてしっかり使える。石鹸は、香りや使用感がいろいろと異なっている。それぞれに味わいがある。落札品はとてもたくさんの種類があって、見たことがない変な石鹸があった。さらに、古くて小汚い感じがあるおかげで落札額が伸びなくてお得だった。小汚い奴はさっさと使ってしまえばいいのである。有名メーカーのこぎれいな品が多量にあると落札額は高くなる傾向にあり、100個だと相場は5000円+送料2000円という感じか。この落札品のように種類があるということ、お気に入りが入っていること、見たことがない石鹸が含まれていること、安いということなど、総合的に大変ありがたい。なんかいい買い物ができてよい週末だった。ケチが趣味なので、そのケチゴコロを満たすオークションも趣味だなあ。オークションのおかげで欲しいものが安く手に入ってとても満たされた気分になる。

 

 受験に失敗なさった人の話を聞いた。塾代もかかったが、学費も多めにかかるそうである。親の手間も増えたそうだ。世の中の多くの人がおおむねそんな感じなのかもしれない。

 私も子供のころは、母に負担はかけたくなかったのでいやに頑張った記憶がある。当時は内申書などを気にしたことはなかった。高校入試では、地域にもよるのかもしれないが、半分は内申点だそうである。その内申点は、生活・学習態度とか、提出物とかできまるとか。そういうのは親の支援と指導がもろに効く部分じゃないだろうか。なかなかその辺をよく理解した親がいないと高校入試というのはしんどいものかもしれんなあ。

 受験の成功率をあげるためには、受験に臨む人が目指す学校に入りたいと思うことが重要である。塾の良しあしとかではないと思う。割と有効だと思えるのが、ボーイスカウト活動である。申し込んで参加すると、運が良ければ、好ましいと思える仲間がいて、その仲間に伍してゆくために当人の意識が上向くのであろう。親切なお兄さんに心酔するということもあるかもしれない。自分の子供が通っていたボーイスカウトでは、わりと志望校に合格できる人が多かったように思うし、その後の人生で力強く頑張っている人たちが目に見えて多かったと思う(弁護士と理学博士が出た)。要するに手本になる人に会える場所にいけば、その火種みたいなものを心に分けてもらえるということである。塾にそういう人がいないとは言わないけど、居る?。うちの子供らもそういう恩恵にあずかってきた。そして、その恩恵をもたらしてくれたのは、ランのつながりだったりしたのだった。ランに感謝してお世話をするべきだ。

 いろいろごちゃごちゃ書いてきたけど、勉強ができるようになって受験に受かるというのは、学習することを好ましく思う本人の気持ちが最も大きい。「自分は勉強ができない」と思ってきた中1まで、なかなかさえない思いをしてきたが、一念発起して独自の勉強法を開発して、いろいろな成功を体験してからは勉強が面白かった。でも一般には、勉強には苦手意識が先に立つ。「勉強しなくては」「成功しなくては」「成功しなかったらどうしよう」という考えでは、その考えにとらわれて勉強がとてもいやで逃げ出したくなってしまう。自分もなんかうまくゆかない仕事があって、逃げ道があるととことん逃げた。いやな気持が進むべき道を見失わせる。いやな気持ちは現在進行形でよくわかる。道を求めてあきらめずに取り組んではいるが、嫌な気分だ。割り切りとか、えいやとやるとか、手は見えるけどなんかいやだ。それゆえ解決のつかない問題がいつまでも頭の上に載っているのであった。多くの受験生は、やらなければならない、逃げたい、そういう気持ちをどこかに常に持っているのじゃないだろうか。

 知り合いは昔私立大学に通っていたが、親の離婚を機に大学に通う経済的基盤を失い、大学を辞めて働いて金をため、国立に入りなおした。四の五の言っていられない状態で勉強するのは効果的かもしれない。親の離婚と経済危機というわかりやすいピンチではあるけど、自分の身をたてることはだれしも最重要課題であるから、その後安定を得た知り合いは、その危機的状況で大きな利得を得たわけである。だからだれしも、勉強したほうが得なのだ。余裕ぶっこいてスマホやりすぎる高校生は当人が知らないだけで危機的状況に陥っているのである。親、先生、友達が言っても気が付かない。塾代、学費、交通費が多めにかかってもそのコストを感じることもできず、大学卒業時1000万円の借金を負って社会に出たときにだんだん気が付くのであろうか。危機に気が付いて自分に力をつけた人と、危機に気づかず自分の力もつけなかったうえに借金を負う人にはものすごい差があると思う。そういうことを学校の先生や親は子供に話をしているのだろうか。自分の子供には言っていなかったか。自分自身は、片親だったのでなんとなく世間の厳しさはわかっていたから勉強した。このわかる、わからないはひょっとして遺伝的素養なんだろうかと思うと人間って平等にはできていないと思う。

 

 

20230420木

 季節の変わり目で暑くなりつつある一日だった。ちょっと気合入れて仕事しすぎてぐったりしている。

 以前1パック3個入り600gの資生堂花椿洗濯石鹼を77円+税でみかけてせっせと購入して、1年前に品切れになったという記録をした。歴史のある製品だったが、残念ながら製造中止になっているそうである。あの独特なパッケージは子供のころから見ていたような気がする。本来の売値は300円ほどだっただろうか。そのなんかいい感じの石鹸が77円で売られていたら石鹸好きの私はどうしても買ってしまう。この石鹸なんかいいので、大事に使っていた。最近この石鹸を検索してみると3個入り1パックが、1000円というのをみかけ、しばらくして3000円というのをみかけ、本日4468円というのを見かけてしまった。1パックで私が使い倒しているノートパソコン(Core i5, SSD, 6GB、4600円)くらいの値段になっている。きっと富裕層の方で、愛着を持って使い続けておられるのだろう。これメルカリだと6パック6500円というのを見た。メルカリで売ったら小遣い稼ぎになるのでは、と思ったがあいにくスマホを持っていないので、お宝の山は静かに眠っているのであった。

 

 最近趣味がない人が増えているそうである。スマホやネットの影響らしい。自分もネットの影響は受けている。一念発起してYouTubeを制限したら、仕事がいろいろ進んだ。自分の趣味はなんだろうか。畑やってると楽しい。だが、畑に行っても今みたいに植え付けてしまうとやることがない時期もけっこうある。庭いじりも、繁忙期もあれば閑散期もある。ランはもう少し手をかけないとよろしくない。チャリンコ乗ったり、近所の山林を歩いてみたいがなかなかやれていない。仕事は凝るところがどこまでも深く深くあるので、よさそうな特許を取りに行くとか、かつてない性能を引き出すとか、いろいろ毎日へとへとになるくらいやっている。まあ、仕事がいろいろ興味深いのはいい。パソコンいじりは趣味と実益だろう。いかに通勤中にものを考えたり、いいアイデアをひねり出したり、しっくりした文章を書くか、ということをやり始めた。環境の良いメインパソコンの前だと、モノを考えるのが不思議とやりにくかったりするが、通勤中はすることがないのか、わりといいアイデアが出る。このほど2900円パソコン+1700円SSDのノートパソコンが電池のもちがよくて使い勝手が良いことが分かり、細切れの時間にアイデアをひねり出している。案外時間を使ってきたのはライトノベルを読むという趣味だろう。3日で2冊、というペースで読んで、点数をつけて記録している。読めばなんだか楽しい気分になり、通勤が楽しくなる。あの感覚を毎日味わっていると、乗り物で移動中にスマホを見るという行為については、やったことがないのでどういうものかはわからないけれどやりたくない。SNSって楽しいのだろうか。家で2台のパソコンで27インチの液晶画面2つでネット見てたりするけど(SNSを見ることはできるが、1か月の間ほぼ0時間だ。ツイッター、インスタグラム、FBなど、やる意味が分からない。人のことには興味がない)、ネットの時間は目的をもって情報を取りに行く以外は、なんか時間がもったいなかったなあ、という感想を持ってしまう。経済、政治、国際情勢、面白い地質・地形に関するもの、アニメ、いろいろに興味を持っても、ほぼ自分との関係は薄い。ぶっちゃけ見なくても問題ない。ネットを制限したほうが頭がよく働き、生産性が上がるのはまちがいない。ネット制限により仕事が面白くなったので、今後はネットから時間を取り返そう。

 

20230417月

 16か月ぶりの更新であったが、その日誌の部分は、肝心のランはあまりでてこなくて、老人の繰り言で「最近の若い者は」とかぶつくさ書いているという感じである。若い人に文句言っているコンテンツは需要がないので世間には見当たらないようだ。見たことがない。あったら見たいのだけどなあ。もっというたってくださいとか思う。

 若い世代といえば息子には何も言うことはない。昔小学生の息子と「ヒカルの碁」を読んで碁を打つようになってしばらくして全く勝てなくなってしまったという過去がある。10連敗くらいした。手堅く定石っぽく要所に石をおいていっていたら、がぶってかみついてくるのな。そんでムキャーってなって応戦していたらあっといまにコテンパンにやられているというパターンだった。小学生に頭下げて「ありません」と投了する日々だった。はっきり自分より頭がいい奴だという感覚を持っている。なんか大学入試の模試なんかで数学の偏差値が75とかいうやつだった。子供にやすやすと超えられた親だった。それで面白くないとかそういうことはない。しんどそうだけどやりがいのありそうな仕事について、なんか立派に育ってよかったと思う。自分より子供が立派になるというのはとてもありがたい、幸せなことだと思う。好事魔多しというから気を付けて大事に生きてゆく。

 

 私のようなじじいには、若い人のつらさがよく理解できていないのではないか、と考えていたりする。どうしても自分の若いころの体験で考えるからだろう。自分の世代と、今の世代を同じ年齢で比較した場合、今の世代がいろいろ恵まれているところにじじいの世代は目がゆきがちだけど、安定した職が得にくい、というようなジジイの想像の及ばないきつい状況があるんじゃないだろうか。給料は、ジジイ世代のなかでもケチな私からすると大層多くもらっているという気がする。それだけもらえば、貯金もできるだろう。まあそういう個人的な感想は置いておいて、統計的にものを見たら、今の若い世代は、年収の面で上がりにくいし、正社員の割合は低いし、投資で失敗する人は多いし、そういうもろもろから干物みたいになっている異性に魅力はないし、トータルで見ると散々な状況なのかもしれない。そこに我々ジジイ世代が若者になって今の時代で生きてみたらやっぱりきついんじゃないだろうか。昔の成功体験だけで今の世代に文句を言うのはやめろとかみさんに言われた。じじいが若者にできることは、若い世代のサポートだなあ。

 

 本日電車で移動中、停車した電車から降りて出口付近に立っている女性がいて、車掌が「乗りますか?」と放送で聞いたところ、「もうすこしまってください」とかいっていた。私は、その女性が立つ戸口まで5mの距離にいて読書をしていたので、あまり状況をみていなかった。電車って待ってくださいで待たせていいもんじゃないと思うので「この女やべえ!」と思った。想像だけど、どこかにメールでも飛ばしていたのだろうか。トンネルを抜けた山の中の駅だったので通信状態が悪くて、電車を待たせて通信していたのだろうか。2分くらいで女は列車に戻り、私のすわる7人掛けの席の反対側に座った。車掌が最後尾から2両目のこの車両にやってきて「大丈夫ですか」と問い、女は「大丈夫です」と答えた。車掌が「何かありましたか」と問えば、女は「大丈夫です」と要領を得ない。(はあ、大丈夫じゃねえよこのくそ女時間泥棒だろうが。ケーサツに突き出したい)とは思った。多分自己都合で電車を3分遅らせてとぼけているやつを告発しても、事を荒立てるとさらに電車が遅れるため車掌はスルーしたのだろう。女は次の駅で降りて悠然と歩いて行った。えー、こういうやばそうな人が増えてゆくのかなあ。時々バスの乗車口に片足乗せて遅れてくる人のためバスを止める女性がいる。断りもなく他人の時間を奪う行為だと思う。遅れたやつを走らせんでも次のバスにしろや。ニールス・ボーア(量子力学の物理学者、乗り物に片足をかけて同僚と議論していたという逸話があり、コペンハーゲンの人たちは尊敬の温かいまなざしでじっと待っていたという)じゃねえんだから自己都合でバスを遅らせるんじゃねえよ、とイラっとする。なんでそういう公共の業務を妨げるような恐ろしいことができるのだろうか。女性ってにゃんこなのか?。川西市の木村さんみたいに何がしたいのかわからんとぼけた爆弾投げる奴が増えるのだろうか。安倍元首相殺害にしても、犯人にいかなる事情があろうと政治家の殺害は国を誤らせる極悪非道の所業だ。太平洋戦争時も首相殺害したやつおったけど、あのあと国民がどういう目にあったか知らんのだろうか。「戦争にゴー」だったぞ。政治家からしたらあほらしくてやっとれんだろう。「あ、もうむり。国民なんかしらん」って思うんじゃない。頼むから政治家の暗殺だけは3流国家の所業だからやめてほしい。やっぱり日本の歴史教育があかんのじゃないか。近くにそんな奴がいたら殺す気で喉笛にかぶりついてやる(相手が犯罪者だろうと傷害で捕まるなあ。爆弾複数個持っていたからぼこぼこにして無力化するのはありだったか)。あれ木村氏をぼこぼこの血まみれにしてお茶の間に見せつけてやれば、極馬鹿発生の抑止になったんじゃないだろうか。やばいやつは私もか。(秋葉原事件の加藤氏は結構けがをしていたので、そういう意味では犯罪抑止につながる映像だったような。警察は犯罪者のえらい目にあった映像などあれば公開すべきだと思う)

 

 

20230416日

 更新を1年4か月もサボっていた。更新用パソコンが本の在庫に埋もれていたためだろうか。メッサ長いテキストをサイトの規約による容量制限に引っかからないように分割して整理する。なかなかめんどくさい作業だ。ただ、なんというか、自分のテキストを読んで味わいたいという変な欲求があるのである。

 

20230412水

 NHKでFIREについて解説していた。You are fired.というと「お前はクビだ」という意味だったと思うが、それにひっかけて「経済的自立による早期リタイア」にFIREを当てたのはいいセンスだなあ、と思った。

 投資でうまく稼いで十分な金を得たら支出をコントロールしてのんびり生きるというのは望ましく感じる。ただまあ、お金稼ぐのってとっても大変だったなあ、という実感があるので、投資でたくさん儲ける、ということに危ういものを感じてしまうのはジジイだからだろう。

支出は結構少なくなってきている気がする。じじいだし。子供らは独立しちゃったし。学費も家賃もない。

仕事辞めて何をしようかというところも重要なポイントだ。正直、旅行とか、食べ歩くとか、ゲームするとか、読書するとか、散歩するとかを休日にやったところで、そんなに楽しく感じない。

職場の同僚にとても自分ではいかないような異国のカレー屋に連れて行ってもらったりしたときに、なんというか満足感が高い。自分ひとりだったら、腹が減ったら適当なものを食ってすますだろう。遠くに行って飯を食うのが面倒。飯を食うのが一日仕事に感じる。なんかだるい。

オランダのデンハーグをてくてく歩いていた時に、美術館があったので、入って眺めて帰ってきてから、そこにフェルメールのあの耳飾りの女の絵があったそうで、「いやみたかなあ?」と悔しがっているくらいだから、海外旅行の適性がない。海外に行ってまた行きたいと思うところがない。行ってみたいところもない。

趣味で欲しいものはほぼない。オークションサイトで欲しいものはとてもやすく調達してしまったような。

したいことは、農地の拡張かなあ。隣の空き地貸してくれないかなあ。コメとかつくってみたいなあ。

お金持ちをうらやましいと思っていたのは20代くらいまでだったろうか。お金は必要なことにしか使えないというのがケチの結論である。だから贅沢が楽しくない。「タワマンには30秒でゆける畑がついていないのに値段が高い。いらん」「フランス料理のコースはうまいけど、拘束時間ながいので、たまにはいいけど、飯は軽めにすませたい」「塾は、本買って自分で勉強したらええのでいらん。通う時間がもったいない」「スマホはなくてもやってゆけるし、不便を感じないのでいらん」「ディズニーランドは1度行ったら納得した。家族の行楽にはむしろ昔あったようなチープな遊園地のほうがよいおもいでだったりするのよこれが。これが少子化の原因だったりしてなあ」「推薦で私大いって奨学金という借金しょって世の中に出るのと、メッサ勉強して国立いって借金なしで就職するのと、どっちがお金が得って、後者だよね。ケチなら勉強しよう」「パソコンは10万くらいする電気屋のチラシをみるけど、ヤフオクでジャンクノートパソコンは3000円くらいで、SSD2000円、メモリ増設900円、Win11とかインストールして普通に使えている」

お金は大事なものだから独特な緊張感を生み、将来の不安とか、いろいろな妄想を抱かせるものらしいけれど、本当に自分に適したこと、必要なことは何だろうか、と考えてしまう。

ひどい職場環境が世の中にはあるから、働きたくない気持ちもわかる。なんとか自分に適した仕事を得られたら、それはそれで幸せなことだと思う。仕事をしていない自分よりは、仕事をしている自分のほうが、体がよく動いて調子が良いように思う。通勤時の読書のほうが、休日家で読む読書より楽しさが強いように感じる。

 

 

20230408土

 神戸でらん展をやっていたそうなのだが、なんか出かける元気がなくて、いつものスーパーに買い物に行っていた。

 

 畑正憲さんが亡くなったそうである。テレビ番組はあまり見ていなかったのだけれど、この方の著作は大変心を動かされる名作がおおくて、43冊も読んでいた。多くが実話とのことで、とてもよい読書体験をさせていただいたと感謝している。テレビのムツゴロウさんもすごいのだろうけど、そこにいたるまでの人生について本に詳細に記録されていた内容がとてもすごかったという印象がある。ライトノベルばかり読んで、こういう強烈な本を最近読んでいないのは人生もったいないのではないか、と思った。人間楽な方へ進んでしまいがちなのか、挑戦はしているつもりなのだけれど、読書はゆるーいものばかり読んでいる。強烈な人生に触れる機会が減っている。

 

自衛隊のえらいさんが乗ったヘリコプタが原因不明の墜落をしたそうである。乗っていた10人のうち8名はお偉いさんだそうな。そんな偉い人が最前線でヘリに固まっていてよかったんだろうか。レーダーから消える2分前まで何事もなく地上と交信していたという。台湾有事が懸念されているこのごろなので、「ひょっとして・・・」と思わないではない。

 

20230404火

一年間特別な予算を充当されたプロジェクトが終了した。この技術開発では、もともと日本のお家芸だったものが、今日じり貧になっており、その技術を再興することを企図して行われていた。世界シェアのトップを握るかの国の技術は世界の追随を許さず、強大である。正直勝てる気がしない。あっちは日本の国家予算並みの研究開発費であらゆる技術を開発している。こっちは、実験室の電気代の心配をするほど予算が年々減ってきた。そんな弱小部隊を小予算で投入して世界が獲れるような材料を創成せよってまあなんて無理ゲー。まあ研究は誰がやっても宝さがしか。

よくYouTube動画でみる国際情勢を語る方々は、かの国をなめた論調が多い。かの国のうまくゆかなくなった部分に焦点を当てて動画を出す。視聴者がそういう動画を好むからである。彼我に差があることを確認して、安心したい、油断したいのだろう。それってかえってかの国の手先になっていたみたいなもんだったんじゃないだろうか。私もなんとなく日本国内で聞くその論調にどっぷりつかってきたわけで、ある意味慢心していた気がする。実は、かなり水をあけられているように思えてきた。我々がじつのところやられ放題にやられてきていることから目を背けてきた。日本がなぜ儲かってないかといえば、ほとんどの仕事をかの国に持って行かれたからだ。「人件費がやすいからだ」というが、「いや、技術革新をやっているからだ」とは言わない。ものづくりニッポンのプライドがゆるさないらしい。捨てろそんなもはや実のない古いプライド。

世界の基軸通貨は、この100年変わらなかった。金の裏付けだったり、石油の裏付けだったりでうまいこと転がして世界から投資や富を吸い上げてこれた。この度、かの国の通貨で石油がやり取りされるようになっているそうである。世界は二つに割れつつある。資源を持った独裁国家の集まりと、成熟すぎて老化した民主国家の集まりである。あと五年でGDPの1位が入れ替わるという。最近話題のAIの研究論文は2位の4倍も出しているそうで、2位以下のすべてを集めてもかの国には及ばないそうである。基軸通貨は、大きな技術革新をなした国が覇権を握るそうである。今日までの覇権国家は、虚業にいそしんでバブルを膨らませ、経済的な不調の兆しをみせている。実業をかの国に明け渡し、その安い製品を享受してきたことで、国内の実業が細り、一方で虚業が助長されたのであろう。袂を別つ行動をとって、己の首を絞めることになっているようだ。えぐいインフレ⇒インフレ抑制・金利を上げる⇒金融の不安定化。こういう流れを読んで巧妙に用意されていたように今にして思う。孔明みたいな人がいるのだろうか。そういうことが見えてくるにつれて、まるで世界がぐるんとひっくり返ったような気がしてきた。ニッポンはまだ平和でいいなあ。なんかすごい時代になったなあ。まあなんにせよ、己のできることをやってゆくよ。

 

 

20230403月

田舎にもっていって持って帰ってきた自転車について、いつ頃かったのだろうと小遣い帳を検索してみた。2011年9月1日に15650円で購入していた。12年前か。小遣い帳12年前もつけていたのね。この自転車で当時高校生の息子と往復100qをこいで、大阪日本橋まで往復したのだった。息子は今年から社会人である。人生どんどん時間が経つなあ。

昨日畑に大根を植えて水やりをするのに川に水を汲みに行ったところ腰に違和感を感じた。本日は久しぶりに腰痛が出ている。ちゃりで腰に負担が来ていたのだろうか。ちゃりは腰のために乗るつもりだったのだが出鼻をくじかれたなあ。

 

20230401土

 先週の息子の引っ越し支援で、以前田舎に置いてきた自転車を引き上げてきた。昔アマゾンで1万円少々で買ったドロップハンドルのちゃりである。タイヤがフラットになっていたので、空気入れで空気を入れると乗れた。お散歩コースの一番遠いところをチャリンコでめぐってみた。7qほどだったが、久しぶりに乗るチャリンコというのは大層速いもので、30分ほどでまわってこれた。ジジイの反射神経では事故ったときにくたばってしまうとおもった。気を付けておとなしく走ればよい体力づくりになるだろう。

 

 畑の小松菜、大根などから塔がたってしまったので、ひっこぬいた。食えそうな部分、菜の花のつぼみなど、折ればぱきっと気持ちよく折れる部分は食えるそうで、そういう部分を収穫しておいた。

 

 流行った曲に「星座になれたら」というのがあって、いい曲だとおもうのだけど、「1番星」で、「何億光年離れている」天体がでてくるのよ。なんで誰も突っ込まないのか。これがニッポンの理科離れなのか。なんかもう物理法則からしてちがう異世界の話なのだろうなあと思った。我々の住む地球では、肉眼で見える星は3000光年以内に存在しているそうだ。星以外だと、肉眼で見える最も遠い天体は、250万光年離れたアンドロメダ銀河だそうな。星が1兆個くらい集まったアンドロメダ銀河は、満月の5倍の大きさに見えているそうだが、みたことはない。1億光年と250万光年は、40倍遠い。アンドロメダ銀河の明るさは、40倍離れると、1600分の一くらいになってまあ見えないわなあ。1億光年くらい離れた遠い銀河はちょっと気合の入った天文台じゃないと観測できないだろう。そんなわけで何億光年離れた1番星くらいの天体というのは、どのくらいのエネルギーを放出しているのだろうかと、歌を聴きながら考えてしまったのであった。アンドロメダ銀河が3.4等星とかだと、一番星くらい明るいというのだから、金星のマイナス4.4等とすると、7等級くらい明るい。1等級あがると2.5倍明るくなるので、2.5^7=610倍明るい。そんでもって、1億光年の距離のものを250万光年まで持ってくると、1600倍明くなる計算になるので、1600*610=976000倍アンドロメダ銀河を明るくしたような天体ということになるか。やべえな。めっちゃたくさんの超新星が爆発しまくってる銀河ちゅう雰囲気だ。そんな銀河に住むのは嫌だが、そんなすげー天体って宇宙にあるのだろうか。

 

 少子化の本質って、@自己愛(自分が一番かわいい)が増して、A世間がそれを助長し、➂世間の包容力も低下して、C人間が鍛えられずに各人の人間力が低下して、D他者を愛する力が落ちて、男女が互いを求める力が低下した、ということなんだろうなあ、と考えている。言い換えると「昔は厳しかったので、男女で支えあわないとしんどかったんだよ」という感想。これって個人の感想。

 今は、「スマホやりまくって勉強しないし、借金して高い学費の学校ゆくくらい余裕ぶっこいてるし、ブラックな会社なんかやめりゃいいんだし、スマホがあれば異性なんかいらんっしょ」って感じて生きているのだろうか。「ええ?それやばくね」ってジジイは思うし、どうも国家としてもやばいって考えて対策をだしているらしいんだけど、当事者は国のせいだと思っているフシもある。

「いや、若い人たち、真剣に恋愛とか結婚とか子育てとかに向き合っているように見えない。人間力が低下して、恋愛にすらこぎつけなくなっている」とかなんとかいろいろいっても「近頃の若いもんは」とエジプトの昔からある年寄りの愚痴だとおもわれるだけだ。「人間力」ってのは、まあ昭和の感覚で物差しを当てているのだろう。本当は、今の若い人たちの今なりの良しあしの価値観が存在しているのかもしれない。エジプトの昔からの人類の歴史からみて、今日が決定的に違うのは、やっぱり子供が少ないのよ。まあ人間スマートになって、昔みたいに女性に我慢を強いるんじゃなくて、お互い納得してだんだん人数がへるってのはまあしょうがないかと思う。ジジイとしては、あんまり若い人に負担を負わせないようにはしたいかなあ。

 

 

 

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