蘭のデータ管理

2011-01-12

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蘭を育てているとその記録を作りたくなる人もいることでしょう。このホームページは作者のそういう趣味によってできあがったものです。蘭は寿命が長いので100年を超える歴史を持つ株もあるくらいです。一生つきあえる楽しい記録ができるわけです。

また、蘭を手にしたときまたは蘭を欲しいと思ったとき、知りたいことはどう管理したらいいか、という情報です。このページではその情報の入手方法と管理方法について述べています。

 

手持ち蘭の記録の成り立ち

最初は手持ちの株の記録をワードでべたうちしたものから始まりました。そのうち、写真にリンクを張るようになり、Html形式で保存するようになった。この記録が膨大になってしまい、手持ちの株の情報への参照と記入が困難になってきたため、エクセルで一覧表を作った。この一覧表からワードで作成したhtmファイルにリンクを張るようにした。エクセルのファイルもhtm形式のファイルで保存している。

ワードで作成したファイルには株の記述にその株の名前のブックマークを埋め込んだ。このブックマークにエクセルで作成した一覧表からリンクを張った。

ホームページの記述には統一形式として、見出し28pt、本文16pt、MSPゴシックとした。

 

株の情報記録

購入日、購入店または入手経緯、値段、買ったときの様子などを記録した。購入時の写真を撮っておくとよかったろうと思う。

知り得た株の情報、交配や管理方法などを記入しておくとよい。

植え替えや、行った処置、花芽や新芽の出た記録などがあとで役に立つ。

開花日時、終わった時期、花の直径も記録しておくとよい。

枯れてしまった株の情報もあとあとのよりよい管理のために重要となる。

 

株の情報収集

名札があればそれを本やネットで調べると管理方法、開花時期など多くのことが分かる。特にネットでは育てている人の苦労話などを拾うことが出来て参考になる。

原種の情報はネットで簡単につかまえることが出来きる。英語であることも多いので辞書を片手にじっくり取り組んでみるのもいい。

名無しであってもよくよく本を見たりネットを見たりしてよく似た株を見つけることがある。目が肥えてくるとたぶんこれに違いないというものがみつかる。その株の情報をもとに管理を行ってもあまり間違えることはない。

 

蘭の開花記録

蘭の開花日、終了日を株情報に記録していたが、これを視覚的にみたくなってきた。エクセルで、365日分の行を用意し、列に開花した蘭を記録して、開花時期が分かるようにした。開花鉢数のグラフを作成したところ、夏場に開花する鉢が少ないことが分かりこの時期に重点的に買い物をしたいと考えるようになった。

 

蘭の画像管理

蘭の写真はデジカメで撮る。フィルムではお金がかかって仕方がないのでもっぱらデジカメである。撮影した画像をパソコンに取り込んでこれまたMS-Officeのフォトエディターで加工している。まずトリミングをする。時にサイズを変更する。株の名前、日付を名前に付けて保存するとだいたい50kBより小さな画像ファイルができあがる。これをしかるべきホルダーに入れてリストと育成記録からリンクを張って管理している。

 

蘭の写真は出来るだけ属名、種名、個体名、日付を入れるようにしている。最近では作出団体または作出者名まで入れている。だから「わしの蘭を勝手に出すな!」と近いうちに怒られるのではないか(まあそういう人は蘭好きにはいないと思うが)と覚悟しているのであった。そういうファイル名を眺めるうち、あちこちで撮影して素晴らしいと思ったパフィオには同じ人名がついていることが多いと気がついた。そういう凄腕の蘭愛好家が画像データの蓄積から点描されてみえてくるというのが空恐ろしい。花→ラン→属→種→個体→作出者とデータの「解像度」が増しているわけである。

ファイル名作成規定を決めている。

原種の場合

Angraecum~ramosum~Typicum20031008Gombessa.jpg

属名~種名~個体名 撮影日 作出者

 

交配種の場合

BlcEagleEye~AllVictory20031005Nagai.jpg

交配属 種名~個体名 撮影日 作出者名

 

交配種属と原種では、属名のあとに「~」の有無で見分けている。

撮影日を付ける理由は開花時期の目安が分かるからである。受賞歴も個体名のあとに入れている。

「この花がたまらん、どうしても欲しい、どこで手に入れたのであろう」という場合蓄積されたデータを丹念に追ってゆけばある程度追跡できるのではないだろうか。

 

蘭の画像集め

ラン展などの記録をすると同時に、撮影した画像データがたまる。これらを整理するうち、世の中に流布している蘭の全体像がおぼろげながらみえてくる。自作の蘭図鑑を作るうち蘭を見る目が肥えてくるように思えた。

 

株の情報公開

当初自分のコンピュータのHDDの中で株の情報を読み書きするシステムでしたが、ネット上に公開することでより多くの情報を得ることが出来るようになってきた。増えすぎた株をもらってもらうというありがたいこともあった。USAヤフーから株の名前を検索してもよくかかるので、実に世界中から見られているという恐ろしげな面もあるが、それはそれで面白い面もある。

無料プロバイダー経由で、無料ホームページスペースを借りて当ホームページは公開されている。

 

情報中毒に注意

蘭の情報の読み書き、ホームページの運営や、掲示板の管理をしているとある種それをしないではいられないような情報中毒を呈する面がある。やりすぎに注意しましょう。やるのは土日だけ、と決めておくといい。

 

ネガティブデータ非公開の心得

蘭をやっていると「あの店はけしからん」「この蘭は実にしょぼい」「今日はこんなことが云々」といろいろぶりぶり書きたくなる場合もあるのだけれど(別に4000pにもなる日誌があって「おどろみどろのうぎゃぐぎゃ」な記述はそちらに書いて、いないか)、そういうネガティブな面はあるにしてもそれを人様と共有するのは日本人の悪い癖、まるでマスコミや週刊誌やワイドショーみたいだからやめよう、とわりきって、ネガティブな記述はせず、うっかり書いてしまった場合もあとで削除する方針である。蘭が主役なので出来るだけ自分というものを記述しないという方針もある昔の日誌にはひどいことを書いていたなあ。まあ要するに「ニュース×テーション」じゃなくて「NHKニュース10」の気分で淡々と記述するわけです。(←赤字部分をあとで書き直し)

 

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