蘭馬鹿日誌2023年および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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20230330金

 パソコンが届いて、動作確認して、Windowsのアップデート、ソフトのインストールなどをしておいた。2500円のパソコン(Corei3、メモリ4GB、SSD120GB、Win10)にしてはきびきびしている。某ネットショップを見ると、パソコンは2万円以上するようである。このお得感からついつい買ってしまってやたらパソコンのストックが積みあがってしまった。

 

 世界の経済がなんかおかしいようである。米国第五位の銀行が危ないようなことを聞いた。金の値段が1gあたり9000円を超えたそうな。ちょっと昔に1g1000円だったものが9倍か。そういう金を買うというのはなんか損した気分になる。あまりうれしくない。あんまり関係ないと思う。代わりに大根の種でも買っておこう。

 経済がおかしくなると、パソコンなんかもたかくなるのだろうか。むしろパソコンが必要なくなってやすくなるのではないか。今コロナ終息の影響なのか中古パソコンが安いように感じる。

 

 仕事の帰りにいろいろ店をのぞいてみるのだけれど、欲しいものがない。必要なものは大体そろっている。食品もたくさんあるので、古くなる前にうまく加工して食べている。出来合いのものはあまりうまそうには見えない。

 

20230324金

 春だ。桜が咲いている。庭では水仙が花盛りで、チューリップが咲き始めた。

 

 またまたパソコンを落札してしまった。SSDの出物を探していたのだが、SSDの入ったパソコン2台、4999円だった。パソコン1台が2500円か。すげー時代になったなあ。

 先日SSDを入れたノートパソコンを使い倒している。なんか安っぽくて軽くて好き。バスや電車で文献を読んでいる。往復3時間電池がもつ。動画見たりゲームしたりしないのでスペックが低くても問題ない。パソコンでゲームはなんというかやる気が出ないなあ。ゲームそんなに楽しいと思わないのよねえ。

 

 青大豆「秘伝豆」の煮豆2回目である。うまいなあ。豆いいなあ。いいモノ食べた気がする。豆に小遣い13830円もつぎ込むのはどうかと思ったが。煮豆300回分か。味噌だったり、納豆になったりもするが。まあ食ってゆくというのはお金がかかるものだ。

 自販機でジュースを買ったのは、一昨年の12月3日ごろ、などと思い出せる。それぐらい珍しいことだ。あの時は歩きすぎて脱水状態になり仕方なく買った。どんなのを買ったか覚えていない。飲んだ後のペットボトルにホテルで作った湯冷ましを入れて持ち歩いていた。帰りの新幹線でもその水を飲んでいた。斜め前の席のお姉さんが車内販売のコーヒー330円を買っていたのが印象的だった。なんでこんなことを覚えているかというと、「自販機でジュースを買う」「車内販売のコーヒーを買う」「コーヒー店でコーヒーを飲む」「コンビニで弁当を買う」などは、「経済観念がヤベー奴がおるっ!」と目を剝いて注目してしまうためである。いや、こっちが単に決めつけているだけで、どれも普通の消費だと頭では理解しているよ。自分だって若いころはよくやっていた。代謝が落ちたから体が要求しないだけで、むしろこっちがやべー奴なんだろう。「自分でコーヒーいれりゃもっとうまいのに。1杯21円だし」「自分で弁当つめりゃもっとうまいのに。トップバリューの味噌汁つけりゃ1杯8円くらいだし」と考える方がおかしい。技術を手に入れ、手をかけて、質の高い生活を送る、というのはまあ誰しも心がければある程度できる。ただ、「お金を使って、楽をして、作ってもらって、手軽に飲み食いして、ごみが結構出てSDGs的にどうかと思うけど、後片付けは店員に任せて」ということをするのだから、金額は本体価格のほかに、人件費、材料費、包装費、処分費用などを含んでいる。とっても割が悪いと思う。正直クオリティが下がるのは仕方がない。そりゃお金のわりに内容が貧弱にもなろう。ただ、だれもがそれに慣れ切ってしまっている。そりゃ物価高ももろにかぶるだろう。値段が上がって当たり前だ。自分で作れば「そんなに値段上がったかなあ」という実感だ。むしろ国産大豆は値段が下がった。トップバリューのコーヒー豆は値段が上がっていない。お好み焼きに使う小麦粉が一人分30円が35円になっても堪えない。これが食べに行くと、お好み焼き1枚が700円だったものが850円に上がっていたりするのだ。苦労して働いて得たお金を、ちょっとの楽のためにガンガンとられているわけよ、あんたわかる?。差し引きあんたが苦労しているのよ。その苦労、ちょっと頭を使って自分のために使えば、お金がたまって、質のいい暮らしができるの。まあ馬鹿にはいつまでたっても無理ね。

 今日的な歌の歌詞にある「楽して楽しく生きたい」は若い人の志向なのだろうなあ。「馬鹿が、そんなあめえもんじゃねえよ、世の中は」「危険思想……」「低所得者一直線」「ぬるい」。まあ近いうちに嫌でもわかるよ。

 私だけの宗教なんだけど、「人生では楽と苦労のある比率が存在する。感覚的に3:7くらい」「苦労を消化すると楽が得られる。楽をすれば苦労が課せられる」「苦労を稼ぎ、楽をため込むと確率的に低い事象を引き起こせる」。このことが真実だと仮定して、苦労を先取りするように生きてゆくと、人生を上手に転がすことができる、と中学生のころにこの宗教を始めた自分は比較的上手にその後の人生を転がしたと思う。学業が冴えずに自分は馬鹿だと思ってきたのだけれど、中学を境に、苦労を学業で稼いで、その後いろいろな難しそうな試験を攻略していった。それゆえ、楽を希求するとその先には苦労が待っていると思ってしまうのだ。苦労から手を付ける、やらなければならないことや、課題をみつけて、そこから着手していろいろと手を打つ、というのはそんなに悪い生き方ではないと思う。金を使って生きるというのは私もやっていることだけれど、そのお金の使い方にひと手間かけて質を高める仕事をするのは、ケチとか我慢とかをしているわけではないのよ。その手間はかなりの確からしさで良好な利得になって帰ってくる。

 生活に手をかけて質の良いごはんを作って食べるというのは、実は「人類史上最も質の高い生活をしている!」ということでもあるのではないだろうか。うまい水、質の良い素材、栄養に深い理解が及び、世界から良質な食材を取り寄せて、高度な調理器具により調理がなされ、調味料やスパイスも望むままに使える。素晴らしい。

苦労してしんどい労働をして稼いだ金で、働いた分の価値が結構目減りしたサービスを受け取って気分だけ楽した生活を好んでなさっているように見えますけど、生活においてさえ価値を生み出す創造的で質の高い生き方も選択できますよ。

 

20230321火

 春だが、雨の一日で、水仙をながめたくらいだ。

 大豆の浸し豆を食べ終わった。かなり良く噛んで食べた。うまいと思う。

 食糧危機がきそうと思って買ったカナダ産大豆25sが気になっていたので、こうやって食べてゆこうかと考えてみた。

 

 息子氏が就職するにあたり、入寮までの間実家に戻ってきていた。物静かな男で、大学ではかなり研究をやりこんでいたようである。論文を見せてもらったが、みっちり数式と英文でこてこてだった。物理学の論文はさっぱりわからん。なんというかとても枯れている。欲求が少ない。ぱーっと行きたいところなのだけれど、かみさんの好みに合わせたごく普通のものを食べて過ごしていた。かみさんが行き詰まっていたゲームのボスキャラを倒して、本日旅立っていった。めったに会うことはないだろう。奨学金は借りず、あまつさえ貯金すらしていた。今年から高給取りらしい。

 老後子供に頼る親というのもいるらしいが、誰しも子供に頼らず生きてゆきたいと思うところだろう。まあ困ったら相談することはあるかもしれないけれど、基本夫婦二人で何とかやって行けたらいいなあと思う。まあ子供らの幸せを祈るよ。

 オークションで入手した安いパソコンを以前息子に進呈していたが、スペックが足りずに引っ越しに際して戻ってきた。2900円のパソコンってなんかすげえなあ。SSD128GB、1700円が本日届いたので、Win10をいれ、さらにWin11をインストールした。文献読み用パソコンとして運用してみよう。

 

20230319日

 町内のお達しで本日は神社の掃除があるというので7:40に家を出て1kmを歩く。神社に到着してみると人がいない。過去2回8時集合だったが、3月は9時になったと後で聞いた。誰もいない中、石段をこれでもかと掃き清めていた。なんというか地域の神様には感謝の念が強い。年中多大な野菜の恵みがあった。玉ねぎ、ジャガイモ、サツマイモ、葉物野菜など、神様というかこの土地の恵みとはかくもすばらしいものかと畏敬の念を持っている。水や空気、米、野菜、みんなこの土地の恵みだ。太陽や気候、風、土、人も、素晴らしい土地だ。ああ神様ありがとう、という気持ちで掃除をした。それから狛犬の口の中にとっくり蜂の巣が幾重にも重なってあるやつも指でこそぎ落としてきれいにしたが、ああいうことをしてもよかったのだろうか。

1時間半くらいやっていただろうか。近所のばーさんに軽トラに乗せてもらって帰ってきた。あとで、そのばーさんからブロッコリーを2つもらった。

帰ってから、菜の花が生えてきた大根、小松菜、チンゲン菜、蕪などの畑の野菜を抜いて、耕して、ジャガイモを植えた。野菜の量がすさまじかった。知り合いに配って歩いた。

 

20230318土

 青大豆「秘伝豆」100g(47円)を煮て、酒と醤油をかけて浸し豆なるものをつくった。とても歯ごたえがある。噛めば噛むほど味が出るなあ。見た目がさやから出した枝豆っぽいので枝豆気分で食える。でも、これ見た目が緑なだけで、普通の大豆も同じように調理すれば味は変わらなかったりするんじゃないだろうか。昨年購入した大豆「里のほほえみ」(令和3年産)100g(44円)を一日水に浸して、10分ほど煮て、灰汁を取り醤油と酒を加えて煮て、浸し豆をつくった。硬さも味もあんまり変わらないような気がする。この100gでおやつと考えたら3日分くらいある。安くてうまいと思う。

 

20230315水

 経済的なパニックが広がっているそうで、ヨーロッパに飛び火、クレディスイスあたりがぐらぐらしてきて、資金流出がおきて破綻の恐れが出てきたようで、米国株価が500ドル値下がりというのが聞こえてきた。銭ころがし経済ってなんかええかげんだなあ。銀行破綻で30兆円が消滅とかいう。国家予算規模が消えてなくなるのだ。そういうのは実体経済とリンクさせずにゲームの世界でやってろとか思う。信用収縮でお金が回らなくなると、実体経済で悪影響が出てくる。まっとうに生産している会社の取引先の銀行がおかしくなっていると、原料の購入の代金が送金できなかったり、生産したものの代金が入ってこなくなったりするだろうなあ。ほんといい迷惑だと思うよ。

 

 大粒青大豆「秘伝豆」30s13830円が届いた。早速100gを水に浸しておく。明日ゆでて食べてみよう。100gということは、全体の300分の1、お値段で46円。重量で倍になるだろう。大豆は食品分類では1群にあり、お肉相当品とのこと。200gのお肉相当の栄養が46円か。ステーキ300枚分に匹敵する栄養を秘めた消費期限3年の圧倒的な量の食糧だ。なんでこんなうまくて栄養のあるものが安いのに誰も買わないのだろうか。調理技能不足じゃないか。買って食えば楽だし、自分で作るよりうまいので、金は失うし、技能は低下するスパイラルに入る。これじゃ生活苦しいなあ、と賢い奴は気づくから30代になってから調理を始めて腕が上がって、うまいものが作れるようになるのは50代になってからだったりして。大豆を食える人間は、「味噌づくりスキル」「納豆づくりスキル」などをもっている。普通に大豆を買うと250g400円もするので、わざわざ大豆を調理する技能は育ちにくいだろう。大豆は水で戻したり、長時間煮たりする必要もあって、大豆水煮150g146円を買う人も多い。この水煮は、30sで買った大豆に換算すると30円分くらいで、5倍くらい水煮にするまでに値段があがっているわけだ。

 まあ、ちゃんと作って食えば、昨今の物価高でもしっかりしたいいものが食えるよ。

 

20230314火

 銀行が破綻するというのはよほどのことらしいなあ。円も金も高くなってきている。シリコンバレーの銀行、というのが象徴的なような気がする。なんつーか、シリコンバレー発の世界経済わやわやなんだろうか。パソコンやらスマホやらタブレットやら、なんやかんやITだらけであるな。正直そんなにありがたいもんでもないと思う。必要なものではあるけれど、じゃあここから何をしますか?と思う。地球環境問題の答えではないし、食糧不足や国家間の争い、生活を豊かにするとか、人生を豊かにするとか、必要ではあるけれど、問題の解決はITじゃ力不足で、生活でけつに火が付いた我々からすると、行き詰まりを感じて破綻したんじゃないだろうか。これからはちゃんと生産して辛抱することが必要かなあ、と思う。実生産の裏付けがない産業ってしばらく冷や飯を食うんじゃないだろうか。腹が減ってネトゲができるものなのだろうか。カップ麺が200円の世界でゲームに課金ができるのだろうか。じわじわ値段の上がるものをネットでぽちぽちやっていると首が締まってくるように感じるんじゃね。ネットでの稼ぎが減って、銭ころがしがうまくゆかなくなると、現ナマを持っていることが大事なんじゃないかと思う人も増えてくると、ものすごい金額のお金がぱっと消えたりする。ちょっとまえに1g1000円だった金に9000円も出すなんてまあもったいない。私の視点からみていると世の中あまり変わり映えがしないし、またバブルやってんのかって思うけど、Z世代とかはたまげるんじゃないだろうか。

 明日当たり注文していた青大豆30s13830円が届く(金に換算して1gちょっと、1円玉よりちょっと重いくらい。金なんてあほくさいなあ)。うまいものは手間かけて作ろう。

 

20230312日

 娘の誕生日である。あの可愛かった娘が三十路か。はええなあ人生。

 朝からジャガイモを植える。かなり長い畝に植えたが芋が余った。来週さらに小松菜をぬいて耕して植えることにしよう。

 買い出しに行ったが、近い将来経済が荒れると思っても何を買ったものかと考えてしまう。1年以上いろいろ考えてきたから、いまさらなあと思う。大豆も注文したし。

 

 アメリカの経済が左前になると世の中どうなるのだろうか。EUもあかんようだし、イギリスも大変そうだ。ふと、筒井康隆の「日本以外全部沈没」という作品のタイトルを思い出す。小松左京の「日本沈没」のパロディである。今どき誰も知らないかもしれない。

 「日本はオワコン」などと言われるが、そりゃまあ黄昏感はあるんだけど、私は今がチャンスだおと思うよ。ピンチのあとのチャンスだよ。稼ぎ時だ。俺はやるぜ。

 

20230311土

 春が来たなあ。ランの多くはあまり調子がよさそうではない。

 

 朝から畑の小松菜と大根を引っこ抜く。わずか3平方メートルの畝から、大きなレジ袋5杯分の野菜がとれた。小松菜が詰まった袋2つを近所の知り合いに差し上げたら、うまそうな甘酒を1本いただいた。とても得した気分。

 野菜を収穫した後を耕して、深く溝をほって、肥料をいれておいた。これで明日にジャガイモを植える。

 

 午後になって、アメリカで全米16位くらいの大きな銀行が破綻したというニュースがYouTubeに多くあがってきた。史上二番目の規模だとか。大豆の購入はなんか嫌な予感がして用心してのことだったが、ひょっとしてリーマンショックみたいなのがまた来るのであろうか。なんか世界経済は、人口増加、食糧不足などから厳しくなっているように見えるから、ここへきて「なくても困らないGAFA」の幻想から覚めたアメリカ経済が、自国の現物経済のお粗末さにとうとう気が付いて、ショック状態に陥るのではなかろうかと考えている。頭いいやつも多いけど、あいつら根本が間違ってるように思う。相変わらず世界情勢があやしいので、警戒レベルが上がる。明日はよくゆくスーパーが5%オフの日なので、ちょっと多めに現物資産を買っておこうかと思った。

 

 

20230310金

 時間がどんどんたってゆくなあ。本日はジャガイモの種イモを切って干しておいた。

 

 義母が住む田舎の周防大島の税収が7倍になったというニュースが流れていた。その際にテレビに映った映像は、私がグーグルマップに登録した眺めの良い山頂の公園だった。あの場所だんだん人が増えているみたいだなあ。あそこの絶景はテレビ映えする。

 瀬戸内海の風景は世界的にみてトップクラスに美しい景観であることが知られるようになってきたようである。外国人の日本観光ベスト10の常連の宮島では、山からの瀬戸内海の眺めが有名らしい。その眺めに勝るとも劣らない絶景が大島にはある。絶景に限らず、島のあちこちの眺めは美しくて、魚、柑橘、ハチミツやタケノコなどいろいろうまいものがあるし、気候が温暖なのもいい。そういうわけで高額納税者が多く移り住んできた結果として税収が増えたそうである。まあわかるよ。お金持ちはああいうところに住みたくなるだろう。

 日本はとてもお金持ちが多い国である。上手に金刷ったからなあ。貧乏になった、という感想の人もいるのだろうが、全体としてお金は増えたと思う。

 昔50万円出さないと買えなかったパソコン(10MHz、メモリ640kB、16ビット、HDD20MB)なんて、5000円(3GHz、メモリ8GB、64ビット、SSD128GB)で当時の1000倍の能力の高性能なものが買える。家電や、本、娯楽の調達コストが恐ろしく下がったと思う。ビデオデッキ28万円の時代を知っている。いまやHDDレコーダーを3000円で調達していた。1万円という大金を使うことがまれになってきた。ウオークマンは4万円だった時代がある。中古スマホはウオークマン代わりに使えるので400円で調達した。稼ぎは増えて、モノは安くなったという印象だ。なんと豊かな国だろうか。畑のおかげで野菜もふんだんに手に入る(割と技能の習得に時間がかかるが)。やりようでとても低コストに多量の娯楽を享受できる。ただまあ、仕事はしたいので時間の多くは仕事に使っているのである。娯楽は楽しむ能力にもよるので、ジジイには薄味に感じてしまう。店で食べたり、出来合いのものを買って食べると、値段の割に満足感が少ないと思う。技能が上がると、自分で作ったほうがずっと安くてうまいと思う。若いうちは、店で食べたりしたいのだろうなあ。いろいろ食ってきたから、だいたいの食い物は想像の範囲内の内容だ。足るを知る暮らしをすると、物価高はあまり堪えない。飲食店の値段がどれほど高くなっても、ああそう、と思う。

過剰にもらってきた大島の柑橘(デコポン、はるみ、いよかん、他)を毎日2sほど、職場の人間に配って歩いている。とてもうまい柑橘は味が落ちないうちに、一人で食うより(体重と血糖がやばい)、人と分かち合いたいと思う。吉田兼好も「モノをくれる友人はいい友人」とか書いていた。モノをもらうと私もうれしいから、分かち合えるものがあれば差し上げたいと思う。大島は、そういう満ち足りた金持ちが暮らすところなんじゃないかなあ。よく学んで、しょーもないものに金を使わずに、こつこつ働いて金をためると、知識・技能がついて、貯金ができて、満ち足りた生活ができるよ。

 

20230305日

 介護のロングドライブ800kmの土曜日のあとはぐったりしていた。

 畑にジャガイモを植えなければならない。大根やら小松菜がはえているのを3分の一ぬいた。すごい量だ。食えそうなものは回収して、かみさんにひきついだ。抜いた後を耕しておいた。いろいろ遅々として進まないのだが、前進は前進だ。

 

 オークションサイトで、山形の青大豆「秘伝豆」30s13500円で出ていた。1s1000円ほどするうまい大豆だそうである。30s買うとほぼ半額で送料無料になる。義母に昨年仕入れたうまい大豆「里のほほえみ」(30kg13300円)を10s差し上げたので順調に大豆が消費されていることもあり、仕入れてみようかと考えたりしていた。この大豆はのこり5sぐらいになっているのではないか。

小遣いで大豆を13500円も買うのか。ほぼ毎日納豆を食っているので、いい買い物だとは思う。こういうのがいいお金の使い方だと思ってしまう。

 出来合いのうまそうなものはだいたい味が想像できるのであまり欲しいと思わない。それゆえコンビニに行ってもこれと言って欲しいものが見当たらない。食材は手間をかけると想像以上にうまい味が引き出せるので、よさそうな食材を見ると仕入れたくなる。小さなパッケージだと1回こっきりの消費になることもあるし、手間をかけた割に少ししかできないうえ、1回分がかなり高かったりする。500gの納豆をつくるのに300円の大豆をちまちま買うのもだるいので、30sの大豆を買って、納豆(500g一回分140円)や味噌(10s消費)も作っていたのであった。いるものはいるのだ。安くいいものが出ているのだから仕入れよう。

 

20230303金

 ネスレのアフターエイト298円があまりに安かったので、このお得感からちょくちょく買い足していた。週1箱の消費でも9月の消費期限までは余裕がある、などと考えながら買っていた。需要と供給曲線で、値段が安いばっかりに需要が喚起されたのである。ケチは安いものを見ると買ってしまう。うまいからいいか。でもまあなんで安いのだろうとうのは相変わらず謎だ。

 

 中国にアメリカが「てめえ、ロシアに武器供与すんじゃねえぞ」とすごんだら「うせーこっちの勝手じゃ」と返したらしく、こりゃ米中手切れになるなあ、とネットで観測が流れていた。状況はやべえが、こりゃ確実に日本に仕事が戻ってくるな。これまでなにやっても安い人件費の中国に持って行かれていた20年だったような。モノの値段が高い欧米からの注文はこれから日本に来るんじゃないか。例えば食品。日本の食い物や酒はうまくて安い、と売れるだろう。車と、エアコンが売れるだろう。給料上がるんじゃね。物価も上がるだろうけど。

 

 日本はオワコン、というネットの論調があったそうな。日本いい国じゃん。めっちゃできる奴は稼げる外国へ行った方がいいかもしれんけど、普通の人が海外に仕事を求めて出かけたら、いろいろ技能がないと苦労するんじゃないだろうか。

 生まれた子供の数年間80万人を切ったとかなんとか。思ったのは、男女が互いに惹かれあう愛情が足りねーんじゃないかと。若い人たち見るとなんかぱっとしない。ジジイになったからと言って異性に魅力を感じないわけではない。そういうジジイのくせにエロい目でみて、ああなるほどな、と納得する現在の状況である。スマホのやりすぎと、ちゃんとしたもの食べてないのと、運動不足が原因じゃないか。子供が欲しくない、というのは生理的なもんらしい。なんか体からしてできてねえな。スマホほどほどにしねえと人生狂うぞ。あんな情報が小出しになるデバイスより、パソコンやりゃいいのにとおもう。27インチの液晶でいっぱい表示させて、さっさと必要な情報は巡回してしまえばいいとおもう。

 

20230226日

 ヨーロッパで野菜が天候不順で足りなくなっているとかなんとか聞こえてきたりする。我が家の畑は、小松菜、大根が過剰にある。水菜、蕪、ほうれん草、春菊、などを収穫。汁ものになってでてきたりする。冬野菜は食べきれないほど豊富にある。結構なことだ。冬野菜がまだ畑を覆っている関係でジャガイモの作付け準備がすすんでいない。今年は種イモが高いうえに、なんだか調子が悪くて腐ってとけてしまうものが出てきた。

 

 2400円ノートパソコンにWin11をインストールしたらあっさり入った。わりと見た目がきれいなパソコンである。そんなに速いパソコンじゃないけど、そこそこつかえそうではある。

 

 かみさんが買ってくれたニンテンドースイッチを未開封のまま2週間くらい放置していた。ゲームを買いに行く暇がなかったような気がする。ゲームが高い。納得して調達できる方法を模索しているうちに時間がたってしまった。例の運動する系のゲーム以外に関心はない。7000円とかするんだよな。きつそうなので、そんなに気ノリはしない。スイッチが鬼軍曹に見える。でもやれば楽しいのだろうなあ。じじいはそういう方面に意欲が乏しい。スイッチの扱いに慣れている娘が開封して設定してくれた。パソコンの設定なんかは苦にならないけど、ゲーム機はなんか億劫だった。

 

 息子ら二人の就職先が決まった。これで子供らは3人とも自立する。聞けば学費というのは結構かかるのだなあ。すげーわ。でもまあ学費がかかることを気にしたことはない。3人ともちゃらちゃら遊んでいたわけではないので贅沢をして生きてきた様子はなかったので、何も言わなかった。家計はかみさんに預けたので、こっちは自分の小遣いのことだけ考えていた。今後は老後のために貯めてゆくだけちゅうことか。その家計からスイッチは買ってもらったわけだ。必要性のあるものは買ってもらうけど、自分が欲しいものは小遣いから買う。だいたいそんなに必要におもっているものはない。酒、たばこ、移動を伴う趣味、つきあい、車、バイク、自転車など、いろいろがない。頭使う仕事なので、たぶん仕事中心なんだろうなあ。唯一あるとすれば、庭の花、ランの世話、畑の世話にお金が少々かかるくらいで、ジャガイモの種イモは家計におねだりすれば買ってもらえる。うーん、経済規模がとっても小さい。

 職場では、変に流れ込んできた予算を、期限までに有効に使うことをせっせとやっている。試薬、物品などぽちぽち買っている。

 息子らの就職か。すげー、一人前になってゆくのだなあ。介護のための800qのドライブの間子供らの知らない黒歴史をさんざんかみさんから聞かされた。うへえ。母親って大変だなあ。ほんときついドライブだった。

 自分が進学や就職をするときには、びびりで要領がよかった自分はうまいことやっていたような気がする。大学を1校、就職活動を1か所、以上、という効率のよさだった。子供らは、小学校の時からいろいろ大変そうで、もし自分が今の時代を生きていたらビビりすぎて萎縮していたかもしれない。進学や就職それぞれなんか大変だったような。子供らはこれからの人生も苦労するのだろうなあ。親としたら、うるさいことは言わないけど、いざというときのセーフティネットという構えでいようかと思う。

 

20230222水

 AIにいろいろ質問していて感じたこと。ネット上に転がる知識を集約して作文する能力はとても高い。なかなかうまい説明の文章で、疑問に答えてくれる。

 とある不思議に思っている現象について質問してみた。昼に、コーヒーの豆をミルで粉砕してコーヒーを抽出していた時に、コーヒーの上に、コーヒーの液体の玉が浮いていた。液体の上に液体の玉が乗っているのである。日常的にみる現象ではある(レギュラーコーヒーでは起きにくく、挽きたてのコーヒー豆の抽出時に起きやすい)。コーヒーの玉は直径5oほどで、褐色透明でトパーズの玉のように美しく見えた。でもあまり見た人はいないかもしれない。この現象を何と呼ぶのか気になったので夜に思い出して質問してみた。

「コーヒーを抽出した際、コーヒーの液面の上にコーヒーの液の玉が浮かんでいることがありますが、液体の上に液体が浮かぶこの現象を何と呼ぶのでしょうか?」

「コーヒーの液面の上に浮かぶ液の玉は、コーヒー豆に含まれる油脂分が抽出時に溶け出し、液面に浮いたものです1。この現象は、油膜現象と呼ばれています2。お身体に害はありません31。」

 この答えは的を外していると思った。まず、コーヒーの上に直径5o程の褐色のコーヒーの液珠が浮かんでおり、数秒するとはじけて本体のコーヒーと一緒になってしまうのである。それゆえ、これはコーヒーに含まれる油ではない。コーヒーには油は浮いていない。コーヒーに油が浮くようなコーヒーを買う人はいないんじゃないだろうか。AIはとても変な文章を書いていると思う。

 AIもしらんということは、報告されていない現象なのだろうか。それゆえ、研究すると人類が知らない面白いサイエンスが見つかるかもしれない。AIって研究者にとってはそういう使い方をするんだろうなあ、と思った。

 グーグルで「コーヒーの上にコーヒーの玉」と検索してみたら、この現象について質問している人はいたものの、どのような現象かは知られていないようだ。また、画像すらあがっていないので、日々お昼に見るあの現象を写真にとれば興味深いのではなかろうかと思った。「液体の上に液体の玉」で検索しても何も報告されていなかった。

 仮説としては、抽出したコーヒーがフィルターを通って落下する際、表面張力で丸まり、表面に液体をはじく成分が並ぶと考えられる。コーヒーは、多くの有機物が抽出されて含まれており、その有機物はコーヒー珠には親水性の部分で付着し、表面には疎水性の部分が並んでいると考えられた。その疎水性の部分が、同じく疎水性の部分が並んだコーヒーの表面に落ちたとき、お互いがはじきあって(このあたりは間違っていると思う)、表面張力で押し返して、液滴がコーヒー本体の上にのってしまうのであろう。だから、界面活性剤に相当する何かや、食用油のようなものをコーヒーにたらしこんでやれば、液滴を保持するだけの強い表面張力が保たれずに「浮かぶ液滴」は生じないと考えられる。

 これって、自由研究のネタになるなあ。なにしろグーグル上で画像すらでてこないので、知らん人が多いし、性質を調べるだけで面白い事実がわかるだろう。たぶんだけど、コーヒー豆を挽いて抽出したコーヒーの液珠は、レギュラーコーヒーでできる液珠より大きくなると思う。コーヒー豆の良い香りの成分に近い、揮発性の成分が関係しているのではなかろうか。

 昔実験室で、硝酸かなにかを攪拌しながら温めているビーカーに、ラップを張っていたら、ラップから水滴がビーカーに落ちてとても大きな液珠ができているのを見たことがある。3pくらいあった。この現象を解明すれば、物質の分離方法などで面白そうな利用方法が見つかるんじゃなかろうかと思った。

 

 

20230221火

 部屋にあったミカン箱の激甘早生みかん「いしじ」は味が落ちたとかかみさんに言われてジュースにされてしまった。まだまだおいしかったのに残念だ。次に部屋にはポンカンが10sほど置かれた。1つ食べてみると大層うまい。皮をむくときの香りがすごい。エクセルの小遣い帳を「ポンカン」で検索したら2018年の1月3日に「大実金柑、ポンカン苗、1996円」とあり、それぞれ苗が998円であったことが分かる。2023年の1月の収穫なので、ざっと5年かかって10sのポンカンになったのか。感無量だ。キンカンは20個ほどとれていた。こちらも大層美味だった。

 ポンカンは、40代になるまで食べたことがなかった。案外食べたことがない人が多いのではないだろうか。皮の香りが強く、とても甘く、果肉の食感がよい柑橘で、中皮ごとむしゃむしゃくえる。ただ、種が比較的多くでてくるのが残念ではある。1つ100円ほどで売られている。

 なんというか、自分ではそんなに大したことがない人生だったなあ、などと思っていたりするが、振り返ってみると、とても恵まれていたように思う。様々な柑橘の植えられた畑の世話ができるというのはとてもありがたいことだったと思う。そういう人生の宝をいくつも得ていながら、通り過ぎて振り返るまでそのありがたさが理解できないというものなのかと思う。いろいろ思うに、母子家庭だったけど温厚な母には何不自由ない暮らしをさせてもらって、学校にかよっている間はよく学んだ。柔和なおくさんのおかげで大変結構な結婚生活だったと思うし、子供らもとても立派に育ったと思う。まあ仕事で成功したとはいいがたいけれど、いろいろと報われていると思う。今を生きる自分は、今の課題ばかりを見て様々な心配から備えをしてあくせく生きている。その結果の積み重ねは振り返ってみると悪くないのではあるが、やっぱり今を生きるというのはしんどいことなのだと思う。基本人生は常にしんどい。楽しむために生きているのではないと思う。楽しくないとは言わないが、やっぱいつもなにかしらの懸念が頭の上に乗っかっているという感じだ。それをだいぶ過ぎてから、なんかよかったなあ、とおめでたいことを考えている。これ、ひょっとして、あくせくせずに楽しむことに重点を置いたら、割と楽しい人生になったのだろうか。いや、自分はなかなかひどい失敗をしていたかもしれない。まあその辺のバランスは人それぞれだろう。

 

 ChatGPTは携帯電話認証ができずに使えてない。携帯電話もってないもんなあ。

 YouTube動画で、マイクロソフトBingにこのAIが組み込まれて使えるということを聞いた。「新しいBing」で検索して、登録すると、しばらくしてマイクロソフトアカウントにメールが来て、「新しいBing」でAIを利用できた。

 仕事上の質問をいくつかした。驚いたのは、昨年11月のプレス発表の記事が参考文献で参照されていたことである。2年前のデータじゃなくて、えらく新しい。なかなかの作文をして返してくれる。エクセルのマクロで記述で困っていた部分を質問したのだけれど、コードは記述してくれなかった。通勤する都市名を入れて評判の良いケーキ屋を質問したら、知らない名前の店を紹介してくれた(なぜか存在しない店だった)。確かにこれまでの「ぐぐる」という行為がだるくなってしまうかもしれない。AIになれると「ぐぐる」は、マニュアルとオートマくらいちゃう。この状況はIT業界に激震をもたらすかもしれない。

 GAFAとかいらなくなったりしないのだろうか。Gにはお世話になってきたが、もはやGAFAはオワコンになってしまうかもしれない。それゆえか、アメリカがなんか調子が悪くなってきているようである。アメリカ人の貯金残高がガンガン減っているそうだ。ドルの価値が下がるような話も聞こえてきている。目まぐるしい世の中だ。

 将来、対話型AIになったら日本のコンテンツ産業が世界を席巻したりしてなあ。「ぼっち・ざ・ロック」の後藤ひとりのキャラクターが会話で質問に答えてくれるような形式を想像したりする。好きなキャラクターとテレビ電話で話すような感じで、これがいつまでも話していられるようなやべえAIで、耽溺する人が続出しそうで、もはや人類の危機だったりして。そういうのを開発したところが世界の覇権を握るのよ。もうツイッターとかインスタとかあほらしくてやってらんないと思うよ。超好みのAIキャラクターに「わぁ、すっ、すごいですねー」って言ってもらう方が承認欲求が満たされたりしてなあ。そういうキモオタ人類の登場が近いと思っている。

 

20230220月

 仕事を終えた帰り道、かみさんの土産を買いに行った途中駅で、「アフターエイト、ストロベリーミント味」「アフターエイト」(ネスレ、189g)を見つけた。なんと298円!安い。3箱買ってきた。先月カルディで「アフターエイト」「アフターエイト オレンジミント」をそれぞれ496円で買った際、嫌に安いと思っていたのが、さらに安く売られていたわけである。アマゾンで見ると701円だった。まあだいたい700円くらいするものだという認識はあった。ネットは相変わらず高いなあ。

アフターエイトというと英国製というイメージがあった。なんでドイツ製、と思ったりしたのだが、「ああ、ブレグジットか」と思い至った。ネスレ社は、もはやEUじゃないイギリスでつくると関税とかめんどくさいからドイツ製になったんだろうなあ。こういういやに安い在庫放出があるときには「もうはいってこない」前兆だったりすることがある。電気代ガス代3倍のEUでこんなに安く作れるはずがないから在庫を放出しているのであろう。

 

米国人の借金がやばいとかいう動画を見た。米ドルがなんかやばいとかいう動画を見た。米国経済ってなんか嘘くさいのよね。あいつらまたやらかすぞ、と思ってなんか準備できることはないだろうか。また国産大豆買いたくなってきたなあ。大豆って、乾燥ステーキ30s12000円という感じのありがたみがある。毎日自家製納豆食って1年で半分くらい食べたかなあ。

 

飲食をともにしたら男がおごって当然、という考え方をしている女性が多いそうである。かみさんと付き合いだした頃は、割り勘を提案されていた。「お互い対等な人間であるので、各人が自分の食った分を払うのは当然」という考えだったそうな。「男がおごって当然」という考え方から見える振る舞いは、「あなたの財政には関心がない」ということで、男には「自分の財政についての配慮してくれないのか」「ともに生計をたててゆく意識はないのね」「一緒にやって行けるひとではない」ということを意識させられるという。相手がどう考えるかということに意識が及ばず、目先の飯代に意識が集中している感じだ。まあお互い本気でない状態ではそれでもしゃーないか。賢い女性なら、おごってくれる男性に対して「この人無理してんじゃないのか」「対して稼いでないのに経済観念低くて見栄っ張りなのはいやだなあ」「こういう人に借りを作るのはいやだなあ」「ほいほいおごられる安い女って思われるのは一番嫌だ」とか考えそう。

将来お金持ちになる男はコスト意識が高いそうである。だから「おごって」という女性ににっこりしながら「コスパ悪る」と切ってしまうかもしれない。こういうのを機会損失というのじゃないか。「デートの経済学」ってタイトルで本がありそうだなあ。あれれ、意外とそういう本がない。案外研究されていないのか。

「服とかバッグとか、コスメとかで元手がかかっているのだからおごってもらって当然」という主張もあるそうである。「いや、それたのんでないし」。いや、あんたがんばるところそこ?。かみさんは、デートで弁当こさえてもってきてはった。私は、自家製のうめぼしに胃袋を掴まれた。将来稼ぎそうな男を捕まえるのであれば、弁当を持って行くコスパの良さ、料理の技能なんかでアピールする方が、女性自身の価値を高めることにならないだろうか。そんなのは古い価値観かもしれない。だが、若い人たちはおそろしくその方面の技能が低下しているようである。だからうまい弁当がこさえて持って行けるようなら男も女もポイント高いんじゃないの。

デートってのは、それぞれがいい気分になる場じゃなくて、生物として勝ち抜き、己の生活を安定させるための戦略と闘いの場じゃないの。遊びに行ってんじゃないのよ。そこには美男美女もないの。そんなものは、連れ添う50年間の薬味にもならない。ぽわぽわした気分で、人間力20点の二人が結婚して合計40点で赤点を取って別れる割合が3割だそうである。自分のことのほかに相手にしてあげることがなければお互いに幸せになれないと思うよ。「おごってもらって当然」と思っている人は、おごってもらうだけのことを相手にしてあげられないなら、幸せになるのは難しいと思う(何事もアーツがなけりゃそれなりの人生だ。楽な道はねえよ)。

 

20230219日

 オークションサイトで購入したCeleronのノートパソコン2450円のHDD(Windows7)を、SSD128GB1642円と入れ替えて、Windows10を入れた。さすがSSD速い。外観がきれいでディスプレイが大きなパソコンである。総額4092円のええ感じのノートパソコンになった。「SSD+メモリ8GBのノートパソコン予算2−3万円」という動画があったが、実際は1万円を切るものが多いように思う。

パソコン好きなので、ちょくちょく買ってしまうのだが、思えば1万円以内という縛りがあるように感じる。つけている小遣い帳で1点1万円を超える買い物は年に1度あるかないかという感じなので、よさげなものが安ければついつい買ってしまう。1万円の価値が恐ろしく上がってしまった。個人の感想として、買ったものはなんかありがたく感じる。

 

 日本は過去頑張ってこさえた貯えを食いつぶしながら世界的にみて、安全・安心な社会、整ったインフラ、豊かな文化を享受してきたように見えなくもない。人類の人口がちょっとまえまで60億人だったものが80億人に増えて、地球のリソースから得られる、水や食料、暮らしに適した土地などが不足しつつあるのではないだろうか。そういうのがよく見える立場の為政者からすると、戦争を始める動機になったりしているんじゃないだろうか。割と大きな構造で人類同士が争っているような様相を呈してきたと思う。

 環境とかやべえんだからいざこざとかやめて協力したらと思わないではない。日本という国はとてもいい国なのだけれど、人々の考え方など赤裸々にネットで語られる内容がなんというか、今後ひどい目に合いそうな人たちが多くいるように感じられた。大半の人はまじめに真摯に明日を考えて行動しているのだとは思う。変化に対応できるよう知識をつけ、仕事や生活の技能を身に着け、財を蓄えて備え、人と人との協力や連帯を深めてゆく、という感じに日々をいとなんでいるのだろう。でもひょっとするとそういう人は大多数ではなくて、勉学はないがしろにして、スマホでSNSやゲームにひたり、ゲームやネットに娯楽を追い求め、食事を日々得た給料であがなって貯蓄はさらさらやっていないとかいうのだろうか。

 GDPは3位からドイツに抜かれて4位になるとかいう話だ。8000万人のドイツの生産が、12000万の日本を上回る。日本人の生産性がドイツに比べて低いゆえだろう。日本人って最近あんまり頑張ってないなあ、という印象はある。

 日本は、若い男女が、それぞれの心地よさを追求して一人で生活してゆこうという傾向があるからだろうか。認め合って引っ付いた男女が、子供を作ってお互い家族のためにしっかり働いて稼ごうという形のほうが力が出るんじゃないかなあ、という気はする。

 できる人間に仕事を押し付けるんじゃなくて、できる人が働きやすいように、上司も仲間も協力するという感じでお互いが引き揚げあう職場って感じになっているのだろうか。

 勉強がださいとか考えてスマホいじり倒しているような学生っているんだろうか。

 そういうよろしくないところが、エネルギー不足とか、食糧不足とか、物価高騰とか、世界的不景気とかで大波をかぶるような数年が来ると思う。そういう危機的状況では、協力し合って、助け合って生きてゆかないとちょっと生きてゆくのがハードすぎる状態になると思う。もたれようとする人、足を引っ張ろうとする人がいれば、共倒れになるか、捨てられるかするだろう。そういう人を排除し、手を取り合って危機に立ち向かった人は助かる。そんな時代が来るんじゃないかなあ。今までがぬるま湯すぎて行動がぎこちない人が多いように思われた。なんというか、ある程度経験しておくべき技能など足りない楽ばかりしてきた人は審判の時を迎えるって感じ。してもらうばっかりじゃなくて、人にしてあげてきた人は強いよ。

 

20230215水

 オークションサイトで購入したジャンクCore i7ノートパソコン(BIOS起動)に、SSD128GB(小さいタイプ1984円)、メモリ4GB(合計8GB)930円、を増設し、そこそこ動くことを確認した。まだなにも入っていないので、ためしにWindows11を入れてみた。うーんWin11もいろいろ変化しているなあ。割とサクサク動く。総額6443円のええ感じの1sを切るノートである。情報の必要なお出かけでは重宝しそう。

 

20230212日

 東京出張2泊が終わって帰ってきた週末だった。行く前は「行きたくねー」という気分だった。お台場に宿泊、宿から仕事場まで4qもあったのを朝から歩いていた。いい天気だったけど、そんなに面白い場所でもなかったような。なんとなく9:36が来るたびに警戒していた。家から飲料と非常食を積んできたので、荷物か重かった。やたら仕事をしていたような。宿泊先でもよく仕事をしていた。娯楽のまったくない出張だった。トルコ地震のこともまったくテレビを見ていなかったのでさっぱり知らなかった。ネットも見てない。

 

 野菜を大量に収穫。カブが40個くらい。大根4本。小松菜5株、チンゲン菜2株、ほうれん草3株など。3sくらいあっただろうか。

 

20230206月

 寝起きの夢に故人の叔父が出てきたように感じた。トイレに入っていて叔父の声がかかったというシーンだった。一昨日仏壇に手を合わせていたので連想してしまったのだろうか。「9:36だぞ」みたいなことを言われた記憶がある。これを自分はなぜか「手遅れ」と言われたように感じて一日とてもいやな気分で過ごしていた。不定愁訴というやつだろうか。金曜日長引いた会議のあと帰りのバスに遅れるのを避けるため、じじいのくせに持久走的に駅に走ったのがよくなかったのだろうか。あの走りで太ももと呼吸がやばかった。心肺停止とかになったりせんだろうかと心配になった。とにかくこの日一日いろいろなことに悲観的にビビッて過ごしていた。これまでの自分の生活にいろいろ反省してしまう。体重が最大レベルに達している。体が壊れる懸念がある。左手の痛みが日常的になった。仕事もうまくいっているとはいいがたい。最近勉学はさぼりっぱなしだ。うーん、だめだめだ、という気持ちで頭を抱えていた。

 まあずっと能天気すぎたかもしれない。この嫌な嫌な気分をたっぷりかみしめよう。

 かみさんに渡しそびれていた健康診断の封筒がでてきた。要支援らしい。これにまたびびる。

 

 先々週落札した薄くて軽いCore i7パソコンは、ストレージがない「BIOS確認ジャンク」パソコンであったため、適合する特殊形状のSSDを特定してネットオークション調達した。やっと本日1週間かかってぺらぺらの封書に入ってSSDの基盤が届いた。こんな84円の発送方法で128GBのSSDがよく届くなあと思う。いやな気分の一日を締めくくるいやなできごとになるのだろうか。例えば、全然認識されずWin10がインストールできないとか、起動しないとかで、本体3529円+SSD1984円が丸無駄とか、そういう落ちを覚悟していたのである。だが、SSDを取り付けて、パソコンの締めにくい裏ぶたを丁寧にねじ止めして、Win10を入れたUSBを刺して電源を入れて待つことしばし。Win10のクルクルがみえた。その後はサクサクとインストールできて、Win10を更新して、クロームだのアクロバットだのをインストールして軽くて使い勝手のよさそうなパソコンになった。総額5513円の調達だが、これ一式をネットオークションで調達すると9000円を超えそうなパソコンになった。

 

 振り返ってみると、気分だけは悪かったけど、一日サクサク働いていたなあ。気分って不思議だけれど、こういう気分の悪い日は仕事がはかどる傾向がある。生きる上でいろいろ課題もあるけれど、大事に生きてゆこう。

 

20230205日

 飛ぶように時間が過ぎるなあ。何していただろうか。

 スーパーで芽の出たユリ根が半額100円だったので買ってきて植えた。おめ芽ぽっこりのかわいい球根だったので庭に植えた。あほなことするなあ。いい根もついていたので、うまくいくのではないだろうか。

 えんどう豆にネットをかけておいた。寒波からあった残雪はなくなった。本日は暖かい一日だった。

 昨日野菜を大量に収穫。カブが30個くらい。大根5本。小松菜、チンゲン菜など。5sくらいあっただろうか。ちょっとピッチを上げて消費してゆく。また、昨年収穫した玉ねぎはほぼ底をついた模様。

 

 節分にかみさんが恵方巻をつくってくれた。かんきつ酢の酢飯に、具が豚の生姜焼き、煮豚、とんかつの3種類。煮豚が絶品だった。なんか大変うまかったので記録した次第。

 

 飲食店で唾液をつけるいたずらをしていた高校生を撮影した動画が拡散して、飲食店の株価が下がり、その高校生一家は多額の賠償金を強いられるらしい(そうなったらその飲食店は自主的に出禁になるつもりだったが、よく考えたらいった記憶がない)。親に養われている思慮の足りない人がやったことで生涯にわたって影響の残る過重な罰をうけるのはどうかとおもうので、「スルーする」「流す」などすりゃいいだろうと思っていた。

 総理大臣の秘書が「同性愛者が仮に隣に住んでもいやだ」などの発言をしたとかで更迭されていた。毎日新聞にオフレコとしてその秘書が語ったそうだが、これは報道せねばなるまいと考えた毎日新聞の判断を支持する。総理の側近が個人的見解であれ、人権を侵害する発言をするのはアウトだ。また経済産業省関係者か。日本をけん引していた(?)通産省時代はこういうことはなかったとかえらそうなことを考えていた。日本人に限らず、人間というものがだんだん劣化しているのでは、と自分のことを棚に上げて思ってみたりする。ちょっと最近苦労が足りないのではと思うことがある。なんか人間力が低下するかも。

 

 この一年変に備蓄した物資を子供に分けてあげたりしている。備蓄に対するココロオドル気分というか、そういう憑き物みたいなものが落ちた気分。物価が上がって最近強烈に安いものが見当たらなくなったので、備蓄熱も冷めたのであろう。賞味期限が近いものからせっせと食べている。

 

 通勤途上にカルディというお店がオープンした。かみさんがさがしていたアフターエイトというチョコレートが498円(税込み)だったので買ってきた。賞味期限が近いカップ麺(タイ産グリーンカレーラーメン)が3個108円だったり(結構うまかった)、ちょっと帰り道が楽しみだったりする。

 

20230130月

 バスに乗るまでの間本屋を冷かしたりしている。本日見かけたのは「5s痩せたら100万円」というタイトル。ここ5年くらい10s痩せたら100万円くらいの利得はあるなあ、と思って生きてきたのであるが、かえって太った。本当に痩せるのは容易なことではない。やる気の出る事柄にはどこまでも突進してゆけるが、やる気の出ない事柄にはめっぽう弱いのが自分である。やる気の出ない事柄になにかやりたくなるような仕組みを作ったらうまくいくのだろうなあ。そういうやる気のでないことでいろいろ攻めあぐねていることがある。この辺りは人生の大問題なんじゃないだろうか。

 勉強は得意らしい。勉強して点をせっせと取ったらサラリーが増える。いろいろと利得があったので、勉強ができることはとてもお得である。そのお得さゆえに勉強はよくやっていた。中学高校とやった。まず学費が安く上がる。遊興費が減る(読書や勉強で)。生涯賃金が数千万円から数億円くらい違ってくる。だから勉強している年数と1日当たりの勉強時間で違ってくるサラリーを割れば、自給換算で数千円にもなる。中学高校大学でしっかり勉強すればかなり金を稼いだことになる。そりゃ勉強したくなる、わきゃないわねえ。

 明らかに得なことが十分にわかっていても、5年かけてちっとも痩せられない。勉強をちっともやる気が出ない人に「得なのにもったいない」といったところで、「お前が言うな」というざまだ。人間向き不向きがあるよ、とあきらめればはいそれまでよーの人生である。私はデブのままみじめな老後を過ごし、勉強しない人は稼ぎがいまいちのままということになる。

 勉強は、「勉強して輝いている人」を見ると、「俺もやってみようか」というのが必要かもしれない。なんかこの人いいな、という人を見つけて、その人にあやかってみるわけだ。だから「メイクがめっちゃうまくて、歌がうまくて、着こなしがうまい」という人なんかは賛同者がいるけど、「勉強ができてすげーいいやつ」というのに出会うのはちょっと難易度が高いか。わかりにくいし。自分の場合はモンゴメリー著「赤毛のアン」のアンが優等生になった姿が「なんかかっこいい」と思って中学の前半に勉強を始めた記憶がある。あと、弓月光著「エリート狂奏曲」という少女漫画で、「地頭がよくてうまいことやる主人公が努力することを知って受験社会でのし上がる」というのをとてもかっこいいと思ったという影響が大きかった。勉強できる自分にあこがれを持つ、というのが必要だけど、まああこがれを持つ対象がひとそれぞれなので使いどころが難しいねえ。

 結局のところ、人はそれぞれ持っている資質、環境、で成長するので、とやかく言っても多分無駄だろう。自分の子供ら3人はそれぞれ親が幸せを願って行ったさまざまな努力はあったものの、それぞれの資質、機会、志向で育った。勉強嫌いな人はやっぱり勉強したくないのだなあ、と振り返って思う。やるやつは勝手にどこまでもやる。

 自分の生活の質がかかった体づくりは真剣に取り組まないといけないので、さあどううまいことやりましょうかねえ。

 

20230129日

 またまたネットオークションの出会いがしらの入札でジャンクノートパソコンを落札した。1989円+送料1440円+決済手数料100円=3529円だった。バイオスの画面が見えているので、メモリやら特殊な形状のSSDなどが別途必要らしく、すぐ使えるマシンではない。Core i7 3687Uというノートパソコンが3千円ほどで調達できるようになったんだなあ。i7の調達は初めてである。このパソコンの近い機種を10年使ってきたので妙な親近感がある。あんまりいいマシンじゃなかったと思うけど、10年使えているので、まあ立派なマシンだと思う。

 ゲームやりたい人にはパソコンはとても高価なものを買わないといけないみたいだけれど、テキスト編集とか、計算とか実務に使う用途には中古パソコンで十分な場合もあるよ。

 このところパソコンの入札は空振りばかりで2年が経ったが、ここにきて安く調達できたということは、「コロナ明け近し」→「在宅勤務用パソコンの需要が急低下」→「Webカメラマイク付きノートパソコンの在庫放出」→「競争相手が少なくて安く調達できた」という流れなのであろう。

 

20230127金

 珍しくネットオークションの出会いがしらの入札でノートパソコンを落札した。落札価格1200円、送料1150、決済手数料100円、しめて2450円だった。過去最も安いパソコン購入である。Win7がちゃんとうごくものらしい。詳細情報が何もない出品だったので入札がほとんどなかったのだろう。型番を検索してモノの詳細をみて値段的にお得なものと判断して入札した。こういうお作法がなっていない出品はお得な場合がある。相場を知り抜いた出品者はそれなりの落札価格を享受できるが、「委託品でよくわかりません」とか、使いこなせなかったパソコンを売り払うような出品は、相場より安く入手できる場合がある。値段が吊り上がる時間帯を外して中途半端な夕食時間に落札時間が来るのも値段が上がらない要因だったりする。どんなものがくるのだろうか。

 

 一般の人が利用できるすごい人工知能(ChatGPTという)がでてきたそうである。日本語で入力した質問に丁寧な日本語で理路整然と答えてくれるそうである。肉じゃがの作り方や、少子高齢化社会への取り組み方、エクセルで、「苗字 名前」のリストから、「名前」だけを取り出す式、エクセルの図3枚をそれぞれパワーポイントのシート3枚に貼り付けるマクロなども出力してくれる。えらいものが出てきたなあと思った。これ入試とか大学の試験につかえるんじゃね?(見つかったら一発退場だけど)。レポートは楽になるかもしれない。調べものがとても楽になる。知りたいことに会話形式で知識を得ることができる。出典を教えてもらえるのがありがたい。

 ある意味人類の危機なのかもしれない。自分の頭で考えて答えを出す、ということが大いに阻害される恐れがある。人はまずAIにお伺いを立てるだろう。上司から「AIに確認とったか?」「いえ、自分で考えました」「はあ、馬鹿言ってんじゃねえよ、確認とれ」とか言われるようになる。説明がめんどくさいものはAIに聞けといわれるだろう。研究者はデータをAIに示して簡単な説明をすると論文を書いてもらえるようになるだろう。特許の相談も楽になりそう。データの必要性を創出することと、データを得ること、解釈の案と議論が研究者の仕事になるのだろうか。でもAIに論文審査されるのもちょっとなあ。

 逆に「僕は結婚したくありません。結婚なんて無意味です。このまま独身で生きていいでしょうか」と問えば、知りたくない様々なデメリットを教えてもらって考えが変わるかもしれず、人生がよい方に変わるかもしれない。

 まあいままでこれほど役に立つ相談相手はいなかったろうから生活が変わりそうだなあ。

 

20230126木

 雪でJRが止まった翌日の出勤、やってきたバスに乗ったら動かなくなった。待つこと30分、次のバスに乗った。JRも遅れ気味で、職場には50分遅れでついた。帰り道、またしてもバスが最寄りの2つまえの停留所を過ぎたあたりで動けなくなった。大きなクレーン車が田んぼに落ちた乗用車を釣り上げて、トラックの上に乗せる作業をしていたためであった。クレーン車が撤収してやっとバスが動いた。やべえ雪だったのだな。

 

20230125水

 本日は大雪のためJRが止まり出勤できないためテレワークである。仕事の合間に雪の中散歩をしていた。

 昨夜は帰り道、10年に1度くらいの規模の寒波襲来で急激に冷え込んで、強風が吹き荒れ、雪が降り始めた。列車が遅れ、バスに乗り遅れるのではないかとひやひやした。なんとか乗り遅れず、バスに乗れてほっとした。以前雪のためバスが止まり、雪道15qを歩いて帰ったことがあった。若いころならいざ知らず、ジジイになった今はちょっと堪える雪中行軍である。JRは近畿ほぼ全域で止まっていて遅くに帰ってきたら危なかった。ニュースでは10時間電車に閉じ込められたという報道があった。電車が立ち往生したそうである。ポイントの切り替え器が雪で動かなくなったのが原因だそうな。それにしてもせめて駅までそろそろ動いて客が外に出られるようにできなかったのだろうか疑問だ。以前はかなり大雪でもJRは動いていたのでさすがJRと思っていたのが、このところは私鉄よりも脆弱にみえる。「鹿にぶつかった、イノシシに接触した」とかいって何かあるとすぐ止まる。JRに迷惑をかけられる恐怖で用心して通勤している。かつての頼もしさがない。判断する立場のやつ更迭しろって思う。ニュースでJR西日本が国土交通省から「指導」をくらっていると報道されていた。まあこういうよそ様のことにブリブリ文句をいってネットにイキドオリを吹き散らかすのはあほのやることなので自重しよう。

 

 え?ドイツはレオパルド2をウクライナに供与するの?。アメリカも供与か。これは戦況が変わりそうだなあ。日本も10式だして、戦車比べしてほしい。

 

 

20230121土

 ちょっとまえの反省。阪急の改札を挟んで若い兄ちゃんと互いに同じ改札に真っ向から突進して、ICカードに磁気カードで負けて、「どきやがれ」という手ぶりをされて、ムキャー、となって一日調子がおかしかったことがある。ジジイは反射神経が衰えているうえに、スロットに正確に磁気カードを差し込むやり方ではICカードに勝てるわけがない。見ず知らずの他人と先を争っていいことなんかない。譲り合いの精神こそが心の平穏には必要である、と反省した次第。あほだなあ。

 ICカードをもって、そのカード番号で自宅のパソコンから予約した新幹線に乗る際に、カードを改札にかざすと、電車の番号、予約した座席が記入された紙が、恐ろしく短い時間で、改札を通り抜ける前にででてくる。これって、改札がICカードの番号を読み取って、その番号をオンラインでどこか遠くにあるサーバーに照会し、予約があればその内容を受け取って、電車の情報が記された紙を打ち出しているわけで、おっさんが3歩進むような短時間によくそれだけのことを処理するなあ、と驚く。そんなICカードに、いまどき少数派の磁気定期券が勝てるわけがねえよなあ(いや、やっぱ反射神経と筋力の問題か)。

 

 電気自動車の動画を時々見る。200q走ると充電しているタイプの車だった。どんだけ充電にかかるのか知らんけど、私が義母の田舎に帰るまでに2回は充電が必要になるだろうか。仮に30分で充電できるとして、1時間よぶんにかかるか。電気代とガソリン代を比べると電気代のほうが安いというのは魅力かもしれない。いろいろ状況が変わっているのでそのあたりは単純でないかもしれない。しかし電気自動車は、現状リチウムイオン電池を用いるそうなので、リチウムの値段が15倍になったとか聞こえてくると、この先金持ちのステータスアイテムにはなっても庶民の買えるような代物じゃないかもしれない。高い金出して車を買って、ランニングコストを抑えるという兼ね合いがよく分からない。ハイブリッド車でも十分高いので、当分ガソリン車でいいな、と思ってしまう。電池の技術開発に関係していて思うのは、「電気自動車ってもうちょっと先だったんじゃね」ということだ。電池は半導体と違ってムーアの法則みたいに容量やエネルギー密度が上がっていったりはしない。1990年ごろのリチウムイオン二次電池の登場みたいな革新的なことは起きていないと思う。それなのに、環境ノイローゼに取りつかれた欧米の人たちをあおって電気自動車への移行を推進した動きがあった。ものすごく環境に悪い戦争が始まったことで、欧米の人たちははたと気が付いたように「電気自動車どころじゃなくね?」と思ったのか、冷静になって電気自動車の「まだまだこれから」なところが見えてきたように感じる。なんか欧米人って、先進西洋諸国って、わりとそろって陥穽にはまるのだな、と思った。やつらの国は、1次、2次大戦でも他国と組んで世界戦争をやったりする。日本の自動車会社は、流石に冷静だったと思う。まあ開発現場では「エネルギー密度」の数字ばかりを言い立てられてうるさかったけど。

 

20230114土

 クリスマスの前から気の張る仕事だらけで、年末年始も親孝行帰省で労働の日々で、年明けからの2週間も気合の入った仕事の日々で、ときにむしゃくしゃしつつ、乗り切った。やっと気の緩んだ休日である。きつかったなあ。クリスマスも正月もなかったような。正月テレビを見た記憶がない。楽しい予定は全くなかった。まあいろいろ挑戦して、やり切った感があるなあ。

 そんなわけで、何も書くことがない日々だったような。

 オンシジウムが咲いてくれたなあ。

 したいことが、ユリの球根を買って植えること、ぐらいだった。明幸園で買ったら5種類1500円で、妙に高く感じた。先週11種類800円でスカシユリをナフコで買った。正月は義母のために春夏と咲くプランターを作ってきた。

 

 仕事で報告に行った先は静岡県伊東の温泉ホテルだった。値段がたけえ。飯はうまかったけどなあ。出張旅費で足が出たよ。まあ大学の教授様たちのお話を聞けるのだからありがたいと思って参加した。関東のホテルって、布団自分で敷くのかよ。まじか。値段から言って毎年連れてゆかれる金毘羅さんのホテルの圧勝だと思った。関東のレジャーってこんなんか。温泉がまたよくわからない。風呂じゃん。正直家の風呂が好き。ゆったり浸かって本が読める。まあ珍しいシャンプー&コンディショナーとかあるしまあいいか。観光気分はさっぱりなかった。報告があったので気が張っていた。渾身の挑戦的お仕事の成果を報告したが、反響なし。まあプロジェクトは終了だもんな。次期プロジェクトはなし。世間はこの分野の研究成果に冷たかった。産業界の評価委員のおっさんに厳しいことを言われたが、「いや、産業界のみなさんイノベーションしてねーじゃん。既存技術の高度化に乗っかってるだけじゃん。シェア下がってんじゃん」って思って聞いていた。「内部留保をためすぎて技術・研究開発を怠ったため、業績が伸び悩み、給料の上がらない国になってしまった」と本日もテレビで言われていた。そんなんみんな3年前からいってんじゃん。まあ今後否応なく変化してゆくのだろうなあ。

 

 帰り道の熱海で時間があったのでぶらついてみた。干物などがうまそうだ。「バターアン」なるスイーツが売られていて行列ができていた。円筒状のパンみたいなものの中に、あんことバターが入っている。なんかうまそうだ。2回目に通りがかったときに列が短くなっていたので、気の迷いで2個買ってきた。1個380円もする。新幹線で食べたら鮮烈なうまさだった。バターのかぐわしい香り、やわらかい風味豊かな生地、あんこの濃厚な甘みが混然としてうまい。1つをかみさんに持って帰ったら食べたことがあるそうで、喜ばれた。

 こういう魅力的な食い物はやっぱり売れるんだよなあ。ちょっと前までは通勤途上の店にもいろいろあったのである。最近原料高騰とかで「値段を上げたら売れなくなる」という理由からか、高くても買いたいようなうまいものまで引っ込んでしまった。うまいものを扱っているところは遠慮なく値段を上げてそれでも客の列が増えている例をみた。魅力的なうまいものを出せば儲かるように思うけどなあ。商売って難しいのかなあ。

 

 魅力って大事だわな。少子化対策っていろいろ言われているけど、やっぱ若い人がお互いに感じる魅力が低いからなんじゃないかと思うよ。通勤してても、なんかこのひといいな、と思う人は自分がジジイになっていることは別にして、男女あまり見なくなったように感じる。でぶでぶだったり、がりがりだったり、背が低くてあんまり育ってないなあ、という感じがする。姿勢も悪いような。若い人は我が身が可愛いのか守りに入って、己を磨くとか、魅力を増す行動をしていないように感じる。ちゃんとしたものを食べてよく体を動かして体を作るとか、頭を鍛えるとか、稼ぎを増やすとか、相手に対してしてあげられる能力を伸ばすことには関心が薄くて、それよりも相手にしてもらいたいことに過度な期待を抱きすぎてはいないだろうか。そういう考えがすけすけの人間同士が付き合ってもうまくいかないんじゃない。どいつもこいつも一人が好きで、ひとりで過ごすようになっている。それって野党がいない状態で、自分ひとり一党独裁的な、誰も自分につっこまないから、自分の考え方ややり方が自分に甘くなっていってしまう。そんでその考え方が世間に受け入れられないと事前に指摘してくれる人が横にいない状態で、他の人に突っ込まれると結構堪えるぜ。人間ってのは、人にしてあげること、人と協力することで能力を高めてきた生き物なのに、おひとりさまになるってのは退化じゃないのか、生き物として。こういっちゃなんだけど、子孫を残せないのは生き物としてはそれまでだ。「そういうひどいことを言うな」と叩かれるので、人間としてはOKということになっているけど、僕以外の知的生命がいたら、「それまでですね」というだろう。悪いとは言わんよ。そういうこというたらいけんよのなかだよ。でもそれまでなんだよ。

 

 しんどい1か月、1年を通じて思ったことは、愛する家族の幸せに寄与するために頑張ってきたんだなあと思う。自分はいつも幸せだと思うのだけれど、その幸せというのは、いつもいつも楽しいとか、豊かだとか、人より優れているとか、爽快であるとか、そういうものでは全然なくて、一日一日を精いっぱいやったなあという実感があるくらいだ。自分と家族の幸せのために、様々に考えを巡らせて骨を惜しまずに考えて行動している。そういう幸せを希求する自分の視点から見ると、若い人たちの生活というのはとても奇異に映るのだった。勉強せずに、怠惰に流れて、スマホばかり見る、ゲームにのめりこむ、課金しまくる、酒を過ぎる、金を無駄遣いするなど、そういうことすると不安になって心がもたなくなるのではという行為にふけるのは論外として、己の幸せを見据えて行動することはごく自然なことだと思うのだけれど、そういう真摯な感じでもない。なんかやっていることがぬるいんじゃないかと思ってしまう。こういうのは、人類史ではありふれた年寄りの愚痴ではある。でもまあ、なんかいろいろ大変そうなので家族と自分のためにいろいろ働いたり備えたりしなきゃなんないのは、じじいのわたしであろうが、若い人だろうが、同じだと思うよ。わかっている若い人は一定割合で存在していて、私もしんどいけど、その人たちもしんどいねえ、と共感する。まあ、こいつらあほじゃねえか、というのも結構な割合で存在しているように見える。それはいつの時代もあほは一定割合存在していてしようがないことだ。ただ、時代が厳しくなると、考えの甘い能力の低いあほには気の毒なことになるのだ。そこへもってきて、世間は冷たい。昔は、あほにも聞く耳があったし、親切なしっかりものが助けても来たように思うのだけれど、今は時代が違う。厳しい時代に生きているからこそ、わかる人は憶病になっているようではあるし、あほは寒風に放置されて凍えてゆくのが気の毒に思う。

 

20221229木

 仕事漬けの日々をぬけた。買い物に行って安くなっていたチューリップ球根を40球800円で買ってきて、庭の空き地に植えた。気になっていたのである。

玉ねぎの追肥をやらなければとおもってきたがぐずぐずしていたのをやっと実施した。やれば15分もかからない作業だった。追肥をすると昨今強烈に寒いので苗が枯れてしまうのではなかろうか、という心配をしていた。実際-7℃とかなので、具合が悪くなった苗が多くて、空き地になっているマルチ穴も目立つようになってきた。厳しいなあ。

 

20221227火

 年末最後の山場を乗り越えた。本日は二重焼きでも買って帰ろうと早めに職場を後にした。だが、二重焼きは長蛇の列で断念、電車は隣の駅にすすんだところで「人が線路内に立ち入ったため、全線で電車止まっております。安全確認ができましたら運転を再開します」とのアナウンスで止まってしまった。これはバスに乗り遅れそうだ。次のバスまで1時間寒い中うろうろするのだろうか。馬鹿野郎ふざけんじゃねー。なんだ線路に立ち入ったってどういうことなんだ。なんか手はないのだろうか。1つ前の駅ならJRの駅で乗るべき列車を捕まえられる。ここから遠いのだろうか。脳内の地図をながめて、乗り換えまで700mと見積もった(後で確認したら890mもあった。まあ直線距離を脳はみせるよ)。距離と方角が分かっていて途中の道は通ったことはない。まあやってみましょうと駅を出る。始めて通る道だがほどなく知った道に出た。うげ、ここからけっこうあるぞ。JRで200円の乗車券を買い(うげ、値上がりしてるじゃん)、ホームにはいるとすぐに快速が来た。間に合うか間に合わないか微妙だ。駅について時計を見たら(時計すら持ってないんだよなあ。腹時計だけでよくこんな無謀な挑戦するよなあ)バス発車5分前だった。「YES!」ってかんじ。久しぶりに爽快な気分だった。実際は、電車が遅れて200円損したという話だった。不運に見舞われて、必死で考えて、行動して、リカバーした。まあなんかええ気分でした。

 

 物価がゴンゴン上がって行く中、貯金0世帯の食事事情が危険水域という報道を見た。ダイヤモンドケチの私は、「貯金0…、異世界…」と想像すらできない。子供がやっていたボーイスカウトじゃないけど、「備えよ、常に」といろいろな備えがある。昭和のころ、貧乏で苦労した人を多くみてきたので、生きてゆくのは大変なんだなあ、と思って生きてきた。一般の人たちのお金の使い方を見ていると、そういう生きてゆく厳しさってみたことないんじゃないのだろうかという風に見えなくもない。安価な食材を調達して、おいしく食べる技能は必須だと思うのだけれど、「コンビニでできたものを買って食べる」「評判の良い飲食店で食べる」を志向して、「作って食べるということはしない」という人さえいる。ごはんが作れる、というのは割と高度な技能なのかもしれない。言わないけど、「そんなんで金がたまるわけがねーじゃねえか。親の金だったとしても親はいつまでも金持ってるわけじゃねーぞ。」と内心では思っている。そこへもってきて貯蓄がないとなれば、言わないけど「危険な状態です。命を守る行動をとってください」と思っている。

 

20221225日

 本日田舎のスーパーにゆくと、好みに合いそうなチョコレートパリパリのミニケーキが半額になって165円だった。4つ買った。パネトーネっぽいやつも半額で300円だったのを3個買って帰った。なんかこういうものをゲットすると途端にいい気分になる。安い男だ。豆入りの餅も買ってもらった。好物に囲まれていい気分だが、必要なカロリー以上には食べられないので、ぼちぼち食べる。

 

 昨日キャベツの代わりに小松菜を刻んでお好み焼きをつくったが、かなり微妙だった。

 

20221223金

 毎日飛ぶように時間が過ぎてゆく。がむしゃらに仕事をして気づけば来週で仕事納めだ。うげー、間に合ったのだろうか。本日決戦の仕掛けをした。まあこれがあかんでも格好は付けるよ。

 

 小松菜を意識したのはじじいになった昨年のことだった。小松菜を買ったことはない。なんかよくわからん野菜で使い道が分からなかったからだ。ダイソーで55円の種が売られていたので試しに植えたら、なんか生えてきて、かみさんに渡したら食卓に出るようになった。悪くない。苦みは少なく、ほのかな甘みと心地よい食感がある。インスタントラーメンの袋めんをゆでるときに一緒に入れるといい付け合わせになるので気に入っていた。また、秋から春まで、菜の花さえもおいしく頂ける結構な野菜だった。そういうわけで調子に乗って今年は55円の種、3種、3袋植えたところ、畑が小松菜だらけになった。昨年よりも株が大きい。1株でも食べでがあるのに、数百株は生えている。とても一冬で食べられる量ではないと思った。

鍋で食べたら、白菜いらないなあ、と思った。白菜が大味に感じて、小松菜の柔らかさと甘みが好ましく感じた。小松菜でほかの野菜を代替するという案が浮かんだ。「キャベツの代わりに使えないだろうか」と思った。明日たこ焼きやお好み焼きにキャベツ代わりに使って食ってみよう。うまくやればキャベツを買わなくて済むかもしれない。なにしろ本当に莫大あるのだ。あれを食いつくさなければジャガイモが植えられないのである。あと2か月の猶予しかないのだ。

 

本日40代のおっさんと話をしていたら、料理はしないということだった。使い道のわからない野菜を調理できないのと同じように、料理を知らなければ料理はできない。そういう知らない人が爆増中にみえる。「中高生の運動能力がとても低下したのはスマホのせい」と報道されていたように「スマホばかり見て手を動かしてないからじゃないか」とじじいは思う。動画で見りゃやったような気になるのか。手が動かない、知らないから行動できないというのが積み重なった人生って、経験がとても少なくなるんじゃないでしょうか。

料理しない人は、私が小松菜を知らなかったように、様々な料理を人が作ってくれなければ、作れないし、食べられないということである。誰か作ってくれる人のそばにいるか、お金を出して供してもらうしかないのである。作ってくれる人が栄養のことを考えてくれる人ならいいけど、一人暮らしで、外食だけだったら、意識しなければ偏るだろうなあ。そのおじさんはよく「価値観」という言葉を使う。料理をしない人の価値観、ということでその話はそこまでとなる。「自分で作って食った餃子は圧倒的にうまい」というのはこっちの価値観で、同居の親に作ってもらったものを食べるという価値観に文句をつけてはいけないということは理解している。正直好きにすれば、というのが人様の価値観とやらのこっちの扱いである。でもまあ、息子には「自分の飯ぐらい自分で作れんでどうする。金がつづかねえだろうが。銭をどぶに捨てるな。親父の料理ぐらい覚えて家を出ろ。あと友達や彼女つかまえる技能として必須のもんやで。生きてくうえで必須の技能や、覚えて損はないで」と教育したことはある。でもまあその息子の作る餃子、なんかたらんのよねえ。親子とはいえ、子供もまあ好きに生きていただくほかないな、と思った。

 

 昭和のクリスマスは、スーパーにうまそうなものがどばっとならんで、ケーキも安くて、1500円くらいの18pのやつが、25日の夜には500円くらいにやすくなって、売れ残りのチキンなども多量にあって、本当に豪華で楽しみだった記憶がある。

令和のクリスマスは論外の貧相さだ。スーパーは普段となんもかわらない。なにがJoy to the worldじゃ。どこがjust like the one I used to knowじゃ。ケーキは4000円代で売れ残りの見切り品なんてここ15年くらいみていない。しかも好物のチョコレートのバタークリームケーキは絶滅危惧種だ。

 チキン料理は研究が進んで、市販のものよりうまいものが家で作れるようになった。昔憧れていた甘い醤油ソースの照り焼きチキンをかみさんが開発した。とてもうまい。市販のもも肉の照り焼きを1つ買う値段で、生のもも肉でうまいチキンが腹いっぱい食える。こういうのは売っていないし、食える店もしらない。料理ってのはその人のもつユニークスキルに育つ可能性がある、人を輝かせる何かだと思うのだった。できることはその人の魅力になるのだったら、買えば手に入る化粧や宝飾品、高い車より安価だけどむしろ価値があるように思える。料理技能はプライスレスな価値。それもまあこっちの価値観なので、人のことは知らん。

 

20221219月

 今朝はマイナス7℃だったそうである。なぜか腹が下って駅2か所のトイレでお世話になった。

 ゴールが見えるので、ごりごり仕事をしていたら、やたらはかどったけれど、なんかむしゃくしゃして、首都圏に「内閣総辞職ビームをかます」「プレートのアスペリティにケリを入れる」想像をしていた。やばい。気を付けよう。

 コロナにかかった人2名と直接お話ができるようになった今日この頃である。家族も一人かかった。じわじわ外堀を埋められている気分。

 そんでもってこーんな時に年明けに泊まり込みの出張があって、強制温泉旅館のため持ち出しが結構出る模様。どケチから仕事で金が持ってかれるというのは地震が起きそうなエネルギーが発生しそうで縁起が悪い。それでむしゃくしゃしていたのか。人が鬼のように打ち込んできた仕事の挙句に意図しない温泉出張で出費を強いられるって、やばい気分がぼっちゴコロに渦巻くのだった。お金の使い方がへたくそなのは人生損しているかなあ、と思わないではないが、後で決算したら大豆30sくらい買えそうな損失が計上されそうだなあ。うがー。まあ、ずーっと忘年会新年会をさぼってきたからメンタルの抵抗力が弱っているのであろう。

 

20221218日

 天気が良いのでランを外に出して水をやってから買い物に出かけた。しかし車の外気温が3℃と表示されており、さっさと部屋に取り込んだ。本日は寒波が来ているそうでとても寒そう。

 たまねぎに追肥するはずがさぼってしまった。

 

 YouTube動画で料理を作るシリーズ3回目。

 動画で見た、「鶏むねの照りマヨチキン」を作ることにした。かみさんに「晩飯に作ってよし」と言ってもらえる料理の登録を目指す。胸肉安いなあ。600g400円のお肉。300gのむね肉を、3分割(分かれ目があるそうな。あったかなあ)し、厚さ1pほどに切っておく。塩小さじ0.5杯、醤油大匙1、ショウガ少々で下味をつけ、1時間ほど置いておいた。卵を1つ混ぜ込んで、片栗粉をまぶしておく。フライパンに油大匙3杯ほどしいて、片栗粉をまぶした肉を片面3分、もう片面2分ほど加熱しておく。熱をとおして、加熱しすぎない程度に。余分な脂と粉は、キッチンペーパーで拭ってとっておく。

 たれは、醤油大匙2、みりん大匙2、酒大匙2、砂糖大匙0.5をつくっておき、まぜておいてから肉にかける。

 火が通ってから盛り付け、たれもかけておき、好みでマヨネーズをかける。

 作って食った。うまかったけど、量が多かった。主役を張る料理ではないような。いろいろと合わせ技で一食にしてゆくべきものだろうか。まあ胸肉はうまく使うとうまいものができるということを学んだ。

 

 仕事がなんかクライマックスというか踏ん張りどころというか、走り続けてへとへとだけど、世相がなんか平和なんだか危機的状況なのだかわからない。マスコミは機能しているのだろうか。巨大地震が迫っている、というのはいつものことなので、まあいつ来てもいいように備えようか。核戦争うんぬんもまあ日頃の備え以上にできることはない。エネルギー問題やら、有事やらいろいろありそうでなさそう。一年間いろいろ考えて備えをしてきたけど先のことはわからんなあ。ただまあ、今日も日本は平和で豊かで食い物がうまいと思う。この平和と豊かさの維持に努めるよ。

 

20221215木

 お仕事のとある材料の研究開発は、タイムリミットは迫っているが、目指してきたゴールが見える。これだ!っと思ってしゃにむに試行錯誤を繰り返して、ちょっとずつ正解に近づきつつある。まあ、ゴールに至ったからと言ってそこに産業化や時期プロジェクトへの引継ぎがあるわけではなく、課せられた課題への自分なりのけじめに過ぎないのである。それでもそれを自分の中に持つことで、あとあとよい方に転がるとは思っている。時間の進みがすごく早い。気が付いたら定年していそうだ。

 

 

20221212月

 なんか核融合に関する重大発表が明日あるのだそうな。しらんけど、とうとう人類は核融合でエネルギー使い放題になるんだろうか。エネルギーが無尽蔵に使えるのであれば食品製造とか、肥料製造とか、貧困の解消につながるとか、環境問題に対するやりようもあろうし、資源をめぐる諸問題も解決するとかいろいろバラ色の未来が開けるのだろうか。

 人類は豊かで恵まれていても勝手に嫌なことを考えて精神を病むところがあるから、「突然金持ちになった」的なエネルギー使い放題があったとしても、弱って、退化して、生殖不能になって絶滅するみたいなもろさもあるので、バラ色かどうかわからんねえ。

 ただ、人類の進歩というのはとても素晴らしいなあと生きてきた年月振り返って思う。メンヘラの人類は勝手にメンヘラしてりゃいいので、個人的には人類のとても素晴らしい面を味わって生きてゆくよ。

 人類のどんな進歩が楽しいだろうか。エネルギー問題の解決、食糧問題の解決、貧困格差の解消、差別の解消、戦争よさらば、真の男女平等、宗教からの解放。いや、特に楽しいものはないか。身近で、蕪すげー、小松菜すげー、たまねぎすげー、とか見どころはいっぱいなので、テクノロジーよりも農業に関心が向いている。テクノロジーは泥臭く毎日やっているので、まあそれなりに進歩している。

 コンピュータとかスマホやゲームの進歩って、これからもせっせと進歩してゆくとは思うけど、なんつーか驚くようなものや、幸せを増すようなものって出てくるのだろうか。幸せって、なんというか、リアルの自分が現実に働きかけて得るようなイメージがある。進歩は興味深いけれど、幸せに寄与するかどうか見極めて利用するだけのものという感じだろうか。

 

 達成目標なるものがとあるプロジェクトにはあって、電池材料ではエネルギー密度と呼ばれるものだったりする。開発中の材料を合成しているのだけれど、その目標に必要な材料の割合が9割必要なのだけれど、なかなか合成できなくて、時間ばかり経ってしまい、それでもあきらめずに取り組み続けたけれど、時間切れという状況に追い込まれつつある。それでもあきらめずにできたものを電池にしてくれる人に渡すのであるが、時期的にとても遅れてしまい、「はっ、遅いわ、おとといきやがれ」とか言われたらと妄想して恐怖を覚えていた。実際には快く受け取って評価してくださることになったのである。なんつーか、自分の妄想で悪く考えて、行動がにぶったりということは割とよくやってしまう。それでも踏み込んで先に進む、ということができるのであるが、気分的には「ごめんなさい、ごめんなさい」という感じでひやひやものだった。誰も自分のことを悪く思っているわけではないのではないか、とも思う。むしろ自分のほうが、改札をふさいで切符を探すバカを脳内で銃撃して粉みじんにするシーンをリアルに映像化していたりするが、仕事では同僚には感謝しかないねえ。要するに考えすぎずに淡々と粛々とやれっちゅーことか。本日の踏み込みで、なんか問題解決の光が見えた。

 

20221211日

 8時から地域のごみ拾いをやった。参加者はいつも5人くらいで、えらく短時間で終わる。早起きができるのでよい。

 山奥のスーパーで5%オフの日なので、必要なものを買い出しに行く。なんか漢方薬が品薄だそうで、重点的に在庫補充をする。

お気に入りのトイレットペーパー12ロール297円だったものがこのほど324円に値上がりしていた。がーん。まあこれまで行くたびに買ってたから結構蓄えられているように思う。

チューリップ球根の補充にあちこち見て回ったが、コーナンで20球400円の袋売りがあって、これを4袋買って、ユリ咲のチューリップ10個、5個×2なども買ったので、庭の残りの面積には40球とユリ咲の球根25球を植えた。これでやっとチューリップ球根植えは完了だ。全部で400球ほど植えただろうか。

 

20221210土

 キンギアナムなどのデンドロは5℃は大丈夫だが氷点下はあかんようで、葉っぱが変色していた。油断した。いろいろ霜でダメージを受けていた。すまんのう。

 

 仕事がきつい週だった。まだ山場が続いているのだった。手がバカになるくらい動かしていた。なんか痩せたし。

 仕事のし過ぎでお金を使っていない。何も買いたいものがないのは相変わらずだ。いや、仕事場ではまだある予算でぽちぽちいろいろ買っている。小遣いは、かみさんにいろいろふるまうのにつかっていた。

 庭に、残っていたチューリップを植えた。あと植え付ける面積が1uのこっているので球根を仕入れて植えよう。

 本格的な畑の収穫第二回だろうか。小松菜が売っているものみたいにでかい。小松菜の量がはんぱない。ちょっと収穫しただけでも必要量を軽くオーバーしてしまう。これは食べきれないとおもう。人に差し上げるにもちょっと微妙じゃないだろうか。買いたいと思って買えばつかいでもあろうけど、人からもらっても使うかどうかはタイミングによるだろう。本日はインスタントラーメンに多量に入れて煮込んで食べた。味はいいのだよなあ。うまい。いいモノ食べたという感覚はある。でも本当にすごい量なので、これもいきものだとおもうと粗略にもできないし、春まで一生懸命食べよう。昨年植えたやつは、種があほほどできたりしたし、本当にちょっと控えめに植えないとなあ。小松菜がはびこりすぎて、大根、蕪、春菊などが割を食っているようである。

 収穫すると、かみさんの手を煩わせるようで、かみさんにはあまり好みでないはつか大根を多量に処理して酢漬けにしてくれた。よく要望を聞いてから作付けをするべきであった。

 

20221206火

 仕事で山を越えたが、年末まで避けようのない挑戦が控えているなあ。

 

 仕事帰り最近オープンした有名雑貨食料品屋を覗いた。こじゃれた店である。若いころこういう店すきだったよなあ。製品にロゴが入っていない金属のシャーペンを買った記憶がある。なんかかっこよかった。でも使い勝手は悪くて、すぐ不調になり、かっこばっかりだったなあという印象がある。お店の商品はなんかよさげではあるが、値段がすごく高く感じる。じじいになると、物欲も低下するが、金はしゃぶりつくすように使わねば、と思っているから、この店の食品などは「うわ、高っ!。こんな菓子が190円もするのか。47円なら買うがのう」というくらいケチになっている。

 正直に言うと、こじゃれた店に行って妙に高いものを買う人は、ちょっと経済観念に乏しいのではないかと思ってしまう(いや自分だって買ってたじゃん)。若いころはいろいろモノが欲しい。じじいになると大抵のものは買ったことがあって、いいところも微妙なところも味わってきた。物を買うのに点がやたらと辛くなるのであった。

 

 玉ねぎやチューリップ球根を植えてしまうと、もうあまりすることがない。せいぜい畑になっている作物を適量収穫するぐらいだ。なんか張り合いがないなあ。しんどい行事が脳内で張り合いに化けるらしいので、普段のきつい仕事と年賀状書きくらいか。楽しい予定というものはない。クリスマスも正月も休戦でしかない。まあ考えても眠くなるので、仕事すっか。

 

20221204日

 かみさんがミカンの収穫から帰ってきてくれた。ありがたや。かみさんリクエストの、キノコクリーム明太子パスタを作って食べてもらった。

 かみさんがいなくても3食ご飯作って食べていたのではある。いろいろスキルが上がってきたようだ。仕事で3種類の作業を並列処理するような局面があったりするので、料理も並列処理をやっていたなあ。小松菜いれたスープを作りつつ、茶を沸かして、ギョーザの具を刻んでたりとか、なんか腕が上がっていると感じた。チャーハン、から揚げ、とんかつ、餃子、酢豚、鍋、ピザ、パスタを作った。今回飯を作るのは苦にならなかった。野菜作り+レシピ管理+調理技能+調達+在庫管理など、さまざまな技能が積み重なって、1週間2000円も使わずに21食をおいしく豊かに食べていた。

 自分で作るのが嫌いな人がいて、買って食べたり、食べに行ったりするらしいのだけれど、お金も時間もかかる。自分で作ればぱぱっと簡単に作れて移動する必要もなくお金も恐ろしく節約できる。自分で作れなければ、お金を稼ぐのだろうけど、余計に稼がないとお金が足りないと感じることが多いのではないか?。安く作れる技能があれば、手持ちのお金が少なくても安心というか、消費が計画的にならんか。お店で食べると、変に贅沢しちゃったら、今月なんか苦しいなあ、というようなこともあろうし。

 自分で作れない人は、なんか作ることで嫌な思いをしたことがあるんじゃないだろうか。おかあさんに危ないからやめてと言われたとかなんとか。母はほめて伸ばすひとだったので、食べるものを作るとほめてもらえた記憶がある。今思うとありがたい教育だったと思う。

 簡単な料理でも情報は簡単に得られるので、ちょっとずつでも自炊を覚えてゆけばのちのちの利得は大きいと思うよ。自分が生み出したスキルで、お金を節約できて、おいしい思いをして、健康でいられるのだから、こんなうまみのあることをやらないのはもったいない。食事と生活を完全掌握した1週間だった(仕事は一進一退)。

 

 やらねばならないことがなかなかすすまないなあ。その一つがチューリップ球根植えだったりする。まずはとっかかるのが大事。ちょっとでも進めてみる。始めると進みだす。昨年植えた球根のうち開花するものが200球ほどあるのでそれをまずは植える。4平方メートルほど植えてやれやれ終わったと思ったところから購入した200球を植えてゆく。花壇を整地するため備中ぐわで溝を掘り返していたがまるまる肥えたトノサマガエルの白い奴、つまりメスがでてきた。なんか昨年も同じ場所でそういうことがなかっただろうか。庭で生息している野生動物をひどい目に合わせてしまった。すまんのう。丁重に土をかけておいた。けがをしていなければいいのだが。なんとか購入した200球も植え終わったら日が暮れてしまった。残りの面積は2平方メートルほどで、売れ残りのちょっとお高めの球根を探してきて植える予定。開花球でないちび球根も合わせて隙間に植えていたのだが、まだかなり余っているので今後手当てが必要だ。

 

20221203土

 かみさんがミカンの収穫から帰ってくるそうである。よく1週間乗り切ったなあ、と思う。インスタント食品は一度も食べなかった。5日間弁当を作って3食しっかり食べた。本日は、生地とソースを作ったピザ。うまいけどじじい向きの飯じゃないなあ。昨日は、トリナベ。一昨日は酢豚、火曜日は餃子だった。餃子は、家に帰ってから、キャベツや小松菜を刻み、あんを作って皮に詰めて50個くらいつくって2食分あった。

 出来合いの総菜で使ったのはパン1斤、レトルトのハンバーグとミートボール、惣菜で買ったコロッケ4個、うにくらげ、柴漬け、ベーコン2パックというところだ。後はだいたい手を加えて料理して食べていた。

 日曜日にわずか2分かけて収穫した小松菜をほぼ毎日料理に入れ込んで使ってきたが全然なくならない。スープ、チャーハン、餃子、鍋、ピザなどに入れて、結構使ってきたのだが、全然減らない。それぞれに結構うまいので使いでもあるのだけれど、圧倒的物量で全然減らない。冷蔵庫にある100倍は畑にはえていそう。すげーなあ小松菜。ちょっと加熱するとすぐ柔らかく煮えて、入れるだけで「野菜ちゃんと食べた感」が得られる。実のところ、昨年植えるまで小松菜の何たるかを知らなかった。「将軍吉宗が鷹狩のさい、小松村の民家で雑煮をふるまわれて、入っていた野菜を気に入り、『小松菜と名乗るがよい』」といううんちくも昨年初めて聞いた。そういう未知の野菜だったのだが、癖もなくバクバク食べられるとても便利な野菜だ。しかもめっちゃ育てやすくて食いきれないくらいとれるし、種もめっちゃとれる。種類もいろいろで種がたっぷり入って55円とめっちゃ安い。

 畑の冬野菜は昨年の倍の規模で植え付けている。昨年評価の高かった蕪がかなり多く生えている。冬野菜が採り放題なのはとてもありがたい。

 

20221128月

 かみさんがミカンの収穫のために実家に駆り出されてしまい、一人で過ごす1週間である。朝はトースト2枚と、昨夜作ったから揚げとチャーハンを食べた。昼は昨日作ったから揚げとチャーハンを弁当に詰めて持って行った。トンカツ好きなくせに今まで作ったことがなかったのを本日つくってみた。冷凍庫にトンカツ用の豚肉がいくつも冷凍されていたのを解凍しておいた。パン粉を昨夜のうちに見つけておいた。漠然と小麦粉と卵を混ぜたものに肉をつけてからパン粉をまぶすのだろうとおもっていたのである。ところがパン粉の袋に、「卵と小麦粉不要」と書いてあったのだ。ほんまか。肉2枚にパン粉をしつこくまぶしてから、油で揚げた。それらしいものはできた。いつものようにオタフク好みソースをかけて食う。うまい。並行して丸美屋麻婆豆腐の元から麻婆豆腐をつくっていた。すかさずだぶついている小松菜をちぎって入れて、アリバイづくりみたいな野菜の利用であった。この麻婆豆腐もうまかった。

 

20221127日

 畑の変なところに生えてしまった小松菜の大きい奴を収穫した。結構な量だ。昼にレトルトのスープに入れて加熱して食べた。

 チューリップ球根を植えるために庭を耕していると、残党のシルクスイート1.8sと紅はるか1.4sがでてきた。畑で見つかった残党と合わせて、今年度のサツマイモの収穫量が102sと確定した。

 畑のあまり作物が生えてこなかった領域に「強健ほうれん草」の種、55円を植えた。

 

20221126土

 ランを出して水をやった。

 庭に精米の時にもらった多量の米ぬかを撒いて、牛糞2袋を撒いた。

 たまねぎの最後の苗箱から苗を掘り起こして、たまねぎ畑のすでに苗が植えてある穴に植え付けた。210本あった。苗のいっぽんもないがしろにしなかった。推定1200本の苗があったと思う。

 1つの穴に2本の苗を植えるのは愚行かもしれない。まあ実験だと思ってやる。

 

 葉物野菜、根菜類を植えた畝は、野菜の葉っぱが猛烈に茂っている。小松菜の量がすごい。小松菜を食べるようになったのは昨年からなので、あれほど多量の小松菜をどう食べていったらいいのだろうか。まあ、この冬も野菜には不自由しないで済みそうだ。

 

20221124木

 ワールドカップで前半を見ていて2点取られた「うわーもうだめだぁ」、けどオフサイドで1点になった、というところで、ドイツに勝てる気がまったくしなくて、「わしが見たら負ける気がする」と、仕事を始めてしまった。どうも後半がすごかったらしい。仕事が終わったころ見ると、「日本、ドイツに逆転勝利」と報道があった。日本がサッカーでドイツに勝つだなんてまあ、すごい時代になったなあ。ドイツって、ブラジル大会のときにブラジルに7-1で勝った鬼強の国じゃなかったか。すげーなあ。

 試合内容は夜になるまでさっぱり知らなかったが、選手がロッカールームをきれいにして帰ったとか、日本の応援団がスタジアムを掃除して帰ったとかいう話にうるっときた。「勝ったー、ドイツビール飲みにゆこう」とはならないのか。日本いい国だなあ。こういう国だから日本のパスポートを見せると「お通りください」になるのだろう。

 

 ドルが円が、投資だニーサだ、といろいろ聞こえてくるのだけれど、世界経済ってクラッシュすると資産とかどうなるのだろうか。例えば金、ゴールドなんか流通がぶっ壊れると、金の延べ棒もって田舎に出かけたら芋10s売ってもらえた、とかになるんだろうか。世界経済のクラッシュってのは、たぶん石油が足りないとかで起きるんじゃないだろうか。アメリカではディーゼルの備蓄が残り25日分になっていて、もう一押しなにかあると、流通が止まって、モノの値段がハイパーインフレみたいになる懸念があると聞いた。

 大気圏での大規模な核爆発とかやられたら、データセンターの内容がとんで、電子化されている資産ってふっとばないのだろうか。いくら資産がどこかのバックアップで保持されていたとしても、持ってるスマホのCPUやらATMはお釈迦だろうし、決済手段がみんな飛ぶから、口座のお金を使う手立てがないとかいう状況で、少ない物資をどうやって買うのか。金の延べ棒か。いいな、うちお芋あるぞ。

 そんな世界では、投資だニーサだってまあ吹っ飛んでいる可能性もある。まあ、吹っ飛ばない可能性のほうが高いのだけれど、なんか投資ってそんなに魅力は感じない。

 おすすめは大豆。13000円で30sの大豆を買えば、肉に匹敵する納豆が3年間食える。庭に撒けば枝豆もくえたし。国産大豆の納豆は素晴らしい。スーパーで買っているのは多くは小粒の米国・カナダ産だろうけど、国産の大粒からつくる納豆は甘くてうまみが深くて美味だ。え?山形産令和3年の大豆が今30sで送料無料8056円なのか。こんないい物が売れないなんて食糧備蓄している人はいないのだろうか。なんかやばいと思ったら即買いを入れる。

 

20221123水

 祭日で雨。出かける用事もなく、時々小雨のなかで玉ねぎの苗を植えていた。雨雲レーダーをみながら、短い雨上がりの間作業をした。苗箱3つ目から苗を取り出して植える。この箱の苗は太い。例年多量にある細くて小さい苗がすくない。それゆえ畝の端っこに2本ずつ植える小さい苗が足りなくなって、少々大きい苗を植える。それでも結構な数の175穴が埋まった。残りの穴は、80個ほど。苗箱は2つある。1つは予備にして、残りの穴に2本ずつ植えることにした。今年苗2本1穴で育った例をいくつか見たので、それでもいいかと思う。小さい玉ねぎはなんというか貯蔵性が高くなる傾向にある。そういう玉ねぎは越年して3月ごろまで使える。通常と逆行した小さい玉ねぎ狙いで植える。この圧倒的な苗量(推定1200本時価9600円分。種55円を9袋、495円)を背景に来年はたまねぎの収穫が千個に達しそうである(今年の実績639個)。

 こんなにもいい苗が多量にできるのなら、余った苗に申し訳ないので、来年は苗箱4つに売れ残りの種8袋440円で植えるか、と思った。

 穴1つに2本ずつ苗を植え終わってみると、苗はまだ余っていた。すでに植えてある穴にもつっこんでゆく。苗箱1つ分苗が余っているわけだけれど、バックアップ用にとっておくつもりだったが、これもう全部植えてしまえばいいじゃんと思った。しょぼい苗が1本入っている穴より、よくできた苗をそこに突っ込んでやれば、せっかくできたいい苗が活きるとおもったりした。17時に苗を植え終わり、最後の苗箱を植えるのは土曜日にやろう。苗がかわいいので、1本も無駄にしたくないという変な想いがある。たまねぎの需要は満たしまくっているので、そういう変な植え付けをした年があってもいいと思う。

 

20221122火

 就職して焼き肉屋というものに行ったことが1回くらいだったかなあ、と思う。35年間で1回。どこへ行ったかすら覚えていない。焼き肉はすたみな太郎などの食べ放題店では定期的に食べていたような。イギリス人が京都の焼き肉屋で食べた1食が人生最高の食事だったと語る動画をみて、なるほどすごいところかもしれないと関心を持った。子供のころ母がやっていた店の隣は、焼き肉屋だった。そこで食べたホルモンが大層美味だったと記憶している。

 すごいうまいとわかっていても、食べに行くのはおっくうで30年間いっていないという人間なんだなあ、ということに気が付いてしまった。デブだから「おいしいを追求するとデブ死する」ということを若いころからわかっていたからじゃないだろうか。

 この度、面白い飲食店に連れて行ってくれる同僚がいて、今度新人2名と焼き肉に行くという話を聞いて「つれていってください」とお願いした。かくして30、40、50代のおっさん4人のお食事会となった。

 お店は、万博公園の南にほどちかい、「内臓専門 デンスケ」とのこと。グーグルマップで予習はした。4000-5000円とか。同僚は、「さらば青春の光」という漫才コンビが言及した「シビレ」なる部位に並みならぬ関心を寄せていた。車中で「シビレ」とはなんぞやという話になり、別名「グレンス」(仏語:牛のフォアグラと呼ばれており、牛一頭から200gぐらいしか取れない希少部位)は、すい臓とのことだった。膵臓というと、「ランゲルハンス島」とか、「リパーゼ」、脂肪を消化するための酵素、水溶性のグリセリンと脂肪酸に分解する、などが頭に浮かぶ(高校時代にならったことを40年間もよく覚えてたなあ。あとで確認したらあってたぞ)。「牛の膵臓を食べたい」なのね。

 同僚の車は千里のあたりをうねうねと走った。自分が住んでいる山奥とは全然違う大都会だなあと思う。きらびやかな超高層マンション、瀟洒な団地街、なんかすげー。

 店についた。入り口がとてもそっけない。壁に扉だけ、という感じ。知らないと店がどこかわからない。中に入ると、広くはないが席が多くて、煙を排出するパイプが天井から垂れ下がっており、その下にちいさなグリルがあった。座ってみるとグリルが遠いので、焼けたお肉を配給してもらわないと食べられない。同僚二人が肉奉行をやってくれて、おじさん二人が食べるだけの人になる。なんか勝手のわからないところに来たなあ、おとなしくしていようと思った。飲み物は、全員ウーロン茶だった。え?。おっさん4人が?。こういう飲み物って高いんだろうなあと思っていたが275円でたっぷりあって良心的だ。ごはん中330円、これも大盛くらいあったが足りなかった。注文はスマホを通じて行えるそうな。すげーなあ。スマホに写真入りで解説が出る。都会だ。ホルモン盛り合わせ2640円を頼む。あんまり量がないのだろうなあ、とおもっていた。かなり大きな肉がこてこてにもられてやってきた。肉を切るはさみが供されていたので、4人で大きな肉を分けて食べる。ちょうどいい大きさに切ってもらった。ねぎがたっぷり盛られた醤油ダレにつけて食べる。なんつーかすごいうまさだ。これぞ店で焼いて食べるホルモンだ。じゅわわわわわー、とうまみが過剰なまでに口の中にあふれ出す。ふよふよした脂肪組織をかめばかむほどに異なる味わいに変化して長時間脂のうまみに舌がさらされた。ホルモンうめー、ちょーうめー。言葉を失う。1切れでこれか。コメがうまい。肉とコメ。タレって肉につけてあったけど、つけて食べる方は甘みがつよいのだろうか。主張は強くないが、とてもうまい。脂のたっぷりついた腸、センマイ、太い管、5種類くらい入った盛り合わせでほぼ飯はなくなった。そこへ主役のシビレ(グレンス)880円×2皿が登場。強烈なうまみ、肉汁、ふかふかした食感、ホワグラってこんな感じだろうか。とてもうまい。なるほどこれを目的に来店してもいいレベルのうまさだ。この1食は間違いなく今年一番うまい飯だったと思う。フク550円、おぼえていないがなんかうまいのがあったなあ。ネクタイ605円歯ごたえあるジューシーな肉厚の板状肉で食道らしい。このへんでほぼ満腹状態。もつ煮550円、わざと薄味にしてあってもつを味わう。アゴ770円、どんなんだったかなあ。ホルモン汁550円上品な味わいの白い汁。ワッカ528円コリコリした歯ごたえ。食べたものすべてうまい素晴らしい晩御飯だった。

お会計はおっさん4人で10318円。2万円くらいいくと思っていた。年長者だからおごれと言われたときのために2万円以上持ってきていたのだ。わりかんだそうな。え?一人2600円ほどか。おかしいだろう。あんなにもうまかった満腹のディナーだぞ。こりゃ流行るわけだ。店内は空いた席がすくないほどですごい人数が入っていた。

 家に帰って「さらば青春の光」(裏さらば しびれ)の動画を見たら、漫才師コンビは、私の座った席で「シビレ」を食べておられた。へー。思い出にスクショをとった。

 インフレとか戦争とかコロナとかモノ不足とか人口80億人とか日本オワタとかいろいろ言われているんだけど、日本って本当にすごい国だと思う。圧倒的美食の豊かで平和な国だ。日本の底深さを感じたよ。

 

20221121月

 本日はたまねぎの苗植えからくる筋肉痛で仕事に支障が出る恐れがあったので、寝る前に鎮痛剤を飲んでおいた。おかげで朝は普通に歩けていた。昼に用心して鎮痛剤をのんでおいた。昨年は、精神の落ち込みを観測して「俺はもうだめだ…」という気分になっていたが、本日はさくさく仕事をこなしていた。ただ、「こうやったらうまくゆくはずだ」という実験は失敗し、うまくいかなかった。

昼のコーヒー(トップバリュー「モカ」豆を挽いて淹れて飲んだ)はなんだか猛烈にうまく感じた。なんでこんなにうまいのだろうか。30%引きの見切り品500g344円だったのだが、香、コク、のどごしなど申し分ない味だった。うめー、うめーとかいいながら飲んでいた。昨日もイオン系列のお店で「トップバリューオリジナルブレンド」(豆500g498円、見切り品がなければだいたいこれを飲んでいる)、「ヒルス、チョコ系スイーツに合うコーヒー」(豆150g、198円、妙に安い)を買ってきた。コーヒーって一日の大事な行事だと思う。

仕事を終えて帰るときに、地震が来たら落ちそうなものは落ちないように処置をしていた。そういう意識になっているということは地震がくるのかもしれない。

 晩飯にでたポトフに玉ねぎが入っていた。うちの玉ねぎはまずもって自分が作った玉ねぎであるので、これは昨年の今頃、筋肉痛になりながら植えた苗からできたものなのだなあとなんだか感慨深い。

 たまねぎはなんかかわいい。細い苗がピンと立っている様はとてもいい感じである。玉ねぎ栽培は実益以外に精神によい影響があると思う。

 

 コーヒーを淹れる動画を見た。お湯は92℃。粉量12g。注ぐ湯量160cc、とのこと。

細く湯を絞って注ぐヤカンがあるので、それを使って湯を沸かし、温度は計っていないのでよくわからんけど、まず粉全体に湯をかけ、20秒蒸らす。結構待つ感じだ。次に500円玉くらいの円を描くように湯をかける。これを3回繰り返して160gの湯を注いだ。職場と同じ豆なのにちょっと苦く感じるのは、職場で使っている電気湯沸かし器(90℃設定)のおかげなのか、ミルの調整の違いなのか、体調がいまいちなのか。仕事場の方が苦みが少なく、甘くてコクがある。香りはどちらもよく出ている。

 

20221120日

 20日はイオン系列のお店は5%引きなので山奥の大規模店に行った。たまご10個入り1パックが97円だったので、2店舗二人で買って4パックゲット。英国では、トイレットペーパー、石鹸、たまごが入手困難なのだそうだが、日本はまだ潤沢にある。こういうセール品は限定1000個だそうだが、午後でもまだたっぷりあった。

 

 たまねぎ植え二日目。雨と聞いていたが、作業をしていた午後は降らなくて助かった。昨年の売れ残りの種、2袋110円を苗箱1つに植えてできた苗は368本もあって(時価2834円)は過去最高の出来だった。1本のコスト0.28円。市価の27分の一である。ぶっちぎりのコスパといえよう。いつもは「松の葉かよ」というくらいちんまい苗なのだが、なんか今回は売られている苗みたいに立派だ。苗箱は、植え付ける前に土を入れてからビニール袋に閉じ込めて天日にさらして土の中の草の種を殺していた。多分ある程度密に植えるのはたまねぎには向いているのかもしれない。来年も売れ残りの種を入手して(8月ごろからの植え付け時期前になると玉ねぎの種は入手困難になる)で同じように植えてみよう。40行を植えたので、昨日と合わせて58%完了。苗のトレイはあと3つあるので、植え付けるべき穴に対して残りの苗は十分にある。

すでに足の筋肉痛は始まっている。この足からやばい物質が体内をめぐってとんでもなくよろしくない精神状態に陥ることが昨年あった。明日はどういう気分で過ごすのであろうか。

 

 

20221119土

 良い天気であった。ランを出して日に当て、水もたっぷりやっておいた。オンシジウムの花芽を見つけた。

 

 仕掛けていたブロッコリースプラウトは、手入れ不足でちゃんと生えてくれなかった。55円の種が丸損だ。なんかもったいないことをした。ブロッコリーにもすまん。

 出かけて農業屋で1行7穴のマルチを仕入れておいた。2320円。たぶん2年分。

チューリップ球根5色の詰め放題もあった(550円で20個入る)が、とりあえず今ある球根を植えてから考えよう。玉ねぎの苗は、100本770円もしていた。900本植えたら6930円もするのか。たまねぎ1個50円としたら、8円くらいの苗代だとすると、42円得ちゃあ得だけど、じゃがいも1個50gが1000gになるようなお得感はないな。

 家に戻っていよいよマルチ張りと、たまねぎの苗を植える。7列のマルチなので、畝の幅が広くなり畝間の通路が狭くなるようである。20分ほどの作業でマルチ張りは終わった。結構汗をかいた。

 成績の悪かったセルトレイの苗から植える。7本ずつ5行、35本しかなかった。もう1つのセルトレイは7本しか取れなかった。一方、苗箱からは、植えてみたら7×32行224本も苗がとれた。過去にないほどしっかり育った苗だ。植えていると、表面が赤い苗がいた。この苗箱には、今夏購入した「泉州黄たまねぎ」のほかに、昨年の売れ残りの「赤玉ねぎ」(1ml)の苗を植えたらしい。赤玉ねぎだけでも結構な数があった。赤玉ねぎの値段は50円以上で、1つとれても種代の元が取れるが、たぶん100個くらいとれそうだ。

小さな苗は、畝の両端の斜面の列に、1つの穴に2本ずつ植えるようにしていた。小さい苗はバックアップぐらいに考えてすみっこに複数植えていた。38行/130行=29%おわった。苗箱はあと3つあるので、苗の量からみて余るほどの苗がありそう。明日は雨だが、23日に休みもあるのであまり筋肉痛にならずに植え付けが完了しそうだ。しゃがんで植えたら立ち上がれなくなって往生したし、中腰で植えていたら、ふとももがプルプルし始めた。これは重労働だ。休み休みやらねば。

 苗づくりがうまくいったので、来年はセルトレイはやめて、苗箱6箱で、今年植えた木陰に植えることにしよう。

 夜になってなんか足の疲労がやばいことに。

 

20221117木

 イギリスで「トイレットペーパーや石鹸が買えない」とか「賞味期限切れの食品を食べるはめにあった」、などの報道が聞こえてきた。石鹸もトイレットペーパーも値段が上がるかなあ、と思って備蓄しておいた。石鹸の原料のパーム油の禁輸騒ぎがあってか4個97円の石鹸は見かけなくなったが、安い石鹸セット(石鹸6個+ボディーソープ200ml)297円や12ロール297円のトイレットペーパーが値段も上がらずまだ買える。

 

 なんか大地震の前兆がそろったような動画を見た。地震が起きない時間が長引くと危ないらしい。まあそういうのは普段の備えがモノを言うのである。

 ポーランドにミサイルが落ちたみたいな話も聞こえてきた。ロシアのミサイルかウクライナの対空ミサイルかわからんけど、緊張が走ったらしい。

 

 超高いチョコレートの老舗が50周年とかで豪華なセットを出していた。介護でお疲れのかみさんの子育てなどのいろいろな功績をたたえてそのセットを買ってきてプレゼントした。なんつーか、ひょっとしてもうこういうよさげな食い物は日本に入ってこなくなるかもしれないとか考えると今のうちに食べさせてあげたいと思った次第。自分のために自分の貯金を使う方途がまったくないので惜しくない。家族に買ってあげられる価値のあるものも少ないので、得難い機会だったと思う。まあ、なにがあってもできうる限りの行動をとるよ。大出力で働きまくる日々だ。コロナも戦争も念頭にない。

 

20221113日

 車で遠くをうろうろする2週間が過ぎた。ごく普通の日曜日だ。しかし玉ねぎを植えるというミッションが残っている。本日は、植え付け予定地の畝を耕し、ならして、マルチをかけてみた。畝が狭いので、横に7つの苗を植えるのにちょっと無理があるかなあ、と思いつつ作業をしたが、途中で日没になってしまい、また週末に持ち越しだ。やってみてなんか気に入らないのでやり直しかもしれない。やれやれ。作業中汗だくだったが、夜からは強烈な北風に変わって気温が下がってきた。

 

 来週あたりから新鮮な葉物野菜を収穫できそうなくらいもさもさに葉っぱが茂ってきた。

 

 もらって帰ったねぎをプランター2つに植えておく。すごい量だ。これだけのねぎをちまちま買っていると結構な金額になるだろうなあ。薬味に欲しいので、こうやって植えておくと長期間使えそうだ。

 大島のミカン畑に植えたキンカンの実を2個収穫していた。のどに痰が絡むので、そのうち1つを食べたのだが、大変うまかったしのどもすっきりした。普通は皮を食うのだが、皮も実もうまかった。このキンカンは小遣い帳を調べたら2018年1月3日にポンカンの苗と一緒にそれぞれ998円で買って植えたもらったものだった。およそ5年たってしっかり実がついたわけだ。今年の冬から収穫が始まったので、2023年もいい感じの収穫が期待できそうだ。今度は、デコポンの苗を探して植えてもらおう。

 

 夜中の高速道路を長距離運転していて思ったのは、トラックがやたらと多いということだった。お仕事大変そうだなあ、と思う。トラックが多いのは、みんな通販のやりすぎじゃなかろうかなどと考えてしまう。ひところオークションでいろいろ調達していたが、あらかたほしいものは調達してしまい、それらを大事に使っている。もはや欲しいものはないので日曜の午後から土曜日の午後までお金を使う機会がなかった。ほぼ一週間使ったお金は550円の1件のみ。

 若いころ就職してから母やかみさんに財布を渡してしまっていたので、小遣いでやってきたという経緯がある。使いすぎればお金は無くなるので、何も買えなくなる。高価な欲しいものはお金をためて買うわけである。いつもだいたいお金は乏しかった。それゆえ、手持ちのお金をいかに有効に使うか、ということを考え続けてきた人生だったように思う。まあ誰しもそんな人生はまっぴらかもしれないが、人生とはえてしてそういう不自由なもんだと思う。

 そんな生活だったから、「飲食店から味を盗んで自分で安く作る検討をする」「コンビニでは値段だけみておいて、スーパーや安売り店で後日安く買う」などなど様々な知恵と技術を駆使して生きてきたような。当時の金利がたかかったこともあって、20代で結婚して、子供をもうけて、家まで建てていた。家族のために貯金をするのは別に苦しくもないし、有効なことだったと思う。

 働きだした子供らを観察していると、家族もいないし、遠慮なく食べたいものを食べ、やりたいことをやって過ごしたようである。貯金はひところ100万円近くまでたまったが、現在はほぼ0だそうな。

 まあ人生は選択だけれど、独身者の割合が多い東京などの大都市に住む人たちは、生物としてみた場合、しかるべき時に家族を作らないのは、まあ異常という状態にあると思う。悪いとは言わんけど、自然界で巣作りをして相方を待つ鳥、という感じのお金の使い方ではない。SNSで今風の価値観を共有するにしても、生き物としての生活史を大きく逸脱したまま突き進むのはちょっとどうかと思うので、立ち止まって考えてみてはどうかと思った次第。

 

20221112土

 義母の検診のため往復700qのドライブだった。ひたすら距離を稼ぐ。本日は往路での運転交代はなかった。寝ているうちに周防大島についた。

 周防大島は、なにやら最近島の風景の動画が多く上がっていて、恐ろしく美しい島だなあ、と思うことが増えた。スクショをとってデスクトップのスライドで島の風景を楽しむ。

 島の義母の家に着くとすぐに畑に出かけた。やおら段ボール3箱ものミカンを収穫していた。あの強烈にうまい「いしじ」というミカンだった。内心「早く帰ろうよー」と思いつつもこのミカンだけはないがしろにできない。大根を5本ほどすぽすぽぬき、蕪を収穫し、ほうれん草や小松菜をもらいつつ、ネギも5束収穫した。すごい量を短時間で頂いた。農業ってほんとすごいなあ。

 島を出て道中息子のいる街を訪れて物資を置いてきた。帰り道は結構な距離運転した。

 

20221104金

 サツマイモうまいなあ。よく煮物で出てくる。でかい芋は煮物にするそうな。毎日でてくる。300gで400円くらいで売られている。

 

 化成肥料14-14-14のお値段が3500円になるそうである。この春に2500円で買った。2021年10月30日に1500円で買っていたようなので、1年で倍以上になったようである。このほど、1年かけて1500円の20sを使い切った。年間3500円ならまあそんなに堪えないかと思わないではない。

 たまねぎ600個、ジャガイモ88s、サツマイモ99s、葉物野菜多数、キュウリ75本、大根30本以上、はつか大根10s、蕪5s、オクラ、ししとうなどなど。

 例えばキュウリは夏の間だいたい1本50円くらいだった。夏の間2か月間キュウリが途切れることはなかった。55円のたねで3750円分くらいのキュウリができた計算になる。個数あたりたまねぎを50円、ジャガイモや大根、サツマイモなどいろいろは1sあたり300円という荒い計算で、エクセルに表を作り、種・苗代10739円、肥料代(化学肥料、牛糞、鶏糞)4650円を差し引いた利益は1年で8万円くらいと見積もることができた。8万円じゃ効かないだろうけど、1年間よく食べたと思う。自家製野菜を口にしない日は珍しいくらいだ。家計防衛なのか、野菜をふんだんに食べられたということなのか、大地の恵みというのはとてもありがたいと感じた。エクセルで野菜ごとにお金に換算してゆくと、何が家計にとって有効なのかということを考えることになる。家計に効く野菜作り。まあ生きるって食ってくことだからとても真剣になる。

 

 どこかの掲示板で、「私は食事を作りたくない。彼氏のつくる飯はまずい。飯は買ったり、飲食店で食べたりしたい」みたいな書き込みを見た。すげーなあ。裕福な国だとこういう考え方する人が出てくるのか。「食事は生活の基本だから、割高になる出来合いのものや外食は控えて、旬の野菜を多く用い、栄養のバランスと腸内環境の保全に留意しながら、様々なレシピを習得して、毎日朝昼晩しっかりとつくって食べる」てな考え方はしないんだ。そりゃごはんつくってると時々微妙なものができたりするけど、続けていれば飲食店で食べるよりも圧倒的に安くてしかもおいしくて満足がゆく食事が毎日食べられるようになるもんなんじゃないの。わかっている人はわかってるけど、わかんない人は巨大な機会損失で稼いだ金を垂れ流しているように見えるのですよ。家庭教育なんですかねえ。親がメシマズだったらしょうがないか。

 

20221103木

 義母の検診のため往復700qのドライブだった。ひたすら距離を稼ぐ。サービスエリアの魅力が恐ろしく乏しいような。義母のミカン畑に野菜を回収に行く。多量のピーマン、かぶ、大根、小松菜などを収穫。もうすでに玉ねぎを植えておられた。人参も生えていた。5年くらい前に植えてもらったポンカンが鈴なりだ。昨年うまかったポンカンが多量になりそう。まだ緑色のポンカンがとても美しい。同じく5年前に植えたキンカンに実がたくさんついていた。色づいた実を1つもいで食べた。皮はほのかに甘く、中身は強烈に酸っぱい。色づき始めたみかんを4つばかり食べた。甘みはこれから増すそうだ。ミカン畑が本日一番楽しかった。赤くなったピーマンを車で食べた。甘くてうまい。

 

20221101火

 本日もしんどい仕事を乗り越えてぐったりしている。なんか頭が痛い。

職場で新たに仲間になったおじさんと話をしていた。かつてブラック企業に勤めておられたそうで、9時10時までサービス残業が当たり前だったことがあるそうなのだけれど、労基署のチェックが入り、働き手のメールの履歴などが調べられて、サービス残業分が労働者に支払われたという話を聞いた。へー、労基署すげー。

 ブラック企業というのは、働き手の給料を泥棒しているくせに、えらそうにもっとはたらけとかやっているイメージがある。そういう企業は労基署にチクられて正されればいいとおもうよ。そんなのをのさばらせているから、経営者は馬鹿のままで、労働者の給料が上がらないのである。経営者は、人件費を抑えて、自分のもうけを最大化したいと本音のところでは常に考えているんだろうなあと思う。「そんなことはない、働き手のために会社を守る義務があるんだ」と言っているのかもしれないが、盗人がなにいってやがる、この真正給料泥棒が。「悪貨は良貨を駆逐する」のであるから、人件費でズルをしてシェアを伸ばしているブラック企業がいれば、ホワイト企業が割りをくって滅び、結局労働者がただ働きをさせられることになるのだ。経営環境が厳しい昨今であれば、ブラック企業をやり玉にあげて未払の給与を取り返したうえで、つぶしてしまえと思う。

 ここまで20年間くらい中国に仕事をとられまくってきた日本企業は、ある意味よく労働者を守ってきたと思えなくもない。でもまあ、こういうのは世間が決めることでおっさんがとやかく言うことではないか。生活苦しい人は打開を図って行動を起こすのがよいと思うけど、日本はデモ行進をするほどでもないようなので、まあ裕福なんだろうなあ。

 そのおじさんが言ってたけど、「GAFAって別になくても生活できるわけじゃないですか。だいたい娯楽かぜいたく品ですよ。そういう娯楽・贅沢のあぶく銭で世界最大の企業群になったわけで、みんななんのかんのいって裕福ですよね」。

 

裕福な国の裕福な人たちがちゃらちゃら遊ぶことにご奉仕する企業が儲かる世の中で、CO2もいっぱい出しているわけだ。

 

 GAFAか畑かどっちかとれ!と言われたら、畑とるなあ。月々の使用料払ってくれるスマホか畑かと言われれば、圧倒的に畑。毎月1万円くれるならしぶしぶスマホを持つけど、たぶん使わないと思う(勿論畑はやる)。多くの人は、あんまり余暇にすることがないからしゃーなしにスマホやってんじゃないかと思うのよ。やることがなくて暇なのだろう。つぶしたい暇なんかないよ。なんか囲碁で緩着してるようにしかみえない。ぬるい。いまそれをするか、というくらいのうかつさだ。スマホでどんだけ生活に資するものがゲットできるのだろうかと思う。高い金払って出前をとるってのはできても、安くうまい飯を作るってことにスマホを使うべきなんだろうけど、どんだけ利益が上がるのだろうか。畑の作物を金額に換算すると年収の2%くらいになっているように思われる。99kgのサツマイモとか88sのジャガイモとか、75本のキュウリとか、600個のたまねぎ、大根、蕪、葉物野菜と圧倒的だ。さっきもブロッコリースプラウトの水栽培を仕掛けていた。室内畑。87円で買った大根おろしの容器がなんかいい感じにブロッコリースプラウトが生えてきそうな気がしたので、ティッシュを敷いて水を入れて、ダイソーで55円で買った種を全部ぶちまけた。

 

20221030日

 17時にたまねぎ植え付け予定の畝を耕し終わった。昨日耕して、本日牛糞を混ぜ込み、さらに17-17-17肥料をまいて、また耕しておいた。取り忘れたさつまいもがちょこちょこでてくる。もったいないので丁寧に拾っておいた。

 さつまいもは昨日庭のシルクスイートと紅はるかで最後であった。あまり収穫はよろしくなかった。紅はるかは割れたり何かに食われたりと品質が悪い。シルクスイートはうまそうな仕上がりながら量が少なく3.9kgと伸び悩んでいた。これは目標の100s到達は無理そうだなあ。

 本日天日干しした芋を砂を払って秤に乗せて集計してゆく。取り忘れの芋を加えた段階で99sと265g。なんと取り忘れが庭から出てきたら100s到達のめが出てきたなあ。まあ100sにこだわる意味はないのだけれど。

 

 玉ねぎの苗の生えているトレイの1つの苗の数を数えた。苗箱に土を入れ、ビニール袋にいれ、天日干しして、土をいじめておいたやつに、今年買ったダイソーの種55円泉州黄たまねぎを1袋、5筋に撒いておいたものだ。165まで数えた。すごく小さい苗はカウントしていない。そういう苗箱が4つあるので、ざっと660本あるか。もう一つ、昨年の売れ残りの同じ種類の種を2袋を同じように撒いておいたものは、倍の300本くらいに見えるもさもさによさげな苗が生えている。古い種でも結構生えてくるのだなあと驚いた次第。かくして、おそらくだけど、今年も十分な苗を確保できたと考えている。セルトレイ2枚にそれぞれ種1袋ずつ植えたやつは、10本くらいとれそうか。セルトレイはうちでは相性が悪いようだ。

 最近は苗の相場が高いように思われる。50本400円+税くらいで売られている。1本8.8円もすんのか。100本で880円。800本だと7040円。現状、種55円*9袋=495円。セルトレイで800円くらい投資したような。今年もお得に玉ねぎの苗をゲットしたようだ。

 よく働いた週末だった。

 

 韓国で153人の10-20代の若い人々が人の密集と坂道での将棋倒しでお亡くなりになったそうである。大変残念で気の毒なことだ。大都市の路上でそういうことが起きるということを記憶しておこう。

 想像なんだけれど、SNSかなにかで、有名な芸能人が飲食店にいたから蝟集した結果こういう事故につながったんじゃなかろうか。SNSがなかったらそこまでの人間の集中は起きなかったのではないか。スマホとかSNSとかって、まあインフラみたいなもんなんだろうけど、若い人の幸せに寄与しているのだろうか。

 

20221026水

 土曜日仕事だったので振替休日である。平日に休みを取ると、やるべきことは、ど田舎の超人気店のモンブランを買いに行くことである。だが、寝坊した。開店前に行って並んでおくつもりだったのだが、残念だ。前回、台風の暴風圏に入ったので、たぶん客はいないだろうと思っていってみたらそのモンブラン「栗山賛歌」2個をゲットできた。2年ぶりに出会えた。味は知らん。全部かみさんが食った。

 栗のお菓子が有名なお店「やながわ」は福知山の手前、春日ICの近くにある、広々した水田広がる谷にある。近年栗のお菓子への需要が高まり、とても流行っている。大阪にも店があったが、田舎で猛烈に売れるため撤退した模様である。客がわんさと田舎に買いに来るのだから、輸送費や都会で雇う店員の人件費とか、テナント料とかが削減出来て儲けが多いのかもしれない。栗のお菓子がでる9月末の土日は「和栗のモンブラン」1750円を求める客で長蛇の列ができる。100人くらいが開店から並ぶ。ショーケースには割と手に入りやすい和栗のモンブランのほかに栗山賛歌750円が提供されているが、客が多いため売り切れてしまい、チャンスを見極めないと入手が困難なのであった。今回、平日の10時過ぎにいってみたら4つ残っていた。ありがたい。2つ買って、和栗のモンブラン4つもかう。この和栗のモンブランは、冷凍して長期間楽しめるそうである。私は、食べ物への執着がないので、安いものを食って間に合わせているからこういう高級品は食べない。なんかもったいない。

 

 ちょっとまえにこの近くのジュンテンドーで球根の袋詰め放題550円というのがあった。本日店をのぞいてみたら、店の棚の片隅に少し残っていた。ただ値札がないので、袋に詰めてレジにもっていったものか判断に迷った。かみさんが店員を捕まえてきて、同じ値段で売り出していることを確認してくれた。7袋にそれぞれ33個ずつ詰めて(袋をかごの中で互いに寄せ合わせておいてさらに球根を盛って、そーっと)レジに持って行った。家に帰って確認したところ前回と合わせて263個4400円。1個16.7円(昨年5372円240球、1球22.4円)。うーん、なんつーかいい仕入れだった。

 

 さつまいもを天日干しにしていたものを量りで重さをはかって記録し、保存用の段ボールに入れる作業をした。集計したところ、ここまで78sである。本日芋ほりをした鳴門金時は10sぐらいあるだろうか。これでざっと90s。庭の紅はるかとシルクスイートそれぞれ10本ずつが合計10sを超えると、目標の100kgちかくになる。家庭菜園のノリではない。今年はガチだったからなあ。

 

 新しいレシピが欲しい、と考えていた。休みの日は、お好み焼きか焼きそばを食いたいといわれるので作ってきたのだが、なんか違うものが作りたいと思ったのである。トマトソースのパスタとか、ナスとトマトのパスタなど、かみさんが食えるレシピはとても少ないのでなんか申し訳ないなあ、と思ってきたのである。

 数日前、Youtubeで「キノコクリームパスタの作り方」を見た。3回見て、これを作ってみようと思った。買い物中、材料をかごに入れ、晩飯にこれこれを作るといって「じゃあやってみろ」といってもらい、作ってみた。なんか動画とちゃうなあ。コンロ3口必要だったのだな。キノコを炒めるフライパン、なめこを炒めてソースを作るフライパン、パスタをゆでる鍋など、並列処理するつもりが、時間差で処理せねばならない。パスタをゆでてからふやかしておいた。ゆで加減についてはゆですぎだったがしゃーなしだ。味はよかったが、キノコの大虐殺みたいなキノコ多すぎのパスタになっていた。パスタの量を控えたけど量が多かった。「また作ってよし」と言ってもらえるかどうかはわからん。(不合格を食らった)

 

20221024月

 仕事でしくじって金曜日からくよくよしていたが、自分の考えすぎだったようで、迷惑をかけられたと思われる人は何とも思っていなかったようだ。くよくよするのはよくやっているので慣れている。いろいろ反省したので次はうまくやろう。変にメンタルは強いかもしれない。本日はものすごく仕事が進んだ。

 

 サツマイモが畑畝2本で80s収穫できる見通しだが、畝1本で88sとれたジャガイモと比較すると、単位面積当たりの取れ高はサツマイモがジャガイモの半分くらいじゃないだろうか。ウハウハとれるイメージがあったのだけれど、そうだとすると300gの芋1本が198円というのは高いなあと思っていたのである。本当は、単位面積当たりの収穫が少ないので高いのである。植えている期間もジャガイモが3月から6月で、サツマイモが5月から10月とすると、時間当たりの取れ高もすくない。サツマイモは場所もとるし、時間もかかるので重量当たりの値段が高くなるのである。あと、くそでかかったり、変な形だったりする芋は売り物にならないのでロスも出るのではないだろうか。なんのかんのでサツマイモは高い。しかし本日とんかつの付け合わせについていた紫芋は甘くてねっとりしていて美味だった。ジャガイモはご飯だが、サツマイモはスイーツに近い。スイーツは高い。うまいサツマイモは値段が高くても仕方がない。近年病気の蔓延で取れ高が減っている。家のサツマイモは価値のある収穫だと思う。

 

 土曜日の出張で初めてイコカカードを使ったのである。電車代が引き落とされるのであるが、改札で一瞬金額が表示されるだけである。切符を買うとおぼえているのだが、改札を通るだけだと記憶があいまいになって、小遣い帳への記帳時に往生した。電子マネーって把握しにくいんじゃないだろうか。気にしなければ金がだらだら口座から垂れ流されて、「なんか最近お金が足りない」みたいな人が多いんじゃないだろうか。

 手持ちの万札が思っていたより少ない、というのでエクセルの小遣い帳を調査したところ、毎月1万円も赤字になっていた。金遣いが荒くなっていたようである。過去10年以上の小遣い支出は追跡できる。追跡できるうちはまだ金遣いについて考えることができるけど、電子決済でだらだら垂れ流していたら、げろげろな金欠状態になるかもしれんなあ、と思うのである。知り合いに就職して100万円貯めるというのを目標にしていた人がいたが、100万円を目前にして、だらだら支出になって、今や親に借金しているというところまで行ってしまったという。昨今100万円が貯められない人が多いらしい。

 電子マネーでも支出がきっちりデータで残って、管理できるようにして、あるんだろうけど、気にしない人もいるのだろうなあ。

 勤め人なら100万円くらい普通にやっていれば貯まるだろうと思うのだが、なんというか聞けば支出がいろいろあれだ。コンビニでのちょこちょこ買い。飲み物を買う。酒を飲む、タバコを吸う。趣味にどっかり使う。国内・海外旅行。スマホ代。飲みに行く。ゴルフ。食べ歩く。これらの消費をほとんど必要としない人もいるのだが、適度にしているつもりでも、高頻度に振れている人もいるだろうなあ。

 勉強に使う、本は図書館で借りる、自炊の研究、自分で作ってレシピを増やす、作ってみるつもりの食べ歩き、DYI、衣料品の手作り、家庭菜園、などなんとなく身について貯蓄の助けになる行動もいろいろあるので、そういう方向を向いている人は金もたまるし生活も豊かになるのだろう。こういうのは人の気質だからしゃーなしだ。

 

20221023日

 くっそいそがしいとおもっていたら日曜日も終わりか。さっきワクチン接種4回目だったが、玉ねぎの植え付けはまってくれないので芋ほりをしていた。西側の畝で、南からタマユタカ25株、25sぐらいありそう。パープルスイートロード、7sぐらいか。鳴門金時の途中で日が暮れた。ちっ。

 

 金曜の夜移動で土曜日は東京出張だった。金曜日の晩、日高屋でラーメンと天津飯を食べた。おいしくておなか一杯になるラーメンが390円というのは驚く。インフレは?、小麦の高騰?、食糧危機?、円安で価格が上がる?どうなってるんだニッポン。すげーな東京。ラーメン1杯2800円のアメリカとか、電気代2倍の欧州、ガス代1か月16万円のオランダとかいろいろ聞こえてくるのだけれど、日本の安定ぶりはすごい。ネットでぶーぶーいっていてもラーメン390円だぞ。すげーじゃん。

 ところがラーメンを食べ終わるころにやってきた天津飯にはまいった。え?なんでケチャップ味で酸っぱいの(関西ではとろみのあるダシ風薄味で上品)。これ天津飯ぽくみえるけどえらい違う。半分くらいはおいしく食べられたけど、さすがに腹いっぱいになってきたのか、味としてはおいしくない部類の一品になってしまった。後で聞くと、東京の天津飯は甘酢あんなんだそうな。関西の酢豚の甘酢あんはもっとうまい。この天津飯はちとケチャップがつよすぎたか。グーグルマップでこの店の天津飯の写真がないところを見ると人気がないのかもしれない。チャーハンにすればよかった。(空腹時に食べればもっとおいしく感じたとは思う)。

 翌朝土曜日ホテルを出て仕事に向かうのであるが、もたもたして時間がなくなり、家から持ってきた干しブドウ(500g277円を50g)と缶入り野菜ジュース47円で朝飯にした。近くのモスバーガーに行くつもりだったのだが、安く上がってしまった。

 プレゼンの仕事を終えた昼、同僚と家系ラーメンの店に行った。1090円のとんこつチャーシュー麵を食べた。そういえば人生で初めて1000円オーバーのラーメンである。うっかり無料のごはんも食べたので腹いっぱいで、とてもおいしかったが、量が多すぎて、帰りの新幹線から家まで食べ物を買わずに済んだため、夕食代が浮いて安く上がってしまった。

 東京駅で時間があったので見て回ったのだが、真新しい多くの食べ物屋があったけど、特に食べたいものはなかった。やたら汗をかいたので、お茶1L150円を買った。腹が太いので弁当は買わず。かみさんが好きなスフレチーズケーキ648円(店名:ル・ビエ)を見かけたので買った。割と古くからあるお店のようで、しっかりしたものを作っているという感じの見た目だった。東京土産はこれだけ。

 新幹線は行き帰り妙に仕事がはかどる。することがないからだろう。ネットはない。もちろんスマホもない。読書か仕事しかない。

 

 玉ねぎの苗が順調である。庭の半日蔭の地面の上に苗箱を置いたのがよかったのだろう。来年からも同じ場所を使おう。昨年の800本もよくとれたと思うが、今年もそれ以上によく育っているように見える。年々腕が上がっているように思える。玉ねぎの苗の植え付けの動画をみたところ100本598円というところだそうで、800本だと4800円か。今回の種代は、450円くらいか。昨年の種の売れ残りを3袋いれた苗箱が一番成績が良さげなのが面白い。同じく売れ残りの赤たまねぎが混ざった苗箱がある。11月20日あたりまでに植え付ければOKなので、じっくりやろう。

 

20221020木

 くっそいそがしいとおもっていたら明日でもう金曜日か。今週何をしたかなあ。

 

 1ドル150円になったそうな。昔360円だったり240円だったり、76円だったりした時代の経験もあるけど、貧しかったり豊かだったりってのはそんなに感じなかったかなあ。

 いい感じのタイミングで日本は貧乏になるのね。中国の経済が急速に傾いているらしい。半導体作らせないようにアメリカがいろいろ施策を打っているようだ。お金をばらまく中国に否応なくお付き合いしてきた世界だけど、いやなお付き合いが多かったようだ。金の切れ目が縁の切れ目、これから世界的てのひらがえしが始まるのだろう。この20年、中国の躍進で仕事をとられて日本企業は苦戦してメタメタにやられてきたようにみえなくもない。今度貧乏になった日本人は中国から仕事をとりかえしてまた生き生きした社会になるんだろうか。

 

 明日は東京出張である。正直行きたくはない。自販機で飲み物を買うと160円くらいするが、イオンで買っていた見切り品の飲んだことがないようなジュース47円とかを持って出る。コーヒーも水筒に入れてゆく。非常食に干しブドウ(見切り品277円500gトルコ産)ももってゆく。

 前の出張で、帰り道の新幹線でお姉さんがコーヒーを車内販売で買っていた。330円する。まじか。たけえなあ。でも20年くらい値段変わっていないような気がする。そのとき、わたしはペットボトルにホテルで作った湯冷ましをつめてもっていた。非常時用に携行する水であった。関東を出たので飲んでいた。

330円あったら、コーヒー豆500gの見切り品が調達できる。在庫が1sくらいある。職場で淹れて水筒に詰めて持って行くつもり。正直買って飲むやつよりうまいと思っている。

 

20221018火

 晩飯にサツマイモとジャガイモがでてきた。ジャガイモみたいなサツマイモがあった。ジャガイモ特有の粉っぽい食感で少し甘いという珍しい味わい。外見普通のサツマイモなのに調理したら紫色だったやつもあった。なんか面白い味の芋たちだった。

 まだ半分も芋ほりしていないのにすごい量の芋がある。1s級の安納芋が4つくらいある。5月に植えたものはたくさんとれたみたいだが、6月以降は芋が小さい。5月に植えたやつがはびこって、6月の生育する領域を取ってしまったんじゃないだろうか。

 サツマイモがさっぱり取れなかったという動画をいくつか見た。芋ほりしていて重労働であまり楽しい気分にはならなかったが、いっぱいとれてよかったと思う。

 

20221016日

 サツマイモの芋ほりを必要箇所行った。先週が10s、今週が20sだろうか。安納芋に1kg越えの大型の芋がよく見られた。ツルを擁壁にたらすというある種垂直栽培的な方法でデンプンを稼いだものらしい。それにしても疲れた。黒大豆は全然ダメだった。580円の種代がどぶ捨てだった。こいつがいなければもっとサツマイモの収量が増えていただろうに。

 芋を掘った後は耕して整地して、小松菜、春菊、大根、ほうれん草、蕪を植え、水をやった。先週植えたところはしっかり芽が出ていた。今年は、冬場の野菜の作付けが昨年の2倍の規模でやっている。

 作業していると近所の人に話しかけられる。こういうのはなんかありがたいなあと思う。白髪頭の好々爺然としているのだろうか、職場でもよく話しかけられる。今後も感じのいいじじいでゆきたい。

 それにしても作業がきつくて大汗をかいて疲れた。

 

20221015土

 カトレアのミユキアベの5輪、色が薄いのは開花後日に当てると濃くなってゆくのであろうか。

 

 山奥に買い物に行った。たまたま寄ったジュンテンドーで、チューリップ球根詰め放題税込み550円というのがあった。袋は大きくはない。今年の球根は円安の影響で高値であり、1球45円が相場である。20個入れば元が取れるような気分になるだろうと思った。入るかなあ。球根は小さめで、小ぶりの花が咲くだろう。小さくてなんというかかわいい。ひとつひとつの球根に「赤白花」「白」「黄」「赤」「赤黄」「桃」「桃白」「紫」と書かれたテープが貼り付けられている。形もつやもいいなあ。なかなかの品物と見た。袋に丁寧に数えながら詰め詰めしてゆく。なんと30個入った。8種30個550円。1球18.33円。なんかとても得した気分だ。いいなあチューリップ球根。

 

 業務スーパーに行った。今年5月2日に買ったグラスフェッドバター(牧草だけで育てた牛から得た乳で作ったバター、風味に優れ、黄色が濃い。品名WestGold,ニュージーランド産無塩)454g780円が1120円ほどになっていた。上がったなあ。例によって中力粉を買う。1s128円+税。お値段半年間変化なし。3個買って414円を払う。414円でピザ生地パンが60個つくれるのか。今週は朝食に3回ピザ生地パン1個がでていた。うまいんだよピザ生地パン。香りがよくてもちもちしてて。中力粉ってほんと安上がりでいいなあ。

 業務スーパーですら玉ねぎ1個あたり100円を超えている。今年も北海道は不作だった模様。ということは来年の9月までずっと高いと。今年も気合入れて玉ねぎを作ることにしよう。幸い苗の生育は良好で、数も十分ある。来年は700球をゲットできる予定。

 

 日本人の奥さんがいる英国人が日本に旅行した感想を述べる動画を見た。日本のめしは、まずい店に当たらなかったそうだ。予想の範囲、うまい、衝撃のうまさ、のどれかになるそうな。日本の焼肉は、京都のヒロというお店らしいのだが、人生で食べたものの中でもっともうまいものだったと語っていた。10点満点中10点といい、これまでで2番目にうまかった店は10点中6点というから、ぶっちぎりのうまさだったそうな。そういえば、20年くらいまっとうな焼き肉屋に行ったことがない。うまいんだろうなあ。

 

20221013木

 カトレアのミユキアベが5輪開花。ええもんですなあ。

 

 女子大生が12時間スマホの電源を切るトライをするのをニュース番組が取材していた。時間を持て余すそうである。辞書を引いたのは中学以来だそうな。駅前では地図を見てもどこへ向かったものかわからんとか。12時間の間にメッセージは40件ほど届いていたとか。

 そりゃまあ中学時代からスマホを使っていたらそうなるかなあ。インフラだもんなあ。

 私はスマホなしの生活に全く不便を感じていない。不便に感じていれば安く調達して運用していると思う。不便どころか、のべつまくなしに人にメッセージを送ったり受け取ったりという生活は耐えられないと思う。パソコンがあるからどこに行くにも予習をしておけば大丈夫だ。辞書はときどきひいている。時間はむしろ足りない。作業、読書、勉強、モノを考えるなど、あっという間に一日が過ぎる。スマホを割り込ませる余裕はない。人との連絡は問題なくできていると思う。

 なんで持たないのかといえば、まあ、用はないなあ。音楽再生用にシムカードなしのやつを1台持ち歩いているが、SNSなどはやらないと思う。Youtubeはもうすこしパソコンでの視聴時間を制限したいと思う。あれ見ても時間がもったいなかったなあ、と思うことが多い。あれを長々とみていなければもう少し活動できたんじゃないかと残念に思うことが増えてきた。

 

 中学のころに自分の考えた勉強方法が有効に働きだして、クラスの最高点を中間期末で得ることが増えてきたころに思ったのだけれど、「同級生って生き方がぬるくねえか?」ということだった。小学校から中学に上がったときにとても勉強ができなかった私は、このままではまずいと考えて勉強にまじめに取り組んだ時期があった。自分は家庭環境が片親で、母の職業も水商売で、どことなく脆弱性も感じられたことで、割と真剣に生きてゆくことを考えていたのかもしれない。その結果成績は上がり始め、その努力は慢心することなく延々とジジイになるまで続いて行った。よく学んで、考えて、試して、努力を惜しまない生き方は、振り返ってみるととても利得があったと思う。

 最近のジジイは、「今のやつらは苦労が足りない」とかいうそうである。ジジイの私としての見解は、「苦労ができる才能のある人は、遺伝的な影響なのか一定割合で存在している」というものだ。私自身、苦手なことがあってそれがどうにもできないことを思うに、勉強とか努力とかがとても苦手な人がいるのはしょうがないことなんじゃないかなあとは思う。ちまちま考えて試して努力してという生き方は有効ではあるけど、だからといってその生き方がどうにもやれないというひとは別のやり方でうまく生きてゆくほかはないと考えている。

 今日、生きるためのハードルがあがりつつあるそうな。でもまあ、スマホという私から見ると「ちまちま勉強して考えて試して努力して」というのを効果的に妨げるかもしれないものを毎日長時間使っていると、そのハードな状況がよりハードになるように見えるのである。一日6時間スマホいじり倒している人と、スマホは1時間だけ付き合いだけをちゃっちゃとやって、「ちまちま勉強して考えて試して努力して」を5時間くらいやっている人はいるのよ。後者が前者との生涯年収の差が2億円くらいあるとしたら、中学高校での毎日5時間の差って、時給換算ですごいことになる。多分時給5000円くらい。若いころの時間ってそのくらい大事で、わかりやすいのに、なんでスマホやってられるんだろう、ぬるいなあ、というのがくそジジイである私の感想。

 「ちまちま勉強して考えて試して努力して」というのは、じつのところ、壮大なゲームだったんじゃないかと思う。3年、いや、6年、10年がかりの。ちまちまやることはレベル上げだったと思う。勉強を楽しむやつはいないと世間では言われているが、「それってあなたの感想ですよね、エビデンスはありますか?心理学的な論文とか」いうもので、オタクは好きなものをどこまでも勉強するし、楽しんでいる。それがたまたま勉強に向いている人は一定数存在している。大学には、研究分野を好きでやり続けている人がいる。

 まあそういう楽しみ方があるんですよ、という話で、勉強というのは「国盗り物語」だったなあ、と思うのですよ。攻略方法を考えて、あれこれ試して、よく研究して、センターで点が採れるくらいやりこんでおけば、そこは自分の領地、みたいなやり方をする。

 友達が大事だからSNSだのLINEだのを盛んにやり取りをするのが楽しい、という人もいるだろう。それこそがやりたいことだ、という人もいて、「ちまちま・・・」なんてやりたくない、と思う人は、まあそりゃ好きなことをすれば、と思う。「ちまちま」やってきた私が楽しくなかったかといえば、報われることも多くてとても楽しかったように思う。

 

20221010月

 カトレアのミユキアベのつぼみ5つがほころび始めたので室内に入れた。

 

 そろそろ冬の野菜の種をまかないと冬の間たっぷり野菜を食うことができない。雨の直後ではあったが、しゃーなしに芋を掘る。意外と土が柔らかくて掘りやすいし、掘った後の畝の整地もしやすかった。7m分の畝で芋を掘ると、持った感じ10kgほど収穫できた。はあはあいいながら汗をかきつつ作業をした。結構な量だと思う。天日干しにするために苗箱に広げたら3箱になった。先週収穫した芋は何者かに食われて穴が開いていたが、今回は比較的きれいな芋だ。病気が広がりつつあるそうだが、今年は問題なしといえる。

長さ7m分の畝を整地して、大根、こかぶ、小松菜、春菊、はつか大根2種を植えた。冬場ふんだんに野菜が取れるのがありがたい。夏よりも野菜が豊かに実るのがいい。

 寒くなってきたから種まきには遅かったかと心配して記録を見てみた。昨年の10月9日に畑を耕して整地して大根などを植えていたらしいから、まあちょうどよかったのだろう(それは2回目の種まきで、1回目は9月末だった)。来週も芋ほりをして種を買ってきて撒こう。

 

 ガソリンを入れると1Lあたり152円だった。このところ変化はない。

 

 昨日かみさんが貼るカイロと貼らないカイロの前の冬の売れ残り(国産)の30個入り8パック入り箱を2つずつ買っていた。30×8×2=480個ずつか。全部で960個のカイロだ。30個入りで400円ほどで(イオンの相場で658円税込み。かなり安い)、しめて12800円ほどとか。寒い日で毎日4個を使用していた。240日分もあるか。1日当たり53円で、朝から晩までぬくぬくと過ごせる。暖房費の節約になるかもしれない。

 

 ピザ生地:業務スーパーの中力粉(s138円値上がりなし)300gとイースト3g(フランス産多分上がっているだろう)、砂糖(s177円値上がりなし)大匙4杯、塩(5s340円)小さじ半分を混ぜて、あたためた牛乳190gを注いで混ぜてこねてオリーブオイルを塗ってどんぶりに入れて40℃発酵1時間、ガス抜きをしてビニール袋に6つに切って保存。手をかける時間は10分ほどだろうか。 

本日バター(業務スーパーグラスフェッドバター、半年たってもなくならないし、味が変わらないなあ)をいれたフライパンに生地1つを広げていれて弱火で加熱。ひっくり返して焼き色がつくくらい加熱してから食べた。なんだか恐ろしくうまく感じるのである。香りが素晴らしいし、コクのある深い味がする。また食べたいと思うから生地をこねる。これを食うと、パンを買わなくていいかな、と思ってパン屋による回数が激減した。パンを買わなくても焼き立ての香高いパン以上の何かを食えるのである。最近のパン屋はバケットがしょぼい。最近の日本人バケットが噛めなくなってないか。バケットの多くはパリッとしていない。バケット自体が小さい。値段も240円くらいから310円くらいまで上がっている。ピザ生地パンもどきは、中力粉1sで20枚も焼ける。1枚30円くらいじゃないだろうか。

 

20221008土

 キャラホーニャでガソリンが1L268円、ラーメン1杯+つまみとビールで7000円、なんだそうな。OPECの減産2割が発表されてまたガソリンも上がるのだろう。

 地域のおコメ販売30sコシヒカリ新米8000円7袋56000円というのを注文していたのであるが、本日届いた。10sだと21袋分か。本日のイオン系列のお店のチラシで山口県産(令和3年度産)きぬむすめ10kg税込み2560円、21袋で53760円か。お米安いのね。どこがインフレなんだか。

 かみさんがワクチン4回目で1週間ダウンしていた。本日は私の運転で寿司屋に。運転だりー。寿司定食、ネギトロ巻6つ、握り8つ、天ぷらうどんで税込み1100円は変化がない。安定のうまさだった。これアメリカで食ったら4000円はするだろう。

 まあスーパーにゆくと急にほしいものがなくなる。さつまいも高いなあ。たまねぎが今だに高いということは、北海道は今年も不作だったのだろうか。北海道産が小ぶりということは、夏が暑くて不作だったと見える。日本の玉ねぎ生産はもはや脆弱ということなんじゃないのか。庭の玉ねぎ苗は順調なようだから来年も大丈夫だろう。

 

 節約動画を見ていると投資を進められるのであるが、投資って世界経済がぶっ壊れたときも機能するのだろうか。なんつーか、世の中結構常ならぬ状態にあるように思えるのだが、投資を進める話は多い。さっぱり興味はもてないが。リーマンショックとかブラックマンデーとか日本のバブル崩壊とかあったときに小市民の投資行動が無事で済むものなんでしょうか。よほど楽観的なのか、そういうものなのか、小市民の小金を巻き上げる意図でもあるのか。お金ってちょっと株価暴落で100兆円くらいなくなったりするみたいじゃないですか。日本円が紙くずになるなんてことは思わないけど、ドイツも日本もすごいインフレを経験して円の価値が暴落したりしてるわけで、そう考えてどういう用意をしたらいいのかと考えちゃうねえ。金を買う人がいるけど、高い金払って手に入れたメープルリーフ金貨1オンス(今日の買取価格257300円)がお芋10s(5000円くらい)になったりしたら、ハイパーインフレと同じやんかと思う。たぶん石鹸10個でお芋5sくらいのレートだと思うと、金貨1枚分くらいは、生活物資の現物に替えておいたらと思う。

 

 二台のパソコンを立ち上げていろいろやっている。それぞれ通信データ量は過去1か月で40GBほどで、合計で80GB。職場でもデータ通信はあろうから100GBは超えているのだろう。格安シムについているデータ量が5GBほどだそうで、スマホってなんか窮屈そうだなあ。移動中は断然本のほうが面白いと思う。

 

 「マウントを取る」という概念を同僚がご存じでなかった。「マウントとは、猿山などの閉鎖社会で、哺乳類のサル類がとる己の優位を確認する行動のことじゃないでしょうか」と説明していた。マウントかあ、なんか取られてみたいかも。元気があっていいんじゃないでしょうか。仕事以外だと地域の清掃活動に出たりはするけど、誰もそんな事せんもんなあ。どこでやっているのだろうか。ドラマみないのでわからない。あるいみ世間知らずなんだよなあ。

 

 尼崎市が風俗街をつぶした挙句、性犯罪が増加して治安が悪くなったという内容のYoutube動画を見た。風俗店に行ったことがないのでわからないけど、なくせない職業なのではないだろうか。職業である以上一定の敬意を払う気持ちがある。新聞によると、コロナでの休業補償の対象にならなかったとか。世間的には悪く思っている論調が多いようなのだけれど、逆に「立派で重要な職業である」という認識を持ってみたらいいのではないだろうか。勤めているお姉さんは「職人様」とみなすのよ。そんでもって「明るく快適な職場」にしたら来客数も増えて、二次元に流れている男性の精力が女性に向けることができて、少子高齢化対策、晩婚化対策になるんじゃないかと思ったりする。高校卒業時点で希望者は学業の一環として風俗店で学ぶとかすりゃいいんじゃないだろうか。聞くところによると、小中高とどこかおかしい女学生に男子学生は女性の嫌なところを植え付けられているような感じがあって男性の女性観がやばいことになっていような。この状況を打開するために風俗店の活用を大真面目に考えれば男性にも女性にも大きな利得があるように思える。風俗業界もイノベーションが必要なのではないだろうか。

 

 田舎の周防大島は米軍基地の近くにあって戦闘機がよく飛んできて、爆音を響かせている。かっけー、とか思いながら見ている。岩国基地まで20kmだった。水爆の攻撃を受けたら助からんなあ、と思いつつ、岩国に落ちるちゅうことは大阪にもおちるやろ。心配する必要はない。

 沖縄の基地問題がクローズアップされているそうな。抗議活動を3000日の座り込みと書くのは身内でツッコミを入れるべきだったと思う。世間の注目を集めたことで沖縄の人にはむしろよかったんじゃないだろうか。しっかり議論すればいいと思う。なんか胡散臭い部分もいろいろ聞いたので、統一教会問題みたいに、全部ぶちまけたらいいと思うよ。

日本の原発を攻撃されたりするようになればと心配する人がいるけど、稼働していても止めていても、燃料プールの水が抜けたら同じことみたいなので、変な心配せずに稼働したらいいのにと思う。

 Jアラートって練習だろうか。あんまり正確だと敵を欺けないので、わざと間違えたりしてたりしないのだろうか。たぶん、発射してすぐに様々な解析がなされているのだろう。

 きな臭い、かなあ。

 

20221005水

 もうすぐ毎年咲くミユキアベが咲いてくれそう。気候が急に寒くなって本日夜は暖房を入れた。エアコン様様である。

 

 買いたいものがない状態が結構続いている。したいことも食べたいものもない。ドケチが硬くこびりついているような感じ。なんか全般に元気がない。ジジイだからなあ。芋ほりをする気力がない。ちょっと掘ってみたがあまりよさげな芋が出てこなかった。あまり期待できないかもしれない。

 

20221002日

 かみさんがワクチンでいつものようにダウンしたため土日は引きこもっていた。賞味期限の過ぎたカップ麺の在庫処分をしていた。本日は久しぶりに外に出た。勝手に生えてきた畑のシソを抜いて(使い道がなかった)、さつまいもを1株掘ってみた。800gくらいだろうか。パッとしないなあ。自分自身最近活力が低い。

 

 電気自動車はまだ早かったんじゃないかと思う。スマホ用電池の延長で大きくしているみたいだけれど、ちょっと高くつくだろうなあ。割と景気の良かった西洋諸国の繁栄に戦争でストップがかかり、世界経済をけん引していた中国の繁栄も陰りが見えてきた。電気ガス水道ガソリン食糧に不自由する今日に電気自動車はどうも高くつきすぎるのだそうで、急速に「あれは環境に悪い」「充電はガソリンより高い」「CO2はガソリンとかわらず出る」「古くなった電池をどう処理するの」などの論調を聞く。まあ中国のリン酸鉄リチウム正極はこれがスタンダードになるのかと思わせるものがあったのだが、そうはいってもリチウムが高騰したりすると車も高くなるだろう。

 SDGsとはいっても戦争をドンパチやっているので、CO2はでまくりだろうか。それに対して電気自動車は答えになるかといえば、部分的に効くという程度なのだろう。

 日本では値上げラッシュでビールの買いだめに走ったりしたそうだけど、そういうのは1年前からわかっていたようなもので、今更感がある。ビールのまんでもお茶にしとけば1袋300円で10L飲める。飲まない人間からすれば、ビールなんてまったく不用品だ。自分が好むもので値段が大きく上がったものがあっただろうか。田舎のスーパーは相変わらず安い。中力粉1sは半年前と変わらず138円だった。この粉でつくるピザ生地をフライパンで焼いて作るパンもどきがとてもうまいという話を以前した。以来、パンに煩悩しなくなった。最近のパン屋は、以前のようにちゃんとしたフランスパンがとても少ない。食べたいと思うパンすら少なくなってきた。パンもどきに勝るパンがすくない。

 中国で不動産バブルが崩壊して資金繰りがえらいことになっているようなので、経済が失速したり、西洋諸国の嫌気、日本の円安などが重なって、仕事の多くが技術のある日本にくる可能性があると思う。割と儲かる値段で多くの発注がなされて、労働者の賃金が上がるんじゃないだろうか。技を磨いて稼ぐチャンスかもしれないと思った。

 

20221001土

 土曜というのに仕事せんとなあ、と考えつつボーっとしている。

 新聞の一面に「50代の両親に??国のドラマを見るように勧めたが、見ようとしなかった。あの世代は??国を見下しているように感じた。」とインタビュー記事があったけど、読み手は、「??国を見下しているのだろう」という推測を「そうだろう」と受け取ってしまわせるような印象操作を感じた。そんな剣呑なことを新聞の一面で書くのがまずおかしいと思った。50代のおっさんの私はドラマを見ない。??国を見下したりはしていない。新聞の一面ですらなんか戦争の緊張感が漂っていてやべえって思った。あるいみ??国も命がけの綱渡りだし、我が国だってやべえ3国に相対してとても安全とはいいがたい。

 安倍元首相の国葬の日に、職場では事前に黙とうの時間は放送でアナウンスがあった。でも仕事にかまけているうちに気が付くと過ぎていた。まあ黙とうはする。

 国葬反対のデモが変だなあと思うのは、割と切実でもないことにデモ行進が起きることだった。母子家庭で食うに困る家庭の全国連合会でもあって、それでデモ行進するならわかる。片親で子を育てるという大変なことをなさっているお母さんの困窮は切実だったりしないのだろうか。困窮する女性のデモ行進でもわかる。日本は困窮している人が多いというならなぜデモ行進をしないのだろうか。デモ行進ってのは割とマスコミが取り上げて政権の票に響くので切実なのならやりゃいいじゃん、と思わないではないが、女子高生の大半がiPhoneを持ち、毎日王侯貴族にも匹敵する良質なめしを食っているような人類史上最も裕福な国家日本ではそんなデモは起きないのだろう。国葬反対というのは、閣議で決まってあまり大した予算でもない予算でやっている外交活動の一環に反対するというわりとどーでもいいことにデモをしているように感じる。なんでそういうことをしているのか?。まずおもったのはどこかからお金が出ているのではと感じた。対抗政党から出ていると説明する動画もあったが、対抗政党がそんなことをすると文春にすっぱ抜かれたときのイメージダウンがでかいのでやらないだろう。国葬反対とすることで最も大きな効果は何か。多分国民の結束を恐れる敵国がやったのではないだろうか。敵国の手先でさえ、我が国では多くの自由が保障されている。長期にわたりさまざまな活躍をなさった元首相は割と人気と影響力、実行力がある政治家だった。その元首相の葬儀は、元首相の目指すところを推進するのに好機だったとおもう。それをぐだぐだにしたのが今回の国葬反対だったと思う。憲法改正とか、ひょっとすると重要な懸案の数々をまとめる好機を台無しにされた。敵国の思うつぼじゃないか、と思った。国家っていうのはお金を刷れるからねえ。金を撒けばたいていのことはできるよ。まあ思うだけで、私は粛々と働くだけなんだけどね。

 

 誰も言わないのだけれど、松の木がすごく少なくなった。昔は街中でもにょきにょきと生えている高い松の木があった。酸性雨の影響とかで、家の周辺の松の木は枯れてしまった。今では松の木を探してしまう。山がちな日本の植生が40年ほどで大きく変化してしまったように思う。そういうのって人間に影響しないのだろうか。松の木から香るある種のフィトンチッドが、人間の生殖行動に大きな影響を及ぼしていたとかいうことはないのか。「子供はいまの給料ではもてない」ってよく言われている。いや、愛情(性欲)に突き動かされてできるもんちゃうん、と思う。かみさんが好きでたまらんからどうにもできてしまうのが子供じゃないの。昭和のころ、貧乏でも子供はいた。

現代人はさあ、子供より、スマホを取ったんだぜ。そう私は感じている。

どういうことかといえば、給料は、スマホからやるSNSでどやれる生活をするためにつかうので、子供に使うお金はありませんって言っているようなもんじゃん。スマホにどんだけ人生をつぎこんでんの。

 なんかね、性欲が低いのはわかる。通勤中女性の魅力が低下したと思う。個人の感想ですけど。それってホルモン分泌的な話じゃないだろうか。そういうのに日本の植生の変化が影響していないとは言い切れない。性欲が減退した分、残ったなけなしの精力をスマホにつぎ込んだのか。

 

20220926月

 連休明けのお仕事の合間になぜかデンファレの植え替えを休憩にしていた。2株きれいな花をつけてくれているが、このところのほったらかしで株が弱っている。植え替えをしながら、ランはいいなあ、という気持ちを思い出していた。こういう趣味をほったらかしにして仕事にかまけすぎていたらいかんだろうと思う。仕事が気になって休日も変にだらだらして過ごしてしまう。ランを触るべきだろう。

 

 ロシアもいよいよ焼きが回ってきて、核兵器をちらつかせてきているそうである。やばそうと見えないこともないが、頭の固いおっさんは、正常性バイアスで生きているので、行動がかわることはない。たぶん変わらぬ日常が続くのであろう。

 でもまあ、ウクライナを核攻撃したら西側も本格的にぶっぱなすのだろう。大阪近郊にいるが、大阪に飛んでくるだろうなあ。米軍も手際がいいだろうから、核の使用を瞬時に検出して北極海、オホーツク海、バルト海、黒海の原潜から一斉に核の在庫処分が行われるのだろう。世界乱れうちだろうなあ。まず思うのは、核兵器の出す強烈な電磁波ですべての半導体が使い物にならなくなると、スマホ、パソコン、あらゆる電子機器がお釈迦になる。交通システム、医療設備、農業設備や生産設備もやられるから人類は文明が70年ほど後退するのではなかろうか。

 まあそういうことになっても自分が動けるようならば生きるための努力を精いっぱいすると思う。井戸水の確保、浄化設備の立ち上げ、薪などの燃料確保、耕地の借用と拡張、太陽電池・蓄電システムの立ち上げ、チャリンコの整備などなど。

 

 3連休はまたぞろ田舎のスーパーに行って安いものを多くゲットしてきた。5食98円のインスタントラーメン3パックが在庫にあるが、賞味期限がすぐだ。安いだけあってそういう品ばかりつかんでしまった。韓国産牛骨スープ500gが17円だったので、たくさん買ってしまい在庫が14個もあるが、10月が賞味期限だった。ポテチ150g98円を4つもつかんでしまった。老人食のおかゆやおじやが17円。すごく安いのでついついつかんでしまうのである。一方このところ胃の調子が悪いようで、間食は控えることにした。ジャンクなものを食べる機会をうかがうのだった。備蓄でも何でもない食い物が積みあがってしまった。そのうち、賞味期限をどのくらい過ぎても食えるのか、という実験をする羽目になるのだろうか。

 

20220917土

 キュウリは先週で終了したようである。累計75本。取り逃したのが5本くらいある。キュウリは50円から70円ほどするので、とても収益が大きかったと思う。

 本日は、オクラが2本、調子が落ちてきたシシトウ10本、インゲン20本、むかご1つかみ、という感じだった。

今週も玉ねぎの種を植える。先週植えたのは昨年の売れ残りの玉ねぎの種二袋だったが、生えてきたようだ。セルトレイは生育が思わしくない。ここ数年使っている苗箱がよろしいようだ。本日は1箱植えた。

サツマイモのつるは元気がなくなってきた。結構虫に食われているようだ。まあ葉っぱは畑を覆っているのでデンプンの収入はすごい量だろうとは思うが。黒大豆は大きく育っているものの肝心の豆が少なそう。

猛烈な台風が接近中だそうである。

 

20220911日

 今週も玉ねぎの種を植える。ビニール袋に入れて天日であぶっておいた苗床、土をいれたセルトレイを袋から出して水浸しにしてから植え付ける。一週間たっても草の芽が出ないところを見ると天日干しが効いたのだろうか。作業に当たり、指やら種やらがぬれて扱いにくい。グダグダになりながら、1セル1粒とはいかず適当に種を入れることになった。

 昨年の売れ残りの玉ねぎの種を、天日加熱の土を入れた苗箱、土の深さ4センチに筋蒔きにする。これまでの二倍の密度で種二袋を撒く。全然生えてこなかったら改めて今年買った種をまくことにする。

 セルトレイと苗箱を庭の整地した花壇に置き、よく水をかけておく。苗は乾燥に弱いので、花壇からの湿気も生育には必要と考えての処置。今年はここ2年苗箱を置いていた畑がサツマイモのつるで埋まっているため、庭で苗を育てることになった。

 伸び放題にしていたつるありインゲンにインゲン豆のさやがなっていたので10本ほど収穫した。これでインゲン豆も種代を回収したことにしよう。20年くらい前に買って植えたヤマノイモ3本が、増えまくって庭中にはびこっている。こいつらはこの時期むかごというミニ芋をつるにつけまくって遠慮なく増える。このむかごを取っておくとかみさんが食べる。

 蚊に噛まれ放題で、汗だらだらのしんどい作業だった。

 800本の苗が必要なのに、128穴のセルトレイ2枚と、古い種2袋の苗箱1つというのは進捗がよくないなあ。来週しっかり種まきをしよう。

 

 本日もイオン系列の山奥の店に買い物に行ってきた。本日は強烈に安いものはほとんど見なかった。狂乱の在庫処分は終わってしまったか。西日本衛材の12ロール297円のトイレットペーパーも品切れか。書斎だけで4パックもある。1ロール25円だが、2週間くらいティッシュとして使えるし、ちょっと高いトイレットペーパーよりも使い勝手がいい。エンボス加工で2重だからなのか、手になじむし、香りがよい。そんなこんなでお気に入りになって多分10パックは在庫があるだろうか。知らない種類を見かけたら買うようにしている。

 安い石鹸は見かけなくなってしまった。まあパーム油が入ってこないとかいう理由だろうか。

 これから値上がりするであろう現物を買うようにしていたのだが、9か月もそういうことをしてきたのでもうネタがないか。そういえばアルミの手鍋が200円だった。味楽アルミ雪平鍋18cmで検索すると688円もしているではないか。ときどき変な出物があるなあ。

 ビビゴのカルビタンとコムタン、各98円。とても包装が立派な韓国製スープだ。こういうのはうまそうだと思って購入したが、ネット価格は500円くらいするのか。

 いろいろ手に取って、買って、眺めて思うのは、いつかはなくなるということだろうか。社会というものの恩恵を強く感じるよ。人間というのは、みな切磋琢磨して作り出して、分かち合うからこういう素晴らしい製品を手にすることができるのだなあ、と思う。人間は素晴らしいよ。土を耕して、育てて、恵みを得る力をもっと伸ばす必要を感じる。

 

20220910土

 キュウリを1本収穫(累計75本)。だいぶ衰えたなあ。オクラ2本(累計5本)、シシトウ20本(累計30本)。種から作る野菜っておいしいなあ。

 先週植えた玉ねぎの芽がでてきた。

 

20220906火

 台風を警戒して休みを取った。キュウリを1本収穫(累計74本)。涼しくなってキュウリも衰えてきたようだが、まだ小さいのがなっている。キュウリって1本48円だったものが68円になったりする。55円の種から育てたキュウリで、支柱も立てずに、地面を這わせてこんなにコンスタントに取れるとは思わなかった。コンスタントにとれてとても重宝した。毎年のレギュラーにしよう。オクラもししとうも順調だ。

 

 円安がさらに進んでちょっとまえに1ドル140円だったのが、142円になっている。まあなんかデストピアアメリカがおかしいように感じたりする。

米国、中国、ヨーロッパで干ばつのため小麦の収穫が減るらしい。いろいろ備えてきたけれど、食糧危機も来るのだろうか。

 

20220905月

 組織のナンバー2なる偉い人がわがデンファレ咲く仕事場を見学に来られた。説明は上司が行った。福山雅治みたいな風貌のこの上司、昔からいろいろとよくしてくださる。想像なんだけど、未来の見えるいわゆる超能力者で、部下が将来なにかやることをあらかじめ知っていて、いろいろ導いてくださっているように感じるのである。それゆえ、上司の「ここ掘れ」に応えて一生懸命に仕事をしていた。その導きの先になにか世の中の役に立つものがあることを信じて仕事ができるのはある意味大変幸せなことかもしれない。メッサ疲れるにしても。昔から上司運はいいなあ。

 

 日本のことを悪く言うような論調はいつも聞こえてくる。その都度、政府のやっとることはケシカラン、とか思わないではない。なんかやり方がよくないように感じたりはする。でもなんか日本は諸外国とは違う変な安定感があるような気がする。例えばコロナ対策で死人が少ないとか。先進7か国ですごい数の人が死んでいるのだけれど、日本はまだ3万人だったろうか。経済政策にしても、そりゃ所得のこととかブーブー言われているけど、国葬反対でデモ行進するのに、なんで賃上げ要求で昔みたいにデモ行進しないのだろうか。自己の経済の下手な人がネットでブーブー言うのはよく聞くけど、大半は満足しているからデモも労働争議もやらないんじゃないのか。やってけないのなら団結頑張ろうだろう。

 物価はやや上昇した程度で、ガソリンはドイツの半額、イタリアで倍になった電気代もあまり上がっていなくて、赤ちゃんの粉ミルクも買えないアメリカに比べれば品薄感もない日本って諸外国に比べてかなりうまいことやっているのではないか。小麦が足りない欧米をしり目に日本の新米は30s8000円と昨年と変わらない。米中欧はインフレ、モノ不足、戦争にまつわる軋轢、異常気象であたふたしているように見えるが、日本は落ち着いていないだろうか。ここから想像なんだけど、なにか政府の上に国を動かすやんごとなき先の先を見通した存在がいたりして。加持祈祷で得た神託で、「見た目日本は衰退したように研究機関の予算を削って半殺しにしておけ(影響力のある研究論文世界13位)」「企業がイノベーションをしないように日銀が株を買え(企業価値の低下、経営力とイノベーション力の喪失)」「日本人の賃金水準が30年間上がらないように、それでいながら貧しくならないように企業を誘導せよ(国債1000兆円)」「原発を止めて国の電気をカツカツな状態に保て」「日本人の独身者の割合を増やせ。子供の数を減らせ」などが決定され、政府がそのように差配したように思ってしまう。それらの政策は一見日本を世界から立ち遅れたように見せながら、その実国民を高い水準に保ったまま変な方向に鍛えて、ある種の世界的な災難に立ち向かう体力を涵養したのではないか、と個人的に思っている。なんでそういうことするの?このおっさんあほなこと言っているなあ、と我ながら思う。でも世界の給料の高い国は、その給料もっぱら虚業で稼いだあぶく銭なんじゃないかと思うのよ。スマホに代表されるSNS、ネットビジネスは、スマホ持ってないこのおっさんからすると、なくても稼げるし、生活の質はかわらん。いらんやろスマホ。あんなもん駅の階段でねーちゃん3人が横に並んでスマホ操作しながら降りてはる。危ないやろ。あんたらおかしいわ。そんなん貧乏一直線やど。最近こんなんばっかやから、近いうちにそういうねーちゃんの背中をぶち蹴る無敵の人が現れそうだ。GAFAなんかなくてもいいものを売っているわけで、そういうので稼いだところで米国民は以前よりも全体に貧しくあほになっているとみえなくもないのよ。刑務所で210万人の受刑者が奴隷労働やってはるし(日本は8万人)で米国のデストピアぶりがひどい。一方日本は立ち遅れてはいるけれど、しっかりしたものを作る設備とマインドは損なわれてはいない。ある意味ハングリーな状態に置かれていて、体力を保ったままこの世界的な危機に放り込まれるわけ。これからとても世界はあれるように思う。その大いなる災難の後で立ち上がってくるのが一番早いのは日本だったりしないだろうか。コロナにしても主要国の中では日本の死亡率が最も低いわけで、とても堅牢でしっかりしているわけですよ。日本は現状世界からは「オワコンの国」と思わせておいて、地に足がついた考え方で信頼を得ている我が国は、どこの国からも変に食いつかれることなく、「清貧の国」として地力を温存したまま混乱期を抜け、その先で「日本以外全部沈没」みたいな世界を救って大いなる繫栄を謳歌する、という道筋の神託なんじゃないかなあ、というおっさんのファンタジーでした。10年後にパックスジャパーナになって、世界が日本に倣って平和の道を希求する惑星国家ができているといいなあ。私はそうなることを信じているので、日常はくそみたいにしんどいけど、楽しみに生きてゆこう。

 

20220904日

 ししとう7本、オクラ4、キュウリ2という出来高。

 袋詰めにして日光にさらしたセルトレイの土に、玉ねぎの種を植えた。1つぶずつピンセットで植えていたが、やってみるととてもしんどいので3粒ぐらいを指で押し込むように植えた。

 苗箱に土を詰めて、ビニール袋に入れて、日光にさらしておいた。なんというか、草の種などを蒸し殺すことができるかどうかやっている。毎度苗づくりをしているとすげー雑草が生えてくるため今年はそういうことをしている。

 家族の介護のため2週にわたりすげーしんどいドライブをやった。家族の用事でほかにもうろうろするとなんつーか休日ながらとてもきつかった。まあ大事なことなので、しっかり働いたが疲労困憊である。仕事が超きつい平日とセットでへとへとになった。

 

 買い物に行くと、ほしいものがない。必要には感じないので、散歩して終わり、という状況が続いている。ジジイになると健康診断の結果がいろいろよろしくなくて、だんだん死に近づいているなあ、と感じるので、あまり余計なものを食べないようにしている。

 

 昨日は義母を山口県の大島に送り届ける700kmのロングドライブだったので疲れた。義母のミカン畑にはキュウリとピーマンがものすごい数なっていたのを収穫した。かぼちゃもみつけた。昔ハワイのワイキキにあるアラモアナショッピングセンターでみたかぼちゃのオブジェそっくりだった。このオブジェは有名な日本のアーティストによるものだそうな。へたのちかくに盛り上がりがあるようなだるまのような形のかぼちゃである。形も美しいが、色つや模様がとても魅力的である。あのオブジェみたいなかぼちゃが本当にあったことに驚いた。

 

20233月まで202208月まで 202204月まで 20221月まで 20219月まで 20215月まで 20206月まで   

 

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