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2010年9月28日(火)Lanium aviculaラニウム・アビクラ開花

Lanium avicula ラニウム・アビクラが開花した。画像はC.Miyuki ‘Abe’のページの下にある。かわいい花を多数つける小さくても丈夫でかっこいい株だ。

 

2010年9月26日(日)

涼しい。雲がぽこぽこ浮いて気持ちの良い一日だった。

よく名前を忘れる蘭があって、C.Miyuki ‘Abe’のページの下にあった蘭の画像について、蘭友がおしえてくださった。Barbosella cogniauxianaとか、Iさんありがとう。どうも花芽らしいものがみえる。

 

畑に大根、二十日大根、白菜を植えた。

 

かの検事さんとは同じキャンパスにいたことがあるらしい。田舎ののんびりした大学であったから大変な出世頭である。検察のエースみたいなひとがよく出たなあ。もの凄くがんばらないと検事様にはなれない。しかしあろうことかNHKスペシャルで1時間の特番をはるようなことになってしまった。「腐りきった厚生省云々」といっておられたそうだが、お役人様を色々知る著者として言わせてもらえば、高くない給料でよくあれほど世の中のために真摯に議論を重ね、働きまくる頭の下がる人が多かった。働きすぎて、通勤中に具合が悪くなり、本当に過労死なさった東大出のお役人様もいた。50台、まだまだこれからという人だった。私の机から5mほどのところで、お亡くなりになる72時間前も同僚と議論をなさっていたが、かなりお疲れのご様子だったという思い出がある。当時私の机の上のパソコンの上にはあろうことかDen. Arikaが咲いていて、この花を目指してお悔やみをいいにくる人が居た。思いっきりそれらしい白い花だもんね。紛らわしいことをしてもうしわけなかったが、そのままにしていた(変なオヤジだしね)。いまだにこの花を見ると当時のことを思い出す。そういえば花芽がでてきたなあ。

東大出の方々は、真摯で、熱心で、整理が良くて、気配りの素晴らしい、本当に優秀な方々が多かった。また、お役人様は今回の事件に見るように、実はまじめで立派な方々が多いのである。変なことをしていると同僚からつっこまれる。出世に響くというのもあるが、まちがったことを言ったりやったりすれば鋭いツッコミが上下左右から繰り出されるのがお役所というところである。それでも世のため人のためと臆面もなく言い、しんどい仕事を厭わないのである。だからかの局長様もそういう人である可能性の方が高くて、聞いているようなしょーもない犯罪なんかするかなあ、と思っていたのである。どこかの国の役人(賄賂、無策、地位を利用して商売、殖財重視、縁故取り立て、非を認めない、謝らない、特権意識、低い自己チェック機能、人権意識低い、かの党員は人口の5%、国際法を踏みにじっておいてしゃーしゃーとこっちのせいだという、賠償まで請求してくる。くやしいことに日本の役人よりは頭が切れる人が多いらしい)とは大違いだと思う。

検事さん、もったいないなあ。大変残念である。我々と同世代の働き盛りだが、劣化、といわれてしまった。私の仕事も劣化していないか反省させられた。こういう人が社会復帰できる世の中であって欲しい。

 

2010年9月25日(土)

涼しい。風が強い。ちゃんと晴れているのでたまっていた撮影をした。なかなかよい写真が撮れたのではないか。

 

図書館に行って本を返す。柘植久慶著「宴のあとの中国 崩壊目前の偽装大国」(2008年12月)と若宮清著「中国人の99.99%は日本人が嫌い」(2006年2月)を借りてきた(わし、どんだけ中国好きやねん)。1万人中9999人は日本人が嫌いで、残り一人は「どっちでも」ということなのだろう。そうかもしれない。

私が中国の人間として中国で暮らしていたら、と想像してみる。「じいさんやばあさんから日本軍はこんなことをした、あんなことをしたとたっぷりきかされ、もちろん小中高とさんざんきかされた。生まれるまえに「大躍進」なるものがあって多くの人が餓死したという。子供時代は文化大革命で、たくさんの人が死んで(ギネスブック94年に「大量虐殺」の項があり、2位の旧ソ連4000万人、3位のナチス800万人、4位ポルポト300万人を押さえ、ぶっちぎりの6370万人(仏フィガロ誌推計とか)とある。現政権のお仕事であった)、内戦をやったり、若者が田舎に追いやられたりとさんざんだったそうだ。家の筋目というか共産党の筋目じゃないと出世は難しかった。なんとか商売を興して金儲けが出来るようになったのはここ20年くらいのことじゃないか。うまくやれればいいが、仕事がなければ大変だ。大事な一人息子は勉強勉強でほんと大変そうだ。聞けば日本は戦争に負けたくせに、すごい豊かな国になっているらしい。飲み水を自販機で買わなくてもよくて、水道の水が飲めというし、停電はほとんどないというし、食品は安全で、学校はただだし、部屋は広いと言うし、医者には安くかかれるし、救急車はただだというし、子供が2人以上というのが普通なんだそうだ。なんということか。親類のうち誰かが日本にしばらく出稼ぎして家を建てたのにはたまげた。最近日本企業は我が国の労働者の首をどんどん切っているという。そんなに豊かなんだったらこっちに富をよこせ!。あんだけわるいことをしておいて豊かになって、そのうえ油田が欲しいからと、わしらの領土(もちろん信じて疑わない)魚釣台をとりにきてるというじゃないの。なんという強欲な奴らだ。絶対ゆるさん!」、というところではないか。それで漁船が体当たりしてきたんかなあ。

「中国人の99.99%は日本人が嫌い」には冒頭からこうある。

「諸君、政府関係者に注意喚起したいことがある。それは尖閣諸島の石油問題である。日本はよほど腹を固めた決意で臨まないと大変なことになる」

・・・もうなってる。この本にはとっても恐ろしそうなことが書いてあるようだ。

「宴のあとの中国」は日本人の喜びそうなことが書いてある。こういう本は、なんらかの劣等感を持つ人が、バカにしたい相手を渉猟して読むのだろうという悪口本なんだろうか。まあ気持はわかる。嫌いなやつの悪口を楽しんでいる間はひとまず自分の問題は忘れられるか、過小評価出来るからである(なんの解決にもならないが)。ある程度本当のことも書いてあるのだろうが、すごい予言が出ている。「上海万博の失敗、少数民族の本格的抵抗、大地震による北京の崩壊、三峡ダムの決壊と長江流域の大惨事」があるのだそうだ。こういうのは一部の人たちの考えそうな「そうなったらいいのになー」を反映しているように思える。私は、どれも起きない、と思う。(日本人の悪口もたっぷりかいてある。いろいろ興味深い内容が記述されている)

誰か中国が世界を支配したら、という小説でも書いてくれないだろうか。フィリップ・K・ディックの「高い城の男」という小説があって、二次大戦で日本とドイツが勝って世界を二分するという設定がある。今だって世界の四人に一人は中国人っていうじゃない。だれかやくざ呼ばわりしていたけれど、四人にひとりがやくざって世界はどうよ。きっといまごろそういう小説が書かれていて、出ればベストセラーまちがいなし。

あらすじを書いてみる。アフリカでやっていたいろいろな人権上の悪事が露見し、世界中に悪性のトリブタインフルエンザを蔓延させたとして、国際的に総すかんを食らった2020年ごろの中国は、疲弊した国土、反乱する人民、少数民族のテロなどが頻発していた。中国はこの窮状からの回生を図るため日本に言いがかりをつけて宣戦布告する。強大な中国軍に日本海でぼっこぼこにやられ、本土上陸され、殺戮される日本。(日本人ってやられるの好きだからなぁ)その裏で、中国人が持ち込んだウイルス兵器(特産。自国のアヒル、鶏、ブタが開発に協力している)により世界中の都市が人質にされ、中国人による世界支配が始まる。その後のオソロシイ世界の有り様やいかに?:ここで天才科学者が登場し、人が死なない超強力兵器を登場させ(生物兵器:ないしょ)、支配階層を無力化して、めでたしめでたしにしたいのであるが、そのあたりはもうドラエモンっぽくなってしまうなあ。

人口が13億人もいる国に勝とうとおもうのが無理だろう。勝たないまでも負けないようにするのが大事だ。今回いっぱい無理を通されてしまったが、まだまだこんなもんじゃないかもしれない。あっちが無理を通したくなくなる気分になるようにいろいろと手を打ってゆかなければならない。元の切り上げまくりとか、各社利益を見据えた冷徹な見切りとか、インドシフトとか、それでも先方は相当強力かつ不公正だ。それが出来ないほど日本が商売や産業で弱体化していないことを祈る。なめられない日本になるように精一杯努力したい。

 

今後どうなるのか。

「希土類学会」に「脱希土類」というセッションができるんだろうなあ。

以下想像。

ここまですごい言いがかりをつけてくるのだから相当な覚悟でやっていると見た方がいいのではないか。たぶんますます高圧的に要求をつきつけつつ、希土類の輸出禁止、観光の停止、商売もどんどんぶちきられて、日本企業は中国から追い出されるのではないか。日本は未曾有の不景気にたたき込まれる。オイルショック以来の大規模な経済ショックで日本は激震に見舞われるのか。

日本からは、資金、ものづくり技術をしぼりとったので、もはや日本は商売敵でしかないから、やつらの商売をつぶしてしまえ、とどんどんオフェンシブにやってくる。とうとう尖閣諸島は占領され、周辺に中国軍が展開。やる気まんまんだ。「中国はもはや強大」なのだ。

なぜそこまでやるのか、といえば共産党は我々が思う以上に追いつめられているからじゃないか。元が切り上げられたらかのへんちくりんな経済がホントに瓦解するかもしれず、それゆえ人民の批判をそらすために日本とことをかまえることにしたとか。「腹を固めた決意で臨まないと大変なことになる」のかもしれない。杞憂であることを祈る。

 

2010年9月24日(金)

涼しい。風が一日強かったようだ。

 

中国人船長が釈放される、という報道に接し、まあそうだろうなあ、という感想を持った。

その後石原都知事のコメントにふれると、これに触発されて腹が立った。世界の90%を産するレアアースを輸出禁止にして、強圧的に要求を通した格好である。大変痛いところをつかれた。

貧しい人が隣家に味噌を借りに行って、貸せませんな、と断られた想像をしていた。ひょっとして実際にあったことを聞いて覚えていたのかもしれないが、そういう記憶は当事者には忘れがたい。まさにそういう忘れがたい体験をしたのだと思う。日本人嫌いの中国人には喜んでいただけるだろうが、なんかくやしい。熊の胆をなめ、薪のベッドでは寝ないが、忘れるわけには行かない。(ちくしょう、次はうまくやれよ)(ことが終わってからいろいろな人がぐだぐだテレビで言い始めたが、じゃあ、どうすりゃよかったのか事前に言えってんだよ、と思わないではない)

リビングでねっころがってくだを巻いていたら折り畳み机が倒れかかってきて額を直撃した。すごい衝撃であった。泣きっ面に蜂的な状況だ。まだいたい。明日冷たくなっていたらどうしよう。しょせん俺はかっこわるいおやじだ。

イチロー選手は所属するシアトルマリナーズがずっと低迷しているなかいろいろ辛い思いをしながらも10年連続200本安打達成。「いろいろ辛い思いをしながらも」ずっとかっこいいところが本当に泣かせる。

 

2010年9月23日(木)蘭の大移動

昨日までの30℃の日々が懐かしくなるほど涼しい。最高気温は20℃にとどいているのだろうか。もう頭が痛くなるくらい涼しい。雨がよく降った。風も強い。強風でトレイが1つすっとんでしまっていた。蘭は無傷だった。ああ、蝉の声がしない。裏の棚にはもはや日が差さなくなっているので全部を南側に移動した。あっという間に秋という気分だ。涼しくなったらさぞかし頭がよく働くだろうと期待していたのだが、本日の仕事はさっぱりだった。

庭の蘭をあっちへこっちへと移動しながら出荷する株を集めた。

 

休日の買い物に出かけると、ダイキでチューリップの球根が安かった。20球398円は今年の最安値だ。1球20円。新潟産ゴールデンアペルドーンの球根はなんというか傷もほとんどなく、見事な姿形をしている。海外産の、といってほとんどがオランダ産なのだが、リンファンダーマークやらオックフォードエリートなどはぶつけたような傷や、先端が折れていたりつぶれていたりするもので、それでも咲くから文句はないのだけれど、新潟産は実に丁寧にほりあげて包装したところが、いったいどうやったのだろうと感心するほどだったので、つい勢いで5種類100球1990円も買ってしまった。いつの間にか自転車を買う話もパソコンを買う話も立ち消えになってしまったので、球根買いに走るか。

そういえば球根園芸館も統合しないと自動的に閉鎖になってしまうのではないか。まあおいおいやろう。

毎年球根を買っているので、庭でたくさん採れているようでも2割以上減少している。毎年増えて人に上げられるほどならいいのになあ、と思わないではない。畑に植えたら鹿がくうだろうか。

 

植えていた黒豆はひそかに順調だったのだけれど、ものすごい北風になぶられてちょっとまけそうな雰囲気になってきた。過去に例を見ないほど多量の豆さやが多量についているのにぼっきりいってしまったらもったいない。

 

中国好きだからなのか、連日中国の動向が大変気になるのであるが、新聞には淡々とした報道しかなく、テレビも騒がず、深刻さを感じさせるものはなにもない。本屋では中国を話題にした本がさっぱりみあたらない。スーパーでもニンニクが中国産であった他は、干し椎茸まで大分産というくらい中国産は探しても見つからない。世間は、あれを単なる「当て逃げ」と見なしているのだろうか。そりゃそれでなんだかすごいなあ。政治は政治、経済は経済か。私だけが過剰に反応していたのか、そうか、駄文書きつづってばかを見たなあ。仕事忙しいのになにやってんだろうなあ。

テレビは、気候(落雷、竜巻、気温低下)、検事証拠捏造事件(もったいないなあ)、総理の国連、のニュースで中国の扱いは小さい。元の切り上げ圧力に中国のリーダーが「勘弁してちょうだい」という演説をしていた。そりゃ通らないだろう。あっちも大変なんだなあ、とわかった。新聞には、中国抜きで「コピー商品を閉め出す国際会議」が開かれている、とあった。

 

おっと、ニュースで「希土類の輸出停止」が発表された。なんちゅうことをすんねん。ええ、「中国で日本人身柄を拘束された」、なんかほんといろいろえらいことになってきたなあ。

 

 

2010年9月22日(水)C.Miyuki‘Abe’開花

C.Miyuki ‘Abe’が開花した。

 

本日も31℃だった。今日まで暑いらしい。

 

毎日見ている面白いブログがある。本日は中国について扱っていた。台湾のある島にしつこく毎週決まった時間に中国は20年間砲弾を撃ち込んでいた、という内容だったかと思う。メンツゆえやめられなくなってしまった戦闘行為だそうである。その砲弾の硬質金属を使ってその島では包丁をつくり、それが名物になっているという。なぜかその記事はしばらくすると消えてしまった。時節柄自粛なさったのだろうか。

この記事が示唆する事柄がある。先方は大変しつこい、ということだ。我々日本人は、すべての中国の人からではないにしても、しつこく嫌われている。今後もなにかある度に、やいのやいの言われるだけではなく、不買運動だの、ボイコットだの、抗議運動だの、が繰り返されるのだろう。まさか国家元首までがNYまで行って「そっちが悪い。なにがあってもそっちのせい」とおっしゃるとは思わなかった。いわゆるメンツをかけておっしゃっているようである。なんだか数手先を読んで、巧妙に仕組まれた用意周到な計画を感じないではない。かの国はやる気まんまんなのではないか。

ぶつけたぶつけないという議論は、餃子のやりとりを思い出しても、ちゃんと調べればあとでわかることを、よく確かめもしないで相手が悪いといってしまうとあとあと格好が悪いだろう。波でゆれてぶつかった、ということが否定しきれず釈放になるのならそれもまたよし(ビデオをみた議員は、故意とはいいきれないのではないか、という感想を漏らした)。それで一時収まるのなら今後はこの一件をよくよく心にとめて今後のことを真剣に考える。やっぱり故意にぶつけたとして有罪になり収監されるのもそれはそれでしかるべし。先方の対応に覚悟をもって臨むしかない。

だが問題はこっちの言い分が正しいか、正しくないか、ではない。中国の確かめもせずにきめつけて国を挙げていいつのったあげくおおくの関係をぶちぎれにするやりかたは隣国としては諫止せざるを得ない。領土問題を領土問題として議論せず、青年交流、国際交流、民間交流いろいろなことを断ち切って国を挙げてバッシングをするというのはもはや尋常ではない。

中国市場は、中国人のナショナリズムを刺激するような政治的発言または一部の行為によってとたんに居心地の悪くなる市場である。フランスがつい最近そういう目に遭っていた。カルフールでしたっけ。そのときは他人事だったのでふーんとおもっていた。明日は我が身、とも気が付いていた。今後日本の企業が中国から退場を命じられれば、長年世界市場でやってきた国際的な企業群を追い出すわけで、この市場の変なところが世界にわかってもらえるだろうか、それとも他国からみれば他人事となるのだろうか。

中国人が優秀なのは認める。かなり力を付けてきたのであろう。しかしこのようなやり方は、優秀な中国人のすることだろうか。こんなことで中国人民が永く食ってゆける利益を確保することが出来るとおもっているのだろうか。ともかく、このような扱いはとうてい容認できない。我々はかなりの痛みを覚悟してかの大国の横暴に抵抗することになるのだろう。

餃子事件の時に物価が上がって困るんじゃないか、という心配をしたことがある。日本産干芋1袋480円が、中国産だと20円に暴落してたくさん買った思い出がある。業務スーパーからさーっと中国食品が消えた。しかし、日本産の農産物の値段は中国産と比べて高くなったという印象はなかった。国産の農産物はうまい、安全、品質がよい。高くても買って良かったというものはあった。今みたいに変に安いものが出回っている世の中と比べて、100円ショップのなかった、それなりに何でもものが高かった昔の方が社会に活力があった様な気がする。少なくとも今みたいにびんぼう臭くなかった。中国にとられている仕事が日本に帰ってきて、日本の若者の雇用が増える、という期待もある。かえってこの一件で日本の再生が図られるかもしれない。中国のおかげで我々は腹に力が漲る(いや、現にすごいがんばっちゃってるんだけど)、そういう風に持ってゆくことが出来ないだろうか。

事件の背景に、中国の人件費の高騰→日本企業、海外企業の撤退や海外移転→労働者の不満+住宅・健康・環境への不満→共産党政府への不満→人民の不満の矛先を日本に向ける、というのがあると考えられる。今回の事件が、国内の不満をさらに加速増大させる可能性があるので、中国政府は大変なミスリーディングをしでかしたのではないか、という見方も出来る(ひょっとすると中国版バブル崩壊を他国に喧嘩売ってうやむやにする作戦か。バブル崩壊は日本のせいだ、とかなんとか。なんにしても挑発に乗ったら損だ)。なんにせよ、日本にはありがたくない、不安要因の増大とみえる。中国政府には自国と国際関係での利益をよくよく考えていただきたい。

 

2010年9月20日(月)

三日連続30℃を超えたような暑い連休だった。

C.Miyuki ‘Abe’のつぼみが今年も盛大だ。

なんじゃこの蘭は?と棚で首を傾げていたつぼみ株がLanium avicula ラニウム・アビクラとC.Miyuki ‘Abe’の掲載記事の片隅に写真の記録にあった。写真の記録は大事だ。

 

買い物で動き回っていた。曇りで写真撮影も出来ず。

畑の草抜き3日目。地面にひざまずくというか、はいつくばって丁寧に草を取る。結構はかどっているような気がする。畝をたがやしてサラダ菜を植えた。

 

中国関連にいろいろ書いていたが、所詮シロウトのたわごとと削除。書きたいことはいっぱいあっても、書くことがもっとも効果的な行動ではないと思えた。研究開発の現場のリーダは、言う。「頭では勝てない。日本はチームワークで臨むしかない」。なにしろ人口は10倍だから優秀な頭脳は10倍いるわけで、そういうのと張り合うために必要なのは日本人同士のチームワークしかないというのである。

 

2010年9月19日(日)Den. Hawaiian King‘Giant’開花

Den. Hawaiian King‘Giant’が開花した。

ミルトニア・スペクタビリス変種モレリアナがせっかく1輪だけ開花しているのに写真を撮るのを忘れた。

Den. 静岡紫が終わりつつある。このデンファレは花の雰囲気、花茎の出方、開花時期、開花期間など、デンファレらしくないところがいくつかある。デンファレの仲間の原種のデンドロにはタウリヌムなどとっても魅力的なものがいくつかある。村上で見かけた原種のデンドロにもデンファレっぽいものがあってうまく表現できないけれどかっこいいので惚れ込んだものがあったが、2000円もしていたので買えなかった。これらのデンドロは花茎をバルブの先端付近から伸ばして多数の花をきりりと咲かせる。どれも高温性らしく、冬越しがちょっとしんどい。

Den. 静岡紫も高温性らしくみえる。増えない蘭でもある。5年育てて2株に分かれるかどうか難しいところだ。暑がりのDen. Hawaiian King‘Giant’も花が大きい割にバルブが大きくならないし、株が分かれにくそうだ。DenQueen Southeastは10年つきあってちっとも大きくならないし、株が分かれることもなかった。何年か調子が悪かったこともある。デンファレって奥が深いなあ。

春に盛大に咲いてくれたDen. speciosumは今年なぜか新芽が3つも出てきた。この株は結構増えるのではないだろうか。

 

仕事に行ってきたのだが、すごい渋滞だった。三連休遊ばにゃ損と思っているのか、くそ暑いのにクルマでのろのろ運転して何が楽しいのであろうか。

 

 

2010年9月18日(土)ミルトニア・スペクタビリス変種モレリアナ及びセロジネインターメディア開花

ミルトニア・スペクタビリス変種モレリアナ、及びセロジネインターメディアが開花した。前者は滅多に咲いてくれず、後者は頂き物の初花だ。インターメディアは吹き上がるようにかわいい花が咲いていた。この花こんなくそ暑い夏に咲く花だったろうか。

明日は今年三回目のDen. Hawaiian King‘Giant’が咲く。

 

本日は子供の運動会であった。ラジオ体操がすげーくずれていた。特に女子。「かったりー、やってらんねー」という雰囲気がありありのぱらぱら体操である。おいおい大丈夫か。

バカおやじの私は合間に勉強をしたり、散歩に出た。午前中は東西方向へ3km、午後からは南北へ3km標高差100mの山に登り、大汗をかいた。山の中はやたらとイノシシが掘り返した跡がある。どうも山は食糧が乏しいらしい。それで最近やたらと里におりてくるのであろうか。

買い物しているときにクルマをこすった。がっくりおちこんで家に帰り、くさぼーぼーになっている畑のくさぬきをした。これが最も汗をかいた。汗まみれの一日だった。畑の草はあまりにもぼーぼーだったので、当初備中鍬をたたきつけるようにして掘り返していたのだが、どうしても攻撃が散発的になり、あとから草を土の中から抜き取るのが大変だ。そこで地面にはいつくばって丁寧にひっこぬいていったところ、けっこう簡単に草が抜けることがわかった。この辛抱のいる方法でなかなかの面積の草を掃討できた。

 

ありゃ、直嶋経済産業大臣や山田農水大臣がかわっていた。期待していたのにぱっぱかかわるねえ。数ヶ月で大臣やったって言って良いのだろうか。お役人もしょっちゅうレクじゃかなわんだろうし、書類のはんこもこうしょっちゅう変わるとねえ。誰が政治してんでしょうか。3ヶ月の在任期間で政治主導って言っていいのか?

だから、どこかの大学に大臣の評価機関を置いてほしい。官僚に評価してもらったらどうか。複数の政治学者にも匿名で評価してもらい、その評価を世間にさらすべきじゃないか。「まるまるほにゃらら大臣は、在職中、これこれの法案作成を指示、成立に尽力した。これこれの指示を出し、これこれは諸般の事情で有効に働かず失策だった。この大臣は、党の人事力学でポストを得たに過ぎず、職務態度は党内の立場に終始し、なんにもしていない。使用した税金はこれこれ、ほぼ無駄だった」など。

こういう評価が出るのなら、ポストについてもう少しまじめに考えた政治をするんじゃないのか。私が知らないだけでもうやっているのだろうか。大臣になると年金が違ってくるんじゃないのか。大臣を評価すべきだ。なんでワイドショーでやらないのかとおもったらやっぱり誰もやってないからじゃないのか。使った税金についてはうるさいくらい評価するくせに、大臣を評価しないのは何故か。

評価を気にして変な政治をされても困る、という面はあるかもしれない。「俺は大臣だぞ、えらいんだぞ、それを評価するとは何事か」とすげーいやがるんだろうなあ。でも大学の先生だって研究業績、論文、外部資金の獲得、受賞歴、面倒見た卒業生やドクターの数、なんやかんやで評価されているわけですよね。医者や弁護士、裁判官や検事も顧客評価されてしかるべきでは「非常によいセンセイです1234とんでもないセンセイです 3」ってオークションか。

サラリーマンだって評価されているわけでねえ。お給料やボーナス、昇進にひびくわけですよ。

大臣を評価されると、有権者にアピールできるんじゃないのか。大臣が実績を作れば政権党は有利か。我が党にはそうそうたる実績を誇る閣僚経験者がいます、って。いや、「秘書の選挙資金規正法違反の責任を取って辞任」なんてのが掲載されるとまずいんだろう。投票の際に誰に入れようって困るときに助かるんだけどなあ。ともかく評価が残れば、大臣の仕事の質は上がる。たのむ、やってくれ。

別の視点。「政治は、敵を欺くために見方も欺く高度に隠された技巧が必要とされているのだ。表だけで評価されてたまるか。政治ってもんがまるでわかっとらんよ君ィ」というセンセイのご意見がありそうだなあ。そういう密約めいた判断、決断、国民に秘してやらなければならなかったことなどは、あとで歴史学者に評価してもらって評価に加えたらええじゃないですか。

評価を見れば、マスコミがつくった変な世論よりも大臣センセは得るところもあろうし、わしら下々もマスコミとは違った視点がもててありがたいと思うんですけど。大体マスコミがやかましすぎる。牛の殺処分に関連して山田農水大臣に東国原知事がかみついた一件にしてもマスコミはかみついたことしか報道しないから、世間では山田大臣がなんか悪いんじゃないか、と思ってしまうけど、それぞれ立場があるから衝突せざるを得なかったんじゃないか。まさか、そんな一件で3ヶ月にして農水大臣を替えてしまったんじゃないだろうね(小沢氏を推していたためらしいが、それにしても3ヶ月はひどい)。ちゃんと仕事を評価して世間に示しておけば、マスコミ受けをきにしなくてもいいのではないか。マスコミを味方につけるかどうかで、選挙の票が左右される劇場政治ってのは良くない。マスコミってのは政治のプロじゃないよね。自分の専門分野の記事を見ると、「ちがうよ」って思うことがあるけど、そういうマスコミに、生活を左右される政治をへんにまげてもらっては困る。マスコミ主導じゃなくて政治主導であって欲しい。

 

 

2010年9月17日(金)

移動したhtmファイル類を移動先のサイトから呼び出してみてみると表示されない。何故だ。サイトの制限事項を読んでみると「250kB以上は表示されません」とあるじゃあーりませんか。一瞬「やーめた」という気分にはなった。

「なんということでしょう」と思わず言っちゃったよ。速攻よそを探しに行った。しかしいまどきHPなどというものを作っている人間が少ないのか「無料ホームページ」でこれはというものがない。

忍者ネットだったか、容量無制限、ファイルの大きさ制限3MBとかいうのがある。でもなんだかよくわからない制限がいろいろあるような気がする。まあここはちょっと勉強してみよう。

ブログってなじまないからはなから検討していない。画面がせせこましいという印象がある。どうやって構造を制御して良いのかよくわからない。ツイッターに至っては、見たことすらないのでなんとも言いようがないが、「我が輩は猫」「これ我が輩の家」「これご飯」「これうちの奴」「こいつご飯をくれる」「腹なでてくれる」「だからしっぽをつかむなというとるじゃないか」「こいつの考えていることはさっぱりわからん」というような愚にもつかないようなことをケータイ使ってだらだら書きたいだろうか。いや、よくしらないので何とも言いようがない。あんまり無駄なことに貴重な人生の時間をつかったらいかんよ、って言いたくなるけど、そりゃ俺のことか。

おっと、現時点での問題はこれまで掲載してきた内容を捨てずにどこかに移す、ということで、全部やめて別のことを始める、という話ではなかった。

調べてみると28個のファイルが250kBを超えていた。総バイト数は20MB。つまりこれらのでかいファイルをぶった切る、小分けするなどして容量制限内に収めてアップロードしなおすというちまちまちょこちょこしたいやらしーい作業をこのあたしがやるってぇの。いやよ。ごめんよ。かんべんしてよ。おとといおいで。ふざけんじゃないわよ。なんでこのあたいがそんなめんどくさいことしなくちゃならないのさ。ちょっと担当者出しなさいよ。以下略。

さんさん悪態をツイートだかしたところで、日誌をぶった切る作業をどうしたものか。1ヶ月ごとにぶった切る、という方法がある。2001年ごろからあるので、ざっと120ヶ月というか、120個のファイルが出来るのか。まあそんなにはならんとは思うが。気が向いたらやろう。いつかね。

 

「うらなり」という小説がある。何年か前にブックレビューという番組で紹介されていた奴で、なんでも夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる、「マドンナ」に捨てられた「坊ちゃん」の同僚の教師で、現代作家がその後の「うらなり」の人生を描いた、という小説だそうである。読みたいと思っていたのであるが、図書館にあることがわかった。図書館にかけつけたものの、休館日だった。

「坊ちゃん」は面白い本ではなかった。あれは松山に限ったことではなく、世の中の縮図が描かれているのだ、ということらしい。ただあのラストは強烈で、新大阪駅を降りて改札前で歩き読みをしていた際その箇所に行き当たって動けなくなってしまった。私はそのとき涙がこぼれないように上を向いていたように思う。今思えばなんともタダナラヌ小説だった。それだけに「うらなり」には変に期待している。

 

 

2010年9月16日(木)

引っ越し三日目。htmファイルのアップロードを完了した。

 

「格差社会」を読んだ。金持ちにいいように税金を減らし、減った税金分福祉を削り、貧乏におちるとはい上がれなくなり、そりゃもういろいろ悲惨な状況がこれでもかというくらい書いてあった。税金払える幸せ、っておもっちゃいけないのだろうか。日本でたんまり稼いで、海外に住んでますから日本に税金払いません、というお金持ちがいたねえ。

貧乏な人がどんどん増えている。なんとなくお金持ちにも居心地の悪い危ない社会になっているように思う。政府や役人の無駄遣いがわるいから税金払うのがばからしい、というのだけれど、ごく一部の悪い奴のことをいって税金を合法的に払わないと(日本はかなり税金が安いらしい)寄って立つ国ががたがたになって結局自分の首をしめるんじゃないの。

お金持ちはそんなに有意義なお金の使い方をしているようには見えないが、まあ所詮は貧乏人のひがみである。お金持ちの金は時々自己増殖を希求するあまりあっちの投資先、こっちの油、そっちの通貨、向こうの債権と激しく動き回った挙げ句、ぱっと雲散霧消することがあるようだ。日本のバブル期を思い出すと、1億円だった土地を、銀行から2億円借りて2億円で買って、別の人がやっぱり銀行から借りて3億円で買って、っていう具合に架空のお金をまとった金だるまが大きくなった。大きくなってこそ利益が出るのに、そんな土地1億円でしか買わない、という日がきたためぱっと借金だけが何億円にもなった。まったくばかばかしい実のない損である。そんなくだらないゲームのおかげでここ20年調子が悪かったわけよ。極論すると、税金にしちゃって、たまに悪い役人がノーパンしゃぶしゃぶに行っても、そこのねーちゃんが潤うなら明らかに実体経済がまわって生活ってもんになっている。金持ちのゲームで資金が回らなくなって、当時世界最高の工業力をさび付かせたんだぜ。スゲー稼いでいたのに、その金をバクチに蕩尽して、まじめに地道に稼いでいた人やその知識・技能・技術、設備、資金調達力、販売力などをめためたにしちまったってことじゃないか。

中国って住居に思い入れが強い分すごい数のマンションをすごい値段つけてたててしまったそうだ。半分空室だって。金持ちが投資して住まないで持っているらしい。たとえばそこに海外資本が耐震性、健康に配慮したしっかりしたマンションを適正な価格で提供したらどうなるか。がんがん作っているマンションがとたんに売れなくなる日がくるんじゃないか。(軍艦作るより効果あるんじゃないの。やい、希土類うってくれないんだったら、マンションたててやる、とか)これなんとかしないと共産党の明日はないよ。金持ちさんがたは、ひょっとすると自分らにもセイフティネットってもんがない、ってことを想像してみたことはあるのだろうか。気が付いたらすごい借金だった、なんてことないって言える?。金に振り回される苛烈な社会にして何が面白いのだろうか。どこかの国が、国なのに倒れそうになっている。金持ちが倒すようなもんだ。ばたーんと倒れりゃ津波のように世界中に影響が及んで金持ちも無事じゃすまない。わしら貧乏人はもっと大変か。

ギリシアの破産でえらいことになるんだったらGDP世界第二位の中国がおかしくなると世界中が大変なことになる。日本なら政権交代しても別に対した変化はないが、あっちはもともと共産党しかないから、今日から別の政権、というようなことが出来ない。秦の始皇帝の時代から、「経済の不調」→「汚職官僚」or「変な政治をやる」or「側近の簒奪」→「人民の反乱」→「権力者の台頭と権力闘争」→「人口が激減」→「帝国的な支配完成」というパターンを繰り返しているように思われる。だから現政権が倒れたらもうわやくそだ。おいそれと交代しないだけに現政権で利権をむさぼる輩も多いのであろう。そういうのに不満一杯の民衆は巨大なひずみのエネルギーを蓄えている。アメリカも日本も経済成長が長く続くといろいろ変なひずみが溜まっていたなあ、という記憶がある。経済の調子が悪くなると、くらしが立たなくなる人達が騒ぎ出す。そういうとき「あ、日本がああいうことしてます。遺憾です」っていえば、「お、日本か。デモじゃ、卵投げたれ」といってすかっとすることが出来てたんじゃないか。だから大使を呼びつけたことにして、「すんません、ちょっとガス抜きちゅうことで、ひとつお願いできんでしょうか」「えーまたですか。いま何時だとおもってるんですか」というやりとりがあるかもしれない。何しろ世界の安定のためだから、っていうんで外務省も我慢してたりして。「じゃあ希土類売ってよ」て大使がいうと、「いや実は潜在的な財政赤字がすごいもんで、希土類がたよりなんで、いまから値段をつりあげようかと・・・」、「じゃあガス田はなんなのよ」「いや、わたしらもエネルギーがないとやってけないもんで。原発もそんなにないし・・・」

そういうのはわしら下々にはわからないから、先方の「日本が悪い」報道に、「なにいってんでぇ、先に体当たりしてきたのはおまえらじゃねえか!後ろからなんて卑怯だろうが。画像YouTubeに流さんかい。だいたい海上保安庁のみなさんが丁寧に、このへんはデリケートな海域なんですからお願いだから出ていってくれませんか、って下手に出てりゃいい気になりやがって」といいつつ、僕たちはきっとわかっているのだ、いずれこけるにしても、いまはかんべんしてほしい、と。

このように考えてみると、人間は「ちゃんと食べてゆきたい」、「もっと心地よく生きてゆきたい」、「もっとお金持ちになりたい」等、それぞれに強い気持ちで、それぞれによくわからない幸せというものをつかもうともがいているわけですよね。「もっとお金持ちになりたい」という考え方を重視するのが中国、日本、韓国、アメリカで、「人よりお金持ちになったら幸せなの?そりゃちがうんじゃないの。各人を大事にして能力を伸ばしてしっかり生きてゆこうよ」と考えるのがデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、オランダあたりの一人あたりのGDPが高くて、貧困が少なくて、教育水準も高いという、まあ現時点ではうまくいっている国々がある。私は、前者の国々のように「うまくやんなきゃ負けて這い上がれない」状況に有効な手が打てていない現状を見るに、やり方を変えなきゃ、いや、まず「自分より下をさげすみ、上をうらやむような」意識を変えなきゃ、と思っている。「格差社会」にも記述されていたように、学校の先生を高給優遇し、鍛えるべきだと思う。

 

 

2010年9月15日(水)C.Minipurple開花

カトレア・ミニパープルが開花した。

 

引っ越し二日目。htmファイルをのたのたアップロード。うげ、途中で止まりやがった。

 

2010年9月14日(火)「蘭」滅亡の日

なんでもこのサイトのサーバーが閉鎖になるそうである。10月31日だったかに自動的にこのサイトも閉鎖ということにあいなる。長いことお世話になりました。どうもありがとうございました。

 

んじゃ、蘭の迷宮にとりあえず引っ越すことにしよう。インデックス.htmlを書き換え、ファイルを流し込んだ。HDD内部での手続きは3分少々で終わった。日誌を「迷宮」で書く。サイト全体のサイズは415MBだそうな。どのくらいアップロードしなきゃならないか見当が付かない。そりゃまあ光でもきてりゃすぐだろうけど、ネットに興味がないので相変わらずモデムでやっているのであった。基本的にネットというのはお仕事で使うか、天気情報を見るか、地図を見るか、調べものをするか、蘭を見るかしなければ時間の無駄に過ぎない。ネットで費やす時間はやるべきことややらなければならないことや本当にやりたいことの時間を奪う。そんなものに毎月数千円払うというのはようやらん。

とうとう当サイトの容量制限100MBが撤廃されてしまうこととなった。もう好き勝手やりたい放題にあと600MBほど拡張出来るわけである。交配種図鑑も復活、原種図鑑も復活するだろう。いや・・・、仕事も溜まり放題なのでぼちぼちやろう。何しろすごい量の仕事だ。仕事の津波みたいなものだ。きっと正月には頭は白髪になって9月からの記憶がないかもしれない。

 

2010年9月12日(日)

ホースで水をかけただけであった。

 

朝から野放しで一人でうろつく。ノートパソコン探しの散歩である。まず11時梅田ヨドバシカメラを見て回り、相場をつかむ。25000円くらいのノートがあるなあ。もっと安いものがあるかもとゆっくり日本橋を目指す。気温36℃と表示されている。猛暑日も今年は30日くらいあったのではないか。あまり暑いとは感じないのだが、汗の滴がぼたぼたっとおちる。歩いて南下し、アメリカ村らしいあたりを経由して難波パークスを見物した。はらがへってきたので日本橋の王将へゆこうとしたが気後れして通過する。こんなに歩いているのも、健康診断結果でかなり脂まみれであることが判明したためである。こりゃ寿命が短そうだ。5年か10年か。まあそりゃそれで仕方ないか、という気もする。それでもやっぱり腹が減るので吉野屋の牛鍋丼280円を食べる。ニュースで何度か聞いた一杯だったが、味もボリュームもなかなか結構なものだと思う。緑茶を多量に飲めたのが嬉しい。ジャンク屋をあちこち見て回ったが特に煩悩するものもない。HDD80GB500円を買った。本日の買い物はこれだけだった。ふと見ると、2500円のHDDなしのパソコンがあり、これにHDDを足せばそこそこ使えるのではなかろうか。いやいや、パソコンはもう十分だ。ノートパソコンは中古、新品などもいろいろ見て回ったが、なかなか踏み切れずに帰ってきた。こりゃもうネットで注文する方が話がはやいようである。通例日本橋からは地下鉄で戻るのだが、今回は梅田界隈まで歩いた。気温は曇って35℃まで下がっていたがなんだか36℃で日が照っていた頃の方がさわやかだった。およそ10kmを35℃の気温のなか6時間ほど歩き通して、北新地からJRに乗って帰った。たぶん汗をかくのが好きなんだろうなあ。

 

気にしていたニュース:尖閣諸島で海上保安庁の船に体当たりをしてとっつかまった中国漁船の件で中国政府は日本外交筋を夜中に呼びつけているそうである。日本政府は何をはじめたのだろうか。強烈な踏み込みの一手だ。どっちも容易には引けないよね。立場としては中国政府の方が分が悪い。景気後退懸念もあって不満が中国政府に集中するような状況は避けたいだろう。日本は商売に障るが、もめれば円安にふれるかも。なんにしてもただではすまない。たぶんふかーい読みがあって仕掛けているんだろうとは思うが、ちょっとおっかない。お互いまっとうな関係になるために避けられないやりとりだと理解している。あの国って自国民ですらツッコめないよねえ。ストックホルム症候群とかいわれてるし。もの凄い数の乳幼児に健康被害が広がっていてもなんでやねんって言えないんだよ。日本は真摯につっこみをいれるんじゃないかな。きっと周到に用意がなされているんだろう。このまんまじゃ地球がたまらんもんね。一方わしらは希土類ようけいらんようにしたんねん。ハイブリッド車から希土類ぬいたる。

 

2010年9月11日(土)プロウレタリス開花

Pleurothallis SP 'Murakami'が開花していた。律儀に咲いてくれる。

 

ミニカトレアのつぼみが大きくなってきた。

 

今週もいろいろきつかったので一日ぼーっとしていた。道路気温表示34℃というのを見かけた。明日も暑いらしい。慣れたもののあまり元気に活動するという気にはなれないねえ。

 

2010年9月10日(金)Den.クイーンサウスイースト開花

DenQueen Southeastが開花した。かなり発色の良いデンファレだ。2000年からのつきあいだが、途中弱ったりでなかなか大きくならない。このバルブを大きくする方法はないだろうかと思う。デンファレはバルブが出来た年、翌年、更に3年目、はなはだしくは5年目頃まで花芽を出してくる。何度も開花出来るのは、子バルブの充実もさることながらそのバルブがどれだけ大きく育ったかにかかってくる。バルブを大きく育てて充実させれば花の数の多い、立派な花茎が出るし、花も場合によっては大きくなる。まだまだわからないことが多い奥の深い蘭だ。

 

昨日最低気温は18.7℃を記録していた。ここらはもっと涼しかっただろう。

 

2010年9月5日(日)

Den. Hawaiian King‘Giant’が開花したのは7月10日のことだった。2カ所からつぼみが出て、2回開花し、本日花が終わっていた。さらにつぼみが出て3度目の開花はつぼみ4つで盛大に咲いてくれそうである。

 

トップページを保存しているので、これを有効に利用しようと前も書いていたようだがあまりやっていない。また思い出したようにやる。リンク作業用リンクというのを日誌の一番上に用意した。これをコピペしてトップページの日付だけ換えて使えば簡便にリンクが張れるという手はずになっている。

 

高気圧が居座っている。エアーカーテンに囲まれているようなもので、北からの涼しい風が入ってこない。暑い空気が居座り続けてじわじわ毎日熱が溜まっていくように気温が上がってとうとう京田辺で39.9℃を記録した。すごいねえ、9月になって毎日ほぼ猛暑日だなんて。大阪で28日猛暑日だったそうで、ほぼ1ヶ月は猛暑日。台風通過後に涼しくなるかもしれない。

昔の日誌をひもとく。2006年9月1日「23時に21℃である。花芽が付きそうな涼しさだ。」とある。9月2日「最低気温は18度だったらしい。」。9月24日「最高最低温度計は15℃を割り込んで13℃ほどになっている。」2007年9月12日「最低気温が15度までおちてきた。」2009年9月9日「寒いような夜だ。本格的に涼しくなってきたようである。

記憶によると9月に9℃になったことがある。この夏からすると想像しがたい温度だ。まあそのうち涼しくなるのだろう。

 

昨日見かけた格安ノートパソコン19800円に煩悩しつつ、なんとか衝動買いは押さえ込んだ。SSD32GB、10.1インチ、1.6GHz、メモリ1G、4時間駆動、0.96kgか。やることといえば移動中の仕事かHPの整理ぐらいなのでこのぐらいのスペックで十分なのだが、ひょっとして電池の持ちがいまいちなのではなかろうかと踏みとどまった。Windows7スターターというのがいまいちよくわからないので、情報収集をしっかりやってからにしよう。

 

 

2010年9月4日(土)

最近とくに何が咲いたということもないなあ。

 

 

仕事の山場を超えて、なぜか奈良に仏像を見る行楽へ出かけた。18切符ののこりの消化行楽であった。興福寺で阿修羅やら帝釈天やら、なにやら好みの仏像をしっかり鑑賞した。奈良国立博物館でBC11世紀ごろの青銅器を多量に見てちょっと嬉しかった。37℃ちかくあったようで、暑さで体調がおかしくなってきた。

この夏は暑さに強いつもりでいたが、今日はかなり堪えた。予報ではこれから一週間ずっと猛暑日らしい。すごいねえ。石油いっぱい使った報いですかねえ。こりゃ九月いっぱい真夏日だね。東京でもずっと熱帯夜が続いているようだけど、山間部の我が家は熱帯夜には縁がないようである。

軽いノートパソコンとおもって探していたところ家電量販店で19800円というのが出ていたのを見かけた。ちょっと目を疑う値段であった。3万円くらいで考えていたので、あまりに安くて飛びつくよりもちょっとひるんでしまった。まあじっくり考えよう。出来るだけ、ぱっと開けてさっと使えるマシンが欲しいなあと思う。

 

2010年8月29日(日)

はみ出したセロジネの植え替えをした。

 

更新やらデータ整理やらが滞りがちなのはパソコンのある部屋が暑いのやら、パソコンが遅いのやら、いろいろある。ノートパソコンにでもHPのデータを入れて作業をしたらはかどるだろうなあ、と思う。1kgぐらいのノートパソコンでも買おうかと検討している。予算3万円以内。家のお手伝いで1件50円ずつ1年以上貯めた金がそろそろ3万円ちかくになる(小学生か)。あと150回皿を洗えばパソコンに手が届くだろうか。

 

 

2010年8月28日(土)サギソウ開花

常連の蘭であるサギソウが開花した。日本の蘭、しかも地生蘭にしては枯れずに長生きをしてくれている。

 

きつい一週間であまり記憶がない。土曜日は子供らの宿題の追い込みである。自由研究で測定をやり、ほかなんやかんやとある。宿題ってこんなに大変だっただろうか。少々バカでも世の中で受け入れてそれなりに食えるようにしてゆくというような度量の広いところが昔の日本にはあった。昔はよかった、とかんがえちゃうともう自分も年寄りの部類だなあ。でもよく考えると、それは政治が良かったとか、昔の日本人がえらかったとかではなくて、たまたま経済が成長中だった、ということじゃないかと思う。そういう良い時代をたまたま知っているというだけなんだろうねえ。わるいわるいといってももっと悪い時代もあったわけで、現状にしても上から数えた方がはやいくらいのいい時代と言って良いのではないか。

33℃である。まあ大体平気だ。職場はずっと猛暑日なので体が慣れてしまい、美しい青空をみて爽快感さえ感じる日々である。

 

2010年8月26日(木)

職場のデンファレ「サティ」が、職場のおじさんにもらわれていった。なんでもデンファレはじめデンドロ類にはまっておられるそうである。そういうもう出し入れに困る巨大デンドロなら家にたくさんあるのでもらって欲しい。こんどもってくることにしよう。

 

2010年8月22日(日)

本日も夕立が降って蘭には助かった。

2つの検索サイトでの「蘭」検索順位がこのところ1位になることが多いものの、ちょくちょく入れ替わったりしているのが面白い。なぜまたそういう現象が起きるのであろうか。まあ低いより高い方がいいわなあ。

 

6時出発で往復600km運転して墓参り。しんどかった。なにやらこのところ運転ばかりしている。

 

 

2010年8月21日(土)Slc. Yeong-Huei Chen‘Selection’開花

Slc. Yeong-Huei Chen‘Selection’ ソフロレリオカトレア・ヨン・フェイ・チェン‘セレクション’が開花した。

 

夕立がたっぷり降って蘭には助かった。

 

5:45に起こされて6時から2時間地域の草刈りに行ってきた。ほぼ全員草刈機なのにわたしだけ鎌で参加。昨年もそうだったなあ。

 

ここ4週間ぐらい猛暑日だらけじゃないだろうか。暑いところでわっと汗をかく機会が多かったためか慣れてきて、エアコンの入った部屋から屋外に出てもほとんどこたえなくなり、炎天下で喪服姿で立っていても平気になってきた。暑さをいとわなくなったというか、34℃で自転車をこいでいても爽快感があった。まあエアコンがあって涼めるおかげもあるのだろう。2年間埼玉で暮らした時期や大学時代エアコンはなかった。当時アイスノンを体のどこかに接触させていれば気持ちよく寝ることが出来た。

 

夏休みの宿題というのは頭が痛い。私の仕事にも時期的にそういう提出期限のものがあり、子供らの宿題が重なって気が重い。親がやるわけに行かない読書感想文なるものは、かけない人間にはよほどかけないのかかなり往生している。私も中学の頃だったかいやな思い出がある。今ならいくらでもかけるのだろうが、当時はどうにもいやでいやで仕方がなかった記憶がある。親子二代して読書感想文は天敵であろうか。また、自由研究という奴も憂鬱だ。さらに歴史新聞というような奴まである。どれも文章を書く必要がある。

読書感想文を書けといって書かせてみると何が言いたいのかよくわからない記述を読む羽目になる。「主語と述語があさってだ」「なにがいいたい?」「これはきめつけだろう」「あなたの感想はどこにあるのか」。書く方もつらいだろうが、読む方もつらい。文章を書くというのは大変なことだと思う。書いてきたのだが、ちゃんとしたものを残すとなるとまた大変で、ふと思うに残す文章の量と質でお給料というものが決まっているのではなかろうかと思う。学力の根幹は国語力で、数学も2次試験の答案をみれば、明快な論理性を文章と式で記述するし、化学も説明を記述する文章力が必要であるし、英語もなんもかんも文章力が必要だ。読み書きが大事だなあ。こんなに苦労するのなら今後読み書きに重点を置いてみようと思う。

 

夏というのは大汗たらして手を尽くして努力している割にはいっこうに進んでいるような気がしないちょっといやな季節だなあ、と思う。たぶん9月いっぱい暑いのだろう。

 

 

2010年8月16日(月)先日買ったカトレア、よくわからない蘭およびコルマナラ・ワイルドキャット開花

先日買ったカトレア、I氏に頂いたよくわからない蘭およびこれもI氏に頂いたコルマナラ・ワイルドキャットが開花していた。

本日まで盆休みであったためまとめて開花記録を取ることになった。よくわからない蘭は地生蘭という雰囲気の蘭だ。

 

盆休みが終わった。8時間の運転はきつかった。父として、職業人として、息子として考えることが多かった。子供らは食ってゆけるのか、自分は衰えを感じつつも結果を出せるのか、親の衰えも目に見えて進む。いろいろ現実を突きつけられるが、考えたって答えは出ない。現状には感謝すべきで、こけることを怖がって変に守りに入っているのかもしれない。これがおっさんの更年期ちゅうもんかもしれない。結構な内容の休日メニューをこなしつつも精神的にはきつかった。ちょっと勉強の量が多すぎたか。楽しむ感覚が少ないのが我ながらまずいと思う。若い頃は自分が楽しむことにどん欲だったものが、おっさんになると楽しませる側にまわっているというか、それと同時に逃れようのない責任を負っていることに気が付くのである。なにか楽しいことを考えないと精神衛生上よろしくないように思う。

 

ひさしぶりに畑に行ってみると、畝にはおびただしい動物の足跡がみられ、サツマイモの葉っぱはあらかた食べ尽くされていた。雑草の圧倒的な勢力もあって、こりゃもう為す術がない。しかしよく見ると巨大なニガウリが出来ていたり、サツマイモの蔓を掘ってみると思いがけず大きな芋が出来ていたりして、とりあえず利益を確保した、というところであった。

 

2010年8月11日(水)オベロニア開花

オベロニアの開花はわかりずらいが、まあなんとなくオレンジ色の花穂が咲いているようにみえるので開花しているとみなす。

 

2010年8月10日(火)セリア・ベラ開花

購入以来5年くらいだろうか、一度も開花してくれなかったCoelia bellaセリア ベラが開花してくれた。株のわりに花は小さい。珍なる観葉植物が妙な花をつけて面白い、ぐらいに考えて楽しく育てよう。

 

2010年8月9日(月)デンファレ静岡紫開花

頂き物のデンファレ、Den. 静岡紫は濃い紫色をしており、毎年律儀に夏開花してくれる。

 

2010年8月8日(日)Stanhopea tigrina: スタンホペア・チグリナ開花

スタンホペア・チグリナStanhopea tigrinaが開花した。いやもうすごい花だ。ばちばち写真を撮る。ネット上にあるスタンホペアの画像はなにやら垂れ下がる花、という雰囲気はわかるが、この花のへんてこりんなところはよく伝わっていないと感じていたので今回はしつこく撮影をして特集を組んだ。花径が150mmにも達した。大輪のカトレアクラスのかなり妙な花である。

 

購入以来一度も開花の記録がないCoelia bellaセリア ベラにつぼみが出ていた。無肥料栽培が当たったようである。

 

2010年8月7日(土)

スタンホペア・チグリナの開花を待っているがまだ咲かない。屋内に引き込んだのが良くなかったのかはたまたエアコンがよくなかったのか、そもそもまだ成長中だったのか。最悪なのは調子を崩してしけてしまうということである。まあそりゃそれで仕方がないかと思う。

 

15時。本来なら暑い時間だろうが、涼しい風が入りエアコン無しで快適に過ごしている。高緯度の涼しいはずの土地で37℃だの38℃だのという便りをよく聞くのだが、兵庫県の山の中は33℃を超えた日があっただろうか。

 

2010年8月6日(金)

スタンホペア・チグリナの開花を待っているがまだ咲かない。この夜中あたりだろうか。スタンホペアが咲くときカサカサっとキャベツが擦れ合うような音がしたのを記憶している。つぼみの真下で寝ていたので気が付いたのだ。明日朝には咲いているだろう。眠いので寝る。

 

本日も「蘭」の検索結果は最上位に来ていた。あるとき落ちていたこともあったがまた上位に戻るなど挙動が不思議だ。

 

2010年8月5日(木)

記録によればスタンホペアはチグリナという種であるようだ。でかいつぼみである。夜中開花するかと思って待っていたがまだ開いていない。

正月頃はバスケットに入っていたのだが、はずれて転がっていた。そのためトレイにそのまま突っ込んでいたのである。そのストレスから開花することになったのではなかろうか。葉っぱはたったの3枚。新芽は1つ。だからつぼみは1つ。咲いてくれるだけでありがたい。

 

2010年8月4日(水)Epi. sophronitis var. Verithii開花

Epi. sophronitis var. Verithiiが開花した。

 

更新は手早く。

 

ここ三日ばかりグーグルとヤフーでの「蘭」をキーワードとした検索で1位になっている。いつも上にいた2サイトが下にいる。いったい何があったのだろうか。三日天下とすれば本日で終わりであろう。しかしまあ一位にしていただいたからにはちょっとは気合いを入れて更新をしよう。えーと・・・。

 

スタンホペアが咲きそうだ。この画像は2004年に咲いた別の個体である。あのときはすごかった。香りもすごいが、つぼみといい花といいインパクトがすごかった。ちょっとグロめの花が実に面白い。

 

 

2010年8月1日(日)

 更新するスタミナがないねえ。歳を取ったなあと思う。

 

 夏を乗り切るデンファレのつぼみが出てきたので、今年も連続開花およそ3000日は安泰であろう。

 

 名札を落としてどれだかわからなくなっているスタンホペアのつぼみが出てきた。スタンホペアはインパクトがある。かなり期待している。香りといい、花の異様さといい、写真を撮りまくるつもりである。

 

 頂き物のDen. Hawaiian King ‘個体名忘れは前評判通り花が強烈に大きい。おかげでバルブが傾いてきたので隣のバルブにくくりつけて置いた。お代わりのつぼみもでてきた。すごいなあこれでもデンドロか。

 

 トップページにDen. moschatumデンドロビウム・モスカタムを掲載したDen. moschatum。この花は村上園芸さんから入手したときには8cmほどだったが今では1m近い大株になってしまい、出し入れの季節には決まってバルブを折ってしまうという取り扱い困難種であった。デンドロビウム・モスカタムの赤花だそうだが、本来どういう色をしているのか知らない。花は昨年見たものよりもずっと大きく感じる。しかもリップが袋状というデンドロにしては珍しい形状をしている。

 

 私が交通事故を引き寄せているのかと思うほど周辺でクラッシュが頻発している。今月は4件に遭遇。うち関係者は2件。暑いので頭がぼけるのであろう。警戒レベルを最高に上げて気をつけよう。

 

 悪戦苦闘の農業はもっぱら汗をかくためにやっているようなもので、死なない程度にやっている。この時期の草にはとてもかなわない。奴らとまともにやり合えばかならず体調不良に陥るだろう。畑の大半は草に埋もれてしまった。

とうもろこしはあらかた食べてしまっておわりである。本日は先々週植えた小豆をみにいったところ恐ろしく発芽率が悪いのにがっかりしていた。そこで補充の豆を植えていると、引っこ抜かれたような株を4株見かけた。何者が私の大事なあずきちゃんを引っこ抜いているのであろうか。鳥が悪さしているのではなかろうかと思われたので、鳥が警戒するように畝の周囲に針金を張って様子を見ることにした。

 

ネットになかなか出てゆかなくなってしまった。不撓不屈の実生活にネットは何ら影響を及ぼさないため省みるいとまがない。毎晩蘭を見る時間ぐらい作らないとねえ。ただ、毎日更新していた時代は楽しかった。

 

 

2010年7月24日C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’、 C. Candy Tuft × C. intermedia ‘Sherry’、 Lc. Cuiseag ‘Mankaen’ PC/JDS、デンドロビウム・モスカタム、(土)開花

 C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’ C. Candy Tuft × C. intermedia ‘Sherry’ Lc. Cuiseag ‘Mankaen’ PC/JDSデンドロビウム・モスカタム、が開花した。

 ありゃぁ、咲いてるねえ、というのを週末にまとめて見つける始末である。

 

2010年7月17日(土)

 梅雨明けしたらしく朝から強烈な夏の日差しを浴びて本日もせかせか活動をしていた。Thunia marshallianaツニア・マーシャリアナは天晴れである。大変結構な写真が撮れた()。

 つぼみがどばどばでてきたのでいよいよ調子が出てきたような気がする。肥料をさっぱりあげていないのだけれど、例年よりも見事に開花しているような気がする。

 

 譲渡する株を探して庭を探し回るが見つからないものがあって不思議だ。

 

 昨夜乗っていたバスが乗用車に追突された。大変珍しい。乗用車は車体の前がよくつぶれていた。けが人はいない模様。なにやらまたこっちの警戒レベルが上がったなあ。

 

 

2010年7月13日(火)V. ? ‘Ikeda’開花

V. ? ‘Ikeda’ バンダ「池田」が開花した。夜中に雨の中確認に行ってきた。

最近なんやかんやとよく咲いてくれるので、蘭に感心が戻ってきた。鉢を眺めてほのぼのするあの感覚を思い出しつつある。連休中はたっぷり蘭の世話でもしよう。

 

蘭にはまった初心者用スターターキットの企画

私も覚えがあるのだけれど、蘭にはまった当初狂おしく蘭が欲しいという時期がある。歩けば目で蘭を探し、見切り品があれば際限なく買っていた。もう何でも良かった。そうして手に入れた株を丹精していると大きくなり、目を見張るような開花をしてますます拍車がかかった。手元に5鉢から100鉢ぐらいもっている時期は強烈に蘭が欲しいものであった。また、蘭の植え付けについて知りたくて、趣味用の植え付けをした鉢に飢えていた。素焼きの鉢も欲しくてたまらなかった。遮光ネットのなんたるかがわかっていなかった時期にはあこがれさえ感じていた。そういうわけで蘭にはまって狂おしい人がもらって嬉しいセットというものを検討している。

 デンドロ、カトレア、バルボ、オンシジウム、といった定番の蘭、蘭の植え付けセット(これは、素焼鉢、はちかけ、水苔を蘭なしで植え付けた形にしたもので、これをぬらしてほぐせば、中がどうなっているかわかるから、これを使って植え替えの練習も試せる)、これに身銭を切って遮光ネットもつける。費用は着払い送料を負担するだけとする。ただし、蘭歴、蘭を欲しい理由、栽培環境などメールに出来るだけ多く記述していただきたいと思う。なお、応募者はこちらの作業スピードが遅いので気長に待っていて欲しい。

 初心者用アドバイスページを立ち上げようなどと考えている。

 

 1983年に買ったシャーペン「ゼブラのKNOCK PENCIL(赤)」を息子が使っていた。書き味最高のシャーペンに当たり、それで猛烈に勉強していた思い出がある。使いすぎてつぶれてしまったためもう一本同じものを買ったのであるが、微妙に書き味が違っていた。その後シャーペンではおっつかなくなり、ボールペン1日一本ペースになってそのシャーペンもお蔵入りになっていたものだ。30年近く経っても使えるのに感激していた。

 

2010年7月11日(日)村上園芸蘭展、Thunia marshalliana開花

 朝、庭を見回っているとThunia marshallianaツニア・マーシャリアナが開花していた。こいつは今後も咲かないだろうと、ノーマークだったため驚いた。なにしろ2004年の開花株購入以来初開花まで実に6年かかった。3本のバルブに4,3,3個のつぼみである。たまげたなあ。みごとである。今年は発酵油かすの固形肥料を置くのが遅れたことや、昨年の植え付けのままにしていたことがよかったのだろうか。

 

 村上園芸が出店を開いているダイキ神戸北町店に行った。選挙を済ませ、I氏の家にゆき、I氏のクルマでダイキ神戸北町店にいった。道中いろいろおっさんの話をする。村上の社長と情報交換をする。今後の出店予定について教えていただいたのでここに掲載する。トップページからたどり着きやすい村上園芸ファンサイトにも掲載した。「村上園芸」で検索するとかかったりして。

2010年7月15日〜18日 EX坂 (広島県)

2010年7月29日〜8月1日 下関(山口県)

2010年8月5日〜8月8日 松山ナーサリー店

2010年8月12日〜8月15日 EX岡山

2010年8月19日〜8月22日 広島 坂店

2010年8月26日〜8月29日 明石

2010年9月9日〜9月12日 重信

2010年9月16日〜9月19日 香川 上福岡

2010年9月23日〜9月26日 広島 川内店

2010年9月30日〜10月3日 宇和島北

2010年10月7日〜10月10日 宝塚

2010年10月14日〜10月17日 堺

2010年10月21日〜10月24日 丸亀(香川県)

2010年10月28日〜10月31日 広島 三原

2010年11月4日〜11月7日 喜多村(今治市)

2010年11月11日〜11月14日 神戸北店

2010年11月18日〜11月21日 ナーサリー(松山店)

2010年11月25日〜11月28日 新居浜

2010年12月9日〜12月12日 川島店(香川)

2010年12月16日〜12月19日 坂 (広島)

2010年12月23日〜12月26日 EX 岡山

 

 最近よく売れるらしく、今回は蘭が少々少な目の出展であった。それにしてもこの予定表はすごい。なかなかきつい旅のようだ。お体に気をつけていただきたいものである。

 

 500円の鉢、カトレアC. Taiwan Green Emeraldとデンドロ(姫なんとか蘭)をそれぞれ1つずつ購入した。

 帰り道I氏とラーメン屋で遅い昼食をとった。おっさんになったのか、昔ほどおいしいと感じない。有名なチェーン店であるが、やたらと出すかけ声が無駄にうるさい。しかも、先輩店員が客に聞こえる声で後輩店員をねちねちしかるのである。感じの悪い店だった。労働者諸君団結したまえ。

 

直後I氏の家を廻り、3トレイ分の分け株を頂戴したため結構な数の株が流入したのである。

 昨年より2ヶ月遅れで放出株の検討に入る。数が多いので、初心者スターターキットなどの検討も行う。

 

 I氏から頂いた蘭のまとめ。

C. Dorosa

Den. ? ‘名古屋

Den. ? ‘

Den. Kurenai ‘薄化粧

Bif. harrisoniae

Onc. longipes

オドント・ランババ

Maxtenuifolia

Goodaleara Lanbaba

Epi. boothiiエピデンドラム・ブーシー

Stanhopea wardii

Onc. Twinkle ‘Red Fantasy’

Epi. mariae×radicans

Bllra.? Smile Eri

Blc. Li Cheng Mary ‘White Pearl

B. Dygbiana

Thunia marshallianaツニア・マーシャリアナ

DenSpring News

Toigonidum obtusum

Lc. Elcerrito

 

放出検討蘭:上記I氏の株とあわせて、ひとまず八王子市のN氏に問い合わせる予定。

C. walkeriana alba Pendetive AM/AOS

Enc. pigmia:かわいい花が長い期間咲くエンシクリア。

Bc. Pastral Innocence’:トップページ掲載

Bif. harrisoniae咲いてくれない。

Blc. Bryce Canyon ' Splendiferous ' AM/AOS × Lc. Trick or Treat

Bulb. andersonii

バルボ名無し

Bulb. ambrosia Fukuya

C. Miyuki ‘Abe’ :トップページ掲載

C. walkeriana v. coerulea × C. schileriana v. coerulea:トップページ掲載

C. Candy Tuft × C. intermedia Sherry :トップページ掲載

Cym. evonianum:トップページ掲載

Cym. Sweet Debon ‘Sweet’ :トップページ掲載

Den. moniliforme 'Kinryuu'セッコク 金龍

Den. moniliforme Misuzuセッコク 美鈴系

Den. Petit Parasolデンドロビウム プチパラソル

Encyclia fragrance エンシクリア・フラグランス

Epi. floribumdum’Miyao’ AM/AOSエピデンドラム・フロリバンダム 

L. lobata coerulea ×L. purpurata ‘Docrenta’:この間トップページに掲載したレリア。

Ornithophora radicanseオルニソフォーラ・ラディカンス

Paph.Deperleパフィオペディラム ディパール

Paph. ? 'Yanai'パフィオペディラム ? 「柳井」

Phal. pallensファレノプシス・パレンス

Slc. Rocket Burst ‘Deep Enamel’ HCC/AOSソフロレリオカトレア・ロケットバースト'ディープエナメル'

Schoenolchis gemmata スコエノルキス・ジェマタ

 

以下がI氏にもらわれていった。

Coel. fracida

Den. xxxデンドロビウム・xxx

 

I氏と蘭を眺めていたら、Den. moschatumに花芽が出ていたのを見つけた。庭の巨大ユリ22cmを切り花にした。

まもなくV. ? ‘Ikeda’が開花する。C. Candy Tuft × C. intermedia ‘Sherry’ C. Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’およびLc. Cuiseag ‘Mankaen’ PC/JDSにつぼみが出ていた。

 

 

 タコのパウルのファンになっている。ワールドカップ優勝はスペイン、3位はドイツと予想している(本日中に3位ドイツの予想は的中した)。全うに考えれば、裏方にサッカーの事情通が居て、恐ろしく的確な分析により勝敗を予想し、その結果を「タコがより好む貝を置く」ことでタコが予想したようにして見せているのに違いない、ということになる。しかし、恐ろしく的中率の高い結果を出したあとで、準決勝でドイツが負けるという予想を示すことはドイツの士気を著しく損なうことになるのでは、と人間ならば考えてしまうのではないか。ドイツの水族館の関係者とすれば、ドイツの勝利を予想、すべきで、あのあまりにも影響力が強かったかの予想は「タコの冷徹な予想であった」と感じてしまうのである。

 フィリップK.ディックのSFにしばしば「プレコグ」なるものが登場していたかと思う。未来世界で、予知能力のあるものを社会が利用しているというものだった。このタコが本物なら、世の中が変わる。まずやくざ屋さんが「おい、水槽とタコ買ってこいや」と見習いに命じて研究開発に着手している頃だろう。生きたタコの入手は日本なら容易だ。水族館では、えさを入れた箱に貝を入れ、国旗を入れて、棒にくくりつけて水槽に入れると、タコがやってきて箱のフタを開けて貝を獲るという仕組みになっていたかと思う。まず思ったのは「野球に使えるなあ」ということである。そう思って行動している組が日本にどれくらいあるだろうか。もとでは数万だが、使えればかなりの金が転がり込む。しかし本当に使えることがわかるとえらいことになる。あらゆる勝負事が崩壊しないだろうか。勝敗を決するスポーツが軒並み被害を受けるだろう。

 タコがなぜ予測できるのか、というそのものが物理学の課題になる。今まではさっぱり再現性のない予言者はよくみていたが、今度ばかりはあまりにもあからさまで影響力が大きい。虫の知らせだの、予知夢だの、勘がいいだの、の背後にひょっとしたら存在するかもしれないまだ発見されていない物理法則を我々は見いだしつつあるのかもしれない。ワールドカップのおかげで見いだされた人類の宝なのか、はたまた新たなやっかいごとなのか。

 

 

2010年7月10日(土)Den. Hawaiian King開花

Den. Hawaiian Kingが開花した。茨城県Oさんからの頂き物4株は、これですべて咲いてくださった。どの株も見事な内容であった。ありがたや。あこがれのハワイアンキングはフォーミディブル系の花が大輪のカトレア並みに大きいということでもの凄く期待していた。

 

村上園芸がダイキ神戸北町店に8日からくるという葉書をもらっていた。たまには蘭をみてぼーっとしたほうが良いかもしれない。日曜あたり出かけてみようかと思う。

 

これほど更新をさぼったのも珍しい。毎日更新していた頃が懐かしい。そろそろ分け株の発送にかかろうかと思っているともう夏で、肥料もやりそびれて、なんとなく2ヶ月も遅れて何をしていたのだろうかと思う。なんというか春から記憶があまりないような。

 

先週は畑の惨状をみて気落ちし、更新もさぼって、することといえば読書かひたすら仕事をしていた。なかなか強烈な景気後退であった。いやな気分というのはいやなまんまずーっと持続するというものでもないので、第一波をやり過ごして、やけを起こさず、気を逸らしてほかのことをするのがうまいやり方だろうなあ、とこつをつかんだ気分だ。

 

タコが勝敗を予想?11試合中10試合を的中させる確率はどのくらいだろうか。世間が注目する中で、事前に予想は発表され、ドイツの敗北を予想して、これが的中している。もしタコにそういう能力があるのだと仮定すると、その能力は人の思念を受信し、要求されていることを理解するということと、未来を予測するということになる。何かに使えないだろうか。仕組みはともかく、使えるとなれば使いたくなるのが人間である。タコを飼うのが流行るだろうか。野球賭博とか。選挙で勝つのは何党とか。株の上がる銘柄はどちらか、とか。

人為的な仕込みは考えにくい。ドイツの水族館のタコが試合前にドイツの敗戦を予想したように見せかけるドイツ人がいるか?世界中から注目されているのに「パエリアにしろ!」といわれるような仕込みを飼育係がするとは考えられない。偶然と言い切るにはオソロシイほどその確率が小さくなっている。

占いを気にすることはない。再現性はないし、実験困難であるし、曖昧だし、いいもわるいも気の持ちようだ。しかしこのタコ予想なる事象ばかりは曖昧さがない。いつまでも何かしら予想していただきたいものである。それでいつかはありふれた確率に落ち着くのか、科学の対象となるのか。

もしタコに観測されているような予知能力があるのなら、テレパシー能力や、天然の量子コンピュータ(知らんと適当なことを言っているのですよ)を脳に持っている生物などといってSFを思い浮かべるとおもしろくなってくる。タコを中継して近所の宇宙人と交信し、迎えに来てもらうという様なことを考えた。タコに政策決定をしてもらう。財政建て直しのために必要なのは「金持ちに課税」「消費税税率アップ」のどちらなのか?国民もタコの言うことなら「しょうがないなあ」と聞くか?

いいなあ、タコ。

 

2010年7月9日(金)Bulb. andersonii開花

Bulb. andersoniiが開花した。花のかわいいシルホタイプのバルボである。

 

2010年7月8日(木)Den.アフロディティだったかが開花

Den.アフロディティだったかが開花した。バルブがつやつやでぼこぼこしている珍しいデンドロだ。1輪だけわざわざ咲いてくださった。ありがたや。

 

2010年7月6日(火)Den. Formidible ‘Ryouma’開花

Den. Formidible ‘Ryouma’が開花。

 

2010年7月4日(日)Pths. pterophora開花

 Pths. pterophoraが開花した。以前に咲いたのは何年前だろうか。4年は経っているような気がする。どうやったら咲くのかよくわからない蘭だ。咲くときは何故か一斉に咲く。今年は肥料をほどこしていない。

 

 畑の金時豆と大豆が動物に食われて全滅していた。もうやめたという気分になった。この春から種々農業活動をしてきたが、あらかた無駄になってしまった。下手なうえに手をかけないからこういうことになるのである。これは堪えた。もうまったくやる気が起きない。負けて撤退というのはちょっとあとあと響きそうだ。

 ほかにもいろいろうまくゆかず、今年はこのようなマケマケ気分が横溢している。斉藤環著「「負けた」教の信者たち ニート・ひきこもり社会論」という本を借りてきた。「はじめに なぜあなたは負けたと思いこむのか」っときたもんよ。うるへー、わしゃぁとにかく気分が悪いんじゃあ、と毒づく。

 まあそのうちぼちぼち修復しましょう。

 

 

2010年7月3日(日)Lhta. oerstedii開花

Lhta. oerstediiが開花した。

 

 

2010年7月2日(金)Epi. floribumdum’Miyao’開花

Epi. floribumdum’Miyao’が開花した。

 

 

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