蘭馬鹿日誌2003年8月および更新記録

ランのよしなしごとをつづる。下に行くほど昔 

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8月31日(日)球根対蘭

球根を買ったおかげで古巣の球根園芸館の活動が活発になり、球根植物図鑑をつくっていた。蘭の活動も一段と活発なので久しぶりにHPづくりに入れあげている週末になった。夜中までこれをやっていた。

 

午前中はかみさんの骨休めで青春18切符を持たせて京都で遊んでもらい、子供らを引き受けてうろつく。園芸店を廻ったが特段これといったものはない。古本屋で分厚い園芸図鑑が500円で手に入ったのはありがたかった。これが結構蘭のことが載っている本だった。

 

子供らを引き連れて山へ行った。三田市の最高峰697.7mに登ったが眺めはすこぶる悪い。蘭はまったくみかけず、巨大なキノコをたっぷり見た。未確認の動物が出て少々びびりながら歩いた。山は基本的に気を付けないと怖いところだとおもっている。猛烈に汗をかいてつかれた。

 

日に日にBlc.DalsHorizonの蕾がみるみる変化している。色づき、垂直だった向きが水平になり、開花位置につきつつある。つぼみ4つのうち3つまでは正しく水平だが、1つだけひっくり返っている。開花はここ数日というところか。蕾は光を浴びて目立てるように南に向かって開花するものなのだろうとおもっていたが、どれも北に向いている。もう一本の花茎には5つのしっかりした蕾がある。これら9つの蕾がどれだけ生き残って開花するのであろうか。9つという数にたまげる。上には上が居て大株で大輪のカトレアを70だか80だか花を咲かせるという。これをテレビで見たとき、「そんなもったいない。ちびりちびり咲いて欲しい」と貧乏性にも思ったりした。昨年の花4つで十分だとおもっていたので今回は驚いた。昨年行き着くところまで行って今年も相だろうと思っていた。花茎1本に2つがせいぜいだと思っていたのである。まったくカトレアには驚かされる。

カトレアを初めて手にしたのは1998年だった。まったく見たこともない面白そうな植物だった。その年は作落ち。1999年はシースが出て、2000年に開花した。開花まで入手から2年かかっていた。この開花で蘭にとりつかれてこの年の東京ドームで燃え上がりBlc.DalsHorizonを買った。2001年にBlc.DalsHorizonが花2つ開花した。ここまでカトレア歴4年。2002年に花4つ。2003年に花9つ?。毎年倍になっているようだ。来年は花18?。ありえないことではない。

 

かつて強い衝撃を与えてくれた蘭があった。百貨店のラン展で見たそれはあまりにも奇妙だった。私の頭上に長い花茎を伸ばし、怪人が飛んでいるような姿の花を先端に付けているのである。ずっとあこがれていたと言っていい。いまその画像を見ながら思うにこの蘭kramerianumpapilioか、昨日購入したkalihiであるように思われる。開花にかなり期待している。

 

8月30日(土)Lc. Love Knot Sato開花、明幸園Onc.Kalihi購入

休みになると蘭の手入れが楽しめる。Lc.LoveKnotの蕾が色づいてきたのでそろそろ開くと見て観賞場所の玄関横の棚に移す。

ひさしぶりに液肥とHB101をたっぷりしこんだ水をこれでもかとかけて廻る。Blc.DalsHorizonの不調は気のせいだったのか元気そうに見える。もう一方のシースからでつつある蕾は5つあることがわかった。全部咲いたらすごいだろうがそうそううまいことばかりは無いだろうと思う。

Epi.porpaxに蕾があるようだ。よしよし。買って1年半年になる。

 

本日かみさんの用事のついでに明幸園を訪れたところなんと蕾付きでOnc.Kalihiが売られていた。値段、珍しさ、蕾付き、ということで四の五の言わず購入。蕾がいつ頃開花するかは不明だが2週間ほどだろうか。株本体の姿はバルボフィラムのような雰囲気がある。花茎は30cmほどだ。

PsychopsysOnc. Kalihi(サイコプシス・カリヒ)は蕾付きで1350円+税だった。ひさびさの1000円を超える高額蘭である。

522日の日誌に「ネットを見ていて明幸園の通販のページに「オンシジウムカリヒ1400円」というのをみつけた。最近は名前と画像データがあたまの中でつながるようになっているため、あのOnc.パピリオ(Pychopsys. papilioもどきと気が付いて驚いた。kramerianum x papilioという交配種である。花の大きさ、奇妙さ、次々咲くなど魅力的な特徴を持っている。通常3000円をくだらないものだと思っていた。咲くまでは結構かかるかも知れないが、ちょっと気になる」と記述し、当時から目を付けていた。

本日の明幸園はあこがれのビーララが900円と安く、香り色姿のよいカトレアが800円とこれまた安く、いい感じのバニラ(観葉植物)450円が多量入荷していて充実の内容であった。チューリップの球根(8球入り300円など)を蘭以上に買い込んだ。ナメクジを亡き者にするための「ナメダウンF」なる剣呑な薬250円も買った来た。

 

 家に戻ってみるとLc.LoveKnotが開花していた。またBlc.DalsHorizonの蕾の塊が展開を始め、黄色い色がでつつあった。どうもこの季節カトレアの動きが活発である。

 

8月29日(金)

Lc. Aloha Case #32’× C. intermedia var. delicateの最初の花が終了である。花5つ揃い咲きは見事だった。B.nodosaもそろそろおわりだ。

 

新コーナー「咲けよ蘭」をアップロードした。なかなか咲いてくれない蘭を姑息な手段を使ってでも咲いてもらおうという趣旨のページである。タイトルはオヤヂのあこがれシバリョウを意識している。「咲いて候」とか「胡蝶蘭の夢」とか「崖の上の蘭」など、ほかにもわけのわからん企画がある。

 

夜回りをしていた。Blc.DalsHorizonの蕾のツヤが今ひとつさえない。ああいう成長している部分は生命力を感じさせるツヤというか張りがあるものなので、不調になるとそれがふっと消えるのである。このところの暑さでおかしくなったのかも知れない。最高34度から最低21度を記録しているようだ。もう一方のシースからの蕾はまだ元気そうだ。

 

開花中のペギーサンから別の花茎が出てきた。これが咲き終わることにはいま成長中の新芽からまた花茎が出てくるのではないだろうか。相変わらず咲きまくるカトレアである。大株になれば一年中咲いている可能性はある。

 

脇を見るとバンダの葉が黄ばんでいた。遮光は十分なので解さない。肥料が少なかったようには思う。見れば根が今年はあまり出ていない。どことなく生命力が低下している。あまり稼いでいないな、と思わせる。そういう稼ぎの悪い鉢も結構あるように思えてきた。まあ何事もよいことばかりにはならない。

 

Lc.Schrellianaの蕾がシースから3つでてきた。こちらはまずまずの調子に見える。蕾1つだけ残っていたLc.LoveKnotは何とか咲いてくれそうだ。

 

かみさんがチューリップの球根を買ってきた。「これはもってないだろう?」というがしっかり画像がデータベースにはあった。今年は寄りつきから15188円という安値である。いきなり10球増えたなあ。明日はうどんを食べに行くついでに明幸園である。

 

8月28日(木)ほんと毎日雨だ

胡蝶蘭の黄緑が調子が悪そうである。新葉出しに失敗しているようだ。胡蝶蘭をよくわかったつもりでいたのだけれどまだまだのようだ。

 

広島市植物公園で得た原種画像を整理していたが結構な数がある。これを全部掲載するとそろそろ容量の限界に達してしまうのではないだろうか。

 

Natureという科学雑誌がある。これに論文が掲載されるとその成果が夕方のNHKニュースなどで報道されるというほど「よくやった」的な権威のある雑誌である。ここでOrchidを検索すると99年に論文が出ているようなので(Nature 399, 421 (1999))読みたいなどとおもう。蘭を巡る学術に興味がある。

 

夜回りをしていたらバンダにカナブンが止まっていて葉っぱをはぐはぐとたべていた。薩摩藩邸前で桂小五郎を見つけた山崎蒸の気分で「おのれゲドウめ!」とへっぺがして芋畑に投げすてた。生育に影響はないだろうが、あきらかにかじりとられていた。バンダの葉を食う奴を初めて見た。これは学会に報告してもよいくらいではないだろうか。ちっ、現行犯逮捕したカナブンの種を特定する前に放免してしまった。「茶色いワゴンタイプでした」てか?。

このあいだもマスデバリアの新芽とつぼみを芋虫にくわれたのであった。普段はカラーにとりついている奴で、そういえば紫のカラーの花を食われた。

昨夜はどうしたものか虫が多く、マキシラリアの上に機械じみた音を発するバッタがいた。じっと観察していたがわずかに羽をふるわせるだけですごい音がする。

ナメクジが食害している現場を押さえたことはない。でんでん虫がデンドロの出芽をだめにしているのを断罪したことはある(韻を踏もうとして失敗している)。

 

8月27日(水)蘭花のある生活740日

蘭を長くやっている人には当たり前のことかも知れない。育てて咲いた蘭の花がとぎれずに咲いている期間が延々続いて本日で2年を超えた740日になっている。なにやら工場の「無事故記録1000日どうだどうだ!」的な日数である。818日が2周年記念だったのであるがわすれていた。しつこく記録を取っているためにそういう記念日があったりするのである。

間もなくデンファレが咲く。これが翌年の5月までをカバーしているため、また次の年につながってゆく。デンファレが咲くまでが1つの難所で、8月中旬から9月初旬にかけて花が無くなってしまうおそれがあった。今年はいろいろ咲いているうえ、デンファレも早く開花しそうなので盤石である。

 

年中蘭の花を見るためには何鉢くらい必要なのであろうか。2002年度の鉢の数は120鉢ほどだった。それほどでなくてもよく育てた株10株ほどでカバーできるのではないだろうか。デンファレで9月から1月をカバーし、2月からデンドロ、3月からシンビジウム、4月から7月まで胡蝶蘭。8月はこれという決め手がないので蘭屋さんでこれに相当するものを買ってくるしかあるまい。デンファレ、胡蝶蘭、デンドロ、シンビ+αというところで年中花のある生活を楽しめると考えている。

蘭を集めつつ環境を整えているといずれはそういう状態になると考えられる。まことに結構な園芸である。

 

昨夜カトレアBlc. Dals Horizonのシースから蕾の集団がいよいよ全貌をあらわしつつあった。シースをめくってみると蕾は4つもあった。もう1つのシースもこれに近いくらい大きい。これはいよいよ本領発揮というところであろうか。カトレアは育てるほどに相(フェーズ)が変わってゆくので面白い。このカトレアは、苗(20007年生くらいか、35号鉢)→開花株(2001年花2輪、4号鉢)→開花株(2002年花4輪、5号鉢)→準大株(2003年花8輪?)とハマチかブリのように出世してきた。暑さで蕾がまいらなければよいがと思う。

 

8月26日(火)雨が続くか

丁度夏のどさくさ仕事が一段落したところなのでランを落ち着いてみられる。「Phal.prucherimaがたまらん」「B.nodosaの香りといい夏向きの透明感のある姿がいい」「Lc.トリプルアクセルのレモンのような香りが実にいい」「Lctna.PeggySanはえらくしっかりくっきりした花が出た」など久しぶりにランを見た気がする。これからはデンファレが見頃だ。ランのシーズン後半のピークは10月末ごろになりそうだ。

 

夜中に雷雨があったのでまたまた水やりをさぼった。朝も晩も雨が降る。気温が高いので蘭にはよい雨である。

 

先日広島市植物公園で見たAmerican Orchid SocietyAOS)の会誌「Orchid」がええなあ、とおもっていたのでAOSHPを探していってみると会費年間48ドル+送料13ドルとのことであった。7000円ほどであの見事な雑誌が(英語だけど)毎月送られてくるのか、とふらふらと注文欄に記入を始めたが、かあちゃんにお伺いを立てねばなどと考えて踏みとどまった。実物がこれでもかと言うほどあるのになにも雑誌まで買ってみることもあるまいという気持ちもある。

 

日本の蘭についてすごい写真を撮っているサイトを見つけた。

 

8月25日(月)今日も残暑が厳しい

今日も35度くらいはゆくのであろう。おっさんのくせに日傘を差して通勤している。ランの日焼けを見ていると日光も当たりすぎるとコワイ。職場で胡蝶蘭をやっておられる方がおられるがあまりゆききはない。昨年8鉢あったようだが、プラポットであったり遮光があまかったりでお亡くなりになった株を4つほど見かけた。助けてやりたいがまあ人のことじゃ、すまんのお、と合掌して前を通り過ぎるのだった。

情報衛星じゃないけれどずっと追跡しているのであるが、それら胡蝶蘭は昨年はまだ元気そうだった。プラポットでコンポストが痛んだのではないかと思う。今年デンファレでものびの悪い株があり、そう言えばコンポストも2年を過ぎたものに決まって伸び悩みが目立つ。春の植え替えはしっかりやるべきだろう。

胡蝶蘭は、冬は12度以上、さっぱり乾く素焼鉢水苔植が重要であるが、遮光をきっちり、というのも大事である。横合いから差し込む西日などはさながらズルムケ光線のごとく葉に褐色の斑点を作るのである。胡蝶蘭は葉の美しさも売り物だと思うので大事にしてやりたい。

デンファレは直射OKと思っていたが、さすがにこの時期35度では葉やけがでてきた。種類によっては弱いものもあるようだ。そこでお仕事は午前中だけにして午後からの日差しは建物の影に遮断されるようにした。3時に日が陰る。銀行業務みたいだ。

 

これまで咲かなかったランの攻略をあれこれ考えている。これでページを増やそうと思った。題して「咲けよラン」。(「燃えよ剣」にかけていたりしてちょっと変か(^^;)

今年4年目になるカトレアがあるがいまだに咲かない。3年目になるカタセタム3株もある。2年を過ぎたアスコセントラムもある。一方3年目のデンファレから花芽が出てきた。咲きにくいランの攻略法をいろいろと検討している。しかしそうやってえばったところでまだ開花した種類は53%に過ぎないのである。まだ咲いていただいたことがない種類が53種類もあるのだ。すごい楽しみといえよう。

 

Lc.LoveKnotは蕾が1つになってしまっていた。このところ少々暑かったので心配したとおりの結果になってしまった。

 

8月24日(日)Blc. Dals Horizonの蕾出現

本日は広島からの移動日である。Epi. stanfordianumに満足して明幸園にはよらない。空き時間を利用して自転車で別の園芸店にいったりしていた。

家に戻って観察してみると、Lc.トリプルアクセルは花5つ全開であった。ペギーサンも花が2つ開いていた。アングロカステは終了していたので、最終日は22日になった。驚いたのはBlc. Dals Horizonのシースからはや蕾が出現していたことである。こんな暑い時期にでかい蕾が出てくると弱りそうでこわい。なめくじをみかけるようになったためなめくじよけをまいておかなければ。Lc. Schillerianaは蕾3つがシースの中に見えるようになってきた。

 

8月23日(土)圧巻広島市植物公園とEpi. stanfordianum購入

広島市植物公園で変わり咲き朝顔をやっているから見に行こうという話があり、10時前に出かけた。もちろん朝顔にさして興味はない。温室に直行する。本日もすごい気温で、温室で汗だくになる。買ってきたデンファレが箱にたくさん並んでいた。名門広島市植物園が買ってきたような鉢をならべるのであろうかと少々いぶかしがりながらみる。温室の花は少なかった。バンダもおびただしい数があったが咲いているのはわずか2株だった。パフィオ、オンシ、カトレア、ファレノそれぞれぱらぱらと咲いている。なるほど少々さみしい。うーん残念、などとおもっていたところエアコンの効いた温室にこれでもかというほど豊富な原種ランが並んでいた。どれも凄腕の手になる雰囲気の株である。意外なことに冬よりも豊富な内容だ。みたいと思っていた原種の見事な株のオンパレードでカメラを持つ手が汗ばんだ。おかげで原種画像が急増してしまいそうだ。さすがは名門である。

事務所のある本館に寄ると公開されている雑誌の中にアメリカラン協会の「Orchid」があった。見事な雑誌である。肥料の研究、栽培法の研究など最新の面白そうな方法が紹介されている。年間48ドルでこの雑誌が届くのなら入会を真剣に検討してみようなどと思ってみていた。また、「広島市植物公園栽培記録」なる刊行物が公開されおり、昭和55年の号を手に取ると、かの唐澤耕司氏、石田源次郎氏、の報告が載っていた。さすがは広島市植物公園と恐れ入りつつ午前の予定を終えた。

午後から大野への買い物のついでに岩国の「春園生花」に足を伸ばし、気になっていた「スタンフォーディアナム」を迷い抜いて購入した。「980円、高い、うううしかし728日以来1ヶ月近く考えてきたのだ。」といいつつまた置く。店の入り口付近にはBlcだのアングロカステだのアスコセンダなどを3株千円という強力3点セットがあって心をかき乱していた。しかし決め手があった。再度「スタンフォーディアナム」を手に取ったとき、花茎が根本から上がっていることに気がついた。こういうパターンは私にとっては珍しい。かくて選んだ株を固く握りしめてレジに行くと、4割引だったそうで結局588円になった。

Epi.stanfordianumはメキシコ、パナマ、コロンビア、ベネズエラに分布している。このあたりは雨季と乾季がはっきりしているという。冬から春に根本から長い枝分かれする花茎が上がってきて香りのある多数の花を付けるという。主婦の友社編の「洋ランの育て方のコツ」に全体図が載っていた。この本は写真以上に見事な植物図が多く載っている。

数えてみると49日間もランを買っていなかった。

夕方さらに自転車を駆ってハシモト園芸やホームセンターをいくつか見て回った。ハシモト園芸では1株植のデンファレが480円でよい感じだった。

8月22日(金)う、倉敷のラン温室が休止

夜中Lctna. Peggy San Tomomiレリオカトニア ペギーサン ’トモミ’が開花した。これが咲くと長い。夏冬それぞれ咲く。咲くといつまでもつぼみがでてきて数ヶ月咲いている。カトレアは環境がよければ「貯蓄」をするような性質があり、花が豪華になったりする。今回はどうだろうか。朝になりこれまでになくくっきりした大きめの花に仕上がっていた。

 

本日は休みをいただいてかみさんの実家に行く。18切符を使って普通電車で広島を目指す。途中2年前に見た倉敷のラン温室を見に行く。おなじく2年前デンファレ倉敷とアスコセンダを買った花屋を覗くが出物はなかった。35度というこの夏一番の暑い日に結構歩いてたどり着いてみると「休止」という表示がある。温室の中にはランが一株も見えない。こういうココロ安らぐ施設が閉鎖されていると胸が痛む(というより倉敷にめいっぱい毒づきながら駅に戻った)。

猛暑の中広島についてその晩はひたすら寝ていた。

 

8月21日(木)

明日は休みを取って18切符で広島へ行こうと考えていて、ついでに滋賀の「らんの家」に行こうと考えていたのであるが(反対方向やんけ(^^;)営業時間が15時からとかで断念した。残念である。かわりに倉敷の蘭温室か高松で讃岐うどん、小郡のうどん、井倉の鍾乳洞など非現実的な計画を練っている。

水をやろうとすると夜中に雨が降るようで助かっている。

こういう暑い日に留守にして家の中に開花株があるとかなりよわってしおれるのではないだろうか。我が家の開花株4つはいずれも外の遮光ネットの下に入れている。近所からカトレアが咲いているのが見えるという変な状況である。

そろそろ冬の作戦を考えている。今年は高温用越冬棚に蛍光灯ボールをいくつかつけて本格的な電球栽培を計画している。ソケットのコストは安いがボールが少々高い。安売りを見つけたら買っておこうと考えている。

ワーディアンケースまで行かなくても小型の蘭ケースというのは売っていないのであろうか。カメレオンを飼う環境に近いと思うが。蘭ケースに蘭をつけて売るというアイデアはどうであろう。照明で美しく見せると同時に保温も行うという。ファンもつけて、好みのミニ蘭4鉢セットで2万円とか。戸建て用とマンション用は分け、必要最低気温を表示してマニュアルをつける。暗い部屋でも電球栽培で胡蝶蘭がよく咲けば喜ばれるのではないだろうか。

藤が狂い咲きをしたというニュースを見た。さもありなん。35を超えた日はイギリスでは珍しいだろうが大阪では22日もあったという。今年はわずか2日だという。

今日も夕立が来たが、それまではいやになるほど暑かったなあ。

 

8月20日(水)

デンファレの蕾を数えていたら8個以上あるということがわかった。開花間近の鉢が2つある。このところの暑さで結構日焼けを始めている。シンビジウムは平気なようだが、デンファレは結構焼けている。

 

8月19日(火)

昨日のシンビジウム花芽ぼっきり事件から早くも立ち直ってシンビジウムを見ると結構花芽らしいものがぼこぼこ出ているようだ。12月に開花すれば面白い。

デンファレも続々と花芽が出たものが増えている。QSE、花工場、宝塚、ArikaBurana Charming、ロイヤル、Pramort、倉敷と続く。

今年度の開花件数は120件ほどになるのではないか、と皮算用をしている。

本日は前線の南側にいるため気温が上がる。光合成はかきいれどきかもしれない。

昨日やっとMasd.豊橋が終了した。

 

8月18日(月)うそぉ!シンビジウムの花芽ぼっきり

夕方に水をやっていてシンビジウムの葉芽とおぼしきものをみつけた。先週葉芽をぼきぼきやっつけたところだったので「てめえまた性懲りもなく」と3cmもあるそれをぼっきりやった。もちろん形をよく見てやったつもりだったのである。さわってみると先端部に微妙に太いところがある。4枚ほど皮をめくってまだ葉があるので安心していると5枚目にまごうかたなき蕾の集団が見つかった。ショックである。Cym.All Starは今年かなりきれいな花を付けたので惜しい。実に惜しい。くぅううううううううっ!!。しかしよく見るとほかにもよくにた芽がいくつか見える。今年はバルブ4つづくりという景気の良さでそれぞれよく育っているからきっとうるさいくらい花芽がでるだろうという予想をしていたのだった(思い上がりもはなはだしいが)。実際すごいできのようである。冷夏はシンビに山上げに匹敵するよい環境を与え、異例の速さで花芽を出したらしい。まあ気を落さずに今後に期待することにした。

それにしても太くて大きな花芽だった。9月ごろ出るものだと思っていたのだった。シンビ愛好家のみなさん気を付けましょう。

 

デンファレの蕾がはっきり見分けられる株が2つ。花芽がでた株は7株(QSE、花工場、宝塚、ArikaBurana Charming、ロイヤル)ほどになる。この昨年蕾まででて寒さで開花しなかったDen.Arikaの花芽が出そうだ。こいつはさっさと花芽を出せばいい花が咲く。ぐずぐずしていると寒くなってからは開花しにくくなるのである。今年は少々気温の高いところにおくことを心がけていたのでなんとかなりそうである。

 

8月17日(日)遮光

昨日日焼けで新葉を痛めているコンパレティアを見つけた。新芽の葉はメインが1枚で、これをやられた。花芽が出ているだけに心配である。西に日が傾いたとき、横から差し込む日光にやられたのである。西に山があり、遮光ネットと山の間に日光が差し込む隙間がある。そこからやられたのであった。脇が甘い。

レースのカーテンを切ったものがあるのでこれをぶら下げて「セキュリティホール」を塞いだ。

これから日光の差し込む角度が変わってくるため注意が必要である。

 

今日も雨だ。本当によく降る。たまには水やりをしたい。液肥をやる機会が少ないため肥料不足になっているかも知れない。

 

Den.ユキダルマ「キング」の高芽2本をとり、25号素焼鉢に2本一緒に植えた。もう増えるな、というのが正直な気持ちである。ノビル系デンドロの増え方が最も顕著で、特に今年は出たバルブの数と大きさが目を見張るばかりである。バルブ3300円で買ったものが3年目でバルブ25本になっているとんでもない株もある。大株になるほど増える力が強い。

 

昨日たっぷりBlcをみて大輪のカトレアがええなあ、と思って見ていたのだけれど、多くの原種同様年1回こっきりの開花であることが多いように思われる。できればしょっちゅう咲いてくれないかなあ、と贅沢なことを考えてしまう。Blcなど大輪のカトレアをほいほい咲かせている人の話がすくないもので「うちではBlcを年に3回咲かせた」という情報でもあれば、「おーし、これからはBlcだ!」というふうに意気が騰がるのである。Pot.HawYuanGoldは不定期開花かもしれないが成長が遅いのでそうほいほい咲いてくれそうもない。

 

昨日のラン店巡りで「玉花蘭」というシンビジウムの一種を見た。横文字の名前がわからないので調べていたところ、シンビジウム・エンシフォリウムCym. ensifolium スルガラン、の一種であることがわかった。真夏に咲くシンビジウムで強い香りを放つそうである。「真夏」「香り」という点で今頃になって興味を持った次第である。どこかに安く売っていないだろうか。

 

8月16日(土)ラン街道を行く

休日は庭のラン見物である。昨日Lyc. Jim Riopelle リカステ ジムリオペレの新芽の根本に何か出ていたと思って見に行ってみた。葉芽より細く見える芽が3本あることがわかった。リカステで葉芽が3本もでることは考えにくいので花芽だと思える。昨年花が不発だったためありがたい。

8月にリカステの花芽?というのはちょっと妙だ。前回の開花が12月でその前が3月だった。季節はずれに咲くと花も雰囲気が変わるので興味深い。

購入時に花1つ、リートバルブ2つだった時はリカステとしては小ぶりの種かとおもうほど小さな株だったが現在はものすごく大きく感じる。気候があったのか、駄温の平鉢があったのかともかくも生育がよかった。葉が立派な時期でバルブがすこしふくらみ始めていた頃に花芽をだすのだろうか。ランは生育の仕方がいろいろと変わる。このところ予想をこえた良好な生育を示すものが多い。

Lc.LoveKnotもその1つで、つぼみ4つがせり上がってきている。

 

ラン友のI氏が庭の棚の見物にやってこられた。ひとくさり最近の成果について紹介したあとで大和農園洋ラン部にいってみませんか、と持ちかけてみた。聞けばまだお出でになっていないとのことだった。行きましょうと言うことになりI氏のクルマでありがたくも出かけることになった。たちまち大和農園洋ラン部の店の前に乗り付けた。店の前には多くのスタンホペアが巨大な花を開いてぶら下がっていた。大変よい香りがする。風下に立って十分に花の香りを楽しんだ。

店内は夏とはいえかなりの数の開花株があった。今日はかみさんを待たせているわけではないのでじっくりと見て回ることが出来た。値段的に手が出ないものばかりでもともと低い購買意欲は0のままであるが見て回るのは面白い。

植え替えをしていた店の人を観察していたI氏は、あまりにも思い切りよくカトレアの白い根をぶった切り、バックバルブを捨てているのを見て驚いたという。そのバックバルブはどこに捨てるのですか、と聞きたくなったそうだ。確かに気になる。そのうちI氏に温室を見ては、というお声がかかりありがたくも温室を見る機会を得た。

温室は以前に1度だけ短時間立ち寄ったことがある。このたびは我々二人だけで心おきなく見物できた。一体どれくらいランがあるのか見当もつかないほど大きな温室である。25mプールくらいの面積はあるだろうか。幅80cmほどの通路が5本ほどあり、それ以外の場所は腰くらいの高さの棚になっていてランで埋め尽くされている。お値段がよくわからず、どれも高そうに見えるものばかりだった。開花しているものをぽつりぽつりと見ることが出来るが、広いので数は結構ある。自分の持ち株の100倍以上ありそうだ。とすればざっと2万株であろうか。

あまりにもじっくり見過ぎて1時間ほどを過し、閉店時間になってしまった。近くにある園芸店をはしごすることにした。阪急山本駅近辺はラン栽培者が多くあり、園芸店も多い。その1つ「ペオニア」なる店で変わった胡蝶蘭をみた。Dtps. Kenneth Schubert Blue Ribbonという。私はいわゆる「セルレア中毒」ではないが、「へー」と思ったトリビアな知識「セルレアの…胡蝶蘭がある」を報告する次第である。補足トリビアとして「1500円、まだまだ蕾が出そう」というものだ(セルレアと軽々しく書いてはいけないのであろう。ただ私がそう思っただけで、かの売り場では「珍しい花色」とだけ表示されていました。「ポケット事典」によれば「濃い紫色で、満開になるにつれて淡い色合いになる」269pとある)写真では「デジカメにだまされてんじゃないか」という色をしているが、みれば青っぽい色をしている。「マニアの方お見逃しなく!!」と写真にあるのがちょっと恥ずかしい。マニアってのはなにかにとりつかれている人、というイメージがあって自分で言うのはいいけれど人から言われると腹立つなあ、というニュアンスの言葉かと思っていた。辞書を引いてみると「趣味として何かを集めたり何かをしてみたりすることに熱中している人」とある。ふーん、そう、じゃあいいけど。

このとき、このお店にランを卸している業者にI氏が注目した。翠香園(スイカえん?)という。なんとなくその名はラベルで見たような気がするが思い出せない。I氏はあわよくば尋ねていってランを見ようとたくらんでおられたようでラベルに書かれた住所などを撮影するようにたのまれた。

さらに調子に乗り付近で有名な園芸店である「陽春園」に行く。だがここは売り場の改装工事中でランがなかった。

以前ここに来たときに近くの空き地におびただしいランを見た話を書いている。2001年の820日の記述で「これまであちこち見て回ったが、これほど蘭が集中しているところも珍しいのではないだろうか。驚いたのはあけっぴろげの空き地に申し訳程度の囲いをし、台をならべて遮光ネットを張っただけの設備におびただしい数の大型カトレアが並んでいる場所を見つけたことだった。ひょいとはいりこめる場所に高そうなカトレアがこれでもかというほど並んでいるのである。しかも囲いは大きく開いているところがあり車が入れるほどだ。みれば少なからぬ鉢に花が咲いているようである。これから台風が来ようというのになんということであろうか。それにしても近所にこれほどの蘭の産地があったとは驚いた。」とある。それを思い出してI氏を案内してみると2年前と変わらぬ状態でおびただしい数のランが並んでいた。昔と違うのは、クルマが入っており、初老の男性が一人黙々とBlcらしい5号鉢の手入れを行っていたことだった。すみません、みせていただけませんか、と声をかけるが距離があるためか聞えないらしい。I氏が近づいてお願いすると許してもらえた。先ほど大和農園洋ラン部でみかけたBlc. Memoria Helen Blown Sweet Aftonとおぼしき花が開いているのが見えた。近づいて名札を見るとまさに個体名まで一致していた。有名固体というのは素人にも脳裏に名前が浮かぶほど特徴があるということであろう。ほかにもぽつりぽつりと開花株がみえる。棚の広さは大和農園の温室に匹敵している。初老の男性は黙々と大きなカトレアの鉢を手にして雑草を抜き、バルブをビニールひもでしばって矯正しているようだった。

交配種のBlcが多いが、原種やいろいろと変わったランも結構数がある。かなり多くのワルケリアナをみた。これはいくらなのであろうか。値段を聞いてみたいが達人然とした男の作業のじゃまをするのも気後れがする。それにあまり見かけない素焼の平鉢に入ったワルケはバルブの数も多く、たぶん財布に入っている2千円では手が届かないだろうと思われた。

敷地を見るとどこからでも入ってこられそうで不用心であるように思われた。現に隣接する住宅からはひょいと段差を乗り越えて侵入できそうである。しかし、花が咲いてこそ商品価値の出るものだけに扱いが難しく、高級ブドウのようなわけにはゆかないし、ラン好きには滅多にわるい人間はいないのであろう。見込みのある株から蕾がシースを出てからどこかにある温室に移動しているのだろうと想像できる。

ラベルを見ると先ほど行ってみたいと考えていた「翠香園」だった。値札がついたものがあり、かつて店頭に並んでいたものらしいランが結構あるようだ。つまり見切り品にならずに帰ってくるような仕組みになっているのである。それだけにけちけち見切りねらいおじさん二人は本日は手ぶらでかえることになったのだった。

花の数はともかく、今日ほどランを数多く見たというのは珍しい。えらく充実した一日だった。

 

8月15日(金)花芽続々

ランは難しいか?。25平方メートルにチューリップを植えるよりは楽、と考えている。比較も何もあったものではないが、インフラさえ整えばランの方が楽だと思う。楽しみに鉢を手に取っている間に手入れも済んでしまうという面がある。人が見るとこまめに手入れしているように見えるらしい。本人は葉やバルブ、根、花を眺めて楽しんでいるのである。そうしながら手が勝手に動いているというのはある。ランはそうやって年中楽しめるのがよい。球根のように地面の下でどうなっているのかわからないで忘れているということがない。そのくせたいした世話が必要なわけではないのだ。

実に多くの種類があるが、基本的にいっしょくたの管理である。南米、東南アジア、日本、アフリカのランが一緒くたに生活して元気に育っている。置き場所は夏冬それぞれ2種類でしかない。夏は、屋外で、遮光あり、遮光なし、の違いでしかない。冬は12度の自作ビニールケースか、8度のリビングの棚の2つである。微調整はしている。こいつは日焼けしやすいので大きな株の葉陰に置く、という程度である。肥料の扱いにはある程度勉強と戦略が必要ではあるが、基本は置き肥を5月から7月まで11個とすればひどい失敗はない。例年なら毎日水やりを5月から9月までしているが今年は水は数えるほどしかやっていない。ほとんど雨に任せている。秋雨を避けるのは通常9月中旬からである。よい風が吹くおかげで病気らしいものも出ず。今年度お亡くなりになったのは1株のみである。

花は姿よく、色好く、香りよく、長く、しょっちゅう咲く。とにかくこれほどローリスク・ハイリターンの園芸もなかろうにとおもう。花好きには堪えられないはずだ。

 

この素晴らしいランも素焼鉢でないとうまく行かないことが多いので、もっぱら素焼鉢をつかっている。素焼鉢の質感は好きだ。けれど素晴らしい姿のランを飾るとき、さすがに素焼鉢というのは実用本位で野暮だ。金型でぽこぽこ作るものではあるので安い。日本の金型の曲線は野暮だ。その曲線は単調で、変曲点(曲線の接線の傾きが減少から増加に(その逆も)転じるような点)を含んでいない。初めてマイセンのカップを手にしたとき何かが違うと感じてよく眺めるとそれは変曲点のある曲線でつくられているということに気がついた。思うにそういう優美な曲線で出来た素焼鉢というものを作ってみたいと思うのである。粘土と電気炉があれば出来る。形を作って乾燥させ、900度で焼くだけである。鉢からランをデザインすればかなり面白いことが出来ると思う。庭の地下1mから良さそうな土がでる。なかなか大穴をあける元気がないので構想は以前からあるのだがなかなか着手できない。有力なラン屋さんは多量に出る素焼鉢をリサイクルするため炉で焼いておられるという。その炉でオリジナル素焼鉢をつくって鉢ぐるみランを美しくしてはどうだろうか。

 

涼しすぎて風邪を引きそうな気候が続いている。雨が実によく降る。昨年78月は毎朝水やりが日課になっていたが今年は雨がよく降るので5月から世話要らずである。まったく異常気象という他はない。

夜に帰宅して鍵を開けていると入り口横の棚に置いてあるB.nodosaがよく香っている。さわやかな心地よい香りである。その横でLc.「トリプルアクセル」が花を3つ並べて咲いている。蕾があと2つあり、5つ並んで咲くところを見るのが楽しみである。

 

本日はDiaca. Colmaniae「犬顔」とVuyl. Edna Stamperland FCC/RHS, FCC/AOSに花芽を見つけた。やはりカトレア勢が強い。開花株2つ、蕾株3つ、花芽株2である。

 

昨年よりもはるかに大きくなったリカステの根本から2本の芽が出てきた。同じ所から新芽2つというのは考えにくいので1つは花芽ではないかと期待している。

 

8月14日(木)10月中旬の気温とか…

Lc.「トリプルアクセル」は取り越し苦労だったようで、元気そうである。

盆というのに仕事である。建物の間をうろうろするため本日はさんざん雨に濡れ頭が痛くなってきた。エアコンを28度に設定しているともう暖房になっていて「ぬくいぬくい」とありがたがるしまつである。朝方「これは秋雨では?」と思っていたら案の定「10月中旬並みの気温」とのことだ。こりゃあのきなみ花芽が出るぞ。ランは「やばい」と思うと花芽を付ける。「さむい」→「やばい、花芽を出せ」と思うらしい。ただでさえ冷涼な気候で生育がよい。これで暖冬だったらランをやる身としては言うことはない。

 

そういえば昨日Lc. Schillerianaレリオカトレア シレリアナLeptotes tenuis × bicolor に花芽があるのを見つけた。11月からの開花ラッシュ(昨年は11株)が分散するのはありがたい。昨年まで年一回の開花だったものが2回をねらって蕾を出してくるという例が増えている。Blc. Dal's Horizonはシースをすかしてみる蕾の影から、蕾4つずつ合計8個の花が咲くかもしれない。この秋はすごいことになりそうである。

 

ところでPhal. Amanogawa x Grand City Venusは購入時点の花は終わったものの、後発の花がまだ咲いておりそろそろ開花期が4ヶ月になる。(見切りわけ株としての)購入前からずっと咲いていただろうと考えられるので開花期が6ヶ月程度にまでわたるすごい株ではないだろうか(以前そういう書き込みが掲示板にあった)。

また、Paph. glaucophyllumもすごい。本日で購入後開花期間が花4代で2ヶ月になる。5代目のはなのつぼみがなお大きくなりつつある。「花を見飽きるほど咲く」と言われているだけのことはある。

まだある。Angcst. Paul Gripp × Lyc. aromaticaはそろそろ終わりそうではあるが2ヶ月近い。Masd. 「豊橋」もしぶとい。なんにしてもあまり暑くない夏のおかげでランの花が長く楽しめた。

 

8月13日(水)

Lc.「トリプルアクセル」の最初の花が少々うつむき加減になってきた。夏は寿命が短いのであろうか。はたまた花粉を持ってゆかれてしまったのだろうか。

うげ。盆というのにまた強烈な仕事が入ってきて混乱している。

8月12日(火)

Lc.「トリプルアクセル」の最初の花が全開で大層姿が良い。ワルケリアナを持たずにワルケのことをとやかく言えないが、こういう感じの花ではなかっただろうか。

昨日から雨が降ってやはり梅雨の続きみたいな気候である。こういう気候はカトレアにあうのか、カトレアが活発に活動している。

Blc.DalsHorizonには2本のバルブそれぞれにシースの中に花茎が見えるが、つぼみがいくつついているのかよくわからない。なにやらむやみと数が多いように見える。3つは堅いとして合計6つ咲くのであろうか?

 

リカステが巨大化している。これまでにない大きな葉を広げている。バックバルブから出た芽から出来た葉はかわいいもので、これがだんだん年を追う事に経営規模を拡張して大きな株になってゆくものらしい。蘭は買うときはそこそこ小さい株なのだが、ゆくゆく驚くほど巨大なバルブや葉を出してくることがあって面白い。

 

トップページの写真を撮影した。B.nodosaLc.トリプルアクセル、Dor.prucherimaである。このところデジカメが不調だったりで写真交換のペースが落ちていた。

 

8月11日(月)Lc.「トリプルアクセル」開花

Lc. Aloha Case #32× C. intermedia var. delicate(以前の写真)が今年2度目の開花となった(今期74件目)。盛夏の8月に咲くのは初めて。蕾の出たバルブは3つあり、全部咲けば花が5つになる。蒸れるのを避けるため開花株はどれも屋外の日陰に置いている。

「蘭は1鉢だけにしろ!!」とテロリストに銃を突きつけられて脅されたらたぶんこのカトレアを取るのではないだろうか(^^;)。我が家の蘭の中ではダントツに開花実績が高いこともあるが(購入以来9回開花)、香り、花の良さなどからも実に強力なカトレアである。なぜかかみさんが買ったもので、「花が呼んだ」のだそうだ。わからないではない。

 

台風のため軒下に避難していたデンファレに一部日焼けが見つかった。軒下で水を切らしていたところに台風一過の日光が当たったためではないだろうか。デンファレの花芽ラッシュでどれもこれも昨年より前倒しで花芽が出てきているようだ。デンファレQueenSouthEastは昨年、一昨年のバルブからも花芽が出てきたので3本の花茎が出て来るというすごさである。

 

8月10日(日)

ブラサボラ・ノドサはつぼみ3つが開花している。暑いからなのかリップがハート形に広がらず矢印みたいな格好をしている。

 

久しぶりに液肥を与えた。デンドロは根本から「もういっちょいい?」とばかりに新芽が出てくるのであった。今年のバルブの仕上がりが早すぎて欲が出たらしい。涼しい夏は蘭には良かったのであろうか。

 

庭を歩くと、ついこのあいだ植えた見切り品カラー(6420円)の花が出ていた。5月ぐらいの花だと思っていたので驚く。オレンジ色の大きな花で見たときにはすでに倒れていた。ほかに紫色のカラーのつぼみもあった。

 

8月9日(土)台風一過

寝ているうちに台風は過ぎていた。あまりたいした台風ではなかったという印象である。庭をみてもいつもと変わらない様子だった。10時頃から日が照り始めたので蘭をすべて出して新しい配置に付けた。伸び盛りの花が期待できそうなものは良い場所につけ、花が終わってちょっとのんびりという状態のものはあまり日差しのきつくないところに回した。

 

8月8日(金)B.nodosa開花

ブラサボラ・ノドサが開花した(73)。ほそながーい花である。買って1年以内の開花なので成績がよろしい。ずっと育てていてもいつまでも咲かないという株もあるそうなのでありがたいことである。

 

 

8月7日(木)台風で総撤収

台風の接近に伴いほぼすべての鉢を家の中に取り込んだ。ひさびさに手にとって株をみたというところである。この時期としては昨年よりもよい仕上がりのようにおもえた。バルブが例年になく巨大化したものが目立った。長雨のせいだろうか。

デンドロは気温の低い我が家よりも下界の都市の方が明らかに生育がよい。ただ、時差開花が出来るといううまみがあり、デンファレの開花期間を年間8ヶ月にできるため少々の生育の遅れには目をつぶる。

胡蝶蘭2株に花芽が見られた。10月頃開花しそうである。冬場胡蝶蘭があるというのは結構なことだ。

Lc.LoveKnotに蕾があることがわかった。春咲きだと思いこんでいただけに今年二回目の開花になれば儲けものである。やはりカトレアはよく花が出る。

今年株分けして仕立てたバニラの鉢が成長してよい感じになっていた。オフィス向きの観葉植物になっている。これが観葉植物として注目されないのが不思議だ。

 

昨夜ブラサボラ・ノドサの蕾が少しだけほころんでいたようなので今日当たり開花するのではないかと期待している。初めて花を見る鉢というのはなにやらそわそわする。

花芽というとデンファレが6株ほど毎度律儀に出してきており、これらは空振りが少ない。カトレアも花芽や蕾がよく目に付く。

 

デンファレの花を認識するようになったのはいつごろからかよくわからない。蘭を始めた頃六本木の中華料理屋の皿に飾りで花1つ載っていたのを気に入って脇へよけて置いたのだが給仕に持ってゆかれてしまって残念、という思い出がある。また、京浜東北線の車内にデンファレの花が1輪落ちていたので拾って帰り、グラスに浮かべていたら2週間以上咲いていたのに感心したという思い出がある。このようにあちこちで見かける理由はタイなどから輸入された切り花が安く出回っているからである。年中最も安く簡単に手に入る蘭と言えばデンファレが筆頭だ。スーパーで一束298円という手軽さである。

最初に買ったデンファレは2000年の東京ドームラン展でハナジマオーキッドの出店で買ったDen.QueenSouthEastの苗500円だった。はじめてまともに買った蘭のうちの1株である。当初これを「ノビル系デンドロ」だと思いこんでいた。5月からバルブが伸び始め、8月頃から長い花茎が出て「これはどうも思っていたものとは違うようだ」などと思いつつ育てていると9月に咲いた。知らない人間が育てて、買って6ヶ月ほどで花が出るのだからデンファレはもっと普及しても良いのではないかと思う。あまりデンファレにはまっている人というのを知らない。

団地だったので冬は最低温度11度とぬくかったので冬越しに苦労はなかった。世間では相当難しいように思っている人がいるようである。まあ難しい環境というのはあるのだろうが、冬越しだけ少々工夫すれば容易に育てられる花だと思う。

ものすごく普及している割に、名札付きのものを手に入れるのが困難という妙な蘭かもしれない。ラン展でもあまり扱われているのを見ない。寄せ植えの見切り品、寄せ植えをばらしたものを安く見る。1200円でたくさん置いてあるのをみたことがある。ノビル系デンドロは毎年倍増するようだけれどデンファレというのはあまり増えず、育て方がよいとバルブが大きくなり花茎の数や花の数が増える。

 

8月6日(水)Masd.「豊橋」返り咲き

Masd.「豊橋」が返り咲いた。678月とぽつりぽつりと花を付けてきた。マスデバリアは花をよく出す結構な蘭なのかもしれない。連日33度を超える盛夏の8月に暑さにもまいらず花を付けるので天晴れである。

 

カトレア3種が蕾を出しているのでこの夏も花を絶やさずに乗り切れそうである。

Blc. Dal's Horizonはこれまでにない巨大バルブ2本に大きなシースがあり、それぞれに花芽の影が見え、蕾も1本に4つほど見えるようになってきた。いよいよこのBlc.も本領発揮と言うところであろうか。

 

蘭を観賞していて最近思うのは、花が咲いたら日の入らない室内に長く(4ヶ月という例がある)置いて鑑賞していてもあまり弱らないということである。花のない時期によく日光を稼いでおけば長く至近距離で花を楽しめるという実に優れた特徴がある。

 

普段目にする植物と異なり蘭の多くは成長が遅く感じられる。年間バルブ一本だけというペースのものも多い。とはいえ蘭は着実に増えて巨大化しつつある。とくにデンドロなどで大株化が進んでいる。見切り品300円で購入したデンドロDen. Spring Color 'Hohoemi'は当初バルブ3本だったのだが、現在ではバルブ20本ちかくあり、鉢が見えないほど恐ろしく繁茂し、大株といって良い状況である。デンドロはどれも恐ろしいほどの勢いで成長している。

大株は盛大である反面場所を取る。大株だからといって花が極端に大きくなることはない。大株になるとバルブも巨大化する場合がある。その巨大さをおもしろがってもいるが、困るのは冬場棚に押し込む場合である。

大事に育てた大株ではあるが、もらってくれる人がいればせっせと差し上げるようにしている。育てて咲いてくれれば十分報われた気がする。

 

8月5日(火)

B.nodosaの蕾がどんどん大きくなるのに驚く。もっと小さな花だと思っていたが結構大きい。

Lc.「トリプルアクセル」の第三バルブにも蕾が出てきた。時間差で咲きそうである。猛暑なので蕾が不調になるおそれがある。8月に咲くのは初めてだ。

Masd.「豊橋」6月中旬から咲き始め、7月末に一度花がなくなってなお大きな蕾が2つみえる。クールオーキッドなのだが、気温33度の8月に花を咲かせるのか注目している。(しかし今日もきつかった)

 

 

8月4日(月)

休暇明けに猛暑でへばっている。デンファレ「倉敷」はくっきりと目立つ白い花を付けている。涼やかな白い可憐な花である。残っていたつぼみ1つが開花を始めた。本日もらわれていった。もともと3鉢ないし4鉢ある。350円の見切り品を買ってきて以来2年になる。

デンファレというとよく使われる割に蘭の世界では話題に上らないが、たぶんあまりにも出回っていてどこにでもある花だからだろうか。育ててみるとめったやたらと大きくなったりして面白い。今年もキングサイズのすごいバルブが育ったものがある。別の株2つに出てきた花茎は5cmほどになっている。

 

8月3日(日)

バニラが鉢のヘゴ棒からはるか1m以上伸びて蘭の棚をのたくっている。バニラのために80cm級のながーいヘゴ棒を買っておいた。これに銅線を突き刺してぐりぐりねじ込んで貫通させた。銅線をランの棚の天井横棒にかけてヘゴ棒を支え、下端をランが並ぶ棚に固定した。これにバニラの蔓2本をまきつけ、水苔をクッションにしてビニールタイでくくりつけた。活着すればこのぶら下がり棒で生活していただく。

 

家では育てて開花した株はアングロカステだけになっていた。まもなくカトレアやらマスデバリアやら、ブラサボラ・ノドサが開花する。この夏も何とか逃げ切れそうだ。

 

家のデンファレにも花芽が出てきている。涼しい気候が影響したのであろう。下界よりも株が小さい。

 

8月2日(土)明幸園朝霧店

広島から18切符で兵庫に戻る。「播磨灘物語(三)」司馬遼太郎著を読み始め、舞台の御着という文字が見えた頃に電車のアナウンスが「御着」を告げた。もうすぐ目的地の朝霧駅である。読み進むうち、丹波、伊丹、三木、高槻、茨木、姫路という地名が出てくる。関西へ帰ってきたという感じを楽しむ。

JR沿線の徒歩でゆけるランの安い良い店といえば明幸園朝霧店である。明石海峡大橋の手前にあのJR朝霧駅があり、そこで下車した。かの歩道橋は知らなければ実に眺めの良い素敵な場所なのだな、とおどろきつつ、600m離れた明幸園を目指す。ここに1年半前の59日に訪れて以来狂乱のランフィーバーが始まったのであった。思えば楽しい1年だった。

店は整理整頓されだれたところのないきりりとした雰囲気があった。蘭の種類は豊富である。魅惑の見切り品コーナーは消滅していた。見切り品もあるにはあるがほぼ揃えたものばかりだった。あまり落胆もせず店を見て回った。F氏が探していたバニラが100円で屋外の見切り品棚にあった。このバニラの葉は大層美しい。丈夫だし一年で結構伸びる。もしまだ手に入れていなければ最高の土産になったはずだが、これも買って1年ほどになる。

 

電車を乗り継いでまだ明るいうちに家に戻った。暑さにまいったのか胡蝶蘭はおわり、Bc.は本日終わりの状態だった。パフィオとアングロカステはしっかり咲いていた。

屋外のランで痛んだものはなかった。Lc.「トリプルアクセル」は蕾1つ、3つで上がってきていて3本目のバルブはまだ内部の蕾がよくわからない。ノドサとレリオカトニア・ペギーサンとマスデバリア・「豊橋」のつぼみは調子が良さそうである。このクソ暑い気候でマスデバリアの蕾が元気なのは妙だ。

あらら、トップページの花のストックがなくなってきた。

 

8月1日(金)

「チューリップ」アンナ・パヴォード著(大修館書店2001年)という本を読んでいた。チューリップの歴史は16世紀当たりから盛んに記述されるようになっているようで、ランに較べると古い。しかしチューリップというのはなにやらとらえどころがないという印象がある。種類も多く、色も鮮やかで、なにかこう私を狂わせるものがあったのか、出向から帰ってきたときに狂ったように球根を買い求めたことがある。あの当時はラン熱よりもはるかに強力だった。金額的に足しあわせてみるとなおランを上回っている。現在は落ち着いていて再燃する兆しはない。庭に限りがあるからだ。

ランも来るところまで来た、という感がある。今後はもっと美しく咲かせるにはどうするか、といった質的なことにこだわるようになるのではないだろうか。それともデンファレ1株を1年中咲かせるには、などというテーマも面白い。すでにあるものを育てていても驚くような変化がある。そういうところを楽しみたい等と思う。

 

広島市立植物園に行ったのであるが休館日であった。

近所のスーパーで花付き398円のデンファレを見かけた。ピンクで縞模様があり、バルブが6cmほどのミニタイプであった。いい花だったがやはり買わずに帰ってきた。まだ覗いていなかった近所の園芸店にいってみたがとくにめぼしいものはなかった。

 

 

 

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