蘭馬鹿日誌2003年4月および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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4月30日(水)バンダ開花

バンダSansaiBlueが滑り込み的に4月中に開花した。温室もないのにこの時期に開花するというのがすごい。電球栽培の面目躍如というところであろうか。蘭の棚がじゃまをしているため窓から遠く、日光に当たる機会が少なく、電球の光で光合成をして花を作ったようである。年3回咲くというのもまたこの種の優れたところである。 

今月はいろいろさんざんなめにあっているが、最後に帳尻があったように考えることにした。4月は6株+蕾株2の開花であった。ここまでの開花実績は47株である。目標のほぼ半分を達成したが、ここからがしんどい。

巨大純黄カトレア2000円也のPot. Haw Yuan Goldのシースの中で動きが見られる。空振りだろうと思っていたが、場所を変えたらにわかに動き出したようだ。買ってすぐ軟腐病でしなびたバルブ1本までになったが、ここまで持ち直したのである。咲いたら感動ものだ。特集を組むだろうねえ。

4月29日(火)エビネはいい

遮光材をうまく張って新たにトレイ3つ分の場所を確保した。本日は休みなので胡蝶蘭以外は総出しである。7トレイが出て、夜には引き上げた。2トレイは耐寒性のあるノビル系デンドロで外に出している。

バンダの蕾が位置を決めてほころびつつある。バンダの根本にアングレカム・ディディエリをのせている。素焼鉢で具合が悪かったため素っ裸にしてバンダの籠にのっけたのである。なんとなく元気そうに見える。根が動き出して花芽のようなものが見える。パフィオ並の遮光率と知って驚く。

エビネがかなり美しく咲いている。なるほどエビネにはまる人がいるのもわかる。ウチョウランも実によい。コクランはよくわからない。調子も悪そうである。まったく未知のコンポスト(黒い泥みたいなもの)に植わっている。

Paph. Deperle92mmも幅があり、支柱もなしですっくと立っているなにやら目の行く素晴らしいパフィオである。姿良し、形良し、色つや良しで、これは効く。とても800円とは思えない見事な花だ。多くの花の中でもこれほど面白い花はそうそうない。パフィオにはまる人がいるのもよくわかる。しかし育てて咲いたパフィオが1株だけという実績のなさである。カトレアのように咲かないのが1株だけ、というほどぽんぽこ咲いて欲しいものである。

4月28日(月)Lc. Sakura Candy落下

風でLc.Sakura Candyが落下し、成長中の有望なバルブの1本を折ってしまった。この4月は特異的にこの手の事故が多い。蘭の立場に立って考える思考回路がうまく働いていない。危険な窓辺から大移動を始めた。

昨年宝塚園芸サービで300円で買ったカトレアは登録を忘れていたようで、どこにも記述がない。日誌にはのこっているかもしれない。その鉢の新バルブは中程がぷっくりと膨らんでいてみるからに蕾を中に持っていそうである。葉が開くと蕾がこんにちはをするタイプは結構あるが、こうやって膨らんで見えるのは面白い。葉もしゃもじのような面白い形をしているが、花を見ていないのでどんなものが咲くか楽しみである。

ときならぬ力仕事で首やら腰を痛め、ひいひい言いながら家に帰ってきた。蘭を入れようとトレイを持っていたらトレイがばきっと壊れ、蘭2鉢を落し、1つは鉢が壊れて植え替えた。花茎つきで落していた。本当に今月はろくなことがない。

4月27日(日)本格的外出し

遮光材を巻き付けた棚では足りず、ほかの棚に遮光材をかけてつかっているが、なお場所が足らない。昨年使っていて今は分解している棚を29日にも組み立てる必要がある。

明幸園まで20kmまで接近したが、連休でクルマが多そうだったので断念して帰ってきた。

昨日ボタニカルアートをやってみようと考えて画用紙、筆、絵の具を買って来た(しめて315円)。やってみるとそうそう簡単ではない。

4月26日(土)デンドロがおちていた!?

花金の夜の帰り道、いつもの駅にやってくると券売機の前に植物が落ちていた。遠目にもデンドロとわかった。こういうものを私が見逃すはずがない。

根本あたりからちょんぎられた長さ15cmくらいの細身のバルブで、花が終わったあとがあり、つややかな長い葉が6枚ほど付いていた。なぜこんなところにデンドロが…。あきらかに1株増えるとわかっているものを捨てることはできないので持って帰ってきた。たぶんありきたりのデンドロのバルブだろうと思える状況だったが、見た瞬間変わった点があるのに気が付いた。直立するタイプのデンドロとすれば葉の並びがおかしいのである。下垂生のバルブとしてぶら下げてみると日光を受け取るための角度に葉が並ぶ。また、石斛系のデンドロかと思えたのだが、花が1つずつ付いたあとがある。石斛は複数付くのでどうも石斛ではなさそうだ。じっと眺めているとこのところほしがっていたDen.aphyllumではないかと思えてくる。

今だから書くが、このDen.アフィラムを注文しておきながら、そのラン屋さんの出店に乗り込んでよく似た違うランを「これだ!」とひっつかんで買ってしまったのである。そのランは強烈な魅力をもっていたので結果オーライではあったが、アフィラムには未練があった。まさかねえ。

根か芽を出すために水苔と一緒にビニール袋にいれてぶら下げて置いた。

それにしても見かけないタイプのデンドロである。かつて道ばたにランが捨てられていることはあっても落ちていることはなかった。しかも正確に私の通り道に仕掛けられていたように思われるほど不自然な場所に、踏まれたあともなく落ちていたのだ。私を良く知るラン好きが私を試しているのではないかとさえ思える。とすれば、そのとき当人は現場に居たはずだし、当然この記述を見ているはずだ。面白い想像である。

こういうおもしろいランとの出会いはあとあと楽しみである。なんとか育てたいものだ。

パフィオDeperleが開いて卵のような袋がみえてきた。20日も蕾を眺めてきたのであった。長かったなあ。期待のつるつるパフィオである。昼頃にはご開帳していた。あたかも白寿の翁のような、なにやら縁起の良さそうな顔つきをしている。

今日は天気が良くなるようなことを言っていたが、ほとんど曇りの一日だった。蘭を庭に展開して水やりを行う。じょうろで水をやると楽だ。しばらく出し入れが大変そうだ。

またまた出来心で「カラフルトキソウ」(プレイオネ属)を買ってきた。見切り品280円になっていて球根だが、小さな袋の中で葉が出て、はなはだしいものは花がでてしおれていた。「うう、かわいそう、でも選べば簡単に咲きそう」と思われ、咲きそうなものを2種類購入してきた。「雲南トキ草」(マクラタになにか交配したのではないだろうか)、「黄花トキ草」(Pln.  forrestiiでは)これで45株になってしまった。それにしても種名くらいは書いて欲しいものだ。それを書くだけで蘭好きはつい買ってしまうのではないだろうか。「花の大和」さんそのへんよろしくお願いします。

株を点検していると、デンファレ・アサヒは根腐れをしていた。新芽と大きなバルブとは途中の茎が腐って縁が切れていたので切除した。不調のアングレカム・ディディエリもはぐってみると鉢の内部の根は大半お亡くなりになっていた。コンポストを通気性のよいものに変えよう。ジゴペタラム・アータエレの新芽が傾いてしかも土俵際だったので鉢増しをした。根の状態は健康そうですこぶるよい。新芽も2つあり、姿の良い株になった。

バンダは7つ目のつぼみが育たなかったことがわかった。どうも7つセットで咲くことにしているようなところがある。あと10日ほどで開花しそうだ。

4月25日(金)ウチョウラン、コクラン開花か

夜中にウチョウランとコクランがほころび始めていた。300円と180円だったか、かなり安いランである。ウチョウランは「山野草の土」のようなものに植わっている。昨年よりも草姿がよい。コクランはリパリスの一種である。まだどんな花か見当が付かない。家に帰るとエビネも咲いていた。

胡蝶蘭池袋4が保険のおばちゃんにもらわれていった。「いいわあ、育ててみたいわあ」とおっしゃるのでそれならと本まで貸し出して満開の開花株を差し上げたのだった。「名無しは咲かせて差し上げる」という方針を貫いた。でもかなりいい花だったなあ。これでこのおばちゃんがはまってくれればますます株が減りそうで助かる。

この6月に咲きそうなカトレアの放出を検討している。2バルブから2花茎が上がり4花は堅いところだ。年2回開花する。

ディサに3本目の花茎があがりつつある。あこがれのまだ見ぬディサが咲くという期待が日増しに高まっている。

4月の開花実績はあまりふるわなかったが、5月は、ディサ、バンダ、エピカトレア、Den.フォーミディブル、石斛などなかなかのラインナップである。

4月24日(木)今月は落ち目

3月に絢爛に咲き誇ったランたちも1つまた1つと花が終わり、芽だし根だしにいそがしいようだ。花芽はいろいろ上がってくるのであるがなかなか咲いてくれない。今月はまだ2鉢しか咲いていない。

4月23日(水)Den.Pramort本日終了

 Den.Pramortは本日終了となった。単一の花としては1214日以来131日、株としては1114日以来161日という猛烈に長い開花だった。最後の最後まで見た目に変化がなかった。まだ宮島が残っている。

4月22日(火)厄日、Onc. Sharry Babyに花芽

月曜から火曜日にかけて猛烈にきつい仕事をしていた。

この月曜日は厄日で、バス2台を逃し、クルマで送ってもらい、上司がパソコンのトラブルを持ち込み、突如原稿の締め切りが過ぎていることを知らされるなどトラブルが頻発し、その復旧に追われた。

ランもさんざんで、朝からDen.anosmumをおとして葉っぱを一枚飛ばした。また、フラグミの蕾の調子が悪くなっていた。皿水が乾いていた。乾かしてはいけないものらしい。思えばいままで1年間乾かしたことがなかったのである。リカバーできるであろうか。

夜になり少し落ち着いてみると、こりゃ今年はだめか、と思ったOnc.SharryBabyは株分け後、それぞれの鉢で花芽が出ているのを見出した。

バンダの蕾が6つで確定した。

かみさんが見切り品のタイワントキソウの白花を280円で買ってきたのを植え付けた。

昨年も咲いていたポット入りアマリリスの白花が今年も巨大な花を咲かせていた。

火曜日には攻勢に転じ、原稿仕事をこれでもかと言うほどやっつけ、パソコンのトラブルをやっつけ、様々な仕事を片づけ、「勝った!」という一日であった。机の上で咲いているカトレアLc.LoveKnotが良い香りを放っていた。

4月20日(日)Phal. 池袋1の貸し出し

近所のお寺にPhal.池袋1を貸し出した。母と住職の間でそういうやりとりがあり、協力したのであった。山奥のお寺というのは広々として庭も美しい。おかげでその庭を散策させてもらった。

夏用の屋外棚は秋に分解したきりで、庭には球根植物が花盛りであるため天気のよい日にランを出す場所に困っていた。製作に失敗して庭に放り出してあった棚の強度を高め、遮光材を張って棚にした。こうやってちょっとでも日光を稼ぐ。

スミチオンという農薬をコーナンで買った。298円と安かったからである。昔の本には使っているのを見るが、最近の本には言及がない。アブラムシに効くという。

4月19日(土)Phal. Amanogawa x Grand City Venusを買った

シンビジウムCym. Luna Song Aphroditeの植え替えをした。鉢から盛り上がり、水も肥料も外に流れ出すようになってしまったため作落ちしたらしい。「シンビジウムはきゅうくつなくらいがよく花が出る」という記述を真に受けて植え替えを我慢したのであったが、程度問題であったらしい。鉢からひきぬくと根はあまりよろしい状態ではなかったが、くさってずるずるというようなこともなかった。一回り大きなプラ鉢(100円ショップで買った)に小石を入れ、ベラポンをいれ、株をいれてまわりから明幸園のシンビジウム用土を詰めた。新芽は出そろっている。芽かきをして4本をのこした。

最近蘭を買っていないなあ、と考えていた。しかし蘭の棚からビニールをはずしたり、外に出して水をやったりしていると、あまりの手間に、こんなにあるんだからもうええわい、とも思うのである。また、最近ではほとんどが持っているか間に合っている種類しか見かけなくなってきた。魅力的な蘭が安く売られているというのは希になってきたのである。

本日よく行く園芸店「花工場」に行って来た。巨大なシンビジウムが380円で売られていた。なんとみれば超有名種、たいていの本には載っているラッキーフラワー‘あんみつ姫’であった。本当に大きい。シンビジウムはもういいと思っているので他を探す。奥の床に「ビーナス」と値札に書かれた大きなピンクまだらの花付き胡蝶蘭が380円で1株だけ売られていた。寄せ植えをばらしたとおぼしき単一の株だった。葉がところどころ傷んでいる。あまり見ないパターンの傷み方なのでちょっと不安になる。時期がよいのでなんとかなるかと購入に踏み切った。

「ビーナス」とだけカタカナで値札に書いてあったことと花を手懸かりに調べると「洋ランポケット事典」(NHK出版)であっさり見つかった。Phal. Amanogawa x Grand City Venusであった。写真も特徴もよくあっている。花茎が複数出やすく花数が少ないという記述もあり、なるほどこの株は3本出ていたようなあとがある。丁度寄せ植え株が売られているのを見かけた。2万円で花茎6本だった。こういう有名種を400円ほどで手に入れた幸運に感謝して大事に育てよう。花を測ったところ105mmもあった。寄せ植えをばらしたものなので根元は根と水苔のかたまりである。これががぼがぼのプラポットに入っていた。根は傷んでいない。ほどよく乾いている。「花工場」はランが好きなのかちょっと通なランを扱う店だけあって扱いもよろしいようだ。鉢増しのつもりで素焼鉢をえらぶと4号になってしまった。初心者の同僚が5号鉢に植えつけても立派な花が咲き、3号に植えたわたしの同種の株が枯れてしまったことを思い出し、すこし安定感のある鉢にしたわけである。

さて、ランを1株買うと、日誌に書き、ランの購入記録を書き、育成記録を書き、写真をリンクし、ランの一覧表に登録してリンクを張る。やれやれ好きだねえ。

加西フラワーセンターで撮影してきたランとチューリップの画像500枚の整理が完了した。ものすごい手間だった。まったく好きだねえ。

バンダのつぼみがくっきりしてきた。6つはかたいところだ。開花は5月あたりか。この1年で3回開花というまったくすごいバンダである。

4月18日(金)Den. anosmum開花

Den. anosmumが開花した。神戸ラン展でつぼみ株を買ってから結構時間がかかった。デンドロにしては大きな蕾であった。昨夜ほころんでいた時点でもうなかなかの香りが漂っていた。ノビル系デンドロでたまに感じる香りを濃くするとこういう香りになるのではないか、という香りであった。ほかにたとえようがない面白い香りである。

デンドロの香りといえばフォーミディブルやらキンギアナム、石斛などを思い出す。好みはフォーミディブルだが、昨年嗅いだ香りを思い出せない。

Paph.Deperleもつぼみがほころんできた。卵のように白くてつるつるしたパフィオである。

これら購入した蕾株は開花しても今期の成績にはならない、などというようなことを勝手に思っている。「花芽がない状態から咲いたものを育てて咲かせた」と考えている。蕾から咲いていただくのだから、野球にたとえるとセーブポイントみたいなものか、と思う。「味方がリードして7回を投げ終えた投手は勝ち投手の権利がある」というようなのが花芽を出して咲かせた開花実績とすれば、12対11でからくも7回を投げぬき勝ち投手になったような「デンドロの大株で咲いた花がたったの2輪」という開花実績もある。先発13奪三振完投完封的な開花はうちのバンダみたいなのをいうのだろうが、今年のリカステは「見方のエラーで点を取られ、こちらはたびたび3塁までランナーを進めながら併殺をくらい完封負け」というところである。広島を応援しているが、誰が4番だろう?監督は誰だったかなあ。

4月17日(木)あれま、L. Icarus3株に

 昨夜のことだが、L.Icarusを明日外で日光浴をさせるかどうか思案していた際、鉢の中がなかなか乾かず、株の成り立ちが不自然であることに気が付いた。どうも1株の様でいて寄せ植えのように思われたのである。引っ張ってみると簡単に抜けた。化粧鉢だからそう言うものかと思っていたがそれだけでもないようだ。寄せ植えなら簡単に分かれるだろうと思ってほぐしてみるところころと3つに分かれた。さらに小指の先のような小さな株まであった。新芽が出たら植え替え、などといって待っていたがかなり悪い環境で過していたようでかわいそうなことをした。苔はぐっちょり湿っていて根の状態も悪い。さっそくかっさばいて3号素焼鉢2つと35号素焼鉢に植え替えた。根が少ないのでちょっとぐらぐらする株もあるが、見違えるほどいい感じになった。バルブの姿が実に好みだ。35号鉢から1m級の花茎が出るとさぞや面白いことだろう。そういう株を目指して育てる。しょっちゅう時期を選ばず咲くのかどうかに関心がある。

4月16日(水)近所のグリーンセンター

職場の昼休みに腹ごなしに自転車を駆って市のグリーンセンターに行ってきた。温室を見物すると買ってきたような蘭が並べられている。こういうところでは「むむやるな」、という仕立ての鉢を見たいところだが、多くがどこの蘭屋かわかるほどの化粧鉢に入っていた。花が終わったらどうしているのであろうか。近所に蘭好きがいるだろうに、そういう人から株をもらい、さらに労働力まで提供してもらえば市の税金を節約できるのではないだろうか、などと思う。高いリカステが5鉢はあったなあ。花が終わったやつは花壇のようなところに植えてあった。よく見ると同じ花壇から巨大なパフィオとフラグミが誇らしく花を咲かせて居るように見えるから無茶をしているわけではないのであろう。なかなか立派な花が付いているので見所がないわけではない。バニラまでそだてていた。聞いたこともないような属の蘭もあって少しばかり興奮した。写真を撮れば原種と交配種の画像コレクションが増える、などと考えまた来ることにした。

花芽が20cmの高さになっているフラグミはこの1年育った同鉢の2株のうち1株からはまだ何も出てこない。パフィオやフラグミは花を出さずにおしまいと言うことはあり得るのであろうか。そうでなければ時期がずれて咲き、花を長く楽しめておいしいのであるが、不発でなおかつそれっきりだとすると少々残念である。育てて2年を過ぎたパフィオからもまだ花芽が出てこない。スリッパものはなかなかやきもきさせられる。

育てているものが全部咲いてくれるようになるというのが目標であったが、生やさしいものでないということもわかってきた。

デンファレPramortの残っていた花2つのうち1つがしおれてきた。咲いた姿のままドライフラワーになったのではというほど長い期間咲いていた(12月から)が、やっぱりちゃんと生きていた。色も姿も昨日まではほとんど変わらず、傷みも見あたらない花だった。あと1つがどこまで咲いているだろうか。

蘭友からバニラを探しているという話を持ちかけられた。この間分けた1つを差し上げてしまえばうっしっしー、と思ったが、分けたものが枯れてしまうおそれがあったので言い出せなかった。2鉢を観察すると、どちらも元気そうである。元の鉢からはさらに長い蔓が伸びている。これをもっと長いヘゴ棒に巻き付かせるさらなる株分けの検討をしていた。90cmのヘゴ棒である(ばか、よせ!ともう一人の自分が止めている(^^;)。実のところ花を見たいのである。さらに願わくはバニラビーンズを手中にしたいのだった。どうも直射日光でそだてるものらしい。

4月15日(火)

Lc.Ercerittoに新芽を確認した。鉢からはみ出すおそれがあったが、鉢の縁に当たっているのを察知したのか、1つ前のバルブから新芽が出ている。この株はバルブが出ると花芽が出る。しかし花芽は冬にならないと出てこない。夏に成長したものは冬まで花芽が出てこないのである。

Lc. Love Knot Satoは花も95mmと大きくなり、香りが漂うようになった。結構豪華である。3年連続花3つで、時期も同じに咲く。しょっちゅう咲いてくれれば嬉しいのだが。

4月14日(月)

エピカトレア エルハチロ ’ピンタ’のシースから花芽が出た。ちょっと期待している。ディサにいよいよ蕾が見えそうである。

風邪気味なので定時に帰る。途中大和農園やら観音園やらに寄り道をした。大和農園はとうに閉店していたので外から覗くと相変わらず花盛りである。Phal.シレリアナヘゴ板付き5000円が見事だった。よく知らない園芸店の隅に花芽の出ているエビネの鉢があったが、アルバイトのお姉ちゃんしかいなくて値段がわからず帰ってきた。家の庭に植えたエビネは花芽がないようだ。

4月13日(日)兵庫フラワーセンター

兵庫フラワーセンターにチューリップと蘭の撮影に行って来た。昨年1000枚撮影してきたが、今年はチューリップ500枚蘭100枚というところだ。早咲きのチューリップがねらいだったため少々すくない。蘭は実に見応えがあった。植物園で撮影した画像は実にきれいに見える。いろいろ面白い画像が撮影できた。Calantheのひょうたん型のバルブにしびれた。

家の蘭は気候がよいこともあってバンダなども日光浴であった。遮光をしていないのが少々気になる。葉の焼けやすいものはこの時期でも遮光は必要であるという。

デンファレの新芽がSecondLoveを除いて出そろっているようである。本日は特段新しい動きはみられなかった。

4月12日(土)Cirr. westlandianum Abeに花芽が出た。

Epc. El Hatillo Pinta BM/JOGAが花芽を出しつつあるようだ。比較的古いバルブから出てきているのが奇妙である。Cirr. westlandianum Abeには多数の新芽が出ていたが、もっとも成長の早い新芽に花芽が確認できた。葉が開くころ、葉を保護していた皮の内部に長い花の先がみえてくるという出方をする。12の新芽すべてに出るということはないだろうが、昨年の花茎3本(それぞれに3つないし4つの花が付く)を超えて欲しいものである。

植え替えラッシュになった。デンファレの「花工場」には新芽が2つでてきたため2株になった。この一年花が出なかったOnc.シャーリーベイビー’Redは鉢一杯になり、新芽が腐っていたなどで2株に分けた。新芽の出たデンファレArikaも不安定なので蜂底に大きめの石を入れて植え替えた。同じく新芽の出たデンファレ「サティ」も植え替えた。Den. Hamana Lakeは化粧鉢から出してみるとまるで根が廻っておらず、それゆえバルブが大きくならなかったものと見える。3号素焼鉢に植え替えた。化粧鉢には、混み合ってきたサギソウを引っこ抜いて植えた。

地生蘭用に「山野草用土」(380円)というものをホームセンターで買ってきた。今後地生蘭が増えそうなので必要になったのである。5mm程度の軽石などいろいろまざっている。

4月11日(金)Lc. Love Knot Sato開花、エンシクリア・コクレアータに花芽がでた。

Lc. Love Knotの花を見るのは3度目である。4つ目の蕾は葉にあたって「やめた!」とばかりに腐ってしまったが、3つが大きくなり、見事に揃い咲きをしてくれそうである。カトレア勢がなかなかよく咲いてくれる。開花は土日にずれこみそうだったが、午後3時から突如開き始めた。昨年のものよりも迫力がある。しかしたまたま気温があがったためかドーサルセパルが反り返ってしまった。

エンシクリア・コクレアータ(タコ蘭)の二つのバルブに花芽が出た。この3年間咲いている常連である。

咲かせ易い蘭と空振りをしやすい蘭があることに気が付いた。ズバリ言って南米丸バルブものは空振りをしやすいのではないだろうか。2年空振りのカタセタム3株を筆頭に、ミルトニア、オドントニア、リカステ、ジゴペタラム、オンシジウム、アングロカステなど、そろそろ花芽か、と思っていると葉芽だったりするように思われる。気長に待つしかない。これらは私がコツを飲み込んでいないといえばそれまでである。シンビジウムもよくわからない理由で作落ちしたりしている。6株中4株の開花だった。なかなか研究が必要に思われる。思うに、花芽分化の大事な時期にある種の「いやがらせ」をしないといけないもののように思える。ほかは、窒素肥料を効かしてはならないときに効かせていたとかいうところだろうか。次に空振りをするのはノビル系デンドロだったが、今回はコツがわかったのか空振りは2種だけで開花種率(持っている種類で1年世話をして咲いたものの割合と小島が勝手に定義する)6/8である。

ではよく咲くのは何かといえば、筆頭は胡蝶蘭ではないだろうか。花芽はよく出る。「7度になってしまった!寒さでやられるか?」と思えば結構耐え抜き、「うわっ、ケースの中が42度になってしまっていた。これはだめだろう」、と思っても実に見事に咲いた。温度が保ちやすいマンションならもっとも楽な蘭かもしれない。開花種率は10/13で、開花にカウントされていない3株とも花芽は出ているが、低温で不調になったため開花しておらず、今後開花すればほぼ100%咲くという高率を誇っている。

デンファレもなかなか高い率で咲く。鉢を日の当たるところに置いておけばバルブがよく育ち、バルブさえ育っていれば花芽が出る。開花種率は9/12である。

これら胡蝶蘭とデンファレは高温性で一般家庭では育てにくいと思われているが、簡単な設備で育てられ、開花の歩留まりが高いだけでなく開花期間が3ヶ月程度と長いため極めてうまみの多い蘭だ。

このほか開花率の高い蘭はカトレアだろうか。日光次第で開花率が高まるようだ。従って葉やけをさせず適度に遮光した日光をできるだけ長時間当てれば面白いほど咲く。なかなか咲いてくれないカトレアというのは1鉢しかない。他はなにやら安心感がある。開花種率は90%を超えている。年に何度も開花する株があるため蘭の醍醐味が十分に味わえる。

パフィオはまだ1株しか咲いていただいたことがないので何とも言えない。フラグミペジウムは花芽が上がっており、1株をこの一年を見ていて育てやすく咲きやすい蘭に思えた。

バンダ類では、フウランとバンダは申し分ない成績だったが、350円で購入したよわったアスコセンダはリハビリの一年だったようだ。

サギソウが9株に増えていた。2年で9株である。混み合ってきたので、1つ引っこ抜いて植え替えた。なにやら前に植え付けたときよりも大きな芋がついていた。地生蘭が増えてきたのでそれようのコンポストを研究する必要を感じる。

4月10日(木)屋外へ

天気がよいのでならしのつもりで注意しながら一部屋外に出している。デンドロやシンビは先週から天気を見て出している。今年は芽出しがよろしい。

最近開花する株が少ない。花芽らしきものはぼちぼち見つかっている。

4月9日(水)めっきり減ったなあ

開花株がめっきり減ってきた。咲き続けていた蘭もいろいろと交代時期である。

11月から咲き続けているデンファレをみて思うのは、しおれる直前までしゃんとしていて色がずっと鮮やかということに気が付いた。しかも下から順番にしおれる。一部ごっそりしおれるノビル系デンドロは、急に花が寂しくなったように思うのだが、147日咲いているデンファレは、すーっと伸びたバルブの上からさらに花茎が伸びて花が2つ付いているという姿はなにやらおもしろみがある。

4月8日(火)あらー、Cym. Line Stone Cute落下

すごい雷雨のあと、からりと晴れ上がって風が強くなっていた午後だった。気温がぐんぐん上がったため窓を開けていた。風でブラインドが騒ぐ。こりゃ危ないのではとシンビジウムを移動した1分後花茎3本満開大株は落下してしまった。花茎はすべてぽっきりと折れ、それぞれもらわれていった。76日間の開花であった。もう3ヶ月にわたり花を見ていて惜しくはないうえ、株も無傷だったので気分的にはあまりショックではない。この株も新芽が出てそろそろ外に出たかったのではないか、などと思ったりもした。そういえば弱って危ないところを生き延びた胡蝶蘭も、誰もふれない棚の上からダイビングして長期間咲いていた花茎を折った。落ちても株は無傷ということが多い。たぶんこのまま花を付けていると枯れるかも知れないと思って自発的に落ちたかのように見えた。まあそんなことはあり得ないのだろうが、蘭にはいろいろ意志を感じることがある。蘭馬鹿が進行しているようだ。

しかし蘭の事故としては今回が最大規模になってしまった。吹っ飛ばした花は20くらいにはなる。あと2週間は見られただろう。ここ数日実にろくでもないことばかり頻発していて警戒はしていたのだがこういう事が起きてしまった。

そもそもプラスチックの鉢が不安定で、2重鉢にしないと必ず倒れるというほど花のボリュームも大きかった。昨年植え替えたばかりなのにまた植え替えをすることになりそうだ。

ふと気が付くと開花株がめっきり減っていた。夕方になり少々がっくりきた。いやいや、まだバンダの花芽があるじゃないか。あのバンダが咲けば万々歳。フラグミもディサも、この間買ったパフィオにデンドロだってあるじゃないか、と己を励ます。でもいやな予感がするなあ。

今年の越冬作戦を振り返る。自作蘭ケースの働きで胡蝶蘭、デンファレなど寒がり連中も越冬できた。昨年の秋に買った根腐れ胡蝶蘭のうち1つはお亡くなりになったが、もう1株は新根がでて生き残った。死亡1鉢のみである。このほかつぼみまで出ていた胡蝶蘭の花芽が不調になったものは3つある。昨年の暮れにデンファレArikaの花芽も不調にしてしまった。だいたいこういったところで、低温による被害は軽微であり、上々のできといえる。この冬は芽出しが早いものが多く、昨年よりもさらに満作が期待できる。新芽の調子のよいものには3月から油かす骨粉の固形肥料を与えている。デンドロやシンビジウムは日中外に展開している。そろそろ太陽の差し込む角度が高くなったため、室内では日光不足の懸念が出てきた。庭の球根植物をほりあげる6月初旬まで蘭用の棚を作れないのであるが、それ以前に庭にどう展開するかを考えている。

4月7日(月)Lyc. Jim Riopelleに芽

Lyc.Jim Riopelleのバルブの根本から芽が出てきた。花芽にしては遅い。昨年の新芽は413日だったので新芽の可能性が高い。12月に咲いたり3月に咲いたりしていた株ではあるが、これから咲いてくれる可能性は低そうだ。昨年株分けをして、順調に育ち、秋に新芽が出てあわてたが、これもよく育っていたので花は十分期待できるものと思っていたのだが、どっこいこれまでバルブが太る意外に何の活動もなかったのである。花の出る条件にはまだまだわからないことが多い。

4月6日(日)L. lobata var. albaに新芽

画像整理がたんまりのこっている。あまり歩留まりは高くない。

水やり中L. lobata var. albaに新芽が出ているのを見つけた。予想外に早く、意外な場所から出ていた。当初芽が出るところがなさそうに見えたため、400円どぶ捨てかと思われたのである。親バルブは2本のこっていてしわしわである。この新芽がしっかり伸びて根が水分などを吸収して稼がないとこのしわしわはとれないのであろうか。何にしてもこれで3年後をめどに花が見られそうである。

裏山に春ランを見に行ってきた。1株だけ開花していた。何度も通ってやっと自生春ランの花を見た。

4月5日(土)神戸ラン展「来た!見た!買った!」

いいねえ、都市ラン展は。45株も買ってしまった(しばらくおとなしくしてよ)。そういえば大賞はなんだったろうか。「種名を特定できて撮影可能なもの」「購入可能なもの」しか興味がなかったため、撮影の射程距離外だった受賞株は軒並みスキップしてしまっていた(^^;)。速写した画像があった。Pot. Love Passion OrangeBirdで、かみさんが聞き込んだ付近の人の話では「17年もの」だそうだ。

家族連れだったため少々時間的な制約があった。2時間しかない。しかしそれ以上会場にいると相当消耗するだろうから丁度いい時間設定だったかも知れない。

写真は整理中なのだが、照明の関係かスペクトルバランスが悪くて全体にセピアカラーである。メモリを使い尽くすことなくさっさと買い物に出かけたのは昨年同様である。

まずおなじみの仲里園芸である。今日で開花日数143日、単一花の開花日数113日を誇るDen. Pramortを買った店であった。売られているデンファレで持っていないものは全種類買うつもりで行ったのだが、なぜか今回1種しかなく、その黄色い花のDen. Arisとやらを500円で買った。持っていないタイプである。ふとおもうのだが、デンファレの苗を売っているお店は少ないのではないだろうか。いや、あれば目を付けているから明らかに少ない。デンファレは寄せ植えで値段が高くなり利益が上がる様に思えるので、こうやって名札付きの苗を売ってくれるというのはあまりない。それゆえデンファレを買うとなるとつい仲里園芸、ということになってしまうのである。デンファレの本も出たことだし、もっと売っているかと思ったが、意外にもきわめて少ない。現在たまたま年越し冬越しして咲いている驚異の2株が目の前にあっても世間ではシーズンオフの花であった。見本がないと売りにくいのだろうか。そういえば仲里園芸では練習用500円とかで開花株(「宮島」そっくり)も売っていた。

また、通販でお願いしていてまだ受け取っていないデンドロについてうかがったところ、店にあったDen. anosmum (Den. superbum)を「これだ!」とばかりに指さし(下垂生で、aで始まる原種、開花期も春、値段も1500円)、そのうえ1株のおまけ付きで売ってくれた。実に立派なコルク植えの蕾付き株を2つである。通販ではもっと小さなものがくると予想していたのだが、実に堂々とした姿であり、近く花が見られる(蕾株を買って確実に咲くと思っているところがゴーマンか)というのだから堪えられない。これはいい買い物をした。

そのあとの買い物が難しかった。多くの店を注意深く見て回るうち、仲里園芸、村上園芸、延原らん園、らんの家などに収斂してぐるぐるまわるようになった。けちけちらんおやぢの琴線にふれる安い出物があるのであるが、どうも新味(へんな属)がなく、買い物に踏み切れないのであった。最初の買い物から1時間は歩き回っていた。

昨年Masd. Angel Frost Highlandを買った延原らん園は目立たないのかかなり探した。華やかな五島園芸の真ん前にあったため見つからなかったらしい。日本大賞受賞店同士を向かい合わせている配置が面白い。覗いてぎょっとしたのだが、大賞受賞のインタビュー(NHK)を受けていた延原氏が店番をしておられたのである。すっきりしたお店だった。ざっと見渡してどこにも「日本大賞受賞」を誇るものがないのに感動した。そんなはずは、ともう一度なめるように眺め回したときに初めてパソコンの打ち出しとおぼしき受賞株の目立たない写真と手書きの「日本大賞受賞」という文字が見えてきた。奥ゆかしすぎて気が付かなかった。

値段も品揃えも昨年とあまりかわらない。マスデバリアのカッパーエンジェルという花の大きな有名種が1000円、パフィオのいい感じの開花株が1500円。奥には値段の張るパフィオがいくつかあったようだ。

「日本大賞」店コレクションを目指して老舗五島園芸をよく見て回ったのであるが、けちけちおやぢに手の出るものはなかった。しくしくしく。

昨年は目に入らなかった「らんの家」で800円パフィオを見かけた。卵のように白いパフィオの開花株である。色も面白いが、開花株で名札付き800円というのは得難いチャンスである。そのすぐ横にあこがれのカトレア・ワルケリアナのセルレアが1000円であった。このため、この2種を何度も訪れては眺めることになった。

うろうろするうち時間が来た。あと8分。会場を出ようとしたときにわかに意を決して例のパフィオを買いに走った。しかし社長とおぼしき初老のオヤジが目標の前に立ちふさがり奥様方を相手になにやら一席ぶっていたのである。ああもう、とばかりに店の前を行き過ぎ、その先の店で偶然500円の妙なランを見つけてしまった。

山上園芸(坂出市)のIonopsis utricularioidesイオノプシス・ウトリクラリオイデスと手書きでラベルにある。文献に寄れば熱帯アメリカに5種が見られる着生種。中温性。花は(あちらでは)周年みられるとか。ロドリゲシア・デコラに近いような花だ。そういえばオンシジウムと交配できるらしい。開花株もあったが、すぐ散りそうだったので買ったのは花茎が立ち上がっていて蕾も見えないような株である(咲くと思っているところが自信過剰)。1000円の開花株はかなりの花数がついていた。よく育つとなかなか面白い株になるらしい。これは面白そうだ。

返す刀でもう一度かのパフィオを見に行ったところ今度は株に近寄ることができた。ワルケリアナはよくわからないのでパスした。開花しているものは面白くないとばかりに蕾付きをつかんだ(ところがまた増上慢)。Paph.Deperle(delenatii x primulinum)という(有交配名種だった)。蕾は2つあって、開花は2回目になるようだ。買って帰って斑入りの葉が立派とおもったが、端から端まで30cmもあるのだ。どうしてこんな良さそうな株が多量に800円で売りに出されるのであろうか。

さて、蕾株3つ、花茎株1つ、苗1つという買い物であった。短時間だったが実に満足感の大きいラン展だった。

4月4日(金)ラン展前夜。Cym.Lucky Gloria開花。

Cym. Lucky Gloria Fukunokamiが開花した。今月最初の開花である。花芽3つが出てからかなりかかったように思う。花茎が3本あるがどれも蕾の数が少ない。まあ立派に咲いてくれたからありがたい。

ラン展での作戦をついつい考えてしまう。昨年は真っ先に売店に行ってしまったが、まずぐっとこらえて画像を500枚ばかり撮ってからにしよう、等と思う。そういうことをするとあとで画像の整理が大変ではある。とはいえ原種や交配種の画像を多量に得られるというのは魅力ではある。

買い物は安いデンファレ、1000円以下の変な属、安くてきれいで名のあるエピデンというところである。昨年はフラグミ開花株(現在花芽)1000円、マスデバリア開花株(現在開花中)1000円、ポリスタキア開花株(ほぼ開花終了)800円、デンファレ(11月から延々開花中)500円、オンシ(不発)500円、エピデン(不発)500円というかなりのけちけち路線であった。こういう価格帯に結構ランがあり、開花率も高い(?)というのが神戸ラン展に惹かれる理由である。

4月3日(木)ディサに花芽が出るか

ディサというと高難度のランという認識があった。しかし花無し株は398円だったため昨年ついつかんでしまった。Disa Kewensis Artistsという交配種だから強かったのか新芽が3つも出て、真夏も平気で育っていた。4月になりたくさんある葉の中心部が密になってきた。トウが立つ、という感じで出てくるのであろう。そういえばクール系で咲いたのは花がたった一つのマスデバリアだけである。アングロカステ、リカステ、ミルトニア、オドントニア、プレウロタリスはいずれも成長中という風情だ。

そのアングロカステ、リカステとスタンホペアの分け株をラン友に発送した。この春は順調に減っている。これだけ減らせば神戸ラン展でのお買い物が楽しみになる。しかし何を探しているのか自分でもよくわからない。できるだけ栽培が簡単で変なものがいい。

胡蝶蘭がいよいよ本領発揮である。今年はこれまで10株咲いて3株終了している。花は大体4つから8つというところであまり多くはない。

昨夜エピデンドラムキャンディベルを手にしてみると花に無数のアブラムシが付いていた。赤いのと黒いのがいる。薬で片が付けば楽なのだろうが、そういうものを吹き付けると花が痛んだりするおそれもある。アブラムシ駆除で下手なことをしてせっかくのキンギアナムを台無しにしているのに懲りて、「まあこれも楽しみさ」とばかりに綿棒でアブラムシをからめとっては指で弾いてとばすという作戦に出た。根気はいるがつい熱中してしまう作業である。10分もやっているとほとんどいなくなった。

4月2日(水)週末は神戸ラン展

諸般の都合がついて週末は神戸ラン展にゆけることになった。このラン展では昨年お買い得品によく当たり、それら6株中3株開花中1株花芽が出ている。買い物も期待だが、どれだけ画像が撮れるかという点にも期待している。

「紫蘭の花嫁」乃南アサ著を読み終わった。あらー、びっくりー、という内容だったが、紫色の蘭らしきものは出ず、アングレクムや、最後に出たのはセロジネだったから白系統が多い。主役の警部はマンションで1部屋つかって蘭をやっているといいつつ30鉢といやに少なかったり(私なら200鉢は置く)、ナメクジに蕾を食われたり、胡蝶蘭にボトリチスを出したりと(家政婦がやったというが、そりゃ仕込みが悪い)、私もやらないようなヘボをやっているところを見ると、作者はふつうのラン熱中者のすごさを知らないのではないだろうか。

そういえば昨夜もナメクジを棚で捕獲し、庭に追放した。時節柄殺生がためらわれる。この冬4匹目である。結構いるわけだが、170鉢中根を食われたあとを見たのが1例あるのみである。屋外では棚の足にナメクジのいやがる銅線を巻き付け、防いでいた。

ボトリチスなど花がおかしくなる病気は観測されていない。コーヒーを飲んでいてくしゃみをして純白の胡蝶蘭の花びらに1つだけ茶色いシミを付けたことがあった。このときは水差しと洗面器を持っていって花を洗った。

京都植物園ではランの花に水がかかっていたのを覚えている。ランの花に水をかけないのが鉄則だと思っていたので驚いた。ほこりが付いてとれなくなり、花が汚くなるように思えるのでやっていない。花のもちをよくするのに効果があるのだろうか。花に水をかけなくても50日も100日も咲いているものもあるのに、この上さらに保ちがよくなるとは思えない。花をよけて水やりをするのが面倒なのだとしたらもったいない話だと思う。

4月1日(火)コクランに花芽

本日は神戸ラン展の内覧会が夕方からあるのではないだろうか。「お城で王子様を囲んだ舞踏会があるというのに私はお家でお掃除洗濯」的な気分である。そうそうカボチャの馬車は現れない。

コクランに小さな花芽が出ているのを見出した。コクランとはLiparis nervosaのことで、ネット上で写真を見るとじつに渋い花が咲くようである。

Rodriguezia decoraに花芽か?。10cmにも伸びてこれは花芽ではないか、とある種確信を持ったのであるが、かねてより「ランナーを出す」とどこかで読んでいたので確認する。ランナーとは「親株からにょーんと伸びてより多くの日光と新天地を切り開く」植物の戦略である。伸びきった補給路を断たれたらどうするのかという指摘がなされていたが、ナメクジなどへのテロ対策は万全なのかなかなか丈夫な茎をしている。行った先に援軍じゃない、よい場所がなかったら当てがはずれて作戦自体くずれ、泥沼化して株が下がる(何の話をしている)。

「ランナーは20cmにもなる」という記述があり納得した。それにしてもそんなに伸びたやつを一体どうすればいいのであろうか。ヘゴ板に鉢をくくりつけ、ヘゴ板に活着させる、という案がある。スペースシャトルみたいな状態である。それではゲンが悪いとばかりに、いっそ全部ヘゴ棒にくくりつけてしまう、ということを考える。H2a型でいこう。しかしこういう蘭だから鉢の中のバルブ三つはじつは別々の株だったりすれば、一挙に3株になってしまうおそれがある。面白い蘭だからすぐにもらい手が見つかるとは思うが。

「紫蘭の花嫁」乃南アサ著を100pまで読んだ。主人公の警部が蘭をやっているというくだりで「おお」と本を持つ手に力が入る。バー「マリエ」で「カトレア」柄の女に出会い、「エランギス・シトラータ」の花をもらったというところまで読んだ。しかしエランギスの花なんか切り花で売っているのだろうか。肝心の推理小説の方はまったくついでに読んでいる。少々どぎつい話のようだ。

 

 

 

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