はじめての蘭

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1998年2月に変な植物で面白そうだったので購入したのがカトレアだった。だが、育て方はさっぱり分からずほったらかしにしていた。全く動きがないので、庭に放り投げていたところ、いつの間にか新芽が出ていた。この新芽が出なければこのあと猛烈に蘭にはまることはなかっただろうと思う。この小さな芽がすべての始まりだった。

1998年7月26日

 

 鉢植えというのはまずもっていずれは枯れてしまうものだというふうに私は考えていた。その鉢植えが枯れずにいることに驚き、この生命力に感服した私はカトレアの本を図書館から借りてきて勉強した。たぶんこの時点でもう結構はまっていたのではないだろうか。

 翌年シース付きの株にまで育った。

 19991123

 このあと12月ごろにつぼみが見えて、私はちょっとした蘭フィーバーになってしまった。

2000120

2000年2月19日

つぼみを見たこの時点で熱狂的に蘭に興味を持ち、東京ドーム蘭展に出かけてさらにヒートアップしてしまった。これは面白いぞ!、と激しく蘭にはまってしまったのである。

最初の買い物はこれだった。

Pot. Haw Yuan Gold

台湾のお店らしかった。2100円だった。花見本をいうと、バルブ2本に新芽1つの苗をくれた。今のどけちぶりとちがい、当時はウブだった。2000円であんな立派な花が見られるなら安い、などと夢一杯だったのである。

ハナジマオーキッドというところで、デンドロビウム(五〇〇円)とカトレア(一二〇〇円)を買った(2000227日(土))

翌日水苔と素焼鉢をホームセンターで手に入れてきた。

2000228

たぶん本をたよりに植え付けたのだと思う。

この直後、期待のカトレアが2月29日に開花した。購入から開花まで2年というのは初心者にしてはうまくやったかもしれない。

 

ただ、正直ほげーっとして冴えない花だと思った。

しかし次第にきりりと咲き、だんだんその魅力に引き込まれてゆくのであった。

この花は、その後実に40日間も咲き続け、おびただしい数の写真を撮影してた。この花にはしびれた。

 

 

次の週末も東京ドーム蘭展に行った。プロの植え付けによる蘭の鉢を買ってきた。Blc. Mount Sylvan マウントシルバンという。

この鉢をよく研究して植え付けを検討していた。

また苗を買ってきた。Blc. Dal's Horizonダルスホライゾンという。

 

よくわからぬまま、胡蝶蘭の苗も買ってきた。「高い胡蝶蘭が800円だなんて安い」と当時は驚いていた。

 

2000年3月19日ごろ

かみさんがなぜか近くの高校でカトレアを3鉢も買ってきてしまった。右の鉢は実はすごい鉢だった。

買ってきて半年で立派な花が咲いた。以後しょっちゅう咲いてくれるありがたい鉢だった。

こうして2000年に着々と蘭は増え続けた。

 

その年の後半には早くも購入したデンドロから花芽がでてきた。

デンドロというと、棒状のバルブの脇に花が出るものだと思っていたので、長い花茎がでたのにはめんくらってしまった。

咲いて見ると、なにやら見たことがあるような花だった。デンファレはデンドロの一種、という認識を持つにいたった。

なかなか盛大でよかった。午後1時から日が入る日照時間の少ない団地だったが、購入後半年で新芽からちゃんとバルブが育って咲いてくれた。以来ずっとデンファレが好きである。

 

以上が1998年に買ったカトレアをきっかけとして2000年におきたごく私的な蘭フィーバーであった。 

つづく

 

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