蘭馬鹿日誌2008および更新記録

日刊状態になってしまったランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔

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12月26日(金)Lhta. oerstedii開花

Lhta. oerstediiロックハーティア・エルステディイが開花(133)。

 

12月24日(水)Den. ‘Shizuoka Purple’開花

 デンファレ「静岡紫」が開花(132)。夏冬今年二回目の開花である。

 

12月23日(火)Den. Kurenai '薄化粧'開花

Den. Kurenai '薄化粧'が開花(131)。もらいもので儲けた気分である。

 

そういえば代表的な白い胡蝶蘭の品種を聞かれていたのだった。はて?実は見分けがつかない上名札がないことが多いのであまり関心もなかった。Phal. Cygnus 'Renaissance'あたりは有名なのでは。

有名品種を知りたければ『唐澤耕司、小笠原亮、「洋ラン ポケット事典」、1999、NHK出版』が最も役に立つ。この本は出回っている品種を本当によく網羅している。参考文献にも書いたが『本書はまた、蘭を手に入れると、個体名に至るまでこの本にずばりずばりと載っていることが多い。世に出回る蘭を良く網羅しているだけでなく、「高温性、中温性、低温性」などが併記され、育て方の目安がつけやすい。日頃これに目を通しておけば育てにくい蘭をうっかり買ってしまうようなことはない。蘭好き必携の一冊』である。最近また風呂で読み返したりしている。買って7年になるがいつも手元にあった。本当に名著だと思う。

写真がプロだなあ、と思う。めっちゃきれいに撮ってやろうというようなことは考えず、「仕事ですからこれ撮っといてください」といわれたものを押さえ気味に特徴をしっかりと捉えて撮影している。だから売られている姿に近いおなじみの茶色のプラポットで写っている株が結構ある。それゆえにその株の売り物の姿がよくわかる。一方、山で撮った原種の見事な写真などもある。

昨年いただいた白い胡蝶蘭も大変結構な咲き方をしてくれた。こういう胡蝶蘭を一株は持っておきたいものである。咲けば4ヶ月ぐらい咲いてくれる。いただいてからじわじわと大きくなり、今では葉が五枚になって我が家最大の胡蝶蘭になった。

 

 

12月22日(月)

Den. Kurenai '薄化粧'が間もなく開花である。高芽をもらっていたものからつぼみが育ったのだ。デンドロ交配種はかなりの数の花芽があるようだ。

Cym. devonianumに花芽らしいものが2つ見つかった。

 

蘭の生育の研究をしている人がいて、鉢と水分の関係を調べておられた。蘭も大きな産業であるから、その生産性を高めるために種々の研究要素があるというのは理解できる。しかしまあ趣味でやっている私などは、生産現場の課題には疎い。

かつて私も鉢に水をやって質量の変化を測定していたことがある。あのデータはどこへいったのだろうか。探してみると2005年の2月12日にデータを掲載していた。

T. Kojima, ‘Water Absorption of Orchid Pots,’ J. Koji. Orchid Soc., 1, 1 (2005).

Water absorption of orchid pots of 3.5 gou was determined using cooking scale for hybrid phalaenopsis, dendorbium, paphiopedilum, and bulbophillum. The difference of appropriate water content for each genera was clearly shown.

というなんちゃって論文を書いていたのである。このあと、保水量の時間変化を調べ、その時間曲線について考察するつもりだったのだが、すっかり忘れていた。

やれば面白いのだろうが、どうもそういうことはとうの昔にやられているらしい。

いや、やられているとすれば蘭の生産現場で用いられているプラポットの場合だろう。やるとして、何を狙うか。つまり、なんに役立つデータを引き出しうるのか。

みずやりというのはずぼらな人間がやる行為なのである。こんなデータが出たからこうしたほうがよい、ということをいったからといって私なんぞは「けっ」と思うだけだろう。

ずぼらな私にとって耳寄りなデータは「冬場10℃の環境では水遣りは週一がよい」である。これが「週2回」ではしんどい。かつては週2回だった。いまではずぼらになり8日に1回というようなことすらある。結論を言えば水遣りが、週2回から週1回になったからといって蘭の枯れる数が増えたということはない。

「ジョウロで1回ウオータースペース一杯に」というやりかたと、現在行っているように「ジョウロで3回ウオータースペース一杯に3分間隔で」というやり方にちがいはあるだろうか。これもやりたい様にすればいいんでねえの、と思う。

花もちの研究はしてみたい。環境により花のもちは2週間から50日まで差がでる。「クラス50日のカトレアルーム」などという呼び方をしてみたい。これは部屋の環境を測る物差しに使えるのではないだろうか。異なる環境での温度と湿度のグラフをつくり、同じ種類の花のもち日数を測るのである。おそらく、相対湿度の時間微分に差が出るのではなかろうか。室内にカトレアを置く冬場を念頭に置くと、Bc. Maikai ‘Mayumi’などが入手しやすく、代表的なので実験対象としてはよいのではないだろうか。ただ、この花も50日咲いてくれるので、もうすこしへたりやすい花があればそのほうが評価しやすい。C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’を勧める、というと怒られるか。この花は安く入手でき、標準的で、よく出回っており、大体2週間以内だ。ドーサルセパルの先端が茶色くなったら、という見分けやすいへたりの特徴もある。

湿度の変化をつくりだす方法を見出せば、花の耐久性を定量的に評価できる。デンファレ>ファレノプシス>シンビジウム>ノビル系デンドロ=オンシジウム>パフィオ>カトレアという序列をこれまでのデータから感じるのだが、定量的な環境で比較した場合果たして本当にそうなのだろうか。「花もち:一般的なマンションのリビングで40日」と書けることはその蘭の競争力を高めることにつながるだろうか。消費者がそれを要求するようになると生産者はやらざるをえないだろう。なんとなく「賞味期限」みたいでいやだなあ。

花もちを決める要因を温度湿度とその変化としたが、光や風はどうだろうか。風はないよりあったほうがよい様に思う。むしろ風が決定要因だったりするとおどろくだろうなあ。

もっぱら見た目の要因ばかり検討してきたのだが、植物そのものはどう変化しているのか調べてみたい。つまり、人間のストレスを血液の物質で評価できるように、葉に特定の化学物質の量を定量できる光線を透過させて植物の劣化を化学的に評価するのである。これが出来れば蘭に直接“聞いてみる”ことが出来るわけだ。

あれこれ考えてみると確かに面白い研究要素がいろいろある。惜しむらくは、それらに手をつけているゆとりがないということであった。

 

 お花業界が苦境に立たされているという報道を見た。お花に限らず大変競争力の強かった分野ですら大変なことになっているのだから、現時点では自分の職分を懸命に守るほかはないわなあ。本日ひさしぶりに500円もお金を使った。実に12日ぶりだろうか。つまらないものの支出は抑制するが、これから球根の出物を求めて積極的に買いに走るつもりではある。

 

12月21日(日)

体調不良はだいぶましになったが、休養をたっぷりとっている。

本日の蘭はまあだいたい順調という雰囲気である。この時期は暖かくしてよく光に当て、時間があれば水遣りをする、という程度である。ファンが止まると急に不調になる蘭が出たことがあった。子供がゲームをやるのにファンのコンセントを抜きやがるのである。ファンは大事だ。とめてはならない。

 

12月20日(土)

昨日から風邪を引いたのか体調が悪い。起きてから天気がよいので蘭を全部出して水遣りをして棚に収める。2時間近くかけてやっていたが、久しぶりなので結構重労働であった。

今年中にカトレア2株とデンドロ1株が開花してくれそうだ。

 

体調が悪いといろいろ困る。大変弱気になる。休日を楽しむどころではない。昨今は「派遣切り」という大変恐ろしげな話を聞く。こんな寒空で路上生活をする人が増えている。体調を崩すとさぞかしつらかろうと思う。

派遣社員の危機は夏ごろからじわじわと進行しており、いち早く先を見越した派遣会社が廃業したおかげで職場の派遣社員のみなさんが突如辞めてしまうというようなことがあった。後を引き継いだ会社の派遣社員は引き続き通ってきてくれていたのだが、その会社の社長が突如行方不明となり、ちょっとした騒ぎになったこともある。このあとの処理にかなり往生した。なにやら大変な世の中になったという気がする。だが、こんなもんではすまないのではないか。クリスマスだの正月だの言っていられない人がどんどん増えている。非正規雇用が貧困の温床であるとしてオランダでは1995年あたりから正社員と同等の仕事をする非正規雇用者の待遇と保障を近づけるような仕組みづくりをしてきたと聞いている。さすがはオランダ、常に日本の先をいっている。1500万人の小国ながら日本よりノーベル賞も多いという。労使が協力して会社も倒さず、派遣もむやみと切らず、ということで、時には正社員の給料を下げることもしている。ともかく、日本の今の仕組みは苦しいときに多量の困っている人を出しているのだからよろしくない。これを機に政府、会社、組合、労働者の結束のもとで働きたい人が困らない仕組みを作って欲しいと思う。

 

本日入れたガソリンは1L106円だった。「え?もうそんなになってんの?」と驚く。1バレル147ドルまで高騰した原油は、昨日35ドルまで落ち込み、産油国の70ドルはほしいなあ、という希望をあざ笑うかのように下がり続けている。かつて、石油が高くなり続けるだろう、などと書いていたが、こういうことも起こる。では石油が下がってよかったかといえば、これは下がる以前よりもっと恐ろしいことが起きてしまったから下がっているのであって、多量の失業者を出すよりは1L185円のガソリンを耐え忍んでいるほうがまだましだったかもしれない。あの石油の高騰はサブプライム問題で逃げ出した資金が一時的に集中しただけのことだったのではないだろうか。かくて地球をぐるぐるまわっていた巨額のあぶく金は経済システムを破壊しつつ消えていった、というところではないだろうか。

 

12月19日(金)Den. Jacqueline Thomas x bigibbum開花

Den. Jacqueline Thomas x bigibbumデンファレ ジャクリーントーマス×ビギブムが開花した(130)。今年二回目の開花で、分家の鉢も開花したので3回目といえなくもない。バルブがぶりぶり肥えてみていて気持ちがよい。

 

昨年も書いたのだが、開花中のBlc.Chia Lin ‘Shin Shyn’はものすごい。でっかいルビーのように強烈な赤い光を目に突き刺すように送ってくる。この光はカメラで捉えることが出来ない。陽光を透過させた光がすごいのだ。この光は直射日光を利用しない通常の蘭展などでは見ることが出来ないだろう。窓辺のそういう光に当たっていても昨年このはなは50日間咲いていた。また、この蘭のすごい点は香りだ。芳醇、馥郁、甘く、すこしの臭みもない、よく調合された香水のような香りで、カトレアならでは、それも極上の香りである。これも日光と相関があるが、夜でもふと漂ってくる香りに陶然とすることがある。こういう自慢をするとあとでろくなことがないが、とにかくすごい。しかし、こういってはなんだけれど、一軒家では冬場の気温が低く、湿度の変化が激しいため、よい開花が望めない種かもしれない。広いリビングのあるマンションなら十分な開花が望めるものの、夏場の稼ぎがものを言うので、ひさしが日光をさえぎるマンションでは収入不足に陥りがちだ。夏場よくバルブを作り、冬場暖かくて湿度の変化が大きくない環境で咲いてもらうことが出来れば、「ああ、こんなすごい花があるのか」というくらいすごい花を楽しむことが出来る。

ただ、夜電灯の光で見ると赤黒い花に見える。日本大賞の画像を見ると、この固体からあの色をどうやって出したのだろうといぶかしく思う。実物とはかけ離れた色だった。この固体は写真を納得が行くように撮影するのが大変困難だと思う。もっとも美しい光を放つ状態で満足の行く画像を得たことがない。何度やってもうまく行かない。

現在花径は140mmに達している。昨年より大きい。

 

一方同じ環境でLyc. Jim Riopelleは、葉に十分な日光をあてバルブがよく太り、かつてない大きな花をつけており、さらに8つの花芽がのびつつある。果たして12個の花が咲きそろうであろうか。この花の寿命は30−50日である。

 

なんやかんや過去最高を記録する株が目白押しの一年だった。ことしもたくさんいい花をみせてもらった。

 

1週間前の木曜日に所持金が1万円となり、この札を崩すのが惜しくてずっとお金を使わない日が続いた。買いたいものに高いものはない。千円以上使うことはあまりない。しかし欲しいものはちょこちょこある。そういうちょこちょこした買い物が出来ないと結構気分がくさくさするなあ、と感じた。ある種買い物中毒といえなくもない。がまんしつつおもったのは、ちょこちょこした買い物の多くはなんとなく欲しくて買っているというもので、別にどうしても必要というものではない。ただ、そういう買い物にどこまでも依存してしまうというのは恐ろしいのだろうな、と思えた。お金が使えるからといってしっかりと蓄えもせず、欲しいものを買い、食べたいものを食う、という生活をするのは愚か、と思う。

細かな我慢を積み重ねつつ、その我慢のたびになにかしら楽しいことを考えるように努めた。結局は脳みそがどう感じているかの話ではないか。だったら別に金を使わなくても脳みそさえ喜ばせておけばいいのである。頭を使って課題や問題を解決することで脳は満足するような性質がある。そういう問題解決に「ほれ仕事があるぞ」と頭を使う。解決能力の低い脳は代償行動として安易な快楽で充足を得ようとするようにおもわれる。金でどうこうしようというのは安易である。「金がなかったらつまらない」というのは頭がお粗末ということなのだ、ととりあえずやせ我慢してみよう。かくしてお金を使わない8日が経過し、一万円札が鋼で出来ているように感じられ、これを繰越すことができた。

お金を使う代わりに本を読むことにした。図書館で面白そうな本をたくさん借りてきた。11月の激戦以来途絶えていたお勉強の習慣を復活させた。

ボーナス時に結構な金額のお小遣いをもらっていたこともあった。これを家計に返上するようになって7年ほどになる。ボーナスだからといって目立った支出はない。正直ちょっと寂しいとおもうが、その気分をこんちくしょうと、なにか有益な脳の活動にぶつけてやるのである。

 

12月18日(木)Gom. verboonenii ‘Golden Falls’ CBR/JOGA 開花

Gom. verboonenii ‘Golden Falls’ CBR/JOGA ゴメサ フェルブーネニイ ’ゴールデンフォールズ’が開花した(129)。かつて育てていたものを誰かに差し上げた後、同じ固体を別の人からいただいてそれがすぐ咲いてくれた。

 

1216Masdevallia gutierrezii開花

 Masdevallia gutierreziiマスデバリア・グッチェルジーが開花した(128)。

 夜中に新聞を見ていたら趣味の園芸の特集がカトレアであることを知り、表紙がカトレアの写真であることを知るとなにやらうちのトップページもカトレアにしてやろうという気分がむらむらとわきおこって、画像を寄せ集めてカトレアだらけにした。

 

12月14日(日)

朝から強い北風が吹いて気温が下がり、実に寒い。

蘭は何もすることがない。

原種パフィオ写真張りまくりページを作ってみたいなどと考えた。

 

テレビのない24時間を過ごしている。子供の試験時期にかかっており、質問などされて「はて、メネラウスの定理ってなんじゃらほい」と頭を抱えているときに、「なんかテレビってうるせえ」と思ったのである。気になるニュースがないこともないのだが、切ってリモコンを棚の上にあげてしまう。見たいテレビがあるかというとほとんどない。週末はつまんない番組ばかりだったような気がする。テレビがついていると子供などは磁石に吸い寄せられるように固まって動けなくなっているように見える。自分で考える時間というのがテレビのおかげでぶっ飛んでしまう。

テレビで思うのは、「そのニュースは私にはあまりにも関係ない」というのをしつこくやっていたりする。多分日本人の下世話な関心がそういうニュースを好むのだろうが、たぶん「満たされぬ心の代償行為」なんだろうぐらいに思っている。代償行為なんざいいから攻めりゃいいのに、と思う。

朝から数学A漬けで20問ばかりを解いた。カリキュラムもさることながらチャートというのはえらく変わってしまったものだと思う。本が大きくなって解答が洗練され、読み物としても面白い。ブックオフで105円出して買ってきたものだが、メネラウスの定理の証明を読んで元を取った気分になる。極論すると、こういう参考書を安く買ってきて自分で勉強すれば勉強はある程度できるようになる。学生諸君と家族に本当に必要なのは、ケータイやテレビ、音楽、果ては薬物などの種々の娯楽との折り合いをどのようにつけて学業にまみえるか、という自己コントロール技術である。諸般の娯楽よりも、学業のほうが面白い場合も多々ある、という発見が必要で、まずは必要なことを十分にやり、時には質の高い娯楽を十分に楽しむべきだろうと思う。なんだかコストパフォーマンスの悪いつまんない娯楽が多い。

勉強には利得がある。子供の支援、という名目はあるが、実は頭に油をさしているのである。思考でよく頭を回転させて置くと仕事の段取りが格段によくなるという経験をなんどもした。安上がりな娯楽でもあり、儲けにもつながる結構な楽しみとは勉強のことである。

 

12月13日(土)

天気がよく気温も高かったので蘭を全部屋外に出して水遣りをした。

コナカイガラムシ、カイガラムシ、アブラムシを発見したためマラソン乳剤(手近にあったため)10mlを水10Lに混ぜてジョウロでかけた。

懸案の棚のビニール張りを行った。工程は、まず、窓近辺を掃除し、カビを取り、ビニールを張る。ビニールは幅1.8mのものを横に2mほどとり、窓枠上につけたフックに引っ掛ける。さらに同じサイズのものをもう1枚、最初のものの下にガムテープでつけて、棚を置く場所の下に広がるようにする。この2枚のシートが部屋の暖気を窓と遮断し、霧吹きの水が床をぬらさないようにする。幅1.8m長さ2.5mに切ったシートを、棚の上面と窓側側面左右の面にガムテープで貼り付ける。蘭は窓に対して2枚のビニールシートで隔てられる。霧吹きを思い切りかけても床が濡れないようになっている。常時ファンで部屋の高い位置の空気を棚に送り、下に吹き降ろすように循環させている。2本の支柱から100Wのライトを2つ1mはなれた位置から欄を照らすように設置している。ライトは15℃を下回ると点灯するように制御するサーモスタットがあるのだが、どうも壊れているらしい。2500円もするので買いなおすとなると痛い。

 

トップページの編集はアルバム作りという楽しみでやっている。写真をべたべた貼って5分ほどでつくる。写真撮影と写真選びもまた楽しい。掲載し終わったものは蘭の迷宮に格納する。「迷宮」とは名前負けで、あまりうろうろするところがないのが残念だ。どこまでいっても果てがないように感じられるサイトを目指しているのだが、まだまだである。

蘭の迷宮へのアップロードは写真が多いため時間を食う。100枚ほどの写真で結構待たされるので(いまだにモデムとタダプロバイダを経由するため)だらだらと日誌を書く。

このサイトもまだ出来て8年くらいだろうか。ここ数年容量制限の壁にぶちあたってスローダウンしている。本当は毎日原稿用紙10枚程度は書きたいのを我慢している。

今回のトップページのパフィオ 讃岐は、なんというか大変にこやかなパフィオで気に入っている。これだけ愛想のよい花も珍しいと思う。見るほどに、いい面してやがる、と思う。当初Paph. ? 'Yanai'だと思っていたのだが、花を見るうちどうもこれはちがうぞ、Paph. 'Meikouen'ではないか、いやあれは調べてみると人に差し上げてしまっていた、どこかでみたことがあるような、たぶんPaph. insigne var sanderaeというのではないか。ネットで複数の画像をみて酷似していた。まあたぶんPaph. insigne var sanderaeなのだろう。なにやら育ててみたいと思っていた時期があった。まさかそっくりな株が手元にあったとは驚く。贈ってくださった高松市のN氏に感謝申し上げる。パフィオ好きが世の中に多いのもわかるような気がする。

 

 

12月12日(金)Lyc. Jim Riopelle開花

Lyc. Jim Riopelleリカステ ジムリオペレが開花した(127)。大きな葉が茂っているので稼ぎが多かったのか、このたびは花が大きい。

 

Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’は本格的に開花し、大変よい香りを漂わせている。本当に強烈なカトレアだ。なんといったらいいのか、かなりインパクトの強い花である。巨大なルビーの塊があるような、そういう真っ赤な輝きで目立ちまくっている。香りは部屋中に漂っている。

 

金曜の晩に更新にかかったが、アップロードまでたどり着ける体力が残っていなかった。うー、眠い。本日も朝から晩までびっちり仕事漬けだった。

 

12月10日(水)Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’開花

Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’ブラソレリオカトレア・チアリン‘シンシン’が開花した(126)。

 

12月8日(月)Paph. ? 'Yanai'開花

Paph. ? 'Yanai'パフィオペディラム ? 「柳井」が開花した(125)。先月咲いたと勘違いしていたが、先に咲いたのは初めて花を見るPaph. ‘Sanuki’であることが判明した。

パフィオ 讃岐はよく見ると、Paph. insigne var sanderaeにそっくりである。ほんとに思いっきり似ている。

Paph. ‘Sanuki’は、2006年の春にいただいた株で、届いた晩に箱を片付けようとしていたら、新聞紙に包まった株がころりと出てきてあやうく捨ててしまいそうだったといういわくがある。「うわ、名無しかあ。見るからに緑花っぽいし、このての名無しがどんどん増えるなあ」というさえない感想を持っていた。ところがこの株は咲いて見ると強烈な魅力があった。撮影した写真の数が多い。後ほどたっぷりと見てもらうのだが、この株はかなりいけている。

 

12月7日(日)Masd. Rose Marry開花

Masd. Rose Marryマスデバリア・ローズマリーが開花した(124)。

 

なにやら冬支度がおそろしくめんどうに感じられる。

自作木造ワーディアンケースをよっこいしょともちあげて移動し、機材の点検を行う。ほこりがたまると事故の原因になりかねないので、ふき掃除等を念入りに行う。窓辺に掃除機をかけ、ふき掃除をして、窓一面にビニールを張った。ケースに2重にビニールを巻く。今年買ったビニールは1巻2000円という高値だったが、なんだかすこし濁っていて、しかも中央に「セキスイ ビニール」などと青い字で印刷されていて、「くそっ、よけいなことを・・」と鼻白む。ビニール張りは今年はいい加減だった。排気ファンの動作確認、温度調節器の動作確認、加温用毛布と蛍光灯2本の動作確認、送風ファンの掃除と点検をした。

蘭を入れてみるとまあなんとか収まったという雰囲気だ。

 

 先日村上園芸にて購入した蘭「ネオラウセア」の素性調べ:手持ちの文献に見あたらないのでネットで調べる。綴りを想像して検索すると以下のものが引っかかった。

Neolauchea pulchella ネオラウケア プルケラ:ブラジルに1種が原生する、小型の着生種。花の幅は約1.5cm、秋〜冬咲き。栽培は容易で生育旺盛、コルクなどにつけ吊して作るとよい。異名:Isabelia pulchella イサベリア プルケラ」

 つぼみはしけてしまった。

 

 サイトの蘭のリストを改訂する。

 Cirr. fragrance: この蘭の記述を何にもしていなかったな、と思い書く。チェアリーダーのぽんぽんみたいな花が咲く。結構見応えがあった。プラポットが好きらしく、はみ出すのも好きらしい。水はたっぷり確保したいけれど、ぶらぶらすると花がよく出るとみた。バルボで咲かなかった奴はプラポットに換えた。

 

 蘭サイトは長い間ほったらかしになっていたためどこから手をつけて良いのかというほど記録がぶっ飛んでいる。2年少々さぼっているのである。記録の必要がそもそもあるのか、という話もあるが、まあ手をかければそれはそれなりに楽しい作業だったのである。まあおいおい満足の行く程度に手入れをしよう。

 

 Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’がまもなく開花である。昨年50日間開花したという記録を誇る。果たして今年はどのようなさきっぷりをみせてくれるのであろうか。今年は昨年より1ヶ月も早く、しかも開花期間中に正月をまたぐ。これが読めない。

 

 C. schroederae 'Carlos Arango×Popayan'が1月に咲く。例年劣悪な我が家のリビングでの環境でも比較的長く咲いてくれる、さすが原種カトレアの貫禄、という素晴らしい花である。今年は人には言えないようなずるをして特殊な環境を用意した。あの素晴らしい香りを40日以上味わおうというもくろみである。

 このカトレア、花の美しさ、花付き、香り、花もちなど、なにやら大変優れていると思うのだが一向に増えない。なぜここまで増えないのか謎だ。それゆえ、売られているものを見たのは1株きりであった。増えないことも長所といえなくもないが、こういう銘花はカトレアファンのためにも是非とも増えていただきたいものである。

 

リビングの棚のビニール張りはまた来週にしよう。師走はなんだか気分がせかせかする。ちょうど金曜日に大きな仕事が終わってしまい、激速で突っ走ってきたものを止めるわけにも行かず、せかせかと仕事をしていたが、土日で失活してしまったようである。おおむね意気の上がらない一ヶ月ではあったが、余分なお金もまったくないので遊ぶことは考えずにまたなにか強烈なお勉強案件でもこさえて走ろう。

 

学校でのケータイ禁止?。あったりまえやんけ、そんなもん。結構な進学校でも事業中に鳴って、「授業中電源切れっつっとんのに誰だ!」と先生が45分かけて「名乗り出ろ!」といっても誰も出てこなかったそうである。いまの高校生は級友に迷惑かけても知らん顔かいな?と唖然とした。月いくらかかっているのか?内心ほっとしているひとはいないか?。だいたいケータイで安全が図れると本気で思うてるわけ?。ガキに負けたらあかんよ。親世代はこれから大変なんだから、もう子供にケータイ言っている場合ではない。

 

12月6日(土)Cym. Lady Jewel開花

Cym. Lady Jewelシンビジウム・レディージュエルが開花した(123)。6花茎ある。過去最大規模、最速、いや最遅の開花かも。これほどの株でありながら開花場所に恵まれているとは言い難い。こんな季節にすまんのう、と思う。

寒波だ。それでも水やりをせねばと庭に出して日差しは心地よいが風はムチのようだ。シンビジウムが風でぶっ倒れた。

Paph. ? 'Yanai'が大変いい感じなので写真を撮っていたら手が寒さでおかしくなった。

水をしつこくぶっかけたらさっさと家の中に引き上げた。

 

夜が又寒い。更新が難儀だ。本日は全員の晩飯まで作ったので指の先がぱっくりと割れて痛い。主婦って大変だねえ。お好み焼きだったので全員の分1枚ずつやいていたら1時間以上かかってしまった。

 

図書館から借りて聴いていたある曲があって、昨年の8月だったか散歩しながら聞いていると、「なんかこれすごい曲なのではないか」とはまってしまった。はまるまで20回くらい聴いて、はまってから300回は聴いたと思う。聴くほどにすごい曲だと思う。以来調べてわかったのはジョン・コルトレーンのブルー・トレインとのことであった。なんでも1958年の録音だそうで、「生まれてねえし」というくらい昔のことだ。ジョン・コルトレーンは有名なサックス奏者だそうで、この曲は数多くのCDに収録されているそうだ。ある本によると、彼は自身が有名になることを知らずに世を去ったそうである。レンタルCD屋でみると名盤とされる彼の楽曲が貸し出されていた。

 

12月5日(金)Den. ? 'Hanakoujou'開花

Den. ? 'Hanakoujou'デンドロビウム ’花工場’が開花した(122)。前回の開花分(9月26日開花)がまだ咲いているのであるが、開花規定を改正し、1ヶ月以上開いていれば開花としてカウントすることとした。

 

昨日からBlc.Chia Lin ‘Shin Shyn’のつぼみが「犬神家の一族でみた湖面の足」っぽく立っていたものが、水平に傾きだした(何を言い出すのこのオジサンは(^^;)。

Lyc. Jim Riopelleのつぼみは1ダースになった。

 

12月2日(火)Masd. Red Barron及びSlc. Yeong-Huei Chen‘Selection’開花

Masd. Red Barronマスデバリア・レッドバロン及びSlc. Yeong-Huei Chen‘Selection’ ソフロレリオカトレア・ヨン・フェイ・チェン‘セレクション’が開花した(120-21)。

 

Lyc. Jim Riopelleの花芽は10を超えて出てきているように見える。直径4cmのバルブ3つに40cmの葉が2枚ずつついて壮観だ。これはすごい開花になりそうだ。

 

11月30日(日)Cyc. barthiorum ‘Pink Dove’及びDen. Arika開花

キクノケス・バルシオラム‘ピンクドーブ’ 及びDen. Arikaが開花した(118-9)。昨年花芽がでかけてしけてしまった。昨年よりは大きくなっている。

2006年167件の開花が、2007年148件、今年は120件程度になる。120でも十分と思うので、それ以前が異様に多い。

 

本日Paph.「宝塚」が枯れてしまった。春に素晴らしい開花20080412をしたのち、強風でおっこちて負傷してしまい、そのまま弱って枯れてしまった。滅多に咲かないパフィオだったが、実に惜しいことをした。

 

昨日500円で買ってきた2MBのSDメモリーが近所の店で380円になっていた。4GBは880円になった。関心を持っていた500GBのHDDは5000円台になり、なにやらパソコン関連製品がやたら安くなっていないかと思う。昨日300円と500円で買ってきたメモリ512MBのうち1枚をノートパソコンに入れて動作を確認した。なにやら動いているがパソコンが速くなっているかどうかは不明。このパソコンのメモリは523MBらしい。メモリ1GB1枚3000円だったが、別にそうまでしてパソコンをいじりたくはない。

 

11月29日(土)C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’開花

C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’が開花した(117)。夏冬開花してくれるようになった。

Slc. Rimfireのつぼみがしけたようだ。新芽もしけたので、まいった。良い花だったので実に惜しい。

 

また性懲りもなく日本橋に行って来た。休みというとなにをして遊んだものかアイデアがない。それで刺激の強い日本橋で最新のテクノロジーとやらを見物に行くのであるが、もっぱら変なものばかり見ている。まずフィギュアが目に付く。アニメの登場人物らしい、概しておっぱいのおおきなお姉さんをかたどったプラスチックの人形である。そのスジの男心、いわゆる「萌え」をくすぐる仕掛けが随所に施されている。だが、現実の女性はこういう空想の産物とはかけ離れている。まず毛深くて、肌もそれほどつるつるぷよぷよという雰囲気ではない。男性も女性もつるつるぷよぷよにある種幻想を持っているらしいがそういうのは実生活ではまったく気にならないもので、現代人が脳みそのなかの考えにこだわりすぎているだけのことであるなあと思えた。なぜかフィギュアには「如意輪観音像」「帝釈天」「弥勒菩薩」など仏像シリーズがあった。「帝釈天」は京都の東寺のものに似ているが、実物の雰囲気が乏しい。中古ノートパソコンは2万円程度で仕事に十分使えるモノが出回っていた。昨日まで、これでもかと言うほど書いたり描いたりプロットしたり計算したりしたが、パソコンというのはそういうことを少々古い機種でもさくさくこなしてくれる時代になったのである。そういう意味では最新機種というのはなにを目指しているのだろう、ひょっとして遊ぶことばっかり?家電化してゆくのか、と思えてくる。かつては、パソコンの能力が低く、その能力のめざましい進歩のため期待が大きく、パソコン関連製品は高価だった。昔メモリ16MBを9000円で買った覚えがある。それでも、ああ安くなった、ありがたい、という感覚だった。もうそういう大金をかけてまで買いたいモノがないのが寂しい。3万円ほどで最新パソコンを組み立てられるのではあるが、今の興味は、今使っているこの古いパソコンでどこまでやれるのか、いつまで使えるのか、ということである。本日は、中古のノート用のメモリ512MBを300円で買った。また、2GBのSDメモリを500円でかった。デジカメに入れると残枚数5000枚を超える。そんなにはいらないねえ。

 

11月28日(金)

 Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’のつぼみがシースから出てきた。落っことして葉を折ってしまい、シースにも折れ目が入っていたが、中のつぼみは無事だったようだ。3年連続の開花で、今年も過去最高の出来である。

 今年は過去最高のラッシュで、バンダ2株が揃い咲きして15輪の花束で咲き誇っているのをはじめ、デンファレは軒並み1株花茎5本だの、2株で50輪だの、夏冬開花が3株だの、好景気に沸いている。

 パフィオも1株3花が過去最高のPaph. ? 'Yanai'や、いくつかつぼみ花芽がでている。

 極めつけは3つのバルブに大きな葉を茂らせているLyc. Jim Riopelleで、花芽が9つあり、これが全部咲いたら壮観だろう。

 C. schroederae 'Carlos Arango×Popayan'カトレア・シュレデレのシース二つにつぼみの影が見える。また2輪ずつの開花だとすれば、ここ3年間4輪開花で安定していることになる。4年連続開花というのもたいしたものだ。今回は生育場所を変えたので、開花日数50日を期待している。

 

 「本日、小島義男さんの温室にやってきました。」

 「うわ、いきなりなんですか。ひさしぶりにいちびってませんか」

 「あのよしおさんですか。それにしちゃ老けてますけど」

 「あたりまえでしょ。あんた小島よしおなんて名前けっこういると思いませんか」

 「そうですねえ。ちっとも似てませんねえ。禿げてるし、おなかでてるし」

 「ほっとけぇ!」

 「それにしてもたくさんありますねえ。蘭が。BlcだのLcだのがたくさんありますけど、これってRscやらScやらになったんじゃなかったでしたっけ?」

 「うっ、それをいわれると、ああああああ、へたこいたぁー」

 「じゃんじゃんじゃんじゃん、じゃんじゃんじゃんじゃん、てか?」

 「うへへへへへへへへぇ、でぇへへへへへへぇ」

 「きもっ、服着ててもおなかゆれてきもっ。」

 「レリアがね、ソフロになったってぇ、でもそんなのかんけえねえ、おれにゃあ関係ねえ!」

 「ブラサボラがさあ、リンコになったってぇ、離婚じゃねえよ、リンコだよ。でもそんなのかんけえねえ、おれにゃあ関係ねえ!」

 「昔の人は、こまかく見て分類してたんですけどぉ、DNA調べたらそういうことになっちゃってぇ、もうすげーへたこいちゃってんの。でもそんなのかんけえねえ、おれにゃあ関係ねえ!」

 「もうわしもトシじゃけん、新しい横文字じゃことってもじゃなーが覚ちょれん、じゃけそげなんかんけいにゃー、わしにゃあ関係にゃー」

 「はい蘭友会でも、ラベルはそのまんま。昔の名前ででているぜ。ーキッド、育ててっと咲きゃ、それではっぴー、はーい、おっぱぴー

 「・・・・、あのー、小島さん、ちょっと古いんじゃあ」

 「あぁあぁあぁ、ファンだったんですぅ。」

 

11月27日(木)Den.? 'Royal'開花

Den.? 'Royal'が開花した(116)。今回花が大きくて発色がよろしいような。

 

11月26日(水)Calanthe 'Murakami'開花

Calanthe 'Murakami'が開花した(115)。結構優美な花だ。

 

三年間の総決算のような一日だった。この日にたどり着くまでが難行苦行の日々だった。大変に空の美しい日だった。家に帰って蘭を見ると、びっくりするほど大きく頼もしく成長していることに気が付いた。

 

11月23日(日)Paph. ? 'Yanai'(実は‘讃岐’)およびBulb. Elizabeth Ann開花

本日Paph. ? 'Yanai'(実は‘讃岐’)およびBulb. Elizabeth Annが開花(113-114)。後者はこの4月に戴いたもので、バックバルブから新芽が出たと思ったらあれよあれよと花まで咲いてくれた。1輪だけだったがありがたい。

 

夜中まで5時間ほど仕事をしてへろへろではあったが、起きて蘭を一部庭に出して、朝からI氏の家に行き、一緒に須磨離宮公園の神戸蘭友会蘭展に行った。景気後退の影響なのか、例年になく株が少なかったような印象を受ける。分け株の販売ではのオドント・ペンデュラの分け株を1000円で買った。どうもCuitlauzina pendula ‘Haru’ というものらしい。全体像 。本当にこの株かどうか調査中である。バックバルブから新芽が育って、あらたに新芽が3つでている。花芽は出やすい株のようで、すでに花芽の出たあとがある株もあった。

 

明石ダイキに村上園芸が来ていたのでそちらにも足を伸ばす。魅力的なセロジネsp500円に手を出す。さらに??500円を手に入れ、バルボspにもてをだした。

昼食にザめしや、に寄ったものの、空腹のためよけいなモノに手を出しすぎて散財した。

明幸園が近いので寄って水苔と2号鉢の補充10個360円を買った。

家までおくってもらい、田舎から送ってもらった激甘みかんと、畑で栽培した綿、庭に生えている激甘のステビアを話題にお茶をして過ごした。

仕事のしすぎなのか、歯痛が続く。頭痛薬を飲んで本日も激突するのであった。

 

11月22日(土)

天気がよく気温も高いので屋外に出して水やりをした。

カトレアのつぼみ4種、パフィオ2種、デンファレ3種、シクノチェス、マスデ、リカステ、バルボなどがあるが、この寒波で足踏み状態である。しけなければよいが。

 

11月18日(火)Den. Jacqueline Thomas x bigibbum開花

Den. Jacqueline Thomas x bigibbumBが開花した。この株は、変な花びらが特徴のデンファレだったが、株分け後ごくまともなデンファレになってしまった。それゆえ区別のため“B”をつけている。

 

11月16日(日)

発送:茨城県O様分:送料1370円(ありゃ、ちょっと高くなったか。箱の大きさはあまり変わらないような気がしたのだけれど)

Den. Kurenai '薄化粧' 高芽&花芽付き
Den. '実家'(仮称) 純白の花、春に咲くかも
Max. picta 花芽付き

Lc. Elcerrito : レリオカトレア エルセリト バックバルブ株。2作開花か

Bc. Okamodosaブラッソカトレア・オカモドサ  なかなか咲いてくれないので放出。

Dendrochilum spデンドロキラムSP

C. Sea Breaze 'Fellrath's Pride' 未だ咲いた試しなし

Trgdm. obtsusum 作開花かな

Den. tortile ? デンドロビウム・トルチレ 高芽株。開花記録のない株。

C. schroederae 'Carlos Arango×Popayan'カトレア・シュレデレ :バックバルブでいつまでも芽がでない。芽が出ればもうけ。

Pleurothallis tribuloides   プレウロタリス・トリビュロイデス :律儀によく咲く。

以上11株。

 

 トレイを1つ屋外に出し忘れていたのに気が付いて、出して水やりをしておいたあとで、別のトレイを収容しようとしたら、そのトレイにぶら下がっていた蘭がひっかかって、Blc.Chia Lin ‘Shin Shyn’ ブラソレリオカトレア・チアリン‘シンシン’を落っことしてしまった。手にしていたトレイを置いて駆けつけてみると、シースのあるバルブの葉が折れて裂けていた。折れを元に戻すと裂け目がなんとかひっついてくれたのがわかった。蘭の葉はどこか切れていてもうまく迂回して水と栄養分のやりとりをするようなところがあるから、あまりひどいことにはならないように思えた。シースには折れた形跡はない。このシースはずっと中が見えなくてつぼみの有無はよくわからなかった。その後新芽が出てきたので今年は花が見られないのではなかろうかとやきもきしていた。シースをすかしてみると今日はくっきりと2つのつぼみが見えた。昨年1輪ですごいインパクトだったが、今年は2輪咲くだろうか。落っことしたことでダメージを受けていないだろうか。再発防止のため、鉢にぴったりくるトレイに移した。大輪のカトレアは、1花茎に1輪でもありがたいが、2輪咲くことが多い。今年はバルブが充実しているから2輪きたのであろう。個人的に最もかっこいい咲き方と考えているのは、3輪がそれぞれ直交した向きに咲く「阿修羅咲き」だ。蘭友会などでそういうすごいかっこいい咲き方をしている株を見る。そういう咲き方を見るまでちょっと手放せない株なのだが、毎年おっことすというのは論外である。

 

 秋の余剰株譲渡が完了した。発送にあたり住所を書いた紙等をどこにやったものかわからず、探して右往左往したため、この度顧客管理用ワークシートを作成した。宅急便で蘭を差し上げた方は7名にのぼっており、いずれもお顔や年齢は不詳である。こういう個人情報のデータは流出すると個人情報保護法に抵触するので厳重に管理する必要がある。まあファイル交換ソフトなどは触ったことがないからその線からは漏れない。

 

 本サイトで「余剰株でお困りでしたら、送って下さい(送料はご負担下さい)」などというおそろしげで不届きなお願いをしたことはない。蘭が増えすぎてもらって欲しいと思っている人は世の中にいるだろうが、そこへつけ込んで蘭をせしめるというのはちょっといかがなものか、と思う。そういうことをして「珍しい蘭を手に入れた」などと喜んでいるとなんだかばちが当たりそうな気がする。

望ましいモデルとしては、掲示板等で、「これこれの蘭あります、送料を負担していただけるのなら、お送りします」というメッセージをメールアドレスとともに掲示すれば、そのメールアドレスを介してやりとりが行われるのではないだろうか。

 蘭を譲渡する場合の障害の一つは、「めんどくさい」ということにつきるのだろう。このサイトでは、蘭があまりにも多く、コンビニがすこぶる近かったため頻繁に発送するうちに、手続きに慣れてしまった。コンビニで着払い伝票をもらい、先方の名前、住所、電話番号、自分の名前、住所、電話番号、を書き、品名に「蘭(植物)」と書き、「なまもの」に○をつける。あらかじめ先方から到着希望日と時間を聞いて置いて選んでおく。たいした手間ではない。

 もう一つの障害は、「先方がひょっとしてクレーマーだったらどうしよう」という心配である。現代社会では結構わやな人がいて、いいかげんで、わがままで、ひどい人がいる、という心配をすることもあるかもしれない。そういうのはメールの文面をみて判断し、「俺様がそだててやろう、送るがよい」などと書いてきて「なんかこいつやばそう」とおもったら「すみません、もう決まってしまいました」とかいってやんわりと断るという手がある。まあこれまでそういうことはなかったので蘭をやっている人はそう無茶な人はいないと思う。

 お返しに蘭をいただくというのは大きなメリットだと思う。自分のところではもうよく見た蘭でも、人のところからくるとはじめて見る原種や交配種であることが多く、そのわくわく度といったらない。人が手塩にかけて育てた株は買ってきた株よりもなにやらよく咲いてくれるように感じられる。

 

大麻栽培が流行ってますよねえ。家の中で電灯あてて栽培しているそうですね。私も蘭相手に似たようなことをしてますから世間から見ると怪しいおじさんみたいに見えるんじゃないでしょうか。

栽培が発覚した事例の一つが、電気施設の発熱によるぼやだった、という点が見逃せませんでした。うちでは手作りのワーディアンケースぽいものを使用しているので、電気の扱いがちとあぶなかしいのではないか、と思えたのです。ちゃんとしたワーディアンケースを購入して、ちゃんと使っていれば問題はないでしょう。電気や水など、冬ごもりに備えて十分保守点検をしておきたいものです。

薬と言えば、私は頭痛薬EVEを飲むと「思考すっきり爽快、能率劇的アップ、うははははははすげーはかどる」という性質があって、飲めば仕事がはかどることはわかるんですが、ちょっと頭が痛いときでも服用はがまんしますね。ここ一番にくすりにたよるようなことを続けているとどうなるでしょうか。「このくすりをのめばポジティブに物事を考えられて気分良く仕事が出来ます」というのを国を挙げてやっていたところがあります。ビジネスの重圧で不安になる心を薬で奮い立たせてやばい商いをやってきたんですね。その結果自国の代表的産業すらあやうくなっているわけです。不安になる、というのは立ち止まって考える、なにかまずいところはないか、と考える機会ですから、そういうのを薬でごまかしてしまうと、いろんなまやかしごまかしが蓄積して世界の大迷惑国家となってしまったわけです。ちょっとおもしろくないからといって薬をやってみようか、と考えたりしてはいけません。

 

11月15日(土)Den. ? 'Takarazuka Red'開花

Den. ? 'Takarazuka Red'デンドロビウム 「宝塚赤」が開花した(112)。 

 

 兵庫県M氏に蘭19株を発送した。段ボールが大きいので心配になり、コンビニに持ち込んで聞いてみたりもした。大きな株を新聞紙で簀巻きにして底に敷き、その上にトレイをすっぽりと入れ、それに株を並べるという面白い方式だった。トレイがすっぽり入る段ボールというのがまた驚いた。こんなにも多くの株を送れるのか。

日曜18-20時到着予定、着払い送料1480円とか。

Coelia bellaセリア ベラ うちでは咲いてくれない。

Ornithophora radicanseオルニソフォーラ・ラディカンス 定番在庫。

Pleione maculateプレイオネ・マクラタ 秋咲き。

Spathoglottis affinisスパソグロッティス アフィニス 分け球根。在庫多数。

Lyc. aromaticaリカステ・アロマティカ  

Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGAブラッシア・エターナルウインド サマードリーム 分け株 

Epi. pentotisエピデンドラム・ペントティス  

Cirr. fragranceシルホペタラム・フラグランス 

Den. fimbriatum var. oculatumデンドロビウム・フィンブリアタム: 高芽取り。

Onc. phymatochilum オンシジウム・フィマトキルム

Onc. obryzatumオンシジウム オブリザタム

Prosthechea radiataプロステケア(エピデンドラム、エンシクリア)) ラディアタ

Gongora galeataゴンゴラ・ガレアータ 

Liparis griffthii 1作開花かな
Trgdm. obtsusum 1作開花かな

B. flegrance 未だ咲いた試しなし

L. lundii

Coel. speciosa: 

L. anceps 'charlotte' 未だ咲いた試しなし

 

ドラコンボールというコンポストを使用したデンファレがいくつか不調だったため植え替えた。いろいろ多くを植え替えた。水苔がなくなってしまった。ふと気が付くと、焼きリサイクル鉢も残りが少なくなっている。このたび40鉢も出荷したわけで、単純に考えて40個の素焼鉢が流出しているわけである。1つ40円でも1600円分だ。まあこのくらいならいいかと思える。貿易のおかげで多数の珍しい蘭を見ることが出来たのだから。

 

蘭の冬越しに必要なビニールのシートを買いに農協に行った。かつて980円で買った記憶がある。7年近く使ってきた。135cm幅で一巻100mくらいあったものらしい。断熱性がよく、霧吹きで水をやっても外に漏らすことがなくて重宝するのだ。同じモノかどうかわからないが、今では2100円もする。あああ、すごい値段だ。今年最大級の高額商品ではないだろうか。今月の小遣いはこれでマイナス3000円(使い越し)に達してしまった。

 

11月14日(金)

あれ?、このところ何か咲いただろうか。

なんか、掲示板に詳しい書き込みがはいってるなあ。このサイトも容量不足でぼろぼろだから若い人にがんばって欲しいものである。

 

 

発送待機:茨城県O様分

Den. Kurenai '薄化粧' 高芽&花芽付き
Den. '実家'(仮称) 純白の花、春に咲くかも
Max. picta 花芽付き

Lc. Elcerrito : レリオカトレア エルセリト バックバルブ株。2作開花か

Bc. Okamodosaブラッソカトレア・オカモドサ  なかなか咲いてくれないので放出。

Dendrochilum spデンドロキラムSP

あらかた優先的に先客に持ってゆかれたため、少々少ない。

今少し余裕があるので、以下の在庫余剰株リストをみてもらって選びなおしていただく予定。いや、在庫の再チェックをしよう。しばしお待ちを。日曜に発送できればいいが。月曜になぜか茨城県つくば市にゆくんだわなあ。まあついでに持ってゆくことは出来ないが。

Ceratostylis rubra ケラトスティリス・ルブラ 

Den.?‘WhitePurple’ デンドロビウム 「白紫」 

Den. Formidible ‘Ryouma’ デンドロビウム フォーミディブル ’竜馬’高芽 

C. Sea Breaze 'Fellrath's Pride' 未だ咲いた試しなし

Trgdm. obtsusum 1作開花かな

 

今週ほんとマジきつかったぞ。これからが正念場だが。猛烈なスピードで仕事をこなしているため、欲張って蘭の発送をやったり、懸案をどんどこかたづけているが、頭の片隅で「やべえよ、まじやべえ。こんなことしてるばあいじゃねえだろう。はんぱねえ作業量あんだぞこれ、よそ見してる暇ねえじゃん」というように脱線の日々だった。そこへもってきてこれでもかというほど邪魔な仕事が入る。それも快刀乱麻のようにやっつけはした。どんどん加速してる。もう跳ぶしかない。

ゴスペラーズなるグループだったかが歌うスカイハイという曲をアニメ「のだめカンタービレ」の主題歌として聴いた。美しいメロディだが、はて、どこかで聴いたような。Rachmaninov Piano Concerto 2 in C minor Op18の 3楽章の2分と7分と11分目くらいにその旋律はあった。原曲は感動的に素晴らしい。この曲は本当になんやかんやによくつかわれている。「のだめ」のエンディングはボレロで、これもまたよろしい。まあそういうスカイハイな気分である。

だが昨日職場のイントラのパスワードが受け付けてもらえなくて愕然とした。毎日入力していたパスワードの数字の部分がわからなくなっていたのだ。こういうことがあるのか。やべえ、まじ仕事やりすぎだぜ。ちょっととばしすぎだったかなあ。まあでも2時には寝てるし、7時にはすっきり目も覚めて、快食、快便、なにをくってもうまい。ああなんだか世界が美しく見える。これをランナーズハイというのだろうか。

ときどきどろーんとブルースに落ち込むことがある。Bag’s Grooveというスタンダードナンバーを, Manhattan Jazz Quintet Reunionによる演奏で アルバムManhattan Bluesの7曲目。ほんとこれしびれるほどいい。なんとまあ十二指腸にボンボン響くベース、おなかがあたたかくなるサックス、脳髄にすかーんとくるトランペット、ちょっと切ないピアノ、ドラムの強弱が絶妙だった。ああ、JAZZはいいねえ。

駅まで800mを7分で走った。なんだか足まで速くなってきた。走りながら「科学忍法火の鳥」なるものを思い出していた。

 

11月9日(日)Barkeria skinneri開花

庭に展開していると、Barkeria skinneriバーケリア スキンネリが開花していた(111)。何年経ってもあまり大きくならず、律儀に花が咲き、長期間咲き続ける結構な蘭である。また、つぼみのあるSlc. Rimfireの新芽が不調になっていた。こりゃこまったなあ。

 

2008年4月24日四国N氏よりいただいたBulb.エリザベスアンのバックバルブから新芽が育ち、早くもつぼみが出てきた。もらったときには新芽が出ることすら怪しそうだったのだが、ここまでやってくれるかと驚く。

 

宅急便に朝からつめこんで栃木県T氏に発送した。着払い送料は1160円。到着は、10日の午後18時から20時の間を予定。

C. lueddemanniana ‘Royal Flash’ x coerulea ‘Sigui’ カトレア・ルデマニアナ

Dial. Mizoguchi 'Princess Kiko’BM/JOGAディアレリア・ミゾグチプリンセスキコ 分け株

C. walkeriana var. coeruleaカトレア ワルケリアナ 分株。

Incdm. Popcorn‘Haruri’ :イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’ 

Pleione maculateプレイオネ・マクラタ 秋咲き。

Spathoglottis affinisスパソグロッティス アフィニス 分け球根。

Lyc. aromaticaリカステ・アロマティカ  

Epi. pentotisエピデンドラム・ペントティス  

C. harrisonianaカトレア ハリソニアナ バックバルブ株

Ceratostylis rubra ケラトスティリス・ルブラ  

Den. moniliforme Misuzuセッコク 美鈴系 

Lyc. Jim Riopelleリカステ ジムリオペレ 

Den. aphrodite :おまけの高芽株。

 

着払い伝票を8枚ももらってきた。別途スーパーから箱を2つもらってきた。蘭発送の場合、箱の縦横高さの合計で送料が決まる。ちょっと箱が大きくなったようで次回の送料が気になる。

 

蘭の譲渡株がたくさんでたというI氏の家におじゃましてみると、先週送り出したC. labiataの分け株が咲いていた。昨年贈ったもので、2.5号鉢からあの大きな香り高い花が咲いていた。I氏の家もとぎれることなく蘭が咲き、つぼみがついたカトレアも4鉢ほど見かけた。

庭に大きな棚があってこの寒いのにまだ屋外にいて、本日家の中に取り込む予定とのことだった。

余剰株は次々と現れ、帰る頃には2トレイにいっぱいになっていた。

発送する株以外に私がもらい受けたのは以下の通り

. crispa 'Paris' self 未だ咲いた試しなし :レリア・クリスパとはめずらしいものが手に入った。
C. Lynn Spencer '
Pearl' HCC/AOS 未だ咲いた試しなし

C. lueddemanniana : 贈ったC. lueddemanniana ‘Royal Flash’ x coerulea ‘Sigui’のお代わりにもらってきた。
Epi. allemanoides 花が終ったばかり

Coel. intermedia

Pholidota uraiensis

Phal. : 贈ったものの高芽を逆輸入。

Coel. lontigia:

Den. friendricksianum

Max. clutipes

Gon. : 交配種のゴンゴラ。少々不調。

Blc. King of Taiwan 1作開花かも

 珍しい蘭がたっぷりただでもらえるというのは実にありがたい。発送して余裕が出来て気がゆるんだためかたっぷりもらってしまった。

 

あらたに発送に回す株

L. lundii

Coel. speciosa: 

Lc. Elcerrito : レリオカトレア エルセリト バックバルブ株。2作開花か

L. anceps 'charlotte' 未だ咲いた試しなし

Bc. Okamodosaブラッソカトレア・オカモドサ  なかなか咲いてくれないので放出。

 

 切らしてしまったビニールシートの補充のために農協に行ったところ1巻3600円というものしかなくて逃げるように帰ってきた。980円で買って7年くらい使っていたように思う。恐ろしく高くなった。

 

11月8日(土)

ハードな一週間だったが本日も少々きつかった。

 

蘭を下さいという引き合いがあり、新規開拓というのは少々楽しい。しかし、多くの人から引き合いが来るまえに、譲渡株にも限りがあるため、秋の放出分はあと3便で終了と掲示板で宣言した。

 

伊東さんが譲渡株リストを公開してくださった。一部がおーちゃんさんからひきあいがあり、それ以外の持っていない種類はごっそりいただいてしまう。こういうのは言ったもん勝ちというところはある。

L. crispa 'Paris' self 未だ咲いた試しなし
C. Lynn Spencer '
Pearl' HCC/AOS 未だ咲いた試しなし
L. anceps 'charlotte' 未だ咲いた試しなし
Blc. King of
Taiwan 1作開花かも
Epi. allemanoides 花が終ったばかり

うち譲渡予定案 おーちゃんさん用

Den. Kurenai '薄化粧' 高芽&花芽付き
Den. '実家'(仮称) 純白の花、春に咲くかも
Max. picta 花芽付き

我が家の増発分

Ceratostylis rubra ケラトスティリス・ルブラ  

Den. Formidible ‘Ryouma’ デンドロビウム フォーミディブル ’竜馬’高芽 

Prosthechea cochleataプロステケア(エピデンドラム(エンシクリア)) コクレアタム

Dendrochilum spデンドロキラムSP

Den.?‘WhitePurple’ デンドロビウム 「白紫」 

 

 

本サイトにおける譲渡株の要件というのは、既に咲いて十分データが残せている株であり、できれば異動先でよく咲いてくれそうな株、または我が家では咲きにくいが異動先では開花の可能性が高い株、としている。うちで枯れそうな蘭でも先方で生存の可能性があるならばお願いしてもらっていただく、という例もあった。出したくない株は、開花のデータがない株、または、害虫や病気が明らかに認められるもの、である。

 

明日発送予定の蘭(栃木県T様分)

C. lueddemanniana ‘Royal Flash’ x coerulea ‘Sigui’ カトレア・ルデマニアナ

Dial. Mizoguchi 'Princess Kiko’BM/JOGAディアレリア・ミゾグチプリンセスキコ 分け株

C. walkeriana var. coeruleaカトレア ワルケリアナ 分株。

Incdm. Popcorn‘Haruri’ :イオノシジウム・ポップコーン‘ハルリ’ 

Pleione maculateプレイオネ・マクラタ 秋咲き。

Spathoglottis affinisスパソグロッティス アフィニス 分け球根。

Lyc. aromaticaリカステ・アロマティカ  

Epi. pentotisエピデンドラム・ペントティス  

C. harrisonianaカトレア ハリソニアナ バックバルブ株

Ceratostylis rubra ケラトスティリス・ルブラ  

Den. moniliforme Misuzuセッコク 美鈴系 

Lyc. Jim Riopelleリカステ ジムリオペレ 

 

 

新規譲渡予定案(掲示板M様用):お選び下さい

Coelia bellaセリア ベラ うちでは咲いてくれない。

Ornithophora radicanseオルニソフォーラ・ラディカンス 定番在庫。

Pleione maculateプレイオネ・マクラタ 秋咲き。

Spathoglottis affinisスパソグロッティス アフィニス 分け球根。在庫多数。

Lyc. aromaticaリカステ・アロマティカ  

Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGAブラッシア・エターナルウインド サマードリーム 分け株 

Epi. pentotisエピデンドラム・ペントティス  

Calanthe ? エビネ 交配種   

Cirr. fragranceシルホペタラム・フラグランス 

Den. fimbriatum var. oculatumデンドロビウム・フィンブリアタム: 高芽取り。

Onc. phymatochilum オンシジウム・フィマトキルム

Onc. obryzatumオンシジウム オブリザタム

Prosthechea radiataプロステケア(エピデンドラム、エンシクリア)) ラディアタ

Gongora galeataゴンゴラ・ガレアータ 

I氏放出株から

C. Sea Breaze 'Fellrath's Pride' 未だ咲いた試しなし

Liparis griffthii 1作開花かな
Trgdm. obtsusum 1作開花かな

B. flegrance 未だ咲いた試しなし

 

11月3日(月)

蘭をもらってくださる先方から、選んで送って下さいとのご返事をいただいたので、箱の許す限りおすすめの蘭を詰め込んで発送した。9株。ネット上で画像検索をすると1位にでてくる原種が3つはいっている。

茨城県O様への異動発令

C. maxima 'Yamadori'カトレア・マキシマ 分株

Den. aggregatumデンドロビウム・アグレガツム  

Dial. Mizoguchi 'Princess Kiko’BM/JOGAディアレリア・ミゾグチ ‘プリンセスキコ‘ 分け株

Brs. Eternal Wind ‘Summer Dream’ SM/JOGAブラッシア・エターナルウインド ‘サマードリーム’ 分け株 

Lyc. aromaticaリカステ・アロマティカ  分け株 

Cattreya 'Takarazuka Kaori'カトレア宝塚香   

Slc. Mavicana ‘Red Nail’ ソフロレリオカトレア マビカナ ‘レッドネイル’  

Slc. Kagaribi Dawm ‘Red Star’ BM/JOGAソフロレリオカトレア カガリビドーン ‘レッドスター’  

C. labiataカトレア ラビアタ  

 

次は栃木県T氏からの返事待ちであった。

 

11月2日(日)

蘭を庭に展開して水やりをして日光に当てた。

 

譲渡株の営業活動(?)をはじめている。1件目は注文が少なかった。株取引が低調だとストックフロー(株の流れ)が低下して本サイトなどは活動が鈍るのである。世界的株安の影響を受けたのであろうか。こんな状況だから蘭どころじゃないというのもわからないではない。含み損をおそれて株を出来るだけ手放そう、と考えているわけではないのだが、この冬は、というよりまあ慢性的に株を減らしたいという欲求はあるのである。春に大変よい株を数多くいただいた。秋にはむっちり肥えた株や分け株を輸出するということでなにやら多くの種類の蘭を手がけてきたのである(手にかけてきた、わけではない。たぶん・・・)。

営業活動に力を入れる余裕はない。少なくとも今年はない。非営利なので純粋に蘭のためにやっている。ただ、もらっていただける先方には多大な送料の費用負担をお願いしている。私の感覚では1000円を超えるとなかなかの大金である。そういう意味で費用発生を伴うこの活動は「なんかすまねえなあ」という気分で気が進まないのである。

 

どけちな私には楽しみというものは普通の方々よりは少ないのであろう。三日に一度という頻度で咲く蘭と、読書と仕事ぐらいだろうか。なにごとも楽しいばかりと言うことはなく、手間も時間もかかる。ネットやゲーム、ケータイというものは楽しみ足り得るとは思えない。お金を使っての楽しみには限界がある。実はたかがしれている。それゆえに薬物までやってしまう人が居るのであろうか。手間をかけている時間というのが意識はしていないものの実のところ脳みそが一番楽しんでいる時間なのかもしれない。現代は、楽しみというものを人々が誤解している可能性がある。脳みその喜ばせかたがへたくそな人が増えていることが、学力低下、浪費や犯罪の原因、と私は見ている。

小遣いの大半は家族に食われている。最近の楽しみは昼休憩に近所の八百屋に安い出物を買いに行くというものだった。桃見切り品5個200円、ネクタリン3個298円、ミネオラオレンジ20個200円、ぶどう1房200円、バナナ3kg105円、ムキクリ3袋105円、リンゴ11個105円、グレープフルーツルビー8個200円、丹波産クリ詰め放題(1.4kgだった)200円(クリご飯用に3人がむいて2時間かかった)、グレープフルーツ8個105円(すぐかびが出たが大変美味だった。防かび剤がついていないようだ)、見切り品西洋なし3個入り150円、モロッコ産松茸(小12本)298円(焼き松茸、茶碗蒸しなどにした)などなど毎日なにかしら恐ろしく安くておいしいものがあった。安くておいしいものが手に入るというのはありがたいことである。しかしこの店から200m先に宅間守があの惨劇を引き起こした場所があるのである。

惨劇といえば、先週はクルマで会社員を引きずっていったコースを横切った。路面に見えたあのうっすらしたすじがそれだったのだろうか。私はかの犯人を呪っている。帰りは電車が激突したマンションの横を通って帰った。あぶない世の中に生きているわけである。一方この一ヶ月間私は種々の災難や失敗に見舞われ続けている。なんとかリカバーしてやり過ごしてきたが、いろいろときつい思いをした。この世は無常である。いつどんな目に遭うか先のことはわからない。ここしばらくは辛抱して逃げずに事に当たるしかないようである。

 

11月1日(Epi. boothii開花

Epi. boothiiエピデンドラム・ブーシーが開花した(110)。

久しぶりに蘭をしっかり庭に展開して水やりをして日光に当てた。

譲渡株の選抜を行う。2トレイを目標に選ぶ。

 

 

これ以前の日誌(2008年10月31日以前)

 

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