蘭馬鹿日誌2020年および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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2020年3月29日(日)

 カトレアのつぼみが大きくなってきた。これどんな花だっただろうか。デンドロもくたっとなって盛りを過ぎたようだ。強風で水仙も盛りを過ぎ、チューリップの多くが色づいてきた。

 

 感染者のグラフって、オーバーシュート始まっとるように見える。これはやばい。「98日後に死ぬわし」ってあるかも。54年の人生でこんだけ大規模にやばいのは初めてだ。「コロナなんか秒で殺す」なんて書いてましたけど嘘です。びびってます。

 とっとと都市封鎖、自宅待機を命令できる法案を通して家から出るなと命じてほしい。おうちで読書していたい。

将来のある若い人に申し上げたい。子供3人を足りないから一つの死体袋にいれるほどヤバいウイルスという動画(真偽不明)もあるほど、未知のやばさがある。ご自身も危ないし、あなたの将来の恋人、友達、おかんとかおとんとかじいさんばあさん、恩師、上司が危険にさらされているばかりか、自分が将来務める会社、お世話になる社会、国家に大打撃をあたえたあげく、その打撃が長期間にわたるし、それが自分の生活を直接に脅かしているということを考えていただきたい。もちろん考えなしのじじいもいるだろうけどそういうアホは数が少ない。けど若い人の自由になる時間と元気とつるむ力をフル稼働すればコロナウイルスの蔓延はとても効率的になってしまう。悪いことはいわないからあの素敵なところもすこしはある東京、大阪、横浜、名古屋、福岡をぶっ壊さないでほしい。これからつらい時代になるとおもうけど、希望をもって生きてください。

 

娘のリクエストで餃子をつくる。この勤め人は、昨日のたこ焼き1282時間の調理につづき、本日は餃子60個と、おやじをこき使いやがる。漫画「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」のアーニャみたいにかわいい時代もあったが、いまやリビングに転がるトドみたいである。

他に、飲むヨーグルトを1Lつくり、納豆を仕込んだ。一日ひきこもって暮らしていた。

 

2020年3月28日(土)

 デンドロも盛りを過ぎたようだ。水仙が盛りで、チューリップがぽつぽつ咲き出した。

 

 東京で60名と5割増しで増えて、千葉でどばっと58名の集団感染がでてきた。

 月曜日から大学の先生たちとネットで会議なのだけれど、先生がたや我々は職場にいってもいい状況なのであろうか。正直さぼりてー、と思う。関西でもどばっと増えそうでいやだ。

 

 Youtubeで「復活の日Virus」という小松左京原作1980年の映画のダイジェストが流れてきた。小学生のころテレビで見てすごい映画だったという印象がある。東ドイツの細菌兵器研究所から開発されたヤバいウイルスが持ち出され、それが事故でばらまかれてしまい、南極にいた人類以外みんな死んじゃうという内容。「ミラノで感染が始まる」シーンに予言ぽいものを感じる。「東京湾で潜水艦がドローンぽいものを飛ばす」シーンも、ドローンのどの字もなかった40年前にそういうものを使っている発想がすごいと思う。SF作家ってすげえなあ。

 外岡立人著「マスメディアが報じない 新型インフルエンザの真実」中央公論新社2012によれば、オランダの研究グループが、鳥インフルエンザの遺伝子をちょこちょこいじって「人人感染できるようにしたヤバい鳥インフルエンザつくりました」とNatureに論文掲載したという記述があった。隠れて研究されているとはおもうけど、そうかといってあからさまに研究発表されてもなあ。テロリストだって論文読んでいるだろうし、まことにもって恐ろしい世の中になったものである。サイエンスとして明かにされれば対策を考えることができると考えると、そこは頑張って防ぐ方法を考えないといけないわなあ。もちろんヤバいコロナウイルスについても研究されているだろう。(以下自己検閲削除8/18

 

2020年3月27日(金)

 蘭も咲いてくれているが、水仙が盛りで、チューリップがぽつぽつ咲き出した。

 ジャガイモの芽がでてきた。例年よりちょっと早い。

 

 「納豆がコロナの予防に効く」とのデマで、東京のスーパーで見かけなくなったようなことを聞いた。納豆は腸を整えて抵抗力を高める食品であるといわれているので、コロナに感染しても軽く済む可能性があると考えるとあながちデマというわけではないなあとおもう。

 自作の納豆500gはまもなくなくなりそう。毎日よく食べた。あの冴えない、「しまった買うんじゃなかった」という大豆が結構食えるのがありがたい。何もつけずに食べていたのだが、本日焼肉のたれを少し混ぜるとばくばく食べられることが分かった。来週の500gを仕込む。

 R-1という抵抗力を増すインフルエンザ予防に役立つとされるヨーグルトを100gの種から1.1kg作った。なぜかかみさんに気に入られてしまいぺろっと食べられてしまった。つくったヨーグルト100gを残してくれていたので、再度これを種に1Lの牛乳を加えて仕込んだ。Youtubeではヨーグルトメーカーで検索するとこのR-1をもっぱら増殖させていた。「やったことはないけど、繰り返し一部からヨーグルトをつくるとうまく固まらないようなことを聞いた」という。本当だろうか。たぶん問題ないとは思う。(かみさんがヤバそうと感じて廃棄されてしまった)

 

 今週の月曜だったか、阪急電車で出勤中、車内で今年大学を受けた高校生たちが車座になって談笑していた。マスクはしていたけど、声がでかくて、笑って噴き出すようなことを近距離で集まってやっていた。(昨夜のNHKスペシャルで、向かい合わせで会話すると飛沫が飛ぶ様子を可視化していたのをまあ見ていないのだろうなあ。こいつら「春が来た」ちゅう感じだなあ)。通勤する際、通ってくる市、三田、西宮、宝塚、川西、池田、全部コロナ感染者おんねん。しかもクラスターでて死人もでた病院まで500mに接近するのである。その最寄り駅で乗ってきたおっさんがわしの隣にすわりよんねん。それでもみんなごく普通の日常を過ごしている。スーパーにはいつも通りものがそろっていて、おいしそうなものが普段と変わらず並んでいるし、今日何作ろうかな、なんて普通に考えて生きているのである。

正直、世界の情勢から考えて、ものすごく油断しているように見える。なんかぬるいんじゃないかと感じてしまう。報道にある買いだめの話など、2か月前にコメを買いに行ったこっちからすると、いまごろそんなんじゃそうとう危機意識がひくかったんじゃね、とおもってしまう。

東京は都市封鎖をするくらい感染者がでるのだろうと思う。仕込みはすでにおわっていて、あとはどばどば感染者が出るのを待つ状態に見える。まあ東京の人はヤバいと思ったところから世界一頑張るからなんとかなるんでしょう。

 

100日後に死ぬわし」「100日後にはあの世にいくあんた」という気分で大事に生きてゆこうかと思う。

若い人、油断しているように見えるのだけど、2か月前の武漢から流れたとされる動画(真偽不明)をみるに、中には不運な若者も多くいたやに思う。誰にとっても死の危険性がある。

温暖なインドで都市封鎖が起きていることを考えると、気温はあまり関係なさそうで、インフルエンザと違って長期戦になりそう。免疫を持っていない人が大多数である限り、感染爆発がないとしても、いつまでもくすぶるだろう。(以下自己検閲削除8/18

 

イギリスの首相が感染、という報がながれる。志村けんの感染でびびっていたので、こりゃまたすごい人がとびびる。トランプさんとか習近平さんとか、大富豪も貧乏人もだれしも危険にさらされているのだなあ。タモリさんとか、井上陽水さんとか、荒井由実さんとか、筒井康隆さんとか母とか、義母とか、まだこの世にいてほしい人がたくさんいる。お世話になった人たちが失われてゆくのはつらい。

 

2020年3月25日(水)

 本日も咲いている花、デンドロ、カトレア、セロジネはきれいだ。庭の水仙が素晴らしい。

 

 ヨーグルトメーカー、山善製3473円送料込み、をアマゾンで購入した。先週の木曜日に届いて、3連休は発酵食品三昧だった。

 プレーンヨーグルトは、種になった普通のヨーグルトをコピーしたような味。カスピ海ヨーグルトっぽく糸を引く。普通にうまい。牛乳1Lでつくったので、すごい量あった。

 飲むヨーグルトを種にしたらとろみのあるのど越しの良い上品なヨーグルトになった。これも1L

 麹200g360円買ってきて、ごはん340gに水440gで甘酒を作った。おかゆみたいだ。お湯で伸ばして飲む。20杯くらいとれそう。上品な甘さ、米や麹がいいかんじでふやけてのど越しが良い。

 オークションで買った10s2990円の訳あり大豆を使って納豆を作った。訳あり大豆は皮の色が悪いし、粒が小さい。150g45円)の大豆を水に浸しておいたら、通常の枝豆くらいの大きさになった。納豆向けの小さな大豆だと思っていたのだが、思いのほか豆がでかい。圧力なべで煮ろとあったが、そんな気の利いた鍋はないので、普通の鍋で1時間ほど煮込んで、お湯を切って、納豆4分の1パックをまぜておき、45℃で24時間おいたところ(電気代12円)、すげーアンモニアくさいものができた。量もすごい。500gぐらいあるだろうか。納豆16パック分くらいありそう(500円相当)。冷やして醤油もつけずに食べる。新食感納豆というか、枝豆っぽい歯ごたえで、アンモニアくさい。アンモニアは雑菌によるものとされるので、もう少しあつあつの大豆の状態で納豆を混ぜればよかったと思う。1パック分量ほど食べて、「これ夜中に腹痛で目を覚ますんじゃないだろうか」と思うほど腐ったものっぽい食品に感じられた。以前、カマンベールチーズにあたって夜中に目を覚まして腹痛でビビっていたのを思い出す。翌朝結果的に何ともなく、朝食と晩飯に2パック量ずつたべて3日経った。食感が気に入って食べているが、なぜか醤油も何もつけずに、ほのかな臭さを感じつつよく噛んで食べる。これならなんとか過剰在庫の大豆を消費できそうである。

 なぜヨーグルトメーカーを買ったかといえば、「自宅待機」になっても食べ物に困らなくていいのではないかと思えたからである。大豆10sはものすごい量のおかずだと思う。

 

 「日本の年間の死者数」を検索すると厚生労働省の推計がひっかかって1376000人がお亡くなりになったそうである。一日3770人にもなる。その人達全員にコロナ検査をやったとしたら陽性になる人は、「陰性のひとが陽性と判定される率」を仮に少なく見積もって1%としたら(5%くらいらしいが)、38/日にもなる。もちろん日本のお医者様は多角的にみてコロナでお亡くなりになったかどうかしっかり判定して死亡診断書をお書きになるのであろう。

 何が言いたいかと言えば、どこかの国ですごい数検査しているけど、「陰性のひとが陽性と判定される率」が0でないとするなら、「陰性のひとが陽性と判定された人」がわんさとでるのだろうなあ。死者の数だって大盛にできる。(以下自己検閲削除8/18) 

 

 東京で急にわらわらでてきたなあ。世界の大都市が軒並み都市封鎖という状況で東京だけ普通に活動していたのが不思議だった。さすが東京、民度たけえ、と思っていたのである。地震でびくともせず、台風がきて、千葉や周辺の県ですごい被害が出ていても、ほぼ無傷だったりする鉄壁の首都だ。それが、いよいよくすぶりから発火に至るような感じか。

 世界で普通に手洗いができる人は40%とかいう。水が貴重な地域も多いらしい。石鹸が使えるのもぐっと減るだろう。

 果たして東京は都市封鎖を回避できるのだろうか。

 

2020年3月20日(金)

 デンドロ4鉢、カトレア1鉢、セロジネ2鉢が咲いてくれている。カトレアのつぼみ、花芽などがある。

 オークションを見ていると結構な株が500円くらいで送料も安く売られているようである。

 庭のチューリップが開花した。水仙は花盛りだ。

 

 昨日、仕事で仕込んだ反応系に液体窒素をぶっこみ、-30℃で反応を開始、翌日ろ過しようと攪拌しておいたのだが、本日が休みであることを失念していた。しかも「大阪―兵庫での不要不急の往来を自粛するように」というお達しを家に帰ってから知った。あーあ。攪拌を4日間か・・・。まあええでしょう。

 土曜日に金龍ラーメンを息子と食べに行くというのを楽しみにしていたのである。まあ感染なんて現状宝くじで1000万円当たるくらいの確率ではある。「でも、もし大阪に出かけて感染したら」⇒「経緯を聞かれる。うそをついて発覚すると社会的信用を失うので正直に話す」⇒「自粛をもとめられているのに不要不急の外出をして感染した責任を問われる」⇒「職場の閉鎖などが起きたうえで、軽率な行動についてねほりんぱほりん聞かれたうえ、おっかない上司、同僚から多大な軽蔑を受ける」⇒「やめよう・・・まじで」。

 こういうことを考えているから日本人は感染者が増えないのではないだろうか。

 住んでいる兵庫県って東京より感染者が増えそうで、なるほどやばいのかもしれない。それにしても東京が異常。中央線なんかあんなに混んでいるので、よその国のことを思うに10万人くらい感染者が出て地獄になっていても不思議がないのになんで130人。お、東京は本日ちょっと多めに感染者が出たか。別種のコロナウイルスにすでに感染済みで抗体を持っているとか特殊な事情があるのではないだろうか。西洋人がほいほい感染しているのに、日本人なんかおかしい。

 アメリカなんて50州すべてに感染が行き渡っている。どうやって配達しているのだろうか。青森、岩手、山形、鳥取、島根にしてもアラスカやサウスダコタよりは都会なんじゃないか。なぜこんなに感染者がでないのか。

 ウイルスの増殖を妨げるというアビガンって薬は200万人分備蓄されているという。ありがたい配慮だ。さすが日本政府。構造式みたらたまげるほど単純だった。環(Nが2個入っている)にNH2とFとーCO−NH2がついているだけ。光学活性もない。合成の論文もみたけど、そんなに難しそうでもない。そういうわけで、現状世界で一番日本が安全だったりして。ひょっとして世界中に日本人救援のチャーター機を送る必要がでてきたりしてなあ。

 

 本日買い物に行くと、空になっている棚などはなく、トイレットペーパーも山のように積まれていた。日本の流通恐るべし。ポイント2倍デーでお客が多い。ニッポンは本日も平常通りだった。

 

 昨日帰り道電車の中で3m離れたところにいるマスクをしていないサラリーマンが盛大にくしゃみを2発かましやがった。(てめえくそやろう耳の穴から手つっこんで奥歯ガタガタいわしたろか)とまあおとなしく書いてはみるが、実際には怨念どろどろのひどい殺害シーンが脳内で渦巻いていた。まあたぶん花粉症だろうとは思う。咳をするときはマスクをするようにしているが、間に合わない時もあった。自分のことは棚に上げて、人のことは脳内八つ裂きにしているのだった。気を付けよう。

 

 アマゾンで注文していたヨーグルトメーカー(山善、3473円、レシピつき)が昨日届いた。早速ヨーグルトをつくってみた。牛乳1Lにヨーグルト100gをまぜ、40℃で7時間たもつ。できたものはなるほど固まっていた。1.1Lもの大きなヨーグルトの塊である。食べてみると、酸味のある普通のヨーグルトだった。種につかった普通のヨーグルトそっくりな味。これ値段の高いおいしいやつを種に使ったらそれが増やせるってことだろうか。

 甘酒、味噌、飲むヨーグルト、納豆などがつくれる。本命の納豆はどんなものができるだろうか。そしてたれは何をかけるべきなのだろうか。9sもの多量の大豆の在庫(オークションで10s2900円)に挑む戦いが始まる。

 

2020年3月15日(日)

 デンドロ3鉢、カトレア1鉢、セロジネ2鉢が咲いてくれている。デンドロはブーケみたいだ。

 

 なんというか、日本のコロナ感染者と死者がよその国に比較して少ないということが海外で話題になっているそうである。イタリア、韓国、イラン、スペイン、フランス、アメリカ、ドイツに感染者数や死者数でさっさと抜かれてしまった。日本政府やお医者や学者の方々、厚生労働省の方々の尽力のおかげだ。ありがとうございます。

 

 大阪より、東京の感染者が少ない。かなり人口が多いのに変だ。茨城なんて感染者なしだ。これはひょっとして、あれか?、関東人が関西人に比べてよく食べているとされるあの食品。納豆の効果なのか?日本人に死者が少ないのは納豆のおかげだったりしてなあ。こういうことを書くとデマ扱いされたりして、店頭から納豆が消えたらわしのせいになってしまうかもしれない。まあどうせ誰かが言い出すだろう。(かみさんに言うとすでにデマとして登録されているそうであった。そうか。ほんとだ。動画があがっているよ。買いだめもできないし、品薄にはなっていないので食えるだけがんがんいっちゃってください)

 納豆菌が納豆を醸して作り出すねばねばがのどをコートして、コロナが細胞に取りつくためのたんぱく質に強くひっつくため、感染を防ぐ、みたいな効果があとで発見されたりしてなあ。

 昨年オークションで購入した大豆9sを何とかしようとおもうので、ヨーグルトメーカーをオークションで手に入れて納豆でも作ろうかと思った。

 

 日々の生活に特に不安はない。「コロナがやってきても俺の免疫系なら秒で殺す」などと根拠のない自信があったりする。バスも電車も空いていて快適だ。

1989年のバブル崩壊もリーマンショックも関係なかったので、今度も関係なし。またやってるよ、とは思う。どの世代にもお金の教育はしないのだねえ。就職したときは研修で逆に「株で儲けましょう」という講演があったよ。バブル崩壊前に。真に受けた同期がバブル崩壊で300万円失って婚期が7年遅れたとぼやいていた。まあ私などは常に株をやる原資がないビンボー人ってだけなんだけどね。

 

 布マスク愛好家である。綿が醸されるとなんかいいにおいがする。その香りをすはすは楽しむ。マスクを買いたいと思ったことはない。

 トイレットペーパーを奪い合うオーストラリアの女三人の動画が流れていた。めっちゃたくさんカートに積んだ白人女性に、1つわけてくれと黒人女性が声をかけて、その後バトルになったそうだ。たぶん黒人女性はすげー遠くから買い物に来て全然トイレットペーパーがないのを見て絶望していたりしてなあ。あの国広いから。紙に見放されたらたいへんだもんなあ。日本よりは切実だったんじゃないだろうか。そういう切実なものだけ、必要量買えばいいと思うよ。

思うに4月いっぱいはこんな状態だろうけど、4月末ごろみんな気が付いて、「そういえばコロナのせいでみんな気を付けて生きてきたおかげでインフルの死者が減って、トータルでみると死人が減ってよかったんじゃね?」とか言ってみんな関心が薄れてゆくというパターン。びくびく恐れるのも気力が続かないと思う。 

世界医療オリンピックは、「医師」「医療制度」「設備」「薬」「看護」「患者民度」「急場対応」など各種目金メダルで日本のぶっちぎり優勝ということのほうが一国民としてはうれしい。

 

2020年3月8日(日)

 デンドロ3鉢、カトレア2鉢が咲いてくれた。

 

 村上園芸からの案内で「EX坂」にて311-15日展示会をなさっておられるそうである。(アップロード忘れで役に立たず)

 

 田舎で一人暮らしをしていた義母が体調不良でこちらに来ていたが、田舎に戻って農作業をしたいとのことで田舎に送ってきた。コロナ疎開みたいなものか。

往復700qのドライブはきつい。途中寄った広島県東広島市のスーパー「ラ・ムー」でデンドロの花のついた鉢が272円だったのにぎゃっとなった。立派なデンドロなのに安いなあ。

2000年ころ東京ドーム蘭展にて、「ノビル系デンドロビウムを入手したい!」という妙な決意のもとに2000円の開花株を買った思い出がある。272円だなんて安くなったなあ。家で咲いてくれているデンドロ4鉢もみなノビル系だ。

本日のニュースではコロナ肺炎の影響でお花の売れ行きがさっぱりだそうである。そういうことなら花屋をのぞいてみようと思った。

 

お医者様の動画で、感染の検査についての国家試験の問題が解説されており、割と正確な検査でも、感染していない人を感染していると判定する場合があるそうだ。10人の感染者を検査すると、9人が陽性、1人が陰性と出る検査で、感染していいない人1000人のうち100人を陽性と判断してしまうような検査がある。もし、10人の感染者が含まれる10000人を検査したら、本当の感染者は9名が捕捉される一方、感染していない1000人を陽性と判定してしまうので、陽性の人の中に本当の感染者がいる割合は、1%というわけのわからないことになる。まあ国家試験にでていた検査の話なので、コロナ肺炎の検査がどんなものかはわからないが、検査がそういうものだとすると、結果を鵜呑みにするとおかしなことになる。医師が多角的にみて検査の判断をして陽性になったら、医師の責任として陽性と判断されているのだろう。だから金払ってみんな検査すれば白黒つくとおもっている考え方はどうかと思う。症状や、さまざまなデータと照らし合わせて判断される経験のあるお医者様の判断に従いたい。

 

世界の動向を見るに、まあ感染は広がるのだから、せいぜい感染しないように気をつける、老人にうつさないよう気を付ける、自分は重症化しないように体力や抵抗力をつける、経済のためにできるだけお金を使う(普段は高い変なものが安く買えそう)、ぐらいだろうか。

マスクは、ウイルスをもらわないようにとおもってつけている人が多いみたいだけど、せいぜい「咳をして周囲の人を不安にさせないためにつける」ぐらいの意味しかなかろうと思っていた。のどがかゆくなってきて咳をするときだけ装着しているので、マスクに煩悩することはない。使いまわしである。電車の中は図書館みたいに静かだ。誰もが我慢しているのだろうか、咳をしない。福岡と山手線のうるさいじじいの動画が効いているようである。今にして思えばあのじじいたちはいい仕事をしたのか。福岡動画のあとからマスクを持ち歩いている。

 

トイレットペーパーを買いしめる意味が分からなかった。ただ、以前使ってみてよかった「鼻セレブ」のたぐいのちょっといいティッシュを買ってきた。「シルクの様な肌触り」とある。

抵抗力を底上げするためにビタミン剤を買った。インフルエンザにかかるとビタミンが必要という医者の動画をみてマルチビタミン90日分800円を買って毎日飲んでいる。発症した際の体のためにポカリスウェットの粉とビタミン剤4人分総額5000円を小遣いで買って遠方の子供らに送った。感染症というのは、体が抗体をつくるまで体の体力を落とさなければ勝てる。

 

世界中感染者はがんがん増えているようである。日本は韓国、イタリア、イランに追い越され、なんとなくフランス、ドイツ、英国、米国に追い越されそうである。予想だけど、コロナが収まったころに全世界で衝撃のデータが出そうだ。米国中国のクソみたいな格差医療事情(ビンボー人にめっちゃ冷たい医療)が白眼視されたりするのだろうなあ。それゆえトランプは政権を失うのではないか。感染者数あたりの死者の割合でどの国の医療と人々の抵抗力が最も優れているのか。正直オリンピックよりそっちのほうが意味があるような。

感染者の死亡率予想:イラン、イラク、アラブ諸国>中国>インド、ロシア、トルコ>米国、メキシコ、ブラジル>イタリア、スペイン、ポルトガル>韓国>フランス>イギリス、カナダ、オーストラリア>ドイツ、オーストリア、デンマーク、オランダ、ベルギー、スウェーデン、ノルウェー、インドネシア、タイ、マレーシア>香港、シンガポール、日本、台湾。理由:治療方法を突き詰める職人気質・研究者医師の技術と設備と保険制度、職業意識や、国民の民度、民族がもつ疫病への耐性、等による。がんばれニッポン。

 

仕事休みになんねーかなあ。

周辺の山林の大規模調査(要するに散歩)をやりたい。腐葉土が堆積しているような場所とか。

本日は、先週植えたジャガイモ「キタアカリ」3sにつづき、余った土地に1sの種イモを追加で植えておいた。例年になく作付けが多い。

 

2020年2月24日(月)

 セロジネのつぼみが発見された。どんな花だったかなあ。

 

 運動不足で体がうまく動かないが、畑を耕す。昨日購入したジャガイモ、キタアカリ3s用の20mの畝を耕す。牛糞41100円をぶちまけた。雨が降るようなので、肥料888もぶっかけた。

たまねぎの畝は、苗のまわりに雑草がびっしり生えたのでせっせと草取りをした。たまねぎはこの調子なら豊作だろう。日光にたっぷり当たって温まった。すげー疲れた。ここ1か月左ひざが痛いのはなんだろうか。

 

米国のインフルエンザの死者が1万人を超えたような話は、毎月3万円も保険料を払ってインフルエンザでお医者にゆくと5000円取られることが災いしているそうな。日本だと国民皆保険があって、3000円出してリレンザもらってそうそう死ぬようなことはないという。日本の保険制度を破たんさせないためにも医療費を圧迫しないようにしたい。

 

2020年2月23日(日)

 デンドロの別の鉢が開花していた。

 

 20代の感染者が重体と聞いてびびる。韓国でどっと感染者がでてきて日本が抜かれそう。

 

2020年2月22日(土)

 デンドロのつぼみはあるが、花は1輪もない。

 

 背広姿の霞が関のお役人様がウイルスの蔓延する船内で検疫にあたって感染してしまうというのがまたお気の毒とおもってしまった。仕事のし過ぎで仕事を抱え込む体質なのでしょうか。自分にも覚えがあるので他人事とは思えない。働き方改革の旗振りの役所が、ブラックで疲弊しているというのがなんともきつい。

 

2020年2月20日(木)

 デンドロのつぼみはあるが、花は1輪もない。

 

 電車でマスクなしで咳をすると電車からつまみ出されそうなのでマスクをして咳に備えた。なんとなく体調が悪いような気がして、ひょっとしてもうもらってしまっているのだろうか、と考えてしまう。けっこうびびっている。世の中すげーぴりぴりしている。早く休みにしてほしいなあ(剣呑)。ゴールデンウイーク明けまで落ち着かないだろう。

 

 昔モンスターインクというアニメ映画を見ていたら重装備の防護服にCDCと背中に書かれたキャラクターが(後で確認したらCDA:Child Ditection Agencyだった)、感染の恐れのある靴下に徹底的に薬をかけて厳重に隔離しているシーンがあった。なにかのパロディなんだろうなあと思いつつ、米国の防疫にかかわる人の果断な対応を感じることができた。CDC(Centers for Disease Control and Prevention)は、権限と行動力のある専門家ぞろいのプロ集団とのことである。

 ちょっとまえに、Youtubeで厚生労働省で働く方々が大変ブラックな状況にあるという動画を見た。なにしろ、本日もあの船でコロナ肺炎に感染なさって、神戸大学病院のお医者様のおっしゃる状況(船内は恐怖を感じるほどウイルスにかかりやすい状態)を身をもって示してしまわれるほどブラックなお仕事ぶりだった。お疲れ様です。お体ご自愛下さい。

 とうとうお亡くなりになってしまった方も2名いらっしゃって、ウイルス感染者がわらわら出てくるような状況が見えてきた時点でぱっと手をうてなかったのが残念。2週間前に、窓のない部屋の方々が甲板を散歩できる、という状況について外部の有識者が、あれはまずいよねー、というコメントがあった。あの時点で、全員おろしてきっちり隔離できる施設に収容するべきだったのだろう。そういうことができないほど、備えがなかったのだろう。なぜだろうか。

 外岡立人著「マスメディアが報じない 新型インフルエンザの真実」中央公論新社2012によれば、厚労省の下部組織に国立感染症研究所というところがあるのだけど、「官僚組織との関係は希薄」と書かれていた。「厚労省のパンデミックインフルエンザ対策が感染症の専門家たちの意見を十分に反映しておらず、事務系官僚たちが中心となって単に法律に従った内容で行われているとしたなら、恐ろしいことである」とある。うん、もう十分恐ろしい状況だね。さらに、「事務系官僚は医科学的情報を把握していないし、またそうした情報が感染症の専門家から絶えず伝えられていないのは、日ごろの対策内容をみても明らかである」ともある。

 この本は、コロナなんか目じゃないくらいヤバい、来るべき鳥インフルエンザのパンデミックについて多く記述されている。今回のコロナのおかげで、我々のパンデミックに備える意識が変化し、ヤバい真打登場に備えることができるなら、大難を小難でやり過ごす幸運があるかもしれない。

 

2020年2月16日(日)

 まだ1輪のこっている。

 

 土曜日に、郷里の友人から少人数の同窓会に呼ばれて、広島県福山市に行ってきた。東福山駅で降り、伊勢丘の長崎飯店を目指す。高校まで「酢豚定食」でお世話になった。35年経ってまだやっているらしい。そんなことがあり得るのだろうか。3qほど歩いて店にやってきた。なんと営業中であった。おじさんが一人食事をしている。35年間忘れることがなかったあの酢豚定食を注文し、待っていた。店は35年前と違ったところがない。なんとなく面影のあるおばあさんとおじいさんでやっている。酢豚は私もこの店に倣って作っていたけど、手間のかかる料理だ。すこしだけ長いなと思う時間まって酢豚定食がやってきた。肉がまとっている衣がふんわりしている。中がアツアツだ。とろみのあるソースと飯と食べると35年のブランクを感じさせないあの味だった。具がなぜかきゅうりと玉ねぎだけ。これを食べると、ニンジンやピーマン、パイナップルを入れるのは邪道だと思ってしまう。35年前は550円、いまは650円だ。うそみたいだ。先々週サービスエリアで食べた酢豚定食は1280円だったけどなんじゃこりゃちゅうくらいパッとしない味だった。この店は35年美味を保ち続けてきたのだった。これほどの名店に私一人というのがとても納得がいかない。なんか飯自体がうまい。おしんこも、卵多めの中華スープもうまい。もう涙でてきたよ。あっという間に食べ終わってしまった。会計の際におばあさんに30年前と味が変わらずおいしかった、いつまでもお元気でいてください、と申し上げた。郷里のなんとすばらしいことよ。

 そのまま懐かしい場所を訪ねて歩く。小学校から高校まで住んでいた家はもうなくなっていた。5q歩いて手城にゆく。小学校3年まで住んでいたアパートはまだあった。40年経ってもあんまり変わらない。入江大橋を渡ってハードオフを目指す。橋を渡ったとこで「コロナワールド」という看板が現れた。Welcome to Colona World(デスボイスで)、みたいなフレーズが脳裏をよぎる。うーん。

 ハードオフや古本市場2軒をまわって小学校1年まで住んでいた沖野上にやってきた。50年経ったが、住んでいたアパートはまだあった。当時のものはいろいろ残っている。人生走馬燈みたいな5時間だった。ブックオフで漫画やラノベを買って駅前までやってきた。ここまで18.2km。地図を記憶して最短コースで回ったことを後で確認できた。こんなへんな能力があるから僕はスマホがいらないのだよ。なんか、住んでいた町3か所それぞれを異様に近く感じた。車だったり自転車で動き回っていた記憶があるが、おっさんが歩いて回れるほどの小さな世界だったのだ。

 へろへろになって同窓会に。小学校6年時代の先生も級友もあんまり変わっていない。この懐かしい皆さんに、多大なよい影響をいただいて今日の自分があるのだなあということを再認識した。人間って本当にありがたいなあ、と思った。

 

2020年2月13日(木)

 まだ1輪のこっている。

 

 感染症への対策について医師のアドバイス動画があった。初期の体調不良時ビタミンをとる、ポカリスエットの粉を通常の半分の濃度で飲んで水分を取るべし、というのが効果的とのことだった。こういう支援が、ウイルスと闘う体を助ける。離れて暮らす子供らのためにマルチビタミンとポカリの粉5L分をアマゾンで注文した。本日このときまでは平穏だった。日本はうまくやっているのだろうか、などとぼんやり思っていた。

直後、9時のニュースでとうとう恐れていた状況が顕在化してきたよ。今週当たり、とは思っていたが、元気そうに見える感染者が結構な数感染させて廻る、という厄介な性質のため、今後の感染は避けられないだろう。

 本日もクルーズ船では多くの感染者がでてきた。今にして思えば、乗組員を介してほぼ全員がウイルスにさらされるような環境に押し込めておいたのは悪手だったのだろう。全員仮設住宅なり、ホテルを借り上げるなりして下船させて隔離するべきだったか。こういう方針は、「パンデミックをどう抑え込むか」という行動方針をあらかじめ国が持っておくべきもので、先の「豚インフルエンザ」のパンデミック時(2009年ごろ)に策定されておくべきものだったろうに(しょぼいパンデミックだったとかで、油断したらしい)、政府の行動を見るに「検査の用意(機器、試薬、人員)がとても少ない」「隔離施設の方針がない」「仮設住宅などの設営も始まっていない」「医師がどのように対応するのか組織化されていない」「医者をどう守るのか」「誰がどう闘ってゆくのか」など、ど素人の目からみてもないないづくしにみえる。もっとも対応能力がないおっさんがぐだぐだいってもなんにもならないので、この辺は愚痴だ。当事者のご心労を思うと、「この辺がやばそうですね」と具申するぐらいはしよう。

 とうとう神奈川県の80代女性がお亡くなりになった。渡航歴や肺炎患者との接触歴はない。お亡くなりになった後で検査でコロナ肺炎に感染していたことが分かった。

 東京のタクシー運転手の70代男性が「中国人を乗せた」とかで発症、検査でわかった。

 千葉県20代男性は、2/2に熱が出て、10日に肺炎。渡航歴、肺炎患者との接触歴はない。

 和歌山県の医師も渡航歴、肺炎患者との接触歴はない。

 

 明日はもっと出てくるだろう。うわあ、大事になったなあ。野党、つまんねえことでもめてんじゃねえぞ(ニュースみながらイラっとした)。なんか風邪がぶり返している。嫌な気分である。

 

 図書館で借りておいた、外岡立人著「マスメディアが報じない 新型インフルエンザの真実」中央公論新社2012.を読み始めた。あのスペイン風邪でも致死率は2%以上と記されていた。この致死率で世界に蔓延すると死者15000万人になるという。

 

2020年2月10日(月)

 まだ1輪のこっている。

 

 やばそうな状況なので、ヤバいことを考えていた。

 中国の死者と感染者は、ほぼ能力の限界で稼働している検査で捕捉した数であって、実際の数字よりもかなり小さい。フル稼働中の火葬場の数値が流れてきているので、致死率は思いのほか高い可能性がある。(そうじゃないとお医者さまが何人もお亡くなりになることはないと思うがどうか)

 本日から企業活動を開始するはずだった中国の主だった大都市は機能していない。それぞれの都市では数百人の感染者が捕捉されており、なかには温州市のように封鎖されている都市まである。

 検査能力の限界は日本も同様で、客船など、すでに隔離状態にある人たちの検査もままならない(やっぱり200人ペースぐらい。政府発表では11500人という。それでもすごく少ない)。一方、潜伏期に感染する大変やっかいな性質のため、発症する前に国内でどんどん広がっている可能性があり、症状の出た人も「湖北省に関係ない」とされて検査されていない。このためニュース報道がとてもあほらしく感じられる。もはや感染拡大はやむなし、と聞こえる。ここで戒厳令を出せ、というYoutuberもいる。

 日本で、京都、大阪、東京、名古屋で、今月中に「歩いていた人がばったり倒れる」、という事件が発生する可能性がある。香港が現在この段階にあるようだ。コロナウイルスが細胞に取りついた場合、免疫細胞が過度に細胞を攻撃して、アレルギーのような激しい症状を示す例が報告されている。こうなると、本日の北京のように、公共交通機関はがらがら、企業の大半は休業、飲食店の倒産などが発生する恐れがある。患者が自力で回復する人が多くなる5月中旬から正常化する見込みだが、それまでに我々の社会がどのようなダメージを被るか見当がつかない。

 勤め人は、2、3,4,5月まで長い休みがありうる。

 宅配で食料を届ける業種など、株価が上がるかもね。

 不謹慎にも、「意図的に漏らされたウイルス説」「50代以上の致死率、糖尿病患者の致死率が高い」から想像して、「医療費や社会保障費で国庫を圧迫する方々をターゲットにした」のではないかと考えてしまった。もろはっきりそのように述べている動画があったため、ここに記した次第。

 

 韓国映画「パラサイト」のアカデミー賞作品賞受賞がすごい。すごい映画らしく、多くの人が見たらしい。

 

2020年2月9日(日)

 まだ1輪のこっている。

 

 義母が具合が悪いというので義母の住む島に迎えに行った。往復700qの道のりを12時間で往復した。外出を控えるような事態が迫っているかもしれないので、義母が自宅にいてくれるほうが気持ち楽。

 義母の住む島で、4qほど離れた町に宝くじの10億円の当選者が出たそうである。「うげ、当選を人に漏らすなんてまあ・・・」と驚く。人が漏らしたのだとしたら当選金でそいつを訴えてやるだろうな。島から本土にわたったよくゆく店にあった宝くじ売り場でその当選があったそうである。23名の当選とかで、2都道府県にひとり以下という低い確率だろうか。当選者は大きな島の噂となり、本人は行方不明になっているそうである。早速日常生活がふっとんでいらっしゃるのね。

 私は、すってしまうリスクに耐えられる度胸がないので宝くじは買わない。当たらないだろうし、期待値は0.4だったかあきらか損だし、当たっても使い道を思いつかない。10億円当たったら黙って大半を母子家庭の支援(子供の学費、ただし国立に限る)に寄付するだろうか。

 大きすぎる資産は家族の毒になりうる。お金が潤沢にあると家族それぞれが好きなことをして距離ができてそれぞれが生きる力を低下させる例をいくつか見てきた。父親が事業に成功して比較的お金持ちになって(成金)からがよくなかった。宝くじ当選もそのあたり気を付けないとよろしくない。年収600万円くらいのほうが、1000万円よりも幸せが濃いと言っている人がいた。家族がわりと一緒にいて遊びに行ったり食卓を囲んだりするからとか、そんなに多くない収入を真摯に使うからだろう。1000万円という年収に甘い幻想を描いて蕩尽するバカ嫁の話を読んだ。お金は学校で教えないからねえ。

 

疫病の蔓延のため本日のような平穏な日々じゃなくなることもありえるかもしれない。静かに広がっているような気がする。一昨日のニュースだったか「なんか変な肺炎だからコロナ肺炎の検査してくれ」、と自治体にいうと、「その人は湖北省の人と接触がないので、検査の要件に当たらない」と自治体は拒否したそうだ。お医者さんは、これじゃいかんとテレビで警鐘をならしていた。このニュースをみてわたしはびびった。医者が怪しいと思っている患者を役人が規則だから検査しませんって、このやり取りがあとでとても悔やまれる結果になるかもしれない。「検査には長い時間がかかり、国の基準以外にも検査対象を拡大してしまうと、際限がなくなり、より優先すべき疑わしい事例の検査に時間がかかるなど混乱してしまう。限られた機材と人材の中ではすべてに対応するのは難しい」というコメントは、なるほど、まったくそのとおり、たいへんよくわかる。「限られた機材と人材」とあるので、要するに検査能力が現状に対応できていないのである。この時点で、すでに国内の日本人にうつって広がっているかもしれない感染者は調べられていないし、調べる能力が足りていないことがわかる。本当におそろしいことが明るみにでたわけだ。

 パンデミックが起きた際のウイルス検査の必要性は認識されていたはずだ。一朝ことが起きた際は多くの人員と機器が検査を迅速に行う体制ができているに違いない、とおもっていたのである。残念ながら実際は徹夜で一日数百人という状況であることがわかってしまった(客船の具合の悪い人200人の分析に二日ほどかかっていた)。ねえ・・・、検査体制の整備を具申したお医者様やお役人さんが必ずいたと思うけど、それに反対したり予算付けなかったやつ誰?。これは日本も武漢みたいになってしまうかもしれない。

武漢の死者のカウントは、あちらの検査能力で確認された感染者のなかからお亡くなりになった人の数であって、検査されずにお亡くなりになった妙に多い人数、火葬場がフル稼働しているなかで把握された数から平年の仏の数を引いた数、よりはとても小さいというYoutubeの動画を見た。

 日本のあちこちで、倦怠感を伴う具合の悪い人がわらわら出てきて、検査でコロナ肺炎とわかり、どこからうつったかわからない、という状態になてっていたら、武漢状態に入ったといえる。その事象が見出されるのはあと数日ではないだろうか。

 武漢から内陸に1000km西に重慶(2000万都市)という都市があり、そこから日本人が発信した内容(またYoutube)では2/8次点で感染者426名(死亡2名)とのこと。外出禁止となり、買い出しの為代表者が1名二日に1度外出できるという。重慶がそんなんだと、上海、北京、深圳、もたぶんそういう状況になりつつあるのだろう。そういう状況に日本がならないとは限らない。

 

 日本のいくつかの都市で、企業の休業、一棟まるまるマンションの外出禁止、全市民外出禁止、ということが起きるのは、日本人同士の感染の報がぽこぽこ出てきてからであろう。仕事休みになったら何をしようか。

 

2020年2月3日(月)

 まだ1輪のこっている。

 

 風邪は治った。咳をすると胸が痛いような気がして嫌な気分で過ごしたが、なんとか回復した。

3日間日本ではコロナ肺炎のり患者が20人のままである。

中国で大変なことになっていると思う。一方、日本にいる分には、安全であると思われるのである。日本でならあの手この手で死なないようにしてくれるのではないか、という信頼感がある。

 

かの国は、「生きた政治犯の臓器を取り出して年間4000件もの臓器移植をおこなっている」というYoutubeの告発動画を見た。

うそー、ホラーなほらだろうと思ってみていた。気になって調べてみると、国会で問題に挙げられていた(山田宏議員 中国の臓器狩りについて質問 2019117日参議院「外交防衛委員会」という動画が挙がっていた)

日本人も臓器移植にゆくと、アメリカの10分の一のお値段で、2年くらい待つところを数日で臓器移植がなされるそうである。「オンデマンド」と山田議員は表現されていた。刑務所の囚人の臓器データがデータベースとしてあり、患者は検査後すぐに適合するドナーから臓器をいただける(ありていに書くと、殺して奪う、か)とのことである。もちろんドナーはお亡くなりになってしまう。こういうことを書くと、かの国に行った際に捕まりそうだけど、でも世界中で本が出ているような話である。私は全然知らなかったけど、一般にかなり知られている内容らしい。私はもうあまりのことにちょっと精神の平衡を失ってしまった。

とある患者は重要人物だったのか、適合しなかった場合のために臓器を3つ用意したという。あっちのなんちゃら党の要人が「かんぺーかんぺー」言って肝臓を悪くしたら、若いぴちぴちした肝臓にとっかえてアンチエイジングを計るんでしょうか。なんかめっちゃ腹立つんですけど。

別の動画で、かの国のどこかの道路が陥没してできた大穴に清掃車が落下、続いてバイクも落下。穴に3人の人間が落ちたというのに、土砂がずぶずぶ落ち込んでいるのをみてなのか、もういいやとばかりにコンクリートを流し込んで固めてしまった。

これもホラーなほらだと思っていた。しかし、複数のソースがあるので、ひょっとしたらホント?。衝突脱線した新幹線を埋めた全科もあるし。(日本のマスコミはかの国のうげっとなるような話はかの国に支局を置くことを条件に、報道できないように協定が結ばれているそうで、ばっかじゃねーか、やっぱマスコミにはジャーナリズムってもんが全然ないねえ。信用ならねえ。「マスコミをぶっこわーす」)

かように、人命に対する意識が低そうな国なので、疫病対策に対して我々と根本的に意識が異なるのかもしれない。そういうあれやこれやをみて、しごくまっとうな日本では、たぶんだけど、コロナ肺炎よほどのことがないかぎり感染者は増えないし、死者は出ない。現状各人が高い意識で備えている。がばがばで、ウイルスなめとんのか、というあちらの対応(感染の疑いのある人を野放しにしている)は日本では考えられない。インフルエンザで万人お亡くなりになるということを思うに、心配するほどのことはない。オリンピックへの影響はほぼないとみてよい。我々日本人はかならずやコロナ肺炎を抑え込むであろう(とその時点では思っていました)。

 

2020年1月30日(木)

 また何にも咲いていない状態になったか。よく見たらオンシジウムが1輪。冬っていままで何が咲いてくれていたのだろうか。よく咲いてくれていたなあと思う。

 

 東京から帰ってこられた。東京はいつも通りだった。マスクをしている人も多くはない。行く前から風邪の症状があったが、帰ってきたら悪化して、仕事がしんどい。まあ体はさほどしんどくはない。

 コロナ肺炎が今後どうなるかと言えば、どんどん拡大してゆくのであろう。症状もなくウイルスを運ぶ人がいるためである。チャーター機で帰ってきた200人中3人も日本人が感染していたようなことを聞いた。中国人よりは衛生観念が高いはずの日本人が3/200という高い率で感染していたということは、1000万都市武漢の感染者数をxとすると次式で概算できる。

x/100000003/200、x>310000000/20015万。武漢で15万人以上は感染していそう。

 どこの数字も毎日増加している。もし、死亡率が3%と仮定すると、中国13億人が一通り感染するとすれば、死者は0.39億人。世界60億人なら、1.8億人という途方もない数になる。

抵抗力のある人は生き残る可能性が高い。老人や糖尿病患者など抵抗力の弱い人は重症化しやすい。

日本は抑え込めるのだろうか。法整備ができてなかったようで、ちょっと後手にまわっている(そこは前倒しに解消された)。我が国は赤痢とかで帰国すると2週間手厚く隔離されると聞いていたのに、コロナ肺炎は法律がなかったらしくてどたばたしている。とってもブラックな職場と言われている某省がなんだか動きが悪そう(いや、頑張ってくださった模様)。

 もし、日本人同士で感染が拡大するようなら、学校閉鎖、企業の休業(何人以上か感染者がでたら休業するだろう)、都市閉鎖とか、生産活動、経済活動がえらいことになるか。終息するまで半年はかかるというから、そりゃまあオリンピックの準備がへろへろだろうねえ。人がわんさとやってきてまたぶり返すとかたまったものではないので中止かもしれない。

肝心の経済活動も、世界の生産拠点中国と日本、韓国で感染拡大が続けば、世界的な株価の暴落もあろうし、国際貿易がまっとうにできなくなると、食料不足などで中国で大暴動、かの国のあの政権は自身の怠慢のつけを払って消滅、ということになるかもしれない。あんまり非道なことしてると軍部も離反して人民につくんじゃないか。台湾の面積がひろがったりしてなあ。

SARSのときは香港の人たちがとても意識が高かったのだろう。あの経験は全然本土の政権は受け継いでいないのね。もののわかった人が指揮するとうまく回る中国だけど、コロナ肺炎が分かっている人ってそうそういないのかもしれない。

日本も無事じゃすまないよねえ。国会でとってもつまらない質疑応答に明け暮れていた野党の仕事ぶりがなんか悲しい。この緊急時にあほな時間の使い方をした議員はよく覚えておこう。

 

2020126日(日)明幸園蘭展

 たまたま訪れた明幸園で蘭展をやっていた。なんと美しくもかぐわしい蘭の数々であろうか。カメラを持ってきていなかったので、それらを撮影することもできなかった。わけ株も500-1000円でいい株が並んでいた。こういう世界に戻りたいなあ。春になったら巻き返しを図るか。

 チューリップの球根詰め放題500円なるものがあった。もう植えるところがないとあきらめたが、やりようがあったかもしれない。200球くらい入りそうだった。それが500円とは。惜しいことをした。たぶんちゃんと咲いてくれそうないい球根だった。強欲すぎるかもしれない。

 

 明幸園を訪れた理由は米を買うためである。その日の夜中、中国武漢の状況をYoutubeでみて、ウイルスの抑え込みに失敗しまくって一説には「10万人のり患」とか、「人がばたばた倒れている」とか、春節で中国全土にウイルスがばらまかれている様子とか、すごい話を見てこりゃえらいことになるぞ、と考えて食料調達を企図したのである。

 まーた、「Youtubeの言説をうのみにして」、と思わないではないが、まあ用心である。

 以前の香港SARSなんか目じゃない広がり具合だなあ。

 でも、新型インフルエンザ(豚のやつ)って結局世界中に広がったけど、あんまり影響なかった。今回は「すげー咳が出る」「肺がぶっこわれる」「予後が悪い」などと嫌な話を聞く。

 おまけに東京出張がある。いきたくねえなあ。まじで。

 

2020年1月23日(木)

 じわじわ衰退中の「蘭」である。特にこれといった変化はない。蘭展の季節ではあるが、出かけるのが億劫だ。買いたいものも見たいものも食べたいものも特にない。ぬくぬくして本が読めればいい。

 

 夜中にどうにも腹が減ってみかんに手を出してしまった。それが猛烈にうまい。濃い甘みに、うまみ、ほのかな酸味。みかんってこんなうまいものだったろうか。

 かみさんの実家が一人ミカン農家なので、皮がきれいでないとりわけ品を大量にもらってきた。廊下にものすごい量ある。

 職場におやつ代わりにもってゆき、同僚に「なんかすげーうまいんだけど、とくに子供のくいつきがいいらしいんだけどくう?」といって勧める。6個だったり9個だったりを渡していた。「すごくおいしい」とは言われる。自分で食べるたびに「うめー、うめー」と叫ぶ。

 在庫の量をみて変な笑いが漏れてしまう。「うひひひひひ」とか。皮をむくと二口くらいでつるつる中の皮ごとのどごしよく流れて行ってしまう。あの抗がん作用があるという白い筋なんかも一緒につるつるいく。もはや飲み物である。極上のフルーツではないだろうか。熟した桃、大粒のブドウに全然負けていない。

 かつて子供らの同級生がいうには「味が違う」「スーパーのミカンはみずっぽくて食えない」「濃厚」とか。まあスーパーのミカンを知らんのでなんともいえんけど。

 品種は「いしじ」というものらしい。皮が薄く、小ぶりである。

 あまり食べすぎないようにしよう。

 

 Youtubeを見ているとお金の話が多いなあ。お金を儲ける話は多い。「儲かるぞ!Youtuberになれ」という動画は多い。人前にでてプレゼンをした人だったらわかると思うけど、動画でみるようなプレゼンをするには相当な能力、センス、元手、訓練、準備、など必要であるから、稼ぐ人は稼ぐだけのことをしてきたのであって、決して甘い世界ではない。それに状況の変化が激しく、不確定要素も多い。安定した仕事はない、と言われてはいるが、しっかりした能力(そこそこ変化に対応できる能力と専門性)、誠実さ、サービス精神があればなんとか生きてゆけるよ。ネットやりすぎなければね。

 お金を儲ける話はよく聞くけど、お金をうまく使った話はあんまり聞かないような気がする。昨年、特許の実施料なるものを頂戴し、主婦のへそくりには及ばないものの、へそくりの額が倍増しておかしくなった。正直しんどい日々だった。家族のためになにか有効な使い方はできないか、ものすごく考えた。考えすぎて、以前からの「鋼のけち」がさらに強化され、「ダイヤモンドケチ」つーか、「金剛けち」に進化してしまった。なんか御大師様のおわしますお寺みたいなひびき(金剛峯寺な)。

 せっかくのお金なんだからアホみたいな使い方したら罰が当たるなあ、と思うのである。人のお金の使い方にもんくつけたらいかんと思うのだけど、「ブランドの〇〇」なんてのは、まあモノはいいのだろうけど、それどんな効能があるの、って思う。すごく高い時計とか、誤差15分以内の僕の腹時計のほうが正確で便利だと思う。すごく高いクルマなんかよりは、もうシエンタとかでええじゃんと思う。高級車だって結局自分で運転するんでしょうに。だるいじゃん。「パーカーやってちょうだい」て言ってこその金持ちだろうに。どこかのじじいが運転するアウディがぼこぼこで、このおっさんあほやなあ、QOL低そう、と哀れに感じていた。

 自分で服を買ったことがない。かみさんが出してくれるものを着る。「たぬ皮さん」(たぬきっぽい色のジャケット)と「熊皮さん」(熊っぽい色のジャケット)を着れば温い。通勤中誰を見てもだいたいぱっとしないじゃないですか。だったらめだたなければ何着てもいいじゃないですか(暴論)。

 よく素敵なおうちを紹介する番組があったりする。いつも思うのだけれど本がない。どこにもない。一冊もない。信じらんねー。家は広すぎてもおばけが出そうでいやだけど、居心地が良ければいいんじゃないでしょうか。

 海外旅行って行って楽しいのだろうか。出張というだるいものばかりで、自腹を切って遊びで海外に行ったことはない。現状飯は高くて妙なものを食べ、治安の悪いところに用心して出かける感じだろうか。冒険がしたいという気持ちはわかる。オークションで安く調達できるものをわざわざ海外で買って帰るとかしてんじゃん。近所の山のほうがすごい眺めだし、スリルがあってあとあと印象が強い。ぶっちゃけ海外より六甲山(交通費500円、定期も利用)のほうが気分がぶっ飛んでいてすごかった。めっちゃ生きている気がした。

 おいしいものを食べに行くにも、それなりのお店は肩がこるし、行き帰り含めて1日仕事ってこともある。お金をかけた食事はカロリーもそれなりで、頻繁にやっていると体に負担がくるよね。そういう外食は食の勉強にゆくつもりでゆく。日々の食事のクオリティを上げるための勉強である。自分で作ってみるためのインセンティブとしてゆくのはいいけど、自分が豚になるだけってもったいないなあ。

 酒は読書の妨げになるので飲まない。酒を飲むより読書のほうが気分がいいと思う。そういう脳みそなのでこれはもう人の好き好きだろう。

 オークションで目を皿のようにして己の欲望を見つめ続けた。欲しいものはないか、と真剣に考えて吟味し、手に入れた後も評価をした。欲望は、有限だった。必要なものをオークションで集めていたら安価に集まりすぎてしまった。

 お金持ちになった人は焦っちゃうんじゃないかなあ。お金は大事なものだけど、思いのほか使い道がない。お金ってすごいんだから俺はすごいことができるんだ、って思っちゃうんだろう。それ何?。月旅行?(ないわー。命がけよ)、プライベートジェット?(うどん食べにいってもなあ)、芸能人とお付き合い?(お金でいい関係が築けるわけではなさそう)、絵画?(最近世界的にカネ余りで無駄に高いねえ)。そういうのは「おら、山もってるだ」とあんまり変わらないと思う。実のところ「お山を管理させていただいている」というのが内情だ。どんな高い買い物も、その資産を世の中から預かって管理させていただいている、という状態にすぎない。

お金持ちなんだからもっと満足があってもよさそうなものだって思っちゃって、己に害のある使い方をしてしまう例を見てしまう。例えば、飲みすぎ食べ過ぎで肝硬変・糖尿病・心疾患・脳梗塞など。また、薬物中毒など。

お金持ちは、恵まれない人を助けるとか、雇用を増やすとか、芸術をはぐくむとか、若者の就学を助けるとか、科学の進歩に寄与するとか、イノベーションにより世の中をよくするとか、立派な仕事はいくらでもあるのだろうけど、なかなか立派なお金の使い方というのはそうそうできるもんじゃないわなあ。ロケットの見事なイノベーションの一方で、月旅行の消費行動の対比に、「経営者がお客様かよ、日本人どうしちゃったのかなあ」、と思った人いない?。

 遊んで暮らす、という方法をよく聞く。なんかさみしくないだろうか。お金目当ての人たちに囲まれて暮らすのよ。自分の働きで周りの人を笑顔にする生き方の人もいるのを眺める生き方よ。そんでわりと長続きしない。この治安のいい日本で殺されちゃった人なんかもいるよね。やりすぎて燃え尽きた勇者みたいなひとがやるんならいいけど、若いうちからそっちに行くとアホになるだけだよね。

 ギャンブルは過度にお金を使っている人が500万人くらいいるそうである。僕が1日に読む本代43円を3秒くらいですってしまうという。コスパ悪。

 お金はないけれど、田舎で満足のゆく生活をしているばーさんはよく見かける。カネのかかる体に悪そうな欲求をかかえて都会で消耗している人もいるけど、地域の知恵や人の知恵でお金のかからない素敵で満ち足りた生活をしている人はいる。そういうことを語る人もいないけどたぶん聞く人もいないのだろう。情報発信がお金に毒された都市部からだからなんだろう。そういう情報にばかりふれていると、お金を欲しいとやみくもに思うかもしれないけど、お金を満足のゆくように(しゃぶりつくして)使うという思考は育たないんだろうなあ。ブランド、高級車、海外旅行、服飾、外食などお金がかかるものに、その対象がどうしても好き、とことん味わいたい、ということならまあしゃーないかなあとおもうのだけど、「見栄」「承認欲求」「マウントのため」「馬鹿にされないように」なる動機があったら、そりゃどうもお気の毒ですね、と思う。

 読書はとてもコスパが良い。良すぎて読みたい本が集まりすぎてしまった。読書は、「読書できる能力」を育てないといけないので、そこにすごい楽しみがあったとしても、享受できる人は多くないようである。毎日ラノベ1冊を読んでアニメ半クールを毎日脳内で生産する「読書エンジン」を持っている恥ずかしいおっさんである。このエンジン、プライスレス。能力って、ある意味お金以上に大事ってことなんじゃないの。

そこそこ必要なだけのお金を稼いだら、本当に必要なものは、頼みになる己の能力向上と、世間との良好な関係の保全である。お金と能力は親和性があって、安定した自己を創ることができる。カネに恋々とするまえに能力をビルドしようよ。楽しいよ、人生のレベル上げ。一生勉強だよ。

お金を使うということでええ感じを味わいたいというのは、煎じ詰めると、脳みそが感じていることなんじゃないの。1000万円のクルマかって「これで俺は人からすげーと思われるぞ」という妄想でええ気分になるのも、名作読んでええ気持ちになるのもあんまりかわったことないんじゃないかなあ。だからお金というのは、必要なこと以外は用がないというか使い道がない。健康に生きるための食事、学ぶこと、暮すこと、遊ぶことなど、そこそこでいいんじゃないの。

多くはないが使い切れないお金の前でアホみたいに力んできた昨年は無駄な時間を使ってしまったなあ、と思った。このような駄文を書いた理由は、小金をもらって小躍りして疲れ果てた哀れなおっさんとして、「あんまりカネカネいうなよ」ということを言いたかった。

 

2020年1月19日(日)

 バルボフィラム・エリザベスアンがしおれて、オンシジウムが数輪咲いているという状況ではある。「花断」(なにも咲いていない状態)がまた起きそうである。その状態のほうが今後普通の状態というようになりそうな。

 

 更新するというインセンティブがなにもないねえ。自分が書いたものを読むのは好きなのだけれど、駄文を書く気力がすくない。

 

 仕事はそこそこいつものようにしんどい。個人的にさして楽しいことなどはない。

 最近好ましいとおもっているものは、ロクシタンくらいだろうか。以前、石鹸が欲しくてネットオークションであつめはじめた。好ましい石鹸を集めるためには、ホテルアメニティを集めるのが効率的と分かり、さまざまな種類の石鹸に加えて、シャンプー、リンス、ボディローションを集めることができた。

結構たまってしまった使い道のわからないボディーローションとは何に使うものなのだろうか。試しにぬったくってみた。まあいいにおいがしてさらさらするというようなものだろうか。ぬったくる天花粉みたいなものだろうか。そのようにして消費しつつ、観察していると臭くなるような部位、つまり体表菌の活動によりなんかにおうというか、垢が生じるような場所で、それら細菌の活動を抑制するような効果があることがわかった。「体が臭くなるのを抑える」とはおおっぴらに言えないだろうからボディーローションの効能は謎だったのであろう。でも、それって大事な体表菌のフローラにちょっかいを出すことにならないだろうか。そういうのは抵抗力を低下させるなどの健康上の懸念があるのではないかと考えてしまった。

日本人の清潔好きは病気の原因であるとさえ言われている。「その清潔さはあなたの健康を損なう恐れがあります」なんて、喫煙者とどっこいどっこいの危険度ということが将来明らかになったら笑う。自分の周辺を見ているとみなさんあからさまに抵抗力を低下させているように見える。インフルエンザってどうやってかかるの?2001年にかかって以来19年間発症した記憶がない(と自分でり患するようなフラグを立てる)。わりとちょくちょくり患しているのかもしれない。ただ、体内の活動により「なんか変」と感じるころには速やかにウイルスが駆逐されているのかもしれない。3年に1度くらい風邪をひくことはある。風邪で学校または仕事を休んだのは40年間で1回だったか2回だったか。重症化したかみさんの看病をすることが近年多くなってきた。

人間の抵抗力は、腸ではぐくまれるという。腸には、外来の細菌を腸内から引っ立てて戦うコロセウムのような場所があって、体内とは厳重に隔離された場所で、体内の免疫細胞が外来の細菌と闘って勝ことで免疫を獲得しているようなことをNHKスペシャルでみた。その結果外来の怪しいやつに対して「お、こいつ敵やど」「いてまえ」「仲間呼んで来い」「うおー、やったるー」という訓練が十分になされている。その仕組みをうまく使うためには、元気な時に外来の菌と闘っておく「菌トレ」をやっとかんといかんなあ、と思って何をしているかと言えば、土を耕すのであった。爪の間に黒々とどろが入ったりするし、擦りむいた指にも土がついたりする。一説には、土壌に含まれるミミズのうんこが飛散して鼻から入り(実際風の強い日は鼻水に泥がまじる)、それらの菌を腸内に取り込むなどして、体内で「かかってこいやー」と闘っているのである。人間はそうやって生きてきたのに、あまりにもそういう菌に触れる機会が少ないと、抵抗力も弱るが、とちくるった免疫系がしょーもない外来のたんぱく質に過剰反応して体内を傷つける自己免疫疾患に陥ることもある。

話を戻すが、体表をきれいにしすぎると、体表菌の空白ができて変な菌に取りつかれ、悪くすると悪臭を放つ菌にたかられたりするようである。ただ、ボディーローションは、臭い菌を根絶することはなく、その活動を抑えるだけのようだ。それゆえボディーローションを使っていない日は、もともとの臭さが復活する。一回使っておわりだったらボディーローションも継続して売れないだろうからうまくできているなあと思うし、臭い菌を根絶するほど強烈な薬効があったらかえって危ないわねえ。

ボディーローションには様々な香りの品が手に入る。特に個性的かつ好ましい香りを提供してくれるアメニティメーカーはロクシタンだった。バーベナ、ジャスミンベルガモット、Mer & Mistral、シトラスバーベナ、ローズ、チェリーなどいろいろある。つけたときがつんとくる割ときつい香りなのだが、香りが弱まってから好ましい香りが長く持続するようである。もともとエキゾチックな香りを求めて石鹸集めを始めたので、実用品かつ供給量の安定した石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディーローションに様々な好ましい香りがあるロクシタンはありがたいので、好ましい品をせっせと集めてしまった。

 おっさんが、ロクシタン・・・・・・。ないわー。

 まああらかた集まって試した結果、ファイブハーブズのシャンプー&コンディショナーにたどり着いてしまった。ロクシタンの代表的な商品である。お値段も高い。500ml6000円くらい。スーパーで買うものの10倍高価である。おっさんの1回の使用量は2mlくらいなのでまあいいんだけど。例によってオークションで安価に調達した。その出品を見たとき、例によって価格調査、量あたりの値段などを出し、めっちゃお得なことを確認して、この品をみて4件ほど入札しているお姉さんたちはなぜ即決ボタンを押さないのだろう、といぶかしく思いながら、さっさと即決ボタンを押した。箱にえらくかっちょいい写真(クリアーな西日の中、しぶーいおっさんがハーブ畑で精油を抽出する機械に触っている。でも、ハーブ畑で水蒸気蒸留なんかするかなあ)がついたセットになっていて、ハンドクリームやらシアバターなるものはかみさんに献上した。ええなあ、ロクシタン。おっさんの宝箱や。推定3sものロクシタンを集めて「これで〇〇〇はあと10年は戦える」「あの箱はいい箱だ」みたいな気分に浸っているのであった。

 まあ普段は、むやみと買ってしまった香りの微妙な石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディーローションを、消費しつつ、いい香りのものもまぜてまったりしたお風呂タイムを過ごす。

 

 

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