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830(土)Dendrochilum sp開花

Dendrochilum spデンドロキラムSPが開花した(88)。

 

Phal.Cake1TopPage20080724 :胡蝶蘭Cake1白だがまだ咲いている。気になっていつ咲いたか調べてみると4月23日からだった。6ヶ月咲いてくれる花らしい。葉がなくなって危なかった胡蝶蘭Cake2胡蝶蘭Cake4もあきらめずに日陰で育てていたら葉がでてきた。この2株はピンクの胡蝶蘭で、少し寒さに弱いようだ。Phal. Musashino x Hakuhoh-Shiranami も一時よわったがすこし持ち直してきた。他はどれも体力がついて元気そうだ。

 

このところ1週間くらいぶっつづけで雨が降っているような。気温も最高気温が30℃を切った日が多い。マスデバリアは乗り切ったという雰囲気である。今年もクール系はなにも枯れそうもない。

 

8月29日(Den. Pramort開花

Den. Pramortデンドロビウム パラモルトが開花した(87)。

 

824Oberonia ? 'Meikouen'、サギソウ、Masd. Red Barron開花

Oberonia ? 'Meikouen'オベロニア?’明幸園が開花した84

Pecteilis radiata 鷺草が開花した85。なんと2001年からのつきあいだ。咲かなかった年がない。たいした植物だ。私がヘタなので、あまり増えないのだけれど。

Masd. Red Barronマスデバリア・レッドバロンが開花した86。くそ暑い夏を堪え忍んで咲いてくれたなあ。

 

C. Bow Bells ‘Wright Person’の新芽が鉢からはみ出していたので、葉のないバックバルブをぶっちぎって3号リサイクル素焼鉢に植え替えた。

 

カトレア2007なるページを作成。これもシリーズ化。姉妹サイトとの連携作業に慣れてきた。

 

マンゴーかぶれでがまんがまんの週末だった。家族のお出かけにつきあっていたが、お出かけを喜ぶ気分ではなく、おおむね勉強漬けだった。

 

「漢の武帝」を読んだあとに「徳川家斉」を読んでいる。武帝が色々人材を処刑したり、史記の司馬遷まで宦官にしてしまうようなことをしている一方で、家斉は「それはなりません」とけっこういじめてくれちゃった松平定信やら松平信明(豊橋の殿様)を悪いようにはしていないし、みずからが幕閣から追った田沼意次の田沼さんちも老中に復帰している。日本は徳川家康の元和「えんぶ」(字を思い出せない)以来、日中戦争までそう無茶はしない時代が続いたようにおもう。この家斉の時代は著者の佐藤雅美によりものすごく面白い小説が多く書かれている。

中国は武帝の時代から今日まで結構むちゃをやっている。そういう「うわ、そういうことするか」というのがよくよく見えてしまったオリンピックで、これは中国製品を買っていた外国人である我々もそうだが、中国の外を勇躍するやり手の中国人に見せたくない部分だったのではないだろうか。こういわれるのをかの政府は最もおそれるのだろうが、かの政府には「ツッコミ」がいない。チベットに「ちょいまちぃな」とか、毒入り餃子に「なんでやねん」をいう役柄が政治にいない。今回オリンピックに限らず中国にはうらやましいような優れた人材が多く存在する。しかしこれでは折角の英才が力を発揮することが出来ない国であることがバレバレである。週明けの上海市場はどうなるのだろうか。「あー、終わった終わった、もう過去の国」、という評価を下されないことを祈る。

 

823(土)Incdm. Popcorn‘Haruri’開花

Incdm. Popcorn‘Haruri’ イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’が開花した83

TopPage20080823:トップページ更新

 

Den. Pramortがまもなく開花である。2株花茎5つにつぼみがそれぞれ10個前後。このあとも花茎を出す性質があるので冬中咲き続けて来年の5月終了とすると300日近く咲いてくれそうな耐久性の高い株であった。

 

本日の天候は雨。涼しい日が続いており、花芽が多くつきそうな予感がする。

 

本日は5:45起きで地域の行事の草刈りに行ってきた。眠い。

ウルシ科のマンゴーにかぶれて口のまわりなどがかゆい。まだよく熟していなかったのでいやな予感はしたのだが、やっぱりかぶれてしまった。おおむね不調という日々が続く。勉強しているか、ものを書いているか、作業しているというひたすら坂道を上るような日々である。

 

819(火)Leptotes tenuis × bicolor開花

Leptotes tenuis × bicolor レプトテス が開花した82

 

818Epi. sophronitis var. Verithii開花

Epi. sophronitis var. Verithiiが開花した(81)。

バックバルブから芽吹いたデンファレを2号リサイクル素焼鉢に杉皮フタ、水苔で植え付けた。

バックバルブから芽吹いたC.ハリソニアナを2号素焼鉢に杉皮フタ、水苔で植え付けた。

TopPage20080818:トップページ更新

 

8月17日(日)

当サイトの容量は限界に達しているため、内部の雑ページを外部の姉妹サイトに移している。妙に人気のある変な蘭を移すついでに新しいページ変な蘭2008を作成した。やらねばならないことに対峙しつつも勇気がなくて踏み込めず、逃避の結果としてずるずると、変な蘭2007変な蘭2006変な蘭2005と作ってしまった。

 

本日は気温が30℃を超えなかった。朝寒さで目を覚まし、一日エアコンに縁がなかった。蘭にはよい一日になったのではないだろうか。りん・カリ肥料を水に溶かしてかけておいた。

 

素焼鉢が合わないらしいEpi.? 'Hanakoujou'の分け株を3号プラポットと水苔で植えた。

 

 

 

8月16日(土)

Onc. ? ‘Genki’の花茎が1m近くに達しているのではなかろうか。いろいろ花茎が出てくる。昨年の開花実績に比べると25件もすくない。現在80件だが、昨年はこの次点で105件だった。まあいろいろ咲いているので気にはならない。

 

きつい一週間だった。風邪気味、粗食、夏休みなし。もうふて寝ですな。

 

8月10日(日)

Gongora galeataゴンゴラ・ガレアータにさらに花茎が2つ。

Den. Pramort二鉢にそれぞれ花茎が3つと2つ。

Onc. Sweet Sugar?のバックバルブ株に花芽がでた。

半年に1度という高頻度で咲く大輪126mmカトレアSlc. Yeong-Huei Chen‘Selection’ソフロレリオカトレア・ヨン・フェイ・チェン‘セレクション’に新芽2つ。1月に盛大に開花し、7月8月と2つのバルブが相次いで咲き、この調子だと10月にまた開花しそうだ。半年どころか年3回の開花という可能性が高い。また、現在3つないし4つの成長点があり、生育期がずれて今後さらに高い頻度で開花する可能性もある。この株の妙な点は、バルブがまだ若くてふにゃふにゃしている新芽の状態ですでにつぼみでふくらんでおり、二つ折りになっている葉が開くとつぼみがでろーんと出てきて垂れるように咲くことである。写真できりりとしているのは支柱をしたり、いろいろなテクニックを駆使しているからで、普通に咲かせると鑑賞困難な、でれーんとしただらしのない花である。

 

過労と夏風邪にやられっぱなしだったが、小康を得てなんとか更新出来た。盆休みはなし。明日から仕事と激突である。

 

89Gongora galeata開花

Gongora galeataゴンゴラ・ガレアータが開花した(80)。

Den. Rainbow Dance デンドロビウム・レインボウダンスの高芽を4つとって2つずつ2号リサイクル素焼鉢2つに植えた。本体もやたら高芽が出るため、苔をとって2.5号リサイクル素焼鉢に植え替えた。

そろそろリンカリ肥料の時期であろうと、バケツにいれて濁らせ、ジョウロでかけている。

 

8月7日(木)Chondrorhyncha discolor コンドロリンカ・ディスカラー開花

Chondrorhyncha discolor コンドロリンカ・ディスカラーが開花した(79)。

 

8月3日(日)

どこに行くと言うこともなく、そこそこお勉強をして庭いじりをして過ごしていた。Cattleya labiataにシースのあるでかいバルブが3本、いやことによると4本そだっていた。この株は譲渡してなくなっているはずの株なのだが、手続きのミスからか現物がまだある。はて、誰かの予約株だったろうか。このC. labiataが4バルブから咲いたらさぞかしすごいだろう。生育時期がずれると咲いてくれないのだが、8月でこの状況なら案外あり得る。2年に一度咲けばいいほうという株だ。

鉢からはずれていたソフロレリオカトレア カガリビドーン ‘レッドスター’を昨夜焼いた2号素焼鉢に鉢かけ、水苔で植え替えた。

株がぐらぐらだったDiaca. Colmaniae を昨夜焼いた2号素焼鉢に鉢かけ、水苔で植え替えた。

高芽2つだけになっていたDen. aphrodite(まだリストに未登録:最近さぼっている)を、新品の2号素焼鉢に鉢かけ、水苔で植えた。

 

I氏が遊びに来てくださった。マリエ・ラディカンスという良くわからないという株をいただいた。見た目はエピデンという雰囲気である。庭をひとしきりみてまわった。すると普段見ていなかった新芽が元気に生えた株を見て回った。

I氏に携帯でうちのサイトを見てもらった。山奥でケータイが通じてネットがみられるというのが驚異だ。「蘭」で検索するとPCサイトでは1位ででるそうな。トップページの最初の画像は表示されるものの、容量オーバーとかなんとかで以下は見られないそうな。携帯もまだまだそのレベルであったか。まあ携帯からみてもらいたいとは思わない。

I氏にはDen. aphroditeの分け株をもらっていただいた。

 

 

8月2日(土)鉢焼き

Den. griffithianum デンドロビウム・グリフィッシーアナムが大変見事である。そうくるか!、という面白い咲き方だった。いまごろやっと新芽が出てきたので、これを大きく育てたい。

 

かみさんが味噌をつくりに労働力の子供も連れて実家に帰ってしまったため、陸の孤島のような我が家でちょこまかと作業をして過ごす。スラム化していた園芸棚から使って投げていた素焼鉢を抜き取る。棚にはビニールポット、園芸道具、肥料、プラポットなどがぐちゃぐちゃにつめこまれていたので、全部引っ張り出して整理した。

かき集めた素焼鉢を並べて天日干しにしておいた。なめくじがいくつかついていてそいつらの脱出を手助けする。

夕方からバーベキューの支度にかかる。着火剤に火をつけて、その上に風通しを考慮して炭の櫓を組んだ。程なく火がついて、うちわであおって炭がいこるのを促進する。どんぶりめしと肉とたれを用意して焼き肉にかかる。うまいことはうまいが、思い切りメタボだし、まあもう焼き肉を喜ぶ歳でもないかとちゃっちゃとすませる。汗でぬらぬらになり、くべる炭の粉で黒くなりながら、うちわで煽って火を拡大する。バーベキューコンロいっぱいに炭がいこったら鉢を並べる。こういう作業は人様にはおすすめできない。ひょっとして鉢が水蒸気爆発したら、と気にしながらすこし距離を開けて作業を進める。鉢は焼けると付着していた苔などの有機物が焦げて黒くなる。これを赤熱するほど加熱すると、炭から出る一酸化炭素で含まれる鉄分が還元されたのかすこし青みを帯びた色になる。焼いた鉢を用意した木の板の上に置くと木が燃えて炎を出し、鉢が黒くなってしまったため、あわてて金網を敷いてその上に焼いた鉢を並べた。

途中燃料不足が懸念されてくる。鉢を全部焼くことが出来るだろうか。それでも延々2時間108個の鉢を焼ききった。「ふ、俺の煩悩を業火で焼くのさ・・・」(ハードボイルドを気取ったセリフでなぜ仏教(笑))。

大きな鉢ほど焼くのに手間がかかる。横倒しにして時々回すように焼いた。全部焼いてとりあえず炭はまだ残っている。6kgというのが1年分の古鉢処理に必要な量の妥当なところだ。

まあこれだけ働いて鉢を稼いだと思えば(1つ30円としても3240円のもうけ)炭代542円と肉代498円を払ってもおつりがくる、などと考えてそのあとはぐーたらと過ごした。夜の方が暑いねえ。

 

8月1日(金)Den. griffithianum開花

Den. griffithianum デンドロビウム・グリフィッシーアナムが開花した(78)。ちっこかった花芽があれよあれよと大きくなり、花が開くとボリュームが増した。

 

鉢を焼くために、先週炭を買った。本日は教務スーパーで牛肉99円/100gを500g買った。とりあえずこれでバーベキューなどと考えている。なにを食べてもだいたいおいしくいただいているので、ことさら牛肉に執着はない。焼き肉というと半年ぶりくらいだろうか。かみさんが味噌をつくりに労働力の子供も連れて実家に帰ってしまったため、通常より3時間も早く風呂に入ってさっさと寝た。

 

7月26日(土)村上園芸蘭展

家族の外出に引っかけて、明幸園および明石ダイキで開催中の村上園芸蘭展に行ってきた。蘭展は明日までだそうだ。

明幸園では平鉢3号が珍しかったので10個で520円だったかを買った。蘭も魅力的なモノがたくさんあったが35℃を超えているらしい猛暑での移動のため蘭へのダメージを考えて遠慮した。

村上園芸(明石ダイキ)では珍しい属をつかんだ。

Stenocoryne secunda ステノコリネ・セクンダ

 2008年7月26日 村上園芸(明石ダイキ) 

 円錐形のバルブに、革質で長さ15cm幅4cmほどの船型の1葉を頂生する。バルブの基部から20cmの花茎をのばし、7輪程度の黄色ないし橙色の2cm径の半開きの花をつける。

 バルブの形といい、妙なところから花茎が生えてくることといい大変好ましい。

 

Paph. Envy Green パフィオ・エンビィグリーン

2008年7月26日 村上園芸(明石ダイキ) 

 黄色い格好の良い花があったのでつい目にとまった。マリポンセとプリムリナムの交配とかで、村上社長ご自身が登録なさったそうだ。「えむびーぐりーん」と聞いていたので、「M.B.Green」(ん?人の名前だろうか)などと思っていたのである。どうも「エンビー」とおっしゃっているようで、綴りはEではじまるとのこと。とりあえず「うらやましい緑色」という意味のEnvyGreenをあてておく。あとで調査だ。その折角の花をあろうことか運搬中に引っかけて落としてしまった。せっかく育ててくださった村上社長に申し訳ない。落ちた花を撮影してデータにした。是非うちでも咲いていただきたい。

 

 おっことしてプラポットからすっとんでいってしまったCattreya 'Takarazuka Kaori'を3.5号リサイクル素焼鉢に水苔で植えた。

 アリの巣になってしまっていたPaph.Deperleをざぶんと水につけておいたらそのまま忘れてしまっていた。これからひっぱりあげに行こう。

 

 出先のディスカウントショップ「ジャパン」で木炭6kgが542円と安かったので買ってきた。マングローブ木炭とある。南洋まで木炭にするモノを買い付けにいっているのかとあきれる。名目は焼き肉であるが、今日焼き肉にはあまり興味がなくて、本命は焼き肉後の素焼鉢リサイクルである。昨年ありったけの使用済み素焼鉢を焼いて再利用したことに味をしめて又今年も、とくに2号鉢を焼いてしまおうと考えているのである。素焼鉢18個リサイクルすると元が取れる計算になるなあ。

 天然由来の木炭を燃やすのはCO2の排出にカウントしないようなことを聞いたような気がするが、個人的にはCO2を吸収する木を切った上にCO2も出すんだから倍以上悪いだろう、と思わないではない。

 やたら暑い日が続いて体調が悪くなったりもしたが、これまでの放漫奢侈な生活を思うに自業自得とあきらめて過ごす。まだまだコワイのはこれからだろう。鍛えて体力を付けよう。

 

7月23日(水)

汗だくになって働いてばてた。夜庭で涼みながら蘭見物をする。最近の見物は、勃興する新芽の数々である。まさに建設ラッシュという雰囲気だ。今頃が稼ぎ時である。ただ、今年の7月はやたらと暑いので、生育が鈍るのが早くなりそうだ。

Den. griffithianum につぼみがでている。今年は咲かないのだろうと思っていたが、葉のないバルブから花芽を2本もだして房2つつけてまもなく開花だ。昨年3月に咲いて、何故今年は7月なのか。

 

7月22日(火)Den. ‘Shizuoka Purple’開花

Den. ‘Shizuoka Purple’: デンファレ「静岡紫」が開花した(77)。今年は昨年と一昨年のバルブからも花茎が出て景気よく2花茎開花である。このデンファレは大変律儀だ。しかも恐ろしく色がよろしい。今年はちゃんと写真に撮ろう。

 

7月21日(月)

 

 

連日の真夏日で、日課のお勉強以外はぐだぐだして過ごしていた。蘭もろくろく世話をしていない。32℃の部屋で更新する元気も起きず、撤退。もし7月10日から9月28日までずーっと真夏日だったらどうなるか。そういう気候になりつつあるように思われる。これが物価高よりも気分的に堪える。お気に入りの飲み物が105円だったものが116円になっていたとしてもあまり堪えないが、昨日のように34℃の場所で2時間ひたすら勉強をするというのは堪える。

昨日神戸市内で玉虫をみた。二日続けて見たわけで、珍しいことである。葉っぱにのってうごかなかった。葉っぱは食い跡があって、甲虫なのに葉っぱを食べるらしいと驚いた。まあカトレアを食う不埒モノがいるのだから不思議はない。

 

7月19日(土)Maxillaria rufescens開花

Maxillaria rufescensマキシラリア・ルフェスケンスが開花した(76)。

 Dendrochilum spから花芽が出てきたようだ。

 Chondrorhyncha discolor コンドロリンカ・ディスカラーからつぼみが出てきた。頂き物ながら即戦力ですなあ。

 おなじくいただいたBc. Pastral ‘Innocence’ ブラソカトレア・パストラル‘イノセンス’に立派なシースが出てきた。

 Gongora galeataにもつぼみが出てきた。毎年きっちり咲いてくれる。

 玉肥の交換をした。いろいろがトップスピードの成長を見せている時期である。

 

 本日蘭の撮影中頭上から大きな虫の羽音が聞こえ、すわスズメバチか?と思いきや玉虫がホバリングをしていた。はっしとつかみ、撮影とおもうのだが、20秒に一回は離陸を試みるためさっぱり落ち着かず、家の中に引きずり込んだが、ここでもあちらこちらと飛び回り、いったいなにを食ってあんなに元気なのかと興味を持ったほどだ。確かにメタリックカラーの美しい昆虫である。「玉虫色の答弁」とは、どちらにもとれるあやふやな答弁のことをさすのだが、私は「玉虫のようにきらきら輝くような素晴らしい答弁」のことだと思っていたのである。そうでなければ玉虫の厨子のような国宝に用いられるはずがないではないか。まあ、冗談はさておき、ああいう素敵な甲虫をみると養老先生が追っかけている理由もわからないではない。しかし、カトレアをコガネムシに食われたのには腹が立つ。ぶん投げる前に撮影してせめてデータにしておけば良かった。

 

 燃料サーチャージの記事が出ていた。ハワイですら往復4万円(昨年5000円)かかるのか?。航空運賃に加えてそれだけかかるというのである。北米と欧州が56000円だ。

 駅のポスターによると、電車で人が1km移動するとCO2排出量は19gだそうである。自動車が137g、航空機が111g。絶滅危惧種(笑)のブランド大好きねえちゃんがもはやない格安ツアーでパリまでエルメスのスカーフを買いにいったとしよう。片道ざっと9000kmだったか。往復で18000km。出したCO2は1991kg、まあ2トンちかくになる。すげー。なんか課税したくなりませんか。

CO2の44g中に炭素は12g含まれているから、比例計算で、1991kg×12÷44=543kgの炭素。この炭素は燃やした炭化水素に含まれていたものだ。ガソリンも重油もC:H=1:2の組成に近い炭化水素である。炭化水素14g中炭素は12g。543kg炭素÷12×14=634kgの炭化水素だ。重油もガソリンも比重、つまり1リットルあたりの重さはおおよそ750gほどである。逆算して、何リットルの油を使ったことになるかといえば、634kg÷750g/L=845L。これを仮にガソリンだと考えよう(実際は軽油よりもっと安いのだろう)。本日セルフで入れた値段は173円だった。845L×173円/L=146127円。えー、そんなにするのかぁ。

 田圃1ha(=100a=10000平方メートル)耕すのに油代が2000円とか近所のじっちゃんが言っていた。ブランド大好きねえちゃんがパリ往復に必要な油で、730637平方メートルの田圃を耕すことが出来る。

将来かのブランド姉ちゃんは、顔にシミをたくさんつけながら、貴重品の備中鍬をふるって冬の田圃のあらおこしをしながら、きらびやかなシャンゼリゼ通りを思い起こすのであろうか。彼女は1時間に20平方メートルも耕せないかもしれない。そんな未来にしたくないものである。

 

7月16日(水)Den. Formidible ‘Ryouma’開花

Den. Formidible ‘Ryouma’ デンドロビウム フォーミディブル ’竜馬’が開花した(75)。これで当分咲きそうなつぼみもないので、後はせっせと生育してもらいましょう。

 

「ピークオイル」なる本を図書館で借りてきて読んでいる。表紙になぜかワールドトレードセンターの写真がある。石油争奪戦はここから始まったのは間違いない。要点を箇条書きにすると、

石油生産のピークは過ぎ、需要はなお高まっている。高騰は必至。このような危機的状況になることはかなり以前からわかっていた。

莫大な利益を上げる世界一の石油企業が米国中枢を握り、米国を操っている。(石油のうまみを知り抜いている)

米国人は、リッター5kmのクルマにのる権利を米国人から奪ってはならないという考えを持っている。(ハリケーン、干ばつ、竜巻、洪水、豪雪、猛暑、山火事を選択する権利を得たわけよ)(人々のためによかれという政策をするのではなく、金持ちのいいなりになる政府ちゅうことやね)

9.11事件以前から、イラクを米国の支配下に置こうという動きがあった。(米国政府の会議では、油田の地図をくばって、フセイン打倒ってやっていたそうだ)

9.11事件は、サウジアラビア人主導で行われた。(それでなんでイラク?)

ビンラディンを匿ったアフガニスタンのタリバン政権を米国は転覆。(そこからなぜイラク?)

イラクのフセインは核兵器、化学兵器、生物兵器の配備を進めていると米国及び英国は確たる証拠もなしに言い募った。

カナダ(産油国)は、アメリカの言い分を証拠なし、として戦争に乗らなかった。(カナダもアメリカから油を搾り取られている)

アメリカは、英国とともに、上記についてなんら証拠もなしに、時には捏造したウラン取引の書類まで使って戦争に踏み切った。(北海油田ももうあかんらしい)

フセイン(酒のみ)とアルカイダ(イスラム原理主義)は関係なかった。(そりゃそうよねえ)

戦争前、国連のイラク制裁が終われば、フランスとロシアがイラクの石油利権を得て、アメリカにはおこぼれもない、という状況になりつつあった。

米国にとって最も重要な石油供給国サウジアラビアは米国を快く思っておらず、米国は将来の供給に不安を感じていた。

9.11事件ほどの事件がなければ、米国はイラクを獲れなかった。

最近まで、米国のイラク獲りは石油のため、という認識を米国人はまったく持っていなかった(いまも持っていない、ふりを、している、かも・・・)。

 

私は、米、英、豪、日で協同して石油を獲りにいったのだと思う。人間って恐ろしいなあ。わかりやすい侵略戦争をしてまで、石油切れは恐ろしかったのだろう。それはおいおい我々にもわかる。こういうきたねーことをしたくないから節約して必至でエネルギー源の探索をやっておるわけで、殺生までしてよそのものを獲りに行くもんじゃない、と今はまだ言える。今後石油を止められることで種々悲惨な出来事が起こる。そこをなんとか技術の力で回避するべきで、それが出来るのは日本とドイツ、フランスというところではないか。原発がたくさんあって、それに依存しつつも、常にキビシイ目が向けられている日本だから、かえってすごい技術が醸成されるかもしれないと期待している。

 

7月15日(火)

Googleで「蘭」を検索するとがトップにくるようになってしばらく経つ。最近はサブリンクまで表示されて「日誌」なんてものまで表示されている。Yaphooでの検索でも2位までじりじり順位を上げてきた。

どんな手を使ったかと言えば、別に作成している「蘭の迷宮」や「球根園芸館」の各ページから相互にリンクを貼る行「トップページ 日誌 蘭のリスト 画像掲示板  掲示板 蘭の迷宮 球根園芸館」を全ページに追加したのである。ここを訪れた植物好きは、「なんだこのサイトは!果てが見えない?!」というとんでもなさで一大園芸ワールドをぐるぐるぐるぐる巡ることになるらしい。全部回るには40日かかるという(うそ)。

そんなたいそうなページかしらと本日HDD内の自己サイトをぶらついてみたところ、あっという間に30分ぐらい経ってしまい面食らってしまった。とくに「蘭の迷宮」の画像の量がハンパではなかった。いつのまにやら巨大化している。こんなすごい写真があったかなあ、というはっとするような写真が延々マウスのロールを回すほどに出てくる。一度にこれほど多量の蘭画像をだらだらだらだらだらだらぁーと見られるサイトは記憶する限りここだけだろう。そういう画像がどんどこたまってゆくシステムを構築してしまっているのである。

まあ所詮は画像だからねえ。現実の蘭の輝きには及ばない。ネットっていうのは現実に戦っているお仕事よりも希薄で味わいの薄い実のところものたりないものではないだろうか。ネットうろついて時間を損したと思うことは多々ある。なにか足りないモノを探してうろうろすることもあるけれど、そこにはとっかかりしかない。ネットで愚痴言っているより黙って自分の直面する問題に向き合う方がなんぼか後の結果がよろしい、というのはこれまで良く経験してきたことであった。

 

竹島ですか。ハーグ(オランダにある国際法廷のあるところ。町中にだしぬけに飾り窓があってびっくりしますねえ。有名なスケベニンゲンまで5km)へ行って決着をつけようというといやだっておっしゃるんだそうです。ハーグで決着がついてあちらの領土になるのなら特に文句はありません。白黒をきっちりつける、という峻厳とした姿勢があれば捏造データで悲願のノーベル賞を、という国民的機運も醸成されなかったのではなかろうかと残念に思うわけです。本当に取るべき利益を見失っているように思われるのです。あまり牛肉騒動のノリで変に暴れると、国内の結束はがたがたになり、そこを北につけこまれ、さらに今度くるごっつい経済危機の際にうまく対応できないのでは、と心配しているわけです。

 

7月14日(月)C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’開花

C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’ カトレア・ハワイアンウエディングソング ‘バージン’が開花した(74)。カトレア4株が咲いて同じ遮光40%の棚で花を競っている。同じ棚でブラッシアも盛大に咲いている。この時期開花株の大半は屋外にあって、身近で花を楽しめないというちとさみしい時期ではある。室内だと蒸れるし傷みが早そうと思って屋外で見物している。

 

夜に雨が降って助かった。

 

7月13日(日)Masd. Rose Marry開花

Masd. Rose Marryマスデバリア・ローズマリーが開花した(73)。

株が大きくなったバンダ「池田」の支柱を取り替えた。葉の間を見てみると花芽があることがわかった。

オベロニアに花芽があることがわかった。

 

教員採用試験の点数をごまかして、合格していたはずの人を10人も落っことし、他様々な悪事を重ねた教育関係者の机の上がよくテレビに出てくる。気になるのはデンドロの鉢が乗っかっていることだ。蘭をやっている人間に悪い奴はいない、とは言わない。しかし蘭をやっているのならこの時期にノビル系デンドロを机に置いているわけはないので、こいつは蘭をやっていないのだろう。蘭をやるというのは理科をやっているようなもので、それなりのやり方を調べ、適切な環境を整え、蘭を観察し、適時手入れをして株を大きくするべきものではないか。ただ、この時期日陰で株を徒長させ、ぐぐっと大きくするテクニックがあるのかもしれず、「こいつ理科できねえだろう」と一概に決めつけられない。何にせよ、開いた口がふさがらないようなひどい事件であった。今後教育界に対する風当たりはめっぽう強くなり、根ほり葉ほり教育の非常識がつつきだされ、能力の低い教師の大量解雇ということがあり得るかもしれない。なんと迷惑な。

 

本日ダイエーにてUSBメモリ2GB1000円であったため購入した。3つあるHPを保存してみたところ608MBになっていた。

 

7月12日(土)Slc. Yeong-Huei Chen‘Selection’及びCattreya 'Takarazuka Kaori'開花

Slc. Yeong-Huei Chen‘Selection’ ソフロレリオカトレア・ヨン・フェイ・チェン‘セレクション’及びCattreya 'Takarazuka Kaori'カトレア宝塚香が開花した(71-72)。この二つの株ともに年二回開花ペースを堅持している。とくに前者は大輪なのに2回、しかも花数が多いという大変優れた性質を持ち、さらに後者は強い独特な芳香を持っている。いずれ劣らぬ個性的なカトレアであった。これでカトレアは3株が揃い咲き、さらにC. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’が開花する予定だ。

 

職場のパソコンの壁紙は9.11事件で倒壊したワールドトレードセンターの画像をはっている。毎日のようにこのビルの姿を眺めている。私はこのビルがむっちゃ好きだった。今でも最高にクールな姿をしていると思う。このビルに比べれば最近建つやつはどれもごてごてして無駄に格好をつけているように思われてくる。最初に組み立てたジグソーパズルはマンハッタンの夕日で、このビルが寄り添って立つ姿に大変気に入っていた。寄り添って立つ、というある種哲学めいた雰囲気がたまらなくよかった。

以来超高層ビルがむやみと好きになった。新宿も大変好きな場所になった。サンシャイン60が勤務先になったことも大変喜んでいた。しかし、その楽しい東京出向を終えて田舎に蘭共々帰り、古巣に落ち着いた2001年9月11日の夜9時だったか(この日誌には当日の記述はない)、仕事から帰ってNHKのニュースを見るとそのお気に入りのビルから黒煙が上がっていたのである。飛行機が突っ込んだのか、大変だな、と思ってみていたのである。そのときまさか倒壊するとは夢にも思っていなかった。早く消さないとねえ、などとのんきに見ていた。そこへなんと別の航空機が突っ込んできてもう一棟に激突し、ああ、これはテロなんだ、と驚いた。NHKはライブでこの歴史的な悲劇を放送しつづけ、別の局は遅れること30分、2機目の突入以後に放送をはじめていた。程なく夥しい煙の中にかの超高層ビルが見えなくなって、あるべき場所にその建物がなくなっているらしいことが感じ取れて愕然とした。

この事件に先立って、アメリカは「京都議定書なんかしらんもんね。よその国がどうなろうとしらんけんね。わしらうまくやっとるけん」という雰囲気の発言を連発していた。このアメリカの意向を知って大変いやな予感を覚えた記憶がある。

司馬遼太郎著「この国のかたち3」を2001年10月に読んだところ、自国のものさしを他国に、特にアラブに押しつけるアメリカは手ひどい目に遭うという意味がかかれていてたまげたという記述がある。

かっこいいアメリカの象徴みたいなかっこいいビルは失われた。あのビルはみんながよろこんで乗れるうまいやり方で国と世界を切り回していた力強いアメリカの時代に建ったものだった。投資で儲けりゃええんじゃ的アメリカは左前になって、油や穀物相場に手を出し、貧乏人をいじめるような国になっちまってまあ、これから世の中はどうなるんでしょうねえ。世界や人類は否応なく新しいやり方に乗ってゆく他はない。

 

7月10日(木)Den. Aris開花

デンドロビウム アリスが開花した(70)。緑に、リップがムラサキという面白い色柄だった。ここまでが長かった。

 

7月9日(水)

デンドロビウム アリスのつぼみが1つなにかに食われていた。つぼみは多くあるので花が見られるのはほぼ確実であるから特にあわてることはない。

フォーミディブル、カトレア3株、デンファレ2つ、マスデバリア1株など、つぼみラッシュである。

 

7月8日(火)フウラン開花

フウラン 風蘭(富貴蘭)が開花した(69)。Neofinetia falcata花茎は4つほどだろうか。

 

7月7日(月)Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGA開花

Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGAが開花した(68)。花茎9本だから今年はすごい開花になりそうである。

 

ミシシッピーアカミミガメを子供が近所で捕まえてきたそうだが、現在脱走して庭を徘徊しているらしい。洗面器くらいの大きさ、などと言われている。いや、いくらなんでもそんなに大きくはないだろう。庭を探し回ったが結局見つからなかった。

今夜は高校物理であった。「ビル(54m)から初速19.8m/sで投げ上げたボールが、地面に落ちるまでの時間、速さを求めよ」という問題がこれでもかと7題(各5問)続く。1年の1学期にこんなにこてこての試験を出すとは、最近難しくなっているのだろうか。こりゃ子供は赤点だな。計算の過程で3t2+5t-42=0を解く問題があった。(3t+14)(t−3)=0と因数分解して解く。なつかしー。

 

「わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよ海人のつりふね」 参議 篁(さんぎ たかむら)というのが百人一首にある。意味がさっぱりわからなかったので興味を持って調べていた。なんでも朝廷のえらいひとだったのが、遣唐使で海外出張を命ぜられたものの、団長と喧嘩をして仮病で出張命令に背いたかどで隠岐に島流しになってしまったそうな。そのとき都に残してきたたぶん彼女にあてて「海原を、多くの島を渡ってこぎ出して行ったと都の彼女に伝えておくれ、そこの漁師さん」と歌ったらしい。おもしろいなあ。

参議といえば、桂小五郎や西郷隆盛も参議になった。明治維新後、国のあり方を決める指導者達は参議だった。

桂小五郎といえば最近「銀魂」というアニメで変な攘夷志士としてデフォルメされて出てくる。若者はこの人物の実像を将来知って驚くのではないだろうか。中学生で「銀魂」をみて、おっさんになって司馬遼太郎を読んだらたぶんびっくりすると思う。そういう意味では「銀魂」は日本の近代史のいい案内役になってくれているのかもしれない。

島流しにあった篁さんは隠岐で1年間どのような生活をしていたのか大変興味がある。貴族だったからいろいろ引き連れて行っているのだろうとは思うが、食事はどうだったのか、医者はいるのか、水道、ガス、電気は・・・といろいろ気になる。滑稽な歌におもえるのは現代人としての私の感覚がずれているからで、命がけの出張から逃げたり、命がけの島流しにあったりと、この人は激動の人生だったのだろうと思う。それゆえか、小説も何冊か出ているようだ。日本史には面白い人がたくさん居る。

 

7月6日(日)

特にどうしたということはなく、溜まりに溜まった画像のアップロードをやっていた。写真だらけページをつくってそこにみんなはき出してしまうという方式にすると、まあ気分的には楽になる。写真ばっかり見ても見る方はさして面白くないかもしれない。よそのブログなどもぼーっと見ながら、このページといいブログといい、なにが言いたいのか?といぶかしくおもうことがある。このページについては、蘭がよりよい生育の場所を求めて管理人を巧みに操り世間におのれを売り込んでいるのではなかろうかと思えるフシがある。それはそれで面白いかもしれないとつきあっているようなものか。

 

肥料について興味がわいたので、ロイヤルホームセンターの肥料売り場を覗いた。骨粉入り油かすペレット(つまり玉肥)は、10kg1380円というものが存在することがわかった。400円足せばもう5kg買えたのか、と思わないではなかったが、場所を取るからなあ。硫安だの、尿素だの20kg入りの袋があった。まあ心は引かれるが、身の丈にあったモノ買いをしよう。

 

昨日のテレビ朝日の地球環境について警鐘を鳴らす番組を種々作業をしながら聞いていた。フルタチ氏が言う言う。アメリカをぼこぼこにいうてはる。もっというたれ、と思わないではないが、矛先がデパートの食べ残しに向かって、ううっ、となる。豪華弁当がどんどん残飯箱に消えてゆく。「どうだ日本人、こんなにもったいないことをしているんだぞ、1900万トンの食べ残しだぞ」と迫ってくる。「CO2を出すのは悪!」と聞こえる。「このままでは手遅れ。我々は生活をかえなければならない!」とはっきりおっしゃる。この風潮が今後どう変化してゆくだろうか。

今年の海外旅行は7%減だそうだ。「どこそこにゆくのが私の夢」という人は今年が最後のチャンスかもしれない。来年にはハンパない燃油代にとてもじゃないが飛行機には乗れなくなるかもしれない。それでなくても海外旅行には相当風当たりが強くなるおそれがある。見合いで趣味は旅行などといえば、「では貴方は普通の人よりもCOを数倍排出していることになりますね」という点で心証を害されて破談になるかもしれない(いまでも相当敬遠されているのではなかろうか。こいつぷらぷら遊び狂ってきたなと親は思うだろう)。仕事で行くと箔がつく海外も、遊びに行っていたという「前科」はもはや自慢どころではない、という世の中になるかもしれない。特におねえさんたちのブランド買い旅行はこれまでも風当たりが強かったので真っ先にやり玉に挙げられるおそれがある。ようするにやっかみというやつですな。

番組の傍ら子供の英語の試験範囲の英文をパソコンに打ち込んでいた。A4で3pである。暗記できない量ではない。書き倒せば勝てる。しかし悲しいかな学生さんは勝ち方をしらないので、質問をしながら全訳してポイントを指摘していた。白血病で余命幾ばくもない少年のためにアリゾナ州フェニックスの警察官とその同僚は、少年を同僚として迎え、市中のパトロール(ヘリコプターも使って)などを一緒に行った(費用は税金か?)。結果少年は幸せな気持ちで最期を迎えた。この件に触発されて、病気の子供の夢を叶える基金が設立されたという内容だった。もう一つは、ユビキタスコンピュータ社会の話で、父と嫁に行った娘の会話で「ここにいながらケータイで家の鍵、電気、お風呂をそうさできるのよ」という話をしていた。父は「じゃあ、ここにいながらあのいけすかない旦那をなきものにできないのかね?」とは言わなかったが、将来そういう使い方も出来そうでいやだなあ、と思った。野菜や肉の産地を詳しく知りたいかっていえば、そんなのは店がしっかりやれよ、と思うし、図書館で探している本が「ここですよー」といえば、まあ「うるさい静かにしろ!」ぐらいのことで、なにがユビキタスじゃ、というのが私の感想だった。

海外にいって仕事をするのでない限り、英語を使う機会はあまりないと思う。国内にいても英語で読むべきモノは莫大ある。語学のため、という理由で海外にゆきたがる子供がいるなら、費用をそいつの借金にして証文を書いて送り出すことを勧める。

 

7月5日(土)Pleurothallis grobyi開花

Pleurothallis grobyi が開花した(67)。冬にも咲いていたような気がする。開花期間はめっぽう長い。

開花期間が長いといえば、Lhta. oerstediiもほとんどとぎれず次々咲いてくれる。

Restrepia brachypusもほとんどノンストップだ。

 

大変立派に咲いたC. harrisonianaを庭に出していたら、右側の花をカナブンに食われてしまった。

 

錦幸園で過リン酸石灰が700g120円だったので5袋、硫酸カリ170円1袋、尿素700g140円1袋、硫安700g140円1袋を買った。高くなって店頭から消えた、というようなことを前に書いたが、陳列場所が変わっているだけで値段も変わっていなかった。やれやれ。

100円ショップで名札を買ってきた。105円で30枚入っているが、やたら長いので、切って半分にして、先をとがらせて使っている。鉛筆で書けるところがよろしい。105円で60枚なら御の字だ。

針金入りビニールタイも105円だった。切断金具がついていて、欲しい長さにちょきんと切ることが出来る。これはすぐれものだ。

 

 

7月3日(木)

C. harrisonianaは花が大きい。

このところカトレアをずっと見ていなかったので久しぶりに見たような。これからカトレアが3種類続いて咲くようだ。

 

まもなくデンドロビウム アリスが開花する。買ったときどんな花だったかさっぱり覚えていない。

 

油上の楼閣、と世の中を見るようになっている。裏付けのないバーチャルなお金が石油の値段をつり上げている。このお金は、いや、投資家とやらは、値段の上がるモノにはなんでも食らいつく性質がある。もうだめだ、となるとぱっと逃げはするがそのつど100兆円近い焦げ付きで弱い投資家は火だるまになったりしている。投資家とて弱肉強食の渡世ということなのだ。アメリカの住宅価格にくらいついていたが、手ひどい暴落にあって、石油、穀物、金属に散っていった。

架空のお金のくせに、現実世界で多くの人々を巻き込んで、銀行、証券会社、産業界、地主、お百姓、一般庶民を翻弄し、貧困層を飢えさせている。

石油はまだまだ上がるとみて投資が繰り返されている。ゆっくりとNY.東京、上海、ロンドン、フランクフルトの株式を離れ石油等に向かっている。これは結局のところ大変危険な方向であり、自らを袋小路に追いつめながら突き進んでいる。というのも、強烈な石油高で株価が暴落して(今にも世界同時株安になりそうな雰囲気だ)、連鎖的に世界経済に回復不能のダメージを与えるようなことにでもなれば、誰が石油を買うのか?。石油に集まっていた架空のお金はだれかの借金、損失としてこれまた多数の投資家の息の根を止める。生き残りは穀物に向かい、貧困層を多数殺害する。そういうことって起きないのだろうか。サブプライム問題からして「みんなで浪費して大バカ経済祭りをやっていただけ」にみえる。経済をやっている人間も人間、欲で暴走し、恐怖に駆られれば大慌てで逃げる。もはや経済は制御不能か。本当に経済というのは大変なものだ。

「武士の家計簿」という本を読んでいる。生きてゆくこと、食べてゆくことの大変さがよくわかる。登場するお武家様は、家財道具を売り払って借金漬けの家計の建て直しにかかった。とてもまねできない耐乏生活である。それを家族ぐるみ親戚も巻き込んでやった。すごい、この覚悟がなければ一家離散だったかもしれない。この一家はその難局を乗り切り、後に大変優れた人材を出したそうである。さすがはお武家様だ。武士道万歳。

人類は石油という大変結構なものを見つけてしまったため、これまでの人生大変らくちんだったのだと、この本を見て思った。その貴重な石油を大変もったいない使い方をしてきた。我々はそういう放漫に浸りきって身も心もブタ野郎になってしまっている。しかしその石油もうすぐなくなる。なくなったら「2050年は江戸時代」(石川英輔著)という本の世界になるのだろうか。だが、本当のところ、そこに至るまでの修羅場が恐ろしいのだ。

以下は想像である。

石油が入手困難となった2015年頃、政府は食糧確保のため、都市でぷらぷらしている人々を強制的に組織して労働や農作業に従事させた。そうしないと大量の餓死者を出すおそれがあったからだ。日本人の良いところは、「しょうがない、みんなやってるんだから」と秩序だって働くところで、あまり大きな混乱もなく集団化が進むだろう。それでも労働になじまない人はいるもので、たるみきった性根が抜けず、その分配給を減らされ、自殺や餓死を選ぶ人が出る。強制労働先を脱走して都会のマンションに戻ってもトラック輸送に立脚していたコンビニは絶滅しているため餓死しかなく、死にたくなければ過酷な労働を続けるしかない。単純に考えて日本で食えるのは9000万人くらいではないか?3000万人は、主として都市人口から消えてしまうおそれがある。

原発をフル稼働しても石油の穴は埋めがたい。

海外に逃げる!という人もいるだろう。どこに逃げる?。(こっちが)助かりますねえ。がんばってください。

言いたいことは、これから本当に大変だから性根据えてかからないとあかんということです。楽観していいことはない。

 

7月2日(水)C. harrisoniana開花

C. harrisonianaが開花した(66)。カトレア ハリソニアナは昨年購入して今年大きな花をつけた。ロディゲシーに似ていると言えば似ているような。この季節に咲くカトレアの原種を扱うのは初めてなので、あまり詳しくない。

 

7月1日(火)Den.Summer Night Dream 'Sachi'開花

Den.Summer Night Dream 'Sachi'が開花した(65)。頂き物が即戦力になることが多い昨今である。

 

 

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