バンダ類(アングレコイド)

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 2008-03-15

バンダ アスコセントラム アスコセンダ アングレクム リンコスティリス ネオフィネティア ダーウィナラ トリコグロッティス パラファレノプシス

 以上の属は相互に交配できる近縁属だ。

バンダ Vanda (V.)

 葉っぱと根っこだけでぶらーんとぶら下がっていることでよく驚かれるランである。多くの本には「冬場20度もの高温を必要とするので温室が無ければ避けたほうがよい」という記述がある。そういう高温を要求する種類もあるが、見事な青い花をつける種を8度で越冬して咲かせることができるのも事実である。青花は低温にも耐えるセルレアという原種を交配親に持つものがほとんどなので、低温に耐えるようだ。1万円から5千円程度とお値段の高い蘭だったが、人気が出てきたのか最近ではスーパーでも2800円程度で見かけるようになった。その後とうとう1000円の見切り品まで出るようになった。

V. Sansai Blue  バンダ・サンサイブルー

2001年12月9日緑のマーケットにて1900円で購入。

園芸店「緑のマーケット」で普段見かけない蘭を大量展示していた。その中で目を奪われたのは花の大きな青いバンダだった。3800円とある。よく見ると全品半額の表示があり、この素晴らしい花が1900円か、と驚いた。ラベルを覗いて品種名SansaiBlueを覚えて帰り、調べてみると「V. Crimson Glory× V. coerulea 1985年登録、花が大輪でボリュームがあり、青色の鮮やかな品種。栽培しやすく、花上がりはよい。初心者にもお勧めの品種」とか。この記述を読んでさえも「バンダはバクチだ」と思っていた。こういうランが一戸建てで育つわけがないと思っていたのである。しかし通常5000円をくだらないバンダの見事な開花株が1900円とあって見かけてから数日悩んだ。

意を決してクルマで買い付けに来てみると包装はあろうことかビニールの手提げ袋だけだった。えらく運転に気を遣いながらもって帰ると長さ1mも垂れ下がる巨大な蘭である。ちょっと一般家庭にはそぐわない植物ではないだろうか。だんだん花の美しさがじわじわ効いてくるタイプのランだ。ただ、ここの写真は「蘭のピンクが青っぽく写る困ったデジカメ」で撮影したため美しすぎる青になってしまっている。本当はもうすこし赤紫色に近い。

12月13日バンダを掛け替えていたら針金ハンガーから落ちてしまい花が5つ取れてしまった。取れてしまった花は3つの一輪挿しに差した。冬とはいえ日差しが強いのか葉やけの兆候が見られ、本体についている花は12月27日に端が茶色になりつつあることがわかった。切り花までふくめて1ヶ月鑑賞した。

ここからが勝負である。湿度と温度を保つために夜な夜な風呂の残り湯をバケツ2つに汲んできてバンダの下に置いた。

最低気温8度になることもあったリビングを耐え忍んでなんとか生き続けてくれた。

春まで見た目には全く変化がなく、ちゃんと越冬できたようである。5月3日に新根がでてきているのをみつけた。庭のサクランボの木にぶら下げたりしている。ずっしりと重い株だ。5月22日いやに太い根が出始めている。

6月1日花芽を見つけた。これはひさびさの快挙だと浮かれた。咲けば素晴らしいことである。とにかくすごい花だったのだ。バンダは多くの本に18度は必要、と書かれている。しかし青い花の遺伝子のもとになっているV. coeruleaが、10度で越冬可能なのだ。結局自作蘭ケースにはいらず、頻繁に8度の夜をすごさせてしまったのだった。それでも5月から活動がみられ、6月には花芽が出るというのはさすが「初心者にもお勧めの品種」である。6月15日花芽は15cmに伸びた。まだまだだろう。先端にある丸いものはつぼみではないかという気がしてきた。つぼみは1つだけなのだろうか。それともその脇からさらに続きが出るのであろうか。その後それがのびてつぼみが見分けられるようになり、購入時と同じ7つのつぼみが出てきた。花茎はきわめて硬く強固である。つぼみの茎は日光の方向に向けて花の角度を微妙に調整するようだ。

7月3日に開花(一回目の開花)。最初はインパクトがないのだが、だんだん巨大な花になる。青紫色をしている。ペタルがセパルの後ろに反り返ったため、つまんでおらないように注意しながら矯正した。生産者は見栄えがよくなるようにこういう事をしているのだろうと思う。

7月7日盛りになった(写真はオリエンタルハイブリッドのゆりと並べて)。この時点で花は107mmになりかなり大きく感じる。写真に撮ってみたが、見ためはすこし赤みがかって青紫色なのだけれど青く写っている。2種類かのデジカメでためしてみたが同じように青く写る。

7月9日7つの花が満開に。最大の花はペタル間の長さで11cmに達した。すごいようなボリュームである。7月21日から花が1つずつしおれ始めた。7月30日に終了27日間。

太い根が9月に入って出てきた。株が充実してきたようなのでそろそろ次の花芽が出ないか期待していた。9月22日に葉の間に小さな花芽を見つけた。このバンダはすごい。

10月18日まだつぼみは見えない。もうすぐだが。

11月3日つぼみは7つで確定し、まもなく開花というところだ。最低気温は12度だ。11月5日(2回目開花)に花2つが開花。6日にもう一つ開花。花はすでに8cmになっている。花は今回103mmが最大のようだ。すべての花がつつがなく咲き、おおきくなって20日に盛りになった。裸電球の光では赤みがかってみえ、太陽光や蛍光灯では青が強く見える。「ふるいつきたくなるようないい」ランで、蛍光灯のしたにつるして周りをぐるぐるぐるぐるまわっていたものだった。12月14日に終了。

2003年3月8日電球にあぶられて、扇風機で風を送られ、調子がいいのか冬というのに葉が成長している。3月26日花芽を見出した。電球栽培が有効であることが実証された。

4月30日開花(3回目開花)今回花数は6個である。この1年間で大きく美しい花を合計20個、3回開花という最高の成績である。

6月12日になってもまだ満開状態である。花は104mmという大きさだ。和室の仏壇の前につり下げており、環境があうのか仏のおかげなのか40日を越えてなお咲いている。新根がなかなか出てこない。今回は6月17日までの49日間だった。

9月12日根は伸びているが勢いがない。日焼けを食らったような不調な葉がある。なんとなくこのまま冬になると弱りそうないやな予感がする。

9月26日根の活動が活発なので健康そうに見える。そろそろ時期なので花芽がでないかと探してみるとあった。

11月12日開花(第4回開花)。今回も花は6つである。昨年より1週間遅れくらいだ。見た目も青いと思える。

今回の写真 言うこと無しですな。えらい植物だねえ。このほか照明を換えて撮影したものや、自然光で撮影した青空と張り合うバンダさらに、新しいカメラが来たので撮影したところ比較的現物に近い色の画像が得られた。

2004年2月1日中温棚の電球加温で越冬している。元気そうにみえる。

4月24日つぼみ5つでもうすぐ開花という状況である。4月29日開花(第5回開花)。今回は花が重なり合ってしまいあまりスタイルはよくない。6月7日終了か。

9月花芽が出た。9月30日強風で芋畑に落下。

10月25日開花。11月7日素晴らしい満開だ。

2005年5月4日越冬はしたが、花芽は出ず。なにやら一回り小さくなったような気がする。じわじわ時間をかけて弱っているようにも見える。大事に行く。

9月17日に花芽が出た。11月10日開花。かつてない気合の入った開花であった。12月25日終了。

2006年 冬に花芽が出たが春にしけた。無理に咲かなくてもいいから養生して欲しい、というこちらの気持ちがわかるらしい。

 

 

V. Wirat バンダ・ヴィラット

2003年9月23日宝塚園芸サービスにて1050円

 V. Madame Rattana ´ V. coerulea 1979年登録。株が大型で花茎がながいという。

出かけてかみさんの行きつけの菓子屋にゆくことになり近くにある宝塚園芸サービスで落された。土曜あたりに来ていたので何もないだろうとのぞいてみるとバンダが見切られていた。花8つ付けた青いバンダWiratが1000円。うちの強烈にきれいなバンダV.SansaiBlueと同じ「C-lucky」の札がさがっている。「なんということだ!でも金がない、ああ、丁度あった」、とついひっつかんでレジに並んでいた。並んでいる間に「まずいぞ、もう場所がないぞ」という気持ちと「でも1000円だぞ、1000円、バンダが1000円」という気持ちがあり、結局「衝動買い党」が勝ってしまった。

持って帰って姿を撮影した。手提げの竹で編んだバスケットに入っていてなかなか立派な仕立てである。付け合わせに観葉植物がついている。驚いたのはバスケットの中に水がたっぷり入れてあったことである。水やりのたびに溜まったのだろうか。これではよわるとおもって花を支柱からはずし、その支柱をカゴからはずすと株が取り出せた。根の量が多い。9月26日花が上からしおれ始めた。根が水に浸かっていた影響ではないだろうか。

 11月16日別段葉が落ちるでもなくしゃんとしている。

2004年2月1日中温棚の電球加温で越冬している。元気そうにみえる。

5月26日待望の花芽が出た。7月3日まだ3cmで、えらくゆっくりした花芽である。

7月23日開花。花に茶色い斑点がある。やたら暑かったからか。8月1日株としては立派に見えるが、花は完璧ではない。かなり長いこと咲いてくれた。

9月24日北海道S氏に異動。

 

V. ? ‘Ikeda’ バンダ?’池田’

2004年6月21日 職場で4株をもらった 

 花が終わったバンダ4株をいただいた。大変立派なバンダだった。早速寄せ植えをばらす。えらくたくさんの支柱でとめてあり、根はミズゴケで覆って巨大な化粧鉢に寄せ植えされていた。こけを回収し、株を引き抜いてみると大きな発泡スチロールがでてきて、これが支柱を支える役割を果たしていた。期待した名札は撤去されていた。ある意味消耗品扱いである。丁寧に支柱をはずし、株ごとに分けた。さらに支柱をバスケットに通して曲げ、葉のない茎と支柱をビニールタイでくくり、支柱の上部先端をフックにまげてやると一丁あがりであった。こうしてぶら下げ体制のバンダ4株をつくり木の下にぶら下げて風にあてておいた。根に元気がないが、葉はみずみずしく、これなら11月に咲くと思えた。

 4株中3株はさっさと貰い手が見つかった。輸送の手はずが整うまで木陰にぶら下げて毎日水をやっている。

朝日を直射で浴びていたのでひょっとして日焼けをしたかもしれない。よくみるとなにやら二種類あるように思える。茎から葉と根が生えている場所が接近しているものと、離れているものがある。接近しているタイプはサンサイブルーそっくりな姿をしている。もう一方は株全体が長くなっている。そこで長いタイプの1株を留め置くことにした。もらいました、あれどうなりました、みんなひとにあげましたでは少々きまりがわるいのでとりあえずうちで咲いていただこう。

8月1日どれも順調に根を出している。

9月2株に花芽が見つかった。1株には子株すらある。

9月24日北海道S氏、静岡K氏にサンサイブルータイプ花芽付きをそれぞれ発送。10月1日残り2株は同じ種類に見えて恐ろしく生育状況が違う。送り出す株に花芽が出た。その1株を10月12日堺市H氏にもらっていただいた。

10月15日残った1株についに花芽が出た。その後2本目がでてきた。

12月8日開花。成長するにつれサンサイブルーと見分けがつかなくなった。

2005年1月15日花が終了して花茎を切った。38日間だった。

5月4日春に花芽は出なかった。しっかり体力をつけさせたい。

9月5日花芽がでてきた。10月9日根が大変立派になった。

12月24日開花

 

アスコセトルムAscocentrum(Asctm.)

Ascocentrum (Asctm.) ampullaceumアスコセントルム・アンプラケウム

2003年3月2日兵庫ラン展にて420円

手ぶらで出たはずのランの売店にふと思い立って戻ると、先ほどまでは目に入らなかった小さな鉢が500円の値札を振って待っていたのであった。最終日の値引きもあり420円になった。このランは、ヒマラヤ、ミャンマーなどに分布し、紅桃色の2cmの花がつき、花穂は8cmほどになる。春から初夏に開花。持っていない属の原種の値段が420円というのはかなりのお得感である。

葉の真ん中に大きな黒い色が広がってきて、葉が簡単に取れてしまった。なんだかこりゃ失敗したかな、と思わせる。いろいろな症例を見ていてどうも軟腐病らしい。5月7日に新葉がでてきているので、なんとか病気の進行をくい止めたように見える。

6月12日新葉が大きくなっている。問題なく成長してくれそうである。よかった。

2004年2月1日越冬ケースで越冬している。変化なく元気そうにみえる。

5月に葉が先端から茶色になる病気がでる。根だなこれは、と植え替えを行った。それもうまくゆかずどんどん弱るのでコンポストなしでアスコセンダ?のバスケットに同居させる。8月新芽が二つ出てきたが9月に消滅しお亡くなりになってしまった。

 

Asctm. ampullaceum ‘II’  アスコセントルム・アンプラケウム

2006年5月20日明幸園100円←950

ん?枯らしたことがあるような。「もういちどやってみろ」と蘭のカミサマのひきあわせであろうか。がんばってみましょう。

2007年3月2日開花。花茎は3本。開いてみるとたいそうきれいな色をしている。

 

Asctm. miniatum  アスコセントラム・ミニアタム

2006年5月20日明幸園100円←850

正直アスコセントラムなどアスコ連中は何度も失敗しているため苦手である。ちょっと植え付けなど勉強しておこう。オレンジ色の花がつく。

2007年1月18日開花。黄色い小さな花だった。ぐらぐらだったのでスゴイネに植え替えた。

 

ダイアキアDyakia

Dyakia hendersoniana ダイアキア・ヘンダーソニアナ

 2004年9月12日 村上園芸(DAIKI宝塚店)1200円

 きれいな桃色の花が咲く。コルク植え。花芽つきなので水を絶やさないことだそうだ。9月購入後早々に花芽がしけてしまった。

 12月26日いよいよ調子が悪くなってきた。乾きすぎのようにも見えるので水苔をコルクの間につつきこんでやった。

 2005年1月15日なお調子はよろしくない。電気毛布の側に置いた。

 5月4日葉1枚になりやっと越冬したが、どこまで取り戻せるものかよくわからないほど弱っている。

 9月27日さっぱり大きくなっていない。内部も根がうまくない。乾きすぎともみえる。これも2号素焼鉢に杉皮蓋をしてミズゴケで植えた。

 

アングレクムAngraecum (Angcm.)

 アフリカの熱帯やマダガスカルなどに約200種が分布。短茎性小型から大型着生ラン。芳香を放つ種が多い。30cmにも達するような長い距を持つ種もある。

Angraecum didieri アングレクム・ディディエリ

マダガスカル産。標高600から1500(赤道付近なら結構暑いところだ)。

2001年12月16日宝塚園芸サービスにて、480円にて購入。

どこかのホームページに、「香りがよくて育てやすく、年に2度も咲いた」、「マダガスカル産」などと紹介されており、なにやらほしいと思っていたところ花屋の棚の下に花の終わった株が見切り値段で置かれていた。望めばかなうものである。「マダガスカル原産、標高600m〜1500mに自生する。草丈10〜20cm直立する。花茎は短く、長さ0.7cm、1花をつける。花はよく開張し、白色、径4〜6cm。距は長さ8〜15cm、次第に細くなり、先がとがる。中高温性。花は春に咲く」とある。よく見ると果実が出来ていた。このまま種を作って増やすつもりもないので取り除いた。これを取り除かないと次の花が出来ないと思われた。なにやら申し訳ないように思われたが、仕方がない。それにしても、何が媒介して受粉したのだろうか。これから春に向けてなにか活動があるとは思えない。プラスチック鉢のなかでからからに乾いていたので2.5号鉢に植え替えをした。

夜間18度の自作ランケースに入れておいたところ2002年3月10日に脇から芽(たぶん花芽)らしいものが出てきているのを見出した。緑色の成長点のある根の活動もある。

4月28日つぼみは1cmほどになり、距がぐるぐる巻きになっているのが見えるようになった。5月2日にはそれがほぐれてきた。5月4日に開花。思いの外小さい花だったが、姿に品がある。香りは夜に期待。しかし、夜はほとんど香りがせず。翌日の5月5日の昼にちょっとないような良い香りがしていた。これまで嗅いだことのない蘭の香りであった。好みもあろうが蘭の中でも最上級だと思った。甘く好ましく、胸一杯に吸い込んでみたくなる。強いつんとした部分や後を引く香りがない。香りばかりは何かになぞらえて表現するしかない。強いてたとえるなら熟しておいしそうな幾種類もの南洋フルーツの渾然とした香りだろうか。カトレア、リカステ、フウランなどはそれぞれ違うが、このディディエリのような甘く好ましい香りがするものがある。デンドロビウムにもよい香りのするものがあるが、香り自体が弱い。フォーミディブルも良い香りがするが、これも強くはない。蘭とはそもそもの語源から香る植物を意味しているらしいが、蘭科全体では香るものは多くない。その中でもこのディディエリは特上の香り蘭といえる。

5月24日にしおれた。開花期間20日間。あいかわらずリビングの環境は花によくないようだ。

6月15日に近くの園芸店で相次いで見かけた。つぼみ付き380円である。この時期に手に入れるものらしい。10月になりつぼみらしいものが見えるが、活動が弱い。

10月18日花芽らしいものが見える。それにしても成長が遅い蘭だ。この花芽は不発だったようである。

2003年5月2日水苔の内部にある根は腐っているようなので、すっぽんぽんにしてバンダと同居させた。花芽らしいもの、葉、根が出てきて活発になってきた。バンダが開花して外に出しにくくなったため、アスコセンダと同居させた。8月28日かなり以前から花芽らしいものはぽこっと見えてはいるが動きはない。9月26日花芽は少し大きくなっているようだ。バスケットが気に入ったのか根がよく廻っている。同居のアスコセンダと絡まり合ってもう離れそうもない。

10月27日花芽が膨らんできているような気がするがわからない。

11月16日つぼみがくっきりしてきた。アスコセンダの根が立ちふさがっている。その根を上手によけて花がくっきりみえる場所で11月23日に開花した。うまいことやってくれたものだと感心する。

2004年2月1日根がなお動いているようだ。元気そうである。

9月花芽が見える。11月7日かわらんなあ。

2005年1月31日開花。11日間咲いていた。

8月28日葉がなくなってお亡くなりになってしまった。乾きすぎが原因かもしれない。

 

Angraecum leonis アングレクム・レオニス 

2004年3月14日 村上園芸 480円

高温性、花は冬。安くて花が美しいので手が出た。えらく小さいので先の楽しみ買いである。8月1日株はしっかりしている。10月9日じわじわ大きくなっている。

2006年5月5日 じわじわ大きくなっている。

2007年3月7日根がやられて葉がぼろぼろ落ちてしまった。なんらかの病気らしい。ここまで大きくして実に惜しい。

 

リンコスティリス Rhynchostylis (Rhy.)

中型の着生ランで、現状4種がインド、中国南部、東南アジア、ジャワ島に分布している。

 Rhy. coelestis リンコスティリス セレスチス 

高温性(冬越しに18度を要求する)インドシナ半島標高350〜1200m。有香

2002年8月31日明幸園1400円で開花株を購入。

白地に花の端が空色であることがかみさんに気に入られ購入した。ふた回り小さいバンダのような姿に藤の花(仔細に見るとまるで違う)を逆さに立てたような花房がついている。昼に香るが、好む人は好きだろう。

2週間ぐらい咲いていただろうか。以後はほとんど活動がない。

2003年5月7日フックが短いのですべてはずして仕立て直しをした。新葉が出てきている。梅雨の雨に当たって黒カビがわいて元気がなくなったようだ。

8月28日色がよくなって葉も伸びているので持ち直したようである。9月26日よく根が動いている。11月16日昨年よりはましな状態だ。

2004年1月17日葉がぽろりぽろりとおちて見てみると中心部がやられてお亡くなりになっていた。このランは高温性だったのに中温バンダと一緒にしてしまっていた。私のミスで枯らしてしまった。すまん。

 

ネオフィネティア Neofinetia (Neof.)

 Neofinetia falcata(=旧Angraecum falcatum)フウラン(風蘭、富貴蘭)

2001年7月28日岩国市の園芸店にて2株500円

花がおわったもののたたき売りを買って育ててみることにした。香りがいいという。バンダの近縁種である。

11月にも枯れずに生き生きとしている。室内に移した。芽のようなものが脇に見えてきた。ひょっとして育てやすいのではないだろうか。職場に1株、家に一株で育てていた。春になり、家の室内で育てていたものは根の活動がみられたもののどうも全体に色つやがよくない。職場のものは根がどんどん出てつやつやしている。

5月30日花茎が伸び上がってきている。4つのつぼみが明瞭に見分けられるようになってきた。

6月13日に職場のものが開花。14日午後4時にはかすかに香りがしてきた。一方、家の鉢は花芽が見える程度。夜温が低いからだろう。ぞくぞくするような美しい姿をしている。あくまで白い花に美しい円弧を描く距が伸びている。80円で買った姿の良い素焼き鉢がまた渋い。もう元は取ったという見事な蘭だ。

こういう「ふ」の入っていないごくごくふつうのフウランは山摂りであることが多いらしく、自然保護の観点からは買ってはならないものだそうだ。「ふ」入りは特に「富貴蘭」とよばれ、珍重されており、何代も人間に育てられ増やされてきたもので、恐ろしく高値で流通している(入門株で3000円とか)。今後は気をつけるにしても、株も増えていることだから許して欲しいとおもう。

本格的に咲いたのが金曜日だった。えもいえぬ良い香りが前奏曲のように漂ってくる。ただごとではない。その株姿の美しさ、存在感といい香りといい、この種を知らないのは損だ。土日職場に置いて置いてはもったいない。後で返してと言うのは失礼だからそのまま花好きな人に上げてしまった。もう一株に注力する。待ちに待ったフウランの香りを満喫することなく人に上げてしまうというのはどういうことなのか我ながらよくわからない。蘭が決めているのではないだろうか。この花は7月1日に終了した(19日間)。しかし差し上げたはずの株は「枯らしたらもったいない」といわれて戻ってきてしまった。(……。)

気候の涼しい家のフウランはずっと遅れて7月11日に開花した。花は3つ。数日つきあって、やっとあの評判の香りを初めて満喫できた。まさに最上級の香りだ。時間によって異なっている。かみさんには「メープルシロップをかけたバターたっぷりのホットケーキ」という表現をされてしまった。ある本には「バタークッキー」とかかれていたので、基本的にはおいしそうな香りなのだろう。7月24日に終了。13日間の開花だった。

出戻りの株は以後大層姿がよくなって手放せない株になった。フウランが愛好される理由がよく理解できた。

2003年5月7日新芽が2つ増えて3株の集合体になりつつある。花芽もちゃんとあるので今年も咲いてくれるだろう。6月12日久しぶりに見てみると2株とも花芽が伸び上がっていた。あと2週間ほどで開花だろう。子株がたくさん出てきた。

6月29日2株同時開花。花7つと3つである。7月2日かなり良い写真が撮れた

8月28日花が終わるとランの棚にほったらかしである。

11月16日ノビルデンドロと一緒に管理している。

2004年5月10日北海道S氏に1株贈った。こちらは6月に花7つで見事に開花したそうだ。6月5日花芽2つかと思えたがひょっとすると脇芽かもしれない。すると今年は開花はなしか?。8月1日とうとう開花はなかった。こういうこともあるか。9月にベラポンで通気性よく植え替えた。

7月13日開花Neofinetia falcata。3つの花茎で盛大に咲いてくれた。7月28日終了。

2006年5月5日花芽らしいものがある。

 

Neofinetia falcate 奄美のフウラン

2004年6月12日村上園芸(DAIKI神戸北町店)にて500円で購入

奄美のフウラン500円。これもつかんだ。少々大きいだけでフウランはフウランだ。

7月2日花芽らしいものが2つみえる。7月22日開花。ありがたい開花ではあるが、株姿の点で少々大味などと思ってしまう。8月16日まだしゃんとしている。結構長いこと咲いていてくれた。

2005年10月9日今年は咲いてくれなかった。フウランは2年に1回か、と思ったりもした。

 

Neofinetia falcataMomohime’ フウラン 「桃姫」

2007年1月6日万仙園(24回広島県らん展福屋)210円

聞いたことのない万仙園というお店はパンフレットによると市内段原にある古典園芸専門店で、カンラン、ホウサイラン、スルガラン、春蘭、フウランなど美しく展示してあった。つい手が出てしまったのはその万仙園のフウランで、「桃姫」なる品種210円だった。

100,200,300円というところにいろいろな種類のフウランの超ミニミニ株が売られていて、品種を集めるのには大変有り難いコーナーがあったのだ。私はしかし、あまり増やしたくないので見たことがない「桃花」の桃姫だけをつまんで購入することにした。たぶん1gに満たない。ベアルートの株に株に匹敵する大きさの値札をつまんでレジに持ってゆくと、百貨店のお姉さんがどう梱包したものか一瞬戸惑っていた。風に飛んでゆくほど軽い袋を提げて会場を後にした。

2月に素焼鉢2号に植えつけた。大変元気そうだ。

 

 

トリコグロッティス Trichoglottis

和名ニュウメンラン属。略号 Trgl. 60種ほどが東南アジアからポリネシアの広い範囲に分布する着生ラン。日本にはluchuensisニュウメンラン入面蘭などを産する。属名はギリシア語の毛と舌をくみあわせたもの、とラン属事典にある。

本種はジャワに産し、高温性単茎性着生ラン。秋から冬に続いて香りのある白地に紫の縞のある小花が咲く、という情報をあとでネットから得た。

Trichoglottis pusilla (Teijsm. & Binn.) Rchb. f. 1856

2003年9月7日豊橋蘭友会500円(阿部蘭園)

ビニールポットに入ったかわいい株だった。こういう奴は弱そうだ。はかなげで美しい小さな花が咲いていた。日中よい香りがする。

2004年2月1日葉がのびているように思う。越冬棚で管理している。5月ビニールポットから素焼鉢2号に植え替えた。8月1日順調だが開花するかどうか見えず。8月16日なにやら花芽らしい突起が見えた。これはしけて、おかわりがでる。12月26日花芽はすこしずつ大きくなっている。

2005年1月15日つぼみを見つけた。2月4日開花。おかわりの花茎もでて1ヶ月近く咲いていた。香りもよろしい結構な株だったTrichoglottis pusilla10月9日小さいながらも大きくなっている。

2006年5月4日 調子の悪かったので素焼2号鉢からプラポット2号に植え替えた。根がちっとも回っていなかった。もとのプラポットに戻したという状況である。5月20日ちょっともちなおしたかな。

2007年3月7日根がやられたのかかなり弱っている。

 

 

スコエノルキス (Schoenorchis:スコエノルキス)

10種ほどがヒマラヤ、ニューギニア、オーストラリア、太平洋諸島に分布する着生ラン。属名はギリシア語で「ヨシまたはイグサ」と「ラン」をくみあわせたもの。

Schoenolchis gemmata  スコエノルキス・ジェマタ 35

2004年4月4日 神戸らん展Vietnum Orchidsにて1000円

 ドイツ語で「きれいな蘭」と書くとこういうつづりになるのではないだろうか。ウムラウトがつくのだろう。そう思って「シェンオルキス」と呼んでいた。たまたまそういうつづりであろうか。かみさんの指名手配種であった。そういうと2株で1000円といわれうっかりつかんでしまった。あとで1株500円になったのである。1株はI氏にもらっていただいた。

株自体はしっかりしていたが、根は黒く細く乾いていて、プラポットのミズゴケが新しすぎた。これは合っていないようにおもわれて2号素焼鉢にミズゴケ杉皮混合で植えつけた。

買ったときに咲いていたようにおもうが、6月6日なお咲いている。いつの間にか終わった。

2005年1月15日花芽を見つけた。3月25日開花。その後別の花茎が出てきて5月4日になってもかわらず咲いている。撮影困難な種だった。

2006年3月15日開花。5月5日なお咲いている。

2007年3月7日花茎がのびて間もなく開花。

 

ステレオキルス (Stereochilus:ステレオキルス)

6種がインドからインドシナに分布する。 代表種  Stereochilus dalatensis

Stereochilus dalatensis ステレオキラス・ダァテンシス 33

2004年4月4日 神戸らん展Vietnum Orchidsにて500円

 さっぱりわからない属である。そのわからなさゆえに購入。8月1日新芽が出て育っている。8月16日花芽らしいもの、蕾らしいものが見える。

8月25日開花。ちっこい花である。いつの間にか終わっていた。まだでるか。

2005年10月9日さっぱりだったなあ。株は元気そうだ。

2006年の夏に直射日光でよわって枯れてしまった。

 

パラファレノプシス Paraphalaenopsis

4種がボルネオ西部に産する単茎性着生、岩生ラン。ファレノプシスよりはむしろバンダに近縁。属名はpara近くの+ファレノプシスからなり、ファレノプシスに近縁にみえることから。

Paraphalaenopsis laycochii パラファレノプシス・レイコッキー 

2004年6月12日村上園芸(DAIKI神戸北町店)にて購入

パラファレノプシスを薦められた。花がファレノプシスみたいなのだけれど、葉は棒みたいである。変な属には弱い。8月1日葉が長いが成長したのだろうか。動きがよくわからない。

2005年1月8日水やり中大きな葉を2本ぼろぼろと折ってしまった。かなり弱っているように思われた。

2005年5月4日買ったときのプラポットから植え替えた。ナメクジが2匹いた。

よわってお亡くなりになってしまった。

 

パピリオナンテ Papilionanthe

Papilionanthe teres (Roxb.) Schltr. 1915 (V. teres) ‘Oyamazaki’  パピリオナンテ(バンダ)・テレス ‘オオヤマザキ’

2004年9月5日豊橋蘭友会阿部蘭園500円

 中高温性。直射日光。芳香あり。

ちっこい苗を安く買ってよろこんでいたところ「1mくらいにしないと咲かない」といわれた。道は遠い。この株はメリクロンだそうだ。明石蘭友会でみかけたなあ。

2005年10月9日元気そうだ。一回り大きくなった。

2006年5月5日さらに大きくなった。

 

人工交配属

アスコセンダ

Kasam×Peggy とある。Ascd. (V. Kasam’s Delight × Ascd. Peggy Foo)ということだろうか。とすれば、両方の親が赤いのでまずもって赤い花が咲くはず。

2001年8月16日倉敷の花屋で叩き売り350円。

生きているのは分かるが、活動が乏しい。10月になり、下の葉が黄ばんできた。比較的暖かい職場に移した。しかし職場の温度もよくよく調べてみるとかなり低くなることがわかり、家に戻す。最低気温8度という目になんどか合わせた。4月半ばになって、越冬はしたようだけれど動きがない。5月19日新葉は出てきたが、根に動きがない。6月15日、根がビニールタイに食い込んでいるのを見つけた。それをよける。根があちこちに出ている。よほど高温を好む種なのだろうか。ともあれやっと活動が始まった。7月ごろバスケットに植え替えた。そういうことをしてもよかったのであろうか。結局根はよくまわったが花芽は出ずに10月になった。

2003年5月9日昨年とあまり代わり映えはしないが、なんとなく家になじんできたように思われるのでそろそろ花芽が出るのではないだろうか。7月5日花芽らしいものは見えない。8月28日やっぱりみえない。

9月4日花芽が見つかった。ここまで二年かかった。

9月21日蕾は結構出そうである。26日蕾がくっきり見えてきた。10個は超えているようだ。10月10日開花。花は結局9つ咲いた。さえない色だと思っていたが、だんだんいい色に発色するようになり、持っている中では例のない色なので珍重することとなった。

11月16日まだ満開状態だとはいえ、花弁がすけてきた。これは素晴らしい花だった。青バンダと並んで見事であった。

2004年2月1日変化がなく元気そうだ。7月4日に花芽がみえた。8月1日順調に花芽は伸びている。葉の調子がおかしい。日焼けだろうか。8月16日つぼみが9つほど見える。8月20日開花。よい色で37日間咲いていた。

2005年10月5日北海道S氏に贈った。

 

ダーウィナラ Darwinara (Dar.)

フウラン・バンダ・アスコケントルム・リンコスティリスの4属交配種だ。

Dar. Charm ‘Blue Star’ ダーウィナラ チャーム‘ブルースター’

難波高島屋春ラン展にて500円で購入。

Neof. falcate x Vasco. Tham Yuen Hae

みためはちょっと大きめのフウランで香りも見本株を嗅いだところふうらんそっくりだった。確かこの個体は香りはほとんどないという記述を読んだのだが。

6月頃フウランのような花芽を見つけた。8月頃アウトになっていた。まあ気長にやろう。

9月20日株別れをしたのであろうか。子株の様なものが見える。

10月26日花芽らしい物がみえる。11月16日2cmにのびた。

12月30日に開花。

2004年2月1日まだしっかり咲いている。8月1日株は立派になった。開花は冬か。11月7日数週間前に花芽を見た。順調に育っている。

12月13日開花。その後大変美しく咲きそろった。夜にフウランのような香りがかすかにする。

2005年4月17日購入以来手付かずだったので植え替えた。内部は健康だった。2.5素焼鉢に杉皮のふたをして椰子ガラで植えた。

10月9日成長点が枯れてしまった。結構ピンチである。植え替えか。

2006年4月22日弱って枯れてしまった。これを枯らすとはなんたるへぼ。

 

ヨネザワアラ Yonezawaara (Yzwr.)

Neofinetia x Rhynchostylis x Vanda

Yonezawaara Blue Star ヨネザワアラ・ブルースター

2005年2月20日 宝塚園芸サービス 200円

 フウラン様の香りがする。色は青みがかった赤紫。うちのDar. Charm ‘Blue Star’よりは香りがよい。化粧鉢にミズゴケ植えなので近いうちに植え替えの必要を感じる。3月28日3.5号の重い化粧鉢にいつも湿っているミズゴケ植えという「こんなのがいいわけないわなあ」という植え方だった。案の定はずしてみると根は大半くたばっていた。死んだ部分の根を切り、防虫網のかわりに杉皮を穴にあて2号鉢にミズゴケと椰子ガラで植えた。

 10月9日すこし葉がふえたか、という成長ぶりだ。

 2006年1月6日開花

暮れに弱って枯れてしまった。

 

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