参考文献

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更新2005年2月26日

 

1)唐澤耕司、小笠原亮、「洋ラン ポケット事典」、1999、NHK出版 2800円

毎日見ていると言うほど良く参照する本。多くの属に興味を持つようになると唐澤氏の本をいくつも手に取るようになる。多様なランがこれでもかというほど紹介されているが、本書をよく眺めていると広いなりにもランの世界観がおぼろげながら見えてくる。本書はまた、蘭を手に入れると、個体名に至るまでこの本にずばりずばりと載っていることが多い。世に出回る蘭を良く網羅しているだけでなく、「高温性、中温性、低温性」などが併記され、育て方の目安がつけやすい。日頃これに目を通しておけば育てにくい蘭をうっかり買ってしまうようなことはない。蘭好き必携の一冊。

 

2)唐澤耕司 監修、「山渓カラー名鑑 蘭」、1996、山と渓谷社 4800円

これを買った翌日古本屋で3300円で売られているのを見かけた。まあそれはいい。1)のできがいいので、あまりこちらを参照する機会がないが、1)のおかげで欲しくてたまらない本になっていた。めくるめく本当にすごい蘭写真のオンパレードである。鉢物の写真もすばらしいが、蘭の野生の姿が感動的だ。撮影者は唐澤氏であることが多く、名高い学者のみならず撮影のプロでもあり、山歩きの猛者でもあるようだ。きっとおもしろい話をたくさん持っておられることと思うが、あまり多くを語っておられない。ほかに著作を探している。

ただ、本書は栽培や株の購入に参考になる情報、とくに温度管理の目安などのデータがなく、そのあたりは1)に譲っている。これも蘭好き必携の圧巻だ。(絶版になってしまったという。属の帰属が変わったり、新しい品種が多く出ているので是非改訂版を出して欲しい)

 

3)江尻光一 著、「洋ラン栽培 コツとタブー」、1991、講談社 1200円

NHK趣味の園芸:作業12か月」シリーズでおなじみの著者だが、こちらは初心者に優しく語りかける書で、本書はちょっとはランがわかってきた中級者にびしばしとありがたい技術をたたき込むような文体と構成になっている。この本を読めば著者が洋ラン栽培の第一人者であることが良く理解できる。文章がすぐれている。定型のスペースに過不足なく明快な文章が収まっている。ただこうすればいい、という指導書ではなく、行う手続きの理解にまで簡潔な文章で導いてくれるのだ。そうかなるほどねえ、などといちいち頷かされ、蘭栽培の味わいの深さに誘い込まれる。ここをはっきり知りたかった、という部分に明快な答えが与えられていることがおおく、興奮してしまうほどだ。また、網羅されているランが多く、手がけてみたかったランについてこれまで得られなかった情報がおおく盛り込まれている。たとえばデンドロの中でも扱いが別なフォーミディブルや、アングレカム、リカステ、セロジネ、ミルトニア、バンダなどだ。

 

4)主婦の友社編、「洋ランの育て方のコツ」、主婦の友社、1991、 1470円

 図書館から3度も借り出し、スキャナーで必要箇所を取り込んで参照していたほどなのに、ダイエーでバーゲンブックとして売られていた(660円)ため買ってしまった。的確にポイントを押さえたわかりやすい栽培方法が明解な図とともにまとめられている。また、網羅された蘭の種類も多く、参照する回数が多い。2000年に最新版が出ている。蘭を贈られてそだてることになってしまったような初心者の栽培にも最良の一冊だ。

 

5)松澤正二 「初めての洋ラン12カ月(温室なしで育てる)」、主婦の友社、1999、1200円

吊り金具の作り方など、栽培に必要なヒントやテクニックがあちこちにあって、気になる本だ。「温室なしで育てる」とうたっており、実地に即したしっかりした内容になっている。

 

6)奥田勝 「初めての洋ラン12カ月」、成美堂出版、2000、1200円

基本をふまえた良書。初心者の栽培では植え替えこそがまず乗り越えなければならない重要な技術とすれば、この本はその点を豊富な写真と解説でわかりやすく示している。

 

7)新井清彦 「完全ガイドはじめての洋ラン」、ナツメ社、1999、1500円(バーゲンブックで730円にて購入)

字も写真も多いこてこての内容。(ただ、写真の使い方が少々奇矯。おなじなめくじの写真を数回使い回していたり、デンドロの項でパフィオの葉やけの写真をつかっていたりするんだ。「トルマリンをじょうろに入れるとよい」というむむむ、という記述もある。ダイエーで売っていたトルマリンの前で考え込んでしまったが、結局安く仕入れてきて使っている。)

 

8)尾亦房子著、中藤保孝監修、「やさしい洋ランの育て方」、西東社、2001、1500円

初心者向きのようで、高難度な花(リカステ、ミルトニア、バンダやマスデバリア)を広く掲載している。内容豊富。

 

9)エリック・ハンセン 「ラン熱中症 愛しすぎる人たち」NHK出版、2001、2000円

 3回も読んだ。この本は実によかった。ランの育て方の本ではなく、ランを巡る人々の話をまとめたものだ。どの世界でもとことんやる人々はおもしろい。ランをあつかう人々の中でもとことんやる人は実にすごいのだ。ときにおどろおどろしい人間模様の間にランの美しい姿をかいま見る。通読すれば、手にしてみたいランの数々について魅力的な記述にふれることが出来る。「このランはあの本に何か書いてあったぞ」、と何度か手に取ることになる。この本の記述から、探し求めたランは多い。香りについて記述してある数少ない本でもある。

 4回目を読んでいる。毎回なにがしらかの発見がある。

 

10)土橋豊著「洋ラン」、山と渓谷社、1996、1845円

新書サイズに145属703種の写真と紹介をつめこみ、さらに育て方や基礎知識も盛り込んだ内容充実の良書。

 

11)Botanica's Orchids : Over 1200 Species (Botanica's Gardening Series)
Botanica (編集) $24.95、

amazon.comの通販で送料、代引手数料込み3094円で購入。洋書が簡単に手に入る便利な世の中になったなあ。いつ出た本か調べているのだがよく分からないが、ほぼ最新のランの本だ。600p1200種を豊富な写真で紹介する本だ。属ごとに育て方の情報が載っている。これまでの本にない多く属が紹介されている。エンサイクリアが復活していたり、シルホペタラムがバルボフィラムに出戻りしていたり、いろいろと属の移り変わりが激しいようだ。作成した属データベースにないものが100ほどもある。

 

12)富山昌克、「よくわかる栽培12か月デンファレ」、NHK出版、2002、950円

デンファレは素晴らしい。育てやすく、律儀に花が咲き、種類が豊富で、花期がやたらめったら長い。しかし一般には高難度のランと考えられている。だが、実はちょろいものなのだ。なぜこのデンファレを育てようという本が出ないのか不思議に思っていたのだが、このたびやっと出た。この本が出るまでは、もらった人はどうしていいかわからず、冬に「デンドロならさむくても枯れない」と勘違いされてたくさん枯れていたのではないだろうか。もらったものよりも咲かせたほうが楽しいのがデンファレというものである。

ただ、栽培に際してちょっとガードが堅すぎはしないか?初心者はびびりはしまいか、と思わないではない。「実はちょろい」と上手にだまして欲しい。

 

13)石田源次郎監修、「ラン ―初めて育てる    別冊NHK趣味の園芸」、NHK出版、2003、1000円

これを1000円で出していいのか、というほどこてこての内容の指南書。こういう本が出るとよそが困るのではと心配になるほどの充実した内容だ。写真も素晴らしい。扱っている属が多く、おかげで育てられる蘭の幅が広がってしまい、「ファイウスか、そういえばあの本に育て方が書いてあった」と手が出る始末である。監修の石田氏は広島植物園唐澤派の学者様で2001年の世界ラン展の中継の際にデンドロの植え替えで出演なさっていた。私の周囲でもすでに5冊売れている。この本は売れるだろう。最近こればっかり開いている。教科書といってもいいくらいである。

 

4)山下弘一著「園芸ハンドブック(ここがポイント!花を長く楽しみたい)ラン」、学研、1991、1560円(2003年5月4日ジャスコ猪名川店にて購入)

ちょっと高めのお値段だが、欲しい情報がいくつも載っていたため買った。少々では得難いマイナーなランの情報が載っている。そういうラン(コクラン)が不調だったり、やたら長い芽をだすものがあって(ロドリゲチア・デコラ)取り扱いに困っていたランの情報も載っていた。

 

15)松澤正二著「洋ラン12ヶ月」、主婦の友社(1982)(古本屋にて105円)

写真といい、解説といい、えらく充実した内容の本だ。

 

16) 塚谷裕一著「蘭への招待」、集英社新書、(2001)

こういう本は見つけたら買っているはずで、たまたま目をすり抜けてきたらしい。新書といえば「一般向け」の本である。大変メジャーになったものだ。ざっと拾い読みをしても大変おもしろい内容でおすすめである。

その他

 

17) 中山草司著、「毎年咲かせる 洋ラン 手入れと楽しみ方」、大泉書店、(1994)

古本屋でまたまた蘭の本を見つけた。1100円(→105円)であった。バンダ、エピデンドラムやリカステなど、通常扱われていないような種類まで詳しく育て方が書いている。図が丁寧でうまい。

 

江尻光一、小島研二共著「コチョウラン 四季の手入れ」、家の光協会、1993.

江尻光一、「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 カトレア」、NHK出版、1976.

江尻光一、「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 ファレノプシス 胡蝶蘭」、NHK出版、1976.

江尻光一、「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 パフィオペディラム」、NHK出版、1976.

江尻光一、「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 シンビジウム」、NHK出版、1976.

江尻光一、「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 デンドロビウム」、NHK出版、1978.

 古本屋で100円で購入。

山本二郎、「デンドロビューム(グリーンライフ8)」、永岡書店、1986.

山本二郎、「デンドロビューム(ジョイフルグリーンライフ1)」、永岡書店、1989、980円.

服部慶俊、狩野邦雄、「洋らん(カラーブックス76)」、保育社、1965.

服部慶俊、「洋らん」、金園社、1968.

新井清彦、「(最新園芸教室)ミニ洋ラン」、誠文堂新光社、1995.

向山武彦、「シンビジューム」、永岡書店、1989、980円(古本屋で400円で購入)。

小田善一郎、「洋ラン(ジョイフルグリーンライフ3)」、永岡書店、1989、980円(古本屋で400円で購入)。

 

番外編

 蘭が載っている本なら手当たり次第になりつつある。

「紫蘭の花嫁」乃南アサ著 (2003年ブックオフにて100円で購入)

あらー、びっくりー、という内容の推理小説。紫色の蘭らしきものは出ず、アングレクムや、最後に出たのはセロジネだったから白系統が多い。主役の警部はマンションで1部屋つかって蘭をやっているといいつつ30鉢といやに少なかったり(私なら200鉢は置く)、ナメクジに蕾を食われたり、胡蝶蘭にボトリチスを出したりと(家政婦がやったというが、そりゃ仕込みが悪い)、私もやらないようなヘボをやっているところを見ると、作者はふつうのラン熱中者のすごさを知らないのではないだろうか。

「蘭の影」高樹のぶ子著 新潮文庫400円1998年(2003年5月3日ブックオフ3冊100円で購入)

表紙にカトレアの絵みたいなものがある。よく見るとシンビジウムかも知れないと思えた。しかしバルブがデンドロだった。タイトルと同じ短編が収録されていて、デンドロビウムが出てくる。蘭の絵は難しいものらしい。正確に書けているものなら300msくらいで属と種名があたまにひらめくのだが。

内容は、「医者」がでてくると「ついこういう話になるのだなあ」というものだった。

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