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3月29日(日)

 本日は出張のため蘭どころではない。寒い気候だが頑張ってくれたまえ。

 

 小島「えー、そろそろ本サイトも30万カウントが迫ってまいりましたが、ここらで老舗サイトの意地とプライドをかけた大幅改訂をぶっこいてみねえかと考え本日の会議を招集した次第です」

 kojima「いつものいちびりデスネ。いちびりひさしぶり。ユーモア・エスプリ・ペーソスかましていちびりまひょ。ほないきまひょ」

 児島「田中さんちのパフィオサイトが40万、蘭日本が50万カウントだそうで、人知れずそういうサイトを意識してきたわけですが、うちも30万となると立派な追撃体勢にはいったと考えてよろしいんじゃないでしょうか」

 kojima「ナタカぁ?、誰じゃいソレハ?。小さいこというたらあかんよ。わてらは世界が相手ちゃいまっか。米国のLady Orchidに負けたらあかんよ」

 小島「なんかよくわかりませんが、ときどき英語で妙なメールきますねえ。日本語でOrchidってどう書くの、って。」

 kojima「サイトよく読みなはれ」

 児島「先方では文字化けしてるんじゃないですかねえ。それに発音がわからないとか」

 kojima「ニホンゴむずかしいデース」

 小島「本サイトを蘭自慢の拡充、交配種データベースの復活と拡張等を図りたいと考えているのですが、いかんせん容量が残り少なくてこまっているんですよ」

 児島「現在本体は95MBでブランチが200MBと50MBほどに膨れ上がってますねえ。どこか使いやすいスペースを得て、そこに飛ばす方式にするべきなんでしょうかねえ」

 小島「交配種図鑑などはそれでいいんでしょうが、蘭自慢のように本体とのリンクを重視した構造ですと少々作りづらくなってくるんですよ」

 kojima「ほんとはただめんどくさいんちゃう」

 小島「そーなんですよ」

 児島「なんでもかんでも容量アップで1GBのUSBメモリが500円のこのご時世になんともみみっちい話をしてますねえ」

 kojima「ほんでもって掲示板まで閉められてしまいよった。ほんにけったいな」

 小島「あれなんだったんですかねえ。リーマンショックの一種ですかねえ。困りますよねえ」

 児島「誰も彼もケータイで、掲示板やらHP作成やらはもう時代遅れということなんでしょうかねえ」

 kojima「ケータイべったりやさかいに不景気になんねん。高速ぶわぁ走って、イチロー打ったいうてがービール飲んで、おらぁミサイルが来たぁ、日本にゃイチローおんねんど、ミサイルで打ち落としたんねん、おらぁなんぼでももってこーい、イージス艦ミサイル発射や、武器屋ごっつう儲けて景気がええどぉ。北朝鮮たきつけとんのちゃうやろなあ。日米でもええ商いや。イランごっつう買うてや」

 小島「なんかえらいこというてません」

 児島「ミサイルが景気対策なんていったら怒られますよ」

 kojima「花見の飲みすぎに注意してや」

 児島「おっさん飲んどったんかーい」

 

3月28日(土)村上園芸蘭展

 村上園芸の蘭展がダイキ神戸北町店で開催中だったのでのぞいてきた。ランの盛んな地域なので客足が多く、展示株も大変立派なものが出展されている。房の長いシルシフロラムとSlcなど見ごたえがあった。

 当初ビニカラー(ムラサキ色でつやつやのPaph.‘Wine Red’みたいな株)のパフィオに心惹かれたが、かつて育てていた株を枯らしてしまったのであきらめた。

 

Enc. pygmia エンシクリア・ピグミア

 2009年3月28日 村上園芸(ダイキ神戸北町店)500円

 花が小さいがなかなかかわいらしいので買ってしまった。

 

 村上社長から、どなたか「蘭」のファンからいつもページ作成ありがとう、ということづけをいただいた。ありがたいお言葉ありがとうございます。

 折りしも知らない方から「いつも楽しませていただいています」というメールをいただいたところなので、恐縮しつつ、これはそろそろ本格的にページを復旧する必要があるのかもしれないねえ、と考えてしまう。

 

 神戸北町には重要なスイーツの拠点があり、ここへ来るというとかみさんが私を連れてくる、というパターンになりそうである。神戸はスイーツファンには知られたスイーツのメッカで、かみさんの水先案内をしてあちこちめぐることが多い。ダイキ神戸北町店の裏道を鈴蘭台に向けて登ってゆくと意外なところに瀟洒なケーキ店があって驚く。先週発見したのだが、かみさんによればきわめて有望らしく、本日も1511円食われてしまった(小遣いの60%はかみさんに食われている)。また、ダイキへ入る幹線の1つ手前の交差点近くにも重要なケーキ屋があり、ここはチョコレートとチーズを使ったスイーツが得意とのことだ。

 三田はスイーツ都市神戸の奥座敷という位置づけなのか、いくつか有望なスイーツ店がある。三田駅前にもあるサントアン(立派なお店が図書館裏にある)がよく知られていたが、ここ数年S.Koyamaのスイーツ集積店(ケーキ、焼き菓子、バームクーヘン、チョコの専門店が集積されている)にかなりの人出があり、午前8:30ごろから長蛇の列がみられるとのことだ。いわゆる「コヤマロール」を求めて相当人数が並ぶそうである。(私の味覚ではメーターが振り切れてしまうのか、そのすごさがよくわからないが、テレビチャンピオンで2回優勝したロールケーキだそうな。ああやって並ぶのはたぶんそれだけのものを食べさせてあげたいという大切な人を思う気持ちなのだろう、と解釈している)。

 最近、西宮、芦屋、六甲、三宮と足を伸ばすようになったのであるが、神戸スイーツについてはまだわからないことが多く、今後も探索が続く。

 コンスタントにかみさんをひきつけるスイーツは、大阪心斎橋のアルションにあった。ここのモンブランは台にスポンジではなくメレンゲを使用しており、濃厚で芳醇なクリームと栗ペースのふくよかな甘みが絶品で、服部緑地にお店があったこの13年來のおつきあいである。

 そういうスイーツの話を書いたが、私はスポンサーでありながらいつも切れ端を味見するだけで、私自身は鑑賞能力がなく、子供のころあこがれたすばらしいスイーツの数々を前にして、「まあもうメタボなおっさんだからな」とせいぜい撮影するくらいであった。なんでもおいしく食べているので、私はとりたてて食べ物に執着は無い。

 

3月27日(金)Paph. Lathamianum?開花

 Paph. Lathamianum?パフィオペディラム・グラトリクシアヌム24)が再開花した。

 

3月26日(木)

 先日咲いた初花のパフィオは紫色だった。いいね、このパフィオは。かなり長いこと待ったけれど特段苦にならなかった。ものすごく成長が遅いが枯れないということは強健なパフィオなんだろうと思う。次の新芽はいつ出るのかわからない。パフィオによってはじゃかすか新芽が出てどんどん増えるものもあるが、このパフィオは欲が無いというか、淡白な成長振りであった。

 

 先日開花したワルケは真っ白だった。いいね、このワルケは。香りもしっかりワルケだ。

 

3月25日(水)胡蝶蘭‘Cake1’開花

 胡蝶蘭Cake1白が開花した(23)。昨年も大きな花で長い間咲いてくれていた。今年は花茎が枝分かれしている。昨年の記述を調べてみるとなんと8月30日まで咲いていたようで「Phal.Cake1TopPage20080724 :胡蝶蘭Cake1白がまだ咲いている。気になっていつ咲いたか調べてみると4月23日からだった。6ヶ月咲いてくれる花らしい」

 えええええ!?。6ヶ月も咲いた!?。すごいねえ。今年は昨年よりも1ヶ月早いから7ヶ月咲いてくれるのだろうか。そんなに咲いて体力を落としたかと思えば実のところ昨年よりもパワーアップしている。

 ラン好きの方からのお便りで、この時期咲いた胡蝶蘭の花が早く終わってしまったので、まだつぼみと花のある花茎を切花になさったそうである。胡蝶蘭は春から調子を上げてくるようなところがあって、真冬に咲くと花が早く終わってしまったり、つぼみが突如しわしわになってだめになったりすることもある。その花茎を切らずにおくと春から順調に伸びてよい花をしつこく夏まで咲かせているというタフな面もある。7月ごろ撮った写真TopPage20080724は、その頃が最盛期だったことをうかがわせる。

 

 

3月22日(日)C. walkeriana alba ‘Pendetive’ AM/AOS、Paph. ‘宝塚II’ 開花、神戸蘭友会蘭展

 このパフィオは開花か、と思ってからかなり長い。やっと咲いた(21)。

 リストに書き漏らしているパフィオがあって、むかし宝塚園芸サービスで花の無い株を200円で買って、ずーっと花が見られなかった株があったとおもうのだけれど、記憶も記録も定かでない。そういう謎の株が先週のトップページの最後の画像のように、にょろーんと花茎を伸ばして、「なんか小さい」つぼみをじっくりゆっくりあげてきた。

 思いがけずつぼみの出たカトレアワルケリアナアルバペンデティブも開花した(22)。白いワルケである。本日出かけた神戸蘭友会蘭展でもみかけた。

 

 I氏に掲示板からお誘いがあったのでI氏宅に出かけ、I氏のクルマでいつものルートを通り、須磨離宮公園に行った。曇りのため人出が少ない。蘭展もすいていたが、株の販売も極めて少なかった。I氏は収穫が無かった。

Lyc. Chita Sunset ‘Perlcolor’

 クリーム色の花を5つもつけた立派なリカステが500円!。4号鉢だったがつかんでしまった。

 少々暗いので撮影にはうまくなかったかもしれない。

 

 第二神名で移動し、ほどなく明幸園までやってきた。これまで小銭をケチって下道を通っていたのであるが、恐るべき時間の無駄であることがわかった。

 明幸園では素焼鉢2号と2.5号をそれぞれ10個(360円、385円)、ミズゴケのチリ産500gを2つ。ショウガの種芋を2袋買った。

 家まで送ってもらい、蘭見物をしてもらい、花芽がぼこぼこについたDen. Bizen ‘Akebono’をお土産に持って帰っていただいた。

 

 来週のダイキ神戸北町店での村上園芸の蘭展の話しをしていたのだけれど、よく考えたらI氏の都合のよい日曜日は出張になっていたためご一緒できそうもないことがわかった。行くとしたら土曜日だろう。

 

 

3月21日(土)Aerangis hildebrandis開花

 朝から天気がよかったのでランを出して行った。Aerangis hildebrandisが開花していた(20)。

 レリア・アンセプスの花芽が伸びつつあったものが、事故でぼっきりやってしまった。大変惜しいことをした。

 白いワルケが開花しつつある。インターメディアもつぼみが大きくなりつつある。インターメディアは、ちゃんとラベルのついたものが我が家で開花するのは初めてのことではないだろうか。

 

 

また裏山にのぼった。写真に撮った大きな谷の存在が気になったのだ。その谷に降り、山頂付近までのぼってみた。3月の山は見通しがよく歩きやすい。もう蜂が活動している。小川のせせらぎを聞きながら進む。人はまったくいないが、かすかに人の手が入っているのだと感じることが出来る。山は燃料だらけだった。「山へしばかりに」とは落ちている小枝を燃料としてとってくることではなかっただろうか。かつての山はそういう落ちている枝も少なく、倒木など無く、歩きやすかったのではないかと思う。落ち葉も大事な堆肥となったろうから山の手入れは相当なものだったろう。

それがいまや多量の燃料が転がっている。手入れをする人をみかけることも希だ。もし我が家に昔のような薪で沸かすお風呂があったら燃料にはことかかないのだろう。同僚が言うには、そういうふろの消し墨を暖房用に使っていたそうで、そういう生活はかなり寒かったそうである。石油もいつまであるものでもないから、しばかりを日課にする日がやってくるかもしれない。

このたびの山歩きは、谷あいを進んだため少々陰気な雰囲気だった。まあそうそう楽しいことはおきない。子供は谷に墜落するし、私は「あー、木の枝がふとももに刺さったー、ってわけではないか、でも痛い」というめにあった。

 

3月20日(金)

 寒いのでなにもせず。

 

 買い物で行ったダイエーで胡蝶蘭の1株売りがあり、1280円だったか、大きな白い花と大きなたくましい葉っぱの株がよさげだった。こういうタイプは育てやすいと思う。デンドロは980円で立派な株が売られており、おばさんがかごに入れていた。まあさすがにどちらも持っていて咲いているので手は出ないが、ランが手ごろな値段で手に入りやすくなったというのは結構なことだと思う。

 

 

3月19日(木)Epi. ‘Nakazato’開花

 Epi. ‘Nakazato’ が開花した(19)。

 

3月15日(日)花芽つぼみ多数

 天気もよくなったのでランを全部出した。枯れたと思っていたLeptotes tenuis × bicolor は、よく見るとまだ生きているバルブがあるので、素焼鉢にミズゴケで植え替えて再生を図る。

 他にMasd. Night Shade Masd. ? ‘White’などが枯れていた。ちょっと乾燥させすぎたようで、水遣りが不精すぎたのを反省している。

 ナゴランのつぼみがしけていた。またか。ナゴランの扱いがへたでへたでまいる。

 カトレアワルケリアナアルバペンデティブにつぼみがどーんと出ていた。先週まったくみかけなかったというか認識していなかったのであわてた。いつのまにこんなことになっていたのか。ワルケの初花、しかも白いというからかなり期待している。

 Encyclia 'Tegarayama'につぼみの房が出てきた。

 Slc. Rocket Burst ‘Deep Enamel’ HCC/AOSにつぼみが出てきた。

 コナカイガラムシを胡蝶蘭などでみかけるためスミチオンなる農薬をかけたおいた。

 Slc. Rimfireは枯れそうだったが新芽がでてきたので、枯れた部分をとっぱらって2.5号素焼鉢にミズゴケで植えた。

 Paph.Deperleは、花茎が4本以上でてきつつある。

 Cym. Sweet Debon ‘Sweet’の花芽は5つになった。

 頂き物のインターメディアにつぼみがある。

 

 次の週末は神戸蘭友会の蘭展があるようである。

 

 運動不足で不景気な気分になるのだろうと、裏山に登ることにした。杉林である。この時期は花粉のメッカで、冴え渡った空に日光が燦燦と降り注ぎ、絶好の花粉日和である。だが、べつに花粉症でもない人間にはまったく感じることも出来ず、爽快な山歩きとなった。まだ登ったことが無い山のてっぺんを目指す。尾根道までを駆け上がると気持ちのよい細道が続いている。林が途切れる場所に出てみるとまるで人工物がみられない林がはるかかなたまで見える場所があった。この広い土地に家一軒ないというのは不思議な気さえしてくる。近所の山ということで想像していたのよりはかなり複雑な道や森、谷川、清流が現れて、やっと人里に下りてくると巨大な御神木がそびえていた。

 

3月14日(土)

 更新作業を話題にするしかない、というくらい書こうとおもうことが思い浮かばない。まあはじめることである。リハビリをしているようなものだ。

 

 冬に逆戻りしたような寒い気候になった。水遣りむきではない。

 

 楽しいという感覚がいまいち鈍くなった様に思う。そういう人が増えていないか?と心配になる今日この頃で、自分もちとそのあたりが不安になる。仕事をわしわし進めているとほのかに楽しいと感じているときがある。だが、そればっかりになっても結構疲れる。なんとなくそれも楽しみというものとはちと違うように思う。この日誌はかつて楽しみでぎらぎらしていたことがある。あのころは毎晩熱かった。ああいう感覚が薄れて久しい様に思う。どうしてなんでしょうかねえ。歳ですかねえ。

そういえばこの1月にヌガーにかぶりついていると奥歯の銀歯がぼろっとぬけてしまった。歯医者に行くと、銀歯の根元にあった自前の歯がもうだめだから抜けと恐ろしいことをおっしゃる。大事な時期だったので「どうかぬかずに」、とお願いしたところ入れ歯を製作されてしまった。

 入れ歯ですぜ・・・。もうそういうトシになったんでしょうねえ。先週そいつを入れてもらって、直後にメロンパンを食べたところ、口のなかで入れ歯とメロンパンがまざってしまって往生した。入れ歯とはこれほど不便なものか、と暗澹とした気分で過ごしていると、今週は調整をおこなうとかで、歯医者さんはちょいちょいとさわって入れ歯をびしっとはめてくださった。

 出かけた先の西宮ガーデンでヘルシンキベーカリーの試食ライ麦パンを恐る恐る食べた。入れ歯がパンについてこない。ちゃんと歯として機能している。はははははははは、と笑みがこぼれる。なんてうまいパンなのだ。だが、入れ歯というのは毎晩洗わなければならないのである。まあこれからは心を入れ替えて歯と体の健康を心がけよう。

 おっと、楽しみの話だった。先週の日曜家族で日本橋に行って私はひさしぶりにパソゲーを買ってきた。

パソゲーですぜ・・・。いまどきゲームといえばそりゃDSか、ケータイか、Wiiか、プレステざんしょ。DSやプレステはあるけれど触ったことがない。使い方がわからない。

そのパソゲーは、知る人ぞ知るMYSTのシリーズの4作目とのことである。MYSTはクリアーするまで4年くらいかかったような気がする。90年代だったと思うが、MYSTは高かった。安いものに飛びついたら英語版だった。時々英語を読み、英語を聞きながら進める。ゲーム勘というものがさっぱりなかったので子供が突破口を開くまで3年はほったらかしていた。なんとかクリアーして、面白いゲームだったなあ、と思った。2作目RIVEN、3作目エグザイルとやって5年くらい経ったのだろうか。(大学院から)娑婆に戻ったことだし、ひとつリハビリがてらに買ったパソゲーは「MYST IV リベレーション」中古(ソフマップ)2480円だった。今年になって自分のために買った最も高額な商品ではないだろうか。そうだなあ、このどけちな性格がまた楽しめない気分をさらにどろーんと沈めているのであろう。

自作パソコンにインストールしようとしたところ、推奨容量7GBとかあって、そんなに空いているところがない。いまだにブラウン管だから画像にも難がありそうだ。そこでかみさんのノートを借りた。

昨年のクリスマスプレゼントに6万円のバイオノートをかみさんに半額負担でプレゼントした。まだ15000円を家計に借金している。

6万円ですぜ・・・。ノートパソコンが6万円の時代がこんなにはやく来るとは驚きだった。DVDスーパーマルチドライブ、HDD160GB、すんごい広い画面、超遅いウインドウズビスタ。大変表示がきれいだ。蘭の写真をスライドショーで見たところ、はじめてみる画像のようにすこぶるきれいだった。

でもまあ今日までほとんど触る暇も無く、購入したゲームは先週インストールだけして終わりだった。なんとなくゲームを開始するのは億劫とまで考えていた。

木曜日にちょっと、昨日ちょっと、とよたよたゲームを進める。大変きれいな画像のゲーム世界である。ずいぶん進化したものだなあ。まあ、なんとなく、ほのかに楽しいような。本日は日誌というか雑感をいっぱい書いたのですこし勘がもどってきた。

 

 

3月13日(金)

 Leptotes tenuis × bicolor が枯れてしまっているのを発見した。だんだん弱っているなあとは思っていたがまさか枯れてしまうとは悪いことをした。プラポットにミズゴケだったけれど、プラポットでは乾きすぎたのか、やたらと軽かった。植え付けミスだったのではないだろうか。

 

310Restrepia elegans開花

 出張から帰ったら、Restrepia elegansレストレピア・エレガンスが開花していた(18)。

 

 出張は東海村の原子力研究所で中性子を扱うというレアなお仕事だった。しかしまあ、見た目は整理整頓のよい工場というところである。中性子は目には見えない。誰もが持っている中性子だが、それだけが光線のように飛んでくるというのは原子炉のような特殊なものがないと実現できない。結晶の構造解析などで利用するといろいろ重宝するものらしい。今月は加速器の側で放射光を扱ったりといろいろ妙な出張が多い。そのうち500km上空の低軌道まで出張してくださいとか、月行って下さいとか、火星まで行け、という時代が来るのかもしれない。帰りに支給されないタクシー代を惜しんで原研から駅まで歩いたら疲れた。目の前で普通電車においてゆかれ、30分待たされ、架線事故で遅れ、65分スーパー日立で立たされ、新幹線で頭痛に見舞われていたが、私にはむやみと効くEVEのおかげで名古屋からすっきりし10倍速で書類をよみとばしていた。

 

3月8日(日)

 掲示板が終了するそうである。まあおわるちゅうものをどうしようもない。やたら変な書き込みが多い掲示板だった。

 

3月6日(木)Epi‘花工場’開花

 Epi‘花工場’が開花した(17)。

 

3月1日(日)

 天気がよいのでトレイを出して水遣りをした。

 開花写真を撮った。

 庭に安くなった百合の球根を植えた。なにやら眠い一日だった。

 

2月28日(土)Bulb.‘Shizuoka’及びPhal.‘Sanuki’開花

 初花となるBulb.‘Shizuoka’が開花した(16)。実のところぼんやりと静岡のKさんにいただいたような気がするというよくわからなくなっているバルボである。なんにせよ初花というのはうれしい。房状で、バルボでは珍しいピンクの花であったが、ものすごく小さい。育てている人にしかヨロコビがわからないような、つまり目玉が15cmまで近づける立場にいる人しかまともに鑑賞できないバルボである。こういうちっとも蘭展向きじゃない、それでも咲けばうれしいラン好きのヨロコビがある鉢というのは結構ある。

 これもいただきもので初花のPhal.‘Sanuki’が開花した(17)。開花時はどんな花かよくわからないのが胡蝶蘭というもので、今後どうなるのかまだ見当がつかない。

 

 初花のつぼみがあがっている昔200円で買ったのではないかとかすかに覚えているパフィオはやたらつぼみがちいさい。これもどんな花が咲くのかさっぱりわからない。

 

 パフィオペディラム ? 「柳井」:3花が時期をずらして咲き、なんと12月8日の開花から3ヶ月に達しようとしている。天晴れだ。

 

 戦後復興が急激に立ち上がったためむしろランのHPのほうはそっちのけになっているなあ。

 

2月22日(日)

 水やりをした。特に変化はない。早く春になって欲しいが、まだ2月だった。

 あーあ、東京ドーム蘭展が終わってしまったけれど、状況がさっぱりつかめないままである。

 

 おおむね幸せに暮らしていると思うのだが、気分はすこぶる悪い。生きていればいろいろあって、有利な立場にあったとしても、人のうらやむような立場にある人も、それぞれに本当はいろいろ悩みがあってつらいのではなかろうかとおもう。そこへもってきてこのたびの不況で生活の不安のみならず実際的な困窮が襲いかかってくる。予感だけでもいやな気分になるほど今回はきつそうだ。

 

2月21日(土)

 これといったこともなく、寒いので活動休止。

 庭はクロッカスが花盛りだが、まだ2月だった。気分的には春が来たように感じることもある。春が来たら蘭をだして出来るだけ場所を広く取って日に当ててやりたいと思う。

 

 閣僚の辞任というのがしょっちゅう起きる。ろれつが回らないという状況は体の言うことが聞かない状態であるから、それをみてみっともないと思う人もいるだろうけれど、「あれれ、お体だいじょうぶですか」と思うむきもあろう。私は、「さては一服盛られたのでは」と思った。よっぽど飲まないとあんなにならんでしょう、普通。

 もしね、ある大国に金持ちの属国がいたとして、大国が経済的にめためただったら、その属国を泥の海にたたきこんででも大国は浮き上がろうとするんじゃないだろうか?と思った。

 もしね、属国の政府が傀儡政府であったなら、大国に金を貢いでるよねえ。国債とかいっぱい買って。

 もしね、属国の政府が景気対策などでもたもたへろへろして、国民にお金かねばら撒くのは1年近く遅れて(ブッシュ時代に小切手ばらまき済み)、抜本的な景気対策はさらに遅れると、国際的信用は比較的堅調といわれた属国より大国に向かってゆくだろうねえ。すると逃げ出していた金がもどってきて株価を押し上げ、企業は資金調達が可能になり、国債の信用が回復すると。それが世界経済回復の早道だからと。

 「人は自分の見たいことしか見ない」とカエサルは言った。

 見えていることは、人々が見たいことだけで、それを芝居で見せる。日本人は、有名人やえらいひとがしくじるのが大好きだ。みっともないニュースはじつにしつこく、根掘り葉掘り繰り返し流される。そんなニュースみて意味があるの?というものが本当に好きだ。政治の本質に関係ないのに「みっともないからやめさせろ」とくる。本当のところは裏でひそかに進行する。偽メール事件といい、ろれつまわらない事件といい、政治は芝居でマスコミを操作し、あほな国民を上手にだましてくれているのかもしれない。

 いってみればマスコミにしょっちゅう閣僚を引き摺り下ろされているようなもので、マスコミがあおって殺された首脳部だって出た歴史がある我が国では相当マスコミの研究がなされているはずだと考えるべきである。ということは、なんであんなつまらないことでやめる、という辞任が発生した場合それはマスコミを利用したなにかの操作が隠されているとみるべきではないのだろうか。そうとでも考えなければあまりにばかばかしくてやってらんない。

 閣僚の辞任とは、「集票力があって党に貢献した人間だが、政治的な能力があまり高くない人を、とりあえずあがりのポストにつけることによって身の振り方をきめさせ、後もつかえていることだから、具合の悪い伝票を明るみにするか、失言でもしていただいて、さっさと交代させる」ためにやっているんじゃないかと思った。

 今後は、総理大臣の辞任→選挙:民主党の政権(別に信用しているわけでなくてとりあえず自民党以外ならということで)→どつぼの日本経済、アメリカの浮上→(やっぱり民主もだめで)なんとなく自民にこれはという人がでてきてよくまとまる→お約束の民主党の不始末→強力な自民党政権→なんとなく景気回復の兆し、というところで日米自民民主間でよくよく納得した上で進む道筋ではないだろうか。

 

 仮説:この世界不景気は、暴走する欲望資本主義、実体の無い金が国境を越えて暴れ周り環境を破壊しまくるのをただすために仕組まれたのではないだろうか。実体の無い金は雲散霧消し、欲に駆られたマネーゲーマは手ひどい痛手を受けた。今後は、経済の暴走を抑制、監視する国際的枠組みが作られるいっぽう、環境に配慮した産業構造へと転換させられてゆくというもの。

 

 それにしてもGDP年率マイナス12%ちゅうのはあんまりなので、2009年はほんとえらいことになりそうだ。

 

 

2月17日(火)Den. Oriental Spirit ‘Miyabi’開花

 デンドロビウム・オリエンタルスピリット‘ミヤビが開花した(15)。

 

 ランの棚でアリンコが活動している。3匹みかけた。あまり増えないでいただきたいねえ。

 

2月16日(月)Epi. Pretty Lady ‘Misumi’開花

 エピデンドラム プリティレディー ‘ミスミ’が開花した(14)。

 

 東京ドームの状況を現時点でも把握しておらず、本日どうもリカステが大賞らしいとわかる。リカステ・ショールヘブンでしたっけ。よく聞く名前である。うちのリカステもこれでもかというくらい折り重なって咲いているのだった。

 

 本日終戦となった。疲れた。毎日更新というのは復活するのであろうか。かつては毎日更新だったのである。これまでは週一ペースだった。

 

2月15日(日)

 春が来た、といううららかな暖かい一日で、庭ではあちこちで水仙やクロッカスが咲いている。いくつかトレイを出して日光稼ぎをした。

 

2月14日(土)Den.芯ムラサキ開花

 いただいたDen.?芯ムラサキが開花した(13)。Den.?阪急池田よりは少し小ぶりだが、そっくりである。この手のデンドロは多いのだろうか。

 暖かい日だったので全部出して水遣りをした。

 

 東京ドームで世界最大の蘭展をやっているという。もうそんな季節でしたか。

 

歯医者があって戦々恐々として過ごした。いいおっさんになっても「抜こうか」などと言われるとコワイ。

 

3年間の刑期をつとめてこのほど出所する受刑者の気分で過ごしている。刑務所とどっちがしんどかっただろうか。娑婆かあ、出てなにをするかなあ。「楽しみたい」という欲求がなくなった僧侶のような状態にあって、お小遣いも使い道が無いため大半をかみさんに食われている。3年くらいまともに映画もみていないようで、レンタルビデオ屋を除いてみると知ったタイトルがないので驚く。春からは勉強と仕事をしたい。結局そこへ行くか。荒れ放題の当サイトの復興はなるのだろうか。

 

バレンタインデーとやらである。今年は給料日前のはるか前にかみさんに大半を食われて金欠状態で過ごした。今日は家族の食事を作る。

 

「逆説の昭和史」だったかを読んでいると、田中義一首相が国際協調のため米英とよくよく外交をしながら中国出兵をしていたくだがあって、この首相は悪いやつかと思っていたらそうでもなくて実は大変だったのだなあ、と思った。浜口首相の話がまた泣けて、ロンドン軍縮会議で英米日10:10:6.975(何この7にとっても近い比率は?と歴史教科書を見ていて疑問に思っていた)という軍艦の比率について、「ソウスイケンカンパン」(どんな乾パン?)とかいわれて右翼青年に撃たれちゃう。それでも激務で国会答弁だのしているうちに傷がもとでお亡くなりになってしまう。総理大臣というのはほんと大変な仕事で、よく読めばどなたも無理からぬ理由で大変苦労しておられるのがわかる。財政破綻、国民生活の窮乏を救うため、戦争回避のために軍縮をやろうとして命を落としたのである。ここでもマスコミと世論がわっしょいわっしょいと戦争につっこんでいったようなところがみえなくもない。政党政治の絶頂期に国民の信を得て選ばれた首相の施策をもっと真摯に考えて議論するべきだったんじゃないの、と思う。

麻生総理をひどく言う論調があるが、すっごい責任と重圧を負って激務をこなしている総理大臣へのインタビューってのが「前首相に笑っちゃうほど呆れるといわれてどう思いますか?」てのはねえんじゃねえか。我々どっちかっていうとあまり賢くない国民が聞きたいようなことをダイレクトにぶつけてどうすんの。マスコミにも頭のいい人はたくさんいるんだろうに。そういう人たちがよく考えて国や人類をよくするために首相をどう質すか、という重要な責務を負っているっていう自覚が無い。マスコミは昭和のあの時代からインテリの自覚がなく、井戸端に寄りすぎだ。首相の肩をもつつもりはない。政策をよく考えて選挙に行く。思い込みの激しい青年やおっさんに悪く思われて撃たれる刺されるっていうのが繰り返されている我が国のありようは問題だ。それもこれも重要人物をお茶の間で芸能人レベル以下にまで引き摺り下ろしちゃう日本の悪風がモノをいっているのではないだろうか。これでは耐えがたきを耐えしのびがたきをしのんできたそれなりの人材はやってらんないと思う。ゆえに日本はリーダーとしての人材が払底するのは火を見るより明らかだ。(結局首相批判みたいになっているが、「とてつもない日本」を読んだぐらいで、政治のことはよく知らないので特に意見は無い。)

 

 

2月13日(金)Max. juergensii開花

 I氏にいただいたMax. juergensii が開花した(12)。地味に咲くのでわかりにくい。

 

2月11日(火)Pleurothallis grobyi開花

 Pleurothallis grobyi が開花した(11)。地味に咲くのでわかりにくい。

 

2月10日(月)Den. Rainbow Dance開花

 Den. Rainbow Danceが開花した(10)。この種は4鉢ぐらいあってそれぞれに咲くので花だらけになりそうだ。

 

2月7日(土)

 写真の整理がなかなか進まない。量が多すぎるのだろう。掲載速度の制約もある。一括掲載して日誌やトップページからリンクを張るという手もある。

 

 これを書いているとき、シンビジウムを外に出し忘れていることに気がついた。花茎6本で盛大開花しているCym. Lady Jewelシンビジウム・レディージュエルと、花茎5本で盛大開花する予定のCym. ‘Boy’ シンビジウム?'ボーイ'であった。凍らせたらぱーになるところだった。危なかった。

 

 ケータイの基本料金が500円くらいなら持ってもよいか、とかつては思っていた。とうとう月額基本料金480円というサービスが出てきて気にしているのだが、やっぱり気が進まない。この2ヶ月家にかけた電話は1回のみ。電話は基本的に嫌いである。そのうえ、家族の誰もケータイ所持の話に乗ってこない。「ケータイが無ければ維持できないような友達関係は論外」「読書の邪魔」と子供に言われ、さらに「ネットを見たらパケ代がかかる」と解説される始末である。本体価格も実は大変高価なのではないか。

ケータイに何を期待するのか。公衆電話が最近増えた。電話はまにあっている。移動中はカメラもテレビもネットも必要ではない。手帳?予定表?住所録?。まあまにあってるなあ。地図?人間カーナビというくらいどこにでも行けて、わからんところを歩いて迷うのが趣味の人間には不要だ。音楽プレーヤーだの小説だのは間に合っている。ゲームはやっていない。蘭の写真集を入れる?。画面がちいさいからねえ。そもそも必要があれば手に入れている。仕事のメールがケータイから入ったことは無い。ケータイで2MBの添付ファイルつけて送れるか?。ケータイってPDF読めるか?そういえば時計も持ってないなあ。邪魔なのである。必要性がさっぱりわからない。読書の邪魔などされたひには目も当てられない。

結論として、通話、ネット使い放題でパソコンに繋げてデータ通信し放題で月1000円以下、本体価格4000円以下なら入ってもいい。

 

ハードな一ヶ月だった。負傷あり、長時間労働あり、肉体労働あり、いろいろ不運もあり、本当にきつかった。これだけ苦労すればたっぷり楽が蓄えられているだろう、と考える「苦楽の法則」などという迷信を信じている。苦労をすれば楽をえられる、という法則(苦楽の第一法則)が存在すると信じることは種々有益な面がある。苦労を儲け、ととらえることで、気分的には楽になる。「苦労すれば苦労の自由エネルギーΔGが増加し、確率的に低い事象を起こすことが出来る(苦楽の第二法則)」と勝手にあやしい法則を付け加えて利用している。実際確率的に低い事象を引き起こすこと=運を引き寄せるようなこと、が幾度かあった。そうやってこの怪しい法則を長年利用して数々の難関を突破してきたのである。最近の不運は吉兆とすら思えてくる。なにかある。

世間は「努力しても報われないことが多い」という考えが主流らしい。へー、そうなんですか、というほかはない。チャンスが来たときに自分に技能や能力が備わっていなかったら、チャンスをチャンスと認識すら出来ないだろうに。努力して能力を高めないのは、日ごろから安穏と暮らして徳に見えても今日のような難局に直面した場合明らかに損だ。努力することには、通話料金も月額基本料もかからんとおもうが。

 

「新しい歴史教科書」を図書館で借りてきて読んだ。本日ブックオフで105円だったのを買ってきた。歴史の難しいことを知らない私には世間でかまびすしい論点を見出すことは無理のようである。この教科書のどこが問題なのかよくわからない。知らないことがたくさんあって有益だった。読み物としては大変面白かった。これに気をよくしてセンター試験の過去問を少しやってみたが歯が立たなかった。やはり中学の教科書では無理か。

歴史の勉強をしていた中学生と話をしていて「教科書全部読んだんだけど、はて承久の乱ってなんだったっけ?われながら覚え悪いなあ」というと、横で聞いていた高校生が「頼朝の死後、朝廷への政権奪還を企てた後鳥羽上皇が北条家打倒を武士に呼びかけて起こした乱だったか、武士の支持は北条家に集まり、朝廷軍は敗れて後鳥羽上皇は隠岐に流された、と中学でならった」と解説してくれた。こいつ何者・・・。

 

2月5日(木)Den. Queen Southeast開花

 Den. Queen Southeastデンドロビウム クイーンサウスイーストが開花(9)。よく考えたら現在我が家最古のランで、2000年に買ったものだ。あまり大きくならず、増えもしない。デンファレの中では最も発色のよい花をつける。もっと大きくなって盛大に咲いて欲しいと思う。

 

24C. schroederae 'Carlos Arango×Popayan'開花

 C. schroederae 'Carlos Arango×Popayan'カトレア・シュレデレが開花8

 

 夜中トレイでランを風呂場に運搬してお湯をかけた。水遣りも楽ではない。

 

 

21村上園芸

 家族サービスで西宮ガーデンズに行った帰り宝塚ダイキに来ていた村上園芸を覗いた。ちょくちょく珍しいランをつれて遠くまで遠征してくださる村上社長に感謝したい。仕事とはいえすごいなあと思う。

 

Torigonidium obtusum トリゴニディウム・オブツスム

2009年2月1日村上園芸(Daiki宝塚)500円

 オンシジウムっぽくみえるバルブが連なっているまったく知らない属なので購入。蘭事典によると「略号 Trgdm. 14種がメキシコから、ペルー、ブラジルに分布する着生ラン。マキシラリア属の近縁。属名はギリシア語のtrigonos三角の、ガクヘンが三角形をしていることから。 代表種  Trgdm. egertonianum」とか。ちょっと出会わない、咲いているのを見たことがない珍しいランが500円とは驚く。

 

 これ一株で満足していると、トレイ二つにランを満載したおじさんがお会計に臨んでいた。すごい。30株はあるぞ。不景気でも元気な人はいるんだなあ、こういう人が村上園芸を支えているのだなあ、と感心した。でも個人ではなんぼなんでもあそこまで欲しいと思わないだろうから蘭屋さんの買出しだろうか。私のレジ待ちの前は70代くらいの夫婦が、500円のバルボ、エリア等3株を購入していた。村上園芸も繁盛している。

 

 西宮ガーデンズにかみさんは喜んでいた。おいしそうなものがたくさんあったからだ。私はとくに欲しいものはなく、昼ごはんの酢豚弁当750円を買ってもらったくらいであった。昼になるとさすがに混んできた。たいへんよくはやっているようである。確かにすごいショッピングセンターだと思う。そういえば2階を見ていない。行きは自分の運転でちゃっちゃと10時過ぎに着いて空いていたが、帰りはどこもかしこも渋滞で疲れた。

 ショッピングセンターというのは多量の服を売っているところという認識がある。服を買うことがないので大半が用のない店の集まりである。かつて服というのは大変重要なもので、数世代にわたって大事に着てきた、財産のようなものではなかったろうか。ありがたいことに工業的によいものが大量に安く供給される様になった。それ以上なにをのぞむのか私にはわからないのだが、世の中にはおしゃれという趣味がある。服は大事で重要であるという先祖からの認識がある種の人々をして服買いに走らせるのであろうか。服というのは万単位のお買い物のようで、その投資に見合う収益というものが個々人でどのように見積もられているのか興味がある。よい服を着てそれなりにしていれば家計保持能力の高い、つまり稼ぎのよい配偶者を得られる、というものではどうもなさそうで、もっぱら自己の欲求の充足のためにとっかえひっかえ消費がなされている、ように見受けられる。高い服も、安い服も、おっさんの目から見てなんら明瞭な違いはない。さらにいえば人事担当者は、スーツの仕立てのよしあしで就職希望者を選んだりしないだろう。また、見合いの席で女性はどうかしらないが、服装にあまりにお金のかかっている人を敬遠する男性は存在するのではないだろうか。

 ともかく、内装のすばらしい、いろいろしゃれたものが売られているすごいショッピングセンターだった。

 

1月31日(土)

 ラン友の掲示板への書き込みで宝塚のダイキに村上園芸が来ていることを知った。明日はちょうど通りかかるのでいってみよう。

 

 今週もまじきつかったのでランは眺めるだけで記述もできない。こんなパフィオあったっけ?というパフィオから花芽が出てきているのがうれしい。開花中のパフィオが2株。今後開花するパフィオは3株。

 

 デンドロビウム 「阪急池田」は、大変よい感じである。しかし花命は2週間程度とあまり長くないようだ。かつて育てていたDen竹本に花がよく似ている。このDen竹本は、成長するにつれますますすごい咲き方をしてくれた。この株もそうなるのだろうと思う。

 

 しんどい外回りの帰りに西宮ガーデンの近くにきたので寄ってみた。どうも大きなショッピングセンターが出来たらしいとは聞いていたのだがおっさんには用がないところではある。散歩がてら歩いてみたら「どひゃー」「すげー」「ほえぇ」とたまげることしきりのおのぼりさんになってしまった。しょっちゅうひやかすダイ○モンド×ティや×レミアム○ウトレットが野暮ったく感じられるような洗練された建築と内装に驚嘆していた。とても1時間では歩ききれない。夜だからよさげに感じたのかもしれないが、これは家族を連れてあそびに来たいと思った。時刻は7時ぐらいだったとおもうが、中のスーパーでは多量の半額シールにたまげた。いろいろ圧倒されて結局1円も使わずに帰ってきてしまった。調べてみると日本で4番目に大きいそうである。ただ大きいだけではなく、中身がカッコイイ、と思った。だからここは世界最高の、史上最高傑作の資本主義の華なのではなかろうかと思う。

こんな猛烈な不景気でなければさぞや高い収益を上げたことであろう。これは言ってみれば「天晴れここまできた資本主義、でもアダ花」、というもので、今後これを凌ぐショッピングセンターはもう現れないだろう。これまでの「欲望が突き動かす資本主義」は今後修正を余儀なくされるのである。だから欲望資本主義が咲かせた最後のそして最もきらびやかだった花としてよくよく鑑賞しておきたいとおもうわけですよ。

Thanks for Capitalizm and so long」そんなタイトルがあったなあ

「夢と置き、露と消えたる、資本主義 豊かさとはちょっと違うんだなあ」

 など馬鹿なことを考えていた。

 「新しい歴史教科書」を読んでいる。戦争がなくて、そこそこ食えりゃいいんじゃねえの、とおもう。世界大恐慌のくだりを読んでいると「このころのアメリカには自国の政策によって世界の経済が左右されるという自覚が乏しかった」とある。「このころ」で済んでいないところがなさけないよね。「買うのは今、支払いは再来年から」というような金遣いの荒い連中のために世界中でモノをつくって貢いで債権に化けた金をまわしていたことにあきれたのは3年も前のことで、かといって多くの人々がわかっていながら誰も手を打てなかったのかと、情けない気分になる。

 

 ビッグスリーを救うたった一つの冴えたやり方とかけて失言と解く。そのココロは?

「ビッグスリーが倒れたらチャーンス!」と麻生首相に言って貰う。アメリカ国民はちょっと元気になるだろうねえ。

 

 

1月25日(日)京都ラン展・関西ランフェスタ、Dial. Mizoguchi 'Princess KikoBM/JOGA開花

 家族の用事で出たついでに一人であちこちを回る。園田駅から阪急を乗り継いで川原町へ。高島屋で蘭展をやっている。ひたすら写真を撮る。

売り場も見たが特に欲しいものがない。腹が減ったので何か食べようとおもったがけちが災いしてコンビニパン1つと飲み物で済ませた。交通費以外の本日の唯一の支出は251円だった。なにやら昨日歯医者で治療を受けたところが痛み始めた。肩がこっている。どうも本日は調子がよくないようである。

 京阪電車で守口駅にやってきた。関西ランフェスタの会場にやってきてひたすら写真を撮る。なんだか腕を上げるのがおっくうだがしかたがない。これが肩こりや歯痛の原因じゃないだろうか。二日間で約1000枚撮影をしている。そういえば100円ショップSeriaで購入したニッケル水素電池(VolcanoNZ、武田コーポレーション製(?:中国産)、1300mAh)4本420円で立派に1000枚撮影できた。充電池まで100均に出てくるとは驚く。上述の100均Seriaはこのところ急拡大しており、充実した内容でダイソーを席巻している。

 難行苦行の撮影を終えて、売り場を見回ったが特段欲しいものはない。この二日間トリアネのピンク色の花がいいなあ、とはおもうのだが、ああいうものは簡単には手に入らないし、強烈に高いから今後の検討課題にする。まいどのごとく手ぶらで会場を後にした。

 日本橋をぶらつこうと思ったが今月はかみさんに貢ぎすぎて懐が極端に寂しいのでスキップして北新地を目指す。いつもの王将でめし、と思ったが閉まっていた。近くに寿司食べ放題45分間980円というのにくらっとなった。980円は大変な贅沢だ。たまにはすしも食べたい。いつからすしを食べていないだろうと思って、歩いていたが、意を決して1000円握り締めて店に戻ってみると店の休止時間になっていた。すごすごと帰る。

 読書もぱっとしない。こうも見事にはずすか、という本をつかんでしまった。本当に一日ぱっとしなかった。今月はだいたいこんな調子だとあきらめる。もう当分蘭展に行くこともなかろう。

 

 Dial. Mizoguchi 'Princess Kiko’BM/JOGAディアレリア・ミゾグチ ‘プリンセスキコ‘が開花していた(8)。蘭展では15株ほど見てきた株である。この時期Bc.パストラルイノセンス、ワルケ、トリアネ、パーシバリアナなど定番の株がこれでもかと繰り返し出会う。

 

 昨日の明石ラン展の画像を精製し、74枚が残った。歯痛も治まらず実にしんどい。京都とランフェスタの精製は当分先だ。

 

1月24日(土)明石ラン展

 明幸園で開催されている明石ラン展に行って来た。天気もよく、機関銃のように写真を撮って、売られている株をざっとみて帰ってきた。売り場もランが充実していたが、何も買わずに帰ってきた。

 

1月23日(金)Epi. boothii開花

 Epi. boothiiエピデンドラム・ブーシーが開花(7)。

 

1月18日(日)Dendrochilum bicallosum開花

 Dendrochilum bicallosumデンドロキラム ビカローサムが開花(6)。

 

このパフィオはなんだったろうか?というパフィオに花芽が出てきた。よくわからない蘭が咲くのはなんだか楽しみである。

 

このバルボはなんだったろうか?というバルボに花芽が出てきた。同上。

 

1月17日(土)

 寒くなると何も咲かなくなるねえ。この一週間本当に寒い思いをしたが、蘭もさっぱり進展がないようにみえる。

 

 ブックオフで、山下弘一著「園芸ハンドブック ここがポイント! 花を長く楽しみたい ラン」を105円でみかけた。この本は写真が多く、育て方について多くの種類のランが網羅されているよく参考にする本なのだが、1600円もするのにこの値段はあんまりだろう、と買ってきてしまった。ちょっと珍しい変なランの育て方が載っていることが多い。ぱらぱらとめくっていると12月から咲いているカランセの育て方に驚く。「夏場以外は直射日光で」とあった。そうだったのか!と驚いた。葉が広いから遮光60%くらいだと思い込んでいたのである。まあたまたまこのたびは遮光60%で咲いてくれたのであるが、咲くまでずいぶん長くかかったと思う。

 

 あまりにも仕事の多い一週間だった。

 

1月12日(月)Paph. Lathamianum?開花

 Paph. Lathamianum?パフィオペディラム・グラトリクシアヌムが開花(5)。毎年律儀に咲いてくれる。

 

寒い日々が続くので少々調子が悪い。昨日の球根植えの筋肉痛と肩こりで一日中調子が悪いなあ、と思っていたら奥歯の差し歯がごろりと落ちてきた。貴金属の塊なのかかなり重い歯だ。しばらく歯医者に通うことになるのかと思うとちょっとうれしかったりして。

 

111Restrepia elegans開花

Restrepia elegansレストレピア・エレガンスが開花(4)。夏場はほとんど咲かなかったので冬咲きなんでしょうかねえ。

 

 暖かい日が照っていたので水遣りをしていなかった蘭を出して十分に水遣りをした。

 

 庭で球根植えをしていた。蘭の棚が陣取っていたおかげで例年球根を植えるのが真冬になってしまう。来年はもうすこし早い時期に植えたい。

 

 

1月10日(土)Den. ? 'Hankyu Ikeda'開花

Den. ? 'Hankyu Ikeda':デンドロビウム 「阪急池田」が開花(3)。ごく普通のデンドロという雰囲気である。2003年4月25日阪急池田駅の券売機前にて根本からちぎれたバルブを一本拾ってざっと5年経ってやっと開花した。

 

雪で朝から山が真っ白になるような寒い一日だった。この寒さは数日続くという。例年より寒さが身にしみる。しかし12月27日からまともに水遣りをしていない鉢が多いので、今日はなんとしても水遣りをせねばと思っていたのである。手早くトレイに入れて庭に出して冷水をたっぷりかけた。昔は蘭も寒かろうと風呂場で温水をかけていたこともあったが最近は手抜きになって蘭を虐待しているのであった。

水遣りをする余裕がないので手押しポンプでちょくちょく水をかけていたのであるが、外に運び出してみると蘭はどれも軽く、やはりたっぷり水をかけなければ水遣りにならないと思えた。

 

余裕がないといえばない。また激突、突撃、突貫の日々である。面白いがめまぐるしくて疲れる。まあさっぱり暇ですることがない、というよりはよさそうである。忙しいとお金を使うことがない。使い道がどんどんなくなってきた用に思う。とうとう食べたいものというのもあまり頭に浮かばなくなってきた。おおむねなんでもおいしく食べている。買いたい蘭というのはあまりないのでやっぱりお金の使い道がない。そろそろ東京ドーム蘭展が近いのだが、寒いからあまり出歩きたくないというのが正直な気分である。近場の蘭展ぐらいは見に行こうかと思う。

 

1月9日(金)

Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’が開花して1ヶ月が経った。昨日144mmを記録したが、本日はドーサルセパルが透けてきた。正月休み加温していなかったためか弱ったのだろうか。本日は屋外が10℃になったためかこのところしなかった芳香がただよってきた。

そういえば27日から水遣りをしていない株が多数ある。2週間になるなあ。

 

なにやら元気のなかった一ヶ月が終わったらしく、昨日から山場だったのでギンギンにぶっとばしていたら疲れた。

 

1月7日(水)Neobenthamia gracilis開花

Neobenthamia gracilisネオベンサミア・グラシリスが開花(2)。「ちょっとだけよ、あんたも好きねえ」、という程度の咲き方である。

 

1月4日(日)C. walkeriana開花

C. walkerianaカトレア ワルケリアナが開花(1)。セルレアとよめる札が刺さっているがどこがどうセルレアだかよくわからない。まあいい。咲いてくれれば。

画像を取り込んでみるとなにやら強烈な魅力を感じる。

 

1月1日(木)

あけましておめでとうございます。今年も良い花が咲きますように。

 

昨年の年末年始は妙に気合が入っていたが、今年はドローンとしている。

 

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