Den.Summer Night Dream 'Sachi' デンドロビウム・サマーナイトドリーム‘サチ’

by Kojima  2008-08-03

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いただいたデンドロDen.Summer Night Dream 'Sachi' デンドロビウム・サマーナイトドリーム‘サチ’はフォーミディブル系のきれいで花もちがよいデンドロであった。

きゃ、蜂よ!。こっちくんな。

 

素焼鉢再生

素焼鉢というのは、微細な孔がよく通っており、空気や水の通りがよい。蘭のなかで着生種などは根が空気に触れる環境に生育することが多いため、素焼鉢が合う品種が多い。この素焼鉢も2年も使っていると苔などにより、微細な孔がふさがれ、通気性が低下してしまう。少々天日干ししたくらいでは通気性の低下を回復できないため炭火焼きを検討した。

使い古しの素焼鉢は家のあちこちにころがっていた。これを集めてきて天日に干しておく。水分を多く含んでいた場合、火にくべて水蒸気爆発でもされたらたまらないとおもうのでこういうことをしている。ナメクジなどがでてくるが、これらは庭に投げておく。

鉢焼きは、風向きを読み、近隣への迷惑を考えて今回も裏手で行うことにした。焼き肉のついでに鉢を焼く。(焼いて食べ残った肉を焼き肉のたれ「ブルコギヤン」につけて冷蔵庫に入れて置いたらこれが大変美味だった)。炭火コンロ2000円、熱いモノをつまむもの、うちわ、着火剤、炭6kg、焼いた鉢を並べる台、防火用水を用意する。湿った鉢を火にくべないようにした。なんだかあぶなげなので人様にはおすすめしない。

鉢はまず、いこった炭に一番近い場所で本焼きを行い、その上の温度の低いところで余熱をする二層置きをしている。余熱で含まれる苔などの有機物により黒く変色する。本焼きによりすこし青みがかった(含まれる鉄分が一酸化炭素により還元されて青くなるのかなあ、などと思う)色になる。黒かった部分に炭酸カリウムらしき白い粉がついてくる。この粉は水に溶ける。理想を言えば、鉢を引き出したとき赤熱されていると十分やけている。

左:焼いたあと; 右:焼く前

いつもこうきれいに焼けているわけではなくて、ええやつだけ見せてます。

最後になった大きい奴は炭火をいれてじわじわまわして全体を焼く。

焼き上がり。お世辞にもきれいに焼き上がったとは言い難い。

このトレイ2つ分、108個を6kgの炭で焼くことが出来た。2時間かかった。

バーベキューにせよ、素焼鉢焼きにせよ、火を扱うというのはある種楽しいことなのかもしれない。

早速本日2個使用。

 

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